Grok Botで何ができる?調査・発信、自分のAIチームを育てる可能性

次のLIVEで話したいテーマを、AIにひとこと渡す。関連する資料が集まり、ゲストへの質問が並ぶ。配信が終わったら、その話をもとに記事とメルマガの下書きができている。
その間、自分はゲストの話を聞いたり、新しく浮かんだ疑問を深めたりする。こんなふうに発信の仕事がつながったら、どうでしょう?
家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。
これは、これからGrok Botで試してみたい使い方。今回この流れを全部動かしたわけではありません。でも、公式に紹介されている仕事別のBotや、うまくできた仕事を繰り返す機能を見ると、単発の質問で終わらせるのはもったいないなと思うんです。
私がワクワクするのは、自分の仕事を知るAIたちが、調査した先まで進んでくれる可能性。この記事では、その使い方を具体的に描きながら、私たちが自社サイトで試した小さな実例へつなげます。

Grok Botで、自分の仕事を知る相手を育てる

Grok Botは、名前と仕事を持つBotを作って使うアプリです。たとえば、発信の準備をするBot、調べものをするBot、資料をまとめるBot。何を担当してほしいかを決めると、頼み方も具体的になるよね。
公式のGTM向けガイドには、仕事を取りまとめるChief of Staffや、会議の準備、見込み客の調査、スライド作成を担うBotの例があります。グループチャットで専門のBotを呼ぶ例や、自分の文章の書き方を教える例もあるんだね。
同じ公式ガイドには、Bot自身のコンピューターが動き続け、手元のPCを閉じても仕事を進められることや、スマホアプリの音声で仕事を渡す例もあります。席に張り付かずに任せられるという紹介で、今回の実測とは別の機能です。
「この文章を短くして」で毎回終わるより、「私が誰に、どんな話を届けているか」を伝え、その前提で準備してもらう。私はこっちを育ててみたいんです。
たとえばAI氣道なら、AIを追いかけること自体が目的ではありません。家事や子育てをしながら事業を営む人が、自分に合う任せ方を見つける。そのために、読者が何で困っているか、どこを具体的に説明するか、何を大げさに言わないかまで共有したい。
同じ資料を渡しても、何を大切にして読むかで返ってくる内容は変わるよね。だから、Botの名前を付けるところから、すでに仕事の設計が始まっています。
調べた先に、LIVE準備やメルマガまでつながる

たとえば次のLIVEのテーマが「一人社長のAIへの任せ方」だとします。ここからは、その一つのテーマを発信へ育てる利用イメージ。Grok Botで実施済みの成果ではなく、私ならこう試したいという提案です。
LIVEの前は、質問を考えられるところまで調べてもらう
渡すのは、テーマとゲストの公開プロフィール、参考にしてよい資料です。調査係には、それを準備メモ1枚と質問5個にまとめてもらう。資料に書いてあることと、本人に聞かないと分からないことを分けるんです。
「AIをどう使っていますか」だけでなく、「この作業は任せているけれど、ここは自分で見ている。その境目は何ですか」と聞けたら、話が一段深くなりそうだね。質問を全部読むための台本ではなく、対話を始める材料にします。
LIVEのあとは、話した内容を読者が使える記事へ
配信後には、使ってよい文字起こしや資料を編集係へ渡します。目指す完成物は、読者の悩みに答える記事の下書き。発言を短く並べるだけでは、LIVEを見ていない人に意味が伝わらないこともあります。
そこで、誰のどんな困りごとから始めるか、どの実例が役に立つかまで考えてもらう。出典の発言へ戻れるようにして、言っていない体験や成果を足していないかも、AI側で照合する条件です。
記事からメルマガへ、届け方を変える
次は記事の下書きと、届けたい相手を文章係へ。件名3案と本文1本を作ってもらいます。長い記事をそのまま縮めるより、「今日この人に届ける話は何か」を一つ選ぶほうが、読む場面を想像しやすいよね。
で、この流れの面白いところは、調査した材料が一度きりで終わらないこと。質問になり、会話になり、記事になって、別の読者へ届く文章になる。私が新しい話を探求している間にも、AIがその続きを形にしてくれたら……と考えると、試したくなるよね。
必要な資料はBotへ渡すか、対応する連携を設定する必要があります。会話を始めただけで、手元の録画や会員情報まで読み取れるという話ではありません。まずは使ってよい材料で、下書きまで。公開や配信は、内容を確かめてから行います。
一人のBotから、チームと繰り返す仕事へ

一件うまくできると、「これを次も同じように頼みたい」と思うよね。公式のSkills・Routines・Automationsの説明では、成功した単発の仕事から、方法をSkillsとして残し、予定時刻や対応するイベントでRoutinesを動かす流れが案内されています。
方法を覚えてもらい、繰り返すタイミングを決める。たとえば準備メモの形が定まったら、次回も同じ粒度で資料と質問をそろえてもらう、といった広げ方です。繰り返す対象は、自分の環境で一度使える形まで仕上げてから選びたい。
役割の違うBotが連携できるなら、一人に何でも詰め込まず、調査係が材料をそろえ、編集係が読者向けに組み直す姿も想像できます。Grok Botの公式ガイドにある仕事別Botの考え方を、発信の仕事へ置き換えるわけです。
ただ、Botが増えるだけで私への確認が増えたら、忙しさまで増えちゃう。以前、別の仕組みであるAGI Cockpitの記事では、こんな言葉を書きました。
AIは速いのに、人間のほうが渋滞してる。
この過去記事で考えたのは、AIチームを使うときに、人間へ仕事が集まりすぎる問題です。Grok Botのチームづくりにも持ち込みたいのは、その視点。
途中の材料を全部私に渡すより、AI同士で引き継いで、確かめて、使える下書きまで仕上げてほしい。AIが先へ進める範囲を増やす——そのために役割と完成形を決める。そこまで含めて、チームを育てていきたいんです。
その入口を、自社の5ページで試した

大きな可能性は描けても、最初に何を渡すかで迷うことはあります。そこで今回、AI秘書の凛ちゃんを通してGrok Botに頼んだのは、AI氣道の公開5ページにあるメルマガや診断の案内先を一覧にする仕事でした。
小さな調べもの。でも、過去の記事が増えてくると、どの案内がどこへつながっているかは、見直したい部分です。たとえば属人化・AI自動化の記事には、次の違いがありました。
| 掲載されていた案内文 | リンク先 |
|---|---|
| 無料メルマガ | https://ai-kidou.jp/#akt-nl |
| AI氣道.jp無料メルマガ | https://ai-kidou.jp/ |
末尾の#akt-nlは、トップページの中の場所を指定する目印。このサイトではメルマガの登録欄に使われています。案内の言葉が似ていても、URLは同じではなかった。
ここで「トップへ飛ぶから誤り」と決めるのは早いよね。先にサイトの説明を読んでほしい意図も考えられます。確認できた差をもとに、読者へどこから進んでほしいかを考える材料になります。
2026年9月11日の実測では、返ってきた一覧は19件。凛ちゃんが別経路で照合し、元ページ・案内文・リンク先・掲載件数が19件とも一致しました。同じ案内の複数掲載も数えています。
依頼から返答までは78秒。これは返答を得るまでの時間で、準備や復旧、後の照合は含みません。登録完了までの動作、売上への効果、作業全体の時短、前半で描いたBot同士の連携は未検証です。
ぶっちゃけ、一覧ができると、次に任せたい仕事も具体的になるよね。そこから「別のページでも任せられるか」「調べた先の下書きまで進められるか」と、次の仕事が見えてきます。
最初の仕事は、完成形が見える一件から

以前、AIの使い分けを「採用面接」として考えた記事で、私はこう書きました。
練習問題じゃなくて、私の本物の仕事で。
これも今回のGrok Botとは別の試みです。でも、「自分が実際に使うものを頼む」という入口は同じ。新しいAIを試すための仕事を増やすより、すでに持っている記事や、準備したいLIVEを材料にすれば、使えるかどうかを自分の仕事で確かめられます。
始めるときは、公式の開始ガイドに沿ってアプリを入れ、Cursorアカウントでログインし、Botの名前と主な仕事を設定します。利用できる契約や環境も、まずは公式の案内で。最初に持たせる役割は、たとえば公開サイトの調査係。
今回、実際に任せた仕事を要約すると、AI氣道の公開5ページから、メルマガと無料診断の案内文・リンク先を一覧にすることです。Grok Botが返した19件は、別の方法で取得したリンク一覧とも照合し、19件すべて一致しました。
でね、この結果から考えたいのは、次にどの仕事へつなぐか。案内先を整理できたなら、関連する過去記事を探して、LIVEの準備メモに添える使い方も試したい。毎回ゼロから材料を集めるなんて、もったいないよね。ここから先は、これから確かめたい可能性です。
AIが先へ進むほど、何を大切にするかを伝える

AIへ任せられる仕事が増えると、私が全部を細かく指示しなくても進む場面を増やしたくなります。そのとき、渡しておきたいのが判断軸です。
誰に届けばうれしいか。どんな言い方はしたくないか。速く作れても、本人が話していない体験を足すのは違うよね。そういうところまで伝えてこそ、自分の仕事を任せる相手になっていきます。
8月を振り返った記事に残したのが、この一文。
人間に残ったのは、味見する舌だった。
8月のAI運用を振り返ったこの言葉は、Grok Botへ何を任せたいか考えるときにもつながります。作業が進んだあと、自分は何を見るのか。
調査も比較も、AI側でやり切ってもらう。そのうえで、読者への伝わり方や、自分の考えとのずれを味見する——そうやって、次の仕事へ判断軸を渡していく。
私は、家事や子育ての合間に経営しながら、ワクワクすることを探求していたい。AIの返答を毎回つなぎ直す係になるのは、目指す働き方とは違います。
AIが自分の考えを理解して、次の下書きまで進んでくれたら……その間に、私は何を体験したいだろう。Grok Botの可能性を考えるとき、そこまで想像が広がるんだよね。
よくある質問
この記事のLIVEからメルマガまでの流れは、実際に動いていますか?
Grok Botでこれから試したい利用像です。今回の実測は、自社公開5ページのリンク一覧と、その照合までです。
最初から複数のBotを作るべきですか?
まずは一件を使える形まで仕上げ、繰り返したい方法や、別に任せたい役割が見えてから広げる進め方を提案しています。人数を増やすこと自体を目的にしません。
自分の資料や予定は、そのまま読んでもらえますか?
必要な資料の共有や、対応する連携・ログインが必要になる場合があります。Botへ渡してよい資料から始め、読み取れた範囲と不足している資料を報告してもらいます。
まとめ|任せたい一件から、AIチームの可能性を広げる
Grok Botで試してみたいのは、一つの答えを受け取ることから、調査した材料を次の仕事へつなぐこと。自分の目的を知る相手が、準備や下書きを進めてくれる使い方です。
最初の一件は、身近なもので大丈夫。自社の公開ページ3本を渡して案内先を整理するところからでも、次のLIVEの準備メモからでもいい。その完成物を使って、次に任せたいことと、大切にしてほしいことを伝える。そんなふうに、一緒に育てていきたいね。
参考リンク
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この記事はAIツール(Codex)を活用して制作しています。構成・文章生成・画像制作にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。本文は「分身AIひろくん」の執筆役と編集役を分けて制作しました。