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Cue(Manusの常駐エージェント)はdotsに足すべきか。専用PCの数字をGrok Botで測って並べた

2026.10.11

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、YouTubeチャンネルAI様の下僕の動画『【最新】新しい常駐型エージェント「cue」をレビュー!』を紹介するね。

先に必要なことを教えてくれるAIがいると、仕事を任せる先として頼もしい。 でも、Cueを足せば今のdotsやGrok Botより手放せるのか。 専用PC・通知・実行の許可を見れば、試す理由と今日の1手を決められます。

YouTubeチャンネルAI様の下僕の『【最新】新しい常駐型エージェント「cue」をレビュー!』。2026年10月11日公開、10分17秒の動画で、配信者さんがCueをdotsとGrok Botに並べて語っています。専用メール・電話・ウォレット・PCを持つ、Manusの常駐エージェントです。

私が注目したのは、専用PCの数字、先に声をかける質、送る・払う前の境界。私のdotsとGrok Botの記録に並べ、Grok BotのクラウドPCは今回測りました。読み終えたら、Cueに何を期待し、今の2つに何を渡さないかを、自分の言葉で書けるはずです。

CHANNEL

AI様の下僕

配信者さんが1人で語るレビュー動画です。先日のGrok Botとdotsの比較動画の続きとして、ManusのCueを取り上げています。

10分17秒。専用PCの数字、モデル性能の比較、先に声をかける力、専用のメール・電話・ウォレットの順に進み、最後に総評の60点が語られます。

この記事の軸はCueの動画で語られた専用PC・先回り・メール電話ウォレットを、私のdotsとGrok Botの記録に並べ、Grok BotのクラウドPCは今回測ること。

3行でわかるポイント

  1. Cueは専用メール・電話・ウォレット・PCを持つ。動画のメモリ約23GiBに対し、私のGrok Botは約15.6GiB。ディスクは私のGrok Botが広い。(第1章へ、第2章へ)
  2. 先に声をかける質は、何件のうち何件を知らせるかで見る。私のdotsの試し運転では、メール2,371通のうち通知候補は29件でした。(第4章へ、第5章へ)
  3. 私ならこうする。今使うdotsとGrok Botのどちらに何を渡さないかを1行書く。招待探しはAIへ任せ、送る・払う・消す前の確認を決める。(第5章へ、第6章へ)

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01

Cue(Manusの常駐エージェント)は、専用のメール・電話・ウォレット・PCを持つ。招待コードはAIに探させる

▲目次
真ん中の「Cue」から、メール・電話・ウォレット・PCの4つへ矢印が伸び、左では虫眼鏡の「AIが探す」が「招待コード」を見つけ、右下に「始めるのは私」の札がある図解
動画キャプチャ: Cueの紹介画面で、「スキャンして作成」と案内するエージェントの作成の場面(1:02頃)
動画キャプチャ: Cueの紹介画面で、「スキャンして作成」と案内するエージェントの作成の場面(1:02頃)

Cueは、専用のメール・電話番号・ウォレット・PCを持つ、Manusの常駐エージェントです。Cueは招待制で、この記事のCueの話は、動画に映った範囲とManusの公式ブログの説明だけです。配信者さんは、dotsに近い専用PCと、Grok Botのように役割を分けて任せる仕組み。その両方を備えたサービスとして紹介しています。引用の「ドッツ」はdots、「グロックボット」はGrok Botのことです。dotsは自分専用のクラウドPCを持つChatGPTの常駐エージェント、Grok BotはxAIが出している同じ型の常駐エージェントです。

配信者さん(動画の中で・自動字幕・1:17〜)

「グロックボットにXやレディットで配ってる人がいないかチェックさせてヒットした瞬間にゲットしてというちょっとした技で半日ぐらいで使えるようになりました。」

配信者さんは、招待コードをGrok BotにXやRedditで探させて、半日ほどで使えるようになったそうです。招待コードのように、探せば分かる物はエージェントに探させてよい。使い始める所は私が決めます。

私が委ねるAIに求めるのは、「わからないことは憶測しないできく。わかることは2度聞かない」。調べて分かることまで、私が探し直す仕事に戻したくないんです。

探す仕事をAIに任せるのは、私もやっています。10月8日、AI秘書の凛ちゃんに、Grok有料プランのサインインで動くX検索の道具Hermes(のx_search)で、@karpathyさんの2025年の投稿を探させました。20件のそれぞれに、本文・日付・URLがあり、元の投稿に戻って読める形です。

配信者さんが招待コード探しに使ったのはGrok Bot、私がXの投稿を探すのに使ったのはHermesで、道具は違います。

探す相手と、始める判断をする私。そこを分ければ、情報を集めるたびに手が止まらない。候補が見つかったら、今あるdotsやGrok Botに足して何を任せるのかを見る。コードを見つけた勢いで仕事まで増やさず、使う理由を私が決めたいです。

→ 探す役と始める判断

余力があれば、エージェントには、招待の候補と出典を返す所まで頼みます。見つかった後は、自分が任せたい仕事を1つ書いて、使い始めるか決めます。調べる依頼に、利用開始までの許可は含めません。

02

専用PCの数字は動画の観測値。私のGrok Botで測ると、メモリ約15.6GiB

▲目次
棒グラフ。メモリはCueが約23GiB、私のGrok Botが約15.6GiB。ディスクはCueが48GiB、Grok Botが126GB(本文の表はdf -hの表示どおり126G)。動画の観測値と私の実測を並べた図解
動画キャプチャ: Cueに作業環境のスペックを聞いた返事。23GiBとルートディスク48GiBの行に赤線が引かれている(2:15頃)
動画キャプチャ: Cueに作業環境のスペックを聞いた返事。23GiBとルートディスク48GiBの行に赤線が引かれている(2:15頃)

配信者さんはメモリ約23GBと語り、画面のチャット出力には、論理CPUは8、ルートディスクは48GiBと読める行が映っていました。CPUとディスクの数字は字幕に出ず、画面から私が読んだ値です。Manusの公式ブログと、私が読めたヘルプには、この専用PCの数字は載っていませんでした(Cueの公式サイト本文は、私の環境では読み込めませんでした)。私のGrok BotのクラウドPCも、今回並べて測りました。

配信者さん(動画の中で・自動字幕・2:08〜)

「びっくりしたのがですね、メモリが23GBということでドッツやグロックボットよりも大きいんですよね。」

数字は大きい方がいい。でも、委ねる前に私が見るのは、クラウドPCが作り直されても残る置き場です。作り直されても残る場所と、消える場所を分けて見たい。信頼できる仕組みが先、が私の順番です。

10月4日、AI秘書の凛ちゃんがGrok Botに見るだけのコマンドを頼みました。手で入れた作業管理アプリAGI Cockpitの本体はなく、残っていたのはインストールファイル3本。原因の記録はありません。推測: クラウドPCが作り直された。

今回、AI秘書の凛ちゃんが自分のBotに測らせると、メモリは約15.6GiB、ディスクはdf -hの表示で126G。論理CPUは8、NVIDIAのGPUは見えず(nvidia-smiが無い)、仮想化はKVMでした。

論理CPUの数・GPUの見え方・仮想化はCueと同じ。メモリはCueが大きく、ディスクは私のGrok Botが広い。動画と同じ向きです。

専用PCの数字。動画のCueと、私のGrok Botを並べた表
項目動画のCue(画面の観測値)私のGrok Bot(2026年10月11日に測定)
メモリ約23GiB合計約15.6GiB(15Gi表示)。測った時点で13Gi使用中、使える分は2.3Gi
ルートディスク48GiB(空き約40GiB)126G表示(df -h。使用9.3G・空き111G)
論理CPU88
CPU名Intel Xeon 2.50GHzIntel Xeon(GHzの表記なし)
GPU見えずNVIDIAのGPUは見えず(nvidia-smiが無い)
仮想化KVMKVM
OSLinux x86_64Debian GNU/Linux 13(trixie)

私の値は、Botが貼ってくれた出力のままです。端末の履歴は見ていません。使用中の13Giは、測った時点の値です。測っている間に同じ会話へ別の発言が入り、Botがそちらにも返事をしていたので(私の測定記録による)、何もしていない時の空きとは限りません。

測ったのは、AI秘書の凛ちゃんが使っているBotの1台です。動画ではGrok Botは全エージェント共通の1台と語られていますが、私が8月に確かめた時は、まめくんという別のBotとAI秘書の凛ちゃんのBotは、別々のクラウドPCでした。もう1台は今回測っていないので、ここに書いた数字はAI秘書の凛ちゃんのBotのものです。

→ 残す先を決める

今日やるなら、クラウドPCが変わっても残したい成果物を挙げて、保存先を1つ決めます。自分でその場所を開いて読めるか確かめてから、エージェントへの依頼文に保存先を書きます。

03

役割分担は、振り分けが起きた件数で見る。私のPaperclipは0件だった

▲目次
左は動画のCueで「とろ」が「Blenderぬん」へ頼む矢印。右は私のPaperclipで「右腕」から「部下」たちへの振り分けが「0件」の図解
動画キャプチャ: Blenderで作った夜の東京タワーの画像を、Cueの画面で開いた場面(4:40頃)
動画キャプチャ: Blenderで作った夜の東京タワーの画像を、Cueの画面で開いた場面(4:40頃)

モデル名は非公開です。配信者さんは、Blenderで夜の東京タワーを作らせて、Grok 4.7、GPT-6.1 sol、Opus 5.5、Cueの出力を比べました。その画面には、Cue上の「とろ」というエージェントが、3DソフトBlenderの担当「Blenderぬん」に作業を頼む様子も映っています。Cueの出力について、配信者さんは「グロック4.6かGPT5.6ルナあたり」と見ていました(字幕のまま)。配信者さんはこう語りました。

配信者さん(動画の中で・自動字幕・3:04〜)

「グロックボットのように役割を持ったエージェントを分担させて使えるという仕様なのでコンテキストの管理だとか視認性っていうのもね非常に良いと思います。」

役割を分けて任せる設計に、私は賛成です。ただ、絵の出来より先に、振り分けが実際に起きた件数を見る。そこが動かないと、仕事を頼む先を増やしただけで終わります。

うまくいった話だけでなく、躓いた所もそのまま出す。失敗も財宝。自分の記録でも、何が動いて何が動かなかったかを隠さず見るんです。

10月2日、AI会社の社員11人の組織図を、部下AIに仕事を振り分けるソフトPaperclipに再現しました。動かしたのは右腕1人で、実行は3回。1回目は別のモデル(Hermesと小型モデル)で、鍵が無くて40秒で止まりました。全員をGrok 4.7にした2回目と3回目の話が、この先です。

2回目は制限10分で時間切れ。約28万トークンを使いました。3回目は制限20分でも、操作回数の上限に先に届いて11分で停止。約29万トークンでした。この2つの数は、前に読んだ内容を読み直す分(キャッシュ読み込み)を含みます。Grok 4.7にした2回で、部下への振り分けは0件。完走しなかった原因は未特定です。

Paperclipで右腕1人だけを動かした2回(全員Grok 4.7・トークンはキャッシュ読み込みを含む)
回制限時間使ったトークン結果
2回目10分約28万時間切れ
3回目20分約29万11分で操作回数の上限に届いて停止
2回とも部下への振り分けは0件

Cueは役割を分けて頼む画面が動画に映り、私はPaperclipで部下への振り分けが一度も起きませんでした。Paperclipは別の道具なので、0件はCueとの優劣ではありません。比べているのは絵の出来ではなく、分ける仕組みが動いたかという物差しです。

配信者さんも、バイブモデリングだけがモデル性能の評価ではないと語っています。ここは同じ意見です。東京タワーの見栄えからCueのモデル名を決めず、任せたい仕事が誰へ渡り、返事まで戻るかを確かめる。私なら、まずそこです。

→ 依頼の行き先を数える

時間があれば、役割を分けて頼む仕事を1つ選び、誰から誰へ渡ったかを記録します。頼んだ件数のうち、振り分けが起きた件数と返事が戻った件数を数えます。担当の名前を付けただけでは終えません。

04

先に声をかけてくれるか。私のdotsの試し運転は、メール2,371通のうち29件を「知らせる」に分けた

▲目次
山のように積まれたメール2,371通がじょうごを通り、「その都度知らせる」29件だけが受信箱に落ちる、dotsの試し運転の図解
動画キャプチャ: 先に声をかけてくれるエージェントの例として映る、「ひとつ確認やで」と始まる確認メッセージの画面(5:22頃)
動画キャプチャ: 先に声をかけてくれるエージェントの例として映る、「ひとつ確認やで」と始まる確認メッセージの画面(5:22頃)

常駐エージェントの肝は「秘書レベル」。配信者さんによると、dotsやGrok Botは利益になりそうなことを先に教えてくれる一方、Cueは静かだったそうです。私が見たいのは、先に来る通知の数と、その中身です。

配信者さん(動画の中で・自動字幕・5:12〜)

「例えばドッツ、グロックボットだとエージェントが自ら気づいたことで僕に利益がありそうなことを先に教えてくれるというケースがあります。」

先に声をかけてもらうのは歓迎です。ただ、何件のうち何件を知らせるか。その基準は私が持つ。先回りの数だけ増えても、読む仕事が増えたら手放せません。

AIが先に出した判断を、そのまま正解として押しつけない。私の中で「ピンとくる」かを確かめたいんです。「助かった」と思える通知は何か。その答えを、知らせる条件に戻していく。

10月6日のdotsの見張り役(dotsにメールを定期的に見張らせる設定)の試し運転では、1週間のメール2,371通のうち、「その都度知らせる」は29件でした。2,371通のうち29件、約1.2%。これはdotsの報告です。

29件のうち、ログイン・アクセス許可の関係が11件、Ashura(私が運営に関わる場)の本登録が3件。アーカイブ候補は、全2,371通のうち16件でした。ゴミ箱に入れる候補は0件。試し運転で、実行はしていません。

dotsの見張り役の試し運転(実行なし)。1週間のメール2,371通の分け方
分け方件数(2,371通のうち)
その都度知らせる29件(ログイン・アクセス許可の関係が11件、Ashuraの本登録が3件)
アーカイブ候補16件
ゴミ箱に入れる候補0件

配信者さんが比べたのはエージェントから声が来る様子で、私の記録はメールを何件知らせるかという選別です。静かか賑やかかだけでは、この29件が私に必要かまでは分からない。

この29件は、試し運転で「その都度知らせる」に分けられた件数で、実際に通知が来た件数ではありません。人が画面で確かめた結果でもありません。だから、通知候補の中身を見て、今すぐ必要なものが入っているかを確かめる。私なら、先に声をかける力を「知らせてくれた件数」と「自分に必要だった件数」で見ます。

→ 知らせる条件を絞る

気が向いたら、自分に知らせてほしい条件を3つ書きます。たとえばログインの許可、返答が必要な連絡、自分が決めた仕事の異常。読むだけで候補を出させて、全件のうち必要だった件数を確かめます。

05

メール・電話・ウォレットは、送る・払う・消すの前で止める

▲目次
「メール」「電話」「ウォレット」の3本の矢印が、赤い「ここで止める」の柱で止まり、その先の「送る」「払う」「消す」へ進まない図解
動画キャプチャ: 「Cueの安全な支払いを設定する」画面。「すべての支出にはあなたの承認が必要です」と出ている(7:16頃)
動画キャプチャ: 「Cueの安全な支払いを設定する」画面。「すべての支出にはあなたの承認が必要です」と出ている(7:16頃)

専用メールのドメインは、動画の画面で.cue.imと読めました。電話について、配信者さんは「日本のナンバーは今在庫切れ」と語っています。画面の設定には、日本の番号は音声通話のみでSMSは使えないこと、ウォレットはアメリカ合衆国のみで使えることも出ていました。ここは字幕に出ない画面の表示を、私が動画の画面から読んだ内容です。ウォレットについて、配信者さんはカード情報を渡す代わりに、Kyashやau PAYのようなプリペイドカードを紐づける方法を勧めています。先に入れた分しか使えないので、エージェントが事故っても被害は小さい、という理由です。

配信者さん(動画の中で・自動字幕・7:29〜)

「事前にチャージをするような形なら仮にね、エージェントが事故っても被害は小さい」

メール・電話・ウォレットを持たせる前に、送る・払う・消すの直前で止める線を引きます。被害を小さくする考えには賛成です。私は、実行してよい範囲も先に決めたい。

「出す・止める・任せる」の境界を決めること。そこは私が持ちます。調べた内容を読んで判断する所と、相手に届く操作をする所を、同じ許可にしないんです。

10月5〜6日、dotsへの依頼文に禁止を5つ入れました。送信・返信・削除・予定変更・下書き作成。dotsの報告では、この5つの実行はどれも0件でした。

読むだけの依頼は確認なしで進み、Macでコマンドを動かす依頼と設定変更には、私の「実行して」が必要でした。許可する範囲を、頼む時点で私が書く。読む仕事は進めてもらい、その先の操作では確認を戻してもらう。

Cueは画面の承認が止めます。dotsは、依頼文に書いた禁止と、Macのコマンドを動かす時の私の「実行して」が止めます。

Cueの画面は全支出に承認が必要と示し、支払い情報も保存しない表示。公式ブログは、利用者が決めた予算内で払うと説明しています。私は、予算を決めることと支払いの承認を別々に確かめる。専用メールがあっても、送信まで一緒に許したことにはしません。

→ 実行の直前に確認を置く

任せる前に、送信・支払い・削除は「実行前に私へ確認する」と書きます。対象と内容が分かる形で確認を返させます。読む依頼を出す時点で、これらの操作は許可しません。

06

60点の総評。3つ目を入れる前に、渡さない物を1行書く

▲目次
「dots」「Grok Bot」の2枚の札と、点線の枠に「?」と書かれた「Cue」の札が並び、下に「渡さない物」を1行書く紙と鉛筆がある図解。右上に「60点」の札
動画キャプチャ: 総評を語る配信者さん(8:08頃)
動画キャプチャ: 総評を語る配信者さん(8:08頃)

総評は60点。配信者さんは、他のエージェントほど触っていないとも添え、今の自分にはGrok Botが外せないと語っています。新しいCueを、すでに使っているdotsやGrok Botに足すべきか。最後はそこに戻ります。

配信者さん(動画の中で・自動字幕・7:50〜)

「ぶっちゃけると60点ぐらいです。」

60点でも試す価値はあります。ただ、3つ目を入れる前に、今ある2つのどちらに何を渡さないかを1行で書く。私なら、その順番です。

先に、今あるdots・Grok Bot・Hermes Botを並べる

dots・Grok Bot・Hermes Botの机が横に並び、dotsは「AI秘書」「外回りの秘書」、Grok Botは「AI組織」「実験場」、Hermes Botは「自分で組む側」「連絡係」と書いた札が置かれ、右下に「AI秘書の凛ちゃんの案」の札がある図解

「渡さない物」を1行で書くには、今ある物の違いを先に知る必要があります。そこで、私が過去記事で取り上げたdots・Grok Bot・Hermes Botを、ここに並べて見てみます。Hermes Botは、自分で組むAIエージェントHermesを、私の管理画面(AI共創OS)のタブで動かしている物です。

私の過去記事(2026年10月6日)「dotsとGrok Botの違いは、AI秘書を1体にするか、役割ごとに分けたAI組織にするかという設計思想」より

「まさおさんは、Grok Botを「AI組織を製品にしたもの」、dotsを「AI秘書を解像度高く実装したもの」、Hermesを「自分で組む側」と整理して、機能の数ではなく作った思想で比べていきます。」

私は、dots・Grok Bot・Hermes Botを「どれが優れているか」ではなく、「机の置き方の違い」で見ます。解像度を高めたAI秘書に任せるdots、役割を分けたAI組織を製品にしたGrok Bot、自分で組む側のHermes。それぞれの設計を見て、私が何を任せたいのか、どこまで自分で組むのかを考える比較です。

同じ記事(2026年10月6日)の、同じ宿題を2か所に出した結果の部分より

「Grok Bot.app側は、クラウドPC上の /workspace/bot-feature-20260915/draft.md に下書きが残りました。9272バイトで、約12分です。」

「Hermes側は、担当ごとに分けたプロフィールで動いて、7883バイト、約50分でした。どちらも公開の一歩前で止まっていました。」

同じ宿題でも、Grok Bot.app側は約12分で9272バイト、Hermes側は約50分で7883バイトの下書きが残りました。どちらも公開の一歩前で止まっています。ただ、この1回で速さや文章の優劣は言えません。私が見たのは、共有のクラウドPCで働くか、担当ごとのプロフィールで働くかという机の違いです。

同じ宿題の結果の図解。左は共有のクラウドPCの大きな机でGrok Botの下書きが9272バイト・約12分、右は担当ごとのプロフィールの個室の机でHermes Botの下書きが7883バイト・約50分。どちらも公開の一歩前で停止

私の過去記事(2026年10月7日)「dotsはOpenAIのAIエージェント。「AI秘書」から「AI首席補佐官」と呼ばれる理由を動画で読んだ」より

「Cockpitが本部、dotsが外回りの秘書、Grok Botが実験場、Hermes Bot(エルメスボット)が連絡係。」

これはAI秘書の凛ちゃんが出した役割の案で、決まった役割ではありません。私の返事は「窓口はdotsに絞るイメージ」でした。

dots・Grok Bot・Hermes Botを並べた表(出どころは私の過去記事と、この記事で測った値)
見る点dotsGrok BotHermes Bot
まさおさんの整理(過去記事の動画)AI秘書を解像度高く実装したものAI組織を製品にしたもの自分で組む側
AI秘書の凛ちゃんが出した役割の案外回りの秘書実験場連絡係
同じ宿題を出した時の机(9月15日)この比べには入れていません共有のクラウドPC。下書き9272バイト・約12分担当ごとに分けたプロフィール。下書き7883バイト・約50分
この記事で測った・数えたことメール2,371通のうち29件を「知らせる」に分けたクラウドPCのメモリ約15.6GiB・ディスク126G表示Paperclipの1回目(Hermesと小型モデル)は鍵が無く40秒で止まった

私の立場は「AIに委ねて、人は積み減らして生き直す」です。窓口を増やして、私が指示先を選んだり、それぞれの進み具合を確認したりする管理が増えるのは避けたいです。Cueを足す前に、まずdots・Grok Bot・Hermes Botのどれに何を渡さないかを1行で書く。そこから、Cueに任せる仕事を考えたいです。

「AIに委ねて、人は積み減らして生き直す」。任せ先を増やすたびに私が届け先を覚え直し、確認を探し回る形にはしたくない。何を任せるかと一緒に、何を渡さないかを決めます。

10月8日、私はdotsへの頼みを出す先を1つに絞ると選びました。それまでは、AI秘書の凛ちゃんが私のために作った、私の画面とは別の窓口用の画面(子タスク)が頼みを受ける先になっていました。ところが、その画面から出る確認の知らせは、私のスマホに届かなかったんです。

そこで、頼みを出す先を、確認がスマホに届く私の画面1つにそろえ、古い出し先は閉じました。どこへ頼み、どこから確認が戻るか。その行き先を揃えた記録です。

配信者さんはGrok Botが外せず他が入りにくいと語り、私はdotsの届け先を絞りました。使う数と、頼みを届ける先の数は、それぞれ決める必要がある。

Cueに興味があるなら、今の2つで任せている仕事を書いてから、足す役割を選ぶ。新しいAIを迎えて、私の管理まで増やしたくないんです。試した先で、自分が手放せる仕事が増える。私はそこを見たいです。

→ 今日の1手: 渡さない物を1行にする

今使うdotsとGrok Botを並べ、「dotsには何を渡さず、Grok Botには何を渡さないか」を1行で書きます。Cueを足すなら、その1行を見て役割が重なる所を先に減らします。

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. Cueは、誰が出している、何を持つエージェントですか?

A. Manusが紹介する常駐エージェントです。専用のメール・電話番号・ウォレット・コンピューターを持ち、早期アクセスは招待コードで利用する形。Manusの公式ブログに説明があります。

Q. この動画には誰が出ていて、何分ありますか?

A. YouTubeチャンネルAI様の下僕の動画で、出演して語っているのは配信者さん1人です。2026年10月11日公開、長さは10分17秒。CueをdotsやGrok Botと並べてレビューしています。

Q. Cueのメモリ約23GiB、ディスク48GiBは公式の数字ですか?

A. 配信者さんの動画に映った、Cueのチャット出力の観測値です。Manusの公式ブログと、私が読めたヘルプには、専用PCのメモリ・ディスクの数字もモデル名も書かれていませんでした。Cueの公式サイト本文は、私の環境では読み込めませんでした。自分に割り当てられた環境の数字は、使う時に確かめたいです。

Q. Grok BotのクラウドPCの数字は、自分でも測れますか?

A. 見るだけのコマンドで確認できます。メモリはfree -h、ディスクはdf -h /、論理CPUの数はnproc、CPUの情報はlscpuで読む。測った時は、AI秘書の凛ちゃんが自分のBotに頼み、貼られた出力を確認しました。インストールや設定変更は要りません。

MATOME

まとめ。今日の1手は、渡さない物を1行書くこと

▲目次

Cueは、メール・電話・ウォレット・PCを持ち、役割を分けて任せる常駐エージェントです。配信者さんの60点という評価から、私が見たいのは、自分の仕事を何から手放せるか。

PCの数字を確かめ、通知の中身を見て、送る・払う・消す前の確認を決める。探せば分かることはAIへ任せてよい。

今日の1手は、今使っているdotsとGrok Botのどちらに何を渡さないかを1行書くこと。Cueを迎える理由は、その後に選びます。

COLUMN

新しい人に渡す合鍵と、渡さない物の紙

ひろくんが「玄関」と書いた札の付いた合鍵を持ち、後ろに玄関の扉、右に赤いバツの付いた「金庫」、手前に「渡さない物」と書く紙がある図解

たとえるなら、新しい人に家の合鍵を渡す時です。玄関を開けて入ってよいとしても、金庫の鍵まで渡す必要はないよね。鍵を渡す側が決めるのは、相手を好きかどうかだけではありません。どこへ入れて、何に触れて、どこからは私を呼ぶのか。相手の得意なことが増えても、この範囲は自動では広がらない。私は、できることを聞くのと同じくらい、入ってほしくない場所を伝えることを大切にしたいです。境界が見えていれば、任せた後の自分も、その人を迎える理由に戻れる。

合鍵の本数が増えるほど、誰がどの鍵を持っているか分からなくなる。玄関だけ渡した人、別の部屋にも入れる人。その違いを頭の中だけで覚えていたら、頼む時も確かめ直すことになります。そこで、渡す前に渡さない物を紙に書いておく手があります。金庫の鍵は渡さない。ほかの人へ合鍵を渡す時には私を呼ぶ。短い文でよいんです。相手ごとの許可が見えると、「この人ならどこまで頼めるかな」を毎回考えずに済む。信頼を、記憶力だけで支えたくない。

第6章の10月8日と同じ形です。頼みを出す先が増えると、確認が戻る先も増えます。新しい常駐エージェントを迎える前に、渡さない物と、確認が戻る先の2つを紙に書いておくとよい。

紙に書いた境界も、必要に応じて見直せばよい。最初に金庫の鍵を渡さなかったからといって、その判断を変えられないわけではありません。何を任せたいかが変わったら、どこまで触れてよいかも一緒に確かめる。ただ、相手が上手にできた勢いで、渡していない鍵まで渡ったことにしない。私はその線を残したいです。常駐エージェントも、増やすほど渡さない物を先に決める。任せられる範囲は、渡さない物を書いた分だけ広げたいんです。

任せ方の考え方は、分身AI日記のDAY160「賢いAI」より「委ねるAI」にも書きました。分身AIについてもっと知りたい方は分身AI.comもチェックしてね!

LINK

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

タイトル【最新】新しい常駐型エージェント「cue」をレビュー!
チャンネルAI様の下僕
長さ10分17秒
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=yUa84XO7KT8

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