WATCH REPORT

AIエージェントストラテジストの勉強の続け方、AI導入、業務の可視化を動画から整理した

2026.10.22

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、YouTube のチャンネル「飯塚浩也 | Obsidianでつくる最強の右腕」の動画で、飯塚浩也さんがAIエージェントストラテジストの試験の直前に、勉強の進み具合をそのまま見せてくれる回を紹介します。

勉強の時間が取れなくて、焦る。ノートを書いたのに、そこで終わってしまう。AI導入も、どこから手をつけるか決めきれない。資格の勉強や新しい仕事の型づくりに向き合う、個人事業主や経営者、働く人に向けて書きました。

22分の動画で、試験直前の飯塚さんが、1週間の勉強の記録とノートの作り方、フラッシュカードの回し方、AI導入の考え方を、画面を見せながら話します。この記事では、勉強時間、暗黙知の分け方、業務の可視化、フラッシュカード、RAGと責任の5つを、動画の順に追います。

読み終えると、動画の流れを順にたどれます。飯塚さんが話した数字や見立ては、動画で語られたこととして並べます。その横に、私の記録と、私なら、を添えています。

SPEAKER

飯塚さん

動画の主役です。AIエージェントストラテジストの試験に向けた勉強の進み具合を、Obsidianのノートとフラッシュカードの画面を見せながら話します。

3行でわかるポイント

  1. 試験直前の勉強時間は、1週間で約178分。それでも逆算はせず、毎日ちょっとずつを選び、残り2週間で追い上げはしない、と動画で話されます。(第1章・第2章へ)
  2. AI導入の前に、先に業務を可視化して整理する話。ノートはフラッシュカードにして3日に1回回し、最後は人が責任を持つ、という話も出ます。(第3章・第4章へ)
  3. 私なら、期間は決めずに今日の1回を残し、AIの前に仕事を書き出して、出す・止める・任せるの最後の一手は自分で持ちます。(第4章・第5章へ)

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01

勉強時間は合計178分。逆算せず毎日ちょっとずつを選ぶ

▲目次
「逆算しない勉強の続け方」の図解。「期間を決めない」「今日できた分」「続け方を選ぶ」の三つの札が矢印で並び、下の帯に「計画より今日の自分」
図解: 逆算しない勉強の続け方
動画の画面。紫の部屋で笑って話す飯塚さんの右に、9月25日から10月5日までの勉強の記録表が出ている場面。下の合計の行に、7回・約178分(2時間58分)と見える。字幕は「予想以上に勉強時間が短い」
動画キャプチャ: 勉強の記録表が映る場面。合計7回・約178分(1:50頃)

試験の直前。なのに1週間の勉強は、3時間に届いていません。焦ってもおかしくない数字ですよね?ところが飯塚さんは、画面の前でずいぶん落ち着いています。

動画の最初の山場は、1週間の勉強の記録です。画面に表が出て、9月25日から10月5日までの日ごとの記録が並びます。合計は7回、約178分(2時間58分)。

記録は、飯塚さんが作ったタスク管理ツールのタスクシュートで取ったもの。意外とやってない、と本人が笑う場面もありましたw 注目してほしいのは、毎日ちょっとずつやっている所だ、と話します。

飯塚浩也(動画 1:25〜)

注目していただきたいのは毎日ちょっとずつやってるってことですね。

1日に10分や20分。短い日は8分でも、手は止めていません。以前の動画で話していた、分散学習の考え方のとおりの積み方です。

それでも、振り返ると予想以上に短い。満足のいく結果ではない、と飯塚さんは正直に話します。

飯塚浩也(動画 1:42〜)

今こうやって振り返ってみると予想以上に勉強時間短い。

理由は、AIのツールが一気に進化して、ずっとAIを触っていたから。プラグインの開発を3系列で回していて、勉強がおろそかになった、という説明でした。言い訳すると、と前置きしてからの話です。

といっても、そこで方針は変えません。勉強時間は長ければいいというものではない、と飯塚さんは言い切ります。

飯塚浩也(動画 2:37〜)

勉強時間長けりゃいいってもんじゃないですからね。質ですよ。

試験日からの逆算はせず、毎日ちょっとずつ積み重ねる行き当たりばったりでいく。セミナーの資料を1〜2か月前から1日20〜30分ずつ作ってきた経験があるので、このペースでもいける、という見立てです。

残り2週間で追い上げはしない、と飯塚さんは話します。

正直、私の目が止まったのは、178分という数字ではないんです。短い数字を見ても、やり方は変えずにいく判断。そっちのほうでした!

178分という数字も、このペースでいけるという見方も、飯塚さんが動画で話したものです。

実は私、夏休みの宿題に計画を立てた時から、決まった計画に従うのが苦手なんです。計画を立てるのは、まあいいんです。でも、立てた瞬間にやる気がなくなってしまうんですよね。

効いてくるのは、計画そのものより、期間が決まって、過去の自分が作った予定に今の自分を従わせること。そこで、自由が縛られる感じがあるんです。

自由に、ありのままで、期間を気にせずやりたい。そこが私の核です。

私の記事より(Obsidian勉強法5つ。保管庫を数えたら、復習の道具だけ無かった話・計画に従うのが苦手)

私は、決まった計画に従うのが苦手です。夏休みの宿題に計画を立てたときの感覚が、いまも残っています。計画を立てるのはいい。でも、決まった計画に従うのが地獄で、計画を立てた瞬間にやる気がなくなる。期間を決められるのが、とにかく嫌なんです。

計画に縛られたくない私の側から見ても、逆算しないという飯塚さんの選び方は、理由がよく分かります。私が受け取るのは、毎日ちょっとずつの所より、逆算しないという所のほうです!

私なら、期間は決めずに、今日できた分だけを残します。それが、今の私から見た選び方です。

02

ベテランの暗黙知を、思想・判断基準・手順・動作の4つに分ける

▲目次
「暗黙知を渡せる形にする」の図解。「思想」「判断基準」「手順と動作」の三つの札が矢印で並び、下の帯に「背景と意図まで言葉にする」
図解: 暗黙知をAIに渡せる形にする
動画の画面。Obsidianのノートに、思想・判断基準・手順・動作の4つの箱が並ぶ「4分類」の図が大きく映っている場面。思想・手順・動作の箱から、考え方・作業フローとチェックリスト・実際の操作という手書きの注記へ矢印が伸びる。右上に飯塚さんの丸い小窓
動画キャプチャ: 暗黙知を思想・判断基準・手順・動作の4つに分ける図が映る場面(6:30頃)

教材の中で、いちばん勉強になった所はどこか。飯塚さんが挙げたのは、ベテランの頭の中にある暗黙知を、AIで使える形にするコツでした。頭の中の物って、どうやって外に出せばいいんでしょう?

画面に出たノートの題も、ベテランの暗黙知を、AIで使える形にするコツ。普段どうやって判断していますか、とベテランにただ聞くだけではだめで、それでは広すぎる、と教材に書いてあると飯塚さんは説明します。

そこで、普段の考え方(思想)・判断基準・実際の手順・動作の4つに分けてまとめるのが大事、という話です。画面には、その4つの箱の図が出ます。

図の注記には、仕事に向き合う時の考え方、作業フローとチェックリスト、実際の操作、と並んでいました。

飯塚浩也(動画 6:20〜)

ただ単にベテランにあなた普段どうやって判断してるんですかって聞くようなことじゃダメだと。それだと広すぎるとなので普段のマインドセットとか判断基準とか実際の手順とか動作を4つに分けてまとめるのが大事ですよっていう風に言ってるんですね。

手順を残すことを、飯塚さんはレシピと呼んでいます。しっかり言語化して残すと、いまゼロイチで作っている新しい講座とぴったりつながったので、思わずメモした、という話でした。

飯塚浩也(動画 6:40〜)

手順を残すっていうのは私はレシピって呼んでるんですけど、そういうのをしっかりと言語化して残すと、それが今構想中の講座だと見事にリンクしてたので、いや、すごいなと思って思わずメモしちゃいましたね。

いやー、そう、それ、と言いたくなる所です!広い問いのままだと、聞かれた側も何から話せばいいか迷いますよね。

4つの箱。切り分けるだけで、答えやすさが変わってきます。順番の意味までは動画で語られていないので、ここでは分け方の話として読みます。

4つのうち、AIに渡す時に差が出るのは、思想と判断基準だと私は考えます。手順と動作は、AIがかなり自分で組み立ててくれますから。

だから私は、4つを同じ重さで並べるより、前の2つを先に言葉にします。これは私の切り方で、飯塚さんの教材の重みづけではありません。

で、2026年10月19日のAI経営術LIVEで、私はこう話しました。スキルのような部品はAIが全部考えてやってくれるので、そこを作る意味は薄い、と。

むしろ大事なのは、独自のデータや、現場で暗黙知になっているところを形式化して、データとしてどう捉えるかの着眼点。何を良しとするのかを判断する時の細かさは、結局求められます。単純な処理の部分は、AIが出してくれても全然いいんです。

私の記事より(製造業の知の8割は頭の中にある。CADDI加藤さんの話・毎日、頭の中を文字にする)

分身AIを育てることは、私自身が頭の中を書き出す作業そのものなんですよね。コンテキストがなければ、分身AIも賢くなりません。

頭の中にある物を文字にして渡さないと、AIは動きようがありません。ベテランの暗黙知を4つに分けて書き出す話と、ここは同じ向きです!

私の記事より(決めた理由を残す記録と、判断軸とルールの違い・残りの10を誰が決めるか)

ルールと判断軸の違いは、残りの10にあると私は考えています。100対0のルールは、AIに渡せば、そのまま動きます。90対10の判断軸は、残りの10で例外が出ます。その10を、誰が決めるのか。

手順は、100対0で決められるルールに近い側。判断基準は、90対10の残りの10の側。だから手順と動作はAIに渡しやすく、思想と判断基準には、人が決める所が残ります。

私なら、AIに渡す前に、背景と意図まで言葉にします。目的だけを渡して違う答えが返ってきたら、素材と指示のほうを疑います。

03

AI導入の前に先に業務を可視化し、ECRSで整理してからAIへ

▲目次
「AIの前に仕事を見える形に」の図解。「書き出す」「ECRSで整理」「AIに割り振る」の三つの札が矢印で並び、下の帯に「AIの話は見えたあと」
図解: AI導入の前に仕事を見える形にする
動画の画面。Obsidianのノートに「業務可視化の手法とは??」の見出しと、IPO・SIPOC・HTA・業務フロー図の4つの手法を比べる表が映っている場面。矢印で「まずやるやつ」「輪郭を掴む」などの手書きの注記が付く。右上に笑っている飯塚さんの丸い小窓
動画キャプチャ: 業務可視化の4つの手法を比べる表が映る場面(7:10頃)
動画の画面。Obsidianのノート「第2章: 業務の基礎」に、AI導入前に現場の課題を聞き出す流れの図解と、「ECRSの原則」の図(排除・結合・順序変更・簡素化)が映っている場面。字幕は「AI導入をする時に」
動画キャプチャ: 第2章のノート。初回ヒアリングの図解とECRSの原則が映る場面(8:50頃)

AIを入れたいと思った時、最初に何から話し始めますか?飯塚さんの教材は、その順番を先に決めています。見える形にしてから、AIへ。

画面に映るのは、業務可視化の手法とは、という題のノートです。中身は、手法の使い分けの表になっています。比べているのは、IPO・SIPOC・HTA・業務フロー図の4つの手法なんですよ。

表のまわりには、手書きの注記があります。まずやるやつ、輪郭を掴む、といった書き込みですね。どれから手を付けるかの順番が、注記から読み取れます。

教材は第2章から実用的になる、と飯塚さんは話しますね。第2章のノートには、初回ヒアリングの図解と、ECRSの原則が並んでいます。

ここで念を押されるのが、AIを入れる場面の入り方です。最初から、AIの話題に入らないように。先に押さえておく順番の注意なんですよね。

飯塚浩也(動画 8:49〜)

AI導入をする時にいきなりAIの話をしちゃいけませんよ。

順番はこうです。先に業務を見える形にして、ECRS(排除・結合・順序変更・簡素化)で整えてから、AIに割り振ります。整える時は、業務フローを見て、外せる所となくせる所から消していくんですよ。

話しながら、ECRSの原則のような言葉がすらすら出てくる、と飯塚さんは振り返ります。ノートを書いて回すうちに、そうなったそうですね。

飯塚浩也(動画 10:13〜)

今ペラペラ喋ってるじゃないですか。ECRSの原則とか言えるじゃないですか。

でね、ここで見えるのは順番です。見える形が先で、AIはそのあとなんです!

表に並ぶ4つの手法と、ECRSの4つの語。どちらも、AIより手前に置かれているんですよね。

自分の仕事に置き換えたら、どこから見えてきそうですか?毎日くり返している作業かな。それとも、なんとなく続けている確認かな。

迷いやすいのは、手法の名前を先に覚えようとする所だと思います。名前選びで、手が止まりやすいんですよ。

正直、4つの名前を全部覚えなくても、最初の一歩は踏めると私は考えます。今の仕事を書き出して、見える形にすること。ここが入口です!

書き出すだけなら、特別な知識は要らないんですよね。上手に書かなくても大丈夫です。今の仕事を、そのまま並べれば足ります。

書き出すと、名前の付いていない作業も出てくるんじゃないかな。それも、見える形の一部ですよね。

表の手法は、書き出したあとで効いてくる道具だと考えています。並べ替える時や削る時に、出番が来るんですよ。外せる所を先に外しておけば、AIに頼む量も見えてきます。

飯塚さんの手法を軽く見る話ではないんですよね。入口の置き方の話です。名前を覚えるのは、使う場面が来てからでも遅くないかな。

実は私、2026年7月24日のまっちんぐー朝LIVEで、AIを入れる相手にこう話しました。まず、業務の棚卸しをしましょう。今やっていることを全部棚卸しして、紙とペンで書き出してもらいます。

そのうえで、AIができることと、人間しかできないことに分けるんですよ。AIができることを全部任せたら、人間のやることは何が残るのか。最初の指示出しと、途中の確認と、確定したものを公開する責任、それぐらいなんです!

私の記事より(AIを入れる前に、仕事のたまりを1つ見つける(食品工場の改善)・AIを足す前に流れの形)

新しいAIを足す前に、仕事の流れの形が決まっていなければ、AIに合わせるのも、AIを合わせるのも、手間が増えるだけです。

流れを整えてからAIに割り振る、という動画の順番と、この一文は同じ向きなんですよね。仕事の形がぼやけたままAIを足すと、手を入れる所までぼやけていきます。AIを足すのは、流れの形が見えてから。順番の話としては、ここが芯だと私は考えます。

私なら、AIの話を始める前に、仕事を紙に書き出します。書き出すと、考えが動き出すからです。

04

ノートをフラッシュカードにして3日に1回回し、次の一手も残す

▲目次
「書くと思い出すは別の作業」の図解。「ノートに書く」「カードにして思い出す」「次の一手を残す」の三つの札が矢印で並び、下の帯に「続きへ入れる入口を置く」
図解: ノートをカードにして、次の一手も残す
動画の画面。Obsidianのフラッシュカードの復習画面に、「ベテランの判断基準を、AIで使える形にするには?」という問いと、下に「解答を表示」のボタンが映っている場面。背景に業務可視化の図解のノートが薄く見える。右上に笑っている飯塚さんの丸い小窓
動画キャプチャ: フラッシュカードの復習画面。問いは「ベテランの判断基準を、AIで使える形にするには?」(7:43頃)
動画の画面。タスク「AIエージェント資格試験の勉強をする」のメモに、「次の一手」の見出しと「P156 から」の1行が映っている場面。右上に机で作業する飯塚さんの小窓。字幕は「必ずタスクが終わったあとに更新していただければ」
動画キャプチャ: 「次の一手 P156 から」を残したタスクのメモが映る場面(11:50頃)
動画の画面。Obsidianのフラッシュカードのデッキ一覧に、All Decks・cornell・exam・flashcards の4行と、Due・新規・Seen・Total の枚数が映っている場面。All Decks は合計42枚。右上に机で作業する飯塚さんの小窓。字幕は「分散学習やアクティブリコールで鍛えていこうと思っております」
動画キャプチャ: フラッシュカードのデッキ一覧。全体で42枚(18:30頃)

ノートは、書いたところで終わりがちです。その先に、別の一手があります。思い出す形に変えて、毎日のタスクに入れること。飯塚さんは、それをどう回しているんでしょう?

業務可視化の手法のメモを書いている途中で、ノートの中身がそのままカードになる、と気づいたそうです。そこから、フラッシュカードの話に入っていきます。

使っているのは、Obsidianのプラグインのフラッシュカードなんですよ。映った復習画面には、構造化データ・非構造化データ・半構造化データの違いを問うカードが出てきます。

回答を表示して、次に会う間隔をボタンで選ぶ形ですね。別のカードには、ベテランの判断基準をAIで使える形にするには、という問いもありました。

復習も、毎日のタスクに登録します。間隔は3日に1回。タスク管理の画面の設定にも、間隔が3と出ていました。

裏面に図解を付けたり、自分の言葉でまとめ直したり。そうして積み上がった分が、自分の資産になっていく、と飯塚さんは話します。

飯塚浩也(動画 8:25〜)

自分の言葉でまとめ直したりしてどんどんどんどん資産が溜まってるという感じになります。

組み合わせているのは、分散学習とアクティブリコールなんですよね。間を空けて、思い出す形で何度も出会い直す、という考え方です。

別の工夫が、次の一手のメモです!勉強のタスクの最後に、次はここから、という一行を書き換えておくんですね。画面のメモには、P156から、とありました。

飯塚浩也(動画 11:49〜)

これ必ずタスク終わった後に更新していただければ続きがすんなりいけるわけですね。

動画の終わりには、デッキの一覧が映ります。全体で42枚、そのうち試験用が8枚なんですよ。明日以降は、復習のタスクが来たらここから始める、と飯塚さんは続けます。

飯塚浩也(動画 18:22〜)

明日フラッシュカードのレビューするっていうタスクが来たらここを押して学んだフラッシュカードですね。今現在トータルで8枚あるのでこれを振り返って分散学習アクティブリコールで鍛えていこうと思っております。

書くことと、思い出すこと。この2つは、別の作業なんですよね。飯塚さんは、思い出すほうを毎日のタスクに入れています。

ノートを書いた直後は、分かった気になりやすいんです。でも、閉じたあとで思い出せるかは、別なんですよ。

いま手元にあるノートを、問いと答えの形に置き換えたら、どの見出しが表に来そうですか?見出しを問いに変えれば、それで一枚です。

表に問いを置くと、ノートの向きが変わるんですよね。読み返す物から、答えを探しに行く物へ。

裏に何を書くかで、見直す重さも変わります。図を一枚添えるのか。ひと言で済ませるのか。

あ、3日に1回という間隔は、決めた予定の形なんですよね。合う人もいれば、合わない人もいます。合うかどうかは、入れて試すまで分からないと私は考えます。

決めた間隔には、迷わずに済む良さもあると思うんですよ。一方で、手が動かない日は、予定に追われる形にもなります。そこが分かれ目かな。

決める基準は、自分の毎日に合うかどうか。その一点です。

私の記事より(Obsidian勉強法5つ。保管庫を数えたら、復習の道具だけ無かった話・書き出すだけで見直していなかった)

書き出すことには毎日時間を使ってきたのに、書き出したものを間を空けて見直す仕組みは、一度も作っていなかったことになります。

この一文は、10月5日の記事の時点のものです。書くことと見直すことを、別の作業として分けている所が、動画と重なっています。

書き出す側ばかり見ていると、見直す側は抜け落ちやすいんですよ。同じノートの上の話なのに、です。

いやー、動画の工夫の中で、私が参考にしたいと考えるのは、次の一手のメモなんですよ!間隔を守るための物ではありません。次に手が動く入口を残すための物なんですよね。

タスクを閉じる前に、一行足しておくだけです。やる日を決めていなくても、どこから始めるかが分かれば、手は動きやすいと思います。続けるための約束というより、戻ってくるための目印ですね。

これなら、期間に縛られずに、続きへ入っていけます!次に戻る日は、その時の自分が決めればいいかな。

私なら、決めた間隔を守ることより、その日の状態を見て、続け方を選びます。

05

RAGは検索と生成を分けて見て、SNS投稿の最後は人が責任を持つ

▲目次
「最後の線は人が持つ」の図解。「探す側を見る」「答える側を見る」「出す前に人が決める」の三つの札が矢印で並び、下の帯に「任せる範囲の境界を先に決める」
図解: 検索と生成を分けて見て、最後は人が決める

AIの答えが外れた時、どこを疑えばいいんでしょう?動画の後半は、その見分け方と、自動で出す前に人が引く最後の線の話へ進みます。

動画の後半は、机の実写に切り替わります。飯塚さんは、過去問の形式の問題を、自分で解説しながら解いていきます。

RAGの問題では、精度が悪い時の見分け方が語られます。検索の性能が落ちているのか、生成の性能が落ちているのか。そこを見極めるのが大事だ、という話でした。

飯塚浩也(動画 14:22〜)

検索性能が悪いのか、生成性能が悪いのかがすごい大事ですね。

チャンク化、ベクトル化、インデックス、リランキングの話も出ます。学んだ所は、その場で貼り付けて、フラッシュカードにしていきます。

話は、勉強の横で回しているAIの仕事にも広がります。開発とSNS投稿の作成を、AIに並行で任せているそうです。

飯塚さんは、SNS投稿をAIに作ってもらっても、最後は自分でチェックすると話します。自動投稿は、書かせて終わりという感じではない、という説明でした。

飯塚浩也(動画 17:25〜)

最後人間がしっかり責任を持つ必要があると思ってます。

まとめで語られたのは、思った以上に勉強時間が取れなかった、という振り返りです。それでも行き当たりばったりのまま、試験日までにいい感じに進むのではないか、と飯塚さんは見ています。

伝えたいのは、試験のために受かる勉強ではなく、その後もずっと使える勉強の形のほうだそうです。

ここ、めちゃ大事な所ですよね。検索と生成を分けて見ることと、最後は人が責任を持つことは、同じ根っこです。

手前と後ろを分けて、最後の線は人の手に。

実は私、2026年10月1日に、自分の記録をAIに探させて答えさせる仕組みを調べてほしい、とAIに頼みました。記録は無いと返してきたり、精度が低すぎたりしたからです。

で、見たのは、正解の記録が材料に入ったかどうかです。

80問で、正解の記録が材料に入った数は、元の版が68、いちばん小さい改修版が69。検索の言葉の切り方をいじった版は、57まで落ちました。10問の確認では、この悪化に気づけませんでした。

私の記事より(「見つかりません」は本当に無いのか。探す段階と答える段階の分担・探す段階で拾われない資料)

手前の探す段階で拾われなかった資料は、後ろのAIがどれだけ賢くても読めません。

動画で語られた、検索か生成かの見極め。上の一文のとおり、手前の探す段階で拾われなければ、後ろの答える段階は直しようがありません。分けて見ないと、どちらを直せばいいのか決まらないんですよね。

私の記事より(AIの出力を確認する負担を軽くして、最後の一手を人が持つ・最後の一手は私が持つ)

最後に出すか止めるかの一手は私が持ち、手前のチェックは別の頭に任せます。

SNS投稿をAIに作らせて、最後は自分でチェックします。動画の線の引き方と、私の記事で引いた線は、同じ場所にあります!

私なら、投稿を作る所まではAIに任せて、出すか止めるかの最後の一手は、私が持ちます。

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. この動画は、どんな内容ですか?

A. 試験直前の飯塚さんが、1週間の勉強の記録、ノートの作り方、フラッシュカードの回し方、AI導入の考え方を、画面を見せながら話す22分の動画です。

Q. 1週間の勉強時間は、どのくらいでしたか?

A. 動画の画面では、合計7回で約178分(2時間58分)でした。飯塚さんは、予想以上に短いと話しています。

Q. ベテランの暗黙知は、どう整理すると話されていましたか?

A. 普段の考え方(思想)・判断基準・手順・動作の4つに分けてまとめる、という教材の話が語られます。

Q. フラッシュカードは、どのくらいの間隔で回していますか?

A. 復習も毎日のタスクに登録して、3日に1回の間隔で回している、と話されています。

Q. AI導入は、どの順番で進めると話されていましたか?

A. いきなりAIの話をせず、先に業務を可視化して、ECRSの原則で整理してからAIに割り振る、という順番です。

MATOME

まとめ。時間が足りなくても型を回し、最後の一手は自分で決める

▲目次

動画は、合計178分の勉強時間から始まります。暗黙知の4つの分け方、業務の可視化、フラッシュカード、RAGの見極めと人の責任へと、順に進みました。

私が持ち帰ったのは、期間で縛らずに続ける形を選ぶこと。広い問いは切り分けてAIに渡すこと。AIの前に仕事を書き出して見える形にすること。そして、書くことと思い出すことは別の作業だ、ということです。

私の運用でも、AIに任せる範囲を広げるほど、出す・止める・任せるの境界は、最後に私が決めます。動画の話と、同じ向きで読めます。

今の仕事の中で、AIの前に書き出す所と、自分が最後に決める所は、分かれていますか?

COLUMN

出す場を先に置く。学びはその後についてくる

「出す場が先、学びはあと」の図解。「話す日と相手」「インプット」「自分の言葉」の三つの札が矢印で並び、最後の札に灯りの絵。左にひろくん
図解: 出す場を先に置く

動画のまとめでは、人に説明するかのように学んだことを話す、という工夫が語られます。この話は、私が魂磨きの記事で答えた、伝える日を先に決めると準備も本番も学びになるという話と同じ向きです。そこから、2つ引きます。

私の記事より(伝える日を先に決めると、準備も本番も学びになる・アウトプットの日を先に決める)

アウトプットする時間や場所を決めてからインプットに入る。私は、これが最適だと考えています。

出す場が先にあると、何を集めて、どこを読み込むのか、インプットの向きが決まるんですよね。飯塚さんが話した、情報を使って出すことが大事、という話も、順番の置き方で読むと同じ並びに見えます。出口が先、入口が後。

私の記事より(伝える日を先に決めると、準備も本番も学びになる・教えることは本当に学べる)

教えることは本当に学べる。これが、私の体感です。

実は、この体感は、動画の、人に説明するかのように話す、という工夫と並べると読みやすくなります。説明する相手を置くと、自分の言葉がどこで詰まるかが見えやすくなる、と私は読んでいます。教える側に残る学び。

学び始める前に、話す日と相手を置く。その並べ方で、動画の工夫を読み直してみました。といっても、出す日を先に決めれば必ずうまくいく、と確かめられたわけではありません。ひとつの読み方、という話にとどめておきます。

何を学ぶかより先に、誰にいつ話すのか、どこに置きますか? その場を決めるのは私、と私は置いておきたいんです!

LINK

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

チャンネル飯塚浩也 | Obsidianでつくる最強の右腕
出演飯塚さん
公開日2026年10月22日
長さ22分20秒(日本語)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=q3OtcwbfU3A

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