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Jevは判定だけ返すAI。Obsidianで任せる仕事と合わない仕事を飯塚浩也さんが解説

2026.11.04

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、YouTube のチャンネル『飯塚浩也 | Obsidianでつくる最強の右腕』で、飯塚浩也さんが、文章を書かずに判定だけ返すAIのJevと、そのObsidianでの使い方を解説した日本語の動画を紹介するね。

判定だけ返すAI、と聞いてピンときますか? 普通のAIは文章で返してくれるのに、文章を書かないAIを何に使うのか。そこで手が止まっている人に向けて書きました。

Obsidian で仕事の右腕を作る発信をしている飯塚浩也さんの、約17分の日本語の動画です。文章を書かずに判定だけ返すAIのJev(開発元は TypeSafe AI)を、ホワイトボードと Obsidian の画面で解き、自作のプラグインまで見せてくれます。私は Obsidian を飯塚さんに習っています。

この記事では動画の話を8つに分けて、仕事で Jev を回してきた記録を重ねます。読み終えると、判定AIに任せる仕事と、自分に残す判断の線が引けるようになります。

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01

文章を書かずに判定だけ返すJevとは、イエスかノーかで答えるAI

▲目次
左に長い文章の巻物の普通のAI、右に朱の印の札一枚だけの判定AIを並べ、下に、はいかいいえ、一つを選ぶ、点で評価、の三つの札がある水彩の図解
図解: 判定だけ返すAI
動画キャプチャ: ホワイトボードに「LLM→文章/Jev→判断」と書いて Jev を説明する場面(1:31頃)
動画キャプチャ: ホワイトボードに「LLM→文章/Jev→判断」と書いて Jev を説明する場面(1:31頃)

動画は、ホワイトボードに書いた2行から始まります。LLM は文章、Jev は判断。

飯塚さんは、Jev は今年の9月に出てきたばかりで、ChatGPT の会社や Cloudflare、Microsoft といった大手も動いている、と話します。

飯塚さん(動画の中で・1:27〜)

一言で言うと文章を書かずに判定だけ返すモデルとなります。

動画では Jev を一言で、文章は返さずに判定の答えだけを返すモデル、とまとめています。

飯塚さん(動画の中で・4:55〜)

1つが答えがイエスかノーかで決まるもの。2つ目が決まった選択肢から1つ選ぶもの。3つ目がスコアですね。何点か評価するもの。

判断の形は3つ。イエスかノーかで決まるもの、決まった選択肢から1つ選ぶもの、何点かのスコアで評価するもの。最初に入力する時に、この質問の形を選ぶ、と飯塚さんは話します。

判定だけ。文章はなし。だから使う側は、問いの形を先に決めないと、何も聞けないんです。

私なら、判定を任せる前に、問いの形と正解を自分で先に書きます。

実は私も、Jev を自分の仕事で何度も回しています。9月21日、私が主催したセミナーのアンケートの自由記入と、メルマガへの返信、あわせて50件を、AIに頼んで Jev に仕分けてもらいました。聞いたのは「この人は満足しているか」「この人の悩みは何か」「次に何を勧めるか」の3つ。

正解は、Jev に聞く前に、AIに頼んで先に付けておきました。判断軸が私の側にあれば、判定するのが私でなくても、私らしい判断として任せられる。「満足しているか」を聞いた38件では、38件とも当たりました。

飯塚さんの3つの形で言えば、満足しているかはイエスかノーか、次に何を勧めるかは選択肢から1つ、の形です。形を先に決めて、正解を先に付けておいた。

問いを書く人が、判断の持ち主です。

02

救急のベテラン看護師は1秒で分かる、Jevはシステム1の直感

▲目次
左に稲妻と時計の一瞬の直感から次の行動へ、矢印の先の右に虫眼鏡と紙の束のあとで熟考と検査と仮説、下に積んだ経験の地層を描いた水彩の図解
図解: 直感が先、熟考があと
動画キャプチャ: if jev(today) > 0.9 を書いたホワイトボードの前で、Jevは救急の看護師さんと同じ、と話す場面(3:45頃)
動画キャプチャ: if jev(today) > 0.9 を書いたホワイトボードの前で、Jevは救急の看護師さんと同じ、と話す場面(3:45頃)

動画の2つ目は、飯塚さんが医者で、救急の当番だった頃の話です。出てくるのは、ベテランの看護師。

ベテランの看護師は、患者さんを見た途端に、顔色や体温、汗、呼吸の速さで重症かどうかが分かり、すぐ連絡をくれた、と振り返ります。

飯塚さん(動画の中で・2:31〜)

そう。これがシステム1と言われるものでその場の直感的な判断です。その後に頭の中で考えます。

その場の直感的な判断がシステム1。そのあと医者が頭の中で考える診断や検査、仮説がシステム2、という整理です。

飯塚さん(動画の中で・3:44〜)

患者さんの状況をその場で判断してこれは重症っぽいと自信を持ってマニュアル通りの対応ではなく直感的な判断をして次の行動につなげると。

Jev は賢いベテランの救急看護師、と飯塚さん。自信があれば、すぐ来て、後でいい。分からなければ、分からないので来てください。マニュアル通りではなく、直感で次の行動につなげる判断です。

ベテランの1秒は、当てずっぽうではない。積んだ経験が、考える前に体を動かしているんですよね。

8月29日の振り返りは、分身AIに一問ずつ突っ込んで聞かれる形でした。その最後の問いに、私はこう答えました。

私の記事より(知恵は数えられない。分身AIに「4つだけじゃないよ」と言った日・ケースバイケースの正体)

最後に、知識が体験と結びつき「知恵になった」と分かる境界を聞かれた。

「考えなくても直感や無意識で動ける」

飯塚さんの話すベテラン看護師の1秒と、私が答えた知恵の境界。今の私には、この2つが同じ形に見えます!

ただ、Jev は経験を積んで身体に沈めたわけではありません。渡された問いと選択肢から、確からしさを返すだけ。

ベテランは、何を見るか、何を問うかまで、経験の中に持っています。Jev は、人が立てた問いに答える側。同じ速さに見えても、中身は別物って話です。

だから、何を直感に任せられるかを決めるのは、経験が身体に沈んでいる人の側なんです。

03

Jevは賢いif文、if jev(today) > 0.9 で飲みに行くかを決める

▲目次
上に錠前の付いた決まった条件の道しるべ、下に針が大きく振れた計器の付いた確からしさの道しるべを置き、どちらも飲みに行くお猪口へ向かい、右下に速くて軽いの札がある水彩の図解
図解: 賢いif文
動画キャプチャ: ホワイトボードに、決まった条件で動く普通のif文「if today = 金曜」(飲みに行く)を書いて指す場面(3:20頃)
動画キャプチャ: ホワイトボードに、決まった条件で動く普通のif文「if today = 金曜」(飲みに行く)を書いて指す場面(3:20頃)

if文は、決まった条件でしか動きません。そこに確率を入れたのが Jev の形。動画は、飲みに行くかどうかの例で見せます。

開発元の TypeSafe AI は、Jev を賢いif文と呼んでいる、と飯塚さんは話します。もし今日が金曜日なら飲みに行く、は決まった条件。Jev では if jev(today) > 0.9 なら飲みに行く、と確率で決めます(1がいちばん上)。

従来の Claude や Gemini でもできるのでは、という問いへの飯塚さんの答えは、従来は遅く、余計な文章まで返ってくる、というもの。

飯塚さんが紹介した公式の数字では、応答は70ミリ秒で、従来より40倍から200倍速い。出力のトークンは無料で、評価させたい内容や質問、選択肢を入れる入力にはお金がかかる、と飯塚さんは話します。

飯塚さん(動画の中で・4:38〜)

従来のAIよりも安くて早い。余計なこと言わない直感の判断のモデルと言われております。

従来のAIより安く速く、余計なことを言わない直感の判断のモデル。動画では Jev をそうまとめています。

速さって、どこからどこまでの時間でしょう? 私も、同じ50件で Clef と Jev を比べた時に、AIに頼んで、私のMacから呼んだ速さを測ってもらいました。待ち時間の大半は、日本のMacとの往復だったんです。

公式の数字と私のMacの数字は測り方が違うので、並べて比べません。判定AIを選ぶ時は、公式の速さではなく、自分の仕事で測った待ち時間で決めます。

04

Jevに合う仕事と合わない仕事、境界線は答えの候補を書き出せるか

▲目次
中央の朱色の線の上に、候補を書き出せるか、の札。左は合う仕事のふるい分け・順位付け・分類、右は合わない仕事の文章を書く・画像を作る・計算する、を並べた水彩の図解
図解: 境界線は一本
動画キャプチャ: Obsidian のノート「Jevに合う仕事・合わない仕事」で、境界線は答えの候補を先に書き出せるか、と示す場面(9:11頃)
動画キャプチャ: Obsidian のノート「Jevに合う仕事・合わない仕事」で、境界線は答えの候補を先に書き出せるか、と示す場面(9:11頃)

何でもAIに頼みたくなる時ほど、任せる前に分けておきたいところです。動画は、TypeSafe AI の公式ドキュメントにある使い道の例を、画面で見せながら進みます。

飯塚さん(動画の中で・5:49〜)

要は判断をしてくれるってことなので、評価することとか、分類することとか、そういうことは得意なんですね。

判断をしてくれるから、評価や分類が得意。例に挙がるのは、問い合わせの文面が怒っているか、緊急か、という判定です。合う仕事として、分類、点数付け、振り分け、検索、順位付け、検証、特徴の取り出し、決まった項目の取り出しが並びます。

飯塚さん(動画の中で・7:19〜)

画像生成ももちろんできないです。計算する数えるとかも苦手ですね。

合わない仕事は、メモを書かせること。Jev は文章を書くモデルではないからです。画像を作ること、計算や数えることも向かない、と飯塚さんは話します。

飯塚さんの Obsidian のノート「Jevに合う仕事・合わない仕事」の一文は、境界線は1本、答えの候補を先に自分で書き出せるか。

答えの候補を書き出せるなら判定AI。書き出せないなら別の仕組み。線が1本だと、迷う所が減ります。あなたの手元の仕事は、どちらでしょう?

私なら、ふるいは Jev に任せて、書く仕事と深く診る仕事は、Jev とは別に任せます。出す、止める、任せるの境界を決めるのは、私に残る最後の一手。

9月23日、自分のブログを見直す時に、私は「jevでライトにチェックしてがっつりはAIMHで確認する」と言って、分担を決めました。AIMH は、私が SEO の点検に使っている仕組みです。

そのときのことを、記事にこう書いています。

私の記事より(Jevのふるい分けと深い診断を分けた記事・コラム メニュー名を直す前に、皿に料理が乗っているか)

私が決めたのは分担だけです。全部を点検表に通すと時間がかかる。Jevだけで済ませると、空の皿に名前だけ付け直す。だから「Jevで軽く、がっつりはAIMH」。

飯塚さんの境界線に当てると、ふるい分けは答えの候補を書き出せる仕事。書き直しの案は書き出せない仕事です。私の分担は、その線にそのまま重なります。

05

ObsidianでJevが効くのは、タグよりリンクの関係性づけ

▲目次
下からタグ付け、フォルダー、いちばん上に大きく重い関係性づけの石が積まれ、その上でメモどうしが糸でつながる所に疑問の印がある水彩の図解
図解: つなぐ所で悩む
動画キャプチャ: Obsidian のコミュニティプラグインを jev で検索すると8件が並ぶ画面(7:50頃)
動画キャプチャ: Obsidian のコミュニティプラグインを jev で検索すると8件が並ぶ画面(7:50頃)

動画は次に、Obsidian のコミュニティプラグインを jev で探す画面へ進みます。出てきたのは8件です。

Obsidian に当てはめると、Jev の出番は3つ、と飯塚さん。タグ付け、フォルダーへの振り分け、リンクとリンクの間の関係性づけ。TypeSafe AI の公式ドキュメントにも、グラフと知識グラフの項目があります。

ただ、タグやフォルダーの分類はあまり困っていない。一番困っているのはリンクの関係性づけだ、と続けます。

コミュニティプラグインを jev で探すと、動画の時点で8件。Tag Match・Qualitative Query・Auto Tagger・Pigeonhole・DOCX Export Studio・Jev Organizer・TagSense・Notework AI。タグやフォルダーの物が多く、飯塚さんは、あまり使わないな、と言います。

知識グラフ(オントロジー)まで手が届いているのは Notework AI だけ、という紹介です。

飯塚さん(動画の中で・14:10〜)

私にとってのベストなシーンは先ほどのオントロジリンクの関係性をつける。これすごい悩んでたので、ま、頑張ってこのままプラグインを開発し続けたいと思っております。

飯塚さんにとって一番の使い道は、リンクの関係性づけ。そこに Jev を当てるプラグインを、これからも作り続ける、という話です。

タグは、あとから付け直せます。でも関係性は、つける人が考えないと生まれない。

私は、自分の経験や価値観、口癖まで文字にして Obsidian にためています。ためた物どうしをつなぐ所が、分身AIの魂になる所。

ためるだけなら、メモは増えていくだけ。つなぐ時に、何を大事にしているかが出るんです。

実は私、Obsidian を飯塚さんに習っています。7月7日の朝LIVEで、4DPKM というやり方を飯塚さんに習った、と私は話しました。カードをつないでいく仕組みは「まだ使い切れてない」とも言っていたんですよね。

06

今すぐ判断が要る時に効く、Claude Codeのルーターと採点役

▲目次
仕事を載せたトロッコが振り分け役の旗の分岐で、軽いモデル、よく考える、自信なしは人へ、の三本の線路に分かれ、右下に採点役の印がある水彩の図解
図解: 振り分けと採点
動画キャプチャ: 「速くて安い採点ロボ、JEVの話。」のページで、採点役としての Jev を説明する場面(10:28頃)
動画キャプチャ: 「速くて安い採点ロボ、JEVの話。」のページで、採点役としての Jev を説明する場面(10:28頃)

ここで飯塚さんが出すのは、Claude Code の例です。仕事ごとに、どのモデルでどれだけ考えさせるかを決める場面です。

Jev が合うのは、今すぐ判断が要り、しかも何度も悩む時、と飯塚さんは話します。

例は Claude Code との組み合わせ。難しい仕事ならエフォート(考える量)を上げ、簡単なら Haiku に変える。その振り分けを Jev にさせる、ルーターの役です。

画面には JEV-as-a-Judge という論文の名前。確信がある時は受け入れ、自信がない時は上に回す、という題です。

飯塚さん(動画の中で・10:08〜)

AIが出した答えを別のAIが評価して点数をつけたりしますよね。

AIの答えを別のAIが採点する場面とも、Jev は相性がよい、という話です。

飯塚さん(動画の中で・10:25〜)

ま、ただしモデルを変える時にオーパスだったらキャッシュが消えちゃうんですよね。なのでコストはかかっちゃうみたいな。

ただし Opus で途中にモデルを変えると、キャッシュが消えてコストがかかる。エフォートを変えるのはありで、公式のスキルも出ている。使うには API の登録が要る、と飯塚さんは話します。

分かる所はAIが決めて、分からない所だけ人に上げる。救急の看護師が、分からないので来てください、と返すのと同じ形なんです。

私がAIに求める最低の条件は、分からないことは憶測しないで聞く、分かることは2度聞かない、です。

逆に言えば、Jev が自信なしと返した所こそ、人の出番です!

確信の線より下は人に回す。論文の題の、自信がない時は上に回す、と同じ向きです。

10月の初め、Facebook にこう書いています。

私の Facebook の投稿より(2026年10月の初め・判定AIの比べのあと)

まぁ俺は何も触ってないでAIたちが勝手にAIたちを引き連れてテスト検証した結果を眺めてるだけなんだけど。

Clef と Jev を同じ50件で比べた時、比べる作業はAIに頼み、私は結果を見て決める側にいました。

07

自作のJev Brainは関係の候補を5つ出し、選ぶのは人

▲目次
左に白紙の上の重い石のゼロから考える、矢印と負荷が下がるの札の先に、AIが並べる扇形に並ぶ候補の札の一枚に朱の丸が付き、選ぶのは人の札が指す水彩の図解
図解: 候補から選ぶ
動画キャプチャ: 自作の Jev Brain の3D表示と、ノートに付いた関係(similar・opposite など)を見せる場面(13:00頃)
動画キャプチャ: 自作の Jev Brain の3D表示と、ノートに付いた関係(similar・opposite など)を見せる場面(13:00頃)

動画の後半は、飯塚さんが作っているプラグインの実演です。ここまでの話が、実際の画面でどう動くのか。そこが見えてきます。

Jev Brain(名前は仮)は、エクスカリブレインをもとに、Jev と3Dの表示を加えたプラグイン。飯塚さんはそう紹介します。

分散学習のノートから、インターリービングのノートへリンクを付けると、Jev が関係の候補を5つ出します。上の概念、似ている、一段くわしく、次、出どころ。画面では、どれも自信なしの表示でした。

忘却のノートへのリンクでは、一段くわしく、を選びます。すると3Dの空間で、下の具体の側に置かれるんです。

飯塚さん(動画の中で・12:36〜)

エクスカリブレイン難しいですっていう声がいっぱいあったんですね。特にここの関係性つけられませんと。

教えている人たちから、エクスカリブレインは難しい、関係性がつけられない、英語が苦手、という声が多かった。飯塚さん自身も悩むことがあった、と話します。

飯塚さん(動画の中で・12:54〜)

候補5つぐらい出してくれるので自分で0から考えるよりはちょっと負荷下がったなっていう感じですね。

精度はまだ悪く、一番上の候補は外れていました。それでも0から考えるより負荷は下がった、と飯塚さん。OpenAI も、画像も入れて判断を返す仕組みを出した、と添えています。

0から関係を書くのと、5つの候補から選ぶのと。どちらが軽いでしょう? 選ぶほうが、ずっと軽い。

候補を出すのはAI。選ぶのは人。AIが問いや素材を出して、人が答えて選ぶ側に立つ。私が考えるAIとの組み方も、この形です。

飯塚さんの実演も、Jev が決めて終わりではありません。候補から選んでいるのは、飯塚さん自身です。

08

Jevを使うかは、普段の直感の判断でどれだけ困っているかで決める

▲目次
中央の羅針盤の使うかを決めるに、困り具合の荷物、手元で測るの物差しと計量カップ、使い分けの二本の道がつながり、右下に違和感を確かめる鈴がある水彩の図解
図解: 困り具合で決める
動画キャプチャ: 本日のまとめで、Jev を使ったプラグインを使うべきかどうかを話す場面(13:50頃)
動画キャプチャ: 本日のまとめで、Jev を使ったプラグインを使うべきかどうかを話す場面(13:50頃)

新しいAIが出るたびに、使うかどうかで迷います。動画のまとめで、飯塚さんは決め方を1つだけ置きます。

Jev は文章は書けない。けれど、安く速く判断を返すシステム1のモデルで、分類・評価・振り分け・判定が得意。まとめで飯塚さんはそう話します。

飯塚さん(動画の中で・13:50〜)

使うべきかどうか、それは皆さんが普段の直感的な判断でどれだけ困ってるか、それで決めていいと思います。

Jev を使うかどうかは、普段の直感の判断でどれだけ困っているかで決めていい。決め方はこの1つです。

アフタートークでは、ベテラン看護師の判断と、検査を積み重ねる若手の医者の判断のどちらが正しいか、という問いが出ます。飯塚さんの答えは、自分の判断のモデルだとベテランの看護師。

困っているかで決めていい。ここに私は賛成です。そのうえで足したいのが、困っている判断を手元の実物で何十件か測ってから使い分けるって一手。

9月26日に Jev と Laya を比べた時も、10月の初めに Clef と比べた時も、結論は同じ使い分けでした。10月の比べのあとには、「なんてスピードで切り替わるんだ。。」とも書いています。

アフタートークの問いに、私ならこう答えます。どちらが正しいかより先に、最後に自分の体が違和感ないかを確かめる。直感で決めても、検査を積んで決めても、整った理屈より先にそこを見るのは同じです。

困り具合で選び、手元で測って、最後は体で選ぶ。あなたは、どの判断で困っていますか?

COLUMN

▲目次

ひろくんコラム:絞れない私が判定AIに頼みたいのは、捨てるより並べること

ひろくんが札を一枚ずつ棚に横一列に並べ、一枚に朱の丸の選ぶ楽しさ、棚の端にセカンド冷蔵庫、足元に下ろした重い荷物の袋を描き、捨てるより並べる、を示す水彩の図解
図解: 捨てるより並べる

選ぶ話を書いておいて、いちばん選べていないのは私自身なんですよね。正直、私は選ぶのが得意な人ではありません。アイデアが湧くと、どれも手元に置いておきたくなる。食べ物も、思いつきも、全部抱えたままです。

これは、今日になって思いついた話ではありません。11月3日の振り返りで、私はこう言葉にしています。

私の記事より(選択肢が広がるのは幸せ。迷っても、一つに絞らず、いくつも手がけて夢中になる・06 いくつも持つのは抱え込み?)

実は、私は、全部捨てたくない人です。

食べ物もアイデアも、体でも頭でも、絞れません。手放したいのに、手放せない。

そんな私の解決策は、分身AI(私らしさを保ったまま、私を拡張するAI)に、所有権を預けることです。

読み返すと、捨てられない自分を直そうとはしていないんですよね。直すのではなく、持ち方を変える。分身AIに所有権を預けるのは、捨てずに身軽になるための形です。

だから、判定AIに頼みたいのも、1つに決めて残りを捨てることより、並べること、順番を付けること、候補を出すことです。飯塚さんの Jev Brain は、リンクを付けると関係の候補が5つ並ぶ。私には、あれが捨てるための形ではなく、並べるための形に見えるんです。私なら、選ばなかった候補も捨てずに、あとで別の向きから見直す材料として取っておきたい。ここが、判定AIに期待している所です。

迷う時間は、選べる自由を味わっている時間でもある。候補を並べるのはAIに任せて、選ぶ楽しさは私の手元に残す。AIに委ねて、人は積み減らして生き直す。積み減らすのは、好きなものではなく重さの方なんです。

迷うことと、いくつも持っておくことについては、選択肢が広がるのは幸せ、一つに絞らずいくつも手がける、と書いた記事に、もう少しくわしく書いています。

分身AIについてもっと知りたい方は分身AI.comもチェックしてね!

あなたの判断を、任せる物と残す物に分ける依頼文

記事の線の引き方を、自分の仕事に当てはめるための依頼文です。丸ごとコピーして、Claude Code や Codex のような作業を頼めるAIエージェントに貼ってください。

枠の中には、この記事のURLが入っています。AIが記事を読んで、判定AIに任せる判断と自分に残す判断を表に分けてくれます。最後は、自分の環境に貼れる追加のプロンプトまで。

返ってきた結果は、そのまま信じないでくださいね。候補を出すのはAI、選ぶのは自分です。自分の目で読み直してから使ってみてください。

依頼文を開く
【記事のURL】
https://ai-kidou.jp/video-report-jev-obsidian/
最初にこのURLの記事を読んでください。読めない時は読めなかったと伝え、下の【記事の要点】だけを材料にしてください。

【参照元(先に読む)】
・飯塚浩也さんの動画 https://www.youtube.com/watch?v=YquEXNxQfN4 (再生はせず、題と説明の確認だけに使う)

【記事の要点】
1. 動画の話(飯塚浩也さんの説明として)
・Jev は、文章を書かずに判定だけを返すモデル(開発元は TypeSafe AI)。
・たとえは救急のベテラン看護師。患者さんを見た瞬間の直感で次の行動を決める、その場の判断(システム1)を担う。
・開発元は「賢いif文」と呼んでいる。決まった条件ではなく、確率で判断する。従来のAIより速く安い、という話も出てくる。
・判断の形は3つ。イエスかノーか/決まった選択肢から1つ選ぶ/スコアを付ける。
・合う仕事は、分類・点数・振り分け・検索・順位付け・検証・特徴や項目の取り出し。合わない仕事は、文章を書く・画像を作る・計算や数える。
・境界線は1本。答えの候補を、先に自分で書き出せるか。
・Obsidian では、タグやフォルダーの分類より、リンクとリンクの関係性づけで一番効く、と飯塚さんは話す。
・Claude Code のようなAIの道具では、仕事の難しさに応じて振り分けるルーターや、AIが出した答えを採点する役に合う。
・飯塚さんの自作の Jev Brain は、リンクの関係の候補を5つ出し、選ぶのは人。
・使うかどうかは、普段の直感の判断でどれだけ困っているかで決めていい。
2. 記事の書き手の考え
・判定を任せる前に、問いの形と正解を自分で先に書く。
・ふるい分けは判定AI、書く・深く診るのは別の道具に分ける。
・数字は測り方ごとに分けて見る。
・分かる所はAIに任せ、分からない所だけ人に上げる。
・候補を出すのはAI、選ぶのは人。
・困っている判断を、手元の実物で何十件か測ってから使い分ける。最後は自分の体で違和感がないかを確かめる。

【目的】
依頼者の仕事の中の判断を、判定AI(Jev など)に任せられる物と、自分に残す物に、記事の線の引き方で分ける。そのうえで、依頼者の環境にそのまま貼れる追加のプロンプトを作る。

【やってよいこと】
次のことをしてください。
1. 記事を読んだあと、短い質問を1つずつ聞く(まとめて聞かない。答えを待ってから次へ進む)。
 ・任せたい判断や仕事は何か
 ・その判断の答えの候補を、先に書き出せるか
 ・手元で正解を付けて確かめられる実物が、何件くらいあるか(件数の目安だけ。中身は貼ってもらわない)
 ・使っているAIエージェントや道具は何か。Obsidian を使っているか
2. 答えに合わせて、判断ごとに「判定AIに合う/合わない/分からない」の表に整理する。各行に、記事のどの線(候補を先に書き出せるか・判断の3つの形のどれか)で分けたかを1行で添える。
3. 依頼者の環境にそのまま貼れる追加のプロンプトを1〜3本つくる。各プロンプトの中に、記事のURL https://ai-kidou.jp/video-report-jev-obsidian/ を入れる。中身は、問いの形と答えの候補を先に書く手順と、手元の実物で正解を付けて確かめる手順にする。

【守ること】
・APIキー・パスワード・メールで届くコードを求めない。貼られても使わない。
・登録・課金・設定の変更・プラグインの導入・ファイルの書き込みや削除・送信はしない。必要そうな時は、案として書くだけにする。
・記事に無い手順・数字・主張を足さない。
・分からない所は推測で埋めず「未確認」と書く。
・お客さんや読者の声など、人の個人情報を貼ってもらわない。貼られた時は使わず、件数の目安だけを扱う。

【返す形】
1. 聞いたことと答えの短いまとめ(3〜5行)
2. 判断ごとの表(判断/合う・合わない・分からない/分けた理由1行/候補を先に書き出せるか)
3. 自分に残す判断と、その理由(各1行)
4. 判定AIに任せる前に、手元の実物で確かめる手順(短く)
5. 未確認の所
6. 追加のプロンプト(1〜3本・記事のURL入り)
7. 自分の目で読み直す所を1行
FAQ

よくある質問

▲目次

Q. Jev とは何ですか?

A. 文章を書かずに、判定だけを返すAIのモデルです。開発元は TypeSafe AI。飯塚さんの説明では、イエスかノーか、決まった選択肢から1つ、何点かのスコア、という形で答えます。

Q. Jev が得意な仕事と苦手な仕事は?

A. 飯塚さんによると、得意なのは分類・評価・振り分け・判定です。苦手なのは、文章を書くこと、画像を作ること、計算や数を数えること。動画のノートには、境界線は1本で、答えの候補を先に書き出せるかどうかだ、と書かれていました。

Q. Obsidian では、Jev を何に使えますか?

A. タグ付け、フォルダーへの振り分け、そしてリンクとリンクの関係性づけです。飯塚さんがいちばんの使い道と話すのは、リンクの関係性づけ。コミュニティプラグインを jev で探すと、動画の時点で8件ありました。

Q. Jev Brain とは何ですか?

A. 飯塚さんが作っている自作のプラグインで、名前はまだ仮です。エクスカリブレインをもとに、Jev と3Dの表示を加えたもの。リンクを付けると、関係の候補を5つ出します。精度はまだ悪いけれど、0から考えるより負荷が下がった、と飯塚さんは話しています。

MATOME

まとめ

▲目次

まず、自分の判断を1つ選んで、その答えの候補を先に書き出せるか確かめてみてください。書き出せるなら判定AIに任せられる。書き出せないなら、無理に Jev に渡さず別の仕組みに任せる。

飯塚浩也さんの動画の芯は、Jev は文章を書かず、安く速く判定だけを返すシステム1の直感のモデルだ、という所にあります。

Obsidian でいちばん出番があるのは、リンクの関係性づけ。候補を出すのはAIで、選ぶのは人です。

使うかどうかは、普段の直感の判断でどれだけ困っているかで決めていい。これが飯塚さんの答え。私はそこに、手元で測ってから使い分けて、最後は自分の体で確かめる、を足します。

本編の動画も観てみてください

この記事は、動画の要点と私の考えをまとめたものです。ホワイトボードに描きながら話す飯塚さんの説明と、Jev Brain の実演は、動画で見ると伝わり方が変わります。

長さは約17分。移動中や作業の合間にも観られる長さです。

飯塚浩也さん『AIに判断を任せて思考を整理!文章を書かずにObsidianをより強力に使いこなす方法を教えます。』を観る

私の本も置いておきます

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REF

参考リンク

📺 今回紹介した動画

チャンネル『飯塚浩也 | Obsidianでつくる最強の右腕』
出演飯塚浩也さん
公開日2026年11月4日
長さ16分43秒(日本語)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=YquEXNxQfN4

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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。

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