いもづる調査の入れ方と手順|散らばる発信の整理と商談相手のリサーチ

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。

今回は、AIを使った「いもづる調査」(MaryCache/imozuru)の入れ方と、自分や商談相手の散らばる公開発信をたどって軸を掘る実践手順をお届けします!

3行でわかるポイント

  1. 自分の棚卸しに加え、商談相手や登壇者のリサーチにも対応:商談相手や登壇者の公式サイト・著書・講演発信をたどり、本人の発信と第三者の紹介を分けて整理できます。
  2. 公式の入れ方は選べる2通り:Claude Codeのプラグインか、PCターミナルのskills CLIから1行でインストールできます。
  3. 根拠と未確認を正直に分ける:検索と同姓同名の照合から始め、本文リンクを追って原文と日付を残すことで、不確かな断定を避けられます。

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いもづる調査の全体像マップ|入口と照合、本文リンク追跡、原文保存と境界線の3ステップ

散らばる過去の実績や発信、どう整理して活かしていますか?

散らばる過去の実績や発信の整理|一人で抱え込まずAIと道具に委ねて整理する図解

日々の仕事や経営を一人で抱え込んでいると、自分の過去の発信を振り返る時間は作りにくいですよね。散らばる過去の発信。昔書いたブログ記事や、寄稿したWebメディア、出版した本、SNSの投稿。気がつけば、あちこちの場所に散らばっています。

「自分の経験を棚卸しして、分身AIに学ばせたり発信に活かしたい。でも、何から手をつければいいか分からない」そう考えている経営者の方も、多いはずです。

私自身も、料理やダイエットの発信からAIの仕事まで、過去の活動がいろんな媒体に分かれていました。自分で全部集め直そうとすると、それだけで膨大な時間がかかりますよね。大変ですよね。

そこで今回、AIに芋づる式に私の公開発信を調べてほしいと依頼してみました。自分の名前やハンドルネームを入口にして、AIに芋づる式にリンクをたどってもらったんです!面白いですよね。

一人で全部抱え込まずに道具へ委ねることについては、過去記事『集中治療室で、安心して委ねられた』で次のように書きました。

「委ねる入口は、決意の強さだけでなく、場の安心にもあるのかもしれない。」

調査の作業を一人で抱え込もうとせず、道具やAIに安心して作業を委ねてみることも、同じように大切な一歩です。手放すって大事です。いもづる調査で過去の自分を掘る作業を通じて、検索結果だけでは見えない記録のつながりが、具体的な手順として見えてきました。

「いもづる調査」(MaryCache/imozuru)の入れ方と前提環境

いもづる調査の入れ方と前提環境|Claude Codeプラグインとskills CLIの2つの導入経路

今回使用したツールの正式名称は、GitHubで公開されているオープンソーススキル MaryCache/imozuru です。詳しい仕様や更新情報は、公式の imozuruの入れ方(README) で公開されています。

導入経路は主に2通りあります。お使いの環境に合わせて、どちらか一方を選べば導入できます。とても手軽です。簡単です。両方は不要です。

経路1:Claude Code のプラグインとして入れる

Claude Codeを利用している場合は、Claude Codeの入力欄(チャット欄)へ次の2行を直接入力します。PCのターミナルへ打ち込むコマンドではないので注意してくださいね。

/plugin marketplace add MaryCache/imozuru
/plugin install imozuru@imozuru

経路2:skills CLI から入れる

PCのターミナルから導入する場合は、オープンなエージェントスキル用CLIである skills CLI を使います。ターミナルで次のコマンドを実行します。

npx skills add MaryCache/imozuru

コマンドを実行すると、導入するスキルと利用するコーディングエージェントを選択する画面が表示されます。画面の案内に沿って選択すれば完了です。あっという間です。

前提環境と注意点

利用にあたっては前提環境の確認が必要です。とても大切です。imozuruの内部スクリプトの実行には、Python 3.10以上 が必要です。また、skills CLIの実行には公式READMEで Node.js 22.20以上 が指定されています。

Web検索を実行し、ローカルのPythonスクリプトを実行できるコーディングエージェント環境(Claude Codeなど)を前提としています。ブラウザ版のChatGPTやGeminiの通常の会話欄に上記のインストールコマンドを入力しても導入できません。

なお、skills CLIの 公式対応エージェント一覧 には、Claude Codeのほか、Codex、Cursor、Gemini CLI、Antigravityなどが並んでいます。ただし、設定ファイルの導入先として選べることと、それぞれのAI環境でWeb検索や原文取得のスクリプト実行まで完全に同一の品質で動作確認されていることは別です。お使いのエージェント環境で実際の動作をご確認ください。

導入後の頼み方|自分だけでなく商談相手や登壇者を調べる具体例

商談相手や登壇者のリサーチ実践|本人の一次発信・著書と第三者の紹介を分ける調査図解

スラッシュコマンドに対応した環境(Claude Codeなど)では、/imozuru を指定して実行できます。それ以外のエージェント環境では、導入したスキルを次のように自然な言葉で指定して呼び出します。

芋づる式に調べて: <調べたいテーマや人物名>

このいもづる調査は、自分の棚卸しだけに限定されるものではありません。初めて会う商談相手、共同事業の候補者、登壇を控えたセミナー講師などの公開情報リサーチ にもそのまま活用できます。大切な調査です。

相手の公式サイトや過去の著書、寄稿記事、インタビュー、SNSでの本人の発言を芋づる式にたどることができます。事前に公開情報を客観的に把握しておくと、商談の場でも深い対話ができますよね。話が弾みます。

他人をリサーチする際は、次の依頼文例のように、同姓同名の照合や根拠の区別を指示するのがポイントです。

【商談相手・登壇者のリサーチ依頼文例】

〇〇株式会社の代表、〇〇さんについて、公開情報をもとに芋づる式に調べてください。
1. 本名、会社名、SNSアカウントをもとに検索し、同姓同名の人物と明確に照合・切り分けを行ってください。
2. プロフィールやインタビューにある本文リンクをたどり、本人の一次発信と、第三者による紹介記事を区別して記録してください。
3. 各情報の出典URLと公開日付をセットで保存してください。
4. 公式に確認が取れていない売上や経歴の数字については、無理に断定せず「未確認」として残してください。

このように指示することで、AIによる推測や誤生成のリスクを減らすことができます。最後は集まった出典URLや原文をご自身で目視確認することが大切です。実務に役立ちます。安心ですね。

「いもづる調査」の実録|名前とハンドルからリンクをたどる手順

名前とハンドルからリンクをたどる手順|同姓同名の照合と本文中リンクの追跡実録

今回の調査でAIが実際に動いた順序は、とても具体的でした。とてもシンプルです。まず最初の入り口は、本人の名前「田中啓之」と、長年使ってきたハンドル「tanaboo」や「passion_tanaka」です。

検索をかけると、同姓同名の研究者や社労士の方々が結果に混ざってきました。ここですぐに諦めず、会社名のリブウェルや著書名、過去のブログのつながりで本人を照合したんです。大切な一歩です。

照合できたら、次はプロフィールに載っている本文リンクをたどっていきました。ここが特徴的なところで、食品メーカーのZENB公式通販のレシピページは、名前だけで検索しても結果に出てきませんでした。

でも、私の過去ブログにあった掲載告知の本文リンクをクリックして進むと、ZENB公式通販のレシピページへしっかり到達できました。検索エンジンで直接引くだけでは見つからない情報も、本人が書いた本文リンクをたどれば、確かな原文へ行き着くことがあります。確かな事実です。

もちろん、道具のルールによる制約もありました。たとえば2018年に出版した著書『そろそろ、やせることにしました』について、KADOKAWAの商品紹介ページは取得本文が965文字でした。調査ツールが定めている「1000文字以上」という保存下限に、わずかに届かなかったんです。

そこで下限のルールを勝手に曲げず、KADOKAWA公式通販の書籍紹介ページを別資料として取得し、確かな書誌情報を残しました(紙の本の全文を丸ごと手に入れたわけではありません)。

さらに、検索結果の1バッチ分で保存漏れがあったことも、調査ログに正直に記録されています。完全な履歴だと誇張せず、できたことと抜け漏れをそのまま残す姿勢が大切なんですね。これがリアルです。

調査で見つかった本人の記録|料理・AI・家庭重視のつながり

調査で見つかった本人の記録|料理本出版・ピザ寄稿・家庭重視発言・闘病復帰の一本の軸

こうして集まった原文14本を読み解くと、私の活動の歩みが、はっきりと見えてきました。全部、私の歩みです。

まず料理や自炊の発信です。KADOKAWA公式通販の書籍ページには、2018年7月26日発売の著書データが記録されていました。

2021年のWebメディア「FINDERS」の寄稿記事には、「文・写真:田中啓之」と署名が入ったピザ作りの記事が残っています(本人署名の寄稿であり、第三者による独立した人物評価ではありません)。

さらに、読者の方の実践記録もありました。2023年に、一般の読者の方が私のしらたき焼きそばレシピを実際に作ってブログ記事に書いてくださっていました。自分の手元を離れて、誰かの食卓で試されていた記録が残っていたんです。

そして、AIに関する発信です。2024年6月22日、AI未来創造塾の主催者レポート(note公開記事)には、次のような私の発言が記録されていました。

2024年6月22日 AI未来創造塾 セミナー主催者レポート(note)より引用

「AIを使って家庭を大事にする人を増やしていきたいです。」

ここで一つ、とても大切な解釈の境界があります。私は2025年1月に直腸がんの手術を経験しました。人によっては「大病を経験したから、家族や家庭を大事にするようになったんだね」と、ドラマのような物語を作りたがるかもしれません。

でも、事実の記録は違います。がんになる前の2024年のセミナーでも、私はすでに「家庭を大事にする人を増やしたい」とはっきり語っていたんです。

病気をきっかけに劇的に価値観が変わったという都合の良い物語を、後から勝手に創作してはいけません。以前から大切にしていた軸が、事実として記録に残っていたんですよね。事実が一番強いです。

2025年1月19日の入院告知ブログには、「なお、治療中は分身AIによるブログやメルマガもお届けするかも?」という予告が書かれていました(実施の保証や自動配信の完了という意味ではありません)。

そして闘病を経て、2025年4月1日の活動復帰ブログで朝LIVEへの復帰が報告されています。料理の自炊から、家庭を大事にするAI活用、そして分身AIへ。一本の線として繋がっています。

抱え込みを手放すための境界線|根拠と未確認を正直に分ける

根拠と未確認を正直に分ける境界線|確かな14本の原文と選ぶ線は自分で持つ姿勢

今回のいもづる調査は、原文14本を保存し、2周回って6つの論点に原文の場所が付いたところで区切りました。ここで大事なのは、「全部を完璧に調べ尽くした」と威張らないことです。調べた範囲を分ける。

論点のうち5つは確かな根拠がありましたが、現在のコミュニティ会員数や事業の数字などについては、今回の調査では独立した確認が取れていません。だから「一部のみ確認」として、正直に未確認のまま残しました。

真面目で不器用な経営者ほど、「100点満点で完璧に整理しなければ発信できない」と考えがちです。でも、それは抱え込みOSの罠なんです。全部を自分で抱えて完成させようとすると、いつまで経っても外に出せません。焦らなくて大丈夫。

確かな根拠がある事実と、まだ確認できていないことを、そのまま正直に分ける。これについて、週刊まとめ記事『AIに頼んでも選ぶ線は自分で持つ』で次のように整理しました。

「AIに頼んでも選ぶ線は自分で持つ」

道具に調査を委ねながらも、どこまでが確認できた客観的な事実で、どこからが未確認の項目かを選ぶ線は、自分自身で持っておく必要があります。無理な誇張を避けて境界線を引くことが、発信やAI活用の土台になります。自分を整えるってことです。

経営者が今日からできる、自分の歩みをたどる持ち帰りステップ

自分の歩みをたどる持ち帰り4ステップ|名前・リンク追跡・原文記録・事実の切り分け

散らばる発信から経営者の軸を見つけるアプローチは、自分自身の棚卸しにとどまらず、商談相手や登壇者を深く知るリサーチにも大きな力を発揮します。確かな原文を手がかりにして、散らばる発信から経営者の軸を見つける方法として、今日からできる4つのステップをご紹介します。やってみませんか。

自分の歩みをたどる4ステップ

  1. 名前と過去のハンドルを並べる:本名、会社名、昔使っていた活動名やSNSのアカウント名を書き出します。
  2. プロフィールの本文リンクをたどる:検索結果の表面だけでなく、昔のブログや告知に貼ったURLを1本ずつクリックして追います。
  3. 日付・原文・出典URLを残す:見つかったページの文章を要約せず、そのまま日付とURLをセットで記録しておきます。
  4. 確かな事実と未確認を分ける:確認できたことだけを土台にし、分からない数字や曖昧な記憶は無理に埋めず未確認にしておきます。

この作業をすべて手作業でやる必要はありません。検索やリンクの収集は、AIに委ねてしまえばいいんです。楽になりますよ。

集まってきた確かな原文を眺めながら、「あ、私はずっとここを大切にしてきたんだな」と確かめること。確かな根拠がある原文から順番に自分の軸や原体験を整理していくことで、分身AIに学ばせる確かな材料が揃います。最初の一歩です。

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COLUMN

ひろくんコラム|伝える機会を先に決めると、自分の軸が見えてくる

ひろくんコラム|伝える機会を先に決めるアウトプット先行サイクルの図解

自分の過去を振り返ったり、経験をまとめたりするのって、後回しになりがちですよね。目の前の仕事に追われていると、なおさらです。

以前、魂磨きの中でこんなことを書きました。

『伝える機会を先に決めると、準備も本番も学びになる』より引用

「アウトプットする機会が決まっていることで、その機会に向けてインプットもするし、準備する過程で学びも多いし、当日本番も教えることで学びが多いのでメリットがたくさんある。」

アウトプットする機会が決まっているからこそ、過去の自分を振り返るインプットもぐんと進みます。まさにその通りです。

今回の記事づくりもそうでした。最初は「いもづるで調べて」と依頼して調査を行い、調査が終わった後に「今回やった流れをブログ記事にしてください」と決まりました。読者に届ける機会が決まったことで、集まった14本の原文や事実をどう整理して伝えるか、具体的な棚卸しが進んだんです。

完璧にまとまってから発信するのではなく、まず伝える場を決めて、見つかった事実をそのまま出してみる。そのプロセスそのものが、経営者の荷物を軽くする力になりますよ。一歩ずつ進めましょう。

👉 伝える機会を先に決める学びについて書いた過去記事はこちら

よくある質問(FAQ)

Q1. 商談相手や自分の発信が散らばっていて整理できません。何から始めればよいですか?

まずは名前や会社名、過去の活動名で検索し、プロフィールにある本文リンクを1つずつたどってみてください。見つかったページの日付と原文をそのまま記録に残すことが大切です。

Q2. いもづる調査はどのような環境で動かせますか?

Python 3.10以上と、skills CLIを使う場合はNode.js 22.20以上が必要です。Web検索とローカルスクリプトを実行できるClaude Codeなどのコーディングエージェント環境で動作します。

Q3. 他人を調査する際に気をつけるべきポイントは何ですか?

同姓同名の人物との照合を徹底すること、本人の一次発信と第三者の紹介を明確に分けること、そして確認が取れていない数字や経歴は無理に断定せず未確認として扱うことで、確かな事実に基づいた情報整理が可能になります。

まとめ:散らばった点をつなぎ、自分や相手の軸を言葉にする

過去の実績や発信をたどる作業は、単なる思い出探しではありません。未来への投資です。あちこちに散らばっていた活動をAIと一緒にたどることで、自分自身の軸が言葉になり、商談相手や登壇者を深く知るための確かな材料が手に入ります。

料理の自炊も、家庭を大事にするAI活用も、抱え込みを手放す挑戦も、全部が繋がっていました。無駄な経験なんて一つもありません。確かな歩みです。

真面目で不器用な経営者の方こそ、ぜひAIに調査を委ねてみてください。散らばっていた経験が、あなただけの確かな土台に変わっていきますよ!一緒に進みましょう。

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🤖 AI制作について

この記事は、事前の公開発信の芋づる調査をAIツールに委ねて原文ログを収集し、その調査記録をもとに、執筆・編集の制作補助としてGemini(ジェミニ)を活用して制作・整理しています。最初の客観的な調査を行ったAIと、記事執筆の補助を行ったGeminiを明確に区別し、事実に忠実にまとめています。最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。

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