
GPTs LABO MORNING LIVE
ChatGPTのメモリとChromeを整えて、年末デジタル断捨離
友くんが教える「メモリ・ピン・ブックマーク」の片づけ方|GPTs研究会朝LIVE
12月26日(金)朝 GPTs研究会LIVEより
家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は友くんが語ったデジタル断捨離のLIVEを紹介するね。
12月26日の金曜あさ、GPTs研究会の朝LIVEに立ったのは、進行のただっちと、AI快適サポーターの友くん。テーマは年末のデジタル断捨離——ChatGPTのメモリとChromeのブックマーク、この2つを整えて、すっきり新年を迎えようという回です。友くんが挙げたのは「メモリ」「ピン」「プロジェクト」「ブックマーク」の4つ。どれも無料版のまま、初心者でも今日からできる話だといいます。整理整頓が苦手だと繰り返すただっちの隣で、友くんが一つずつ画面を開いていく——そんな1時間でした。
ChatGPTのメモリ、的外れになってない?パーソナライズ設定を覗いてみる

LIVEが始まってすぐ、ただっちが「Threadsとかで見てると、チャッピーがまた的外れなこと言うようになって有料を無料に戻しちゃいましたって人、見ますね」と話を振ります。友くんはそれを受けて、対話しまくってる人はズレをあまり感じないだろうけど、実は設定がずれてるだけかもしれない、と返す。いやー、この時点でもう「あ、自分もそうかも」って画面の前で思った人、多かったんじゃないかな。
友くんは元・理学療法士で、AIのことに振り切る前から整理整頓と最適化がもともと好きだったという人。今日はその得意分野にフォーカスして話す、と最初に宣言していました。まず開いたのが、ChatGPTの「パーソナライズ」設定。パソコンなら左下、スマホなら左上の設定から入っていくと、パーソナライズという項目があって、その中の「メモリ」の「管理する」ボタンを押すと、覚えていることの一覧が出てくる。下のスイッチをオンにしておかないとメモリ自体が発動しない、という地味だけど大事な前提もそこで示されました。

で、ここからが実演です。友くんは前日、試しに「温泉とコーヒーと甘いものが好きです、覚えて」とチャットに話しかけたそうです。すると「メモリを更新しました」と返ってきて、その後の会話で「僕の好きな食べ物って言うと」と聞くと、ちゃんと温泉とコーヒーと甘いものを思い出して答えてくれる。お腹が減ったときに何か食べたいと言うと、迷ったらこれ、と甘いものとコーヒーを先に勧めてくる——という寄り添い方まで実演していました。
友くん(8:16〜)
「覚えてますよって言われます。覚えさせておくと、お腹減ったら何か食べたいって言うと、いろいろ言われるんですけど、迷ったら勧めはこれですって言って、ちゃんと甘いものとコーヒーを先に少しみたいな。この辺がやっぱりチャッピーが寄り添ってくれるっていう、」
寄り添ってくれる、というこの感じ、私も分かる気がするんですよね。料理でいうと、いつも同じお店に行くと「今日はいつものでいいですか」って聞かれるあの感覚に近い。頼んでもいないのに、こっちの好みを覚えていてくれる。

そのあと友くんは、無料アカウントの状態で「私について知ってることを教えて」と聞いてみせます。何も覚えさせていないと日本語で話していることくらいしか分からず、あとは予想で答えてしまう。逆に、しっかり覚えさせた自分のアカウントで同じ質問をすると、画面いっぱいに情報が出てくる。この対比が地味に効いていました。
友くん(9:32〜)
「上に出してもいい情報はもう全部メモリーしておりますがこうやってやっとくと今の質問です僕について知っていることを教えてって言うとボードだけでいっぱい出してくれるっていう」
これ、実際に画面いっぱいに出てくるのを見ると笑っちゃうくらいの量なんですよね。友くんいわく、これは1年もやってると、自分の環境や状況、感性も変わってくるので、メモリのほうがズレてくるという話でした。年末のデジタル断捨離は、まずこの「今の自分と合っているかどうか」を覗くところから始まっているんだと思います。
メモリの中身を書き換えるのは、結局“人間にしかできない”仕事だった
ただっちも自分のメモリを画面に映しながら「2024年の情報はだいぶ古くなってるなー」とつぶやきます。友くんも「昨日、久々にクリスマスなのにケーキを食べました」と、自分のメモリを見返して気づいた話を続けました。でね、ここで友くんが口にしたのが、今日いちばん印象に残った一言です。
友くん(11:08〜)
「なるほど。これは僕、昨日なんか良い方法ないかなって色々調べてたりやって、これ多分人間にしかできないことだわって行き着きました。はい、そうなんですよ。なんか、一個一個メモリしてるの出してってのもやってみたんですけど、外せなくて時間かかりそうだったので、これはもうやめて削除、」
人間にしかできないこと。AIに何でも任せられそうな時代に、こう言い切られると、ちょっとハッとするんですよね。友くんは、メモリを一個一個個別に外す方法を探したけれど、外せなくて時間がかかりそうだったから、丸ごと削除するほうを選んだと話していました。ぶっちゃけ、便利な機能ほど「全部お任せ」にはできない部分が残る、ということなんだと思います。

じゃあ、丸ごと消さずに部分的に書き換えたいときはどうするか。友くんが見せてくれたのが、コピー&ペーストと音声入力を組み合わせた地味な裏ワザでした。「甘いものが好き」と書かれているメモリを見ながら、実は最近は辛いものの方が好きになった、キムチにハマった、という具体例を挙げて説明していきます。
友くん(11:49〜)
「はい。これですね、あのさっきのこれ、例えばこんな感じで思考が変わったみたいな。昨日僕、久々にクリスマスだったのにケーキを食べました。ケーキも好きなんですけど、甘いものが好きってここに書いてあるんですが、結構僕辛いものも好きで、いやーなんか甘いものより辛いもののほうがいいなみたいな。キムチが好きになったよみたいな。僕も覚えさせたいなっていう場合は、これをコピーして、さっきのこのペット。甘いものそんな好きじゃなくなって辛いものが好きになったって言って、音声とかで言うと思い直してるって言うと、この更新しましたってなって、ちゃんとですね更新し」
メモリの管理画面そのものではその場修正ができないので、気になる項目をいったんコピーして、チャット側に「思い直してる」と音声で伝え直す——これが友くんの実践的なやり方でした。地味。でも、これ地味に効くんですよ…知らないとずっと古いメモリのまま放置されるので。

タブを画面半分に分割して、片方でメモリの一覧を見ながら、もう片方で修正の会話をする。友くんは昨日それをやってみたら結構サクサク進んだ、とも話していました。ただっちも「なるほど便利」と反応していて、これはメモリだけじゃなく、MyGPTを作るときにも使えるやり方だという話に広がっていきます。

料理でいうと、レシピノートに古い書き込みが残っていて、それを消しゴムで消せないから付箋を貼り直しているような感覚。ちょっと不便。でも、その不便さの中に「自分でちゃんと選び直す」という時間が挟まっているのが、逆にいいなと私は思いました。AIが全部代わりにやってくれる部分と、人間が手を動かして選ぶ部分——その境目が、今日いちばんくっきり見えた瞬間でした。
サイドバーのピン留めは一等地。友くんのルールは「多くて4つ」

話題は「ピン留め」に移ります。ただっちは、毎朝やっているコーチングのチャットをピン留めしていると即答。友くんはそれを受けて、サイドバーの見た目が最近変わって、GPTやプロジェクトがいろいろ畳めるようになったこと、そして一番下の「あなたのチャット」に溜まっていく過去のチャット履歴の中から、止めておきたいものをピンにできる仕組みを説明していきます。
友くん(15:24〜)
「いや確かにあの皆さん、ちょっとピンってちょっと待ってってやつなんですけど、この左側、これもちょっと最近見た目が変わったんですけど、GPTとかプロジェクトとかいろいろ畳めるようになったんですよね。でこの一番下にあなたのチャットっていうのは過去のチャット履歴なんですが、このチャット履歴ってどんどんやってると、止めとけるやつがピンになります。」
止めとけるやつがピンになる——この言い方、素朴なんですけどすごく的確だなと感じました。流れていくものの中から、これだけは流さない、と決めて留める。それがピンという機能の正体なんですよね。
いやー、ただっちが毎朝のコーチングのチャットをピンにしてる、っていうのが、私はすごくいい例だなと思ったんですよね。毎日ぜったい開く場所——それって、探す時間がいちばんもったいないやつでしょ。だから流さずに一等地に置いておく。うん、理にかなってるなあ、って画面の前でうなずいちゃいました。ピンって、要するに「毎朝ここから始めるよ」っていう自分への目印なんだと思います。

ただ、ここで友くんはすかさずブレーキも踏みます。ピンって置きたくなる気持ちは分かるけれど、放っておくとピンだらけになって、結局「一等地」の意味がなくなってしまう。だから数を絞るのがコツだと言うんです。
友くん(16:13〜)
「ピンだらけになっちゃうよみたいな人もいるので。そうですね。おすすめは毎日使うものだけとか、直近今これに取り組んでて、これでずっとチャットしてるよみたいなものだけにしていただいて、多くて4つぐらいがいい」
多くて4つ。数字がはっきりしているのが、私はありがたいなと思うんです。「厳選しましょう」だけだと結局どこまで厳選していいか分からなくなりますが、4つという上限があると、5個目を留めようとした瞬間に「あ、どれか外そう」って自然に手が止まる。
あ、そうだ。友くんが「毎日使うものだけ」「直近これに取り組んでて、これでずっとチャットしてるよ、みたいなものだけ」って線を引いてくれたのも、地味に効くんですよ。ピンって、便利だからこそ、気づいたら「とりあえず留めとこ」が積み上がっていくんですよね。で、気づいたら全部一等地。それ、もう一等地じゃないでしょ、っていう。だから4つ。この上限があるだけで、迷わなくて済む。
検索という選択肢もあるにはあるけれど、ただっちが「検索も使えるっちゃ使えるんですけど、検索迷子になることがよくある」と漏らすと、友くんも「あれ検索って、使えるようで意外とワードがなかなか思い浮かばなかったりして、待ってられないみたいな」と同意していました。これ、めちゃくちゃ分かる。探そうとした瞬間に「あれ、なんて名前で保存したっけ」ってなって、結局スクロールで探しちゃう…あの時間、地味に積み重なるんですよね。だからこそ、探さなくてもいい状態を先に作っておく——それがピン留めの一等地であり、友くんの4つルールなんだと思います。ここまでで、メモリとピンという「ChatGPTの中の断捨離」は一段落。次はいよいよChromeのブックマークです。






