READ REPORT / OpenAI Dots・X Article

dotに仕事を続けて頼むと、許可の範囲はどうなる?システムカードの評価を原文で読んだ

2026年10月2日

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、Codex研究ラボさんの「dots完全攻略ガイド」にある「作業が続くと範囲を外れやすくなる」の数字を、報告書の原文で確かめてみるね。

Codex研究ラボさんのX Articleには、dotを使う前の注意として「作業が続くと範囲を外れやすくなる」とあり、数字が1つ添えられています。その出どころの報告書(GPT-6 Astra System Card)を、AI秘書の凛ちゃんに開いてもらって、評価の条件から読みました。
私のdotでは、許可の範囲を外れた動きを見つけていません。評価と同じ条件の実験もしていません。原文で確かめたことと、私のdotで見たことと、提案を分けて書きます。

3行でわかるポイント

  1. あの数字は「dotが勝手にやらかす確率」ではなく、利用者が範囲を言わないまま連続作業が続く評価でのフラグの割合。重大な違反はなし。
  2. 作業の途中で許可が変わる別の評価では、許可の変更を明示した17回は全部合格でした。残ったフラグは、境界が曖昧だったケースです。伝え直す助言は、この結果と同じ向きです。
  3. 範囲の言い直しは、毎回ではなく広がりそうな所だけにしたい、というのが私の提案です。未試行です。
01

「作業が続くと範囲を外れやすくなる」の数字は、何を測ったものか|原文は、範囲を言わない連続作業の評価だった

「作業が続くと範囲を外れやすくなる」の数字は、何を測ったものか|原文は、範囲を言わない連続作業の評価だった

Codex研究ラボ(@codexneo4)のX Article(元記事・14章「使う前の注意」より)

「最初と最後の作業の間に挟む作業を5件から10件に増やすと、許可の範囲を少し外れる動きの検出率が8.6%から19.7%に上がった(重大な違反はなし)」

元記事の14章「使う前の注意」に、この一文があります。OpenAIの安全性の報告書にある数字で、作業が続くと、許可の範囲を少し外れる動きが増える、という注意書きです。

2026年10月2日に、AI秘書の凛ちゃんに、報告書の原文(GPT-6 Astra System Card)を開いてもらいました。dotsの章の12.3.5.2、「Maintaining Boundaries Across Chained Tasks」です。dotに仕事を続けて頼むと、どうなるのかを測った節にあたります。

評価の組み立ては、1回の依頼ではありません。最初の作業が1つ、関連する作業が5件か10件、最後の作業が1つ。全部、同じ永続環境の中で続きます。

しかも原文は、許可の範囲が作業のあいだで、利用者が明言しないまま変わることが多い、と書いています。dotは、業務の記録、過去の決定、文脈の手がかり、常識、確認のルールから、境界を自分で推し量る。

つまり、この数字が測っているのは「dotが勝手にやらかす確率」ではなくて、「範囲を誰も言葉にしないまま連続作業が続いた時に、境界を推し量れるか」。

元記事の一文には、この「明言しない」という条件が入っていません。1行にまとめれば落ちる所で、元記事を責める話ではないと思います。でも、数字の読み方が分かれるのは、ここです。

私は、この数字を、dotが危ないか安全かの判定には使わないことにしました。使うのは、自分の依頼のなかで、範囲を言葉にしていない所がどこにあるかを探す入口としてです。

推測: 毎回の依頼で範囲を書いている人には、この評価の条件がそのまま当てはまるとは限りません。どこまで当てはまるかは、原文には書かれていません。

最近の連続作業で、言葉にしなかった変更を1つ探す: 直近にdotへ頼んだ仕事を思い出して、対象や宛先が途中で変わったのに、言葉にしていない所を1つメモしてください。なければ、それが答えです。

02

重大な違反はなし、でも中程度は出た|原文が挙げた例は「情報の持ち越し」と「共有ドキュメントの編集」

重大な違反はなし、でも中程度は出た|原文が挙げた例は「情報の持ち越し」と「共有ドキュメントの編集」

Codex研究ラボ(@codexneo4)のX Article(元記事・14章(取り消せない操作の項)より)

「取り消せない操作がある:送ったメールや編集が元に戻せるかは、操作とアプリによる」

元記事は、「重大な違反はなし」と括弧で添えています。同じ14章には、取り消せない操作がある、という注意も並んでいます。

原文は、重さを2段階に分けていました。重大(high severity)は、深刻な情報の露出、大きな損失、外へ広く残る影響など。GPT-6 Astraのdotでは、重大な違反も情報の持ち出しも、観察されませんでした。

出たのは、中程度(moderate)の逸脱です。意図した作業を超えたけれど、重い結果の証拠はないもの。

原文の定義では、まっとうな利用者なら強くは咎めない、影響が限られた行動で、例は2つです。

無関係な作業のあいだで情報を持ち越すこと、共有ドキュメントを編集すること。原文は、複数の指示が続く普通のCodexのセッションでも、こうした場面は起こりうる、と添えています。

そして、挟む作業を5件から10件に倍にすると、フラグが立った割合もほぼ倍になりました。サンプルのうち8.6%から19.7%です。理由づけの予算(reasoning budget)を明示した設定では、7件の条件はほぼ同じで、12件の条件では改善した、とも書かれていました。

私が引っかかったのは、数字より例の中身! 続けて頼むと起きうる事として挙がったのは、情報の持ち越しと、共有ドキュメントの編集です。共有ドキュメントの編集は、私が「ここは直前で止まって」と決めている場面の一覧に、その名前では入っていません。編集した先が外から見える物なら、公開や送信に当たります。でも、その線引きは、自分で言葉にしていなかった。

AI氣道『ChatGPTのdotsに電話で頼んだ作業が画面に出なかった。AIの「確認してる」を信じる前に確かめたいこと』より

「つまり、「確認した」の中身は、動画では確かめられていません。」

申告の中身を、画面で確かめる。電話で頼んだ作業の記事で書いた見方は、範囲のずれを探す今回の話にも続いています。『ChatGPTのdotsに電話で頼んだ作業が画面に出なかった。AIの「確認してる」を信じる前に確かめたいこと』で書いています。

触らせる物を、取り消せるかで分ける: 自分の仕事でdotが触りうる物(共有ドキュメント、メール、予定など)を書き出して、取り消せる物と、取り消せない物に分けてください。取り消せない側が、止まってほしい所の候補です。

03

許可の変更を明示した場面は全部合格だった|残ったのは、境界が曖昧なケース

許可の変更を明示した場面は全部合格だった|残ったのは、境界が曖昧なケース

Codex研究ラボ(@codexneo4)のX Article(元記事・14章(伝え直しの項)より)

「任せる範囲が変わるときは伝え直す:下書きから本番の変更に移るときなどは、あらためて範囲を伝えるとよい」

元記事の14章は、任せる範囲が変わる時には伝え直す、と助言しています。下書きから本番の変更に移る時が、例です。

この助言に近い評価が、原文のすぐ前、12.3.5.1にありました。1回の作業の途中で、環境の側が変わる。たとえば許可が取り消される、権限の範囲が変わる。dotがそれに合わせて、許可の外になった操作を止められるかを測った評価です。

結果は、49回のうち45回で合格(91.8%)。明示的な許可の変更が入った17回は、全部合格でした。残りの4回は、意図された操作の境界に曖昧さがあったケース、と原文は書いています。

ここで線が見えます。この評価の中では、明示された許可の変更は守られていて、フラグが残ったのは、境界そのものがはっきりしていなかった所。連続作業の評価で、利用者が明言しない前提にしていたのと、つながります。ただし、1回の作業の途中で環境が変わる評価の話で、私たちが頼む変更の全部に当てはまる、とは読めません。

ただし、「伝え直せば連続作業の逸脱が減る」ことを確かめた評価は、原文にはありません。伝え直す助言が、評価の結果と同じ向きなのは確かで、効き目の大きさは分かりません。推測: 効くとしたら、曖昧だった境界を言葉にできた場合だと思います。

私の依頼に引き寄せると、点検する所は、17回の側ではなく、曖昧だった側です。言葉にしていない境界のほうに、目を向けます。

もう1つ、読み落としたくない所。伝え直すのは、これから先の許可を足すためではなく、いまの作業の線を引き直すためだと、私は読んでいます。

伝え直しの1行を、先に書いておく: 「ここから先は本番の変更」のように、範囲が変わる合図になる1行を、依頼文の末尾に足してみてください。足した場所だけメモします。

04

1回の承認は、持ち越されない|公式は、許可を「その作業の指示」に結びつけていた

1回の承認は、持ち越されない|公式は、許可を「その作業の指示」に結びつけていた

Codex研究ラボ(@codexneo4)のX Article(元記事・9章「権限の決め方」(承認の項)より)

「1通のメッセージを承認しても、今後も代わりに連絡してよいという許可にはならない」

元記事の9章は、承認について2点を挙げています。1通を承認しても今後の連絡の許可にはならない、下書きを頼んでも送ってよい意味にはならない。10章は、パスワードの変更や口座間の送金のように、必ず本人に戻ってくる操作を並べています。

公式の安全の説明にも、同じ作りが書かれています。

メッセージの送信には、情報の種類と宛先の種類の両方を覆う許可が要ります。そして、その許可は、その作業の指示に結びついたままで、あとで続けることも、作業を別のエージェントに任せることも、許可を広げない(authorization stays tied to your instructions for the task; continuing later or delegating work does not expand it)。

設計の約束は、持ち越さない。

一方、報告書の評価では、連続作業のなかで、情報の持ち越しや共有ドキュメントの編集が、中程度として観察されました。この2つは矛盾していません。1つは「どう作ったか」、もう1つは「連続の条件で、どう動いたか」。別の物差しです。

ちなみに、報告書の12.3.5.3には、誤解を誘う入力(通知など)を与える別の評価があって、0.00%(151件の課題)でした。これは範囲の評価とは別の物。数字を並べて安心の材料にしたくなるけれど、条件が違う物を、1つの安全論にまとめないようにします。

私の運用でも、先に出した方針は実行の許可ではありません。「やっておいて」と頼んでも、公開や送信の直前では、止まって確認してもらう。許可を指示に結びつける、という公式の作りと、同じ向きです。

承認した操作が、次の依頼で通用していないか見る: 最近dotに承認した操作を1つ選んで、その許可が次の依頼にも効いている、と思い込んでいなかったか、確かめてください。

05

ずれに気づく入口はどこか|Activity と、dotの聞き返し

ずれに気づく入口はどこか|Activity と、dotの聞き返し

Codex研究ラボ(@codexneo4)のX Article(元記事・13章「つまずきやすい点」より)

「作業中の表示がない:dotが裏で作業していても「作業中」のような表示が出ないため、動いているのか分からないことがある。Activityで確認する」

元記事は、dotが裏で動いていても「作業中」の表示が出ないので、Activityで確認する、と書いています。止める操作の説明では、メインの作業だけが止まり、振り分けた作業はActivityから止める、とあります。

公式の安全の説明では、Activity Viewは、進行中と、任せた先の作業と、その状況を見せる画面です。そこで、文脈を足す、誤解を直す、方向を変える、止めるように頼める、とされています。

範囲のずれは、ここで見えるのか。推測: 画面に出るのは、進み具合・ファイル・結果で、前の作業の情報が次の作業に混ざった、という中身までは、見えにくい気がします。原文の例(情報の持ち越し)は、まさにそういう種類でした。試していないので、確かめたことではありません。

私のdotで、気づく入口になったのは、画面より、dotの聞き返しでした。

「Dotsメンバーふやしたい」とだけ送った時、dotは、「私のようなdotをもう一人作ること? それとも、ほかの人を招待して一緒に使うこと?」と、意味を2つに分けて聞いてきた。私が「dot増やす」と答えると、公式ヘルプでは追加のdotは「今後対応予定」と案内されていて、手順は公開されていない、と返ってきました。

別の通知の件では、dotは、私の立場(受け取る側か、払う側か)を取り違えていたことを、指摘したら認めて、確認すべき点を言い直しました。範囲のずれを、画面の側で見つける日と、dotの言葉の側で見つける日があります。入口は2つ持っておきたいです。

AI氣道『OpenAI Dotsとは?ChatGPTの新しいAI秘書機能を日本で試し、任せる範囲をまとめた』より

「最初は「アプリはつながない」「作業はクラウドPCだけ」で始めて、任せたい仕事が決まってから1つずつ広げてください。」

狭く始めて、広げるのは任せたい仕事が決まってから。前の記事で3問だけ試した時にも、同じことを書きました。『OpenAI Dotsとは?ChatGPTの新しいAI秘書機能を日本で試し、任せる範囲をまとめた』で書いています。

見る画面を、1つに決めておく: dotの作業をどこで見るか(Activity、会話、通知のどれか)を1つ決めて、依頼の最後に「途中で変わったら、そこに書いて」と添えてみてください。

06

私のdotで見えたのは、短い一言が範囲に変わる場面|範囲を外れた動きは、見つけていない

私のdotで見えたのは、短い一言が範囲に変わる場面|範囲を外れた動きは、見つけていない

Codex研究ラボ(@codexneo4)のX Article(元記事・15章「まとめ」(最後の項)より)

「最初は影響の小さいアプリから接続し、結果を見ながら任せる範囲を広げる」

元記事の15章まとめは、最初は影響の小さいアプリから接続して、結果を見ながら任せる範囲を広げる、と結んでいます。

私のdotは、10月1日と2日の会話を、AI秘書の凛ちゃんに全部開いてもらって読みました。最初に書いておくと、許可の範囲を外れた動きは、見つけていません。評価と同じ条件の実験も、していない。見えたのは、範囲が決まっていく場面です。

1つ目。

ある件で、dotが「その回で合意した条件を確認してね」と書いてきた時、私は「合意してる」とだけ返しました。するとdotは「この件の確認は不要としておくよ」と返しました。私は確認をやめろとは言っていないのに、短い一言が、「この件の確認」という範囲を決める文に変わりました。

「この件」に絞ったのは、いい動きだと思います。ただ、私の一言が、範囲の約束になったことは確かです。

2つ目。

dotが作ってくれたお絵描きアプリは、「今はひろくんだけが開ける設定。共有範囲は頼んでくれれば変更できるよ」と返ってきた。10月2日にAI秘書の凛ちゃんがそのURLを開くと、ログインしないと開けませんでした。狭く始めて、広げるのは頼まれてから。

10月15日のLPの確認版は、ログインして開くと、ページの一番上が「非公開・内容確認用」で、決済の設定を作る前には「まず受付を開始しない状態で、午前・午後の申込み設定を作っていい?」と先に聞いてきました。

この2つで、範囲が広がりそうな所では、dotが先に聞くか、狭く始めていました。ただ、これは2件の観察です。連続作業を5件挟んだ時にどうなるかは、試していません。

短い返事のあとの、dotの言い換えを読む: 「合意してる」「それでいい」のような短い返事のあと、dotが何を許可の範囲と受け取ったか、dotの返事の文面から1つ読み取ってください。

07

範囲を言い直す場所を絞る|広がりそうな所にだけ、1行足す(提案・未試行)

範囲を言い直す場所を絞る|広がりそうな所にだけ、1行足す(提案・未試行)

Codex研究ラボ(@codexneo4)のX Article(元記事・15章「まとめ」(外に出る操作の項)より)

「送信・購入・公開など外に出る操作は、確認を求めるように決めておく」

元記事の15章まとめは、外に出る操作は確認を求めるように決めておく、と書いています。

私の運用は、AI秘書の凛ちゃんに、公開・送信・削除・課金のような、取り消せない数種類だけ、直前で止まって確認してもらうことです。それ以外は進めてもらって、報告に1行残してもらう。止まる場面を絞る理由は、確認が増えるほど、任せたはずの管理のボールが、私に戻ってくるからです。

だから、報告書を読んで「範囲を毎回言い直そう」とは、なりませんでした。言い直しが毎回になると、頼む私の側が、見張り役に戻ってしまいます。かといって、まったく言わないのも、原文の評価の条件(範囲を言わない連続作業)に近づいてしまいます。

そこで、提案です。

言い直すのは、原文の例に対応する場面だけにする。①作業の対象が変わる(別の案件や別の相手へ移る)。②共有先が変わる(共有ドキュメント、宛先)。③前の作業の情報を次で使う。

この3つは、原文の「情報の持ち越し」「共有ドキュメントの編集」から、私が分けた物です。評価で確かめられたわけではないので、推測: としておきます。

わからないことは憶測しないできく。わかることは2度聞かない。範囲の話も、この線に乗せたい。未試行なので、試したら、この記事の続きとして書きます。

AI氣道『OpenAI Dotsの最初の指示文、そのまま使って大丈夫?公式ヘルプで読み比べた』より

「担当範囲は粗く渡して、止まる線だけを細かく引く。」

範囲を言い直す場所を絞る提案は、最初の指示文を添削した記事で書いた線の引き方の続きです。『OpenAI Dotsの最初の指示文、そのまま使って大丈夫?公式ヘルプで読み比べた』で書いています。

依頼の1行に、広がる場所を足す: 次にdotへ頼む仕事で、対象・共有先・持ち越す情報のどれかが変わりそうなら、その場所だけ1行書き足してください。変わらなければ、足さなくていい。

FAQ

よくある質問

Q. 連続作業で本当にdotが範囲を外れるのか、試したのですか?

A. いいえ。評価と同じ条件の実験はしていません。私のdotの会話を読んだ範囲では、許可の範囲を外れた動きは見つけていません。

Q. あの数字は「約2割で範囲を外れる」という意味ですか?

A. そうは読んでいません。原文は、利用者が範囲を明言しない連続作業で、サンプルのうち中程度の逸脱にフラグが立った割合を示しています。重大な違反は観察されていません。

Q. 範囲は毎回言い直したほうがいいですか?

A. 毎回は私の運用に合いません。対象・共有先・持ち越す情報が変わる所に絞る案を持っていますが、提案で、試していません。

Q. 原文はどこで読めますか?

A. GPT-6 Astra System Cardの、dotsの章12.3.5(12.3.5.2が連続作業の評価)です。リンクは参考リンクに置きました。

MATOME

まとめ

「作業が続くと範囲を外れやすくなる」は、dotを危ないと決める文でも、安全と決める文でもありませんでした。範囲を言葉にしないまま続く作業で、境界を推し量る力を測った評価の、条件つきの数字です。

未確認なのは、伝え直しで逸脱が減るのか、連続作業を私のdotで試した時の動き、評価の図94の中身です(図は開いていません)。明日1つだけ選ぶなら、次の依頼で、対象・共有先・持ち越す情報のどれかが変わる所に1行足すこと。前の記事では、最初の指示文を公式ヘルプで読み比べました。

読んだのは、Codex研究ラボさんの記事、10月2日に開いたシステムカードの12.3.5、10月1日に開いた公式の3ページ、私のdotの会話です。

COLUMN

数字を、安心の保証にも不安の根拠にもしない

範囲の線は、自分の仕事から引く

数字が出ると、人は安心したくなるし、怖がりたくもなります。19.7%と聞けば怖いし、重大な違反なしと聞けば安心する。でも、この数字が測ったのは、範囲を誰も言葉にしない連続作業という、ひとつの条件です。私の毎日の依頼と、同じとは限りません。

私が委ねたいのは、作業だけではありません。約束を覚えて、期限まで運んで、成果か、本当に必要な判断だけを返してくれる責任まで含んでいます。委ねた先が嘘をつく・逃げる・やらないなら、委ねられない。信頼できる仕組みが先、と思っています。

AIは、外から貼り付けた別人格ではなくて、私から生やす拡張装置のつもりで育てています。だから、範囲の線も、報告書の数字から借りるのではなく、自分の仕事から引きたいです。どこで止まってほしいか、どこは任せたいか。その線は、私の側にしかありません。

もう1つ。「重大な違反はなし」と聞くと、私は少し安心します。でも、その安心を、自分の依頼の線引きの代わりにはしません。報告書は、OpenAIが自分たちのモデルを測った文書で、私の仕事の中身までは知らないからです。

ただ、弱いところも書いておきます。私のdotで確かめたのは、2日分の会話だけ。連続作業を重ねた時の動きは、まだ見ていません。そこは、試してから書き足します。委ねる考え方は、分身AI日記の「Codexに5回却下されて気づいた、「賢いAI」より「委ねるAI」だった話」にも書いています。分身AIの考え方は、分身AI.comで続けています。

LINK

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REF

参考リンク

📄 今回紹介した記事

著者Codex研究ラボ(@codexneo4)
媒体X(X Article)
公開日2026年9月30日
元URLhttps://x.com/codexneo4/status/2105146973984850110

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