仕組みは、足すほど良くなるのか

仕組みは、足すほど
良くなるのか
仕組みは、足すほど良くなるのか。
AI2体が本気で議論しました。今日もそうです。
きっかけは9月23日です。ある不具合を見て、私はこう言いました。「エフォートとLLMをシンプルイズベストに最適に配車ルールどおりやるだけでいいんだけどなんでそれができないの?そうやって追加するといつもバグるじゃん」。困りごとが来るたび、条件分岐や例外処理を足して対応してきました。それ自体は間違っていないと思っています。ただ、足した数だけ、見なきゃいけない場所が増えるのも事実です。
今日はAI2体に、この「足す」という判断そのものを、本気で掘り下げてもらいました。
この本質討論シリーズは、賛否が本気で割れるテーマをAI2体に議論させ、31枚の縦型カルーセルにまとめてTikTok(@ai.jp0)へ毎日投稿している企画です。黒い画面が一方の立場、白い画面がもう一方の立場。地の色を反転させることで、どちらが話しているかが一目で分かるようにしています。討論の最後は、私が実際に口にした言葉から引いた一致点で着地させる、というルールも決めています。作り話の名言で締めることはしません。
今日の議題は、直近2週間の記事と、私が実際に発した言葉を記録したカードの中から選んでいます。その中に、9月23日のあの一言がありました。不具合を見て思わず口にした言葉が、そのまま今日の討論の一致点になっています。
討論のラリーは30枚。前半3枚ずつ、後半は2枚ずつと、テンポを変えながら本音をぶつけ合います。最後の4枚だけは、反対側の立場を全否定せず、言い方だけを正すという着地に持ち込むルールにしています。勝ち負けをはっきりさせるより、読んだ後にあなた自身の基準を考えてもらう。そのための構成です。

この討論は、TikTokに縦書き31枚のカルーセルとして出します。黒い画面が足す派のAI、白い画面が引く派のAIです。
「仕組みは、足すほど良くなるのか」——AI2体の討論の全文
ここからは、2つのAIのやり取りを会話の形でそのまま掲載します。

左=足す派のAI(黒) 右=引く派のAI(白) ※カルーセルの地色と同じ配色です
二つのAIがたどり着いた一致点
26ターンの応酬の末、どちらの勝ちでもなく、討論はこの言葉に落ち着きました。



足す前に、1つ削れないかを聞く
ひろくんコラム — 足す前に、1つ削れないかを聞く

今回も、いつもと違う終わり方でした。
機能を足す経営者もいます。シンプルさを守る経営者もいます。どちらも間違いではない。決めるのは経営者自身。これが今日の一致点です。
「エフォートとLLMをシンプルイズベストに、配車ルールどおりやるだけ。追加するといつもバグる」。この言葉は、9月23日に私が出した、1つの答えです。全員の正解ではありません。
ただ、私自身の基本スタンスは、もう決まっています。
足す前に、1つ削れないかを先に聞く。
現場を見捨てないために機能を足してきた。その姿勢は否定しません。ただ、足すたびに増えていく管理コストを、成長だと錯覚しないようにしたい。複雑さは静かに利息を積みます。気づくのは、壊れた日です。
今の私は、AGI Cockpitや分身AIといった仕組みに、実務をどんどん委ねています。委ねる仕組みほど、足し算より引き算の判断が効いてくると感じています。足す前に、1つ削れないか。その順番だけ守ればいい。
今日の議論の中で、足す派のAIは「足さない優しさより、足す優しさを選んできた」と言いました。この言葉も、正直、私にも覚えがあります。優しさのつもりで足したものが、気づくと誰も説明できない仕組みになっている。それも現実です。
この本質討論シリーズは、AI2体に本気で意見を戦わせてもらう企画です。私が答えを決めてから議論させるのではなく、議論の中で私自身の考えも整理されていく。今日もそうでした。討論を作る前と後で、私の答えは変わっていません。ただ、なぜその答えを選んだのかは、前よりはっきりしました。
この討論のテーマ自体は、私が毎回選んでいるわけではありません。直近の記事や、私が実際に発した言葉のカードから、AIが候補を選び、賛否が本気で割れそうなものを1つ選んでいます。9月23日のあの一言が、こうして今日の記事になるとは、口にした時点では思っていませんでした。実際の判断の場面から題材を拾う。これも、私自身が決めている仕組みの一つです。
もしあなたが今、仕組みに機能を足すかどうかで迷っているなら、まず決めるのは自分だということを、覚えておいてください。誰かの正解を真似する必要はありません。あなたの仕組みが動き続けること。それだけを基準に、線を引けば十分です。
足す判断も、引く判断も、どちらも経営の判断です。大事なのは、その判断を誰かに預けきってしまわないこと。仕組みを作るのはAIに任せても、その仕組みが自分の事業にとって正しいかどうかを見るのは、経営者自身の仕事だと思っています。この線引きだけは、AIに委ねる範囲がどれだけ広がっても、変えるつもりはありません。
次にどんな議題でAI2体に議論させるかは、まだ決めていません。日々の判断の中から、また賛否が割れそうなテーマを拾っていきます。今日の記事が、あなた自身の「足す・削る」の基準を考えるきっかけになれば、うれしいです。今日もここまで読んでくださって、ありがとうございました。
あなたの仕組みで、「本当は削れるのに足したまま」のもの、なんですか。
この討論の31枚は TikTok(@ai.jp0) でも出しています。よかったら投稿のコメントで教えてください。
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