WATCH REPORT

「フォルダ設計」でClaude Code・Codexとの仕事が変わる
迷わず渡せる5つの型

2026.09.14

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、いまにゅのAIプログラミング塾さんの「フォルダ設計」動画から、Claude CodeやCodexとの仕事が変わる5つの型を紹介するね。

同じClaude Code・Codexを使っているのに、なぜかAIの動き方に差がつく。その差はどこから来るんでしょうか?

モデルや頼み方も効きますが、この記事で扱うのはその中の一つ、「フォルダの設計」です。動画で紹介された5つの事例をもとに、名前の付け方から記憶の扱い方まで、AIへ仕事を渡す時の「置き場所」の作り方を整理します。

今回の解説者

いまにゅさん

「いまにゅのAIプログラミング塾」を運営し、Claude CodeやCodexなどAIコーディングツールをテーマに発信しています。今回は動画内のAIアシスタントキャラ「J君」を出さず、フォルダ設計の考え方をご本人がじっくり解説する回でした。普段は掛け合い形式の動画も出しているそうですが、今回はあえて一人で、実例を1つずつ丁寧に見せてくれる構成でした。

3行でわかるポイント

  1. 「フォルダはファイルの整理棚であると同時に、AIに渡す仕事場でもある」。同じAIを使っていても、フォルダの設計は動き方を左右する要因の一つです
  2. 指示を分割する型・証拠と知識を分ける型・調査と計画を先に固める型・人格と記憶を混ぜない型・依頼を受け取り成果物を返す型。この5つが、実例つきで紹介されています
  3. 料理に例えると、調味料を全部手前に並べる必要はない。使う時だけ取りに行ける「置き場所」を作ることが、AIとの仕事を軽くする第一歩です

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01

同じClaude Code・Codexなのに差がつく理由——フォルダは「AIに渡す仕事場」

資料の山と名前で迷うフォルダが整理された仕事場に変わる対比図解

動画の冒頭、いまにゅさんはこう問いかけます。同じツールを使っているのに、ある人のAIは資料をすぐ見つけて仕事を進めてくれる。一方で自分のAIは毎回同じ説明を求めてくる。その差を生むものとしていまにゅさんが挙げるのが、AIにどのフォルダを見せているか、どんな名前のファイルを置いているか、成果物をどこへ戻すか、です(2:38頃〜)。モデルや頼み方が関係ないという話ではありません。この記事では、フォルダの側に絞って見ていきます。

いまにゅさん

「フォルダはファイルの整理棚であると同時に、AIに渡す仕事場でもあるということです」(2:38)

耳が痛い話でした。実は私も今、「外壁塗装リフォームの集客代行」の案件を一人で抱えています。AIチームに手放したいと思いながら、まだ渡しきれていません。

診断だと私は「ビジョンを描いて人を動かすシェフ」のはずなのに、気づくと自分でキッチンに立って鍋を振っているんですよね。いまにゅさんの「フォルダは仕事場」を聞いて、あ、そうかと思いました。渡す場所が整っていないから、任せたつもりでも結局自分で全部見返すことになる。道具を渡さずに「あとよろしく」と言っていたのと同じでした。

だから、どこに何を置くかという土台を後回しにせず、仕事場そのものを整えるところから始めたいと思います。

名前だけ変えてみる:今AIに渡しているフォルダを1つ開いて、中のファイル名を3分だけ見直してください。見るのは、名前を読んだだけで中身が分かるかどうか。「資料1」のような名前が1つでも見つかったら、それが最初に整える箱です。例えば「原稿」「判断の根拠」「成果物」のように、中身の種類を名前に入れるのも一案です。

02

「資料1」ではなく「顧客ヒアリング」——指示を1枚に詰め込まないボリス・チェルニー氏の3層構造

毎回読む・その場で読む・作業の時だけ読むの3層構造を示す図解

1つ目の事例は、Claude Code開発者として紹介されていた人物の公開方針です。company-project直下の共通CLAUDE.mdを薄くし、領域ごと・作業ごとにファイルを分ける考え方でした。毎回読む薄いルールと、その場面だけで読む細かい手順を、はっきり分けているのが特徴でした(8:16頃〜)。

いまにゅさん

「全ての指示を一枚へ詰め込まないということです」(8:16)

「名前を見れば次に何を読めば良いか分かる」という説明も、まったく同感でした。うちのAIチームも、実は同じ考え方を使っています。作業フォルダの一番上に置くルールには「触っていい場所」「触ったらいけない場所」のような薄い決まりだけを書いて、プロジェクトごとの細かい作業手順は別のファイルに逃がしています。

私の記事より(2026-09-07公開:Claude 5 世代の CLAUDE.md 最適化:記事の手順をうちで実測して当てはめた結果)

で、今回実際に進んだのはこっちです。うちには、Cockpitというツール全体をまとめて動かす「司令塔役」のAI(Master Agentって呼んでる)がいて、そのAIが最初に読み込む案内書が663行。中身のほとんどは、Cockpitの各機能の使い方を並べた分厚い操作マニュアルを、毎回全部読み込ませていた状態です。

この529行分の細かい操作マニュアルを、別に置いてある専用の参考書(skillって呼んでる仕組み)へ丸ごと引っ越し。司令塔の案内書には、①必要な時だけその参考書を読みに行くこと、②このプロジェクトでは決まった操作コマンドを使うこと、③このプロジェクト特有の安全ルールを優先すること、の3つだけを残しました。結果、663行が141行に。レシピ本を丸ごと持ち歩くのをやめて、必要な料理のページだけその場で開きに行く形にした感じですね。

引用の「663行が141行に」は、司令塔役のAIが最初に読む案内書の行数が変わった記録です。速さや仕上がりの良さまで、この数字で示したわけではありません。

一番読まれるファイルを1つ薄くする:今AIに読ませている一番大きな指示ファイルを1つ選んで、次の順で小さく試してみてください。

  1. まず元のファイルの控えを取る。
  2. 次に、毎回要る決まりと、特定の作業の時だけ要る手順に分ける。
  3. 手順を別ファイルにしたら、どの依頼の時にどこからそのファイルを読ませるかを、元の指示ファイルに書いておく。
  4. そのうえで、自分が許可した小さな作業を1つ頼み、結果が指示どおりかを照らし合わせます。AIが「読みました」と答えただけでは確かめたことにならないので、結果で見てくださいね。
  5. 合わなければ、控えを使って元に戻し、戻した後も前と同じように動くかを確かめてくださいね。

2026年11月4日に公式の説明で確かめた、今の仕様も添えておきます。Claude CodeのCLAUDE.mdで「@ファイルの場所」と書いて取り込んだファイルは、元のCLAUDE.mdと一緒に読み込まれます(Claude Code公式:メモリ)。分ければ整理はしやすくなりますが、読み込む量が減るとは限らないんですよね。

Codexは、作業を始める時にAGENTS.mdなど決まった名前のファイルを決まった順で探して集めます(Codex公式:AGENTS.md)。好きな名前の別ファイルを置くだけで自動で読まれるとは言えないので、使っている製品と設定の説明を見てから分けてください。

03

元データと磨いた知識を分ける——「LLM Wiki」に学ぶ、捨てずに預ける整理術

証拠を集めるrawフォルダから知識に磨くwikiフォルダへの分解図解

2つ目の事例は、AI研究者として紹介されていた人物が公開した「LLM Wiki」という考え方。raw(原文)とwiki(原文から作った知識)を分けるフォルダ構成でした。元の記事や論文はrawへ、そこから作った要点はwikiへ、という役割分担が徹底されていました(10:46頃〜)。

いまにゅさん

「ローは証拠です」(続けて)「ウィキはその証拠をもとに、原文をもとに作った、繰り返し使える知識です」(10:46〜10:49)

料理に例えると、これはまさに「セカンド冷蔵庫」の発想だと思いました。自分のキッチンに全部の食材を並べっぱなしにすると、身動きが取れなくなる。でも別の冷蔵庫に預けておけば、捨てていないから安心だし、必要な時に取りに行けます。私はこれを「所有権の分離」と呼んでいて、解決策は「捨てる」じゃなくて「分身AIに預ける」ことだと思っています。

といっても、rawとwikiは、よく使うかどうかで分けるものではありません。原文と、そこから作った知識という、中身の種類で分けるものです。この比喩で言いたいのは、原文を捨てずに預けておける安心のほうです。

私は1つの話題から10個くらいアイデアが湧くタイプで、基本的に全部捨てたくない人間です。だから「捨てる」を前提にした整理術は、正直これまで一度も続いたことがありません。

でもrawとwikiを分けるやり方なら、捨てずに済む。原文を残す場所と、そこから作った知識を置く場所を分ければ、欲張りな性格のままでも散らかりにくくなりそうだと感じました。

「証拠」と「まとめ」を別ファイルに分ける:今調べている資料を1つ選び、元の資料(証拠)と自分の結論(まとめ)を、別々のファイルへ分けて保存してみてください。例えば顧客ヒアリングなら、聞いた原文を1つのファイルに、要点と、その要点が原文ファイルのどの見出し・どの箇所から来たか(ファイル名と見出し名など)をもう1つのファイルに、という対にします。

04

「悪い調査は悪い計画を生む」——調べる・決める・作るを分ける効用

調べる・計画する・作る・確認するの4段階の流れ図解

図の「計画する」で人が見るのは、作り始める前に方針がずれていないかです。できあがった物が計画どおりかを照らすのは、最後の「確認する」の役目。小さな作業の一つ一つで、毎回人の承認を待つ仕組みにする話ではありません。

3つ目の事例は、開発運用の考え方として紹介されていたもの。research(調査)→plans(計画・ここで人間が確認)→成果物→prs(確認依頼)という流れでした。4つのフォルダを順番にたどるだけで、いきなり完成物へ飛びつかない仕組みになっていました(13:40頃〜)。

いまにゅさん

「悪い調査から悪い計画が生まれていき、悪い計画から大量の悪い成果物が生まれます」(13:40)

私もAIに仕事を頼む時は、いきなり成果物を作らせるんじゃなくて、まず「何を調べたか」「その上でどう進めるつもりか」を一回見せてもらうようにしています。わからないことは憶測しないで聞いてほしいし、逆に一回教えたことを2度聞かれるのはしんどい。既存の記録で分かることはAI自身が調べて、人間には調べても記録にない部分だけを聞いてほしいんですよね。Human Layerの「調査→計画→人間確認」の順番は、たぶんこの境界線を仕組みにしたものなんだと思います。

この順番を守るだけで、後から「思っていたのと違う」というやり直しがぐっと減るんじゃないかと感じました。委ねる相手が人間でもAIでも、条件は同じだと思います。委ねた先が「嘘をつく・逃げる・やらない」なら、そもそも任せられない。先に調べて、先に計画を見せてもらう仕組みがあるからこそ、安心して次の工程を渡せるようになります。

作らせる前に「計画」だけ見せてもらう:次にAIへ大きめの作業を頼む時は、いきなり本番を作らせず、先に「進め方の箇条書き」だけを1回見せてもらってから本番に進めてください。

05

人格・記憶・道具を1枚に混ぜない——常駐型ワークスペースとMEMORY.mdの落とし穴

性格・記憶・道具を混ぜずに別の箱に分ける分解図解

4つ目の事例は、常駐型AIエージェントのワークスペースとして紹介されていたもの。SOUL.md・IDENTITY.md・USER.md・MEMORY.mdなど、役割ごとにファイルが並んでいました。誰なのか・どう働くのか・何を覚えるのかが、それぞれ別のファイルに書き分けられていました(25:49頃〜)。

いまにゅさん

「役割を一文で説明できるフォルダは」(続けて)「人間にもAIにも使いやすくなります」(25:49〜25:52)

私の記事より(2026-09-13公開:「AGENTS.mdを全員に読ませるな」深津貴之さんの経営論を尾原和啓さんが解説。監督と実務を分けるとAIコストは半分になる)

誰が何を読むかを役割で決めると、確認のための確認が消える。

「MEMORY.mdは魔法の記憶じゃない」という話には、グサッときました。動画の事例では、SOUL・MEMORY・TOOLSのように役割の名前でファイルが分かれていました。性格と、覚えておくことと、道具の使い方を1つのファイルに混ぜると、AIも人間も同じで、大事な部分がどんどん埋もれていきます。ただ、同じ名前のファイルを置くだけでClaude CodeやCodexが同じように動くわけではなく、どのファイルをいつ読むかは道具ごとの仕組みで決まります。深津さんの「AGENTS.mdを全員に読ませるな」の記事とも通じる話だなと思って読みました。役割を混ぜないというのは、結局「誰が・いつ・何を見るか」を先に決めておくということなんだと思います。

「全部覚えておかなきゃ」も、実は同じ構造の抱え込みだと今回気づきました。記憶を1箇所に全部詰め込もうとするから、大事な違和感まで埋もれてしまうんですよね。

人格・記憶・手順を別ファイルに分ける:今1つのファイルに書いている「性格・記憶・手順」のうち、どれか1つだけを別ファイルへ切り出してみてください。進め方は第02章の最後と同じで、控えを取る、いつどこから読ませるかを書く、小さな作業で指示どおりか照らす、合わなければ控えに戻す、の順です。

06

依頼を受け取り、成果物を返す——秘書型フォルダと「全部盛りにしない」終わり方

受け取る・作業中・渡す・しまうの4段階の流れ図解

最後の事例は、いまにゅさん自身が過去に紹介したという「秘書型」の構成。inbox(依頼受信)→notebook(作業中)→outbox(完成)→archive(保管)という4つの箱でした。アンケート分析から報告書作成までの実例つきで、依頼から保管までの流れが具体的に示されていました(23:44頃〜)。

いまにゅさん

「情報を増やすことよりも、役割と読むタイミングを分けていくことが大切です」(23:44)

私の記事より(2026-09-14公開:AIへの指示は、スタッフ全員に見せるべきなのか)

実務のAIには実務の指示を渡す。意図と責任は、監督である私が持つ。

依頼を受け取って、作業して、返して、しまう。この4つの流れは、うちの外壁塗装の案件にもそのまま使えそうだなと思いながら見ていました。「1本完璧に作って、仕組み化してから量産する」というのは、私がずっと言ってきたことと同じ構造です。この記事でも書きましたが、誰が何を見るかを先に決めておくと、あとが本当に楽になります。

全部盛りにする必要はなく、困った時に、困った分だけ箱を足せばいい。最初の1本で残すべきは、表面のやり方じゃなくて「なぜこの順番なのか」という判断軸のほうだと思います。その1本さえ丁寧に作れば、あとは仕組みに乗せて量産しても、想いは薄まりません。

受け取った依頼をフォルダで追いかける:今抱えている依頼を1つ選び、「受け取った」「作業中」「返した」のどの段階かを、フォルダかリストで1回だけ書き出してみてください。

この記事をAIエージェントに渡して、あなたのフォルダを見直す

下の枠には、この記事のURLが入っています。Claude CodeやCodexなどに貼ると、記事の考え方をあなたの仕事場に当てはめて整理してくれます。

枠を開いてコピーし、そのまま貼るだけ。AIが短い質問を1つずつしてくるので、答えてください。返ってきた答えは、そのまま使わずに自分の目で読み直してね。

▶ タップしてプロンプトを開く
【記事のURL】
https://ai-kidou.jp/video-report-ai-folder-design/
最初にこの記事を読む。読めない時は読めなかったと伝え、下の記事の要点を元にする。

【記事の要点】
・指示を1枚に詰め込まず、毎回要る決まりと作業の時だけ要る手順を分ける
・原文(raw)と、原文から作った知識(wiki)を分けて置く
・調べる→計画を人が確かめる→作る→完成物を照らす、の順にする
・性格・覚えておくこと・道具の使い方を1つのファイルに混ぜない
・受け取る→作業中→返す→しまう、の流れで依頼を追う
・分ける前に元のファイルの控えを取る。分けた後は、どの依頼でどこから読むかを書き、小さな作業で結果を照らし、合わなければ控えを使って元に戻す

【目的】
この記事の考え方を私の環境に当てはめて、置き場所と読むタイミングを整理し、私の環境に貼れる追加のプロンプトを作る。

【やってよいこと】
記事を読んだあと、次の4つを1つずつ短く聞く。
1. 使っているAIエージェントや道具
2. 任せたい仕事
3. AIに預ける物(資料・記録など)
4. 人が判断する所
答えに合わせて、置き場所と読むタイミングの案をまとめる。そのうえで、私の環境にそのまま貼れる追加のプロンプトを1〜3本作る。各プロンプトの本文に、この記事のURLを入れる。

【守ること】
・設定の変更、ファイルの移動・改名・削除、送信、購入は、提案として書くだけにして実行しない
・ファイル名だけで中身が分からない物は「未確認」と書き、推測で埋めない
・パスワードやAPIキーなどの秘密を貼らせない・求めない
・記事に無い手順や数字を足さない
・「読みました」だけで確かめたことにしない

【返す形】
1. 4つの答えの整理
2. 置き場所と読むタイミングの案
3. 追加のプロンプト(1〜3本・各本文に記事のURL入り)
4. 私が自分の目で読み直す所を1行
FAQ

よくある質問

Q. フォルダ設計を変えるだけで、本当にAIの精度は上がるの?

A. モデルの性能そのものが上がるわけではありません。フォルダを役割と読むタイミングで分けて、作業に合わせて必要なファイルをAIが読めるように整えられれば、遠回りな説明や聞き直しは減らせると私は考えています。ただ、ファイルを分けただけで毎回読み込む量が減るとは限りません。第02章の最後の順番で、控えを取ってから小さな作業で確かめてください。いまにゅさんも動画内で「情報を増やすことより役割と読むタイミングを分けることが大切」と語っていました。同じ質問を毎回打ち直す手間や、AIが的外れな成果物を出してくる回数が減ったら、それが差がついた印だと私は思います。

Q. 5つの型、全部真似しないとダメ?

A. いいえ。動画でも「全部盛りのスーパースペックなフォルダを最初から作る必要はない」と話されていました。まずは「入口・判断基準・作業中・完成物」の最小構成から始めて、困ったところだけ足していくのがおすすめです。私も今回、この記事を書くために全部の型を一気に試そうとは思っていません。まずは自分の仕事場が一番詰まっている場所を1つだけ選んで、そこから手を付けるつもりです。動画で紹介されていた5つの型のうち、今のうちの仕事場に一番近いのは「秘書型」だと感じているので、そこから見直してみようと思っています。

Q. 個人事業や家族経営の小さなチームでも使える考え方?

A. はい。むしろ人数が少ないほど、誰が何をどこに置くかが曖昧になりがちです。私自身、うちのAIチームとのやり取りでも、資料を置く場所と読むタイミングを分けるようにしてから、渡しっぱなしで安心できる場面が増えました。人数が多い会社ほどマニュアルを整える余裕がありそうに見えますが、実際は逆で、少人数だからこそ「阿吽の呼吸」に頼りがちで、フォルダの設計を後回しにしやすいと感じています。

MATOME

まとめ——フォルダは、AIへの信頼を形にする箱

27分の動画を見終わって残ったのは、「AIにどれだけ賢く指示するか」と並んで、「AIにどう仕事場を渡すか」という視点の大切さでした。5つの事例は、形がそれぞれ違います。

この記事では、それを「情報の入口・判断基準・作業中の置き場所・完成物の行き先・記憶と保管」という5つの役割で整理していきます。どの事例にも5つが全部そろっているという意味ではなく、私なりの見る視点です。

私たちがAIに仕事を渡す時も同じだと思います。名前を分かりやすくする、証拠と結論を分ける、調べてから決める、性格と記憶を混ぜない、受け取ってしまうまでを追いかける。この5つを一気に完成させる必要はありません。まずは各章の最後に書いた一手から1つだけ選んで、今日やってみてください。

うちも外壁塗装の案件を、この5つの型のどれか1つから整え直してみようと思っています。完成した仕組みを一気に真似るより、今つまずいている1箇所だけを直す方が、結局は長続きする。フォルダは地味な話に見えて、実はAIへの信頼をどう形にするかという、けっこう本質的な話なんだと、今回あらためて思いました。

COLUMN

「全部盛り」をやめた日——委ねるOSの現在地

全部盛りをやめた日の調味料棚メタファーを描いたひろくんのコラム図解

料理で言うと、これは調味料棚の話に近いなと思います。使う調味料を全部いつも手前に並べておきたくなるけど、実際に毎日使うのは片手で数えるくらい。奥にしまってあるスパイスも、捨てたわけじゃありません。必要になった時に取りに行けばいい。フォルダも同じで、全部を1つの引き出しに詰め込むから、毎回何が入っているか確認する羽目になるんですよね。

正直、私の「抱え込みOS」の一番深いところも、これと同じ形をしています。荷物を背負い込む前に、まず感情や情報を一人で抱え込んでいる。結果を自分で所有して、完成させなきゃと思った瞬間に、抱え込みが始まるんですよね。今回の動画を見ながら、それってフォルダの設計と同じ話だなと気づきました。

冒頭の章で書いた外壁塗装の案件も、まだ私の手元にあります。渡す先の「箱」がちゃんと分かれていないと、渡したつもりでも結局自分で全部見返すことになる。委ねるOSは、まず箱を用意することから始まるんだと思います。

私の記事より(2026-08-26公開:過去は古びない。AIがやり切るから、私は毎日”魂磨き”で判断軸を育てられる)

「分身AIとAIチームでまずやり切る、手を尽くす、調べ尽くす、決める。その上で俺にフィードバック求めるならあり。やりきってないでわからないから聞くのはNG」

わからないことは憶測しないで聞いてほしいし、一度教えたことを2度聞かれるのはしんどい。分身AIにどこまで任せられるかは、結局この境界線をどれだけ丁寧に用意できるかで決まります。既存の記録で分かることはAI自身が調べて、人間には調べても記録にない部分だけを聞いてほしいんですよね。

未完成でもいい。まず1つ、箱を作ってみる。全部盛りにしなくていいし、困った時に、困った分だけ棚を増やせばいい。それが今回の動画を見て、私が一番腑に落ちたことでした。分身AI.comもチェックしてね。

LINK

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REF

参考リンク

📺 今回紹介した動画

タイトル【知らなきゃ損】CodexやClaude Codeの力を最大限引き出すAIのフォルダ設計を教えます
チャンネルいまにゅのAIプログラミング塾
公開日2026年9月13日
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=0dIW2HVFv3w

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🤖 AI生成コンテンツについて

この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。

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