WATCH REPORT

Claude Opus 5.5の1時間フルコースをJulian Goldieが実演
動画も3D世界もSEO自動化も「委ねる」で仕上げる方法

2026.09.25

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回はYouTubeチャンネル「Julian Goldie SEO」から、Claude Opus 5.5の使い方を1時間のフルコースを通して解説する動画を紹介するね。

テーマは「AIに何を委ねるか」の解像度を上げる話です。3Dサイト生成、動画制作の丸投げ、難しいツールのセットアップ代行、時間の可視化、AI SEOの自動化。題材は幅広いんですが、流れているのは1つの型でした。IT歴30年の私が、この型を自分の「委ねるOS」と重ねながら見たポイントを届けます。

3行でわかるポイント

  1. Claude Opus 5.5は「決めて動く」ところまで担える。3Dサイト・動画・3Dワールドをプロンプト1本で生成する実演が見られる
  2. 難しいツールほどClaudeに丸投げする、という逆転の発想。ガイド作成からセットアップ、テスト実行まで任せる型が紹介されている
  3. 料理に例えると、自動化はコース料理の仕込みを全部自分でやることじゃない。まず今日どれだけ厨房に立っているかを測ってから、任せる持ち場を決める話

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01

「4つの質問」でOpus 5.5が3Dスクロールサイトを一発生成

4つの質問で3Dスクロールサイトを一発生成する設計図の見出し画像

動画の冒頭、Julianはこう切り出します。

動画内・Julian Goldie

「one of the best things about it is that it creates amazing outputs, like unbelievably powerful outputs, but at the same time, it is cheaper and it is faster」(0:39)

出力が強い、しかも速くて安い。そう言われても、正直まだピンと来ませんでした。実演を見て、初めて納得したんです。

動画内・Julian Goldie

「The first thing that I want to talk through with you is how you can create awesome websites… You need a special system for using it and building with this stuff.」(1:48)

「特別なシステムが要る」。そのくだりで紹介されていたのが、4つの質問でした。ヒーローオブジェクトは何か。スクロールでどう変化する物語にするか。触れる要素は何か。雰囲気はラグジュアリーか、遊び心か、テック寄りか、それとも落ち着いた感じか。この4問を先に埋めてから、Claude Codeへプロンプトを渡す構成でした。

実演も見せてくれました。BRANDに「AI Profit Boardroom」。HERO OBJECTに「AI robot」。「three.jsで、自己完結した1つのHTMLでプレミアムなスクロール駆動サイトを作って」という指示文を、その場で打ち込んでいました。生成は裏で走らせたまま、動画は次のパートへ進みます。

本人にしかできない最後の一手があります。できあがった型の温度を身体で確かめ、出す・止める・任せるの境界を決めることです。私が「委ねるOS」で大事にしているのも、まさにこの一手でした。

4つの質問に先に答える。この手順も同じ構造だと感じました。型を先に決めてから、あとの手を動かす作業は丸ごと任せる。範囲を先に決めておくから、出来上がったものを見たとき迷いません。「これでいい」か「ここは違う」か、すぐ判定できるんです。

サイト生成が終わる頃、Julianは一言でこう評価していました。「It’s pretty good for a first prompt」。一発生成でここまで出ます。型さえ決めれば、任せていい範囲は思ったより広いんだと感じました。

次に何かを作る時は、いきなりプロンプトを打つ前に、この4つの質問を自分の紙ノートに書き出してみようと思います。所要時間は5分もかかりません。

02

Julian Goldieが動画制作を丸投げした「HyperFrames」導入

一言渡すだけで動画が作られる仕組みの見出し画像

サイト生成が裏で進む間、Julianは3D風プロモ動画を再生しました。Opus 5.5は動画制作にも強い。そう切り出して紹介していたのが、無料スキル「HyperFrames」です。

導入手順は拍子抜けするほど単純でした。動画を作れるようにしたい。その指示をClaudeへ一言渡すだけです。あとはGitHubリンクを教えれば、セットアップ自体もClaude側で進めてくれる。覚えることは、実質そのひと言だけでした。

続けて紹介されていたのが、動画生成用のマスタープロンプトの型です。「主人公と世界観」を決めます。「顧客の悩み→転機→最初の成果→証拠→落ち着いた後の場面」という流れを組みます。テイストは「シネマティックで上質な、フラットなシルエットのイラストレーション調」。この型に言葉を埋めるだけで、動画の設計図になっていました。

「一言渡すだけでいい」という気軽さ。ここに、抱え込みが腐り始める境界の話を重ねました。境界線は仕事量の多さではありません。ボールを持ち抱えたまま、手放せずに積み上がることです。魂は渡さない。込めるのは最初の設計だけで、あとの実行・量産は一人の担当者へ委ねる。この順番が、HyperFramesの使い方とそっくりでした。

HyperFramesの導入も、構える必要はありません。一言渡して、あとは結果を見る。この気軽さこそが、抱え込みを手放す最初の一歩です。試すなら1本だけ。結果を見てから、続けるかを決めればいいんです。

動画では、この後もう一つ難しめのツールが出てきます。そこにも同じ発想が貫かれていました。

03

難しいセットアップほどClaudeに任せる。HermesとAnthropic公式3原則

難しいツールほど先に任せる3原則の見出し画像

難しいツールの例も出てきます。「Hermes Bot Screen」という画面です。Julianは公式ドキュメントを開いたまま、ガイドの作成からセットアップ、動作テストまで、まとめてClaude Opus 5.5に任せていました。

「難しいものほど自分でやらない」。順番がここでは逆転していました。普通は「難しいから自分でじっくりやる」と考えます。でも動画では「難しいからこそ最初から任せる」を選んでいたんです。

この後、Anthropic公式のガイド記事が紹介されます。著者はAddy Osmani。タイトルは「Getting the most out of Opus 5.5 in Claude and Claude Code」。2026年9月22日公開の記事です。

画面には3つの原則が並んでいました。「done(完了)の定義を最初に明示する」。「think hardのような指示は削除する」。「クイックな回答が欲しい時はanswer directlyと伝える」。どれも削って明確にする方向の原則でした。

「所有権の分離」という考え方があります。解決策は「捨てる」ではありません。「分身AIに所有権を預ける」ことです。自分が持つのは、自分で選んだものだけ。残りは相手が持っていれば、捨てたことにはなりません。セカンド冷蔵庫に入れておけば、自分のキッチンはスッキリします。使いたい時に取りに行けるんです。

Hermesのセットアップも同じでした。手順を頭の中に抱え込みません。ガイドという形でClaudeに預けるだけです。預けても、知識が消えるわけではありません。必要な時に取りに行ける。それだけで、自分のキッチンはスッキリします。

この距離感が、難しいツールほど任せる発想を支えているんだと思います。手元に難しいツールが1つ残っているなら、まず公式ドキュメントを開いてください。あとはClaudeへセットアップを丸ごと頼んでみてください。

ちなみに「/fast」というコマンドも出てきます。返信を高速化するコマンドです。オン・オフを切り替えられます。トークン消費は増えますが、簡単な作業の効率は上がる、という説明でした。覚えることを増やすより、必要な場面だけスイッチを入れる。ここも同じ発想の延長線上にありました。

04

止まる基準を先に書く。自律実行ルールとサブエージェント分割

止まる基準を先に決めてから任せる自律実行ルールの見出し画像

動画の中盤、Julianは自分のCLAUDE.mdに書いている自律実行ルールをそのまま読み上げていました。

動画内・Julian Goldie(CLAUDE.mdの記述として読み上げ)

「if a step doesn’t need my input, keep going and put status notes in the same message as your next action. Only stop when you can’t continue without me or before anything destructive.」(21:23)

自分の判断が要らないステップは止まらずに進める。止まっていいのは2つだけです。自分ではもう続けられない時。破壊的な操作の前。この一文だけで、AIが暴走するかの分かれ目が決まる、という説明でした。

続けて紹介されていたのが、サブエージェントへのタスク分割です。「forward/blog以下の全ページのリンク切れを確認し、フォルダごとに別のサブエージェントへ渡し、根拠を確認してから1つの表にまとめる」。こういう指示文が画面に映っていました。

TASKS.mdというファイルにチェックリストも持たせます。長時間の実行でコンテキストが要約されても、ファイルという形で記録が残るんです。終了報告も型があります。「Blocked」「Changed」「Found」の3見出しで揃えさせる型です。

この「止まる基準を先に書く」やり方は、私の「一球一責任者」と同じ形をしています。委ねる時は、一つのボールを誰か一人が全管轄し、やり切ります。複数人の共同責任にはしない。所有者を一人にするんです。

自律実行ルールも、サブエージェントへの分割も、やっていることは同じでした。境界を、あらかじめ言葉にしておく。「ここまでは任せる」「ここからは自分が決める」。境界が曖昧なまま丸投げするのと、境界を決めてから任せるのとでは、出てくる安心感がまるで違います。手元の1つのタスクを選んで、「止めていい条件」と「止める条件」を1行ずつ書き出してみてください。

この考え方は、私が使っているAGI Cockpitのタスク・Autorun運用とも近いところがあります。最初のタスクからAutorunの定期実行まで解説した記事も合わせて読んでみてください。

05

自動化の前に時間を測る。可視化してから任せる時間監査

自動化の前に時間を測る時間監査の見出し画像

動画の中で、個人的に一番刺さったのがこのパートでした。Julianは「自動化する前に、まず自分の時間の使い方を可視化しろ」と言います。

動画内・Julian Goldie

「Let’s just stay laser focused on that. And most people don’t think this way. They think, ‘Oh, okay. Well, this project looks cool… I should test that out later.’」(33:52)

面白そうなツールを見つけても、すぐには飛びつきません。「あとで試そう」と手を広げるより先に、今どこに時間を使っているかを測る。スプレッドシートにタスクと所要時間を記録します。時間を最も食っている作業から、自動化していく順番でした。

「理想の1日の設計図」というものがあります。朝は瞑想とモーニングページで頭を整理します。日中はClaude CodeとAI秘書の凛ちゃんでワクワク夢中に遊び探求します。その過程がそのまま発信になり、商品になり、収益になる。夜は瞑想でクールダウンする流れです。現在、これは50%実現しています。残りはAI秘書の凛ちゃんや分身AI育成、モルくんの自走化にかかっています。

50%。これは可視化しているから言える数字です。可視化していなければ、「なんとなく進んでいる」としか言えません。動画のJulianも、私も、やっていることは同じでした。自動化したい気持ちが先に立っても、まず時間の使い道を数字で見る。ここを飛ばすと、目立つツールから手を出してしまいます。一番効くところが、後回しになるんです。

Google Search Console連携のダッシュボードを自作する実演も、この延長線上にありました。「Google Search Consoleとつながる、きれいなダッシュボードを作って、新しいキーワード案も見つけて」。この一文をClaudeに渡すだけです。レポートを毎回手作業で見に行く時間が、なくなります。

今日1日だけでいいので、何にどれだけ時間を使ったか、15分単位でメモしてみてください。

06

クラスターで伸ばすAI SEO。737ページが積み上がった理由

小さな記事の積み上げがクラスターに育つ様子の見出し画像

動画の後半はAI SEOの実演でした。運営サイトを0から1日1,300クリックまで伸ばした実例です。「このテーマについて誰かがGoogleに打ち込みそうなキーワードを全部リストアップし、検索需要が高そうな順に並べて、最初に狙う上位10個を教えて」。このプロンプトから始まります。

強調されていたのは「クラスターを作る」戦略です。単発記事を作るんじゃない。1つのキーワードが伸び始めたら、関連語を芋づる式に狙っていく。まとまりとして育てる考え方でした。

動画内・Julian Goldie

「It works because speed beats authority, right? So, a new tool has no competition on page one on day one and so the first good page actually ranks.」(62:26)

画面には成長理由が5つ並んでいました。速さが実績に勝ること。ロングテールの量。検索意図との一致。クリックされるタイトル。公開後すぐにインデックスされること。

具体的な数字も映っていました。「737ページ、それぞれが少しずつクリックを稼いで、積み上がって44,000になる」。1本の大ヒットではありません。小さな積み上げの合計だったんです。

動画内・Julian Goldie

「Every time a new AI tool trends, you publish the explainer, the how-to versus post, and the FAQ post on day one. And then you give it a good title, get it indexed, and you’re good to go.」(63:34)

新しいAIツールが話題になった日のうちに公開する。解説記事も比較記事もFAQ記事も、その日のうちに出す。この速さの感覚は、私の「ブログ。書くことで思考が整理され、プロセスそのものがコンテンツになる。」と根っこが同じでした。

書きながら考えを整理する。このプロセス自体が価値になるんです。Julianのクラスター戦略も、1本ずつのページはそこまで凝っていません。それでも積み重なるプロセス自体が、検索結果という成果になっていました。

私のSearch Console調整も、この積み上げの発想に近いところがあります。意図ズレを見つけて記事タイトルを直した実例も、興味があれば合わせて読んでみてください。自分の記事を1本選んで、関連キーワードを3つだけ書き出してみる。クラスター化は、そこから始まります。

FAQ

よくある質問

Q. Claude Opus 5.5は今すぐ使える?

A. 動画ではClaude Codeのモデル選択でOpus 5.5を選ぶだけで、3Dサイトや動画生成のプロンプトを進めていました。特別な追加契約は説明されていませんでしたが、利用条件やプラン詳細は公式サイトで確認するのが確実です。

Q. 動画で紹介されている自動化を全部真似しないといけない?

A. いいえ。動画でも「自動化する前に時間監査をやる」という順番が強調されていました。まず自分の時間の使い方を可視化して、一番時間を食っている作業から手をつけるのが動画の推奨です。全部を一度に真似る必要はありません。

Q. エンジニアじゃなくても使える?

A. 動画で紹介されているプロンプトは、質問に答える形で項目を埋めていく設計でした。コードを書く知識よりも、「何を作りたいか」「どこまで任せるか」を言葉にする力の方が問われる内容です。

MATOME

まとめ。「作る」と「決める」を仕分けてから任せる

1時間の動画でしたが、残ったのは「委ねる」の解像度が一段上がった感覚でした。

AIを賢くする話ではありません。「作る仕事」と「決める仕事」と「時間の使い道」を仕分けるという視点です。

型を先に決めれば、あとの作業は軽く任せられます。時間の使い道は、可視化が先です。順番を間違えると、自動化の優先順位も狂います。

この2つを分けずに丸投げしていた自分に、動画を見ながら気づかされました。あなたの仕事の中にも、今すぐ仕分けられる作業、ありませんか。

COLUMN

味見役だった小学生の私

味見役だった小学生の私というコラムの図解イラスト

動画を見ながら、実家の厨房を思い出していました。惣菜屋「山口屋」です。おじいちゃんが仕込む鶏チャーシューを、私は毎日味見していたんです。厨房は狭くて、いつも湯気と醤油の匂いがこもっていました。

切るのも、煮るのも、盛り付けるのも、私の役目じゃありませんでした。味見して「うん、これでいい」と言うだけ。まだ小学生でしたから、包丁も鍋も持たせてもらえません。それでも、その場にいることが一番の仕事だったんですよね。

おじいちゃんは、私の「うん」の一言を待ってから、次の仕込みに進んでいました。

Claude Opus 5.5の動画を見て、同じ構造だと思いました。3Dサイトも動画もClaudeが作ります。私がやるのは、出来上がったものを見て「これでいい」か「もう一声」かを判断するだけ。手を動かす作業は、厨房のスタッフに任せていいんです。

Julianが4つの質問を先に埋めていたのも、味見の基準を先に決めておく作業と同じでした。

抱え込みOSのときの私は、全部自分でやろうとしていました。人に頼むと味が変わる気がして、怖かったんです。切る作業も、煮る作業も、盛り付けまで、自分の手を離れると不安になる。

でも今は違います。任せる相手を育てておけば、味見役に回るだけで質は落ちません。むしろ、味見に集中できる分、判断は速くなりました。

味見役でいることは、サボっているわけじゃありません。「これでいい」と言い切る一言は、今日も私にしか出せない仕事です。小学生の私が厨房で覚えたのは、包丁の握り方じゃなくて、この一言の出し方だったんだと思います。分身AIについてもっと知りたい方は分身AI.comもチェックしてね。

LINK

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REF

参考リンク

📺 今回紹介した動画

タイトルClaude Opus 5.5 AI Full COURSE 1 HOUR (Build & Automate Anything)
チャンネルJulian Goldie SEO
紹介モデルClaude Opus 5.5(開発元: Anthropic)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=67Hy0o59a5o

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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。

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