WATCH REPORT

Muse AIエージェントはMeta製、性能が一番でなくても評判がいい理由

2026.11.06

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。今回は動画の整理です。題材は、SHISHIGAMI TECH CH の基礎編。Muse が評判になる理由を追います。

性能が一番でもないAIなのに、なぜ不満が少なく、評判がいいのか。SHISHIGAMI TECH CH の基礎編の動画で、シシガミさんの動画は、この問いから始まります。

Meta が出した個人向けAIエージェント、Muse の話です。

AIの話になると、つい性能の順位を見たくなります。でもこの動画は、進むほど見る場所が変わっていくんですよね。

話のうまさから、手を動かす作業へ。頭の賢さから、記憶のノートへ。最後は、自分のことを知っているAIを育てる話に着地します!

この記事では、動画が挙げた4つの特徴と裏側の仕組み、AI同士を組ませる事例を整理しながら、私ならどう受け取るかを書いていきます。

あなたが Muse を使っていなくても、AIに何を任せ、何を教えるかを考える材料になるはずです。

先に1つだけ。記憶と夜の書き直しの仕組みは、シシガミさんが Peter James さん1人のアカウントを調べた結果を元に話した説明で、Meta の公式仕様ではありません。

その前提で読んでくださいね。

専用の机・記憶ノート・連絡帳・取扱説明書の4つで自分を知るAIを育てる全体図
01

Muse AIエージェントは、話がうまいAIより手を動かせる自分専用コンピュータ

話すだけのAIと作業机を持つMuseを比べた図解

普通のAIチャットと何が違うのかを、シシガミさんは次のように話していました。

動画の語り手(自動字幕)

「やっぱりね、ミューズは、ま、自分専用の コンピューターついてますよね。」(3:21)

動画の語り手(自動字幕)

「多少賢さがね、足りなくても手を動かせる秘書」(4:16)

動画キャプチャ: ふつうのAIチャットとMuseの違いを比べたスライド(3:56頃)
動画キャプチャ: ふつうのAIチャットとMuseの違いを比べたスライド(3:56頃)

動画が挙げた Muse の特徴は4つです。自分専用のコンピュータが付いて道具を入れられること。ほかのAIも入れて組み合わせられること。家のパソコンやスマホまでつないで、動ける範囲を広げられること。使うほど自分を知り、自分専用のAIになっていくこと。

動画では、普通のAIチャットは話はうまいけれど作業はできない相手として説明され、Muse には作業用の机がある、というたとえが出てきました。ある利用者の調査として CPU4つ・メモリ8GB という数字も紹介され、スマホを閉じている間も作業が進むと言っていました。

私は、委ねる側の話として受け取ります。AIは横に広げ、人間は縦に掘る、と私は言ってきましたが、横に広げる役は話すだけでは務まらないんですよね。

手を動かしてファイルを残してくれる相手がいて初めて、人は自分の手を離せます。動画が性能表より先に手を動かせるかどうかを語っていたのは、この点なんだと受け取りました!

動画では、多少賢さが足りなくても手を動かせるのが頼りになる、という道具の評価として語られていました。私が見ているのは、その先にある、任せる人の手元です。

机が付いたことで何ができるかより、何を手放せるようになるか。同じ場面を見ていても、動画は Muse の側から、私は任せる人の側から見ています。

02

賢くなるのは頭ではなくノート、Muse の記憶は文章ファイル

手帳の1ページ目と業務日誌でできた記憶の図解

モデルが変わらないのに話が早くなる理由を、シシガミさんは次のように話していました。

動画の語り手(自動字幕)

「変わってなくて賢くなったのはやっぱり頭 じゃなてその記憶の部分ね、ノートの方で あるんですよね。」(6:59)

動画の語り手(自動字幕)

「その初日の天才よりも当然話が早いし、理解度も早いと。」(7:06)

動画キャプチャ: Museが自分のことを分かってくる仕組み(手帳の1ページ目・日付ごとの業務日誌・1時間ごとの裏取り)のスライド(6:14頃)
動画キャプチャ: Museが自分のことを分かってくる仕組み(手帳の1ページ目・日付ごとの業務日誌・1時間ごとの裏取り)のスライド(6:14頃)

動画では、記憶は文章のファイルです。スマホのファイル画面からメモリのフォルダを開くと、日付のファイルでその日の記憶が読めるそうです。中身は、事実や好みや約束を短くまとめた手帳の1ページ目と、日付ごとの業務日誌。

1時間ごとに新しく覚えたことを元のメッセージと照らし、毎晩「夢」と呼ばれる作業で最近の会話を読み返して、次からの心得を書き残す。これが Peter James さんの例として紹介されていました。

あ、ここが面白いんです! 賢くなった正体が文章なら、開いて読めるし、直せます。AIの成長が見えない所の話ではなく、ノートを書き足す話になる。

覚えるのではなく、書いて残している。そう読むと、育てるために何をすればいいかが見えてきます。

私なら、記憶の残し方をAI任せにせず、残してほしい言葉を自分から指定します。大事なのは、いつ残すかです。

会話の中で直してもらっても、次の会話に持ち越されなければ、同じことをまた言うことになります。訂正はその場で書いて残す。ここが育てる作業の中心だと私は思います!

ただ、書いて残せば終わりでもありません。履歴を消さずに積み重ねながら、今の自分に合わせて更新していく。

手帳の1ページ目が古いままなら、そのノートは今の私を知らないわけです。3か月一緒にいた秘書のたとえも、ノートが更新され続けている時に効くんだと思います。

私の手元でも、同じ形の運用をしています。AIに頼んでいるのはこういうことです。私が「今後は〜」「〜しないで」と言ったら、その場でルールのファイルに保存し、Claude・Codex・Grok の3つの索引すべてに入れてから作業を続けてください。保存したら、保存先を一言返してください。

その場の作業だけ直して終わりにしない。文章にして、次のAIも読める所へ置く。

動画では、記憶はAIの側で毎晩書き直されていくものとして紹介されていました。私はそこに、人が書き込む側面を足して見ます。AIが自分で書き直すのを待つより、言ったその場で残す、という見方です。

Meta の仕様として確かめられた話ではないので、仕組みの細部に頼らず、書いて残すという形だけを受け取る。これが私の読み方です。

03

秘書が専門家に電話する、連絡帳でAI同士を組ませる仕組み

連絡帳を間に置いて2つのAIが受け渡しをする図解

ほかのAIを Muse に入れた時に何が起きるのかを、シシガミさんはたとえで話していました。

動画の語り手(自動字幕)

「ミューズが賢くなったというわけではないということです。ま秘書がですね専門家に電話できるようになった」(10:18)

動画キャプチャ: Claude Codeと連絡帳とMuseがつながる様子を示すアニメーション(11:48頃)
動画キャプチャ: Claude Codeと連絡帳とMuseがつながる様子を示すアニメーション(11:48頃)

動画の応用事例は具体的です。Grok Build を入れて X の投稿を調べさせる例、Claude Code や Codex を入れて話し相手と裏のコーディングを分ける例。Grok Build の例は公式の使い方ではなく利用者が試している段階で、Claude Code や Codex の例には検証はこれからという投稿も紹介されていました。いちばん好きな事例として語られたのは、パソコンでは Claude Code、スマホでは Muse を使う人が、間に Notion の連絡帳を置く話です。

朝、Claude Code がチラシを最新版に差し替えて連絡帳へ報告すると、Muse がそれを読み、先に渡したメール文案のままだと古いチラシが送られると気づいて、送るのを待ってもらえないかと本人に伝えた、という内容でした。自宅の Linux コンピュータにつなぐ人や、予備のスマホを丸ごと渡す人の説明もあり、自宅のコンピュータはまず権限を絞って使う、と話していました。

私がいちばん大事だと思ったのは、止めてくれと頼んでいないのに止まった場面です! AI同士を組ませる時、道具の数を増やす前に、誰がそのボールを持つかを決めておきたいんです。

私は、1つの仕事を1人の担当が持ち切るから、本人が催促しなくて済むと考えています。連絡帳は、その担当同士の受け渡しを文章で見えるようにする物だと受け取りました。

動画では、Dots は有料プラン、Grok Bot は有料が前提、Claude Duet はアメリカの順番待ちと比べたうえで、自分のコンピュータ・育つ記憶・開いて書き換えられるファイルの3つに、日本の一般の人が最初から触れる点を Muse の違いに挙げていました。

難しい仕事の精度は Dots や Grok Bot の方が強いかもしれない、とも話していました。

動画の比較は、誰が触れるかの比較です。私はそれに加えて、組み合わせた時に誰がボールを持つかで見ます。つなげる数より、受け渡しが文章で残っているかどうか。ここが私の見方の違いです。

04

取扱説明書を自分で書く、教えるほど自分が気づく

取扱説明書を中心に書く→気づく→直すが循環する図解

連絡帳の事例の要点として、シシガミさんは仕組みの作り方をこう話していました。

動画の語り手(自動字幕)

「ミューズに毎朝このページを読んで変わったことがあれば教えてというふうに頼むだけで仕組みの半分がすぐ作れる」(12:18)

動画キャプチャ: 自分のことを教え込むと何が変わるのかを示すスライド(14:04頃)
動画キャプチャ: 自分のことを教え込むと何が変わるのかを示すスライド(14:04頃)

私が目を止めたのは、プログラムより頼み方の文章が仕組みになるところです。動画はこの先で、自分のことを教え込む話へ進みます。Meta 公式ヘルプの記載として、アシスタントのアイコンからアイデンティティ・メモリ(memory.md)を開いて直接編集できると紹介され、書くのは取扱説明書だと言っていました。

例は「返事は3行まで」「朝は今日の予定だけ」「お金の話は必ず確認」。間違って覚えていたらその場で直せて、「忘れて」と頼むこともできる。ただし、チャットを消しても学んだことを覚えている場合があるとヘルプにある、とも添えていました。

取扱説明書を書くのは、AIに指示を出す作業に見えます。でも私は、ここで動いているのは書く人の側だと思うんです!

返事は何行がいいのか、朝に何を知りたいのか。3行で書こうとすると、自分が何を大事にしているかを決めることになります。

私がAIに求めているのも、答えを代わりに決めてもらうことではありません。AIが問いのきっかけをつくり、私が教える。その過程で自分の内側に気づいていく。

だから私なら、取扱説明書を1回で書き上げようとしません。AIが外した時に、どこが違うと感じたのかを1行足す。その積み重ねで、説明書が自分の輪郭になっていきます。

もちろん、教えるには時間がかかります。便利さだけを見れば遠回りです。でも任せる前の手間を省くと、AIは平均的な人物像で穴を埋めてくるかもしれません。

私はここを手抜きしたくないんです。教える時間を手間ではなく、AIと自分を同時に育てる時間として数えたいんですよね!

「委ねてないじゃん」「お守りばっかで」。すでに委ねられている、とAIが置いた前提に、私はそう返しました。そのうえで、お守りを楽しくない時間とだけ捉えたAIの前提には、「お守りしながら育てるのもワクワク。」と訂正しました。

この順序が大事だと思っています! お守りが多い現実を認めることと、その時間にワクワクしていることが、同じ話の中にあるからです。私が見たいのも、AIが判断した結果だけではありません。AIがどう判断し、どう認識しているかの部分です。

そして、「判断を誤っていたことを教えることで、分身の AI が育つ、また同時に自分がそういう判断をするんだということを教えることで学ぶ気づく」。これも私が答えた言葉です。教えることは、AIのためだけの作業ではなかったんです!

動画では、取扱説明書や振り返りが日報・週報の材料や定期報告につながる、という使い道として語られていました。「今週やったことをまとめて」と頼む話は、すぐに試したくなる便利さがあります。

私はその手前を見ています。書いた時に気づくのは、AIではなく私の方かもしれない。動画は説明書を読むAIの話、私は説明書を書く人の話です。

05

性能より、自分のことを知るAIを1つ育てる

モデルという器と自分の原液を分けて育てる図解

動画の終盤で、シシガミさんはここまでの事例を1つの話にまとめていました。

動画の語り手(自動字幕)

「性能の高いAIを探すよりもこの自分のことを知ってるAIを1人、ひ、1つじっくり育っていくということで」(16:20)

動画キャプチャ: 自分の暮らしにはどの使い方が合うのかを示すスライド(16:08頃)
動画キャプチャ: 自分の暮らしにはどの使い方が合うのかを示すスライド(16:08頃)

動画ではこの話を、昔からAIを触ってきた人がやってきたハーネスやコンテクスト作りとつなげていました。使い方を集めた人の数字では388通りあるそうですが、どれも同じことを言っている、と。

AIに慣れていない人は記憶を読んで自分の説明を3行足し、放置している用事を1つ頼む。仕事で別のAIを使う人は共有ページを毎朝読んでもらう。入口は違っても、行き先は同じ。そんな整理でした。

私はこの結論に賛成です! 性能競争から降りるのは、性能を軽く見ることではありません。器と中身を分けて考えることです。モデルは器です。器が替わっても残る物をどこに置くかが、私の見ている所です。

残したいのは、目的と意図と背景、そして自分がなぜそう判断するのかです。そこまで渡して初めて、AIは自分から生えた物になっていくと私は思っています!

文体を真似させるだけなら、見た目はすぐに似てきます。でも、なぜそう思うのかが入っていなければ、話が早いだけの他人です。

ただ、弱い所もあります。自分を知るAIを育てるのは時間がかかるし、どれくらい育ったかは数字で見えにくい。

だから私なら、直しが何回減ったかより、直しを入れた時に自分が何に気づいたかで見ます。育っているのはAIだけではないからです。

私は、AIのモデルに縛られないことを発信したいと話してきました。最新のモデルはいくつもあるけれど、「本質はカルピス原液」だと。カルピス原液は、私の体験と判断軸のことです。モデルは器で、原液が入っているかどうかを先に見ます。

動画の結論は、Muse で初めてAIにのめり込む人も、ここから作るのが重要だ、という入口の話でした。

私はその手前に、何を入れるかの話を置きます。動画は育てる相手を1つに絞る話、私は育てる中身を自分の側に持つ話です。中身が自分の側にあれば、モデルが替わっても持って行ける。これが私の見方です。

この記事を、あなたの環境に当てはめて確かめる

あなたが使っている Claude Code や Codex などのAIエージェントに、下の依頼文をそのまま貼ってください。枠の中にこの記事のURLが入っているので、AIが記事を読んだうえで、短い質問を1つずつ聞いてくれます。任せたい仕事や預ける物に合わせて整理し、今の環境に貼れる追加のプロンプトまで作ってもらえます。返ってきた結果は、最後に自分の目で読み直してくださいね。

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【記事のURL】
https://ai-kidou.jp/video-report-muse-kiso/
最初にこのURLの記事を読んでください。読めない時は読めなかったと伝え、下の要点だけを材料にしてください。

【記事の要点】
・Muse の評判の理由として、動画は自分専用コンピュータ、ほかのAIとの組み合わせ、家のパソコンやスマホまでつなぐこと、使うほど自分を知る記憶の4つを挙げている
・記憶と夜の書き直しの説明は、1人の利用者のアカウントを調べた結果で、Meta の公式仕様ではない
・記憶は文章のファイルとして説明され、取扱説明書を書く、間違いをその場で直す、という使い方が紹介されている
・AI同士は連絡帳のような共有ページを間に置いて組ませる事例がある
・記事の書き手は、性能より自分を知るAIを育てること、教えるほど自分も気づくことを重視している

【目的】
この記事の考え方を私の環境に当てはめ、AIに何を任せ、何を教えるかを整理する。

【やってよいこと】
1. 記事を読んだあと、短い質問を1つずつ聞く(任せたい仕事/預ける物/自分で確かめたい所/使っているAIエージェントや道具)
2. 答えに合わせて整理する
3. 使っている環境にそのまま貼れる追加のプロンプトを1〜3本つくる。各プロンプトの中に https://ai-kidou.jp/video-report-muse-kiso/ を入れる

【守ること】
・設定を変える・消す・送る・買う操作は勝手に実行せず、確認と提案として書くだけにする
・パスワードや鍵を貼らせない
・記事に無い手順・数字を足さない
・記憶の仕組みを Meta の公式仕様として断定しない

【返す形】
・分かったことの整理(任せる仕事/預ける物/自分で確かめる所)
・自分の取扱説明書の案(3行まで)
・確認が要る操作の一覧(提案のみ)
・追加のプロンプト(1〜3本・記事のURL入り)
・自分の目で読み直す所を1行
FAQ

よくある質問

Q. Muse の評判がいいのはなぜですか?

A. 動画では、自分専用のコンピュータが付くこと、ほかのAIとつながること、アプリの使い勝手がいいこと、利用者が多く改善が早いことが理由に挙げられていました。性能の順位とは別の場所に理由がある、という整理です。

Q. Muse の記憶と夢の仕組みは Meta の公式仕様ですか?

A. いいえ。動画で紹介されたのは、Peter James さん1人のアカウントを調べた結果です。動画の中でも、Meta の仕様の説明ではないと断っていました。

Q. AIに慣れていない人は、どこから始めるとよいですか?

A. 動画では、記憶のファイルを読んで自分の説明を3行足し、放置している用事を1つ頼むところから、と話していました。昔登録して使っていないサイトの退会を任せた人の例も出てきました。

Q. 間違って覚えられたら、どうすればよいですか?

A. 動画によると、その場で直せるし、「忘れて」と頼むこともできます。ただし、チャットを消しても学んだことを覚えている場合があるとヘルプにある、とも紹介されていました。

Q. 自宅のパソコンをつないでもいきなり全部任せてよいですか?

A. 動画では、自宅のコンピュータにつなぐ人の話とあわせて、まず権限を絞って使うと説明していました。つなげる範囲は、任せたい仕事に合わせて小さく決めるのがよいと私は思います。

MATOME

まとめ

Muse の評判がいい理由を、動画は4つの特徴から説明していました。

自分専用のコンピュータ、ほかのAIとの組み合わせ、家のパソコンやスマホまで広がる範囲、使うほど自分を知っていく記憶。どれも、性能の順位とは別の場所にある話です。

私がいちばん受け取ったのは、賢くなるのは頭ではなくノートだ、という見方です! 文章なら読めるし、直せるし、教えられます。

教えるほど、AIだけでなく自分の判断も見えてくる。手がかかるお守りの時間も、そう読むと育てる時間に変わります。

あなたが使っているAIが何であっても、問いは同じだと思います。そのAIは、あなたのことをどれくらい知っているでしょうか?

COLUMN

よく切れる包丁より、わが家の味を覚えた帳面を育てる

キッチンで帳面に書き込むひろくんの図解

動画を見終えて、今日いちばん残ったのは Muse の性能の話ではなく、賢くなったのはノートの方だ、という説明でした。シシガミさんの話を聞きながら、私の頭に浮かんだのは台所です。AIの性能を追いかける話は、料理で言えば、よく切れる包丁を次々に買い替える話に近いと思うんです。包丁がいいに越したことはありません。でも夕飯の味は、包丁だけでは決まらないんですよね。同じ包丁でも、誰のために何を作るかで味付けは変わります。この動画を見ながらずっと考えていたのは、台所に置く帳面のことでした。

味を決めるのは、食べる人の好みを知っていることです。薄味がいいのか、辛いのが苦手なのか、煮物は甘めがいいのか。同じ煮物でも、食べる人によっておいしい味は違います。Muse の手帳の1ページ目は、その好みを書き留めた帳面に近いと私は受け取りました。ただ、帳面は勝手には育ちません! 最初は横に立って鍋の味を見て、塩が多い、ここは火を弱めて、と言いながら書き足してもらう必要があります。任せたいのに手が離れないこの時間を、私はお守りと呼んでいます。魂磨きの記事から、一節を引きます。

自分の記事より: AIに判断まで委ねるには、魂を込めて教える時間がいる

「お守りしながら育てるのもワクワク。」

お守りの時間は、料理で言えば火加減を横で見ている時間です。任せたい側から見れば遠回りに見えます。でも私は、お守りしながら育てる時間をワクワクと言っています! 鍋の前に立つと、弱火のままでいいのか、ふたを取るのか、その都度の判断が見えてきます。味見の一口ごとに、帳面には次の一行が増えます。火を見ながら声をかける手間は、帳面の一行に変わっていきます。AIに判断まで任せるには、魂を込めて教える時間がいる。だから火のそばにいる時間は、手放せていない時間であると同時に、手放すために味を教えている時間でもあるんです。

帳面を書いていくと、面白いことが起きます! 味の好みを言葉にしようとすると、自分が何をおいしいと思っているのかを考えることになるからです。ちょうどいい、で済ませていた所に、塩なのか、甘さなのか、火の通りなのか、という言葉が要ります。味見をして違うと感じた時も、何が違うのかを一行に書こうとすると、自分の舌の好みが見えてきます。AIに、そこは違う、と言う時も同じです。訂正の一言は、AIへの指示であると同時に、自分の判断を自分で読み直す一言になります。魂磨きの記事から、この点に触れた一節を引きます。

自分の記事より: 当たり前の日常に感謝する|分身AIを育てると自分も育つ

「AIの前提を訂正するたびに、自分でもまだ知らなかった判断軸が見える。毎日の対話は、AIへの学習と自分への理解を同時に進めます。」

帳面に味を書き足すたびに、料理する人の舌の方も育っていく。私はそう読んでいます。訂正は味付けの直しで終わりません。塩を控えて、と書き足した一行の裏には、誰に、どんな食卓で食べてほしいのかという判断が隠れています。次に同じ鍋の前に立った時に、自分が何を守りたかったのかが見えています。味見の言葉は、次の献立を決める時にも効いてきます。Muse でも別のAIでも、包丁は替えられます。でも帳面に書いてきた味は、あなたの手元に残ります。性能の順位を見る前に、まず一行、自分の味を書いてみる。私ならそこから始めます!

👉 分身AIについてもっと知りたい方は分身AI.comもチェックしてね!

📺 今回紹介した動画

タイトル【基礎編】Muse はなぜ、性能が一番でもないのに評判がいいのか|4つの特徴と仕組み、応用事例まで
チャンネルSHISHIGAMI TECH CH
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=-nAnNtCtxfE

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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成・画像制作にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。

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