WATCH REPORT

AI代理店の始め方は?AIの仕事を売り、作るのは開発者に任せる流れを整理

2026.10.26

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、YouTube で Tim Chao さんが話した動画で、AI代理店(AIエージェンシー)を始める手順と、営業で決める2回の通話を紹介します。

AI代理店や、AIで受託の仕事を始めてみたい。でも、何から始めて、どう売って、どこまで自分の手でするのかが見えない。稼げる話はたくさんあるのに、手順の話になると急にぼやけるんですよね。長い英語の講座動画を通しで見る時間はない。そんな個人事業主や、小さな会社の経営者に向けて書きました。

動画は1時間27分の英語の講座です。Timさんが、AI代理店を案件の起点という役割で始め、全てのチャネルで集め、2回の通話で決め、付き合う人と再投資で伸ばしていく流れを、順に説明します。

読み終えた時に手元に残るのは、動画の順に並んだ流れです。金額や日数は、どれもTimさんの発言で、私が確かめた数字ではありません。各章の終わりには、私ならどうするか、を一言で置いています。

SPEAKER

Timさん(Tim Chao)

この動画の語り手です。動画には受講生や友人との対談も入ります。発言した人が違う所は、本文で分けて書きます。AI代理店を自分で運営していると話し、プールサイドや室内での語りを通して、AI代理店を始める手順を1時間以上かけて説明します。

3行でわかるポイント

  1. Timさんは、AI代理店は案件の起点として売り、作るのは開発者に任せて、顧客の窓口と追加の提案は自分が持つ、と話します。(第1章・第2章へ)
  2. 集客は全てのチャネルを同時に回し、営業は、お金を取らないAI監査から入る2回の通話で決める、とTimさんは説明します。(第3章・第4章へ)
  3. 私なら、AIに任せて空いた時間は、仕事で埋めずに、夢中に遊ぶ時間へ回します。(第5章へ)

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01

AIで稼ぐ話に保証はない、元手と創業者モードを先に伝える、とTimさんは話す

▲目次
図解。収益は保証しない、元手が先に要る、創業者モード、の三つの札が並び、始める前に先に伝える前置きだと示す
図解: 保証なしの前置き

AIで稼ぐのは、簡単ではありません。動画はこの宣言から始まります。始め方の講座なのに、最初に厳しい条件が出てくるのはなぜでしょう? そこに、この回の運び方がよく出ています。

Timさんは、事業を実際に動かすための数千ドルが手元に無いなら、会社勤めの仕事を探すほうがいい、と最初に話します。

Tim さん(動画 0:00〜)

事業を実際に動かすための数千ドルが手元にないなら、会社勤めの仕事を探すことを勧める。

原文: if you don’t have a couple thousand dollars to actually run the business, I would suggest you get a J O B.

続けて話すのは、時間もエネルギーもお金もかかる、ということ。最初のAI案件を取るための大枠を話す、と前置きします。

収益の保証は無し。Timさんは、月1万ドルから3万ドルに届く人は上位1%、いや1%未満だ、と話します。

話はここで、いまをAIゴールドラッシュと呼ぶ所へ進みます。早く動けば、手つかずの業界やニッチ(すきまの市場)が残っていて、金が見つかる感覚がある、という見立て。

Tim さん(動画 1:02〜)

これを私はAIゴールドラッシュと呼んでいる。早く動けば、手つかずの業界やニッチがあって、金が見つかる感覚があるからだ。

原文: I’m calling it a AI gold rush uh because it’s you know, it feels like if you’re just early, there’s under-served industries, under-served niches, um you will find gold.

例に挙がるサービスの領域は、音声AI、AIの顧客管理、見込み客の獲得、動画や画像の生成など、さまざま。価格もさまざまだ、と説明します。

必要なのは創業者モードだ、とTimさんは言います。仲間と1日12時間・週6日・30日の区切り(スプリント)で動き、3か月分の意思決定を1か月に圧縮する、という考え方。

AIが好きでない人は離れたほうがいい、好きな人と競っても勝てない、とも話します。ただ、自分たちはAIそのものより、売って稼ぐことに集中している、と線を引きます。

この回の入口は、稼げる話より先に置かれた条件です。保証しない、元手が要る、時間をかける、という並び。この並びを先に聞けるのは、始める前の人には大きいんですよね。

数字が大きい話ほど、手前の条件は見落としやすい。だから、最初に条件が並ぶ順番そのものに、意味があると考えています。

先に言ってもらえると、始めるかどうかを、自分の暮らしの上で決められます。見通しが立たないまま走り出すのは、いちばん避けたいので。

ただ、1日12時間・週6日・30日の区切りを、続ける働き方として私は選びません。期間を決めて夢中になる遊び方としてなら、分かるんです。体と家族の時間から先に削れていく形は、長くは続きません。

では、何で選ぶのか? 線を引く場所は、続くかどうか。

ゴールドラッシュという言葉も、急ぐ理由にはしません。自分がワクワクして掘れる場所かどうか。そこを先に見ます。

金が見つかる感覚より、掘っていて飽きない感覚のほうを、私は信じたいかな。

私なら、家族との時間を削る働き方は選ばず、続けられる形で始めます。

02

案件の起点が売り、作るのは開発者に任せる、Timさんの代理店モデル

▲目次
図解。案件の起点、作るのは開発者、窓口は自分が持つ、の三つの札が並び、作る人より案件の起点の人が少ないと示す
図解: 案件の起点と開発者

Timさんの代理店は、コードを書く役ではありません。課題を自覚している事業者を見つけ、教え、AIで解決する提案を売る役。では、作るのは誰なのか?

話の軸は、案件の起点(ディール・オリジネーター)、つまり仕事の入口を見つけてくる役です。課題に気づいた事業者を見つけて教え、売る役です。コーディングはしない、とTimさんは話します。

Tim さん(動画 4:03〜)

単純に言えば、私たちは案件の起点だ。

原文: Simply enough, we are the deal originator.

売るものの例は、音声AIの受付、AIの顧客管理、見込み客の集約、広告運用、不在着信への自動返信、社内ソフトの全面刷新など、幅広い。

作るのは開発者に任せます。受注額の10〜25%を開発者に払い、顧客の窓口と追加の提案は自分が持つ、という形。これを、開発者をアービトラージする、つまり作る人との価格の差で回す、と呼びます。

Tim さん(動画 5:05〜)

作り方を知らなくていい。私たちは開発者をアービトラージするからだ。

原文: And you still don’t have to know how to do it because we arbitrage developers.

開発者の選び方には注意もあります。数分でAIのツールを使って作り、納めて終わりにする人がいると、顧客が離れていく。信頼できる開発者を見つけるか、自分で学ぶ、という話です。

Timさんは、新しい機能より顧客の獲得を優先する、と言います。開発者は世の中に多く、案件の起点になる人は少ない、という見立て。海外の開発者を低く見ないように、とも添えます。

Tim さん(動画 16:46〜)

私たちのような案件の起点より、開発者のほうが世の中には多い。

原文: There’s more devs out there than deal originators like us.

一匹狼ではやれない、常に最新の稼ぎ方を探し続ける、とも話します。

作る人と、窓口を持つ人を分ける形。売る役と作る役が、はっきり別の人になっています。

役割を分ければ、売る人は入口を広げることに力を注げます。動画の組み立ては、そこに軸があるんですよね。

分身AI講座の会で、私はこう話しました。AIのコンサルや、AIの最新情報を伝える人は、現場にいません。だから、分かるわけがない、と。

現場の人がAIを使って、自分で作ります。だから、その現場に合うものができるんです。

動画との違いは、ここ。案件の起点が売り、作るのは開発者に任せる形だと、作る人と現場の距離が気になります。

窓口と作る人の間に、現場を知る人がいるかどうか。そこで、できあがる物は変わると考えています。窓口が案件を取ってきても、作る人がその仕事場を知らなければ、何に合わせて作るのでしょう?

AIは横に広げてくれます。でも、縦に掘れるのは、その現場にいる人。

外から作った物が、その仕事場の毎日の流れに合うかどうかは、作った側からは確かめにくい。だから、売る人と作る人を分けるかどうかより、現場の人が作る側に立てるかを問いたいんです。

現場の人が自分で作れれば、外の窓口に頼りきりにもなりません。依存させず、いつか卒業できる形にもつながります。

私なら、現場を知る人が自分で作れる形を先に考えます。

03

全チャネルを同時に回し、基本を高い水準で続ける、成功は遅行指標

▲目次
図解。全チャネルを同時に、基本を高い水準で、成功は遅行指標、の三つの札で、続けた分が後から積み上がると示す
図解: 全チャネル同時と基本

経営者を商談に呼び、入金を受け、開発者に作らせて、次の案件へ進む。これが、Timさんの話すAI代理店の流れです。では、その入口の集客は、どう回すのか?

話の流れは、商談に呼び、入金を受け、開発者に作らせて、次の案件へ進む、の繰り返し。その入口になるのが集客です。

集客は、全てのチャネルを同時に回す、とTimさんは話します。呼び方は、ニュークリア・メソッド。全部を一斉に使う方法のことです。並ぶのは、SMS、電話、電話営業の担当、ビジネスSNS、少額の広告、発信、イベント、飛び込み。

メールは、数万社に送ります。届く割合と文面を、送りながら改善していく、という説明です。

Tim さん(動画 10:10〜)

私はいつも、ビジネスはカンフー・パンダだと言う。秘密は、秘密が無いこと。基本を、極めて高い水準でやりきるだけだ。

原文: I always say business is like Kung Fu Panda, right? The secret is there’s no secret. You just got to do the basics at extremely high level.

秘訣は無い。それがTimさんの言い方です。ビジネスはカンフー・パンダのようなもので、基本を極めて高い水準でやりきるだけ、と話します。

Tim さん(動画 12:12〜)

成功は遅行指標だ。

原文: And success is a lagging indicator.

成功は遅行指標、つまり後から数字に出る指標。30日では結果が見えにくくても、60日から90日続けると積み上がる、と話は進みます。初めての案件が取れると続けて取れる、という受講生の例も出てきます。

後半には、18歳の受講生の相談の場面。窓清掃の会社を3年経営し、今は母親に引き継いだ受講生が、業種を絞りきれずにいる、という相談です。

Timさんの助言は、得意な業種に縛られないこと。飛び込みや電話で鍛えた営業力を、AIの領域に持ち込む、という話です。

その場で、1日200コールと1日2投稿を宣言させ、受講生も約束します。目安は、各チャネルが30日から60日で1件の有効な商談を生むこと。効くチャネルを見極めてから倍賭けする、と説明します。

ここで言いたいのは、秘密を探さず、基本を高い水準で続けること。近道を売る話ではない、という前置きの続きにも聞こえます。

AIは、魔法ではありません。だから、使いこなすには、縦に掘る努力が要ります。私は、そう考えています。

Timさんの話では、30日で結果が見えなくても、60日から90日続けると積み上がります。この話は、掘った深さが、後から数字に出るのを待つ話として読めます。

掘っている間は、手応えが見えにくいんですよね。で、そこで手を止めるかどうか。分かれ目は、そこにあると思うんです。

一方で、1日200コールのように、量で押す形。これは、私の型ではありません。

私が向きたいのは、チャネルの数を増やすより、一つの基本をどこまで深くできるか、のほう。同じ所を、繰り返し掘る形です。

誰にでも、今すぐ効く近道。そういうものは、AIの仕事にもありません。続けた分だけ、深さが残ります。

秘訣は無い。そう聞くと、肩の力が抜けませんか?探すものが無いなら、掘ることに戻れます。

私なら、秘密を探さず、基本を縦に掘り続けます。

04

2回の通話で決める、お金を取らないAI監査から入り、合わない相手は断る

▲目次
図解。1回目はお金を取らない監査、2回目で提案、合わない相手は断る、の三つの札で、営業は砂金を選り分けることだと示す
図解: 2回の通話で決める

高額のAI案件を、1回の通話で決めようとしません。そこでTimさんが切り替えたのが、2回の通話で決める形です。なぜ、わざわざ2回に分けるのか?

5千ドルから3万5千ドルのAI案件を、1時間足らずの1回の通話で決めるのは無理がある、とTimさんは話します。

Tim さん(動画 12:42〜)

5千〜3万5千ドルのAI案件を、1時間未満の1回の通話で決めようとするのは、無理がありすぎる。だから私は、2回の通話で決める形に完全に切り替えた。

原文: Trying to close a 5 to 35K AI deal in under an hour in one call is way too much. That’s why I’ve completely pivoted to doing two call closes.

1回目は、お金を取らないAI監査。予約ページにも、そう書いてあると話します。

聞き出すのは、使っているソフト、従業員の数、日々の業務、手順書など。集めた話は、議事録のツールとメモのツールにまとめます。

2回目までの間には、面白いAIの事例を送って関心を育てます。続けて送るのが、2ページほどの提案書。段階1から3まであり、全面刷新か、効果の大きい部分だけか、の2案です。

段階2と3には、価格を載せません。まだ仕事がある、という見せ方です。

2回目は、15分ほど会話をして、最後に提案書を説明する流れ。大きな案件は3回の通話にする、とTimさんは話します。

Tim さん(動画 16:16〜)

営業は錬金術ではなく、砂金を選り分けること。

原文: sales is not doing alchemy, it’s sifting for gold.

営業は、錬金術ではなく、砂金を選り分けること。話はそう進みます。見込みの薄い相手は育てず、見込みのある相手に集中します。むしろ、失格にする理由を探す、と対談の相手が話し、Timさんも同意します。

2回に分ける理由の一つは、信頼の揺らぎです。誰が何を作れるのか、AIについての信頼が揺らいでいます。顧客は何度もAIの提案を受けてきたので、時間が要る、という説明です。

Tim さん(動画 49:28〜)

誰が何を作れるのかについて、信頼の不況が起きている。

原文: there’s a trust recession on who can build what.

二つ目は、価格を適当に出さず、提案書で相手ごとに合わせるため。忙しい経営者は無理に押さずに待ち、3回延期されたら見切る、と話します。

ここで言いたいのは、決める前に、相手を知る時間を置く形。急いで決めない、という順番の話です。

私の売り方は、興味関心のある人を大量に集める形でした。そこから自動のステップで教育して、ニーズとウォンツを高め、相手に個別セールスをする形でした。

失敗したのは、あまり相性が良くなさそうな人にも、販売してしまったこと。相性が合わないまま買ってもらうと、どうなるか?お互い損をすることになりました。

見込みの薄い相手を育てず、失格にする理由を探す。この考え方に、Timさんも同意していました。私は、失格にする、という言い方は選びません。合う人と噛み合うかどうか。そこを見ます。

私の記事より(AI自動化の代理店は値崩れする?自動化を売らずに診断から入る方法を、動画から整理した記事)

表を安い順に読むと、構築、診断、伴走の並び。そして、買う人が最初にお金を払う場所は、構築ではなく診断です。

Timさんの話では、1回目はお金を取らないAI監査です。私の記事に書いたのは、最初にお金を払う場所は診断、という順番。どちらも、入口に診断を置く向きで並びます。

違うのは、監査で業務を聞き出すことを、売るための情報収集で終わらせない所です。AIが問い、本人が答えるだけで、その人の悩みが価値に変わります。そういう場にしたいんです。

私なら、相性が良くなさそうな人には、売らない選択をします。

05

付き合う人と再投資。成果の裏にある判断の重さを、Timさんは話す

▲目次
図解。付き合う人で速さが変わる、利益は事業へ再投資、判断の重さを抱える、の三つの札で、最後は私も人間だと示す
図解: 環境と再投資と判断の重さ

ここまでは、人を集めて、通話で決めて、開発者に作らせる手順の話でした。最後に残るのは、手順の外にある話です。誰と付き合うか、稼いだお金をどこへ回すか、そして判断の重さ。手順を覚えたあとには、何が待っているのでしょう?

対談では、友人が、付き合う人が変わると、意思決定の速さやリスクの取り方まで変わる、と話します。Timさんも同意します。周りの人の基準が、自分の動き方を変えたという話です。

話は再投資に進みます。利益は事業に回すもので、行き先はソフトやトークンの代金、チーム、広告。遊びや飲みに使うのと同じ額を事業に回したら、実際に稼げるようになった、という体験談です。

週に14万ドル超を回収した週もあった、と話します。これは本人の発言です。

Tim さん(動画 73:24〜)

事業を伸ばすには、次にいちばん良い判断を、いつも、速く下し続けるしかない。

原文: To scale a business, you just have to make the next best decision all the time and make it fast.

その裏には判断のプレッシャーがある、とTimさんは説明します。血と汗と涙。26時間続けて作業した日もあった、と振り返ります。

今の課題は3つ挙げています。採用した人を信頼すること、集客のチャネルを増やすこと、顧客の期待に応えることです。

動画の最後でTimさんは、贅沢な生活に見えるかもしれないけれど、実際はとてもストレスだ、と話します。

Tim さん(動画 87:13〜)

正直なところ、私はいまも初心者のように感じる。わからなさも、緊張もある。私も人間だ。

原文: Like, you know, I still feel like a beginner. I still feel the unknown. I still feel nervous. I’m a human too.

手順を全部話したあと、最後に残ったのは判断の重さでした。金額でも件数でもなく、判断。この章でいちばん伝えたいのはここです。

週に回収した金額は、Timさん本人が話した数字です。私が確かめた数字ではありません。ここでは金額の大きさより、その裏で起きていたことを見ていきます。

付き合う人によって動く速さが変わります。ここは分かります。利益を事業に回す話も、筋道としてよく分かります。

周りにいる人の基準が上がると、自分の当たり前も変わっていく。場の力って、そういうものなんですよね。

引っかかったのは、26時間続けて作業した日の話です。私なら、自分が動かないと全部止まる形は、仕組みで書き換えます。

動けば回るけれど、動き続けないと止まります。その形の重さは、成果の大きさとは別のところにあります。

判断を一人で持ち続けると、休む時間がなくなります。任せる先があれば、判断は少し軽くなります。

最後には、今も初心者のように感じる、私も人間だ、とTimさんが言葉にした場面があります。手順の話のあとに置かれた一言です。

成果の数字のあとに、わからなさと緊張を並べて話しています。手順だけでは見えない部分が、そこで見えてきます。

私なら、自分が動かないと全部止まる、という形にはしません。

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. この動画は、ひと言でいうと何を話していますか。

A. AI代理店を始める手順です。案件の起点という役割で始め、全チャネルで集客し、2回の通話で決める流れを、Timさんが動画の順に話します。最後は、付き合う人と再投資、判断の重さの話です。

Q. 案件の起点とは、何をする役ですか。

A. 課題を自覚している事業者を見つけて、AIで解決する提案を売る役です。作るのは開発者に任せて、顧客の窓口と追加の提案は自分が持つ、とTimさんは説明します。

Q. 2回の通話で、何を決めるのですか。

A. 1回目は、お金を取らないAI監査で、相手の業務を聞き出します。2回目で提案書を説明して、契約するかを決めます。大きな案件は3回の通話にする、とTimさんは話します。

Q. 全チャネルを同時に回すとは、どういうことですか。

A. 電話、メール、広告、発信、イベントなど、使える集客の道を全部同時に回すことです。効く道が分かってから、そこに倍賭けする、とTimさんは説明します。

Q. Timさんの金額や件数は、確かめられた数字ですか。

A. どれも本人の発言です。Timさん自身も冒頭で、収益は保証しないと話しています。この記事では、私が確かめた数字としては書いていません。

MATOME

まとめ。案件の起点から2回の通話まで、手順の先に判断の重さがある

▲目次

AI代理店の始め方を話した動画は、収益を保証しない前置きから始まります。そこから案件の起点と開発者の分担、全チャネルと基本、2回の通話と進み、最後は付き合う人と判断の重さの話でした。

私が持ち帰ったのは5つです。家族との時間を削らないこと。現場を知る人が自分で作れる形を先に考えること。秘密を探さずに基本を縦に掘ること。相性が良くなさそうな人には売らないこと。自分が動かないと全部止まる形にしないこと。

私の運用でも、作る部分はAIに任せていて、誰の悩みを解くかは最後に私が決めます。Timさんの話と同じ向きの部分もあれば、ずれる部分もあります。

自分の仕事で、売る相手を選べているでしょうか?

COLUMN

任せて空いた時間は、夢中に遊ぶ時間に使う

図解。ひろくんが軽やかに走る姿と、任せる、空いた時間、夢中に遊ぶ、の三つの札が並び、空いた時間を遊びに使うと示す
図解: 空いた時間を、夢中に遊ぶ時間にする

判断の重さを抱え続けたその先で、任せる目的は何なのか。

私は魂磨きの記事で、AIに任せて時間が空いても、気づけばその分も仕事に使ってしまう場面を、想像してもらいました。仕事を一人で抱えがちな方なら、思い当たることがあるかもしれない、と。そのうえで、仕事を手放したい理由も書いています。

私の記事より(AIに任せて空いた時間を、夢中に遊ぶ時間にしたいと書いた魂磨きの記事)

私がAIへ仕事を手放したい理由は、はっきりしています。子供のようにワクワク夢中に遊ぶ時間を持ちたいからです。今回は、その具体例として2026年10月12日のことを書きます。区民まつりの日に、公園で娘2人と鬼ごっこをして走りました。目的もゴールもない、ただ楽しい時間でした。

委ねる目的は、効率だけではありません。余白をつくること。その余白で夢中に遊び探求して、自分を満たすためです。

だから、空いた時間を仕事で埋めません。

区民まつりの日の公園で、娘2人と走った時間。目的もゴールもない、ただ楽しい時間。それが、私がAIに仕事を渡して取り戻したい時間の中身です。

Timさんの話に出てくる、26時間続けて作業した日とは、反対側にある時間です。

Timさんの話は、判断の重さを抱え続ける世界。私が置きたい先は、その外にある遊ぶ時間です。

AIに任せて空いた時間を、いま何に使っているでしょうか?

LINK

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

チャンネルTim Chao
出演Timさん(Tim Chao)
公開日2026年10月20日
長さ87分30秒(英語)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=k1adsrTHwPg

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