MAKING OF
NotebookLM動画講座の作り方|全7回をAIと2人で量産した全手順
2026.03.17 │ AIツール活用
家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。
3行でわかるポイント — NotebookLM動画講座の舞台裏
- 全7本の解説動画をAIパイプラインで制作。台本から音声、アバター、合成まで全自動
- ファクトチェックで誤りを発見・即修正。Chrome AIモードの記述を訂正した実体験
- 料理で言うとレシピ帳(ピラーページ)に料理動画を添えた感覚。読む人も見る人も満足
ピラーページだけでは伝わらなかった
NotebookLM完全攻略ガイドを公開した。約3万文字のピラーページで、NotebookLMの基本から応用まで全部まとめた。
でも正直に言うと、文章だけだと伝わりにくい部分がある。
「ソースを追加して質問するだけ」と書いても、実際にどんな画面で、どんなテンポで操作するのか、文章だけでは想像しにくい。特にNotebookLMを初めて触る人にとっては、動画で見た方が100倍早い。
料理で言うと、レシピ帳だけ渡されても「焼き加減」や「混ぜるスピード」はわからない。料理動画を1本見れば一発でわかるのと同じだよね。
だから作った。全7回の動画講座を。しかもAIパイプラインで。
全7回の動画一覧
ピラーページのH2構成に対応する形で、7本の解説動画を制作した。各動画2〜3分で、AI秘書の凛と私の掛け合い形式。
Ch.1 基本と始め方
NotebookLMが「嘘をつかないAI」である理由。ソースグラウンディングの仕組みと、30分で始められるセットアップ。
Ch.2 リサーチ・情報整理
PDF、YouTube、Webページなど多彩なソースの追加方法と、引用付き回答の活用テクニック。
Ch.3 プレゼンスライド自動作成
NotebookLMとGeminiを連携させて、プロンプト1つでスライドを自動生成する方法。
Ch.4 Audio Overview(音声学習)
資料を「ながら聴き」で学べるポッドキャスト形式の音声化機能。通勤中の学習にぴったり。
Ch.5 教育・学習支援
クイズ、フラッシュカード、学習ガイドの3機能でインプットを「自分のもの」にする。
Ch.6 ビジネス活用
会議の要約、提案書の分析、顧客対応、競合調査。ビジネス実務を加速する使い方。
Ch.7 Gemini×NotebookLM連携(最終回)
GeminiからNotebookLMを直接参照して、自分らしいコンテンツを生成する方法。分身AIの本質。
AIだけで動画を作る制作パイプライン
「え、7本の動画を全部AIで?」って思うかもしれないけど、そうなんだよね。人間がやったのは台本の方向性を決めて、最終チェックしただけ。
料理で言うと、シェフ(私)がメニューを考えて味見する。調理工程はすべてAI調理マシン群が担当。
| 工程 | 使ったAI | やること |
|---|---|---|
| ① 台本 | Claude | 凛×ひろくんの掛け合い12シーン |
| ② 音声 | ElevenLabs V3 | 感情タグ付きTTS(凛・ひろくん各6本) |
| ③ 画像 | Genspark grafico | シーンごとの説明画像12枚 |
| ④ アバター | JOGG AI | 音声同期のリップシンクアバター動画 |
| ⑤ 合成 | Remotion | 画像+アバター+字幕+BGMを1本のMP4に |
| ⑥ 公開 | YouTube API | サムネ設定、概要欄、相互リンク |
1本あたりの制作時間は約30〜45分。台本が確定してからYouTubeアップロードまで、ほとんど自動で流れていく。
ただし、完全に放置できるわけじゃない。画像の品質チェック、アバターの表情確認、レンダリング後のフレーム検証。「味見」の工程は人間がやる。AIは料理を作れるけど、「おいしいかどうか」は人間が判断する。
こだわった3つのポイント
1. 凛とひろくんの掛け合い
全シーンがAI秘書の凛と私の対話形式。一方的な解説じゃなくて、「え、それってどういうこと?」「料理で言うとね〜」という自然なやり取りで進む。
料理番組で言うと、先生だけが喋り続ける番組より、アシスタントが「へぇ!」「それ簡単ですね!」って合いの手を入れる番組の方が見やすいでしょ?あれと同じ。
2. 毎回の料理メタファー
NotebookLMの機能を説明するとき、必ず1つは料理に例える。これはピラーページでもやっていることで、抽象的な概念を具体的なイメージに変換するのが目的。
Ch.1「自分の冷蔵庫の食材だけで作る専属シェフ」
Ch.3「下ごしらえはNotebookLM、盛り付けはGemini」
Ch.7「自分好みの味付けレシピをNotebookLMに覚えさせて、Geminiシェフに新作を頼む」
3. 出典付き回答へのこだわり
NotebookLMの最大の強みは「ソースグラウンディング」。動画でもこれを繰り返し強調した。AIが嘘をつく時代に、出典が明示されるAIがどれだけ貴重かを伝えたかった。
ファクトチェックで誤りを発見した話
動画制作で一番大事だったのは、ファクトチェックだった。
Ch.1のScene 10で「Chrome AIモードと組み合わせられるようになった」と説明していた。ピラーページにも同じ内容が書いてあった。でもこれ、事実として不正確だった。
Chrome AIモードは検索機能であり、NotebookLMとの直接連携機能ではない。正しくは「NotebookLMのURL追加機能でWebページを取り込める」だった。
発見したのは、公開済みの動画を見直していた時。「あれ、Chrome AIモードってNotebookLMと直接つながるんだっけ?」と疑問に思って調べたら、2つの別々の機能を混同していたことがわかった。
対応は3つ:
- ピラーページを即修正(「Chrome AIモードとの合わせ技」→「Chromeとの連携・URL取り込み」)
- Ch.1動画のScene 10を差し替えて新版を公開(旧版はunlisted化+訂正注釈)
- 全動画の概要欄に相互リンクを追加(ついでに整備)
料理で言うと、出来上がったフルコースのデザートに「実はこの砂糖、原産地表記が間違ってました」と気づいて、デザートだけ作り直した感じ。面倒でも、正確性は妥協しない。
AIが生成したコンテンツこそ、人間のファクトチェックが不可欠。AIは「それっぽい文章」を作るのが得意だけど、事実かどうかの最終判断は人間の仕事。これは永遠に変わらないと思う。
7本のシリーズで見えてきたこと
1本目は試行錯誤だらけだった。JOGGアバターが上限に引っかかったり、台本の内容が事実と違っていたり、サムネイルをテンプレートから外れて作ってしまったり。
でも失敗するたびにパイプラインが強くなった。
- Ch.3で台本の内容ミス → ファクトチェック工程を必須化
- JOGGの週間上限 → AvatarLite結合方式を開発(1回のAPI呼び出しで12シーン分処理)
- サムネのテンプレ違反 → hook(自動チェック機構)で防止
- Ch.1のChrome AIモード誤記 → 公開後ファクトチェック体制を構築
Geminiのピラーページを作った時もそうだったけど、最初の1本が一番大変で、仕組みができれば量産できる。
料理で言うと、新メニュー開発は試作で失敗の連続。でもレシピが確定したら、翌日からスタッフ全員が作れる。最高品質→仕組み化→量産。この順番を間違えないことが大事。
COLUMN
動画7本作って気づいた「分身AIの本質」
Ch.7のまとめでも言ったんだけど、NotebookLMに自分の価値観やブランド情報を入れておくと、AIが「自分らしい」コンテンツを作ってくれる。これが分身AIの核心なんだよね。
今回の動画講座も、まさにそれ。台本はAIが書いた。でも「料理に例える」「出典を重視する」「凛との掛け合い」という私のスタイルが、全7本に一貫して流れている。なぜかと言うと、AIに私の過去の発信パターンを学習させているから。
私がよく言う「7つのミスを仕組みに変えた」話と同じで、失敗を繰り返すたびに分身AIが賢くなっていく。Ch.1で間違えたChrome AIモードの件も、修正プロセスごとAIの学習データになっている。
「抱え込みOS」から「委ねるOS」に切り替える。動画制作だって、全部自分でやろうとしたら7本で何十時間もかかる。でも信頼できるAIパイプラインに委ねれば、私は「方向性を決めて味見する」だけでいい。
分身AIを育てる=自分が育つ。7本の動画を作り終えて、改めてそう思った。
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よくある質問(FAQ)
Q. 動画の音声はAIですか?
はい。ElevenLabs V3の感情タグ付きTTSを使っています。凛とひろくんそれぞれのカスタムボイスで、感情に合わせた抑揚がつきます。
Q. アバター動画はどうやって作っていますか?
JOGG AIのアバター機能を使っています。ElevenLabsで生成した音声をアップロードし、リップシンク付きのアバター動画を自動生成。それをRemotionで画面右下にPiP(ピクチャーインピクチャー)合成しています。
Q. 1本の制作にどれくらいかかりますか?
台本確定後、約30〜45分です。TTS生成5分、画像生成10分、JOGG生成15分、レンダリング5分、品質チェック5分が目安。ただし画像のリテイクやファクトチェックが入ると追加時間がかかります。
まとめ
NotebookLM完全攻略講座(全7回)をAIパイプラインで制作した。
- 7本の解説動画をピラーページのH2構成に対応させて制作
- AIパイプライン(Claude→ElevenLabs→Genspark→JOGG→Remotion→YouTube)で全自動化
- ファクトチェックで誤りを発見・修正した体験から、AI生成コンテンツの品質管理の重要性を実感
- 最高品質→仕組み化→量産の順番を守ることで、7本目には安定した品質で制作できるようになった
NotebookLMに興味を持ったら、まずNotebookLM完全攻略ガイドを読んで、動画を見てほしい。きっと「これ、使ってみたい」と思うはず。
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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成・画像制作にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。
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