SHACHO MOTERUKA KEIKAKU LIVE
カオリコさんの新刊の生原稿をAIに渡したら、リパーパスで漫画やLPまで生まれてきた話
2026年3月10日(火)15:00〜 LIVE
CAST
前田カオリコ(カオリコさん)
魅話力®コーチ・フリーアナウンサー/印象戦略プロデューサー
加藤さとし(えびさん)
千葉県千葉市・広告会社経営27年
田中啓之(ひろくん)
3方よしAI共創コンサルタント・おうちCEO
家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。今回は毎週火曜15時の「社長モテる化計画」LIVE。MCのカオリコさん(前田カオリコ)、千葉県千葉市で27年広告会社を経営するえびさん(加藤さとし)と3人で、カオリコさんの新刊『モテは才能じゃない 印象で決まる』の生原稿を、私がそのままAIエージェントに渡してみるという実験をお届けしました。1年かけて書き上げた本という「原液」から、インスタのカルーセル画像や漫画、LP、note記事まで、次々にコンテンツが生まれてくる——その裏側をLIVEでそのまま実況した回です。
3行でわかるポイント
- 本は1年分の「原液」:カオリコさんが1年かけて書いた新刊の生原稿を、そのままAIエージェントに渡すと、インスタ画像・漫画・LP・note記事まで自動で作られていく
- AIが直しても「私らしさ」は残す:文章をAIに整えてもらっても、自分のキャラクターに合わない表現はカオリコさんが意図的に残していた
- 仕組みはリサーチ→分身AIと会議→制作→セルフチェック:出来上がったものは「本人に似てない」「文字化けしてる」もチェックし、ダメなら差し戻して作り直す
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📚 目次
AIで時短のはずが、なぜか忙しくなる?3人の本音トーク
今回の「社長モテる化計画」LIVEは、印象戦略プロデューサーのカオリコさん(前田カオリコ)、千葉県千葉市で広告会社を27年経営するえびさん(加藤さとし)、そして私(田中啓之・ひろくん)の3人でお届けしました。冒頭の自己紹介が終わってすぐ、話は「AIを使って社長の時間を増やしましょう」というテーマに入っていきます。ところが、この日はいきなり本音がぶつかる展開になりました。
まず口火を切ったのはえびさんです。
えびさん(1:28〜)
「そう、あの、AIを使って社長の時間を増やしましょうみたいな話をしているんよ。」
ここで、カオリコさんがすかさず切り返します。この短いテンポの掛け合いが、実はこの日のLIVE全体の伏線になっていました。
カオリコさん(1:37〜)
「社長の何の時間ですか。プライベートになる」
えびさん(1:39〜)
「時間って言うんですよ。でも」
「でも」の先にあるのが、カオリコさんが最近ずっと引っかかっていたこと。AIが進化しているのと同時に、やること自体も加速していて、結局なんか増えているんじゃないか——という感覚です。いろいろ便利にできてしまうからこそ、あれもこれもやりたくなって、時間があるようでない状態になる。この「AIのおかげでますます忙しくなっちゃう」という感覚、正直、分身AIを育てている私自身にも、痛いほど心当たりがありました。
えびさんも、この感覚に強く共感していました。AIをちょっとかじってみると、今まで「そんなのAIでできるでしょ」と言われても半信半疑だったことが、意外と自分でも触れてしまう。しかも面白い。時間ができたどころか、みんなに自慢したくなるくらい夢中になってしまう——そんな体験を、笑いながら話していたのが印象的でした。
この日は冒頭から、私のパソコンの調子が悪く「一応たっぷりAI情報をお届けしたいところですが、途中で止まるかもしれません」と先に謝っておいたくらい、いつも以上にライブ感のある回でした。AIで時間が増えるはずが逆に忙しくなる、というちょっと矛盾した本音から始まったこの日のLIVE。実はこのあと、この矛盾に対するひとつの答えのようなものが、カオリコさんの新刊とAIリパーパスの実演の中に出てきます。時間を「増やす」のではなく、時間の使い道そのものを変えていく——そんな流れへとつながっていきました。
カオリコさんは、この体感について「どうなんですかね、皆さん、その辺、体感として聞けたらなと」と、画面の向こうで見ている経営者のみなさんにも問いかけていました。AIが便利になればなるほど、逆にやることが増えていく感覚があるのか。それとも、忙しさの中身そのものが変わってきているだけなのか。答えが出たわけではないけれど、この「便利になったはずなのに、なぜか手が止まらない」という感覚を3人ともが正直に共有できたこと自体が、この日のLIVEの良い滑り出しになったと思います。実はこのあと、この矛盾に対するひとつのヒントのようなものが、カオリコさんの新刊の話から見えてきます。
新刊『モテは才能じゃない 印象で決まる』誕生まで — 1年かけた産みの苦しみ
本音トークの流れから、カオリコさんが今日いちばん伝えたかった報告に話が移ります。カオリコさんの書籍が、ようやく出版の目処が立ち、今月3月31日に向けて準備を進めている、というものでした。原稿そのものは、実はもうこの日のためにAI側に渡してある状態。そこからいよいよ、タイトルの発表です。
この日、初めて公になったタイトルは『モテは才能じゃない 印象で決まる』。サブタイトルについても、カオリコさんが解説してくれました。
カオリコさん(5:22〜)
「サブタイトルで、自然体で引きつける男の魅話力®メソッドというように作りました。」
「モテる」というと、生まれ持ったギフトやセンスの話だと思われがちだけど、そうじゃない。印象は自分でクリエイトできるし、後からいくらでも身につけられる——その思いを込めたタイトルだと言います。個性×経験×自然体という掛け算で、プラスもマイナスもすべて魅力的に消化していく。これがカオリコさんの言う「魅話力®」の考え方でした。
ただ、このタイトルと中身にたどり着くまでが、決して平坦な道のりではなかったようです。カオリコさんは「書いてます書いてます」と毎回言いながらも、なかなか手がつかなかった時期があったことを正直に振り返っていました。AIに直してもらっても、なぜかしっくりこない。自分の言葉で表現し直さないと、どうしても納得できない——そんな迷子の時間があったからこそ、逆に「本当はこういうことを伝えたいんだ」という核が、自分の中で固まっていったといいます。
特に印象的だったのが、コンセプトの言語化に苦しんだという話です。
カオリコさん(10:02〜)
「それを具体的にどういうものかっていうのを、自分で掘り起こして言語化する作業が、向き合って、自分と向き合って、向き合って、産みの苦しみでしたよ。」
「素敵な感じ」「魅力」という感覚的な言葉を、誰にでも伝わる形に分解していく作業。これが一番難しかった、と何度も繰り返していました。AIに文章を整えてもらったり、修正してもらったりする場面もあったようですが、それでも「この表現は私らしくない」と感じた部分は、あえて元に戻していたそうです。
カオリコさん(13:31〜)
「いや、でも私は、私のキャラクターがこれだから、これを使いたい。だからこう残したりとかしましたね。」
AIに任せて楽をするのではなく、AIと何度もやり取りしながら、それでも最後は自分の言葉を選び直す。これって、AIを使いこなす上ですごく大事な感覚だと思います。私自身も分身AIと日々対話していますが、AIが提案してくれたものをそのまま採用するか、あえて崩すか——その判断の積み重ねこそが「その人らしさ」を残す唯一の方法なんですよね。1年かけて書き上げたこの本には、カオリコさんいわく「魂を入れた感じ」で、自分の経験や言葉がぎっしり詰まっている。だからこそ、この後の話——この本をAIでどう展開していくか——にも、大きな意味が出てきます。
本は1年分の「原液」——生原稿をAIエージェント軍団に渡した実況
ここからが、この日の本題です。カオリコさんが1年かけて書き上げた原稿を、私がそのままAIエージェントに渡して、リアルタイムで動かしてみる——という実験に入っていきました。私はこの日、こんなふうに切り出しています。
ひろくん(11:12〜)
「その本がまさに今日の本題となるのが、このAIでリパーパスするっていう、そのコンテンツを一つのコンテンツからいろんなコンテンツに書き換えることができれば、やっぱこれがAI時代一番旨味が大きいというか、本出してる人っていうのはやっぱ、1年かけて作り込んだ、この原液が濃いやつが出てくるじゃないですか。そこで出版して、出版したって終わっちゃうケースが多いですけど。」
本を出したら出版がゴール、あとは終わり——これ、実はすごくもったいない話だと思っています。1年かけて絞り出した「濃い原液」を、出版した瞬間に使い切らずに眠らせてしまうケースが本当に多い。だったら、この原液をそのまま横に広げてしまえばいいんじゃないか、というのが今回の実験の出発点でした。
実際、この日のLIVE中も裏側では、私のパソコン(動きが悪かったやつです)の向こうで、エージェント軍団が動き続けていました。インスタ投稿用のカルーセル画像、漫画、そしてLPやXの投稿文、noteの記事まで、原稿から多種多様なメディアへ同時展開されている真っ最中。CTAには「モテ社長の無料30分」を差し込むところまで、エージェントが勝手に解釈して作り始めていたのには、私自身も驚きました。画像や文章だけでなく、動画やテーマソング、ショート動画まで作れてしまう時代です。
カオリコさんも、この考え方には強く共感してくれました。
カオリコさん(11:59〜)
「薄く書いてしまうよりも、エッセンスを凝縮した方が、なんでしょう、濃さだったりとか、その人らしさだったり、そういうものが出るから、やりやすいとか面白いんじゃないですかね。その後の訴求が変わってくるのかな。」
本というフォーマットは、自分らしさがめちゃくちゃ出る媒体だと私は思っています。「あーじゃね、こーじゃね」と何度も書き直した結果できあがったものだからこそ、一冊の本はもう一つの分身になっている。そこを起点にSNS発信をしたり、ブログを書いたりすれば、本当に本1冊あれば無限に、無制限にコンテンツが作れてしまうレベルに、今のAIはもうなってきています。それだけ1年かけて、自分の肉が入っているからこそできることです。薄く広く書いた文章より、濃く絞り込んだ原稿の方が、実はAI時代には圧倒的に有利。カオリコさんの新刊は、まさにこの「原液」としての条件を満たしていました。
私自身、この日はパソコンの調子が悪くて、実際に完成した成果物をその場でお見せすることはできませんでした。それでも「今どんな成果が見れるんですか、ちょっと見たいですね」とえびさんが身を乗り出してくれたのが印象的で、裏側で本当にエージェント軍団が動いているんだという臨場感だけは、しっかり伝わったんじゃないかなと思います。完成品を並べて見せるより、動いている途中の様子を実況する方が、逆にリアルに伝わるものがある——そんな発見もあったLIVEでした。
裏側の仕組み——リサーチ→分身AIと会議→セルフチェック→Chatwork連携
「本を渡したら、あとは適当に作られていくだけ」——と思われがちですが、実はそうではありません。この日、私は裏側で動いている仕組みを、画面の向こうを覗きながら説明していきました。
ひろくん(17:25〜)
「これ面白いのは、本を渡したらその本の内容を適当に作っていくわけじゃなくて、ちゃんとリサーチをまずするんですね。リサーチをして、今どんなトレンドがあるのかとか。そこの後に会話をして、こんな戦略で、こんな感じのメディア展開どうですかっていうのを、私に聞いてくるんですね。」
本の内容をそのまま右から左に流すのではなく、まず世の中のトレンドをリサーチする。そのうえで「こんな戦略で、こんなメディア展開はどうですか」と、私に相談してくる。しかも、この相談の前段階には、もうひとつの工程が挟まっていました。
ひろくん(17:25〜続き)
「その前にこの分身のAIがいて、分身のAIと会議をしていて、いや、カオリコさんこういうふうにやった方がいいよとかって、会議した結果に基づいて、わかんないところで聞いてくるんですね。それを言うと戦略を立ててくれて。」
私に直接聞いてくる前に、分身AIどうしがまず「会議」をしている。この「わかんないところで聞いてくる」という感覚、実際に見ていると本当に面白くて、まるでスタッフが裏で打ち合わせをしてから、必要なことだけ確認しにくる部下のような動きでした。足りない情報――たとえばカオリコさんの写真素材が必要になったときも、勝手に探しに行って、良さそうなものを見つけて採用していく。そこまで自動で進んでいきます。
そして、この仕組みでいちばん大事だと感じたのが「セルフチェック」の工程です。出来上がったものをそのまま出すのではなく、AI自身が一度チェックをかけていました。
ひろくん(18:00頃)
「出来上がったやつはチェックして、これ、カオリコさんに似てないねとか、文字化けしてるねっていうのをチェックして、ダメだったらまた戻って制作するんですね。で、仕上がったものだけ来る。」
「本人に似ていない」「文字化けしている」——一見地味なチェック項目ですが、これがないと量産したコンテンツの信頼性はガタ落ちします。ダメなものはその場で差し戻して作り直し、合格したものだけが最終的に手元に届く。しかも仕上がったものは、Chatworkに自動で連絡が来る仕組みまで組み込まれていました。「作業が終わりました」という連絡が私のChatworkに入り、しかも「モテ社長のChatworkにも送っておいて」と頼めば、そちらにも届く。リサーチ→分身AIとの会議→戦略→制作→セルフチェック→Chatwork連携——この一連の流れが自動で回っているからこそ、本1冊からこれだけの量のコンテンツが、放っておいても勝手に積み上がっていくわけです。
それでも最後は人——AIを操る人間理解と、伝えたい本人の熱
ここまで見てきた通り、本1冊さえあれば、AIエージェントがリサーチから制作、チェック、連絡まで一気通貫でやってくれる時代になってきました。ただ、話が進むにつれて私が強調したのは「それでもAIを操る人間の能力が問われる」という一点です。
ひろくん(20:57〜)
「もうエージェントと一緒にやっていくと自分らしい投稿を量産ができる。本一冊書いちゃったらもう本当に発信が楽になると思いますよね。あとはそれが本当にその本とか本を通じたバックエンドとか、そういったビジネス全体の設計を組み込んだ戦略に落とし込んで、アウトカム成果までちゃんと描けるかっていうのが大事なんですけどね。結局このAIを操る人の能力が問われてくる。」
LPを作ろうと思えば作れる時代になった今、本当に大事なのは「どんなLPだったら刺さるのか」「そもそも誰に届けたいのか」という人間理解の部分です。本のメッセージを一番わかっていて、一番熱を持っているのは、著者であるカオリコさん自身。だからこそ、最終的に手を入れて仕上げていくのは、やっぱりカオリコさん本人でなければいけない、という話になりました。
この日、えびさんからも本質的な問いが出ました。「本を書いて出せる人ばかりではない」という視点です。
えびさん(24:31〜)
「見てみたいよね。だから、みんながみんな本を書けるわけではないから、社長さんがこういうとこで、こういうことを利用できたらいいよねっていうのが、どんどんね、作って。」
本を1冊書き上げるのは、正直かなりハードルが高いことです。カオリコさん自身、1年かけて何度も書き直し、産みの苦しみを経てようやくたどり着いた原稿でした。だからこそ、本を書いていない社長さんでも、同じような「原液」の展開が使えるようになったらいいよね、というのが、えびさんの問いかけの核心だったと思います。今回はたまたま本というかたちでしたが、インタビュー音源や、ここまで積み上げてきたnoteの下書き、日々のライブ配信の言葉だって、濃さがあれば立派な原液になります。
AIに作業を委ねて、人はもっと現場に出て、人と会って、五感で味わう時間を増やしていく。えびさんも「AIに仕事をやらせて、リアルで人と会うようにしていこうよ」という仲間の話を紹介してくれました。オンラインで完結する便利さの先に、あえてリアルの手触りを取り戻す——このLIVEを通じて、私たち3人が最後にたどり着いたのは、そんな景色でした。
この日の最後、えびさんが振り返っていたのも印象的でした。本を書き上げた時点でもう「ゴール」「フィニッシュ」だと思われがちだけど、そこから先、AIがどうやって宣伝を動かしていくのかを見てみたい、と。昔前なら、本を出したはいいものの、どうやって宣伝すればいいのか誰も知らないし、そこで力尽きてしまうことも多かった。だからこそ、出版後にAIエージェントが自動で発信を回してくれる様子を、今後も見ていきたいという話になりました。カオリコさんも「楽しみですよね」と応じ、次回3月17日の配信で、この続きを見せてもらう約束をして、この日のLIVEは締めくくられました。発信の量産や作業のスピードだけを追いかけるのではなく、AIに任せた分だけ空いた時間をどう使うか。そこにこそ、経営者としての「モテる」の本質があるのかもしれません。
よくある質問
Q. 魅話力®とは何ですか?
カオリコさん(前田カオリコ)が提唱する独自メソッドです。LIVE内では「個性×経験×自然体」を掛け合わせて、印象で相手を惹きつける考え方として紹介されていました。新刊『モテは才能じゃない 印象で決まる』のサブタイトルも「自然体で引きつける男の魅話力®メソッド」となっています。もともと備わっているセンスだけでなく、後からいくらでも身につけられるという思いが込められています。
Q. AIリパーパスとは何ですか?
1つのコンテンツ(今回は本の生原稿)を、AIエージェントに渡すことで、インスタのカルーセル画像や漫画、LP、note記事、図解、ショート動画など、複数のメディア形式に自動で書き換えていく手法です。LIVEでは「本1冊あれば無限にコンテンツが作れてしまうレベルになっている」と紹介されていました。1年かけて作り込んだ「濃い原液」があるほど、展開の質が上がるとも話されていました。
Q. 本を書いていない社長は、この仕組みを使えませんか?
LIVEでえびさんが話していた通り、みんなが本を書けるわけではありません。ただ、原稿という形にこだわらなくても、インタビュー音源や日々の発信の言葉など、濃度のある素材があれば同じように展開できる可能性がある、という話が出ていました。社長さんが持っているもので同じことができたらいいよね、というのが今回のLIVEの後半で出てきた問いかけです。
Q. 「分身AIと会議している」とはどういうことですか?
LIVEでひろくんが説明していたのは、リサーチ→分身AIとの会議→戦略→制作→セルフチェック(本人に似ていない・文字化けしているといった不備は差し戻し)→Chatworkへの連絡、という一連の流れです。分身AIどうしが先に打ち合わせをした結果に基づいて、足りない情報だけを本人に確認してくる、という仕組みが紹介されていました。
まとめ — 本という原液を、AIで横に広げる
カオリコさんが1年かけて書き上げた新刊『モテは才能じゃない 印象で決まる』の生原稿を、そのままAIエージェントに渡してみる——という実験の実況回でした。インスタ画像や漫画、LP、note記事まで、リサーチ→分身AIとの会議→戦略→制作→セルフチェック→Chatwork連携という仕組みで、次々にコンテンツが積み上がっていく様子を、3人でわいわい言いながら追いかけました。
大事なポイントは2つ。ひとつは、AIに直されても「私らしさ」は自分の意思で残すこと。もうひとつは、AIがどれだけ自動でやってくれても、最後は「何を・誰に届けたいか」を一番わかっている本人が仕上げること。本を書いていない社長さんでも、濃度のある素材さえあれば同じ展開ができるかもしれない——そんな可能性まで見えた30分でした。
COLUMN
ひろくんコラム|本は原液、AIは注ぎ手
LIVEの中で私は、カオリコさんの原稿を「1年かけて作り込んだ濃い原液」と呼びました。これは決してその場限りの比喩ではなくて、私がずっと大事にしている考え方そのものです。人間は縦に掘る。自分の経験や専門性を、これでもかというくらい深く、時間をかけて掘り下げる。そこにしか出せない「濃さ」がある。そして、そのあとを横に広げるのがAIの仕事。本という一本の縦の穴から、インスタ画像、漫画、LP、note記事という何本もの横穴を、AIエージェントが同時に掘り進めていく——今回の実験は、まさにその構図がそのまま形になった30分でした。
これ、料理に例えると分かりやすいと思います。私の実家は惣菜屋なんですが、惣菜屋の店主って、フレンチのシェフみたいに一皿を極限まで作り込むタイプじゃないんですよね。仕込んだ出汁(=1年かけた原稿という原液)を、その日その日でいろんな惣菜に姿を変えて並べていく。同じ出汁からでも、煮物になったり、汁物になったり、揚げ物の下味になったりする。AIエージェントに本を渡すというのは、まさにこの「同じ出汁からいろんな惣菜を並べる」作業を、人間の代わりにやってもらっているようなものです。分身AI.comで紹介している分身AIと歩んだ100日の実践でも、最初に濃い原液(=自分の経験や言葉)を分身AIに渡しておくことで、そこから先の展開がどんどん軽くなっていく感覚を、身をもって味わってきました。
ただ、今回のLIVEでもうひとつ大事だったのは、AIに直されても「私らしさ」は自分の意思で残す、というカオリコさんの姿勢です。分身AIに任せる部分と、自分で最後に手を入れる部分。この線引きができるかどうかが、量産されたコンテンツが「自分の分身」になるか、ただの量産品になるかの分かれ目になります。分身AIの作り方を学ぶ講座でも、最初に自分の言葉や経験をどれだけ濃く分身AIに渡せるかを大事にしていますが、それはまさに今回カオリコさんが1年かけてやってきたことと同じです。抱え込みOSのままだと、1年かけて1冊の本しか出せません。でも「本は原液、AIは注ぎ手」と割り切ってしまえば、その1冊から生まれるコンテンツの数は、ほとんど無限になっていく。私自身も、この「委ねる」と「濃さを磨く」を、分身AIと一緒に日々実践しているところです。
👉 AIに自分の役割を委ねていく考え方は分身AI.comでも発信しています。
配信情報
| 配信日 | 2026年3月10日(火)15:00〜(約30分) |
| 出演 | カオリコさん(前田カオリコ)・えびさん(加藤さとし)・ひろくん(田中啓之) |
| 配信テーマ | 新刊の生原稿をAIエージェントに渡すリパーパス実験 |
| アーカイブ | YouTubeで見る |
| 次回配信 | 2026年3月17日(火)15:00〜 |
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