WATCH REPORT

ChatGPT Dotsの使い方、自分のマネジメントを任せるAIエージェントをワンダー佐藤さんの実演で学ぶ

2026.10.26

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、YouTube のチャンネル AI共創イノベーション で、ワンダー佐藤さんが、ChatGPT Dots に自分のマネジメントを任せ、Google ドライブと Codex までつなげて見せた実演の回を紹介します。

AIに仕事を任せたいけれど、何から決めればいいのか迷っていませんか?AIエージェントが増えて、誰に何を頼んだか追いきれなくなってきた方。動画を通しで見る時間がない方。そんな方に向けて書きました。

動画は18分の実演。ChatGPT Dots に物を作らせるのではなく、自分のマネジメントを任せる話で、保存先の Google ドライブ、キャラクターの名前と役割、メモリーと期限つきのワーキングメモリー、スケジュールタスク、複数のAIを一画面で見る所、Dots は頭で Codex は手足、と順に進みます。

読み終えると、動画の流れを順に追えます。AIに管理まで任せる時、何を先に決めておくか。その見方を持ち帰れるよう、私が確かめたことと、私の見方を横に添えました!

SPEAKER

ワンダー佐藤さん

動画の話し手です。Dots にワンダフルと名前をつけて、日々の管理と制作を任せています。画面共有の実演で、顔は映りません。

3行でわかるポイント

  1. Dots を作る道具ではなく、自分をマネジメントしてもらう相手として使い、保存先は Google ドライブ、キャラクターには名前と役割を付ける、とワンダー佐藤さんは話します。(第1章・第2章・第3章へ)
  2. 覚えておく物はメモリーと期限つきのワーキングメモリーに分け、毎日の仕事はスケジュールタスクの1本にまとめ、複数のAIの状況は一画面で見る、と話します。(第4章・第5章・第6章へ)
  3. 私の見方は、AIに管理まで任せるなら、持ち主を一人に決めて、見る場所を一つにすること。(第7章へ)

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01

Dotsは作る道具ではなく、自分をマネジメントしてもらう相手

▲目次
図解。作る道具ではない、自分をマネジメントしてもらう、パソコンを閉じても動く、の三つの札が矢印で並び、書斎の机の水彩画が添えられている。見出しはDotsは作る道具ではなく自分をマネジメントしてもらう相手として使う
図解: Dotsは自分をマネジメントしてもらう相手
Dotsのクラウドのパソコンで、ペイントがOpenAIのロゴを描き終えた動画の場面
動画キャプチャ: Dotsのパソコンがロゴを描き終えた場面(1:10頃)

AIに文章や画像を作らせる使い方は、よく見かけますよね。じゃあ、自分の毎日の管理を任せるとしたら、どう組むのか?この動画は、その問いに実演で答えていきます。

切り出しは、Dots が出てからだいぶ時間が経ったので、実用的に使えるところを見ていこう、というもの。話の相手は ChatGPT の Dots(ワンダフル)。ワンダー佐藤さんが付けた名前です。

画面の右では、Dots のパソコンがペイントで OpenAI のマークを描いています。実用的な使い方ではないけれど、と断ったうえで。

で、Dots のいいところ。クラウドの中にいろんなツールがあって、それを使っていろんなことをしてくれる、と言います!

ワンダー佐藤さん(動画 0:36〜)

パソコンを閉じても、あの、指示しとくと、ま、あとは自動的にいろんなことやってくれますんで。

パソコンを閉じても、指示しておけば、あとは自動で動いてくれる、という説明が続きます。

ただし今回の使い方は、制作物づくりではなく、マネージャーとして自分をマネジメントしてもらう方。そう話して、実演に入ります。

ワンダー佐藤さん(動画 0:44〜)

どちらかというと、こういう制作物を作るっていうよりもこのマネージャーとしてですね、自分をマネジメントしてもらうみたいな、ま、そんなような感じの使い方をしていこうかなという風に思います。

作らせるのではなく、管理してもらう相手。ここが、この動画の向きです。

管理を任せるのは、作業を任せるより一段深い話。私はそう見ています。私がAIに任せたいのは作業だけじゃなく、約束を覚えて、期限まで運んで、成果か、本当に必要な判断だけを返す所までなんです!

私の記事より(OpenAI Dotsとは?ChatGPTの新しいAI秘書機能を日本で試し、任せる範囲をまとめた・「I think of it as the bridge」OpenAI Dotsは、散らばった仕事の橋渡し役の節)

委ねる時は、一つのボールを人・AI・仕組みの誰か一人が全部受け持って、やり切る。共同責任にせず、持ち主を一人にする。私はそう決めています。

管理を任せるなら、そのボールの持ち主は一人にしないと意味がありません。

管理を任せるって、任せた物の持ち主を一人に決めること。クラウドで動くかどうかは、その次の話です!

02

保存先はGoogleドライブにして、フォルダーを先に設計する

▲目次
図解。Dots内に置くと遅い、Googleドライブに置く、フォルダーで整える、の三つの札に、フォルダーの水彩画が描かれている。見出しは保存先はGoogleドライブにする
図解: 保存先はGoogleドライブ
GoogleドライブのDots配下に、ワンダフルのフォルダーが並んだ動画の場面
動画キャプチャ: Googleドライブのフォルダー一覧(3:05頃)

Dots に保存を任せたら、作った物はどこに置かれるのか?ここが決まっていないと、あとで探す手間が増えていきます。2章目は、その置き場の話です!

ワンダー佐藤さんは、保存先は Google ドライブにしてもらうと保存しやすい、と話します。ドライブをどう設計して、AIエージェントとしてクラウドで使っていくか。それがこの設計の中身だそうです。

Dots の中にもフォルダーがあって、そこに保存してもらうこともできます。ただ、そこに置くと取り出すのに時間がかかる、と言います。

ワンダー佐藤さん(動画 1:41〜)

ここに保存するとね、取り出すのが時間かかりますんで、やっぱりGoogleドライブに保存してもらうってのが、ま、1番いいのかなっていう感じですね。

画面の右に映っているのは、Dots のパソコン。画像編集、3D のアニメーション、設計の CAD、ブラウザーなど、いろんなツールが入っていて、Blender で 3D も作れます!

あ、ちなみに、Dots のパソコンの中でブラウザーを操作すると遅いそうです。ブラウザーを操るなら別の画面の方がいい、と話します。

ドライブの画面では、マイドライブの Dots の下に、ワンダフルという名前のフォルダーがあります。この中が、エージェントのファイル置き場。まだ設計中だそうです。

ワンダフルの中のフォルダーは、画面では11個。3D、AIエージェントマネジャー、AIエージェント名簿、スキル、スケジュールタスク、マネジメント、メモリー、ワーキングメモリー、保存用などが並びます。

保存先を先に決めて、フォルダーの名前で役割を分けておく設計。名前を見れば、中に何が入るか分かる並びになっていますよね。

2026年10月6日に、私は dot に、読むだけの棚卸しを頼みました。

Gmail の直近30日で、検索の候補が2,997件、重要なのは34スレッド。

カレンダーは157件、Drive は452件でした。

その山から dot が出してきたのは、対応待ちが3件と、終わったか分からない23件。

そして、今日手を付けるものは3件に絞られました。

で、dot は報告の中で、全メール・全ファイルの本文を読んだわけではない、全部見つけられたとは断言しない、と書いていました。

置き場の中身が広いほど、AIが見た範囲を、見た範囲として言えるか。ここが大事なんです!

委ねるAIの最低条件は、わからないことは憶測しないで聞いて、わかることは2度聞かないこと。動画のドライブの設計は、聞かなくても中身が分かる置き場をつくる話だと、私は見ています。

03

AIのキャラクターに名前と役割を付ける

▲目次
図解。キャラクターに名前をつける、文脈ができる、名前で指示できる、の三つの札に、名札の水彩画が描かれている。見出しはAIのキャラクターに名前と役割を付ける
図解: キャラクターに名前と役割を付ける
AIのキャラクターの名前が並ぶ宴会場のイラストが映った動画の場面
動画キャプチャ: キャラクターの名前を紹介する場面(3:56頃)

AIエージェントが増えてくると、どれが何の担当だったのか、分からなくなってきませんか?ここで出てくるのが、名前と役割。動画は、その答えとして、名前を付けるいいことを2つ挙げています。

画面は、ドライブの中にあるエージェントのファイルへ。ワンダー佐藤さんは、AIエージェントがたくさんいて、だんだん自分でも把握しにくくなってきた、と話します。

そこで決めたのが、キャラクターごとの担当。このキャラクターはこのタスク、と先に割り振っておく形です。例えば、クラフィードというキャラクターは、スキルを色々と作る担当なんですよね。

名前を付けるいいことの1つ目は、文脈ができること。その文脈に対して、エージェントがどんどん強くなっていく、と言います。

ワンダー佐藤さん(動画 3:43〜)

キャラクターに名前をつけるとどういういいことがあるかって言うと、まず1つは文脈ができるんですね。そしてその文脈に対してエージェントがどんどん強くなってきますんで

2つ目は、Dots がエージェントの名前を認識すること。ヘリタンというキャラクターがいれば、ヘリタンにちょっと探索をやっておいて、と頼めるんです。

ワンダー佐藤さん(動画 3:58〜)

エージェントの名前を認識するもんですから、このキャラクターにこういうことやってっていう風にね、例えばヘリたんっていうキャラクターがいて、ヘリタンにちょっと探索やっといてとかね、そういうことができますので

話は、そこから使い勝手のよさへ。名前を付けることと、Dots の使い方。この2つをやれると、かなり使い勝手がよくなるのではないか、という見立てです。

名前は、ただの呼び名ではありません。話を積み上げていく文脈の置き場で、頼みごとの宛先にもなるんですよね!

私が委ねる時の軸は、持ち主を一人にすることです。

一つのボールを、人・AI・仕組みの誰か一人が全部持って、やり切ってもらいます。複数で持つ共同責任にはしません。

そう見ると、名前と役割は、そのボールの持ち主の札。札があれば、頼む側も、誰に何を渡すかで迷いません。

04

メモリーと、期限つきのワーキングメモリーを分ける

▲目次
図解。メモリー、期限つきワーキングメモリー、期限が切れたら消してよい、の三つの札に、付箋の水彩画が描かれている。見出しはメモリーと期限つきのワーキングメモリーを分ける
図解: メモリーとワーキングメモリー
ClaudeとCodexの有効期限メモが開かれた、Googleドキュメントの動画の場面
動画キャプチャ: 期限つきメモの画面(5:45頃)

AIに覚えておいてほしい物にも、種類がありますよね。ずっと覚えておく物と、期限が来たら忘れていい物。この2つ、同じ置き場で大丈夫でしょうか?動画は、ここを置き場から分けていきます。

キャラクターが増えると、どこまでやってきたかを忘れることもあります。そこで作ったのが、報告用のフォルダー。名前は AIエージェントマネジャーです!

どこまでやったかがここに報告されるので、期間が空いた時や、時間をちょっと空けた時に開く場所、と話します。

続いて、メモリーの話。何をちょっと記憶してほしいかの部分で、結構重要なので、メモリーのファイルを作ってある、と言います。

ワンダー佐藤さん(動画 5:13〜)

このメモリーですね、何をちょっと記憶して欲しいかっていう部分ですね。

2つ目が、ワーキングメモリー。何を忘れてはいけないか、いつまでに何を覚えておかなければいけないか、を置く所です。

ワンダー佐藤さん(動画 5:22〜)

もう1つはワーキングメモリーですね。で、何を忘れたらいけないのかで、いつまでにどういうことを覚えておかなきゃいけないのかっていうところなんですけれどもね。

今そこに入っているのは、Codex のリセットの期限。Claude の方にも、リセットとクレジットの期限があるそうです。結構忘れそうなので期限を入れておき、近くなったら知らせてもらう形なんですよね。

ワーキングメモリーの方は、期限が切れたら消していい、という設計です。その知らせ方、つまりマネジメントの仕方を、これから考えていく、と話します。

覚える物と、期限つきで覚える物。動画は、この2つを置き場の段階で分けていました。

実は、私の仕事場にも、覚えておくためのファイルがあります。memory.md という覚え書きのファイル。仕事場の設定に、その使い方の決まりが書いてあるんです。

決まりは3つです。1つ目は、毎回の始まりに読むこと。2つ目は、私が覚えて、と言った時だけ書くこと。

確かめていないことや、一時的なことは入れません。3つ目は、古くなった項目を消して、短く保つこと。

期限が切れたら消していい物と、ずっと残す物。分けて置くから、どちらも迷わずに扱えます!

05

スケジュールタスクは、毎日のマネジメント1本に放り込む

▲目次
図解。ゴミ出しの通知、毎日のマネジメント、タスクは増やさない、の三つの札に、時計とカレンダーの水彩画が描かれている。見出しはスケジュールタスクは毎日のマネジメント1本に放り込む
図解: スケジュールタスクは1本にまとめる
ChatGPTのスケジュールタスク一覧に、ごみ出し案内や毎日のマネジメントが並ぶ動画の場面
動画キャプチャ: スケジュールタスクの一覧(8:20頃)

AIに毎日の仕事を任せる時、タスクは何本に分けますか?メール、カレンダー、期限の知らせ。1つずつ別にするか、まとめるか。動画の答えは、まとめる側でした!

実際に働くのは、スケジュールタスク。ここにスケジュールを入れている、とワンダー佐藤さん。

ゴミ出しも結構忘れるので、3日分を通知してもらう、と話します。明日はあれだな、と分かる形ですね。

ワンダー佐藤さん(動画 6:06〜)

ゴミ出しも結構忘れるんでね、あの、ゴミ出しをうんと3日分ね、通知してもらうってね、毎日これやってもらいます。

スケジュールタスクは一覧にして、毎日これとこれとこれをやる、という形です。中身は、メールチェック、カレンダーチェック、先ほどのワーキングメモリーなど。

タスクを増やしていくというより、毎日のマネジメントの中に、いくつか放り込んでおきます。そうすると、複数のことをやってくれる、と言います。

ワンダー佐藤さん(動画 7:31〜)

このタスクを増やしていくっていうよりも例えばこの毎日のマネジメントの中にいくつか放り込んでおくんですよ。そうすると複数のことをやってくれますんで

理由は、時間の重なり。メールチェックなどを1つずつ別のタスクにして時間が重なると、あまりよくないんですよね。だから、1つのタスクの中に色々と入れていく形です。

AI の論文やニュースを毎日取得してもらうことも、入れてあります。自分の動画や note の記事を毎日見てもらい、改善案を出してもらう使い方も。1週間の振り返りも、やっていく予定だそうです。

朝のスケジュールで届く通知も、画面に登場。朝のあいさつから始まって、今日は論文が出ています、という知らせが続くんです!

記事を読んだうえで、いいところと、さらにこうした方がいい、という改善点まで言ってくれる、と話します。

タスクの数は増やさずに、1本の中へ項目を放り込む形。時間の重なりまで、先に避けてある作り。

あ、ちなみに、私は2026年10月6日に、dot に平日の見張りを登録しました。頼んだのは、平日の9時から18時の30分おき。

でも、dot には、自動実行は1時間以上あける、という決まりがあって、30分のままでは保存できませんでした。10月8日に、平日の見張りを1時間おきに変えています。

保存できなかった原因ですか?私は、間隔の決まりだと見ています。dot はエラーの文を返さなかったので、確かめてはいません。

私の記事より(常時稼働のエージェントは任せる範囲を先に決める Dotの日程調整が手本・Grok Botの毎日のブリーフで、見張りから離れたと話すの節)

設定は、毎日、日本時間の9時、13時、18時に確認。提案は3件まで。AGI Cockpit に頼むのは、私が Cockpit でやって、と言った物だけです。

確かめる時刻と、提案の数と、AGI Cockpit に頼む物。引用の設定は、この並びを先に決めた話です。定期の仕事は、数と間隔を絞って、頼む範囲まで先に決めておくこと。そうしておくと、見張る側の負担が増えにくくなります。

毎日のマネジメント1本に放り込むのは、見る場所を増やさない設計です。

06

複数のAIの状況は、一画面で見る

▲目次
図解。Googleドライブは見にくい、アプリは見やすい、一画面で状況を見る、の三つの札に、並んだ小さな窓の水彩画が描かれている。見出しは複数のAIの状況は一画面で見る
図解: 複数のAIの状況を一画面で見る
共有のAIチーム管理アプリが、チームの今をひとつの視界に表示した動画の場面
動画キャプチャ: AIチーム管理アプリの画面(11:40頃)

AIエージェントが増えてくると、誰が今どこまで進んでいるのか、自分でも追いきれなくなってきます。そんな時、状況はどこで見ればいいんでしょう?動画の後半は、この見る場所の話です。

Dots のコンピューターからは、Codex の方にアクセスしてくれます。Claude の方もアクセスはしてくれそうだけれど、あまりよくなさそうなので見ていない、とワンダー佐藤さんは話します。

共通のアプリに書き込んでいく形も、並行して試しています。名前は AI TEAM という管理アプリ。画面の数字は、リセットをかけたので、今は全部0です。

以前はメンバーを登録して、Claude も Codex も全部アクセスさせ、今どこをやっているかの進捗をここで作っていました。Dots にもこの画面を見させて、今こんな感じだと把握させるための管理アプリです。

画面の見出しは、チームの今を、ひとつの視界に。並ぶ項目は、登録メンバー、進行中のタスク、完了記録、最終更新です。保存先はこのブラウザー。

では、どちらでやっていくのか。Google ドライブにアクセスさせて管理するのか、このアプリでやっていくのか。話は、この二択へ進みます。

アプリの方は、人が見て、どんなことをやっているのかが分かりやすい作り。ドライブの方は、ちょっと私が見にくい、とワンダー佐藤さんは話します。

ワンダー佐藤さん(動画 12:09〜)

アプリの方ですと、ま、私が見やすいですね、どんなことやってるのか。

多分ドライブでやっていくかな、と思いつつ、一応両方とも作ってみたそうです。この辺りはちょっと手探り、という締め。

人が見やすい画面と、AIが読みやすい置き場は、同じとは限りません。動画は、そこを並べて見せています。

私の場合は、2026年10月24日の18時6分に、dots から進捗のまとめを受け取りました。

終わっていない物は、終わっていないまま。最後の行には、今回、新たな判断を急がせるものはありません、と書いてあったんです。

未完了の仕事と、私が今決めることがあるかどうか。その両方が、一通で分かる形でした!

私の見方では、個々の成果物は、分身AIが判断して、味見して、直すところまで走り切る形が理想です。

人間の私が見るのは、分身AIの判断軸と育ち方、そして自分自身の反応。一段上からの味見なんですよね。

だから状況を見る場所は、細かい進捗を全部並べた所より、人が今決めることがあるかどうかが分かる所がいいと見ています。毎回すべての進捗を読みに行くのは、誰の役目でしょう?

07

Dotsは頭、Codexは手足

▲目次
図解。Dotsは頭、Codexは手足、書き出して表示する、の三つの札に、手と頭の水彩画が描かれている。見出しはDotsは頭、Codexは手足
図解: Dotsは頭、Codexは手足
Codexのスレッドに、Dotsが送った依頼文と作業ログが並ぶ動画の場面
動画キャプチャ: DotsがCodexへ送った依頼(14:30頃)

Dots で作った物を、手元のファイルや別の道具に書き出したい時、どうつなげばいいのか。動画の最後は、この問いへの実演です。ここで Codex が出てきます。

最後は、Dots からローカルファイルに書き出したい、iCloud で管理しているなら iCloud に書き出したい、という時のやり方です。

使うのは、別のエージェント。実際の Codex のエージェントです。Dots が直接操作して書き出すのではなく、Dots は頭として働き、その手足が Codex になる、という説明です。

ワンダー佐藤さん(動画 12:59〜)

このドッツ自体が直接操作して書き出すんではなくドッツは頭として機能していくというような感じにします。そしてその手足がコーディクスになるわけなんですね。

作ったのは、遊びで作ってみただけの、ダイヤモンドの3Dのイチゴ。静止画も出ます!3D の物を作る場面で役に立つのではないか、とワンダー佐藤さんは話します。

やり方は、まずスレッドに書き出してもらうこと。Codex のアプリの左に、ダイヤモンドのイチゴという名前のスレッドがあって、青い点が付いています。ワンダー佐藤さんがまだ見ていない印です。

スレッドの一番上には、ChatGPT により別のチャットから送信されました、の表示。これが、Dots が使った痕跡です。

続いて、ダイヤモンドのように透明で光り輝く3Dのイチゴを制作してください、という依頼文が並びます。プロンプトは Dots が勝手に入れてくれて、ワンダー佐藤さんが書いたものより、かなり複雑です。

最初の指示では、Blender を使って、とは言っていません。それでも動き出したのは Blender。3D は Blender、という判断だと思う、と話します。

2回目の指示は、これを HTML で表示して、鑑賞用にして、というもの。Dots は色々と考えて、同じスレッドにプロンプトを打ち込んでくれます。ここで、ワンダー佐藤さんは何も触っていません。

プロンプトを入れたのは、ワンダー佐藤さんが2回。Dots の方は3回です!打ったあとも Dots 自体のプロンプトが続けて入るので、かなり AI エージェント的に動いてくれる、という話です。

ワンダー佐藤さん(動画 16:13〜)

私がプロンプトを打ってからもドッツ自体のプロンプトは何回もこれ入るみたいですね。どうもね、継続して。

Dots を通して、間接的に Codex を使う形。Codex を直接触らなくても、Dots が使ってくれる流れです。上手に組めば、Dots だけでいろんな物が作れるようになる、と話します。

ワンダー佐藤さん(動画 17:15〜)

このワンダフルが毎日スマホでね、いろんなことをね、うん、管理してくれるってのはありがたいことでね。

制作するのも、1人でするよりワンダフルと一緒にする方が楽しくなるし、日常も仕事も遊びの面でも助けてくれる存在。これから Dots にはマネージャーとして活動してもらおうと思っている、と締めます!

考える頭と、触る手足。役目を分けて、間をスレッドでつなぐ整理ですよね。

私の場合は、2026年10月6日に、dot の役割を、知らせを受けてその場で頼める所だけにしました。

作業は AGI Cockpit 経由で、dot から Codex への直送はなし。

10月8日には、勝手にdotsがAGI Cockpit動かしていいのか、と打ちました。

10月21日には、勝手にAGI Cockpitを動かさず、まずDotが提案をしてくれて、やりとりしたりするイメージかな、と打ちました。

私の記事より(Grok Botとdots、チャットで頼むと作業まで終わるAIを比べてわかったこと・チャットで頼むと作業まで終わります。違いは、AIが自分の作業スペースを持つことの節)

チャットだけのAIは相談相手。クラウドPCを持つAIは、作業を引き受けてくれる相手なんですよね。

動画の Dots は、クラウドのパソコンを持ち、Codex に依頼を書いて作業を進めてもらいます。作業を引き受けてくれる相手、という引用の見方は、動画の頭と手足と同じ向き。といっても、手足につなぐ範囲を決めるのは、使う人の側です。

だから頭と手足に分けるなら、手足が何を触れるのかを、先に決めておきます。手足が触れる場所、決めていますか?

私なら、頭と手足を分ける前に、手足が触れる範囲を、先に決めます。

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. 動画は、どんな内容ですか。

A. Dots に自分のマネジメントを任せる実演です。保存先、キャラクターの名前と役割、メモリー、スケジュールタスク、状況の見方、Codex との組み合わせを、順に見ていきます。

Q. 保存先は、どこにしていますか。

A. Dots の中に保存すると取り出すのに時間がかかるので、Google ドライブにしています。そのうえで、ドライブのフォルダーを先に設計している、という話です。

Q. メモリーとワーキングメモリーは、どう違いますか。

A. メモリーは、覚えておいてほしいことを置く所です。ワーキングメモリーは、期限つきで覚えておくことを置く所で、期限が切れたら消してよい設計にしてあります。

Q. スケジュールタスクは、いくつに分けていますか。

A. タスクを増やしていくより、毎日のマネジメント1本に、メール、カレンダー、ワーキングメモリーなどを放り込む形です。別々にすると時間が重なってよくないので、1本にまとめます。

Q. Dots と Codex は、どう組み合わせますか。

A. Dots が頭として働き、実際の書き出しは Codex が手足として行う形です。Dots が Codex のスレッドにプロンプトを入れて、作業を進めてもらいます。

MATOME

まとめ。ChatGPT Dotsに任せるのは、作業より先に管理

▲目次

動画は、Dots を自分を管理してもらう相手として使う実演でした。保存先はドライブ、名前と役割、期限つきのワーキングメモリー、毎日のマネジメント1本、状況は一画面、頭と手足。

私が持ち帰ったのは、管理を任せるなら、先に置き場と持ち主を決めること。覚える物と期限つきで覚える物を分け、タスクの数より見る場所を一つにし、手足につなぐ範囲も先に決めておくことです。

私が dot に頼んだことを振り返っても、dot は知らせを受けてその場で頼める所だけ、作業は AGI Cockpit 経由、という向きでした。

自分の管理を任せるなら、最初に決めるのは、置き場でしょうか、それとも持ち主でしょうか?

COLUMN

任せた後に人が持つもの

図解。見出しは任せた後に人が持つもの。AIがやり切る、決めたあとの判断軸、人が味見する、の三つの札が矢印で並び、小さな苗の鉢の水彩画が描かれている
図解: 任せた後に人が持つもの

そこまで任せた後に、人間の手元には何が残るんでしょう? 実は私、2026年8月に書いたAIがやり切るから判断軸だけを育てればいい、と書いた魂磨きの記事で、この問いの答えに近いことを書いていたんです。

私の記事より(過去は古びない。AIがやり切るから、私は毎日”魂磨き”で判断軸を育てられる・ひろくんコラムの節)

人間が答えるのは、AIが困って投げてきた質問じゃない。AIが自分でやり切って、決めたあとの判断軸。

動画の実演は、AIに毎日のマネジメントを任せる話でした。名前と役割を付ける、期限つきで覚えさせる、毎日のマネジメントに放り込む、状況を一画面で見る、の並び。どれも、AIがやり切れる土台を整える話だと見ると、同じ問いの上に並んで見えてきます。土台が整うほど、人に戻ってくるのは作業の続きではなく、決めたあとの判断軸だけになっていきます。

動画では、見たい時にアプリで状況を確かめる形も語られていました。見に行くかどうかを決めるのは人の側で、動かし続けるのはAIの側。この分担がはっきりしているほど、人は毎回の作業に呼び戻されずに済みます。

ですから、Dotsのような道具を入れるかどうかの目安は、作業の量が減るかだけではなく、判断軸を育てる時間が人に残るかどうかだと、私は考えています。

任せるほど、人の仕事は作業の続きから、判断軸を育てることへ移っていくんです! 私はこの見方を、毎日の魂磨きのすぐ横に置いておきたいと思っています。

LINK

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

チャンネルAI共創イノベーション
出演ワンダー佐藤さん
公開日2026年10月21日
長さ18分0秒(日本語)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=iWmUuoaaIFw

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