
Kindle既刊の改訂をアシュラ秘奥義のKindleメーカーで進めた、5つの工程を紹介します
昔書いた原稿や、出したきり手を入れていない本。更新したくても、一から作り直すと考えると手が止まりやすいですよね。
私は、2021年に初版を出したおからパウダーのKindle本を、新しい版にしました。使ったのは、アシュラ秘奥義のKindleメーカーです。
この記事では、実際に進めた工程を順に紹介します。素材の取り込み、カテゴリの組み直し、漫画、原稿の書き出し、既刊の更新までです。
古い原稿を、今回の5工程で点検してもらう依頼文
下の依頼文をコピーして、Claude CodeやCodexに貼ってください。昔の原稿・元の記事のURL・写真の一覧をそろえて渡すと、この記事の5つの工程に当てはめて、何がそろっていて何が足りないかを整理してもらえます。返ってきた点検の結果は、自分の目で読み直してから、次に何をするかを自分で決めてくださいね。枠の中にはこの記事のURLが入っていて、記事を読んだAIから短い質問が届きます。答えると、自分の環境に合わせた追加のプロンプトまで返ってきます。
▶ タップして依頼文を開く
【記事のURL】
Kindle既刊の改訂をアシュラ秘奥義のKindleメーカーで進めた、5つの工程を紹介します
最初に、このURLの記事を読んでください。読めない時は、読めなかったと伝えて、この依頼文に書いた内容だけを材料にしてください。
【目的】
私の手元にある古い原稿・記事・写真を整理し、次の5つの工程に当てはめて、自分の本を新しい版にする準備がどこまでそろっているかを点検してください。
1. 素材の取り込み
2. カテゴリの組み直し
3. 漫画
4. 原稿の書き出しと確認
5. KDPへの問い合わせと申請
【渡すもの】
- 昔の原稿のファイル(場所)
- もとになった記事のURL
- 写真のフォルダ(場所)
- 誰が、どんな場面で開く本にしたいか(1〜2行)
【やってよいこと】
- 渡したファイルとURLを読むこと(読み取りだけ)
- 素材を一覧にして、工程ごとに「そろっている/足りない/決める必要がある」を書き出すこと
- 章立てを、読む人が探しやすい分け方に組み直す案を出すこと
- KDPの公式ヘルプを読み、同じASINで更新するか新しい本として出すかを考えるための確認事項を挙げること
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/GBMC3A6JNGW9DU7X
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/GW7J4WEKBVU25YEC
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G200966010
【守ること】
- ファイルの書き換え・削除・移動はしない
- KDPへの申請・出版・問い合わせの送信はしない。必要な時は文案を書くだけにする
- 同じASINのまま更新できるとは言い切らない。公式ヘルプの記載と、KDPに確かめる点を分けて書く
- 使う道具にどんな機能があるかを推測で足さない。確かめていない機能は「未確認」と書く
- 原稿や記事に無い数字・体験・手順を足さない
- KDPのログイン情報やパスワードは求めない
- 追加のプロンプトに足してよいのは、私の環境に合わせた言い方と手順だけです。この依頼で禁じたことは、追加のプロンプトの中にも同じように書いてください。
【追加のプロンプト】
上の作業が終わったら、次の4つを1つずつ質問してください。答えが返ってから次の質問へ進んでください。
・この記事の話を、自分のどの仕事や場面に当てはめたいか
・その場面で、AIに渡せる物は何か(資料、記録、メモなど)
・最後に自分の目で確かめたい所はどこか
・私が使っているAIエージェントや道具は何か(名前、使えるファイルや記録の範囲など)
答えをもとに、私の環境でそのまま貼って使える追加のプロンプトを、1〜3本つくってください。記事のURLを、各プロンプトの中に入れてください。
【返す形】
1. 素材の一覧(原稿・記事・写真ごとの件数と場所)
2. 5工程ごとの点検表(そろっている/足りない/決める必要がある)
3. カテゴリの組み直し案
4. KDPについての確認事項(公式ヘルプのどこに書いてあるか・KDPに問い合わせる点)
5. 次に私が決めること
6. 私の環境で使える追加のプロンプト(1〜3本。記事のURL入り)この記事で分かること

- 旧Word原稿の27料理が、7カテゴリ・50料理・漫画50話の本になるまでの工程
- Kindleメーカー、外付けの既存スキル、Codexで別に作ったサイトの役割分担
- 実際の画面を見て直した所の、Before/After 2つ
- 同じASINで更新するまでに、KDPへ問い合わせたこと
ビフォー:Wordの原稿と、27の料理

初版のもとは、Wordの原稿です。目次には番号つきで27の料理が並んでいました。
この画像は、Word原稿をパソコンで開いたものです。当時のKindle端末の画面ではありません。
アフター:7カテゴリ・50料理・漫画50話の本

新しい版は50料理です。料理の部分は7つのカテゴリに分けました。それとは別に、おからパウダーの基礎や索引のページもあります。料理の漫画は50話、PDFに組み込んでいます。
画像は4種類あって、それぞれ別物です。完成写真、作り方の途中の写真、工程のイラスト、漫画。途中を写真で見せた料理は29品です。工程をイラストで描いた料理は2品あります。漫画は、写真とは別に描いています。
例えば、旧原稿にもあったチョコ味プロテインおから蒸しパン。新しい版では、完成写真、材料、作り方、工程の図解、コツ、元のブログ記事へのリンクがそろっています。材料と作り方は別のページです。同じ料理のページを順にめくれば、続けて見られます。
アシュラ秘奥義Kindleメーカーで既刊を改訂した工程
ここからが本題です。取り込めば出版まで自動で終わる、という流れではありませんでした。工程ごとに手を入れています。
1. 素材を集めて、Kindleメーカーに取り込む
集めた素材は、旧Word原稿と、ブログに書いてきた料理の記事、それから料理の写真。これをまとめてKindleメーカーに取り込みました。
2. 章立てを、料理のカテゴリに組み直す
最初に出てきた画面では、料理が章で区切られていました。私はそれを見て、「章じゃなくカテゴリじゃない?」と伝えました。
台所で開く人は、章の順番では探しません。今日作る料理を探します。
直した後は、索引が7つの料理カテゴリになりました。「蒸しパン・パン」「パンケーキ・おやつ」「お好み焼き・うどん」「肉・豆腐のおかず」「唐揚げ・天ぷら・フライ」「カレー・シチュー」「副菜・もう一品」の7つです。
3. 漫画を入れて、構図とセリフを直す

漫画も、1回では決まりませんでした。
最初の漫画を見て、私はこう聞きました。
なんで全部同じ構図なの?
セリフの主語が「粉が」になっている所もありました。そこは、こう伝えています。
粉がじゃいみない
おからがとか主語いれないと
直した版では、構図を見直し、セリフには主語を入れています。
4. 原稿を書き出して、確認する

EPUBとPDFに書き出しました。材料、リンク、表示を確かめています。AIによる事実の確認と、画面やリンクの検査も組み合わせました。
5. KDPに問い合わせて、既刊の更新として申請する
前と同じASIN(B0915V6PKS)で更新するか、新しい本として出すか。まずKDPに、改訂の内容を書いて問い合わせました。回答の中身は、下の「KDPでの更新とASIN」に書いています。そのうえで私が判断し、既刊の更新として申請しました。
Kindleメーカー・外付けスキル・Codexの使い分け


今回使った道具の役割を、ここでまとめておきます。
- Kindleメーカー(アシュラ秘奥義):素材の取り込みと、本の編集
- 外付けの既存スキル:Kindleメーカー本体を変えずに足した編集
- Codex:本とは別の、同じ50料理を台所で使うためのレシピサイト
Kindleメーカーがレシピサイトまで作ったわけではありません。サイトはCodexに頼んで、本とは別に作りました。
古い素材があると、白紙から始めずに済む

今回「簡単だった」と言えるのは、1つだけです。白紙の前で何を書くかを考える所から始めずに済んだこと。手元の素材を取り込んで、並べ直す所から入れました。
やってみて効いたのは、ここでした。
- 原稿:料理名と作り方の土台が、すでに文字になっていた
- ブログ記事:料理ごとに元記事へのリンクを付けて、元の記事を開けるようにできた
- 写真:完成写真と途中の写真に、実際の料理の写真を使えた
その先は別です。カテゴリの組み直し、漫画の手直し、書き出した原稿の確認、KDPへの問い合わせと申請。どれも時間をかけて進めました。
KDPへ問い合わせた後、著者の判断で更新を申請した流れとASIN

KDPへの問い合わせには、回答がありました。中身はこうです。改訂の内容をふまえて、新しく作るか改訂にするかは著者が検討する。送信したあとに追加の情報が要れば、審査チームから連絡がある。
なので、この本を同じASINで更新してよい、という個別の判断や許可をもらったわけではありません。回答を受けて、更新として申請すると決めたのは私です。
申請したあと、実際の画面と配信されたデータで確かめました。同じASIN B0915V6PKSで販売中であること。国内価格が500円であること。巻末の案内が配信されていること。
KDPの公式ヘルプには、本の更新や版について書かれたページがあります。大幅な変更では、新しい版として出す必要がある場合があります。
- https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/GBMC3A6JNGW9DU7X
- https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/GW7J4WEKBVU25YEC
- https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G200966010
他の本でも同じ形で更新できる、とは言えません。すでに買ってくださった方の端末に新しい版が自動で届くかも、私はまだ確かめていません。更新を考える時は、まず公式ヘルプを読んでください。迷ったら、KDPに問い合わせるのが確かです。
古い原稿を持っている時に、最初に集めるもの

今回の流れから逆にたどると、最初に手元へ集めておきたいのはこの4つです。
- 昔の原稿
- もとになった記事のURL
- 写真
- 誰が、どんな場面で開く本にするか
4つ目は道具では決まりません。今回は「台所で、今日作る料理を探す人」が開く本にしました。だから、章立てではなく料理のカテゴリで並べ直しています。
ひろくんコラム:昔の原稿は、次の版の材料になる
ブログに書いてきた料理の記事、Wordの原稿、2021年の初版。どれも書いた時は、その時の読者に向けたものでした。
今回はそれを捨てずに取り込みました。7つのカテゴリに組み直し、漫画を足して、新しい版にしています。
うーん、作り直してみて思うのは、古い原稿は次の版の材料になる、ということです。完成品として眠らせておくより、手元に置いておく方が生きます。
ただ、材料があるだけで良い本にはなりません。章をカテゴリに変えたのも、漫画の主語を直したのも、実際の画面を見たからでした。誰がどんな場面で開く本かを決めて、出てきた物を見て直す。そこは今回も、手をかけた所です。
まとめ
ビフォーは旧Word原稿の27料理。アフターは7カテゴリ・50料理・漫画50話の本です。
工程は5つでした。素材の取り込み、カテゴリの組み直し、漫画、原稿の書き出しと確認、KDPへの問い合わせと申請。本づくりはKindleメーカーです。追加の編集は、本体を変えずに外付けの既存スキルで行いました。レシピサイトはCodexで別に作っています。
古い原稿・記事・写真があると、白紙からではなく、並べ直して確かめる所から始められます。
手元に眠っている原稿、まず1本、机の上に出してみませんか!
▼今回作り直したKindle本 https://www.amazon.co.jp/dp/B0915V6PKS
▼本とは別に作った調理用のレシピサイト https://tanaboo0502.github.io/okara-recipe-taizen/kitchen/
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