自分の「基地の情報」がなければAIは使いこなせない|GPTs研究会朝LIVE

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。いやー、月曜日の朝からこんな話になるとは思ってなかったです。今日のGPTs研究会は、まず私とただっち(多田啓二さん)、お互いの自己紹介から始まる回。中卒で134kg太ってた過去も、3人のお子さんが不登校になった過去も、包み隠さず話す1時間になりました。娘さんの数学の宿題をAIと解いた話、写真一枚で商品ページができる話、そして最後に行き着いたのは「自分の基地の情報がないとAIは使いこなせない」っていう、すごくシンプルな気づきだったんです。
不登校がきっかけで開いた「AI×平和」の道場 ― 二人の自己紹介

いやー、朝からいきなり自己紹介タイムって、意外と緊張するんですよ。まずはただっちから。長野県の飯田市に住んでいて、3人のお子さん全員が不登校になったことがきっかけで、会社を辞めたんだそうです。子供たちの未来がどうなっていくのか分からない時代になってきている、そう感じてAIの世界に入っていったって話でした。で、目指しているのがこれなんですよね。
ただっち(1:15〜)
「目指しているのが、AIと共に世界を平和にっていうことで、共感してくれる仲間を今集めておりまして。遊ぶようにAIを探求して、三方よしのAI経営で人々の笑顔が輝いて満ち足りていけば、世界も平和になっていくよね、っていうことを今目指しております」
この話を聞きながら、私、うんうんって頷きっぱなしでした。「遊ぶようにAIを探求する」っていう感覚、私もすごく分かるんです。子供が不登校になったことを、隠さず正面から話してくれるのも、ただっちらしいなあと思って聞いてました。
で、次は私の番。いつも自己紹介では、この過去の話をするんです。
ひろくん(2:37〜)
「僕も食べるのが大好きすぎて134キロまで太ってしまって、そこから食事制限がつらいなと思いながらダイエットすると、よりリバウンドしてしまう、暴飲暴食してしまう。だったら食べるダイエットを考えようと思って、4年間で50キロ痩せることができました」
134キロから50キロ痩せた。それだけで、もう十分ジェットコースターな人生ですよね。もう何百回も話してるはずの話なんですけど、朝からこれをすると、自分でも改めて「なかなかな道を歩いてきたなあ」って思うんです。中卒で、7人兄弟の三男で、実家は自営業。今は妻と娘の4人家族で、料理とパソコンと子育てのマルチタスクを楽しんでる。そんな私の背景と、ただっちの「3人の不登校」っていう背景。全然違う道を歩いてきた2人が、今こうしてAIについて朝から語り合ってる。それ自体がなんか、面白いなあって思うんです。
正直、GPTs研究会っていう場所は、こういう自己紹介から始まる回が定期的にあるんですけど、毎回聞いてても飽きないんですよ。同じ人の話でも、その日の切り口で全然違う顔が見える。ただっちの「AIと共に世界を平和に」っていう軸と、私の「主婦社長」っていう軸。この2つが交わる場所に、GPTs研究会っていうコミュニティがあるんだなあって、朝から実感する時間でした。
ただっちが「遊ぶようにAIを探求する」って言ってたのも、朝からずっと引っかかってるんです。勉強とか義務とか、そういう肩肘張った感じじゃなくて、遊び。子供が新しいおもちゃに夢中になるのと同じ温度で、AIに向き合う。この温度感、GPTs研究会に集まってる人たちに共通してるものだなあって、自己紹介を聞きながら改めて思いました。
娘の数学問題とグルコンの熱で気づいた「AIで少年に戻る」瞬間

自己紹介が終わって、すぐ本題に入るのがGPTs研究会のいいところなんですけど、この日はまず「AIを触ってると少年に戻る」っていう話から始まりました。いやー、これ本当にそうなんですよ。前の日にただっちと2人で、別の企画で目をキラキラさせながら「これもできる」「あれもできる」「誰もできるじゃん」って、まるで新しいおもちゃを見つけた子供みたいに盛り上がってたんです。いい歳した大人2人が、朝から少年みたいにはしゃいでる。そのことを私が持ち出したら、ただっちがすかさず、娘さんとの実体験を教えてくれました。
ただっちの中学1年生の娘さんが、数学の問題で詰まってたそうなんです。48にできるだけ小さい数をかけて、何かの2乗にするには——大人でもちょっと身構える問題でしょ。ただっちも最初は「答えは3かな」ぐらいの、ふわっとした感覚だったそうです。で、そこでChatGPTの出番でした。
ただっち(7:18〜)
「答えは3かなーって思って、チャットGPTに写真を読み込んでもらって、この四角に当てはまる数っていうのを数学の専門家になってもらって答えてもらったら、バッチリなんですよね。おー、すげー、すげー合ってる」
写真、一枚。それだけで、数学の専門家がスッと答えを返してくれる。「おー、すげー、すげー合ってる」って、ただっちのテンションがそのまま画面越しに伝わってくるんですよね。写真を撮って、そのまま数学の専門家になってもらって答えさせる。この使い方、やってることはめちゃくちゃシンプルなんですけど……地味に効くんですよ。しかもね、前は算数が苦手だった娘さんが、AIと一緒にやってるうちに掛け算がめちゃくちゃ得意になっててびっくりした、なんて話まで出てきて。答えを教えてもらうだけじゃなくて、隣にAIっていう先生がずっといてくれる感じ。子供の勉強を、親がAIと一緒に見てあげられる。これ、親としてすごく心強い話だなあって、うんうん頷きながら聞いてました。
あ、そうだ。この娘さんの話のすぐあとに出てきたのが、私の昨日の話なんです。前の晩、GPTsワークショップとHeyGenのワークショップに出てくれた方向けの合同グルコン(グループコンサル)を、今初めて合同でやり始めたんですよ。
ひろくん(8:43〜)
「昨日のグルコンもすごかったけどね。本当になんかGPTsワークショップとHeyGenのワークショップで出た方向けのグルコンを今合同でやり始めたんですけど、そのHeyGenとGPTsの質問が来るかなと思ったら、RunwayのGen3の話とか、そっちの方が結構ボリューム多かったりとかね」
正直、ちょっと意外だったんですよね。GPTsとHeyGenのワークショップ向けのグルコンだから、てっきりその2つの質問が来ると思ってたんです。ところが蓋を開けてみたら、動画生成のRunwayのGen3の話に、みんながぐわーっと食いついてる。ボリューム的にも、そっちの方が多かったくらい。でね。それをただっちと2人で「本質は結局変わんないね」って、しみじみ話したのを覚えてます。どんなにすごいAIツールが出てきても、実用的じゃないと結局は使う気にならない。逆に、使う人がちゃんと「これで何がしたいか」を持ってるかどうかが、全部だなって。娘さんの数学の話も、私のグルコンの話も——結局は「何のためにそれ使うの?」っていう、同じ一つの問いにぐるっと戻ってくるんですよね。
自分の「基地の情報」がなければAIは使いこなせない

この日の対話で、いちばん私の中に残ったのが、この話なんです。すごい機能が次から次へと出てくるAIを前にして——じゃあ、何が人間側に必要なのか。前の晩のグルコンでも、まさに似たようなことを話してたなあ、と思い出しながら、こんな話をしました。
ひろくん(10:01〜)
「昨日も本当に言ってたのは、自分の基地の情報、自分が知っているものとか、体感したこと、腹落ちしたことじゃないとAIを使いこなせないっていう話なんです。AIが生成したものが、果たして価値があるものなのかって誰が判断するのって言ったら、作った本人が判断できなかったらリリースもできない」
「作った本人が判断できなかったらリリースもできない」って、自分で言っておきながら……地味に、重い話だなあと思うんですよ。基地の情報。自分が知ってるもの、自分が体感したこと、自分が腹落ちしたこと。それがないと、AIは使いこなせない。だってね、AIがどれだけいい文章やいい画像を出してくれても、それが本当にいいものかどうかを見極める目は、結局、自分の中にしかないんです。誰が判断するの?って言ったら、作った本人しかいない。もちろん、たまたまリリースして当たることもあるかもしれない。でも、それを狙ってやるのは、私はあんまり好きじゃないんですよね。だからこそ、本を読んで、経験して、失敗して、成功して……そうやって人間側が自分をアップデートし続けることが、AIを使いこなす大前提になるんだなって、話しながら改めて思いました。ただっちも、ただ黙って聞いてる感じじゃなくて、「そうだね」「そんなの好きじゃないよね」って、ちゃんと自分ごととして引っかかりながら聞いてくれてる。それが画面越しにすごく伝わってきて、話してて熱が入りました。
で、この話の流れで出てきたのが、職人さんの世界の話なんです。てっぺんを目指すシェフとか、歌舞伎役者さんとか——ああいう、道を極めていく人たちって、みんな同じ顔をしてるんですよ。終わりがない世界を、それでも一歩ずつ登っていく人の顔。そこから、料理も子育ても経営も、実は全部おんなじ構造なんじゃないか、って話になっていったんです。
ひろくん(11:02〜)
「職人さんの人たちも、極めていく人ってみんな同じで、終わりがない世界だけども。僕もそうだけど、料理とか子育てとかって、AIと一緒だよねっていうふうに抽象化したら一緒じゃん、って気づく。経営もビジネスも子育ても料理もスポーツも、結局構造は一緒じゃん、みたいな世界に気づいた」
一緒じゃん。たったそれだけの一言なのに、話しながら私自身も、ちょっとゾクッとしたんですよね。料理も、子育ても、経営も、スポーツも。極めていく過程って、抽象化してみたら結局おんなじ。そこに気づいた人だけが見える景色がある、っていう。ただっちも「なんだかんだで、行き着く先はそこなんだね」って深く頷いてくれて。AIがどんなに賢くなっても、最後の最後に価値を決めるのは、自分の基地の情報を持ってるかどうか。そこだけは、絶対に変わらないんだなあって——この朝、改めて確認できた気がしてます。
写真一枚で商品ページが完成する ― ドラえもんの道具みたいなAI

ここで話題がガラッと変わって、ツールの実演タイムです。関さんっていう方が毎朝チャットの中でAIの最新情報を紹介してくれるんですけど、その中でただっちが見つけたっていう便利なアプリを、画面共有しながら見せてくれました。これがね……写真を1枚撮るだけで、商品ページが自動でできあがっちゃうアプリなんですよ。商品をパシャッと撮る。すると、背景がスッと消えて、いい感じに加工されて、そのうえ商品のタイトルや説明文まで、勝手に出てくる。「うわ、これすごいな」って、思わず画面に見入っちゃいました。ただっちの奥さんが、ハンドメイドで水引きのアクセサリーを作ってるそうなんですけど、「これ、あれに使えそうだね」なんて、2人で盛り上がってました。
この実演を見ながら、私の頭の中ではどんどん妄想がふくらんでいって——こんな話をしてました。
ひろくん(13:38〜)
「これが例えば、LINEとかで写真を送ると商品ページが返ってくる。商品の写真から商品ページが出来上がって、OKだよって言ったら販売開始できる。この商品を宣伝したいんだよっていう写真から、商品を解析して、こういうターゲット、こういう告知をしたりとか、広告費はこれぐらいやるといいんだよ、っていうマーケティング戦略とか広告を作ってくれて、さらに広告を運用してくれる」
ぶっちゃけ、写真を送るだけで、商品ページどころか、ターゲット設定も、告知も、広告費の目安も、しかも広告の運用まで。話しながら自分でも「いやいや、そこまでいったら便利すぎるでしょ」って笑っちゃったんですけど、それぐらい妄想がどこまでも広がっていくアプリだったんですよね。LINEでこの商品の写真をポンって送ったら、商品ページがまるっと返ってくる。OKって一言返したら、もう販売開始。そんな未来が、もう手の届くところまで来てる感じがしたんです。で、この流れで私の口から出てきたのが、ドラえもんの道具のたとえでした。
ひろくん(14:35〜)
「ドラえもんの道具と一緒で、ボタンを押したら対象物が小さくなる、スモールライトみたいに一個しかない。アップルの端末と一緒、電子レンジと一緒で、食材を入れて温めボタンを押したら完了、みたいに。そういう風にAIが出てくると、誰でも使えるようになる」
ボタン、1個。それだけで完了。この感覚、すごく分かりやすいなあって、自分で言いながら思ったんです。今までのAIツールって、最初にプロンプトをあれこれ工夫して、出てきたものをまた手直しして……っていう、いわば職人の世界だったでしょ。でも、このアプリは違う。写真を撮るだけ。スモールライトのボタンを押したら対象物が小さくなる、あの感覚と一緒。電子レンジに食材を入れて温めボタンを押したら「チン」で完了、あの感覚と一緒なんですよ。ピッピッピの3ステップぐらいで、もう終わり。ただっちが「みんな、簡単で便利で早く、っていうところに大体ニーズはあるだろうから」って言ってたのも、まさにその通りだなあって。AIが賢くなればなるほど、逆に使う側の手間はどんどん減っていく。この分かりやすさ、このシンプルさこそが、これから一気に広がっていく方向なんだろうなって、実演を見ながらしみじみ実感しました。ただっちの奥さんの水引きアクセサリー、あのあとこのアプリでどうなったのか——今度また、こっそり聞いてみようと思ってるんですよね。
Claudeに自分の本を読ませて気づいた、「結局は人」という着地

この日話題になったのが、ClaudeのSonnet 3.5です。速度が2倍になって、Geminiを超える画像解析力を持ってる、なんて情報も飛び交ってました。で、私も実際に触ってみた話をしました。
ひろくん(19:54〜)
「僕も今試して触ってみてたんですけど、3.5のソネットは無料でも使えるので、これ僕の本を入れて、そこからXの投稿とかブログの投稿とか、僕の本を読ませて、この著者ってどんな性格なのかっていうのを分析させて頂きました。前向きで楽観的、食べるの大好き、創意工夫が得意、挑戦心がある、正直で率直、粘り強い、分析的、共感性がある、適応力がある、楽しむことを大切にする、とか」
自分の本やXの投稿をAIに読ませて、自分の性格を分析してもらう。出てきた言葉を並べられると、なんだか照れくさいような、でも「たしかにそうかも」って納得するような、不思議な気分になるんですよね。ウェルスダイナミクスで言うとクリエイタータイプの可能性が高い、なんて話も出てきて、ただっちと2人で「結構載ってるな」って笑いました。
で、こういう風に自分のことをAIに分析させて、そこから本を1冊作る、なんてこともやってみたんです。前の晩のミーティングで話が出て、その場でリバウンドしないダイエット方法っていうテーマで、目次から本文まで一気に作ってもらいました。構成はしっかりしてるけど、中身はまだ薄い。だからこそ、そこに自分の経験を肉付けしていく作業が必要なんだよね、って話にもなりました。AIが土台を作って、そこに自分の基地の情報を注ぎ込んでいく。この本作りの話も、結局さっきの「自分の基地の情報」の話と地続きなんですよね。
そして、この日の対話の着地点はここでした。AIがどれだけ便利に賢くなっても、最後に何が残るのか。
ひろくん(26:01〜)
「あらゆることは、AIがどんどん便利に賢くできてきちゃうけど、自分の価値観みたいなところとか、誰に提供してどうなってほしいのかみたいな原点を持ってる人。だからこそ、やっぱり実際に商売をしたりとか、そういう人のことでビジネスしてる人の経験値っていうのがないと、AIを使っていくらコンテンツ作ったとこで、その先に読み手の表情とか感情とかが想像できなかったらね」
読み手の表情とか感情とかが想像できなかったら……。この一言、朝からじんわり効くんですよね。結局、人。便利な道具がどれだけ増えても、行き着く先はそこなんだなあと、自己紹介から始まって、娘さんの数学、ツールの実演、Claudeの話ってぐるっと回って、最後にちゃんとそこに戻ってきたこの1時間を、素直に嬉しい気持ちで聞いていました。
HIROKUN COLUMN
ひろくんコラム ― 自分のカルピスの原液、ちゃんと持ってる?
この日の対話の中で、「自分のカルピスの原液を持ってる人は、コンテンツを全部自分のものにできる」っていう話をしたんです。AIがどれだけコンテンツを作れるようになっても、その元になる自分の経験とか、体感とか、腹落ちしたこと——つまり原液がなかったら、結局薄いものしかできない。娘さんの数学の問題も、商品ページのアプリも、Claudeに読ませた自分の本も、全部この話と繋がってるなあって、書きながら改めて思います。
私が今大事にしてる分身AIっていう考え方も、まさにこれなんですよね。自分の基地の情報を分身AIに注ぎ込んで、育てていく。分身AIを育てることは、自分自身の原液を濃くしていくことでもあるんです。詳しくは分身AI.comでも紹介してるので、良かったら覗いてみてください。
よくある質問
Q. AIを使いこなすのに一番大事なことは何ですか?
LIVEでは「自分の基地の情報」——自分が知っていること、体感したこと、腹落ちしたことがないとAIを使いこなせない、という話がされていました。AIが生成したものの価値を判断できるのは、結局作った本人だけだという考え方です。
Q. 子供の勉強にAIを使う具体的な例はありますか?
LIVEでは、ただっちの中学1年生の娘さんが数学の問題で詰まった際、ChatGPTに写真を読み込ませて数学の専門家として答えてもらったところ、正解にたどり着けたというエピソードが紹介されていました。
Q. 写真から商品ページを自動生成するアプリの話は何ですか?
LIVEでは、商品の写真を1枚撮るだけで背景除去と加工、タイトル・説明文まで自動で作ってくれるアプリが紹介されていました。マーケティング戦略や広告運用まで発展させられるのではないか、という話もされています。
Q. Claude 3.5 Sonnetは何に使えると話されていましたか?
LIVEでは、自分の本やX・ブログの投稿を読み込ませて、著者の性格を分析させるという使い方が紹介されました。無料でも使えるモデルとして話題になっています。