READ REPORT / 絵と音楽

描いた絵が音楽になるサイトは「play_music_theory」。使い方・スマホ・保存・似た名前のサイトの見分け方

2026年9月27日

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、9月なかばからXで「描いた絵が音楽になるやつ」として回っている視覚楽器「play_music_theory」を、公式サイトとApp Storeの一次情報、確認できたX投稿だけで整理します。実際に長く触った感想を書く記事ではありません。検索してきた人が迷わず本物の入口に着けるように、名前・公式URL・使い方・スマホ・保存・似た名前のサイトの見分け方を1本にまとめました。

動画は流れてくる。でも、サイトの名前が書いてない!Xで「描いた絵が音楽になる」動画を見て、名前を探した人は多いと思います。「イラストが音楽になるサイト」「絵が曲になるやつ」と検索した人も、答えは同じ。答えを先に。描いた絵が音楽になるサイトは「play_music_theory」!公式は playmusictheory.net です。作ったのはアメリカのアーティスト、Tala Rae Schlossberg さん。ブラウザで線を描くと、その線がくり返し鳴る「視覚楽器」です。うちのブログには2年前、Googleの「Musical Canvas」を紹介した記事があって、今そこに「絵が音楽になる」の検索が集まっています。で、その記事には今回のサイトの名前がない。だから書きます。公式・App Store・確認できたXの投稿だけを材料に、私がどう見たかまで置いていきます。

3行でわかるポイント

  1. 名前と公式:話題のサイトは「play_music_theory」。公式は playmusictheory.net(末尾 .net)。ブラウザ版はログインも購入画面もなしで開ける
  2. 嫌な音にならない理由:既定のスケールがペンタトニック。ササノマリイさんの解説どおり「ドレミソラドだけ鳴る」から、どんな線でもぶつからない
  3. スマホと保存:iPhoneアプリは本体¥300、追加の「the instrument」¥800。Androidは公式アプリの案内がなく、ブラウザで遊ぶ。保存はSave/Open、書き出しはWAV・MIDI
01

描いた絵が音楽になるサイトは「play_music_theory」。公式は playmusictheory.net

描いた絵が音楽になるサイトの正体は play_music_theory、公式は末尾 .net(対比図解)

play_music_theory 公式サイト(playmusictheory.net トップ)

A visual instrument. Get the app or play in the browser

まず名前から。「play_music_theory」(プレイ・ミュージック・セオリー)です。

公式サイトは playmusictheory.net。演奏画面は playmusictheory.net/play にあります。アンダースコアで区切った表記が正式で、Xのアカウント名も @play_music_theory です。

作ったのは Tala Rae Schlossberg さん。公式の作者ページには、アメリカのアニメーター・実験的アーティストで、ニューヨーク・タイムズやニューヨーカー、MoMA から仕事を受けてきた人だと書かれています。この道具は「音と形と時間の関係を探るための視覚楽器」だ、と。

日本で火がついたのは9月13日ごろ。@pet_theN さんが「描いた絵が音楽になるやつ」と動画を上げて、翌14日にはササノマリイさんの投稿が広がり、15日から17日にかけてイラストを描く人の動画が続きました。Xのトレンド欄にも「play_music_theoryアプリが落書きをメロディーに変える」と載っています。

名前がない。これが検索の壁でした。

動画には「playmusictheory.net/play」の文字が小さく写るだけで、投稿文にサイト名を書いていない人が多い。だから「絵が音楽になるやつ」「イラストが曲になるサイト」って言葉で探すことになる。この記事は、その検索の着地点になるつもりで書いています。

名前を探し当てた先に、何が待っているか。そこも先に言っておきます。

私が一度ワクワクを失った時期に、最初に戻ってきたワクワクは新しいAIでした。AIで長文や画像や音楽やLPが、意図以上にカタチになったからです。

この道具で待っているのは、それと同じ種類の驚きです。音楽理論を知らない人の線が、意図以上の音楽になる。AIではない。でも「意図以上にカタチになる」の手触りは同じ。だから検索で名前が分かった人には、名前で満足せず、線を1本引くところまで行ってほしい。

今やること(1分): playmusictheory.net/play をスマホかPCのブラウザで開き、ブックマークに入れる。アドレスの末尾が「.net」であることを見てから入れる。

02

使い方:線を描いて再生するだけ。Key・Scale・Range・テンポで表情が変わる

線を描いて再生し、Key・Scale・Range・テンポで表情を変える(流れ図解)

公式サイト 演奏画面「The instrument」の説明文

Choose your key and scale; the grid names the notes. Quantize, swing, tap tempo, and a metronome click. Make the colors your own; play a MIDI keyboard into the loop. Export your loop as WAV or MIDI.

使い方は、描いて、再生する。それだけです。

演奏画面を開くと、白い紙のような画面が出ます。そこに線を描くと、描いた線がくり返し鳴り続ける。公式はこれを「loop(ループ)」と呼んでいて、書き出しの説明にも「Export your loop」とあります。

画面のまわりには、音を変えるつまみが並びます。公式の演奏画面に実際にある項目を、そのまま書きます。

  • Key:C から B までの12音
  • Scale:Major pentatonic/Minor pentatonic/Major/Minor/Harmonic minor/Dorian/Phrygian/Lydian/Mixolydian/Blues
  • Range:1〜3オクターブ
  • Quantize:1/4 から 1/32 まで(三連符あり)
  • Swing:Off/Light/Medium/Hard
  • Click:メトロノーム
  • MIDI in:MIDIキーボードを鳴らしてループに入れる
  • Export:WAV/MIDI

開いた直後の設定は、Major pentatonic・3オクターブ・Quantize 1/8 triplet・テンポ120。画面は英語だけで、ログイン画面は出ません(2026年9月27日時点)。

「the grid names the notes」という一文が、仕組みの説明になっています。キーとスケールを選ぶと、画面の格子が音の名前を持つ。線がどの格子を通るかで鳴る音が決まる。音程の並びを自分で覚えなくていい、って設計です。

この「1本の線が、次の音を次々に呼ぶ」感じ。私は小学生の頃、階段の段差にドミノを並べて連鎖させたり、木の板でパチンコを作ったりして、ピタゴラスイッチのような仕掛けに夢中でした。自分が仕掛けた一つの動きが次々と別の動きを生み、全体が自走する。そこで満たされていたのは「好きなこと好きなだけできたら幸せ」でした。

線を1本引く。それが音になって、勝手に回り続ける。仕掛けの遊びと同じ骨格だと思う!

今やること(3分): 線を3本だけ描いて再生する。そのあと Scale を Minor pentatonic に変えて、同じ絵をもう一度聴く。

03

どんな線でも嫌な音にならない理由:既定は「ドレミソラド」だけが鳴る

既定のスケールはペンタトニック、ドレミソラドだけが鳴る(分解図解)

ササノマリイさん(@nekobolo・2026年9月14日のX投稿)

playmusictheoryはどんな絵を描いても音が嫌なぶつかり方をしないように配慮されていて、4度と7度が鳴らない(ドレミソラドだけ鳴る)スケールになってるので、別のページでキーを変えたものを用意して無理くり欲しい音を出してみました

この一文で、私はこの道具を「初心者に優しい」ではなく「初心者の怖さを先に消す設計」だと読みました。

「なんで適当に描いても気持ちいい音になるの?」この疑問に、いちばん短く答えてくれたのが音楽家のササノマリイさんの投稿です。既定のスケールでは4度と7度が鳴らない。ドレミソラドだけが鳴る。だからぶつからない。

公式の設定で見ると、開いた直後の Scale は「Major pentatonic」。ペンタトニックは5つの音で作る音階で、ドレミファソラシからファとシを抜いた形です。隣り合ってぶつかりやすい半音の関係が消えるので、線がどこを通っても濁りにくい。

失敗しない。これが、この道具が広まった理由の半分だと私は見ています。

もう半分は「欲しい音が出せる」こと。ササノマリイさんは、別のページでキーを変えたものを用意して、わざと欲しい音を出していました。そして9月なかば、時期が重なる形で公式側もアップデートを出しています(この投稿への反応だという記述は公式側にはありません)。App Store のバージョン1.2の説明には、メジャー・マイナー・ハーモニックマイナー・ドリアン・フリジアン・リディアン・ミクソリディアン・ブルースまで、全部のスケールが鳴ると書かれています。

「怖さを先に消す」の意味を、私は自分の一番古い記憶で知っています。初めて人前で歌った日、親戚と行ったカラオケです。笑われる、からかわれる、恥ずかしい。その怖さがあっても、「歌いたい」「歌で自分を表現してみたい」って気持ちでマイクを持った。上手だと言われて、褒められて、「逃げずにチャレンジして良かった」と思えた。

あの日の私に、最初の1曲が「ドレミソラドしか鳴らないカラオケ」だったら。もっと早くマイクを持てたかもしれない。

ペンタトニックって、初心者への優しさなんです。外れる音がない状態で、まず出す。出してから、4度と7度を自分で足す。順番が逆じゃないところが、この道具の上手さだと思います。

今やること(2分): 同じ絵のまま Scale を「Major」に変えて聴く。ファとシが戻った時に、どこが濁るかを耳で確かめる。

04

スマホで遊ぶには:iPhoneアプリは本体¥300+「the instrument」¥800。Androidはブラウザ

ブラウザ版→iPhoneアプリ¥300→the instrument ¥800、Androidはブラウザ(階層図解)

日本App Storeのレビュー(2026年9月14日投稿)

発想も雰囲気もだいすきで夢中になっていますただ、iPadだとウェブ版のように横画面にできないのと、全部消すボタンが確認なく作動してしまうのが少し気になりました改善していただければ嬉しいです

スマホの話をします。ここが検索でいちばん聞かれているところです。

iPhone向けの公式アプリがあります。日本のApp Storeでは本体が¥300。アプリ内課金で「the instrument」が¥800。対応はiPhone(iOS 17.0以降)と、M1以降のMac、Apple Vision。言語は英語のみ。サイズは9.1MB。カテゴリはミュージックで、閲覧した時点のランキングは3位でした。

「the instrument」が何かというと、キーとスケールを選べて、Quantize・Swing・タップテンポ・メトロノームが使えて、色を自分で決められて、MIDIキーボードをループに入れられて、WAVとMIDIで書き出せる。ブラウザの演奏画面にも同じ説明があって、そこでは「Upgrade · $4.99」と表示されています。

Androidは?

公式サイトの「Get the app」はApp Storeにしかつながっていません。App Storeの対応欄もiPhone・Mac・Apple Visionだけ。Android向けの公式アプリの案内は、公式サイトにもApp Storeにもありませんでした(2026年9月27日時点)。Androidの人は、ブラウザで playmusictheory.net/play を開く。これが今の答えです。

で、iPadの人へ。App Storeの日本語レビューに、率直な声が2つ載っています。1つは、アプリ版だとウェブ版のように横画面にできないこと。もう1つは、全部消すボタンが確認なしに動くこと。どちらも9月13日と14日の投稿です。

私なら、アプリを買う前にブラウザ版で遊びます。iPadなら横画面が使えるブラウザ版のほうが向いていそうだし、¥300と¥800を出す判断は、ブラウザで10分遊んだあとで十分間に合う。順番はブラウザ、それからアプリ。

今やること(10分): 手元のスマホのブラウザで演奏画面を開き、10分遊ぶ。そのあとで「アプリが要るか」を決める。

05

保存と共有:Save/Openで残し、WAV・MIDIで書き出す

Save/OpenとWAV・MIDI書き出しで落書きが作品になる(前後図解)

日本App Store アプリ説明文(play_music_theory)

Listen to your drawings! play_music_theory is a visual instrument designed to help us explore the relationship between sound and shape. Created by artist Tala Rae Schlossberg. Share what you make @play_music_theory

作ったループは残せます。演奏画面に「Save」「Open」があり、書き出しは「Export WAV」「Export MIDI」。録音と共有の項目も並んでいます。

WAVは音のファイル。そのまま聴けて、LINEやXに送れる。MIDIは音符のデータ。DAW(音楽制作ソフト)に読み込んで、楽器を差し替えたり、続きを作ったりできます。

ここ、地味に大きい!

描いた線を「作品」として外に出せる、ということだからです。アプリの説明文も「Share what you make」で締めていて、作者側が最初から「作って、見せる」までを設計している。

うちのブログでは、AIで作曲してMVまで仕上げる話を何本か書いてきました。SunoP さんは1300曲を1日も欠かさず作った人だし、松尾公也さんの記事では作曲からリップシンクMVまでローカルで完結していた。その入口の、いちばん手前にこの道具が置ける。線を描く。WAVで書き出す。次の道具へ渡す。

音楽理論を知らない人が、MIDIファイルを初めて自分の手で作る。その最初の1本が、落書きでいい。この低さが、私は好きです。

今やること(5分): 1本のループをWAVで書き出して、家族か友だちに送る。「これ、私が描いた線」と一言つけて。

06

似た名前のサイトに注意。Google「Musical Canvas」「Paint With Music」とは仕組みが逆

AIが作曲する Musical Canvas と、線がそのまま音になる play_music_theory(対比図解)

Google Arts & Culture「Musical Canvas」公式ページ(2024年3月27日)

Musical Canvas is a playful experiment created by Simon Doury artist in Residence at Google Arts & Culture Lab that uses Google AI to generate soundtracks to your drawings.

検索すると、似た名前のサイトが並びます。playmusictheory.top、playmusictheory.org、GitHubの再現プロジェクト。

.top のトップページには「An independent drawing-to-music playground. Not the official product.」と書かれています。自分から「公式ではない」と名乗っているサイトです。悪意の有無は分からないので、ここでは判断しません。見分け方は1つ。公式は末尾が「.net」。それだけ覚えてください。

でね。もう1つの混同が、Googleの実験です。

うちの2年前の記事「描いた絵が音楽になる?Google最新AIと漫画生成の衝撃」で紹介したのは、Google Arts & Culture の「Musical Canvas」。2024年3月27日公開、Simon Doury さんの作品です。公式ページには「Gemini is used to generate the description and Lyria to generate the music.」とあります。絵をAI(Gemini)が読んで説明文を作り、その説明から音楽AI(Lyria)が曲を作る。

つまり、絵を「解釈」して作曲する道具です。線がそのまま音になるわけではない。

もう1つ、同じGoogleの「Paint With Music」(2021年6月公開)は近い。Magentaのブログには、線のY座標が音の高さに変換され、上に描くと高い音、下に描くと低い音が出る、と書かれています。楽器はバイオリン・サックス・トランペット・フルートの4つ。

並べると、こうなります。

  • Musical Canvas:絵をAIが読み、AIが作曲する
  • Paint With Music:線の高さが音程になる。楽器は4つ
  • play_music_theory:線が格子の音を鳴らし、ループする。キー・スケール・テンポを自分で選ぶ

違いを一言にすると、「解釈をAIに渡すか、自分の手の線を残すか」です。

私は道具を選ぶ時、手の感触が残るほうを選んできました。買い出しならお店、メモなら紙ノート、仲間なら朝LIVE。全部「現場に身を置く」ことにつながっている。AIは横に広げる。でも人間は、五感で感じた現場からしか縦に掘れない。

Musical Canvas は、絵の解釈をAIに渡して横に広げる道具。play_music_theory は、指の動きがそのまま音に残る、縦に掘る道具。どちらが上ではなく、やりたいことが違う。今回の検索で来た人が求めているのは、たぶん後者です。

今やること(10秒): 今開いているアドレスの末尾を見る。「.net」でなければ閉じて、playmusictheory.net/play を開き直す。

07

子どもと、仕事仲間と、何を描くか(私の提案)

子どもや仕事仲間と描くお題の例、隣で先に描く(放射図解)

Oudoniumさん(@Oudonium・2026年9月15日のX投稿)

描きながら流してるとじわじわ音が増えてって楽しいかも…🦊 エンドロールっぽさある

拡散した動画を見ていくと、遊び方が2つに分かれます。

1つは「絵を先に描いて、鳴らす」。@lily864367 さんの「描いた絵が音楽になる」動画や、@mochitapu さんのあざらしの動画はこちら。絵として成立していて、音はおまけのように付いてくる。

もう1つは「鳴らしながら描く」。Oudoniumさんの投稿がこれで、再生しながら線を足すと、音がじわじわ増えていく。本人の言葉を借りると「エンドロールっぽさ」が出る。

ここからは私の提案です。試した記録ではなく、こう遊んだら面白そう、という案。

子どもとなら、「自分の名前をひらがなで描く」から。文字は線の集まりなので、そのまま曲になる。次に「今日の天気」「好きな食べもの」。お題を出すのは大人、描くのは子ども、スケールを変えるのは交代で。

仕事仲間となら、会議の前に1分。ホワイトボード代わりに演奏画面を開いて、今日の議題を線で描いてもらう。音が鳴った瞬間に場が緩む。緩んでから、本題に入る。

私が子どもと何かをする時に決めていることがあります。自分がワクワク夢中で輝いていたら、息子も照らされて影響される。でも結果に執着しないし、息子は息子で自分で決めてもらう。

だからこの道具も、「やらせる」ではなく「隣で私が描く」から始めたい。乗ってこなければ、今そこに熱がない、という答えとして受け取る。それでいい。

今やること(3分): 描くお題を1つだけ決める。名前でも天気でも。決めたら、家族か同僚の隣で自分が先に描く。

FAQ

よくある質問

Q. play_music_theory はお金がかかりますか?

A. ブラウザ版の演奏画面は、ログインや購入の画面を通らずに開けます(2026年9月27日時点)。iPhoneアプリは本体¥300で、追加機能「the instrument」が¥800のアプリ内課金です。ブラウザ版の画面でも「the instrument」は「Upgrade · $4.99」として案内されています。

Q. Androidで使えますか?

A. 公式サイトの「Get the app」はApp Storeだけにつながっていて、Android向けの公式アプリの案内は見当たりません(2026年9月27日時点)。Androidの人はブラウザで playmusictheory.net/play を開いて使います。

Q. 日本語に対応していますか?

A. していません。App Storeの言語欄は英語のみで、ブラウザ版の画面も英語です。ただ、項目は Key・Scale・Range・Export など短い単語だけなので、この記事の一覧を横に置けば迷いにくいと思います。

Q. 作った曲は保存できますか?

A. 演奏画面に Save/Open があり、Export で WAV(音声)と MIDI(音符データ)に書き出せます。WAVはそのまま聴けて、MIDIは音楽制作ソフトに読み込めます。

Q. Googleの「Musical Canvas」と何が違いますか?

A. Musical Canvas は絵をGeminiが読んで説明文を作り、Lyriaが曲を作る「AI作曲」の道具です。play_music_theory は描いた線が格子の音をそのまま鳴らす「視覚楽器」で、AIは使っていません。近いのは同じGoogleの「Paint With Music」(線の高さが音程になる)のほうです。

MATOME

まとめ:入口は playmusictheory.net。線を1本引くところから

話題の描いた絵が音楽になるサイトは play_music_theory。公式は playmusictheory.net で、演奏画面は /play。作者は Tala Rae Schlossberg さん。ブラウザなら、ログインも購入画面もなしで線を描いて鳴らせます。

どんな線でも嫌な音にならないのは、既定のスケールがペンタトニックだから。ササノマリイさんの言葉どおり「ドレミソラドだけ鳴る」。バージョン1.2からは、メジャーやブルースまで全部のスケールが選べるようになりました。

iPhoneアプリは本体¥300、the instrument ¥800。Androidは公式アプリの案内がなく、ブラウザで。保存は Save/Open、書き出しは WAV と MIDI。似た名前のサイトは末尾「.net」で見分ける。Googleの Musical Canvas はAIが作曲する別物で、近いのは Paint With Music のほうです。

正直、この記事は「試した感想」を書いていません。公式・App Store・確認できたXの投稿だけで組みました。だから、線を引いた時に何が起きるかは、あなたの指で確かめてください。1本でいい。

COLUMN

ひろくんコラム:味見のない厨房に、音が戻ってきた

味見のない厨房に音が戻ってきた。まず味見、理論はあとから(コラム図解)

料理に例えると、play_music_theory は「味見だけの厨房」です。レシピを覚えなくていい。包丁の持ち方も知らなくていい。鍋に何かを入れたら、その場で味が分かる。しかも、どう入れてもまずくならないように、最初から出汁が張ってある。それがペンタトニックです。

私の古い原体験は、小学生時代の実家の厨房でした。料理を手伝って、おじいちゃんが作る鶏チャーシューを味見して、好きな料理に触れながらお金を稼いで、そのお金でゲームを買えた。祖父との縁、五感、仕事、価値、お金、次の遊びが分断されず、「遊び探求→価値→稼ぐ→次の遊び」へつながっていた。

大人になると、この順番が崩れます。理論を覚えてから、練習してから、上手くなってから、人に聴かせる。味見が最後に回される。で、味見に着く前に、多くの人が厨房を出ていく。

この道具は順番を戻します。まず味見。線を引いた瞬間に音が出る。気に入ったら、キーを変える。スケールを変える。4度と7度を自分で足す。理論は、味見のあとに付いてくる。

私には、遊んでいるゲームのスイッチをいきなり切られた原体験があります。止められたと感じたのは、ゲームではなく「自分らしくありのまま自由でワクワク夢中に遊び探求する」こと、「自分の表現。生きる。」ことでした。

だから私は、子どもが線を引いている時に、後ろから「そこはファを入れて」と言わない。スイッチを切らない。鳴っている間は、鳴らしておく。味見の途中で厨房を追い出さない、というのが、この記事で私がいちばん言いたかったことです。

AIも同じです。分身AIを育てる時、私は正解を教え込む前に、まず鳴らします。出てきたものを味見して、気に入ったところを残す。理論は、そのあとで付いてくる。落書きが曲になる道具と、分身AIを育てる手順は、私の中では同じ厨房にあります。正解より先に原液を渡す、という話は分身AI日記 DAY40「AIに結論を渡すな、原液を渡せ」に書きました。

👉 分身AIを「まず鳴らして、味見して育てる」やり方は分身AI.comもチェックしてね!

LINK

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REF

参考リンク

📄 今回紹介した記事

著者Tala Rae Schlossberg(アニメーター・実験的アーティスト)
媒体playmusictheory.net(公式サイト)/ 日本App Store
公開日アプリ初版 2026年8月20日(App Store 履歴)/ 日本でのX拡散 2026年9月13日〜
元URLplaymusictheory.net/play(公式・演奏画面)

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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。

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