HERMES×UltraCode時代に残る「人間の領域」|AI氣道朝LIVE

HERMES×UltraCode時代に残る人間の領域とは? 全体図解(ひろくん・ただっち)
GPTs研究会 朝LIVE

HERMES×UltraCode時代に残る「人間の領域」とは?凸凹のまま夢中に生きる経営

2026年6月8日(月)朝7:00〜 ひろくん × ただっち

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。月曜の朝は、AI開花マーケターのただっち(多田啓二)と、最新AIの話をしてるよ。今日のテーマはちょっと大きくて、「HERMES(ハーメス)管制室」と「UltraCode」っていう、数百体のAIが同時に動き出す世界の話。そして、そんな時代に最後まで残る“人間の領域”って何だろう?っていうところまで踏み込んだんだ。

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この記事の3行まとめ

  • HERMESは「複数のAIを束ねる管制室」、UltraCodeは「数百体のAIが並列で勝手に動くモード」。AIがAIを使う時代がもう半歩入ってきている。
  • テクニカルな部分はAIが全部やってくれる。だからこそ「何がしたいか」「OK・NGの判断」「なぜやるのか」というカルピス原液(自分の濃さ)が肝になる。
  • 人間の役割は「目的を決めて、味見して、旗を持つ」だけになる。残るのは現場・人間理解・人とのつながり——凸凹のまま夢中に生きる人だよ。

🎬 LIVE配信アーカイブはこちら!(約36分)

HERMES管制室って何?複数のAIを束ねる「骨組み」

HERMES管制室とは何かを解説する図解
LIVEでHERMESの特徴を共有するシーン

▶ この話を動画で聴く(03:02〜)

今日のメインテーマが「HERMES(ハーメス)」。実はこの日、私の方の音声と画面が不調で、最初の数分はバタバタしちゃってね。その間、ただっちがChatGPTに聞きながらHERMESの全体像を皆さんに共有してくれたんだ。ただっち自身もまだ勉強中なんだけど、それがかえって「初めて聞く人目線」のいい説明になってたよ。

ただっち(03:02〜)

「HERMESって皆さん聞いたことありますかね。一緒に成長するAIエージェント、ということのようです。永続的な記憶をしてくれる、自分でスキルを作ってくれる、テレグラムとかDiscordとかSlackとかいろんなものに対応している、スケジュールも自動化してくれるので、本当に秘書的に使えるってことなんですかね」

ざっくり言うと、HERMESは「複数のAIを束ねるAI共創OS(管制室)」なんだよね。一番の特徴は、記憶(メモリ)の質がすごくいいこと。ChatGPTのメモリ機能をもっと濃く、永続的に残してくれる感じ。そして自分でスキルを作って、スケジュールも自動化して、Telegram・Discord・Slackみたいないろんなツールにつながって、まるで秘書みたいに動いてくれる。導入もデスクトップアプリで簡単になったから、ぐっと敷居が下がったんだ。

ただ、ここで大事な勘違いポイントがあって。HERMESそれ自体は「何かをする頭脳」じゃないんだよね。そこを私はLIVEで強調したんだ。

ひろくん(08:19〜)

「HERMES自体が何かできるわけでもなく、あくまでも骨格、骨組みだけなんですね。脳みそ入ってないんですよ。ChatGPTにするのか、Claudeにするのか、Geminiにするのか、あるいはそれを組み合わせるのか、パーツも全部自分で組み入れる必要があるんですよね」

料理に例えるとね、HERMESは「厨房(キッチン)」なんだ。コンロも作業台も冷蔵庫も揃ってる。でも、どの調理器具(=ChatGPTやClaude、GeminiみたいなAIモデル)を使うか、どんなレシピで作るかは、自分で決めて持ち込まないといけない。だから全くの初心者がいきなり触るというより、AIをちょっと使い込んだ人が「あ、私が欲しかったAIエージェントってこれだ」って感じるツール。それが今のHERMESの立ち位置だと思ってるよ。

ただっちが図解を見ながら挙げてくれた機能も、なかなかすごいんだよね。並列でいくつものサブエージェント(小さなAIたち)が同時に動いて、ブラウザも完全に操作できて、サンドボックスっていう安全な環境の中でパソコンの中身まで扱える。Googleカレンダーと連携して「毎朝このタスクをやっといてね」と頼めば、ちゃんと実行してくれる。だから、単発で命令を打ち込むツールというより、自分の代わりに段取りして動いてくれる“相棒”に近いんだ。最近すごい勢いでバージョンアップしていて、世界中で一気に使われ始めてるのも納得だよ。無料で始められるっていうのも、最初の一歩を踏み出しやすくて嬉しいポイントだよね。

UltraCode|数百体のAIが並列で動く「AIがAIを使う」時代

UltraCodeで数百体のAIが並列で動く様子の図解
UltraCodeについて解説するひろくん

▶ この話を動画で聴く(06:56〜)

HERMESとセットで話したのが「UltraCode(ウルトラコード)」。これはClaude Codeに入った新しいモードで、ちょっと信じられない動き方をするんだ。自己紹介がてら、そのスケールを話したよ。

ひろくん(06:56〜)

「UltraCodeというのは、Claude Codeのモードがありまして、並列エージェントで最大1000個のAIが同時並列で、Claude Codeが勝手に作って勝手に動かしてくれる。ちょっとチラッと触るだけでも、数十から数百体のAIが出てきて、一気に集団でわーっとやって、全部作業してくれるという、とんでもない仕組みがあるんです」

ゴールを一行で伝えるだけで、Claude Codeが「じゃあこの工程をこう分けて、これだけのAIで並列でやろう」って勝手に設計して、数百体のAIを同時に動かす。しかも、その一体一体が手分けして作業を進めてくれる。今まで私が手作業で「これはCodexにやってもらって、こっちはClaude Codeに」ってやっていたことを、HERMESみたいな管制室AIが自動でさばいてくれるようになるんだ。

つまり構図はこう。HERMESという司令塔AIが、Claude CodeやCodexっていう別のAIを呼び出して使う。これがいわゆる「AIがAIを使う」状態なんだよね。HERMESとClaude CodeとCodexは、競合じゃなくて併用する関係。さらに、うまくいったやり方を「じゃあこれスキル化しておこう」「もっと構築を良くしよう」って、ある意味AIが自立して実装してくれる。ハートビート(定期自動チェック機能)といって、決めた時間になると勝手に自分のメモ(Obsidian)を読みに行って、「ひろくん、今こういうアイデアありますね。こんなアプリ作ってみましたけどどうです?」って自動提案までしてくれる。ここまで来ると、もう相棒というより、自走するチームだよね。

もう少しかみ砕くと、できること自体は、実はそんなに大きく変わらないんだ。Claude CodeもCodexも、言えば何でもやってくれるし、タイマーで動かすこともできる。でも、それは「自分が決めた範囲の中」だけなんだよね。HERMESがすごいのは、メモリの質と自立性。自分の濃い情報を全部つなげて持っているから、決めた範囲を超えた提案までしてくれるし、何より「意図が伝わりやすい」「手に馴染んでくる」感じになる。これって、AIに毎回ゼロから説明する手間が消えていくってことなんだ。一回うまくいったやり方は勝手に覚えて、次からはもっと良くしてくれる。使えば使うほど、自分専用にチューニングされていく。今までは私が頭の中で「この作業はこのAI、あの作業はあのAI」って振り分けてたんだけど、その采配ごとAIに渡せるようになってきた、というのが今回いちばんの驚きだったよ。

作業が「カルピス原液」として資産になる|自分専用AIを育てる

作業がカルピス原液として資産になる図解
カルピス原液の話をするひろくん

▶ この話を動画で聴く(09:20〜)

HERMESを使う一番の価値は何かっていうと、「作業が資産になる」ことなんだ。毎朝壁打ちしたり、相談したりするたびに、その内容がどんどん溜まっていく。しかもただのログじゃなくて、自分の濃い部分——私はこれを「カルピス原液」って呼んでるんだけど——として記録してくれる。

ひろくん(09:20〜)

「作業が資産になってくるっていうのが一番大事で。毎回使っていくと、かなり濃く自分のカルピス原液として記録をしてくれてる感じですね。それをもとにスキル化とか自動化とかも勝手にやってくれちゃう。自分専用のAIの相棒として育てていくのに、めちゃくちゃおすすめなアプリです」

料理で言うとね、カルピス原液は「だし」なんだ。毎日コツコツ取っただしが冷蔵庫に溜まっていくみたいに、自分の経験・価値観・判断が濃く記録されていく。AIはそのだしをベースに、勝手に料理(スキルや自動化)を作ってくれる。だから使えば使うほど、世界に一個だけの「自分専用AI」に育っていくんだよね。ここがChatGPTを単発で使うのとは決定的に違うところ。

でね、ここで私が一番伝えたかったのはこの先。AIがどんどん賢くなって、技術的なことを全部やってくれるようになると、逆に「自分は何がしたいのか」が剥き出しになるんだ。

ひろくん(13:40〜)

「結局、自分が何がしたいかっていう依頼することと、これがOK・NGだよっていう判断と、そもそも何でやりたいのか、どういう目的なのか。自分がどんな生い立ちで、どんな価値観で、どんな思いでこれをやっていて、提供した相手にどう思って欲しいのか。その共感ストーリーとかカルピス原液が、結局いちばんの肝になってくるんです」

テクニカルな差はAIが埋めてくれる時代。だからこそ、機能の差じゃなくて「あなたがなぜそれをやるのか」という原液の濃さで差がつく。ここはこの後のテーマにずっと通底していくところなんだ。

もう少し具体的に言うとね、AIに渡すべき“だし”は、自分がどんな生い立ちで、どんな価値観で、どんな思いでこれをやっているのか。そして、提供した相手にどう思ってほしいのか、なぜ自分はこれをやっているのか。そういう、共感ストーリーそのものなんだ。ここがしっかりしていると、AIの自動提案もどんどん精度が上がっていく。逆に、ここが空っぽだと、どれだけ高性能なAIを積んでも「で、何がしたいの?」で止まっちゃうんだよね。ただっちも「いい自動提案をしてもらうためにも、自分が何を目指しているのか、何が課題なのかを、ちゃんとAIに学習させておかないといけない」って言ってたけど、まさにそこ。だから私は、AIを導入する前に、まず自分の原液を言葉にしておくことを、いつも一番におすすめしてるんだ。道具を揃えるより先に、だしを取る。この順番を間違えないことが、すごく大事だと思ってるよ。

人間の役割は「目的・判断・味見・旗」だけ|委ねる経営へ

人間の役割は目的・判断・味見・旗だけになる図解
人間の役割について話すひろくん

▶ この話を動画で聴く(14:21〜)

LIVEでは、すでに海外でこういうチーム運用をパッケージにしている人の例も紹介したよ。One-Army的なサービスで、PaperClipやOpenClaw、HERMESを組み合わせて、人間は司令塔として指示と承認だけをやる、っていう設計なんだ。じゃあ実際に人間がやることって何なのか。ここを私はかなりシンプルに言い切った。

ひろくん(14:21〜)

「人間がやる役割っていうのは、目的を決めて、優先順位を付けて、確認して、味見して、旗を持つっていうところ。それ以外は逆に、もう全部委ねちゃったほうがいいよねっていう話なんです」

どんなゴールにするかを決めると、AIが工程を分解して「こんな感じでやりましょう」とプランを出す。それを承認したら、あとは全部やってくれて、結果の改善まで再実行してくれる。つまり人間に残るのは、目的を決めること、優先順位をつけること、最後に味見して「これでいい」と判断すること、そして旗を立てること。これだけ。手を動かす部分は、ほとんど委ねていい時代になってきてるんだ。

これって、全部自分で抱え込まずに、得意なところはどんどん委ねていこう、っていう話そのものなんだよね。全部自分でやらなきゃ、って握りしめてると、むしろ遅くなる。ただっちとも、こんな話になったよ。

ただっち(14:01〜)

「いい自動提案をしてもらうためにも、自分が何を目指しているのか、何が課題なのかを、ちゃんとAIにも学習しておいてもらわないといけないですよね」

そう、委ねるためには、自分の目的や課題をAIに渡しておく必要がある。「丸投げ」と「委ねる」は違うんだ。旗をちゃんと立てて、だしを渡してから手放す。これが委ねる経営の入り口だと思ってるよ。逆に言えば、旗を立てる勇気さえあれば、あとはAIがどこまでも走ってくれる時代になってきた、ということでもあるんだよね。

LIVEで紹介した海外の事例も、まさにこの形だったんだ。One-Army的なサービスで、PaperClipやOpenClaw、HERMESを組み合わせて、人間が司令塔として最初に指示をしておくと、あとはAIが勝手に実装して、その過程を記憶してくれる。人間は要所で承認・判断するだけ。どんなゴールにするかを決めると、AIが工程を分解して「こんな感じでやりましょう」とプランを出してくる。それを承認すれば、あとは全部やってくれて、結果の改善まで自分で再実行してくれる。ここまで来ると、半分冗談だけど「人間がいないほうが早くていいんじゃないか説」すら出てくるんだよね。でも、だからこそ逆説的に、人間にしかできない「目的を決める」「これでいいと味見する」「旗を立てる」が、ますます価値を持つ。手を動かす速さで勝負する時代は終わって、どこに向かうかを決める力で勝負する時代になっていく。私がいつも言う「シェフは厨房に立ちっぱなしじゃなくていい」っていうのは、こういうことなんだ。

AIがAIに売る時代|評価軸が「好きか嫌いか」に変わる

AIがAIに売る時代の評価軸の変化の図解
AIエージェント同士の取引について話すひろくん

▶ この話を動画で聴く(16:40〜)

もう一歩先の話もしたよ。これから来るのが「AIエージェントに売る」という商売。AIが自分の財布を握って、実際に買い物をしに来る。そして、それを接客するのもAI。AI同士が取引する世界が、すぐそこまで来てるんだ。

ひろくん(16:40〜)

「買い物をする担当のAIも、その人の分身のAIの価値観とか判断軸が必要。接客する側も一緒なんですね。評価軸が今までは、人気だから、売れてるから、安いから、スペックがいいからっていう判断だったんですけど、そうじゃなくて、人間が好きか嫌いか、肌に合うのかどうか、っていうニュアンスになってくるんです」

これ、面白いよね。今までの「人気・行列・安い・スペック」っていう分かりやすい指標じゃなくて、「この人(会社)、なんか好きだな」「うちの価値観に合うな」で選ばれる時代になる。AIは価格だけじゃなくて、ポリシーや仕様、信頼性まで見て取引する。コスト感も時間効率も地球環境も全部加味して、「これはいいけどこれはダメ」って、AI同士が勝手に判断して商売していくんだ。

そうなると、結局問われるのは「自分が何者で、誰に何を提供しているのか」という人の軸。テクニカルな部分は全部AIがやってくれるから、そこは心配しなくていい。でも「本質は何?」という問いだけは、人間にしか答えられない。ここが、この時代に価値の源泉になるんだと思ってる。買う側のAIにも、売る側のAIにも、その奥にいる人間の「原液」が乗っているかどうか。それが選ばれる理由になっていくんだよね。だから、AIに置き換えられるのを恐れるより、自分の原液を濃くすることに時間を使ったほうがいい、と私は本気で思ってるよ。

もう少し続けると、AIは価格だけで取引するわけじゃないんだ。ポリシーや仕様、信頼性まで見て「この相手と取引するか」を判断する。今までの「コストが見合うから」だけじゃなくて、「時間効率も大事にしてるし、地球環境にも配慮してるから、これはいいけどこれはダメ」みたいに、いくつもの軸をトータルで見て、AI同士が勝手に商売を進めていく。それが普通になる時代が来る。そうなったときに問われるのは、結局「自分が何者で、誰に、何を提供しているのか」という人の軸なんだよね。テクニカルな部分は全部AIがやってくれるから、そこは心配しなくていい。でも「本質は何?」という問いだけは、どこまでいってもAIに肩代わりしてもらえない。むしろAIが賢くなればなるほど、この問いの答えを持っている人と、持っていない人の差が、はっきり出てくると思う。料理で言うと、どんなに調理ロボットが優秀でも、「誰に、どんな気持ちで食べてほしいか」を決めるのは店主の仕事、ってことなんだよね。だから私は、機能やスペックを磨くより先に、自分の旗を磨こう、自分の原液を濃くしようって、いつも伝えてるんだ。

残るのは「現場」と「人間理解」|日本の中小企業のチャンス

現場と人間理解が日本の中小企業のチャンスになる図解
日本の中小企業のチャンスを語るひろくん

▶ この話を動画で聴く(19:31〜)

「AIに乗り遅れたらどうしよう」って不安になる人も多いと思う。でもね、変化のスピードはもう、抗うレベルじゃないんだ。私はこれを馬と車に例えて話したよ。

ひろくん(19:31〜)

「もう馬じゃなくて車が出てるのに、この馬は血統がいいから、ってやってるのは、もう趣味の世界になっちゃうよって話で。自動運転車があるんだから、自動運転車に乗ればいいじゃんって話なんです。いや、運転が好きなんだよね、マニュアル車じゃないと、って言ってるのは、もう趣味の話じゃないですか」

じゃあ、その車の時代に人間は何をするのか。私は「現場」と「人間理解」だと思ってる。AIのコンサルだって、現場を知らずに上から言う時代はもう終わってる。お客さんを深く理解して、現場に一緒に入っていく。そこにしか価値は残らない。そしてもう一つ大事なのが、誰でも直感的に使えること——アフォーダンスなんだ。アシュラというサービスで、中国風・歴史っぽいインターフェースが直感的に分からない、という方がいてね。「何のアニメが好きですか?」「セーラームーンです」っていうやり取りから、その人の馴染むインターフェースにすれば、中身は同じでもグッと使いやすくなる。一人ひとりに合わせた「鈴木さん専用」「佐藤さん専用」のアプリが作れる時代なんだよ。

ここに、日本の中小企業の大きなチャンスがあると思ってる。基盤モデルの進化は速いのに、企業の導入はすごく遅い。現場では今でもFAXや手書きが残ってる。このギャップこそ、一気に飛び越える(リープフロッグする)チャンスなんだ。

ひろくん(23:12〜)

「アナログの現場に入っていって、誰でも使える、直感的に、その人が普段やっていることをありのままやりながらAIを使ってリープフロッグさせる。これが一番、日本の中小企業のチャンスじゃないかなと思います。おすすめのポジションは、自分の目の前の現場をAIで解決しながら、プロセスエコノミーで発信して、同業にサービス提供していく。これが多分、最強のモデルかな」

自分の現場の困りごとをAIで解決して、その過程を発信して、同じ悩みを持つ同業の人に届ける。これが、AI時代のいちばん強い立ち位置だと思ってるよ。

もう一つ大事な視点があってね。今や、AIツール自体がAIで作られている時代なんだ。Claude CodeやCodexの進化スピードがどんどん加速しているのも、中国のオープンソースAIが恐ろしい速さで伸びているのも、AIがAIの開発を手伝っているから。じゃあ既存のSaaS(クラウドサービス)は死ぬのかというと、そうじゃない。専門特化したサービスは、AIの“手足”としてますます活躍する。ただ、私らが自分でログインして使うことは、ほとんどなくなる。AIエージェントが「この人の目的と予算ならこのツール」って勝手に選んで使ってくれるからね。そのときに人間がやるべきは、「ここまでやっていい」「これは評価する」というガードレールを決めること。この判断は、現場をやってきた経験とAIの知識、両方を持っている人にしかできない。だからこそ、今この瞬間が、いちばんのチャンスなんだ。

凸凹のまま夢中に生きる|AI時代に残る人間の領域

凸凹のまま夢中に生きる、AI時代に残る人間の領域の図解
まとめを話すひろくんとただっち

▶ この話を動画で聴く(28:50〜)

最後はちょっと未来の景色まで話したよ。2026年後半は、AIが「おもちゃから実用インフラ」へ一気に進む。録音・録画・ログさえ残しておけば、AIがその現場に合うAIを勝手に作って、メンテナンスもして、納品まで全部やってくれる。自立した労働力が提供される「ダークファクトリー」みたいな世界。知性そのものが安くなるから、知性でお金を稼ぐビジネスは成り立たなくなっていく。だからこそ際立つのが、人間らしさなんだ。

そんな時代に、人間が握っておくべきものは一つ。目的地を自分で決められるかどうか。ただっちもこう言ってたよ。

ただっち(28:18〜)

「自分が何がしたいのかが分かってないと、本当に迷子になる人がどんどん増えてくる。自動運転だからこそ、いかにAIを信じられるか、自分を信じられるかにも繋がってくる。自動で勝手に、気づいたら違う目的地に着いてる可能性は大なので」

ひろくん(28:50〜)

「目的地ぐらいは自分で決めようぜっていう。時間もお金も無限にあります、あなたどこ行きたいんですか、って言われて、わかんないから任せる、でいいんですか、って話で。目的地をちゃんと言えるようにするためには、自分の人間理解が必要だよね、っていう。本当にそこになってくるんです」

知性が安く豊富になるってことは、知性だけでは食えなくなるってこと。でも逆に、朝LIVEでコメントをくれる人との関係、実践会で会った人、家族や近所の人——そういう人間のつながりや人間らしさそのものが、ますます際立ってくる。AIにはできないことが、価値になる時代なんだ。だから最後はこう締めたよ。

ひろくん(31:05〜)

「委ねられるからこそですね。本当、直感、思いやり、体の声を聞く——頭じゃなくて体の声を聞く、腑に落ちるとか、がめちゃくちゃ大事な気がします」

ただっち(31:19〜)

「日本人が大事にしてきた感性を取り戻すことが、AI時代の生き方にもなってくると思うんです。道を極めるっていうところも、めちゃめちゃ大事ですね」

直感、思いやり、体の声、腑に落ちる感覚。日本人が大事にしてきた感性。職人さんのように道を極めること。これこそが、HERMESやUltraCodeで数百体のAIが動く時代に、最後まで残る「人間の領域」なんだと思う。凸凹を平らにしないで、自分の偏愛のまま、夢中に生きる。それがいちばん強い生き方だよ。

FAQ
Q. HERMES(ハーメス)とは何ですか?
複数のAIを束ねる「AI共創OS(管制室)」です。永続的な記憶、自動スキル作成、スケジュール自動化、Telegram・Discord・Slackなど各種ツール連携を備え、秘書のように動きます。ただしHERMES自体は「骨組み」で、ChatGPT・Claudeなどの頭脳にあたるAIは自分で選んで組み入れる必要があります。
Q. UltraCode(ウルトラコード)とは?
Claude Codeの並列実行モードです。ゴールを伝えるだけで、Claude Codeが工程を設計し、最大1000体規模のAIエージェントを同時並列で動かして作業を進めてくれます。
Q. AIが進化すると、人間の仕事はなくなりますか?
テクニカルな作業はAIが担うようになります。一方で「目的を決める・優先順位をつける・味見して判断する・旗を持つ」という役割や、現場理解・人間理解・人とのつながりは人間に残ります。LIVEでは、自分の偏愛(カルピス原液)を持つ人ほど強くなると話しました。
Q. AI時代に中小企業が勝つには?
基盤モデルの進化は速いのに企業の導入は遅い、というギャップを一気に飛び越える(リープフロッグ)のがチャンスです。自分の現場の困りごとをAIで解決し、その過程を発信して、同業にサービス提供する——これが最強のモデルだと紹介しました。

まとめ|AIがAIを動かす時代に、残るのは「あなたの原液」

今日は「HERMES管制室」と「UltraCode」を入り口に、数百体のAIが並列で動き、AIがAIを使い、やがてAIがAIに売る時代の話をしたよ。テクニカルな部分はどんどんAIに委ねられる。だからこそ、最後に残るのは「何がしたいか」「OK・NGの判断」「なぜやるのか」という、あなた自身のカルピス原液。目的地を自分で決めて、味見して、旗を持つ。直感や思いやり、体の声を聞く感性を大事にしながら、凸凹のまま夢中に生きる——それがAI時代に残る人間の領域だよ。月曜の朝から、ちょっと熱く語っちゃったけど、一緒に半歩先を歩いていこうね。

ひろくんコラム|「だしを取れる人間」でいよう

だしを取れる人間でいよう、ひろくんコラムの図解

数百体のAIが動く時代の話をすると、「じゃあ人間は何もしなくていいの?」って聞かれることがあるんだけど、私の答えは逆なんだ。AIが料理をどんどん作ってくれるからこそ、「だしを取れる人間」でいることが、これまで以上に大事になると思ってる。

私は中卒で、がんも経験して、3人の子どもを育てながらおうちで経営をしてる。決して器用なタイプじゃない。でも、その凸凹だらけの生い立ちや価値観こそが、私にとってのカルピス原液であり、だしなんだよね。AIはこのだしをベースに、いくらでも料理を作ってくれる。でも、だしそのものは、自分の人生でしか取れない。誰にも薄められないし、委ねられない。

分身AI.comでも、AIに自分の価値観や物語をどう渡していくかを書いているんだけど、たとえば分身AIの育て方の記事を読むと、「AIを育てる=自分を育てる」感覚がつかめると思う。AIに任せるほど、自分の原液の濃さが問われる。だから私は、AIに仕事を奪われるんじゃなくて、AIのおかげで「自分は何が好きで、何が嫌いで、誰のために何をしたいのか」に、もっと夢中になれる時代が来ると思ってるんだ。凸凹のまま、夢中に生きていこうね。

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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成・画像制作にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。

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