
社長モテる化計画LIVE / Codex
話すだけでAIが動く|Codex音声対話と経営者モテ力診断の完成記録
2026年7月28日(火)15:00〜 / 出演:カオリコさん × えびさん × ひろくん
家事と子育てのスキマで経営する三方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。火曜15時の「社長モテる化計画LIVE」、この日は私(ひろくん)も3人のうちのひとりとして座っていました。
で、この回はね。特別なんですよ。夏休み前、最後の配信。そして。2ヶ月かけて毎週30分ずつ積み上げてきた『経営者モテ力診断』が、ついに完成して世に出た日。カオリコさんが「自分のモテる化診断をAIで作りたい」と持ち込んだのが6月2日。あれから8回。ChatGPTと対話して中身を考えて、Codexに渡して形にして、世界に公開して、フォームをつないで、最後の権限設定まで越えた。その全記録をたどる総集編です。
しかもこの日、私は「ついこの数日で降りてきたばかり」のものを持ち込みました。Codexの音声対話。電話みたいに話しかけるだけで、パソコンの中が動く。あ、これは見てもらったほうが早い。そんな40分でした。
📺 今日の出演者
- カオリコさん(前田カオリコ)……魅話力®コーチ・フリーアナウンサー。配信画面の肩書きは「印象戦略プロデューサー」。社長モテる化計画のブランド主導者で、この日は診断の生みの親として全体を回す立場。
- えびさん(加藤サトシ)……音楽事業と波乗りを楽しむ広告会社経営27年の社長。この日は前半の「モテ」分析の被験者、そして最後にいちばん実務的な質問を投げる役どころ。
- ひろくん(田中啓之)……三方よしAI共創コンサルタント。診断のAI実装を伴走してきた側。この回ではCodexの音声対話デモを担当しました。
🍳 3行でわかるポイント
- 2ヶ月・8回のLIVEを積み上げて『経営者モテ力診断』が完成。自分のパソコンでしか見られない、ネットに公開する手順(デプロイ)が難しい、裏側の処理(バックエンド)で「危険ですけどいいですか」と止められる。この壁を毎週30分ずつ越えた記録が語られました。
- つい数日前にCodexとChatGPTが統合され、Codexだけで対話から実装まで完結するように。私はその場で音声対話のデモを見せ、「iPhoneから自宅のパソコンが動く」ところまで話しました。
- だからこそ最後に残るのは「誰に何をどのように届けるか」の言語化。Codexは火力の強いコンロで、何を作るか決まっていない人が強い火だけ渡されても鍋は空のまま。カオリコさんは「大得意なヒアリングに帰ってくる」と、えびさんは「やりたいこと100個出せ」と言われた話を持ち出しました。冷蔵庫を開けて食材を並べるのは、まだ人間の仕事なんですよね。
※完成した『経営者モテ力診断』は、清潔感・品格・存在感・親近感の4軸/16問/約3〜5分・無料(配信概要欄の記載より)。
🎬 LIVE配信アーカイブ
夏休み前の総集編 ― 「2ヶ月かかった」がついに完成した日


2026年7月28日、火曜の15時。オープニングはいつもどおり、カオリコさんの声から始まります。ただこの日は、最初の一言からすでに「進化した」という言葉が入っていました。
▶カオリコさん(0:02〜)「今回も始まりました。社長モテる化計画をですね、AIとともに進化しているという状態になっております。新・印象戦略プロデューサー、フリーアナウンサーのカオリコです。よろしくお願いします」
続いてえびさん。この人の自己紹介、毎回リズムが同じで気持ちいいんですよ。
▶えびさん(0:53〜)「音楽事業と波乗りを楽しむことをモットーにしております、加藤です。えびです。よろしくお願いします」
そして私。……なんですけど、ここで先に白状しておくと、この日の私、冒頭からずっとパソコンの調子が悪くて。画面が固まる、音が途切れる。「治ってる、治ってる」「本番だから」なんて言い合いながら、なんとか「三方よしAI共創コンサルタントの田中啓之です」と名乗りました。ライブって、こういうところは正直ですよね。
で、カオリコさんがこの日の主旨を切り出します。8月はライブ配信がお休みになること。その前にインドへ10日間ほど行くこと。そして、アプリがリリースできたから今日は振り返りをしたい、ということ。「2ヶ月ぐらいかかった」と、しみじみ言っていました。この2ヶ月、私が「Codex使ってこれやって、次ChatGPT開いてこれ入れて」と言って、カオリコさんが「わかんない、できない、動いてくれない」と返す。その繰り返しだったんですよ。30分のライブで毎週ちょっとずつ、小刻みに。
ここからのカオリコさんの言葉が、この回でいちばん芯にあった部分だと思っています。作り手として楽しかった話じゃなくて、怖かった話なんですよ。
▶カオリコさん(3:20〜)「一個ずつこれをOKしていいのか、なんかこのまま承認したら自分のこのGoogleのアカウントがなんか破壊されちゃうんじゃないかとか、勝手なことされちゃうんじゃないかとか、いろんな不安を抱えながら。一人ではちょっと絶対できなかったけど、でも大丈夫ですよって言われる安心感で、なんかこうやってこれた感じがするんですけど」
「一人では絶対できなかった」。ここ、聞き流さないでほしいところなんですよ。技術的に難しかったんじゃない。怖くて手が止まるんです。承認ボタンを押した瞬間に自分のアカウントが壊れるんじゃないか、と。で、隣に「大丈夫だよ」と言う人がいるかどうかだけで、進めるかどうかが決まる。しかもカオリコさん、自分が右往左往してるところを見てもらうこと自体に意味がある、という意図で毎週それを公開していました。強いなあ、と素直に思います。
私のパソコンが固まっている間に ― 「えびさんはなぜモテるのか」分析


私のパソコンがどうにもならなくなって、「再起動してきます」と一度抜けました。で、その間。カオリコさんが「エビさんと最近の話してます」と言って、するっと本編が始まってしまう。ここが結果的に、いちばんモテる化計画らしいパートになりました。
お題はこれ。えびさん、なぜか自然に若い女性とも同世代の女性とも食事に行ったりしている。肩肘張らないで「じゃあ行こうよ」が成立している。それはなぜか。本人はもちろん全力で否定します。「全然モテてないよ」って。でも、その否定のしかたも含めて分解していくんですよ。
▶えびさん(4:51〜)「男の人と、僕の場合ね、男の人と何人かで飲み会で行くぞっていうより、女の人たちがわちゃわちゃ、なんかのほら、そういうマインドマスターグループとか、ああいう研修会とかでわちゃわちゃやってる中で、うーんって、ずっと話を、もう女の子たちがずっと喋ってる」
一対一で誘わない。ここ、地味だけど効いてます。えびさんいわく、「なるほどなるほど」と聞いているうちに「じゃあ今度どこどこ行こうよ」とポロッと出る。すると女性のほうがノリがよくて「行く行く行く」となる。誘われる側からすると「断る/断らない」の緊張が最初から発生しないんですよね。カオリコさんはこれを「見守ってくれてる安心感」と受け取って、さらに一段掘ります。本当に嫌だったら「行く行く」とは言わないよね、と。つまり、その場の全員が自分で選べている状態になっている。
で、えびさんが持ち出したのが、友達のお母さんに言われ続けてきたという話。
▶えびさん(6:03〜)「友達のお母さんに言われるのが、僕、サトシって名前なんだけど、サトシはお前、女みたいな喋り方してとか。でもこれが一人二人じゃないよ」
本人はまったく心当たりがない。「くねくねして喋ってんだ」と自分でツッコんで、カオリコさんが「してない、してない」と3回否定する。じゃあ何なのか。ここでカオリコさんが出した答えが、印象戦略のプロらしくて唸りました。相槌をちゃんと声に出していること。「聞いてるよ」が音になって届くから、安心感になるんだ、と。
▶カオリコさん(6:51〜)「話を奪わず、会話を奪わず、へえって。きっと本当に関心を持って聞いてくれるのは伝わると思うんですよ、すごく」
📌 ここがポイント
「柔らかい」の正体は、話を奪わないこと+相槌を声に出すこと。見た目や雰囲気を女性的に寄せているわけではない、というのがカオリコさんの分析でした。かといって一対一だと距離が近すぎるので、まずは複数で、良くなれば2人で。その順番も含めて、無理のない設計になっている、と。
私が戻ってきたのは、ちょうどこの分析が終わったあたり。「お帰りなさい」と迎えられて、カオリコさんが要約してくれました。ギラギラしているタイプもいるし、どれが正解ということではない。ただえびさんのタイプは、女性が安心して一緒にご飯に行ける。そういう整理でした。……いや、これ全部、私がいない間に進んだんですよ。パソコンが固まってくれてよかったのかもしれない。
AIで浮いた時間を仕事に使うな ― 元LINEヤフー会長の「推される人が勝つ」


「じゃあ、えびさんじゃなくてひろくん、どうですか?」とカオリコさんに振られて、私が持ち込んだのがこの話でした。最近見た動画の内容なんですけど、社長モテる化計画とまるっきり同じことを言っている人がいたんですよ。
▶ひろくん(9:00〜)「最近の潮流として、もともとYahooだった方がAIに振り切っていくみたいなことで。超大手の大企業の経営者をやってた方が、一人で起業してAI使ってビジネスしようっていう風にやり始めたんですけど。結局その人が言ってたことは、AI時代は推される人が勝つっていうことで。仕事ができるっていうのはもう差別化できないから、人気者に価値があるんだよってことで、推される人になりましょうっていうのを、もともとLINEヤフーの会長をやってた川邊さんって方が最近言ってて」
超大手の大企業を率いてきた人が、一人で起業してAIを使ってビジネスを始めた。その結論が「個人の核心」「輝き」「自分らしさ」だった、と。……で、ここからがいちばん耳が痛いところです。
▶ひろくん(9:42〜)「時間の使い方を仕事で効率化して、時間が浮いた分を仕事で使うなっていうのが、その人が言ってるんです。仕事に仕事なんかするんじゃないと。仕事はAIに仕事させて、その分それこそ飲み会行ったりとか、コミュニケーションしたりとか、自分を楽しむ、磨く、そういう学ぶとかね、人と話すとか。そういうのが大事だよ」
浮いた時間を、また仕事で埋めるな。これ、AIを使い始めた人がほぼ全員やってしまうことだと思うんですよ。効率化した分だけタスクを増やす。私も何度もやりました。そして気づくと、前より忙しい。何のために自動化したんだっけ、という顔になる。
ここでえびさんが、ひとことで畳んでくれました。
▶えびさん(10:36〜)「なんかのあれじゃないけど、重要だけど緊急じゃないことを」
この一文、実は3人で完成させています。えびさんが「重要だけど緊急じゃないことを」と言いかけたところに、カオリコさんが「当たるという」と合いの手を入れて、えびさんが「ことですね」と締める。そう、それ。重要だけど緊急じゃないこと。学ぶ、人と話す、自分を磨く。どれも今日やらなくても誰にも怒られない。だから後回しになる。AIが空けてくれた時間の行き先を、あらかじめ決めておかないと、その枠は必ず「緊急だけど重要じゃないこと」に食われるんですよね。
で、私がこの話を持ち込んだのは、単に面白い動画を見たからじゃなくて。カオリコさんの「社長モテる化計画」が言い続けてきたことと、寸分違わず同じだったからなんですよ。仕事ができることでは差がつかない時代に、何で選ばれるのか。人気者に価値がある、推される人になろう。言い方は違っても、指しているものは同じ場所なんですよね。カオリコさんも「まさにですね。やっぱりそこにたどり着きますよね」と受けてくれました。超大手を率いてきた人がAIに振り切った先で行き着いた結論が、個人の核心と輝きと自分らしさだった。この符合、私はけっこう震えたんですよね。
ちょうどこのあたりで、視聴者さんのコメントが画面に出せるようになりました。「ここに出るんだね」「今出ましたね、なんか新しくなったんですか、仕様が」と、ふたりでわちゃわちゃしながら位置を調整して。久しぶりの常連さんの名前が並んで、「声が脳内再生されますね」なんて言い合っている。この空気、アーカイブで見てほしいところです。
『経営者モテ力診断』完成までの全記録 ― 毎週30分で越えた壁


さて、本題の振り返り。私はまず、この経緯が全部AI氣道のブログに残っていることから話しました。いつから言ってたんだっけ、が全部たどれる状態になっている。で、最初の一手は、実は今の形じゃなかったんですよ。
▶ひろくん(11:25〜)「結局AI診断をLINEにつなげようって、僕が初め作ったんですよね、そのClaude Codeで。でもそうじゃなくって、やっぱりカオリコさんがChatGPTで。そこで初めてこのChatGPTと対話して、Codexでアプリ化したらいいじゃんっていう話を、まさにやったら、めちゃくちゃ時間かかったけど、この30分毎週コツコツやって」
ここでカオリコさんが、すかさず正確なツッコミを入れてくれます。「実はかかってないのね、本当はね」。そう、正味の作業時間は2ヶ月じゃない。私も「たぶん1日やれば終わっちゃうんで」と認めました。それを分割して毎週やっていた、というだけの話なんです。
ただ、できあがったものは1日ぶんには見えません。世界に公開しただけじゃなくて、実際にデプロイして、診断結果をスプレッドシートに蓄積して、その結果を利用者ひとりひとりに個別メールで自動返信するところまで動いてるんですよ。「そこまでできちゃったって、すごいですよね」と、私も配信中に素で言っていました。
正味1日ぶんの作業を、2ヶ月に分割して公開でやった。ここ、たぶん本質です。まとめてやれば1日。でも「わからない・怖い・止まる」を含めて全部見せるには、毎週30分ずつのほうがいい。カオリコさんが最初に言っていた「私が右往左往しているところを見てもらう」という意図が、そのまま設計になっているわけです。
途中、話は「推し活」に飛びます。私が持ち出したのは、某韓国のアイドルグループを推している人自身がスターになってしまう現象があるらしい、という話。推し方がすごい人には、その人自身にファンがつく。つまり推し活という行為そのものが自己表現になっている、と。他人の評価を気にせず夢中になっている姿が、そのまま魅力になっているわけです。評価されようと思ってやってると疲れるし続かない。ここは3人とも同意でした。
カオリコさんはここを、診断の話にきれいに戻します。AIで空いた時間を、自分の表現だったり趣味だったり、没頭することに使う。そうすると自分が磨かれて、自己表現も成長も促されていく。だからAIを活用することで、むしろ自分らしさが磨かれるじゃないですか、と。効率化の話が、そのまま「あなたは何者か」の話に着地する。この番組らしい流れです。
そして15分すぎ、いよいよ診断のURLがチャットに貼られます。これがその『経営者モテ力診断』のページ。「リリースおめでとうございます」のコメントが飛んできて、カオリコさんが「ようやくですよね」と。
ここで視聴者さんから「女性も大丈夫ですよね?」という質問が入ります。カオリコさんの答えは即答でした。「もちろんです、もちろんです。男性向けには作ってるんですけど、でも同じだと思います」。つまり性別を問わず、自分の第一印象の現在地を測る道具として使える、と。
使い方のコツも共有されました。自分のことじゃないなと思ったら、たとえばえびさんのイメージで回答してみる。そうすると「この人はこのぐらいの意識でやってるんじゃないか」「ここがもったいないな」と客観視できる、と。
後半は、8回ぶんをNotebookLMに全部入れて作ったスライドで一気に振り返りました。画面には「対話が実装になるまで:社長モテる化計画 LIVE 総集編 2026」というタイトルが出ていて、その中の1枚には「2026.06.16|実装の開始:ChatGPT×Codexの二人三脚」「Milestone: コードを一行も書かずに、全16問の『印象力診断』アプリの実装がスタート。」と書かれていました。コードを一行も書かずに、です。
▶ひろくん(17:49〜)「ついこの数日でCodexにChatGPTが統合されたので、Codexだけで全部対話して実装までできるようになったんですね。なのでCodexをもう使えるようになっている人は、Codexと話をしたら診断もできるし、スプレッドシートに保存してくれるし、ネットに公開もできるし、自動返信メールも作れてしまうということが、今日もうできるようになっています」
📌 越えてきた壁(LIVEで語られた順)
①ローカルの壁——作ったのに「カオリコさんのパソコンでしか見られません」。②デプロイの壁——公開しようとしたら難しくて大変だった。結局Netlifyにドラッグ&ドロップで放り込んだら公開できた。③バックエンドの壁——スプレッドシート保存と自動返信メールで試行錯誤。④「危険ですけどいいですか」の壁——LIVE中にその確認が出てきて、押していいかの判断で止まった。
▶カオリコさん(19:32〜)「危険って言われたから、もうここで止まっちゃうんだみたいな、ゲームオーバーみたいな気分でしたね」
ゲームオーバー。うまい言い方だなあ、と思いました。技術的にはただの確認ダイアログなんですけど、初めての人にとっては「ここで死ぬかもしれない」という表示なんですよね。この4つ目の壁だけは、道具では越えられない。誰かが「大丈夫だよ」と言うしかないんですよね。悪いことこそ宝物、なんてよく言うけど、止まった時間そのものが、あとから効いてくる材料になってると思ってます。
Codexの音声対話デモ ― 電話みたいに話すだけで、仕事が終わる


ここから、私のデモです。前置きはひとことだけ。Codexの音声対話がどれだけすごいかを見てもらえれば、きっと「こんなことできるんだ」とイメージがつく。対話が最強の操作インターフェースになる、それが今日もう出来上がってきているので紹介したい。そう言って画面を切り替えました。
画面を切り替える直前、カオリコさんが先に一番大事な論点を置いてくれました。この人、ほんとに聞き手が強い。
▶カオリコさん(20:29〜)「セキュリティ的に大丈夫なんですかっていうのが、そこですよね。だからそこの判断が私はできなかったから、ひろくんに大丈夫だよって言われることで、なんかこう突破できたっていう。それが分からなかったら、もう作れなかったと思います」
で、画面共有。ChatGPTのデスクトップアプリを開くと、ChatGPTとCodexの2つが選べるようになっている。そのCodexのほうに、今までなかったものが付いていました。「音声対話」、新しい音声チャットです。上部に「New voice chat」と表示され、話しかけたやり取りがそのまま文字で下に流れていきます。
実際に話しかけます。「今ライブ中なんだけど、話できますか?」。カオリコさんからは「ひろくんの声は聞こえてる。Codexの声は聞こえてこないけど、文字で見えてます」と実況が入る。配信の音声設定の都合ですね。
そのうえで本題の指示。診断をより多くの人に試してもらうための戦略を考えたいので現状を確認して、ローカルファイルを見て、と投げました。パソコンの中のファイルを全部読むので、これまでどんなライブをやってきたかも、会議の議事録も、まるごと見にいけるんですよ。
ここがChatGPTとの決定的な違いです。ブラウザの中で完結する相手ではなく、自分のパソコンの中身を読んで、そのうえで手を動かせる相手。カオリコさんも「本当だ、見てる、ローカルファイル確認するね」と画面を追っていました。
▶ひろくん(23:03〜)「ChatGPTと何が違うかっていうと、Codexの場合ね、デプロイしたりスプレッドシートに書き込んだりとかやったみたいに、これからLPを作って、公式LINEを作って、公式LINEのステップを作って、その集客のための今度SNS投稿を作って、その投稿を予約するとかってとこまで全部できちゃうんで」
▶ひろくん(23:54〜)「ここにもう電話で、電話みたいにこの話をしていれば全部仕事が済むんですよ。で、これiPhoneからもできるわけなんで、iPhoneから自宅のパソコンが動くので、外でベラベラ話をしてると全部仕事が終わるんですよ」
ここでカオリコさんの「仕事じゃないね、もう。仕事だけど」というつぶやきが入って、コメント欄にも「セキュリティ的には大丈夫なんですか?」という質問が届きました。もちろん自己責任です。知識がないままやると壊すこともできてしまう。ただ逆に、扱えるようになればパソコンの操作もブラウザの操作も全部できて、しかも今みたいに音声で対話するだけ。だから「誰でも多分使えちゃう」というのが、その場での私の答えでした。もちろん、扱えるようになるまでの練習は要ります。ただ、その練習が「コードを覚える」から「話し方を整える」に変わった、というのがこの日いちばん大きい話でした。
そのあと、私はうっかり業務指示をそのまま声に出してしまいます。「AGI Cockpitでマスターエージェントに今回のプロジェクトを実行するタスクを作ってください。AIマーケティングハブのフル機能を活用してもらって、グリルミーしてください」。えびさんの反応は即座でした。「何を言ってるかわかんない」。
カオリコさんも追い打ちで「料理のレシピかと思った」。そして「それがね、問題よね。グリルミーって何みたいな」。……ごもっともです。グリルミー、料理じゃありません。私が育てている「厳しく質問責めにして要件を詰めさせる」スキルの名前で。ここは完全に私の負けでした。中身としては、AIマーケティングハブという機能からAGI Cockpitという別のツールにつなぎ、その先にいるAIチームのマスターエージェントへ投げると、Codex・Claude Code・Grokといった最新のAIが手分けして動いてくれる——という話をしています。ただ、覚えなくていいんです。入り口で話せれば、あとは全部向こうが調理してくれる。そこだけ持って帰ってもらえれば十分でした。
難しいスキルはいらなくなる ― 最後に残るのは言語化だった


カオリコさんの「言ってることは分かるけど、あんな指示が出せない」に、私はこう答えました。あれは時間がなくて省略した言い方をしただけで、本当はもっと普通に対話していい。「じゃあそれやって」でいい。カオリコさんがChatGPTでやってた対話と同じレベルで大丈夫なんです、と。
スキルとかエージェントとかは、自分が育てているものがあれば使えるという話なだけで、一個一個積み重ねればいい。自分の業務を覚え込ませたAIがいれば、「いつものようにブログ投稿しといて」「1ヶ月分ぐらいX投稿予約しといて」くらい雑でもやってくれてしまう。で、私はここで、夏休みのあいだにもAIは進化し続けるという話につなげました。
▶ひろくん(28:51〜)「今後、今みたいに難しく使うスキルとかがいらなくなってくるんですよ。つまり、どんな目的で誰に何をどのようにっていう、初回にやるコンセプトメイキングとか価値観出しワークとか、あれが超大事になるっていう」
これ、えびさんにも心当たりがあったみたいで。自分のChatGPT(本人いわく「チャッピー」)から、とりあえずやりたいことを100個ぐらい出せ、と言われている最中なんだそうです。そしたらそれで動くようにCodexを動かせるようにするから、と。AIのほうから先に「まずお前を出せ」と言われている。順番が完全に逆転してるんですよね。
カオリコさんはここで、一周回って自分の本業に戻ってきた、と言いました。
▶カオリコさん(29:35〜)「本当にコアと魅力と、何がっていうところの、潜在的なところとか無意識のところに眠ってるものを浮き彫りにして、言語化して投げるっていう。その投げる内容が分からないと、何も作れないっていうことになるから」
AIは横に広げてくれるけど、縦に掘るのは人間の仕事なんですよ。私が付け足したのは、その掘ったものを投げるときの中身の型でした。どうなったら最高ですか、という目的地とゴール。背景文脈——なぜそれをそう思っているのか。あとは素材。この3つがあればOKです。逆に言うと、ここが出せないうちは、どんなに道具が進化しても鍋は空のままなんですよ。
そのあと、えびさんが持ち出したブラックジョークが最高でした。人の行動を見てイラっとすることが、その人の長所である、と。「なんでこんなの早くできねえんだよ」と思うということは、自分にとってはそれが簡単だということ。自分が無意識にできてしまうことほど、自分では価値に気づけない。だから他人の目——あるいは診断——が要るわけです。この日の話がぜんぶ一本につながった瞬間でした。
締めは私のまとめでした。経営者は機能じゃなくて人間だよね、人間的魅力っていうのがこの核心、自分らしい輝きだよね、という話。AI時代はますますこのコア、自分の魅力に気づいて、そして解放することが大事になる。外付けで何か付け足すのもあるけれど、やっぱり内側から輝いていくのが一番だと思ってパワーをかけています——と。画面には総集編スライドの「VALUE 05|結果に、こだわる」「“モテ”は、最強の経営指標である。」の一枚が映っていました。あわせて、9月1日(火)から再開することも決まりました。
そして最後の最後、えびさんが「俺のところに無茶ぶりが来る」と言いながら投げた質問が、いちばん実用的でした。診断で迷う設問があった、と。理想はこっちなんだろうな、でも実際できてるかな。そういうとき、どっちを取るべきなのか。服を選ぶときに相手のことを考えているか、着たい服を着ているか、みたいな設問で結構悩んだ、という具体例つきです。
▶カオリコさん(37:15〜)「背伸びしないで、そのまま答えてほしい。正解はもちろんいい方がいいじゃないですか。でも今の現状を知るための診断なので、そのまま答えてください。良くないからレベルが低いとかっていうふうに思わないでほしいんですよね」
迷ったら2回やってもいい、というのも付け足されていました。パターンごとにアドバイスの出方が変わるから、と。診断って「良い点数を取りにいく」ものだと思うと途端につまらなくなるんですけど、現在地を測るものだと思えば、正直に答えたほうが得なんですよね。
📌 この記事を読んだ今日の一手
1つ目。『経営者モテ力診断』を、背伸びせず今の自分のまま16問答えてみる(3〜5分)。2つ目。出た結果を見て「意外だった1行」だけメモに書き写す。3つ目。そのメモを持ったまま、いつも使っているAIに「これ、私の何が出てると思う?」と話しかけてみる。道具の使い方を覚えるより、この順番のほうが早いです。
よくある質問
- Q. この日のLIVEはどんな回でしたか?
- A. 2026年7月28日(火)15:00からの社長モテる化計画LIVEで、夏休み前最後の配信でした。8回かけて作ってきた『経営者モテ力診断』の完成を、その全記録とともに振り返る総集編です。
- Q. 『経営者モテ力診断』はどこで受けられますか?
- A. 配信内でURLが共有され、診断ページから受けられると案内されました。清潔感・品格・存在感・親近感の4軸/16問/約3〜5分・無料と概要欄に記載されています(配信時点)。
- Q. 『経営者モテ力診断』は女性でも受けられますか?
- A. はい。配信中に同じ質問が入り、カオリコさんが「もちろんです。男性向けには作ってるんですけど、でも同じだと思います」と答えています(配信時点)。性別を問わず、今の第一印象の現在地を測る使い方ができます。
- Q. Codexの音声対話は何がすごいのですか?
- A. ChatGPTのデスクトップアプリでCodexを選ぶと音声チャットが使え、話しかけるだけで自分のパソコンのローカルファイルを読み、そのまま作業に進めます。iPhoneから自宅のパソコンを動かせる、と語られていました。
- Q. ChatGPTとCodexは何が違うと説明されましたか?
- A. Codexはデプロイやスプレッドシートへの書き込みに加え、LP作成・公式LINE・ステップ配信・SNS投稿の予約まで進められる、という違いが挙げられていました。
- Q. 診断づくりでいちばん詰まったのはどこですか?
- A. ローカルでしか見られない、デプロイが難しい、バックエンドの試行錯誤、そして「危険ですけどいいですか」の確認で止まる、の4つです。カオリコさんは最後を「ゲームオーバーみたいな気分でした」と表現しました。
- Q. 診断で迷う設問があったらどう答えればいいですか?
- A. 背伸びせず、今の現状のまま答えてほしい、とカオリコさんが答えています。迷う場合は2回やってもよく、パターンごとにアドバイスの出方が変わると案内されました。
- Q. 次回の配信はいつですか?
- A. 8月はお休みで、9月1日(火)から再開すると配信内で決まりました(配信時点)。この回のやり取りはYouTubeのアーカイブ映像でそのまま確認できます。
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この回、技術的なハイライトはもちろんCodexの音声対話です。でも私が持ち帰ったのは、そっちじゃありませんでした。カオリコさんが越えられなかった壁は、全部「怖い」だったという事実のほうです。ローカルでしか見えない、デプロイできない、ここまでは道具の問題。でも最後の「危険ですけどいいですか」は、道具では解けない。あれは、判断していい人かどうかを自分に問われている画面なんですよ。
私はずっと「抱え込むOS」で生きてきた人間です。全部自分で背負って、全部自分で決めて、倒れる。それを一回やめて、委ねる側に回った。委ねるって、丸投げのことじゃないんですよね。相手が止まったところで「大丈夫だよ」と言える位置にいること。それが伴走であって、道具をどれだけ知っているかとは、実はあんまり関係がない。今回の2ヶ月でいちばん効いた機能は、Netlifyでもスプレッドシートでもなく、あの一言だったと思っています。
で、この「止まる場所を人間が持つ」という話、私も自分のAIチームでずっと格闘しているところで。分身AI.comでは、AIエージェントの品質管理について「直す腕は生えたが、止まる関所はまだない」という記録を残しました。直せる手はどんどん増える。でも止める関所は、まだ人間側にしか置けない。カオリコさんが押せなかったボタンと、私がAIに置きたい関所は、実は同じ話なんですよね。
もうひとつ。この日の締めで話した「内側から輝く」も、精神論に聞こえるかもしれませんが、けっこう実務的な話だと思っています。AIから訊かれたことに答えるだけでコンテンツができてしまう、という現象について前に書いたことがあります。訊かれて答えられる中身が自分の中にあるかどうか。それだけが差になる。えびさんが「やりたいこと100個出せ」と言われていたのも、カオリコさんが「一周回ってヒアリングに帰ってきた」と言ったのも、同じ場所を指しています。
料理で言うと、Codexは火力の強いコンロなんですよ。すごい。ほんとにすごい。でも、何を作るか決まっていない人に強いコンロを渡しても、鍋は空のままなんですよね。競争じゃなくて共創で回すなら、まず自分の冷蔵庫を開けて中身を言葉にするところから。凸凹のまま夢中でいられる場所は、たぶんそこにあります。
今回の40分、その場にいながら、あとから聞き返して線がつながった回でした。この診断がどう育ってきたかは、AI氣道に残っている過去回からもたどれます。とくに前回7月21日の回は、この記事で「4つ目の壁」と呼んでいる権限設定の場面そのものです。もっと知りたくなった方は、ひろくん(田中啓之)のプロフィールものぞいてみてね。
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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成・画像制作にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。