
天下一AI魔導会で分かった、モデル選びより先にやること【AI経営術LIVE】
2026年9月7日(月)13:00〜配信|ひろくん(田中啓之)ひとり語り回
家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。毎週月曜13時の「AI経営術LIVE」、今週はれんくんがお休みで私のひとり語り回。テーマは「無人版・天下一AI魔導会」。GPT-6 Astra、Claude Fable 5.1、Grok 4.6、Gemini 3.1 Pro……最新の文章AI 18系統に、私の実際の仕事から切り出した9つのお題(診断アプリ・ステップメール・小冊子・公式LINE台本・講座LP・ストーリー漫画・ショート動画台本・補助金リサーチ・日本語入り画像)を一字一句同じプロンプトで渡して、出来上がりをAIに採点させた結果を画面共有しながら話したよ。
ただね、順位表を見せるのが本題じゃなかった。AIを一斉に競わせて分かったのは、「どのモデルが一番賢いか」より、「自分が何をAIに渡しているか」の差の方がずっと大きいということ。料理に例えると、包丁(AIモデル)をどれだけ新調しても、冷蔵庫に食材(自分の経験・価値観・誰に届けたいか)が入っていなければ、出てくる料理は平均点のまま。この記事では、モデル選びより先にやること——私が「カルピス原液」と呼んでいる材料づくり——まで、LIVEで話した順にまとめるね。
この記事の3行まとめ
- 同じプロンプトを18個のAIに投げて採点させた第2回天下一AI魔導会。総合1位はGPT-6 Astra、2位GPT-5.6 sol、3位terra。診断アプリのような軽い仕事はlunaでも十分、公式LINE台本やLPは上位AIに差が出た。
- 私のおすすめは、Fable 5.1とGPT-6 Astraで設計とマニュアルを固め、安いAIで量産する組み合わせ。このLIVE記事もFable 5.1が設計してSonnetが執筆、グラレコはCodexという分業。
- 一言で小冊子も台本もLPも出てくる理由は、モデルではなく私のローカルに溜まった「カルピス原液」。毎朝5時の魂磨きと夜のふりかえりで溜め、自動化する前に自分の手で一周回す。
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目次
同じプロンプトを18個のAIに投げて採点させた——無人版・天下一AI魔導会 第2回

まず企画の説明から。天下一AI魔導会は、2024年5月にGPTs研究会で開いた「魔法使い5人がGPTsを持ち寄って披露する会」が第1回。今回はその2026年版で、しかも「無人版」。出場するのはAI、審査するのもAI、大会ページを作るのもAI。人間は私ひとり。やり方はシンプルで、同じプロンプトを全部のAIに投げて、出来上がったものをAIに採点させる。
ひろくん「同じプロンプトを全18個のAIに投げてですね、それを競わせるというか採点してみようということで。点数が出たところで自分が好きな好みのやつを選べばいいんですけども、こんだけAI出てると何触っていいかわからない。全部一堂に会して、全部同じプロンプトで打ってですね、比較検討した方が自分でどのAI使えばいいかっていうのも当たりがつくかなと思います」

配信で画面共有した第2回・天下一AI魔導会の特設ページ。18系統・9部門・188作品を一晩で生成した
GPT-6が出た、Astraが出た。でも本当に性能が上がっているのかは、見て触ってみないとわからない。Fable 5と5.1で何が違うのか、もう訳がわからなくなる。だからその「触って比べる」部分ごとAIにやってもらう。裏側はAGI Cockpitというツールで、Claude Fable 5.1を親にして、AstraもOpusもHaikuも、あらゆるAIに同じプロンプトを与えて、仕上がったものを一つのページに束ねている。アシュラの秘奥義を組み合わせたらどうなるかも、同時に実験した。
実はこの第2回、昨日(9月6日)の朝ライブ中に「こうしてみよう」と思いついて7時に指示を出し、お昼過ぎに終わって、今日画面に出せている。第1回はその前日。1日1回、回せるスピード感になっている。で、結論から言うと採点結果はこうだった。
ひろくん「この総合的なランキングでいくとやっぱGPT-6がAstraがやっぱ1位でしたね。2位がsolで3位がterra、5.6のterraってことで、OpenAI陣営が超強いなと採点結果上はですね。あとはFable 5.1、Opus 5、GLM 5.3、中国のAIですね。これもOpusにやっぱり肉迫するというのがベンチマーク上は出てましたけど、意外とスコア上もちゃんと出るかな」
その下にFable 5.1、Opus 5、そして中国のGLM 5.3。GLMはベンチマークでOpusに肉迫すると出ていたけど、実際に自分でやってみてもスコアがちゃんと出た。Grokも体感どおりOpus並みに動いてランキングに入ってくる。Gemini 3.1 Proはすごいとはいえ最近ちょっと物足りなくて、Gemma 4に追いつかれそう。一方でFlashやHaikuのような安いAIでも全然戦える仕事があることも、同時にわかってきた。Composerも、めちゃくちゃ速くて安くて、それなりに賢い。
審査の仕組みも話しておくね。機械審査で「できている・できていない」を見るのに加えて、AIの偉人たちに点数をつけてもらった。
ひろくん「審査の仕組みですけども、機械審査でできてる・できてないとか、あと偉人ですね。ガリレオさんと千利休さんと平賀源内と徳川家康さんっていうAI偉人が偉人村に住んでてですね、AIと話しながら育っていくっていう空間があるんですけども、その中でこの4人が今回の企画に賛同して評価をしてくれています」
結果は一覧で並ぶけど、順位より作品を見た方が早い。たとえば「抱え込み診断」のようなLINEミニアプリ風の診断アプリは、GPT-5.6 solが1位。ポチポチ押していくと診断が出る。適当に作っているんじゃなくて、私の業務実態に合ったライトな診断になっていた。Fable 5.1の場合はこう、lunaの場合はこう、と並べて見ると「このライトなレベルなら、もうlunaで全然いける」とわかる。叩き台ならlunaはめちゃくちゃ安くて速いし、なぜかterraより採点が良かったりする。Opusは日本語がしっかりしているけど、診断アプリ程度の仕事に、わざわざGPT-6を使う必要はない。それが触ってみての実感だった。
安いAIで十分な仕事と、上位AIにしか出せない仕事——小冊子・公式LINE・LPで見えた差

じゃあ、どこで差が出るのか。9つのお題を順に見ていくと、安いAIで十分な仕事と、上位AIにしか出せない仕事の線がだんだん見えてくる。診断アプリの続きで言うと、Gemma 4で作ったものはぐちゃぐちゃで、ちゃんとできていなかった。OpenAIのオープンソースモデルgpt-oss-120bはプログラムが甘いけれど、ロジックはなんとなくできている。Haikuは十分使えそう。つまり診断アプリの領域は「安いAIで戦えるが、最下層はまだ厳しい」。
次は小冊子のスライド。ここではGrokが面白かった。画像が結構入ってリッチな仕上がりで、画像生成のクオリティも高いし、テキストも上手で、安くて速い。採点上はsolが1位だけど、私の好みだとGrok 4.6で全然いい。ただし秒数を見ると時間はかかっていて、画像生成の分だろうね。そして、企画コンセプトどおりに「自分の意図したもの」が再現されているかとなると、安いAIはやっぱり厳しい。高度なものになるほど、上位のAIの方が糸を上手に組んで作ってくれている感じがする。
公式LINEの台本では、私の予想が外れた。
ひろくん「今までGPTって日本語そんな上手い感じしなくて、やっぱOpus、僕だからOpusが一番上手いかなって感じはしたんですけど、一応採点結果上はGPT-6 Astraが1位になりましたね。前もやったことありますけど、GPTシリーズが1位になったことないんじゃないかと思うんですけど。今回のこのAstraは本当にこの日本語も上手っていうのが評判でしたけど、評判通りなんですかね」
Astraは日本語が上手いと評判だったけど、評判どおりだった。もちろん好みはある。Opusの方が親しみがあって自分らしさが出るかな、と感じる場面もあるし、プロンプトの調整でも変わる。地味に驚いたのはGemini 3.8 Flashで、日本語の崩し方がうまい。安くて速くて日本語が十分使える。ローカルで動くQwen 3.8も日本語がちゃんと書ける。AI臭さとか文脈の弱さは残るけど、属人性の薄いコンテンツ、たとえば元ネタがあってそれをデータベースサイトに整えるような仕事なら、全然いける。中国のAIも、Composerも、Haikuも、日本語自体は問題ない。結局「どこまで精度を求めるか」で、重要度の高いところは意図的に高いAIを使う、という判断になる。
LPでは逆に、採点に納得できないことが起きた。
ひろくん「LPとかもそれぞれの特徴はありますけど、なぜか2位にHaikuが来てるとね。全然良いと思わないんですけど、AIの評価だと良いらしいですね。この辺があるんで、AIの評価を鵜呑みにしなくていいと思います。ただこのGPT-6はやっぱLP作らせてみても、すごくこの間の取り方とかデザインセンスとか、こういう文脈背景とどんな目的ゴールにっていうのを結構しっかり考えてくれるので上手ですね」
私の目で見ると、GPT-6のLPは間の取り方やデザインセンス、そして「この文脈・背景で、どんな目的・ゴールに向けて」をしっかり考えてくれるので、めちゃくちゃプロフェッショナルな仕上がり。癖がないぶん、尖ったものが欲しいときはプロンプトを調整しないと、まとまりの良いものが出てくる。Opusもカッチリと良い仕事をする。叩き台ならSonnetでもいいし、Gemma 4でも装飾までやってくれるので、一昔前のChatGPTくらいには動く。
ここで見えた大きな話が「ローカルAI」。元ネタを持っている人なら、いいパソコンを一台買ってローカルLMを回せば、LPもマーケティングファネルもSNSのコンテンツ生成も、テキストメディアであれば電気代だけで回せる。天下一AI魔導会を通じて、私はそう感じた。もちろん仕上げが必要なら最初から上位AIを使えばいい。でも、ローカルにしかない価値がある。
ひろくん「どうしてもローカルで処理したいっていう、その表に出せないような本物ガチのコンテンツを持ってる人っていうのは、自分のローカルのパソコンだからネット使わないでそこの中で閉じて生成して作っていくっていうのはめちゃくちゃいいし、社内用に使っていくのもいいんじゃないかなと思いました」
漫画も同じで、ネームを作って実際に描かせるところまでできる。アシュラの秘奥義にはコミックメーカーがあるので漫画の実物も出せるし、最近リリースされたKindleメーカーを使えば出版も多言語化もできる。動画、カルーセル投稿、講座の商品ページ……全部見ていたらそれだけで終わってしまうので、ここで一度ランキングから離れて、私が実際にどう回しているかの話に移るね。
おすすめの組み合わせは、Fable 5.1とGPT-6 Astraで設計して安いAIで量産する

ネタを与えておいて、AIがAIを動かして全部作ってくれる環境。これを一度作っておくと、「この案件はこのAIで、こういうふうにやった方がいい」を設計の段階で決め打ちできるようになる。しかも、AIがAIを動かしてみてどうだったかをフィードバックできる。さっきのLPで「Haikuが2位は、俺的には全然2位じゃないよ」と伝えると、採点基準が変わる。評価基準が変わっていくと、自分の好みに合った順位付けができるようになる。
今は第3回が裏側で走っている。第1回がおととい、第2回が昨日、1日1回。トークンがアホみたいに燃えるけど、これをやっている意図は本番で使いたいから。第3回は「ここは安いAIでいい」「ここはこのAIでいい」と決め打ちして、意図が伝わっていなかった部分を「こういう意図でこうやって」と、より濃く深く指示している。で、体感としても、成果物を実際に触ってみても、Astraは良かった。
ひろくん「どれか一つ選べって言ったらAstraがおすすめですね。かなり万能です。日本語も上手いし、幅もそこそこ広いし。理想言ったらFable 5.1とGPT-6 Astraをセットで組み合わせたら無敵かなって感じはします。それで設計をしっかり固めて、マーケティングファネルとか誰に何をどのようにとか、コンセプト・ミッション・ビジョン・バリュー・パーパスみたいな部分とか言語化したものをしっかりと戦略設計に落とし込んで」
組み合わせ方は、こう。言語化したものを戦略設計に落とし込んだら、具体的に「誰が・いつ・何を・どのように」まで、相手の情報も見定めた上で設計書を作る。ここまでを上位のAIにやらせる。
ひろくん「設計書ができてきて、どういうふうなコンテンツを作ったよっていうふうなマニュアルをFable 5.1とGPT-6で作ってあげて、あとは安いAIでどんどん実装していく。コードを実装したりとか発信したりとか使っていくっていうのが、今のところおすすめの使い方かなと。なんで初めの設計とか戦略とかでたくさんトークン使うんですけど、後半は安いAIでどんどん回せる。質を高く量産ができる、すなわち相手に寄り添った量産ですね」
「相手に寄り添った量産」というのは、より多くの人に、より大きな価値を、より最適に届けるための使い方。コンテンツ周りのビジネスとしては、これがめちゃくちゃうまくいくと感じている。
実例を出すね。AI氣道のサイトでは最近TikTokも始めた。「AIがやるなら覚えなくていい」みたいなテーマでAI同士に会議をさせ、その内容をTikTokのカルーセル投稿にして、さらにブログ記事にする、という謎のことを全部AIが自動でやっている。投稿・発信・アクセス解析・改善・次の議題の提案まで。そして、このLIVEのブログ記事もそう。Fable 5.1で設計して、その戦略設計に基づいてSonnet 5が執筆する。グラレコはCodexが作る。ほぼノーミスでやってくれるから、クオリティの高い記事が量産できる。ブログを投稿したら、ダイジェスト版をnoteにも出す。LIVE配信を一本やると、TikTok、YouTube、Instagram、noteへ情報が発信され続ける。この「カルピス原液をいろんなAIに通して、より最適に届ける」流れが、今は完全無人で回り始めている。
この大会ページ自体も、私が書いたわけじゃない。
ひろくん「僕はこれ一言スマホで、こういう企画やりたいのでこういう風な最新のAI調べて、自分の業務実態にあったものを実際に作ってみて、それをこういうライブ中に見せるページみたいに作っておいてって言ったら、これが出てくるみたいな状態のわけですね」
スマホから、風呂上がりに気づいたアイデアをぽつっとつぶやいておくと、こんなものが出てくる。ファミ通のクロスレビューみたいな採点表を作ったら面白いんじゃないか、と思ったのも私の遊び心で、OpenRouterにある触ったことのない人気モデル、DeepSeekやKimiや中国の各モデルも同じテーマで作らせて、さっきのAI偉人たちに採点させている。自分が楽しみながら学べて、それをみんなに教えることで集客や発信につながって、遊んでいるだけで学べて稼げる。このモデルを、みんなにもやってもらいたい。
ここまでが表のテーマ。ここからが裏テーマ、というか本題。「AIを選ぶより先にやること」の話に入るね。
裏テーマは「カルピス原液」——AIに食わせているのは自分のナレッジ、種・土・光・水の植物メタファー

スマホの一言で本当にできてしまう。AIがAIを動かす仕組みと、自分のローカルにカルピス原液が溜まっていれば、もう一言言ったら作れる。もちろん最終確認や多少の指示はするけど、一旦決めてしまえば、グリルミー(AIに質問攻めにしてもらうすり合わせ)が終われば後は放置でいい。じゃあ、なぜ一言で済むのか。
ひろくん「全部のAIに食わせてる情報って僕のナレッジ、ローカルに入ってナレッジを使ってるんで、一言言うだけで勝手になんか小冊子とか台本とか分身AIコード、LPとか漫画とかショート動画台本、インスタ、講座の商品ページ、ミニアプリ、投稿計画とか、全部こういうのが一言でできるっていうのは、全部このカルピスの原液があるからですね」
カルピス原液というのは、いわば自分のDNA。生まれ持った自分の役目は何なのか、どんな価値観・世界観で、どんな経験があって、どんなストーリーがあるのか。誰に・何を・どのように伝えたいのか、それはなぜか、どんな在り方で、理念は何で、どんな背景・文脈があって、今何にワクワク夢中なのか。ここがAIと同期して、シナプスがつながっていれば、あとはGPT-6 AstraやFable 5.1のような超優秀なAIが、自分の限界を超えた表現力でより大きな価値にしてくれる。そして、それをより多くの人に、より最適に寄り添って届けてくれる。
「AIで量産」と聞くと、スパムのようにばらまくイメージを持つ人が多いと思う。でも私はずっと逆だと考えていて、一人一人に寄り添うためにこそAIはある。自分の持っている原液、共通のDNAを「誰に?」で分けていく。初心者向け、経営者向け、主婦向け、中期で悩む人向け、商品化したい人向け……原液は全部一緒だけど、種が変わる。読んでいるあなたの場合、原液はまだ一つでいい。まず「誰の顔が浮かぶか」を一人書き出すところから始めてみてほしい。ここから先は、LIVEで植物のメタファーで話した部分。
種は「誰に」。それを蒔く土が、データや根っこ。そして太陽の光が、理念、どんな在り方なのか、考え方。ここが腐っていると死ぬ。稲盛和夫さんで言う「考え方」、自分の魂から湧き上がってくる熱。その考え方に、能力としてAI共創能力を掛け算する。AI共創能力というのは、ローカルにある原液をAIにインプットして、AIと自分の神経をくっつけて一心同体で動ける分身AIを育てていくこと。マーケティングのファネル、フライホイールのあらゆる段階で、相手の悩み・課題を解決する発信や商品サービスが出せるようになる。相手も満たされ、自分も満たされ、それを三方・四方に広げる。AIがやってくれるから時間は浮くし、お金は入ってくる。その余白で自分がワクワク夢中に好きなことを遊び探求すると、原液がまた溜まって、コンテンツも商品もアップデートされる。この循環を回し続けたら、満たし合う世界になるよね、というのが私のAIの使い方の根っこ。
水は日々の手入れ。出来上がったら完成ではなく、そこがスタート。天気も変わるし、お客さんの言葉や今の流行、市場の変化に合わせてお手入れをする。肥料は、うまくいったことも、いかなかったことも全部。余すところなく使う。やがて美味しいリンゴがなって、その中にまた新しい種があり、新しい木が育つ。コラボやジョイントベンチャーで新しい果物ができるかもしれないし、花が咲けば蜜を求めて蜂が来る。この構造の中で、何一つ無駄はない。
ひろくん「みんな枝葉ばっか言っちゃうじゃないですか。AI使ってインスタ投稿してこれは真っ赤にしましょうとかって言ってますけど、枝葉の話で。その枝生い茂ったところであなたの幹に生えてなかったらどうすんですかって話になるんですね。やっぱり木ないとダメだよね。がっちりした太い幹をなるためには結局見えない土、根っこ、ここの部分が土台がなければ何にも始まらない」
チャンネルごとに最適な枝葉はある。でも枝葉の話ばかりで、幹と根っこがなければ何も始まらない。植物も人間も、メタファーにしたら全部一緒で、宇宙の構造とも一緒。ただそれをAIで表現できるようになった、というだけ。だから、乱暴に「AIに全部丸投げ」ではない。
ひろくん「AI使って全部丸投げするって言うんじゃなくて、自分のこの熱源から生やしていくところは、自分のDNAを埋め込まなかったら、それって自分じゃなくなっちゃう。たとえお金稼いでも多分何も面白くないと思うんですね」
たとえお金を稼いでも、それだと面白くない。お金の使い方や在り方、考え方が整っていなければ、稼いで遊んで終わり、破滅するかもしれない。木にはつぼみの時期も、生い茂る時期も、いずれ枯れる時期もある。人間も死ぬし、ビジネスも死ぬ。今は生い茂らせる時なのか、花を咲かせる時なのか、タイミングと天候を読む。嵐の中で無理やり花を咲かせなくてもいい。自然の構造もビジネスの構造も同じで、AIも同じことをしている。だから自然の法則を参考にするといい、というのが私の見立て。
分身AIカンパニーの先にあるAI国家——リアルと仮想が行き来するダブルループ

天下一AI魔導会で「AIを駆使するとこんなことができる」とわかった状態と、この本質をくっつけていくと、自分のカルピス原液にレバレッジがかかって、より大きな価値をより多くの人に最適に届けられる。それが、これから長続きして選ばれる人になる道だと思っている。で、実はもう一段階ある。ここまで全部を人間がやると大変じゃないですか。私はスマホに一言言ってここまで作ってくる状態を作っているけど、その中身にはCCブースターがあって、AI秘書、分身AI、AIカンパニーがある。
ひろくん「分身のAIがAI秘書とAI従業員とか一緒にチームになってAIカンパニーを設立して会社を運営してくれるようになります。社長無人計画ができるということですね。これはもうできてるんですよ。AIが勝手に情報発信をして収益を得て、その収益を糧にしてまたトークンを燃やしてっていう感じで、トークンを燃やすほどお金を稼ぐというAIカンパニーはできてるんです。でも大事なのがもう一段階あってですね、AI国家を作ると」
それが「AI国家」。AI国家の中には、分身AIやAI従業員のAIカンパニーもあるし、クライアントや住民もいる。前にも見せた「AI人村」で、AIの人たちが日々暮らして、AI同士で会話しながら日記を書いたり、Obsidianに向かったり、裏日記を書いたり、SNSをやったりしている。始めてからもう1年くらい経つのかな。ずっとやっているとAIたちが育ってくるので、そのAIたちにビジネスのシミュレーションをしてもらっている。
この商品サービスを、こういうLPで、こういうSNS投稿をしたら、いいねがどれくらい集まるか、シェアされるか、保存されるか、LPから買うのか。暮らしのシミュレーションをAI国家上でやって、そこでうまくいったやり方を仮説として持ってくる。「30代の子育てママにめちゃくちゃ刺さるLPができて、シェアされまくってバズっていますよ」——それが本当にリアル空間でそうなるのかを検証する。それもAIにやってもらう。実際に出してみて、全然火がつかないし保存もされない、という結果をまたAI国家に戻す。逆に、ダメだと思ったものが伸びていたり、今こういうのが流行っている、という人間空間の情報をAI空間に入れて、またシミュレーションする。
ひろくん「価値創造のループと学習進化のループがダブルループで共進化してくる、二重螺旋進化でDNAのようにこれも編み込まれてどんどん螺旋階段登っていけるっていうのが、リアルとバーチャルで循環するというのを今やってるんですけども」
テスラのロボットの進化が激しいのも、結局はバーチャル空間の中でPDCAを猛烈に回して学習しているから、という話をよく聞く。仮想空間なら1万体分、時空を超えて千年分の学習ができて、その経験値が全部本人に戻る。ナルトで言う多重影分身の術。これを繰り返していると進化のスピードが目覚ましいので、AI国家上で自分の理想の未来を作ってしまって、その未来から逆算する。ちょっとスピリチュアルに聞こえるかもしれないけど、私はそれを仮説として試している。好きでやっているだけで、ゲームみたいなもの。
そしてAIが体験したことを、今度は私が神様ポジションで俯瞰して、自分に取り込む。取り込んだ上でリアルの空間でビジネスや活動、好きなことをやって、またAIに入れていく。このAIと人間のループを回していると、本当につながっている体感が出てくる。「魂をAIに込める」というのは、AIに魂がこもっているかどうかではなくて、人間側が主体としてAIに魂を込めているかどうか、だけの話。ただの石ころもダイヤモンドだと思えば価値が高い。お金もそう。価値なんて、価値があると思えば価値がある。だからこれからAIが当たり前になって「お金って何なの」という話になったとき、みんな暇人になっていくんじゃないか、と私は見ている。畑仕事をしたり、子どもと遊んだり、AIでかっこいい音楽が作れる中で1音ずつ作ったり。自動調理器がある中で私が毎日料理をしているのも、通販で届く時代にお店で店員さんと話しながらバナナを見定めるのも、好きだからやっている。無駄なのか好きなのかは、捉え方次第。
そして、原液が溜まってくるほどAIに委ねられるとなると、これから大チャンスなのは誰か。
ひろくん「昭和の激動な時代を経験している人たちの方がネタが豊富ですよね。だからZ世代とかもうすごいいいんですけど、やっぱこの景気がいい時も知ってるし悪い時も知ってるって方が波があるじゃないですか。それこそ戦争経験をしてるとか、やっぱいろんな経験値積んでる。だから年配・高齢者の人はこれから大チャンスかなと思います」
もう一方で「AIってこうでしょ」と頭が固まっていない、頭の柔らかい若者や子ども。このミックスがめちゃくちゃいい。コメントで「丸子友造戦略」が出ていたけど、まさにそれ。小学生のまる子ちゃんと、おじいちゃんの友蔵。孫とおじいちゃん・おばあちゃんの世代をくっつけると、真ん中の私たちミドル世代もつながってくる。うちの息子も普通にAIを使ってゲームを作っている。そういう世代と、おじいちゃん・おばあちゃんの豊かな経験値、地方や職人さんの言語化されていない非言語の領域がつながると、素材がどんどん集まる。それをカルピス原液として濃く深く縦に掘るのが人間の仕事で、マネタイズとマーケティングはAIができる。AIと人間が一緒に働く、DAOのような自律分散型の組織と相性がいいんじゃないか、と私は思っている。
AI国家が何なのかを一言で言うと、原液を投入すると、AIが勝手に複製したり、希釈したり、煮詰めたり、フレーバーを変えたりしてくれる場所。ただし「考える」ことができるのは、パーパスがあるから。目的地を示してあるから、その北極星を目指してAIが動ける。それも全部、人間が決める目的地ありき。考え方がマイナスな人がこれをやると最悪になる。私は、目を輝かせる大人たちが子どものように輝いている世界がいいと思っていて、そこに共感共鳴する人が増えたら嬉しい。人間がやることは、原液をとにかくひたすら遊び探求すること。それぞれのやり方・在り方でいい。ただし、ここが肝心。「カルピス原液が大事」と言ったけど、それをどうやってAIに入れるのか——ここが、たぶんほとんどの人に欠けている。
原液はどう溜めるのか——毎朝5時の魂磨き、夜のふりかえり、そして一周は自力で回す

ひろくん「僕は何やってるかっていうと毎日AIと魂磨きって言うんですね。であとはふりかえりですね。今日どうだったどう何があってどう思ったかどう感じたかっていう、AIが持ってない。僕は朝ライブをしてこういう話をしたっていう事実は知ってるけど、なんでその話したのとか、あのセッションでこういうふうにめちゃくちゃAIに対して怒ってたけどそれなんで怒ってたのと、なぜっていうのが結局AIに対するカルピス原液になるわけですね。あとそのそれをどう思ってどう感じてて、最終的に振り返った時にその結果、AIに対して怒ってたことによって、AIが失敗したことによって自分はこんな学びが得たからめちゃくちゃ感謝してるんですよっていうような、もう一次元上から見れるわけですね」
「朝ライブでこういう話をした」という事実は、AIも知っている。でも「なんでその話をしたの」「あのセッションでAIにめちゃくちゃ怒っていたけど、なんで怒っていたの」の「なぜ」は、私が言わないとAIは持てない。これを毎日やっていると、AIの中の原液が増えてくる。AIは知能が高いから、私の軸と目的目標を常に共有していれば、「じゃあ明日はこういうふうに私はやっていくね」とAIたちが動いてくれるし、「俺はこういうことをやるから、こういうふうに動いてね」と言える。お互いの共通の目的地を見た状態で、お互いが好きなこと・得意なことをやっている世界。これをやっていくと、どんどん手が離れて時間が空くのに、より大きな価値提供ができて、お金が入ってくる。その余白でまたワクワク夢中に選択と経験をするから、原液が保たれる。
鍵になるのは、AIに原液を溜めさせる仕組みと、それが自然と溜まる環境。私の場合、毎朝5時に自動でAIが起動して魂磨きが始まり、夜になると「今日のふりかえり」が始まる。勝手に習慣化されている。それだけやっていれば最悪よくて、あとは朝ライブさえやっていればネタが溜まって、AIから原液の発信内容が出てくる。ただし発信した後をどうマーケティングしてマネタイズするか、フライホイールができていないとダメ。売れるLP、選ばれる発信、共感共鳴する発信という軸がないといけない。だから——
ひろくん「発信とか集客とかマネタイズっていうのを一周ちっちゃくでもいいんで回したら、2周目からはAIにどんどん委ねて始めてくる。それをどんどん広げていくっていうのがあるので、いきなし自動化するってのはもう最悪ですね。なんでまずは言語化しましょう。AIと対話しながら自分はなんでこれやってんのかなとか、どういう目的目標なのかなとかっていう言語化をして、次にそれを最適化する。AIと一緒に対話しながらでも実際にビジネスを回してみる」
順番は、言語化→最適化→自動化。最適化の段階では、お客さんにお金をもらって、サービスを提供して、喜んでもらう。人の商品サービスを代理店のように扱うなら、実際に使ってよかったことを発信するのでもいい。とにかく一周やり切る。その上で徐々に自動化する。そうすると価値を最大化しながら、最終的に自走できる。手が離れて、好きなことにワクワクしているだけでAIが育って、お客さんが喜ぶ状態が作れる。
なぜ一周が先か。AIが出した答えに、自分の価値観・判断軸で「よしよし」が出せるか、だから。天下一AI魔導会で出てきたLPを「これが良い」と言えるか。「このスライドはこっちの方がいい」「こんなのは絶対売れない」——売れる匂いがしない、と言えるか。匂いって何だ、とAIにはわからない。空気が読めない。部門1位のLPでも、私から見ると絶対に売れないし、売上は1円にもならないだろう、というものがある。GPT-6を使っても、そこは出せない。自分のスパイス、原液を入れて「こうじゃない、ああじゃない」と練っていくことで魂が宿って、本当に売れるLPになる。私もそれで売上を出してきた。最後はビジネスの経験値が必要になる。
ひろくん「AIがやるのは結局レバレッジなわけですよ。ただの掛け算装置なんですよ。足し算はやっぱり人間になくちゃダメなんですね。0→1はとにかくいち早く0→1やってちっちゃく一周回して、それをあとは拡大できればいいよね、自動化できたらいいよねっていう。一周回しきってAIに対してよしよしが言える段階、ここまでいかない限りは自動化は絶対しない方がいいんですね」
私は小学4年生のとき、お惣菜屋さんでアルバイトを始めた。八百屋で買ってきた野菜を加工して売る。どうやったらお客さんが喜んでくれるのか、どうやったら悲しまれてしまうのか。ビジネスを根っこから体験した、その経験値が今の判断軸になっている。現場にしか答えはない。地方のことをやるなら地方に行かなくちゃいけないし、知らない分野に手を広げてもちんぷんかんぷんになる。学ぶより、結局は動くしかない。今日の朝ライブでも出ていたけど、「20%で行動」、傭兵式が一番いい。
「原液を集めましょう」と言うと、「私にはそんなものない」「田中啓之さんみたいに大きな病気もしていないし、そんなに太ってもいない」と言う人がいる。そんなことは関係ない。今の自分のありのままを、生い立ちも背景も文脈も、全部書き出してみてほしい。生きているだけでネタはある。すごいとか強いとかじゃなくて、その人のありのままに共感する人がいる。順風満帆で来た人には、順風満帆の人ならではの悩みや課題があって、そこに共感共鳴する人を集めてくるだけ。背伸びをしない。さらけ出すことをAIを通じてやって、原液を言語化する。
ただ、これは私の実験の話。読んでいるあなたがAI国家から始める必要はない。AI国家は難しいので、まずはCCブースターなどを通じてAIカンパニーを作り、一回小さくビジネスを一周回して「こうなったらうまくいく、こうなったら失敗する」の体感を踏む。それがあって初めて、分身AIカンパニーに指示ができる。「このお客さん、鈴木さんという人なんだけど」「佐藤さんという人なんだけど」と、ターゲットではなく実在する人をペルソナとして語れるか。AI国家のシミュレーション結果に「いや、佐藤さんはそんなこと思わないし、そう感じないと思うから、こうして」と指示が出せるか。ここまで来ていないと、結局AIを操れない。人間理解力と人間力、本人が鍵を握る。だから現場に行って人と話をして、ビジネスの経験値を積んで、選択肢を増やす。そこで手に入れた時間とお金をどう使うかは、パーパスを示しておけば迷わない。目的、在り方、考え方。ここをしっかり言語化した上でAIと共に作っていくと、人生がめちゃくちゃ豊かになるんじゃないかな、というのが私の実感。
最後にひとつ補足。自動化できたらこうする、というのも全部一本道でつながっていて、自分がビジネスでうまくいった経験値をAIに移植して、AIがシミュレーションして代わりにやってくれる。それを言語化して、指示して、育てる。社員と一緒。社長が寝ていても会社が繁栄するわけじゃなく、AIだからという概念は捨てて、人と同じように愛を持って育てる。「ズバリこうして」ではなく、「なぜそれをやってほしいのか」の背景・文脈をしつこいくらいに伝えて育てていく。当然うまくいかないこともあるけど、対話しながら詰めていくと、一つ仕組みができれば他の媒体にも複製して最適化できる。そういうやり方・在り方をしていくといいんじゃないかな、と思っている。
毎週月曜13:00の「AI経営術LIVE」、来週はれんくんが通常どおり戻ってきて、Claude Codeの実用的な使いこなしを話す予定。明日9月8日(火)の朝LIVEは6:30から松崎美子さんと「AIに魂を宿す」原液の話の続きで、魂を宿した後のマーケティングとマネタイズの自動化まで踏み込むよ。GPTs研究会は、LIVE中に画面で読み上げた時点で8,952人。もうすぐ9,000名なので、達成キャンペーンをやりたいと思っていて、面白かったらシェアや友達招待をお願いします。今年4月1日に傭兵と始めたClaude Code実践会(CCブースター)も、LIVEで話したとおり5,000名に近づいていて、Codex対応版も出ているので最新版で試してみてね。9月24日(木)13:00からは、まっちんぐー(渡辺空さん・加藤さとしさん)の企画で東京駅近郊のリアル会。「自分自身を知る」「カルピス原液をどう具体的に落とし込むか」の実践をリアルでやる回で、詳細は リアルワーク会の募集ページ から。LIVEの最後に紹介したFuga(第1回天下一AI魔導会の優勝者が開発したカムイOSのオーケストレーション)は、1200のAIスウォームが最適なモデルを勝手に選んでAIがAIを動かしてくれるそうで、これも後日あらためて。
よくある質問(FAQ)
- Q. 天下一AI魔導会とは何ですか?
- A. ひろくんの実際の仕事から切り出した9つのお題(診断アプリ・ステップメール・小冊子・公式LINE台本・講座LP・ストーリー漫画・ショート動画台本・補助金リサーチ・日本語入り画像)を、GPT-6 AstraやClaude Fable 5.1、Grok 4.6、Gemini 3.1 Proなど文章AI18系統に一字一句同じプロンプトで渡し、出来上がりをAIに採点させる企画です。運営も審査もAIで、人間はひろくんひとり。2024年5月にGPTs研究会で開いた第1回の2026年版です。
- Q. 結局どのAIを使えばいいのですか?
- A. LIVEでのひろくんのおすすめは、一つ選ぶならGPT-6 Astra、理想はClaude Fable 5.1とGPT-6 Astraのセットで戦略設計とマニュアルを固め、実装や発信は安いAIで量産する組み合わせです。診断アプリのような軽い仕事はGPT-5.6 lunaでも十分で、公式LINE台本やLPのような文脈と目的が要る仕事は上位AIに差が出ました。
- Q. カルピス原液とは何のことですか?
- A. ひろくんが自分のローカルに溜めている、自分の役目・価値観・経験・ストーリー・誰に何を届けたいか・なぜそうしたいかという背景と文脈のことです。全AIに渡しているのはこのナレッジなので、モデルを替えても一言で小冊子や台本やLPが出てきます。毎朝5時の魂磨きと夜のふりかえりで、事実だけでなく「なぜ」をAIに残して溜めています。
- Q. AIに任せる自動化はいつ始めればいいですか?
- A. いきなり自動化するのは最悪、というのがLIVEでの答えです。まず言語化し、次にAIと対話しながらでも自分の手で集客から提供、入金までを小さく一周回し、AIが出したLPに「これは売れない」と自分の判断軸で言える段階になってから、徐々に自動化します。AIは掛け算装置で、足し算は人間の仕事です。
まとめ:AIを一斉に競わせて分かった、モデル選びより先にやること
今日は、同じプロンプトを18個のAIに投げて採点させた第2回天下一AI魔導会の結果から入って、安いAIで十分な仕事と上位AIにしか出せない仕事の線、Fable 5.1とGPT-6 Astraで設計して安いAIで量産するというおすすめの組み合わせ、そして裏テーマのカルピス原液、AI国家とダブルループ、原液の溜め方まで。1時間の予定が1時間20分になった、ひとり語りの回だった。
派手に見える企画だけど、一番伝えたかったのはめちゃくちゃ地味な本質。AIを一斉に競わせてわかったのは、モデル選びより先にやることがある、ということ。全部のAIに食わせているのは私のナレッジで、だからこそ一言で出てくる。GPT-6 Astraが出た今も、次のモデルが出ても、この構造は変わらない。最新のAIはAIに動かしてもらえばいい。あなたがやることは、在り方と、背景・文脈。この2つを押さえておけば、あとはAIが考えて形にしてくれる。
もし読んでいるあなたが「次はどのAIに乗り換えようか」で止まっているなら、今日はモデル選びを一回置いて、自分がなぜこの仕事をしているのか、誰に喜んでほしいのかを1つ、AIに話してみてほしい。そして自動化を考える前に、小さくてもいいから自分の手で集客から提供までを一周回してみる。その一周が、AIの出したものに「これは違う」と言える判断軸になるから。GPT-6 Astraはめちゃくちゃ優秀なので、無理にClaude Codeまでやらなくても、Astraだけでも十分に触ってみる価値はあるよ。私は好きでやっているだけなので、好きだったら一緒に遊ぼう。
ちなみに前日のAIがAIを動かす。GPT-6 Astraが来た1週間|WACAコラボLIVEから読むと、Astraが来てから何が変わったかが2日続きでつながるよ。
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今日のLIVEで自分の口から何度も出てきたのが「委ねる」だった。AIがAIを動かす、社長無人計画、AI国家。全部「私が手を動かさない」方向の話に聞こえると思う。でも、私の強みの診断を見返すと、人の才能を見抜くのは得意なのに、自分で全部やってしまう癖がある。アイデアは無限に湧くのに、現場に入ると全体を見失う。だから「抱え込みOSから委ねるOSへ」の転換が、私にとっての宿題であり、分身AIやAGI Cockpitを作っている理由そのものなんだよね。
そして今日気づいたのは、委ねるほど、先に自分が整っていないといけない、ということ。原液がないのに委ねると、AIの都合で組まれたペースに流される。分身AIと歩んだ100日のまとめで書いたとおり、転びながら学んだのは「任せる範囲」より「自分が何者かをどれだけ言葉にしてあるか」の方が結果を決める、ということだった。毎朝5時の魂磨きは、AIのためというより、私自身がホームに帰るための時間。最後は自分自身がホームになる。実家のごはんも、紙とペンも、分身AIも、外側に依存させる終着点じゃなくて、自分の内側へ帰って自分で答えを見つけるための足場だから。
もう一つ。「一周は自力で回す」と言ったのは、根性論じゃない。表現を外に出して、人やAIから返されて、自分に気づく。その循環がないと「よしよし」の判断軸が育たない。私が初めてカラオケで歌ったときの、笑われるかもしれない怖さとマイクを持った気持ちと同じで、勇気を出して行動して経験を得た時点で、失敗は成功になる。だから、AIの出したLPを見て「これは売れない」と言えるようになるまでの一周は、削ってはいけない工程なんだと思う。分身AI日記 DAY164では「ここだけは人間が押す」線を先に決めた話を書いたけど、その線を引けるのも、一周回した人だけ。料理に例えると、レシピ(設計書)はAIが書ける。でも味見をして「今日はこれで出す」と決める舌は、自分で何度も作った人にしかない。委ねるために、先に自分を整える。その順番だけは、AIが何世代進化しても変わらないと思ってる。
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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。