WATCH REPORT / AI仕事術

Codex GPT-5.6とClaude Code Fable5の使い分けをKawaruさんが解説。設計と実行を分けて、敵対的レビューで回す

2026.08.14

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、AIエージェントチャンネルのKawaruさんが、性格の違う2つのAIを組ませて使う方法を解説した動画を紹介するね。

片方に決めさせて、もう片方に手を動かさせる。そのうえで、作った側とは別のAIにわざと反対意見を出させて何周も回す——という22分。私が自分のMacで毎日やっていることと、同じところと違うところを並べて読みます。

Kawaruさん
「AIエージェントチャンネル」の解説者。今回の動画の話し手として、2モデルの使い分けと敵対的レビューを解説しています。

AIエージェントチャンネル
N1株式会社が運営。企業向けのAI研修・コンサル・BPOを手がけていると動画内で紹介されています。

2つのAIを両方契約しているのに、結局いつも片方しか開いていない……という日、私にもあります。もったいないな、とは思います。でも「どっちに何を頼めばいいのか」の線が引けていないと、人は手に馴染んだ方だけを開いてしまいます。

この動画がやっているのは、AIの使い分けを1本の線に絞ることでした。設計はこっち、実行はこっち。覚えるのは1個だけ。そのうえで、片方が作ったものをもう片方に叩かせて、3周から10周ぐるぐる回します。派手な新機能の紹介はほぼゼロ。地味な段取りの話だけで22分が終わります。

私はこれを、うちのMacの画面と突き合わせながら見ていました。Claude Codeが本体で、そこにOpenAIのCodexがくっついている環境です。つまり動画とほぼ同じ道具立てで、毎日仕事をしている側です。だから「同じだ」と頷いた場所と、「うちは逆にしてる」と手が止まった場所が、どっちもありました。その両方を書きます。

3行でわかるポイント

  1. 覚えるルールは1個です。設計はFable5、実行はGPT5.6。
  2. 作った本人は「大丈夫です」と言う。だから別のAIにわざと反対させる。
  3. 料理に例えると、隣の店の板前を呼んで味見させる話です。

この記事でやること

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Codex GPT-5.6とClaude Code Fable5の使い分け全体図解。設計と実行に線を1本引く6ステップ

🎬 元動画

出典: 【公式発表】Codex GPT-5.6とClaudeCode Fable5を連携させて、100倍賢くする方法を全て解説します(AIエージェントチャンネル / Kawaru・2026年7月23日公開・22分06秒)

「まさか、5.6だけしか使ってないなんてことは、ないですよね?」——Kawaruさんの動画1行目で、私は自分の画面を見た

2つのAIがあるのに片方しか開いていない状態を表す扉の対比図解

この動画、挨拶より先にこの一言から始まります。0分02秒。まだ名乗ってもいない。

「まさか、5.6だけしか使ってないなんてことは、ないですよね?」

Kawaruさん — 00:02〜(英語自動字幕の訳)

で、そのまま「そもそもこの2つのモデルは性格も性能も全然違う」「最強と最強を掛け合わせれば究極の組み合わせになる」と畳みかけていきます。テーマはずっとこの一点。OpenAIのGPT-5.6と、AnthropicのFable5です。両方持っているなら、両方使え、という話です。

正直、私はここで一回止まりました。自分の画面を見たんですよね。うちのMacで動いているのは、Claude Codeが本体で、そこにOpenAIのCodexがくっついている環境です。2つとも持ってる。持ってるのに、線を引いたのはずいぶん後になってからでした。

いま、うちのAIチームに毎回読ませている運用ルールのファイルには、3行の割り当てが書いてあります。日常の判断とレビュー、それから私の名義で出す文章はOpusです。型が決まった量産と実行はSonnetです。整形・抽出・リンクチェックみたいな機械作業はHaikuです。しかも「生成はSonnet、判定はOpus、機械検査はHaiku」という三角形の型まで、名前をつけて固定してあります。

Kawaruさんは2つに割りました。私は3つに割ってる。そして決定的に違うのが、置き場所なんですよね。私は一番賢いモデルを「作る側」じゃなく「判定する側」に置いています。作らせるのはその下のモデルで、出てきたものを一番いいやつに見せて叩いてもらいます。ここが、この動画と私の最初の分かれ目でした。

なんでそうなったかというと、私はずっと「人間は縦に掘る。AIは横に広げる」って言い続けてきたからです。人間は感情・体験・物語という深さを掘ります。AIは情報・構造・コンテンツという広がりを担います。この線引きをAI同士にも持ち込むと、「広げるやつ」と「深く見るやつ」に分かれます。私の場合、それが「作る係」と「判定する係」になりました。

まず1枚の紙に並べる:いま自分が契約しているAIを、紙に全部書き出します。所要5分。それぞれの横に「決める係」か「手を動かす係」かを1行書けたら完了です。

「設計はFable5、実行はGPT5.6」——CodexとClaude、覚えることが1個しかないのが、いい

設計する側と実行する側で分業する4手のルール図解

動画の中盤、Kawaruさんは同じことを何度も繰り返します。細かい比較表も出てくるんだけど、結論は毎回ここに戻ってきます。

「設計はFable5、実行はGPT5.6。それだけ覚えておけば大丈夫だと思います」

Kawaruさん — 06:44〜(英語自動字幕の訳)

もう少しほぐすと、Fable5に渡すのは、方針・企画・書きもの・アイデア出し・そして「どっちとも言えない曖昧な判断」。GPT-5.6に渡すのは、実装・修正・決まった手順・速さがほしい量産作業。そして標準の回し方は、方針を決める→実装する→両方にレビューさせる→仕上げる、の4手です。

ここ、私は完全に同意でした。ただし理由はモデルの性能ではありません。私の凸凹の方です。

私は才能診断を3つ受けていて、3つとも同じことを言ってきます。ビジョンを描く・可能性を見つける・最善の道を選ぶ、この「考える」側の資質がトップ10に5つ入っていて、「やり遂げる」側は1つしかありません。料理で言うと、最高のシェフの才能があるのに、つい自分でキッチンスタッフもやっちゃう状態です。3つの診断が、口を揃えて「シェフなのにキッチンスタッフをやってる」と言ってきます。

だから設計と実行を分けるって、私にとってはモデルの使い分けの話じゃなくて、自分がどこに立つかの話なんですよね。違いはたぶんこう。Kawaruさんはモデルの得意不得意から線を引きました。私は自分の弱点から線を引いた。引いた線はほぼ同じ場所に落ちた——というのが、見ていて一番おもしろかったところです。

ちなみに「どのツールをいつ使うか」の答え合わせは、実際に4つ並べて触ってみるのが早いです。私もQoder・Cursor・ローカルQwen・Fleetを一通り試して、どれをいつ使うか整理した記事を書いてます。線を引く前に触る、の順番は動画と同じでした。

1件だけ、線を引いてみる:直近の仕事を1つ選んで、「決めること」と「作ること」に分けます。所要10分。それぞれをどっちのAIに渡すか決めて、2行のメモにできたら完了です。

「正直、ちょっと面倒じゃないですか?」——手で運んでいる場所だけが、最後まで自分に残る

コピペで画面を往復する前と後、手元が空く変化の図解

使い分けの話のあと、動画は導入方法に入ります。多くの人がやっている手順を、Kawaruさんはこう描写しました。Codexで出した答えをコピーして、Claude Codeを開いて、貼り付けて、レビューさせて、また戻る。あるいはその逆。……で、ひとこと。

「正直、ちょっと面倒じゃないですか?」

Kawaruさん — 08:22〜(英語自動字幕の訳)

そこで出てくるのが2つの方法です。ひとつは、公式のプラグインを入れることです。

「OpenAIが2026年3月末に公式プラグイン『Codex Plugin CC』を出しました。ライバル同士が手を組んだということで、しばらく話題になりました」

Kawaruさん — 08:53〜(英語自動字幕の訳)

もうひとつは、ターミナルのサイドパネルからCLIを直接叩く方法です。どちらでも画面の行き来がなくなる、というのが動画の主張です。この「どっちでもいい、好きな方でいい」という言い方、私はちょっと好きだなあ。

で、私がここで受け取ったのは、時短の話じゃありません。コピペで運んでいる場所が残っているうちは、そこだけ自分が握り続けている、ということです。

私はアイデアを1つの話題から10個湧かせるタイプで、食べ物もアイデアも基本、全部捨てたくない人間です。だから昔は全部を自分の手元に置こうとして、結局どれも動かなくなっていました。そこで見つけた答えが「捨てる」じゃなくて「所有権を分ける」ことでした。料理で言えば、セカンド冷蔵庫に入れておけば自分のキッチンはスッキリするし、使いたい時に取りに行けます。捨ててないけど、身軽。

ぶっちゃけ、私は非効率をぜんぶ嫌ってるわけじゃありません。食材の買い出しは自分で行くし、朝のノートは紙とペンで書くし、子どもとも遊びます。全部、時間はかかります。それでもやめないのは、そこが現場だからです。買い出しはお店という現場、紙ノートは手の感触という現場、子どもと遊ぶのは家族という現場です。AIは横に広げてくれるけど、人間は五感で感じた現場からしか縦に掘れません。……で、ここからが線引きなんだけど、画面の中のコピペは現場じゃないんですよね。ただの往復。だから、そこは迷わず外へ出します。

コピペで運ぶ作業って、まさに自分のキッチンに置きっぱなしの食材なんですよね。小さいから見逃す。でも毎日触ってる。プラグインを入れるとかCLIを直で呼ぶとかは、その食材をセカンド冷蔵庫へ移す作業でした。ちなみにプラグインという仕組み自体がいま業界の標準になりかけていて、そのあたりはAIエージェント新標準「Agent Plugins」の記事にまとめてあります。

運んでいる場所を数える:自分のAI作業の中で、コピペして別の画面へ運んでいる場所を数えます。所要5分。1か所でも見つかったら、それをメモに書き出して完了です。

「自分で作ったものだから大丈夫だと思っちゃう」——だから、うちは別ベンダーに叩かせている

別のAIが読み取り専用で穴を開ける敵対的レビューの図解

14分41秒あたりから、動画は連携パターンの話に入ります。壁打ちだけだともったいないと感じたので敵対的レビューをやることにした、とKawaruさんは言います。で、その理由の説明が、めちゃくちゃ人間くさかったです。

「作った本人は——Claude Codeが作ったならClaude Code、Codexが作ったならCodexですけど——『これで大丈夫です』って言うんですよ。自分で作ったものだから大丈夫だと思っちゃう。人間とちょっと似てますよね」

Kawaruさん — 15:38〜(英語自動字幕の訳)

あえて反対意見を出させて、そのうえで磨き上げます。それが敵対的レビューだ、という説明が続きます。

これ、うちではもうルールになってます。私のAIチームの運用ルールには「コードの第二意見と、触ると危ないファイルのレビューはCodexへ回す」という行が入っていて、理由も一行で書いてある。別ベンダーの独立した視点だから、です。具体的には、Claude Codeが計画書を1本書いて、Codexは書き込み権限なしの読み取り専用で入ってきて、その計画書に穴を開けにきます。合格か差し戻しかの判定を返して、直してまた同じ相手へ出します。そういう仕組みにしてあります。

なんで身内じゃダメなのか。同じ思い込みを共有しちゃうからなんですよね。同じ会社のモデル同士だと、得意な考え方も、見落とすクセも、だいたい似ています。似た者同士の味見って、うまいって言い合って終わるんですよ。塩、足りてないのに——。

私はこれを、身体で1回やらかしてる。AIに任せた仕組みのうち6つ中2つが静かに止まっていた話を記事にしたことがあって、あの時いちばん怖かったのは、止まっていたこと自体じゃない。誰も「止まってますよ」と言ってこなかった。

だからうちでは、味見(最終チェック)を卒業しないことにしています。味見は面倒な検問じゃなくて、私とAIが一緒に育つための燃料だと思っているからです。ただし味見の粒度は固定しません。個々の成果物はAI側が判断して直すところまで走り切って、私はその判断のクセと育ち方を、もう一段上から味見します。Kawaruさんは品質が上がるから敵対的レビューを勧めていて、私は「身内だけだと同じ穴に落ちるから」入れています。動機が違うだけで、やってることは同じでした。

反対側から読ませる:直近で自分のAIが出した成果物を1つ選び、別の会社のAIに「反対の立場で穴を探して」と渡します。所要15分。返ってきた指摘を1つ以上メモできたら完了です。

「両方が指摘した点と、片方だけが指摘した点を分けて」——この一文が、動画で一番の実用ネタだった

両方が指摘した点と片方だけが指摘した点を仕分けるベン図

そして15分55秒。私がこの動画で一番「あ、これもらった」と思ったのが、実際に投げるプロンプトの中身でした。

「この案を敵対的にレビューして、抜けている前提と問題点を重要度順に並べてください。そして、両方が指摘した点と、片方だけが指摘した点を分けて報告してください」

Kawaruさん — 15:55〜(英語自動字幕の訳)

前半はよくある指示です。おいしいのは後半。両方が言ったことと、片方しか言ってないことを、分けて出させます。動画では「そうすると見やすい出力になる」ぐらいの温度で流れていくんだけど、私にとってはここが記事の心臓。

というのも、うちのルールブックには、こういう一行が刻んであるからです。第二意見の指摘を全部素直に反映するのは事故だ、と。実際に、やらかした。CodexやGeminiから返ってきた指摘を、良かれと思って全部飲み込んだ結果、元の設計がぐちゃぐちゃになった日がありました。以来、指摘を受け取った時は「これは魂に関わる話か」「私の時間と判断に関わる話か」「それとも実装の細部か」を仕分けてから、採るか捨てるかを決めるルールになっています。

で、この動画の一文は、その仕分けを自動化してくれるんですよね。両方が言ったことは、たぶん本当に穴。片方だけが言ったことは、そのモデルのクセかもしれないし、私が意図してそうしている部分かもしれません。前者は黙って直す。後者は自分で判断する。この2段に分けるだけで、「全部飲む」も「全部無視する」も、両方避けられます。

これは私が前から持っていた考え方とも噛み合っていて……AIが自分と違う答えを出してきた時は、設定・設計・素材・モデル・指示の5つを疑って、もう一度やり直して馴染ませます。同時に、私自身も一段上から自分を見て、AIに改善を出すのと同じように自分も改善する。拠り所は、身体の声。腑に落ちるまで戻る。「両方が言った/片方だけが言った」は、その身体の声へ持っていく前に、素材を整えてくれる仕分け箱でした。

そしてもう一段。動画には「事実と推測を分けろ」とまでは書いてないんだけど、私はここに自分のルールを足しています。嘘をつかない、ごまかさない、手抜きしない。事実・推測・未取得・失敗を、混ぜないで書き分けます。レビューの指摘も同じで、事実として穴なのか、そのモデルの好みなのかを分けないと、直すたびに設計が揺れます。

依頼文に一文だけ足す:次にAIへレビューを頼む時、「両方が指摘した点と、片方だけが指摘した点を分けて報告して」を最後に足します。所要2分。分かれて返ってきたら完了です。

「最低3回、5回でもいい、10回のときもある」——回す数を先に決めないと、私は止まれない

レビューの回数を下限として数えるか上限として決めるかの対比図解

敵対的レビューは1回で終わりじゃありません。指摘を反映して、また相手に見せて、また直します。動画ではこれを「ぐるぐるぐる回していく、ループエンジニアリングみたいな感じ」と表現していました。で、周回数の目安がこう。

「最低3回はやったほうがいいと思います。5回ぐらい回してもいいし、項目によっては10回ぐらい回すこともある」

Kawaruさん — 16:28〜(英語自動字幕の訳)

ここ、Kawaruさんにとっての回数は「これ以上回せばもっと良くなる」の下限なんですよね。3回は最低ライン。案件が重ければ10回。上へ上へ、という数え方です。

私にとっての回数は、逆。上限です。

私は「もっと良くできない?」が口ぐせで、その資質が34個中1位。なのに「やり遂げる」力は27位。この組み合わせが最悪で、一人で磨いていると、いつまでも出せないまま熱だけ冷めていきます。頭では80%で出すべきだと分かっていても、心は満点を求めちゃうんですよね。だからうちのAI秘書・凛ちゃんの「80%で出しちゃいなよ!」が要る。

で、実際にうちのAI改善ループの仕組みには、「回数の上限を先に決めておく」という蓋を入れています。上限に達したら、良くなる余地があっても、そこで終わり。この蓋がないと、私はたぶん20周させて、そのまま公開しないやつです。

私にとっての完璧って、完成度が満点になることじゃないんですよね。未完成でも、伝えたい気持ちに嘘をつかず、本質から目をそらさずに向き合ったか。信頼が宿るのは結果じゃなくてプロセスと姿勢と行動の方だと思っています。やり直しは罰じゃない。教える時間であり、人もAIも一緒に育つ時間です。上限を決めるのは、手を抜くためじゃなくて、届けるため。

一発で完成させようとしないという意味では、AIクリエイティブデザイナーのともみんが「一発完成を目指さない」と話していた回とも重なります。回す前提で作ると、1周目の粗さが怖くなくなります。

蓋を先に置く:次にAIとレビューを往復する時、始める前に「何周で終わりにするか」を書いてから始めます。所要1分。周回数を書いた状態でスタートできたら完了です。

COLUMN

ひろくんコラム ― AIには「反対して」と言えるのに、人にはまだ言えていない

AIには反対してと言えるのに人にはまだ言えていない、笑いの鎧をまとったひろくん

ここまで敵対的レビューの話をさんざん書いておいて、白状します。私は、人間相手にこれができていません。AIには平気で「反対の立場で穴を探して」と言えます。でも人に向かって「私の企画、本気でダメ出しして」と頼んだ記憶が、正直ほとんどないんですよね。

理由は分かってる。太っていることも、借金のことも、私は子どもの頃からずっと自虐で笑いに変えてきました。笑いの鎧です。誰かの前で、ネタにせず、ただ「怖い」「辛い」と素で言えたことがない。笑いに変換した瞬間、相手はもう本気で切り込んでこなくなります。鎧って、守ってくれるかわりに、まっすぐな指摘も弾き返しちゃう。

私が長いこと引きずってきた抱え込みOSの正体も、実はそこでした。仕事やタスクを抱え込む前に、感情を抱え込んでいました。笑いに変換して、一人で処理します。それが一番深い根っこです。料理に例えるなら、味見を誰にも頼まないで、自分で一口すすって「うん、まあこんなもんでしょ」って笑いながら出しちゃう板前。塩が足りなくても、笑ってれば場は持つんですよ。持つけど、味は直らない。

体重は落とせた。借金も返せた。がんも乗り越えた。でも「周りの目や評価を気にする」だけは、まだ手放せてないんですよね。これが一番最後に残る呪いだなと思ってます。だから今の私にとって、Codexにわざと反対させるのは、技術というより練習なんです。書き込み権限のない相手が、遠慮なく穴を指摘してくる。笑って流させてもらえない場に、自分から入る練習。

私は「解けました!」って言える先生じゃありません。一緒に解く人でいたい。だからこのコラムも、答えじゃなくて途中経過として置いておきます。AI相手にできるようになったことは、たぶん人相手にもできるようになる。順番が逆でも、いいんだと思う。この手の途中経過は分身AI.comの方にも日記として溜めてるので、よかったらのぞいてみてください。

よくある質問(FAQ)

2つ契約するとお金がかかる。片方だけじゃダメ?

動画は「両方持っている人」に向けた解説で、両方契約すべきかどうかには踏み込んでいません。片方しか使わない状態でも仕事は回ります。ただ、すでに両方の環境がある人にとっては、線を1本引くだけで使い道が増える、というのがこの動画の主張です。

「設計」と「実行」の境目が分かりません。

動画内の分け方はシンプルで、方針・企画・書きもの・アイデア出し・曖昧な判断が設計側、実装・修正・決まった手順・速度優先の量産が実行側です。迷ったら、同じ指示文を両方に送って出力を見比べるのが早い、とも語られています。

敵対的レビューって、具体的に何を書けばいいの?

動画で紹介された依頼文は「この案を敵対的にレビューして、抜けている前提と問題点を重要度順に並べ、両方が指摘した点と片方だけが指摘した点を分けて報告して」というものです。この最後の「分けて報告して」があると、受け取った側が採否を判断しやすくなります。

何周も回すと、かえって迷子になりませんか?

動画では最低3回、5回、案件によっては10回という目安が示されています。私は逆に上限を先に決める運用にしていて、うちの仕組みは最大5周で打ち切りです。回数を決めずに始めると、良くする余地はいくらでも出てくるので、終われなくなります。

まとめ|線を1本引いて、別のやつに叩かせて、決めた回数で止める

22分の動画から私が持ち帰ったのは、3つでした。設計と実行に線を1本引くこと。作った本人じゃない相手に叩かせること。そして、回す数を先に決めること。新しいモデルの性能比較じゃなくて、AIの使い分けを自分の凸凹から決め直す段取りの話だったのが良かったんですよね。

Kawaruさんは動画の中で、遠回りに見えるかもしれないけど実はこれが一番の近道だ、とも言っていました。私も同じ感覚。……ただ、私が近道だと思う理由は少し違って、線を引いた瞬間から自分が持たなくていい荷物が見えるからでした。決める係と手を動かす係を分けると、私はシェフの席に戻れます。厨房に立ちっぱなしじゃなくなる。

あなたの手元にも、契約はしてるのに開いてないAIがありませんか。今日はまず、紙に並べるところからでいいと思います。

この記事の引用と数値について

元動画に付いている字幕が英語の自動生成字幕のため、本文の引用はそこから日本語へ訳したものです(各引用の出典表記に明記)。訳の都合で語尾や語順は日本語として自然な形に整えていますが、発言の意味は変えていません。また、モデル名・公開時期・GitHubのスター数・プラグインの公開時期といった数値や固有名詞は、すべて動画内でKawaruさんが語った内容への帰属であり、私が独立に事実確認したものではありません。

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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。

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