
GPTs LABO MORNING LIVE
売り込まずに選ばれる提案術
ただっちが語るAI時代のお客様の心のつかみ方|GPTs研究会 土曜あさLIVE
2025年11月8日(土)朝LIVE
CAST
多田啓二(ただっち)
AI開花マーケター・企業家・経営者の集客受動化サポート
※ゲストにAI秘書の相田ゆきさんをお迎えしてのトーク回
家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、GPTs研究会の土曜あさLIVEから、ただっち(多田啓二)とゲストの相田ゆきさんの回を紹介します。
テーマは「AI×起業——売り込まずに選ばれる! お客様の心をつかむ提案とは?」。営業が苦手な人に刺さる話ばかりでした。提案には、どうしても「売り込み感」が出てしまいます。お客様の顔色をうかがいながら、必死にスペックを並べてしまいます。そういう悩みを持つ人が聞くと、ものの見方がガラッと変わる約36分です。私もコンサルで同じことをずっと感じてきたので、「そうそう、それなんだよ」となる場面が何度もありました。
ただっちが切り口に持ってきたのは、GeminiとAIスライドの実演です。提案書を手作業で1週間かけて作っていた時代から、5分で骨格ができる時代へ。でも一番のメッセージは、ツールの話ではありませんでした。「商品を売るんじゃなくて、理想の未来を売る」。AIより前からある本質の話です。ただっちが話したリンゴジャムの話を聞いてから、提案の解像度がぐんと上がった気がします。
このLIVEの3つのポイント
- AIスライドで提案書が5分に:GeminiのCanvasモードを使えば、伝えたい思いを話すだけで視覚的な提案資料が生まれる時代になった
- リンゴジャムは機能じゃなく未来を売る:「まるでアップルパイ」のネーミングは、商品ではなく朝の幸福感という体験を届けるから刺さる
- 仲間を集める感覚で売る:ただっち流の「売らない営業」の正体は、自分の世界観に共感してくれる人を集める仲間づくりのアプローチ
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📚 目次
GeminiのCanvasでスライドが5分でできた日
ただっちがこの日の冒頭で見せてくれたのは、GeminiのCanvas機能を使ったスライド生成のデモです。「昨日トモくんに教えてもらったやり方で5分でできる」とさらっと言っていましたが、実際に見るとかなりすごかったです。私もコンサルで提案書を作ることが多いのに、正直まだ気軽には使えていなかったんです。

ただっちの説明によると、やり方はシンプルで、伝えたいテーマをChatGPTと一緒に整理してから、Geminiに入力する。そこに「スライドを作成したいです、企業初心者の方にも分かりやすく伝わる視覚的にも見やすい資料に」とプロンプトを入れて、Canvasモードで実行する。
ただっち(2:53〜)
「提案書作るとかってめちゃくちゃ僕も時間かかったりだとか苦手ではなかったんですけど時間かかったり1週間、2週間かけて作ったりをしていたんですけども昨日ね、トム君の教えてもらったやり方を使えばもう5分でできちゃうんでっていうところを最初にご紹介をしてからスタートしたいなと思ってます」
1週間〜2週間が5分に、というのはさすがに数字として衝撃があるんだけど、実際に見てると「これはありえる」と思える構成になってた。

デモではCanvasを使い、「女性が共感しやすいデザインで」とリクエストを加えて生成していました(4:53〜)。少し時間がかかる場面もありましたが、裏側でどんどん構成が組み上がっていきます。その様子を見ながら、ただっちが「時間かかるの定義が変わってきてるよね、今ね」とこぼしていました。これが妙にリアルでした。時間がかかる、の基準そのものがリセットされていく感覚です。私もうなずきながら見ていました。
ただっちは、伝えたいことは音声で喋ればいい、という形になったと話していました(7:23〜)。
ゆきさんも、会社のお客様や上司への報告でこの使い方をしているそうです(7:38〜)。上司は忙しいので、文章で報告する時はしっかり整理して伝える必要があります。前はそこで悶々と悩んでいたのが、とりあえずバーっと喋ってAIに分かりやすく整理してもらうようにして、だいぶ時短になり、心理的なストレスも減ったと話していました。
できあがったスライドが「ちょっと微妙かな」と思ってもすぐGoogleスライドに変換・修正できる。PowerPointへのダウンロードもできるので、会社員でも使いやすい。ただっちはこう続けた。
ただっち(8:08〜)
「できましたねどんな感じできたでしょうかもうちょっとなんかビジュアルあビジュアルちょっと可愛いのあるでこれがめっちゃいいのはこのスライドにエクスポートできるっていう機能があるのでちょっと微妙だなと思ったらGoogleスライドに変換できるのでそれを修正をしていくっていうことができるので自分の伝えたい思いっていうのを一回こう見える化しておいてそこにビジュアルを加えていくっていうことができたらめちゃくちゃ今までこうなんか資料作んなきゃっていうこの縛りがあったところもだいぶなくなります」
ちょっと微妙だと思ったら、Googleスライドに変換して直せばよいのです。
「資料作んなきゃっていう縛り」——この言い方が、なんかいいなと思って。資料を作ること自体が目的化しちゃって、本当に伝えたいことを考える時間がどんどん削られていく、あの感覚。それがふっと消えるだけで、提案の質はダイレクトに変わってくるはずだと思う。

画像生成機能も右側のパネルにあって、「商品提案」の絵をそのままスライドに組み込めます。日本語はまだ少し苦手で、英語メインのほうが出やすい場面もありました。それでもただっちは「ゆくゆくすぐできてくるだろうな」と前向きです。そのやりとりの中でこぼれた「探す時間より作る時間の方が早くなっちゃったよね」は、ちょっとした名言だと思います。プロンプト1本で画像を作る時間が、ストックフォトを延々と探す時間を下回ります。そういう逆転が、今起きています。
実演で出た絵は、「ちょっとアメリカンな感じですけど」と言われる仕上がりでした(10:46〜)。
この「探す時間より作る時間」の一言は、ゆきさんの悩みへの返事でした(9:36〜)。ゆきさんは、内容に合う画像を探すのにすごく時間がかかり、フリーのものを選ぶ必要もある、と話していました。そこにただっちが返したのが、あの一言です。
あと、ただっちがここで強調してたのが「聞くだけじゃ伝わらないし、視覚的だと実現しそうって思えますよね」ってポイント。
ただっち(11:43〜)
「聞くだけだと伝わらないし、視覚的だと実現しそうと思いますよね」
このセリフは、提案術の本質を突いていると思います。言葉だけで理想を語られても、人はなかなか「自分ごと」にできません。でもスライドやビジュアルで絵として見せてもらうと、「あ、こういう未来が待ってるんだ」と一気に腑に落ちます。提案書の仕事は、結局そこに尽きる気がします。料理でいうと、口で「美味しいですよ」と何度言われるより、湯気の立った一皿を目の前に出されたほうが、自然と箸が伸びます。AIが5分でその一皿、つまり提案の骨格を作ってくれるなら、その分だけ、お客様のことを深く考える時間が増えます。そこが、このデモの本当の意味だったと私は見ていました。
お客様が気づいていないことを提案する、ということ
LIVEの中盤、ただっちはゲストの相田ゆきさん——ただっちいわく普段は「ユキちゃん」って呼び合う仲だそうで——に「お客様の心をつかむ提案で心がけていることは?」と聞きました。ゆきさんの答えを受けてただっちが整理した言葉が、すごくシンプルで鋭かったです。
ゆきさんが挙げたのは、提案の前に聞く3つです(12:18〜)。1つ目は痛みで、何に苦しんでいるかです。2つ目は理想です。3つ目は、その理想を叶えるために、ご本人が何が必要だと考えているかです。
この3つを聞いたうえで、お客様が大事だと思っているところに「実はこういうのも必要なんですよ」と足して伝える、という話でした。
ただっち(13:14〜)
「なと思いますなるほどお客様の悩みを聞いて理想を聞いてでそこの差を聞いてさらにお客さん気づいてないことを提案してあげるってことなんです」
「お客さんが気づいていないことを提案してあげる」——これを聞いた瞬間、「あ、そこか」って膝を打った。多くの人が「いかに商品のよさを説明するか」に一生懸命になっちゃう中で、お客様自身がまだ言葉にできていないニーズや理想に気づかせてあげること。それこそが提案の核だと思う。

ただっちはここで、提案が難しくなる理由もリアルに話してくれた。企業初心者や、あまり「売る」経験を積んでいない人が陥りやすい罠——それが「自分の商品を一生懸命説明してしまうこと」と「相手の状況を考えずに売ろうとすること」だと。料理でいうと、お客さんがまだお腹も空いてないのに、こっちが延々「うちの一品はここがすごいんです」って講釈垂れてるようなもの。そりゃ箸も進まないよなあ、と思いながら聞いてた。これ、思い当たる人は多いんじゃないかな。
ただっち(13:28〜)
「なるほどこれあの簡単に言ってますよね着車実は難しくってまだこの企業初心者の方とかはこの打ったこともない経験ね方もたくさんいると思うんですけどなんかとにかくこの自分の商品を一生懸命説明してしまうことだったりだとか相手の状況を考えずについついこの女子から売ってこいって言われたから売ってくるみたいなそういう経験とかねある方だとなかなか難しいさがあると思うんですけどそもそも相手が必要なものを必要なタイミングで必要な商品を提案してあげれば」
口で言うと簡単そうでも、やってみると難しいです。経験が浅い人や、「とにかく売ってこい」と言われて動いた経験がある人ほど、自分の商品の説明や、相手の状況を無視した売り込みから抜け出せません。ただっちはそう続けました。
「そもそも相手が必要なものを、必要なタイミングで」——さらっと言ってるけど、これ地味に深いなあと思いながら聞いてた。タイミングってワードがここで出てくるの、なんかちょっとツボだった。
ゆきさんは、商品は目的ではなく手段の1つだと話していました(14:25〜)。お客様の最終的なゴールや目的をしっかり把握して、「それだったら、こういう手段もありますよ」と1つの提案として出します。そのスタンスだと、お客様にも受け入れてもらいやすいそうです。

ただっちは、自分の営業スタイルも話してくれました。「僕は初めて会った人に商品売るって、実は苦手だったりする」と正直に言っていました。熱量高くバーっと売れる、天才的な営業センスの人も世の中にはいます。でも自分はそっちではない、と。では、どうするか。長い信頼関係を築きます。そして、そもそも必要のない人には出会わないようにします。この絞り込みは、マーケティングの言葉でいえば「ターゲティング」です。ただ、ただっちの言い方には「無理に売らない」倫理観がにじんでいて、そこが私は好きでした。自分の思いに共感してくれる人、商品をある程度気に入ってくれている人を集めます。そこを大事にしている、という話です。
そして、ここでただっちがひとことでまとめてくれたのが、このセクションの肝だった。
ただっち(15:04〜)
「売り込まずに選ばれるために何が大事なのかっていうとお客さんの心を掴むためにはさっきユキちゃんが言ってくれたのもそうなんですけどお客さんも気づいていないような視点を提供してあげるっていうところがすごく大事なのかなというふうに思います」
お客様も気づいていない視点を提供してあげる——このフレーズ、聞いた瞬間に「これが全部だな」って腹に落ちた。商品の機能説明をしているうちは、まだ売り手視点でしかない。でも、お客様がまだ気づいていない未来や可能性を「そういうことがあるんだよ」って見せてあげる。その瞬間に、提案の次元がひとつ上がる。
ゆきさんは、買う側の気持ちからも説明していました(16:44〜)。「それ知ってるよ」と言われても、「あなたから買いたい」とはならないそうです。分かってくれるうえに、自分が知らなかった視点や可能性をくれそうだから、お金を出しても買いたくなる、という話です。
私自身もコンサルをしていて感じるのは、お客様の「言えていない悩み」をこっちが先に言語化してあげた瞬間、ぐっと信頼関係が深まるということ。「あ、わかってもらえてる」っていう感覚が生まれる瞬間。そこが、提案の本当のスタートラインなんだと思う。ただっちが語ったことと、まったく同じことをコンサルの現場でずっと感じてきたなあ、と聞きながらうなずいてた。
「まるでアップルパイ」——理想の未来を売るリンゴジャムの話
このLIVEで私がいちばん「うわ、そういうことか」と感じたのが、リンゴジャムの話だった。ただっちが師匠から教わったエピソードとして話してくれた実話で、「商品を売るんじゃなくて理想の未来を売る」というコンセプトをこれほどわかりやすく説明している例を、私は他に知らない。
話の背景はこうだ。ただっちの師匠は元ウェディングプランナーで、今はリンゴジャムを作って売っている。成分無添加で、長野県産リンゴ100%を使った本当においしいジャム。それを「リンゴジャム(長野県産)」として売るのが一般的なアプローチ。でも、師匠が選んだのは違う道だった。
ただっち(17:14〜)
「僕の師匠はこのリンゴジャムにまるでアップルパイっていう名前をつけて、ネーミングセンスむちゃくちゃになった。アップルパイのようなジャムですって言って、想像してみてください。このアップルパイみたいなジャムを塗るとホテルのホテルに行ったときのような高級感が味わえるリンゴジャムでこれを塗るとまるでアップルパイを食べてるように朝の朝食がリッチになるんですよね。高級ホテルに行ったときは1万円とか2万円かかりますよね。それが朝の朝食で味わえるとしたら食べてみたくないですかっていう感じでその間にあたりに提案し」
「ネーミングセンスむちゃくちゃになった」は、けなしているのではありません。むしろ逆で、攻めたネーミングへの驚きとして話していました。
「まるでアップルパイ」というネーミング。これ、最初に聞くと「ちょっと盛りすぎじゃないか」と思う人もいると思う。でも、ただっちの説明を聞いてると、これはリンゴジャムの説明ではなくて、「食べた先の朝の光景」の説明なんだと気づく。

価格の文脈も面白かった。
ゆきさんが「リッチなホテルだと、コーヒーでも1,200円」と足すと、ただっちが続けました(19:27〜)。
ただっち(19:33〜)
「アップルパイなんか食べようなもんなら、セットで2000円とかしちゃうわけですよ。それが普通の食パンとこのリンゴまるでアップルパイのリンゴジャムを一緒に食べるともう朝の幸せが違いますよね家族で幸せ味わえますよっていう理想の未来と理想の幸せをリンゴジャムを通して売っているって話を」
商品が480円でも、「高級ホテルの朝食体験(1万〜2万円)」という比較軸に乗ると、まったく見え方が変わる。「これを食べると朝の幸せが違いますよね」——この一言で届けようとしているのは、ジャムではなく家族との朝の時間という体験なんだ、ということが伝わってくる。

ただっちはここで「1万円のホテル体験に対して、480円のジャムを並べる」っていう構図を見せてくれた。商品と価格を比べてるんじゃなくて、体験と体験を比べてる。その比較の軸をちょっとずらすだけで、提案の重みがまるで違って見えてくるんだよね。
そして、ただっちが続けて言ったのが、「理想の未来と理想の幸せをリンゴジャムを通して売っている」という言葉。ここが、もう全部だなと。商品を通して何を届けるのか——それが「提案」の本当の意味なんだと、このリンゴジャムの話で改めて教えてもらった気がする。私もコンサルでよく「提案は機能を売るな、未来を売れ」って話すんだけど、ここまで具体的な一皿——一個の商品の物語——で語れる人には、なかなか会えない。
ゆきさんは、このジャムの話を受けて、人は結局、感情を味わいたくていろいろやっている、と返していました(20:09〜)。リンゴジャムなら、味わった先の「美味しいな」や「ほっこりするな」を、自分だけでなく家族で味わいたい、ということです。そこが欲しいから買う、という見方です。
ただっち(20:45〜)
「ますそうなんですよねなんでもこれからのaiまあa時代に限らないんですけどもやっぱ想像力とかイメージ力ってはすごく大事だなと思うそういう意味でこのイメージさせる、自分自身も気づいてなかったものをお客さんにイメージさせるっていうのは、画像も作れるし動画も作れるし音楽も作れるしっていうイメージをお客さんにイメージしてもらう手段っていうのは増えていると思うので。だからこそお客さんを思いやることであったりだとか自分自身がどうしたらワクワクできるのかっていうそこのイメージ力と共感力っていうところが人にしかできないというか人ができることだなと思っているのでそこにつないっていうことは必要な時代になっちゃったなというか誰でもできる時代だからこそそれをより磨いていく必要」
「誰でもできる時代だからこそ、それをより磨いていく必要がある」——AIが画像も動画も音楽も作れるようになった今、「どんなイメージをお客様に届けるか」という想像力と共感力こそが、人間にしか磨けない部分なんだ、とただっちは話した。
リンゴジャムのエピソードは、ネーミングの話に見えて、根っこは「お客様の頭の中に絵を描いてあげる」ことなんです。提案書を作るとき、スペックシートを埋める前に、まず「この商品を手にしたお客様の朝はどんな風景か」を自分の中で描いておきます。そこから始まる提案は、全然違うものになります。
商品を売るより仲間を集める感覚で提案する
ただっちが中盤以降に語り始めたのが、「心をつかむ提案」の感情的な側面。技術論でもツール論でもなく、「自分の商品をどれだけ愛しているか」というところに話が移っていった。これが提案の熱量に直結するテーマで、思わず前のめりになって聞いてた。

ただっちが具体的なエピソードとして出してくれたのが、趣味の話をしているときの人のテンションの話。
ただっち(24:34〜)
「この溢れる想い、商品を愛する。もちろんお客様のことも大事にするんですけども、その両面ですよね。自分自身の商品をとことん愛してあげるっていうか大事にして、これめっちゃいいんですよっていう、めっちゃいいんですよっていうのをどれだけこのワクワク感みたいなところを伝えられるぐらいまで自分のこの好きなことって結構、商品売るって言うと構えちゃうとこあるんですけど、趣味の話とかしたらめちゃくちゃ話する人いるじゃないですか。楽しそうに話して、全然そのスポーツ知らなかったですけど、ちょっとやってみたくなりました、」
「全然そのスポーツ知らなかったけど、ちょっとやってみたくなりました」——いやー、これめちゃくちゃわかるんだよね。別に売ろうとしているわけでもないのに、楽しそうに話す人の隣にいると、「私もやってみたい」と思わされることって確かにある。あれこそが、ただっちの言う「ワクワク感を伝える提案」の正体なんだと思う。
ただっち(25:15〜)
「なることすごくあるんですねそれって何か売ってないんだけども一歩踏み出してなんかやってみたくなるっていうところまで何か自分の商品をワクワク語れるっていうそこが結構ねあの心をつかむ提案なんじゃない」
「売ってないんだけど一歩踏み出してやってみたくなる」。ここが理想の提案の到達点だ、とただっちは言います。売り込んでいる感じが全くないのに、相手が「やってみたい」と動きます。料理でいうと、無理やり試食を勧めて回るのではなく、厨房から漂ういい匂いだけで、お客さんが自分からふらっと寄ってくる感じです。そういう提案が、結果的に選ばれる提案です。

そして、このセクションで特に響いたのが「仲間を集める感覚」という話だった。ただっちは自分の講座ビジネスを例にとって、こんなふうに話してくれた。
ただっち(22:35〜)
「それ。営者さんの社員だと僕は思って、売ってきますみたいな感じで。いう感じで監視をしていると仲良くなるし、同士みたいな感じになるんですよね。なのでそう言われてみると、僕もこの講座とかではもう皆さんも仲間集め、やっぱ商品販売するって仲間を集めるにもすごく近いのかなと思っておりまして、特に僕みたいな講座ビジネスをやっている人にとっては商品を売るというよりもこの商品を通した世界観に共感してくれる方と一緒にやっていきたいっていうのがすごくあるので一緒にこの面白い時代作りましょうよっていうそこを僕は提案をしていると」
経営者の会社に、まるで社員の一人みたいな感覚で入り込んで、現場を一緒にまわっていくうちに自然と仲良くなって、いつの間にか同志みたいな関係になる——そんな営業スタイルだったという話。
「商品を通した世界観に共感してくれる方と一緒にやっていきたい」。この一言で、提案の核心をズバッと言い当てられた気がします。特定の価値観や世界観を持っている人が、同じ方向を向いている人たちを、仲間として集める感覚です。そこには「売らなきゃ」という焦りが入り込む余地がありません。
ただっちは自分が営業マン時代の話もしてくれた。「お客さんの一部の社員です、みたいな感じで営業してた」という言い方が印象的で、相手の陣営に入り込む形で関係を作っていたから、仲間になれた、という感覚を持っていたみたいだった。
「心をつかむ、売ってないつもりで、その自分の溢れる思いをね、やっぱりいかに伝えられるのかっていうところ」。ただっちのこの言葉は、提案の技術というより、提案する人の在り方の話です。溢れる思い、あふれる熱量がなければ、どんなツールを使っても届きません。だからAIスライドが5分でできても、その前に問うことがあります。「私はこの商品が、本当に好きか?」「この商品でお客様がどうなるか、本気でイメージできてるか?」。そこが変わらない出発点だと、改めて感じました。
ただっちの話で救いだと思ったのが、次の話です。全部に自信がなくてもよいのです。「ここのここだったら、めちゃくちゃ好きなんだよね」という好きポイントだけ見つければよいのです。商品全体に自信がなくても、ここだけは熱く語れます。その熱量だけを渡してあげます。そしてイメージ力と共感力を持って、相手が何に悩んでいるのか、どんな理想があるのかを意識します。そこに自分のワクワクする熱い思いがガッチリ噛み合ったら、「欲しい」になります。完璧主義で、自信がなくて、提案が苦手な人にとって、これは救いの言葉だと思いました。
イメージ力と共感力——AIが広げてくれる提案の可能性
LIVEの終盤、ただっちが全体のまとめに向かうように話してくれたのが、提案に必要な「イメージ力と共感力」の話だった。AIが画像・動画・音楽まで作れるようになった今、その力をどう使うか、という問いでもあった。

ただっちがこのセクションで最初に言ったのが、「イメージをお客さんにイメージしてもらう手段が増えている」という話だ。昔は「百聞は一見にしかず」とは言われていても、「見せる」コストが高かった。素材を買って、デザイナーに頼んで、印刷して——それが今は、AIで自分で作れる。
ただっち(29:36〜)
「そうなんですよね、ここがめちゃくちゃ大事なポイントでもありますので、はい。はい、皆さん少しでもね、何か売るのが苦手と思っている方もお客さんに対するイメージ力、何に悩んでいるのか、何が理想なのか、その差は何なのか、そしてその自分自身のこの溢れる思いをお客様にワクワクしながら伝えてあげる。お客さんの商品を売るんじゃなくて理想の未来をイメージさせてあげるっていうその感情をいかに動かすのかっていうところが大事っていうのをお伝えさせていただきましたが、」
「お客さんの商品を売るんじゃなくて理想の未来をイメージさせてあげる」。これが、このLIVEでいちばん刺さった一言でした。スライドを作ることも、リンゴジャムのネーミングも、ワクワクしながら語る熱量も、全部「理想の未来をイメージさせる」ための手段でした。その構造が、最後にすっと見えてきました。

タイミングの話も出てきた。どんなにいい提案でも、相手の状態によって届かない場合がある。ただっちが「お腹がいっぱいで美味しい料理を提供しても」という料理の例えでそれを語ってくれた。
ただっち(31:33〜)
「タイミングもありますからね。たまたま相手がお腹いっぱいで美味しい料理提供しても、ちょっと今お腹いっぱいなんですっていう時もありますからね。信頼で売り込まなかったことが、かえって信頼になって、ゆっくりまた戻ってきてくれたっていうところがあると思いますので。そういう時は信頼の積み重ねだなと思いますね。」
「信頼で売り込まなかったことが、かえって信頼になってゆっくりまた戻ってきてくれた」。この言葉の元には、ゆきさんの個別相談の体験があります(30:16〜)。合わないと思った相手に「今のAさんには私合わないと思います」と正直に伝えたら、違うタイミングで来てくださった、という話です。どんなに美味しい一皿でも、満腹の人には出しません。相手のお腹の空き具合を見てから出すのも、立派な提案の技術です。タイミングが合わない時に無理に押し込まなかったことが、長期的な信頼になります。そういう営業の在り方は、短期的な売上よりも大切なものを生みます。
LIVEの最後に、ただっちが「自分を知る」ことの大切さを語ってくれた。
ただっち(36:11〜)
「なと思いますはいまさにその通りだと思いますね特にAI自体は本当に自分が何者なのかが分かっていないと迷子になっちゃうんでぜひまずは自分知るっていうところから始めてくださいそれでは今日も皆さんありがとうございましたありがとうございまし」
「AIは自分が何者かがわかっていないと迷子になる」——この締めくくりが好きでした。AIがどれだけ強力なツールになっても、使う側の「軸」が定まっていないと、生成物も提案も方向を見失います。だから最初に必要なのは、自己理解なんです。ただっちがこのLIVEを通じて伝えようとしていたことの本質が、このひとことにギュッと凝縮されている気がしました。
「売り込まずに選ばれる」というテーマの答えは、結局、「自分を知り、商品を愛し、お客様の理想の未来を描いてあげること」でした。AIはその表現を加速してくれるツールですが、中身のイメージ力と共感力は、人間が磨く必要があります。そのことを、ただっちとゆきさんは約36分かけて丁寧に話してくれました。
私もコンサルをしていて、同じことをよく感じる。提案書の見栄えよりも、「あなたのことをちゃんと考えています」という誠実さのほうが、お客様の心には届く。AIでビジュアルを5分で作れるようになった分、「誠実さを込める時間」に使えるようになった——そういう時代の変化を、このLIVEから感じてた。
COLUMN
ひろくんコラム — 「売れない」じゃなくて「まだ伝わってない」だけかもしれない
ただっちのLIVEを聞きながら、私自身も何度かコンサルで痛感してきたことを思い出してた。商品に自信があるのに売れない。何度提案しても反応が薄い。そういう経験をした方、多いんじゃないかな。
「売れない」と思っている裏側には、「まだ伝わってない」状態があることが多いです。伝えているつもりで、実は自分のスペックを並べているだけ。お客様の頭の中に「未来の絵」が描かれていません。そういうケースは本当によくあります。
ただっちが言った「自分が何者かわかっていないとAIも迷子になる」という言葉、これは提案にも全部つながる話だと思う。自分の商品が誰の何を変えるのか、それを自分が信じていないと、どんなスライドを作っても熱量が伝わらない。
私が使っている分身AIひろくんも、同じ思想で作っています。「ひろくんならどう語るか」をAIに学ばせているわけだから、まずひろくん自身が何者かを定義する必要があります。その「自分を知る」プロセスが、提案の質を上げる一番の近道なんです。
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よくある質問
Q. GeminiのCanvasモードはどうやって使うの?
LIVEでは、まずChatGPTで伝えたいテーマを整理してから、Geminiに内容を入力し「スライドを作成したいです、分かりやすく視覚的に」とリクエストする方法が紹介されました。Canvasモードはキャンバスというモードを選ぶと使えます。無料版でも利用できるとただっちが話していました。作ったものはGoogleスライドに変換したり、PowerPointでダウンロードしたりも可能です。
Q. 「売り込まずに選ばれる」ために一番大切なことは?
LIVEの中でただっちが繰り返し語っていたのは「商品を売るのではなく理想の未来をイメージさせてあげること」でした。お客様の悩みを聞き、理想を聞き、その差を埋める提案をしながら、お客様自身も気づいていなかった視点を提供してあげること。そして自分の商品に対するワクワクする溢れる思いを、売り込みではなく自然な熱量として伝えること、というのが核でした。
Q. リンゴジャムのネーミングの話に出てきた「理想の未来を売る」とは?
ただっちの師匠が作るリンゴジャムに「まるでアップルパイ」という名前をつけた事例が紹介されました。商品の機能(長野県産リンゴ100%・無添加)を説明するのではなく、「これを朝食に塗るとホテルの高級感が家で味わえる」という体験・未来を売っているわけです。価格は480円でも、1万〜2万円の高級ホテル体験という文脈に乗ると、価値の見え方がまったく変わる——それが「理想の未来を売る」の具体例でした。
Q. 提案が苦手な人はどこから始めればいい?
ただっちが話してくれたのは「自分が知らないスポーツでも、楽しそうに話す人の隣にいるとやってみたくなる」という体験でした。商品全体への自信がなくても、「ここのここだけは好き」というポイントを見つけて、そこだけを熱く語る。そして、ただっちのLIVEの締めくくりの言葉「まず自分を知るところから始めてください」が、提案の出発点として最も重要だと話していました。
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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成・画像制作にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。