WATCH REPORT

EmDash(Cloudflare製CMS)へのWordPress移行をKEITOさんが実演

2026.10.28

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、YouTube のチャンネル『KEITO【AI&WEB ch】』で、KEITOさんが WordPress から EmDash へ引っ越す流れを見せた動画を紹介するね。

WordPress でサイトを持っている。でも、本体やプラグインの更新の手入れが、ずっと続いている。AIで更新できるなら、移ってみたい。けれど72分の動画を通しで見る時間は取れない。そんな一人社長や、小さな会社の経営者に向けて書きました。

KEITOさん(チャンネル名はKEITO【AI&WEB ch】)の、約72分の日本語の動画です。架空の運送会社のサンプルサイトを、Cloudflare が作った CMS の EmDash(エムダッシュ)へ、同じ URL のまま引っ越します。最後は Claude から更新できるところまで見せてくれます。公開は2026年10月27日。

動画の話は7つ。引っ越しの前と後、更新し続ける負担、AIが更新する前提の設計と実演、保守を2つに分ける考え方と Cloudflare を選ぶ理由です。そこから EmDash の特徴と公式の移行ツール、デザインの作り直しとドメインの切り替え、スマホの Claude から更新できることとできないことへ進みます。

この記事は、動画の話を引っ越しの順に紹介して、そのあとに、私の見方を重ねます。読み終えると、自分のサイトを移すかどうかと、AIに触らせる範囲を、自分で決められます!

SPEAKER

KEITOさん

チャンネル KEITO【AI&WEB ch】の発信者です。スライドと実画面を見せながら、一人で解説します。画面の右下には、顔出しのワイプが映ります。

3行でわかるポイント

  1. KEITOさんは、WordPress は本体・テーマ・プラグイン・PHP の4つを更新し続ける負担が大きいと話し、EmDash なら見た目はほぼ同じまま、同じ URL で引っ越せると見せます。(第1章・第2章へ)
  2. 引っ越しは公式の移行ツール、Claude Code、ドメインの切り替えの順で進みます。最後は Claude に話しかけるだけで更新できますが、トップの見た目の差し替えは断られます。(第6章・第7章へ)
  3. 私なら、更新の手はAIに渡して、何を触らせるかと、公開の一押しを誰が持つかは、先に自分で決めます。(第3章・第4章へ)

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01

WordPress から EmDash への引っ越し。前と後で、何が替わり何が同じか

▲目次
前と後を左右に並べ、動く場所、文章、画像、管理画面が替わっても、同じドメインの橋でつながっていることを示した図解
図解: ドメインは同じ、中身が替わる
動画キャプチャ: スライド 引っ越しの前と後。WordPressとEmDashの動く場所、文章、画像、管理画面、更新する相手が左右に並ぶ(8:00頃)
動画キャプチャ: スライド 引っ越しの前と後。WordPressとEmDashの動く場所、文章、画像、管理画面、更新する相手が左右に並ぶ(8:00頃)

サイトを引っ越すと聞くと、URL が変わるのでは、見た目が崩れるのでは、と心配になりませんか?動画は、その心配に先に答えるところから始まります。

KEITOさんが引っ越すのは、Xサーバー上の WordPress で動く、架空の運送会社のサンプルサイトです。行き先は EmDash。Cloudflare が作った CMS(記事を管理画面から書いて公開する仕組み)です。

スライドには、引っ越しの前と後が並びます。動く場所は Cloudflare Workers、文章は D1、画像は R2 へ。それぞれ Cloudflare の、サイトを動かす場所、データベース、画像などの置き場です。

管理画面は、パスワードではなくパスキーで入る形に変わります。パスキーは、指紋や顔でログインする方式。更新する相手は、本体・テーマ・プラグイン・PHP の4つから、EmDash 本体だけになります。

KEITOさん(動画の中で・9:51〜)

見た目ほとんど変わりません。はい。全く同じURLで継続的にウェブサイトは維持されます。

見た目はほとんど変えず、同じ URL のままサイトを続ける。KEITOさんはそう言い切ります。裏側の仕組みが替わるので、安全性が上がり、更新も楽になる、とも話します。

全体の流れは、棚卸しとバックアップ、EmDash の新しいサイト、中身の取り込み、URL の引き継ぎ、ドメインの切り替え、確認の順です。目安は3日で、やれば1日、とKEITOさんは話します。

KEITOさん(動画の中で・10:21〜)

既存のWordPressサイトを棚下ろししてバックアップを取っていきましょうっていう感じですかね。はい。これね、やんないと失敗した時がですね、怖いですからね。

バックアップを先に取る。失敗したときに戻れないのが怖いから。流れの一番前に、守りの作業を置いています。

この動画で最初に見てほしいのは、新しい仕組みの紹介より、前と後を並べたあのスライドです。何が何に替わるのか、一目で分かります!

私の記事より(脱WordPressで静的サイトへ移行する流れをAIに相談しながら整理・AIを使えないと、移すのが難しい。なるべく早く、消すか移すか決める)

私なら、まず自分のサイトが何で動いているかを一行で言える状態にしてから、消す・移す・残す、を選びます。

自分のサイトが何で動いているかを、一行で言えるかどうか。ここが言えると、スライドの前の欄を、自分のサイトの言葉で埋められるんですよね。埋まらない欄があれば、そこが引っ越しの前に調べる所です。

私なら、動画で話していた3日の作業に入る前に、この一行を先に作ります。管理画面に入らず、AIにお願いして直す話は、イケハヤさんの動画でEmDashを紹介した記事に書きました。

02

更新し続ける負担。PHP の脆弱性は最後の一押しだった

▲目次
本体、テーマ、プラグイン、PHPの四つの札が輪になって回り、中心に更新し続ける、右上に最後の一押しの札を置いた図解
図解: 更新の輪を回し続ける
動画キャプチャ: スライド 理由1 更新の輪を回し続ける負担。輪の図と、91%と約34%の二つの数字(15:47頃)
動画キャプチャ: スライド 理由1 更新の輪を回し続ける負担。輪の図と、91%と約34%の二つの数字(15:47頃)

WordPress の更新のお知らせ、届くたびに後回しにしていませんか?動画は、ここから乗り換える理由の1つ目に入ります。

KEITOさんは、問題が発覚したその日に、自分のサイトを3本とも EmDash に移した、と話します。うち1本は、自分のコーポレートサイト。画面でも順に見せます。

KEITOさん(動画の中で・12:21〜)

個人的にはですね、今回のPHPの脆弱性問題はもう最後のだったなみたいなイメージですかね。

PHP の脆弱性は、乗り換えの大きな理由ではなく、背中を押した最後の一押し。本当の理由は日々の保守の重さだ、とKEITOさんは話します。

WordPress では、本体・テーマ・プラグイン・PHP の4つの更新を管理し続けます。プラグインは何個も入れているもの。EmDash なら、更新は EmDash だけで済みます。そう続けます。

KEITOさん(動画の中で・15:20〜)

このね、管理がめちゃくちゃめんどくさい。で、ちょっとなんか歯車がずれると画面真っ白になっちゃうみたいな。

4つの版を合わせ続ける管理には手間がかかり、どこかがずれると画面が真っ白になることもある。KEITOさんが面倒だと話すのは、この管理です。

スライドには数字が2つ出ます。2025年の WordPress 関連の新しい脆弱性11,334件のうち、プラグイン由来が91%(Patchstack の2025年版レポート)。PHP 8.1以前のまま動く WordPress が約34%(WordPress.org の集計・2026年10月26日時点)です。

KEITOさん(動画の中で・16:13〜)

AIで管理してもセキュリティ系の保守はね、絶対入ってった方がいいですね。

AIで運用を管理すれば、保守はほぼ要らなくなる。そう話したうえで、KEITOさんは、セキュリティの保守だけは残した方がいい、と1つだけ念を押します。

私の記事より(EmDashとは、AIにお願いして直せる新しいブログの仕組み。WordPressとの違いを動画で整理・更新が怖いWordPress。EmDashは戻せて、先に確かめられる)

2026年10月20日の16時22分ごろ、あるサイトのWordPress管理画面を見ると、更新が14件、承認待ちのコメントが1,596件、出ていました。プラグインの更新も、続いている状態でした。

これは動画の画面ではなく、別のサイトの管理画面です。更新の件数が、数字で並びます。KEITOさんの言う、更新し続ける負担は、こういう画面のことです!

私なら、保守を軽くする話と、守りを残す話を、分けて受け取ります。PHP と鍵の守り方を扱った、KEITOさんの別の動画は、同じ KEITOさんの15分の動画を整理した記事に書きました。

03

AIが更新する前提の設計と、ニュース投稿の実演で見えること

▲目次
人が操作する前提とAIが更新する前提を左右に比べ、AI側ではサイトの一角の投稿の枠だけが朱色で囲まれ、下書きまでと書かれた図解
図解: AIが触るのは、投稿の枠だけ
動画キャプチャ: スライド 理由2 人が操作する前提の設計と、AIが更新する前提の設計。WordPressとAIネイティブなCMSが左右に並ぶ(17:40頃)
動画キャプチャ: スライド 理由2 人が操作する前提の設計と、AIが更新する前提の設計。WordPressとAIネイティブなCMSが左右に並ぶ(17:40頃)

AIにサイトの更新を頼むとき、どこまで触らせますか?動画は、乗り換える理由の2つ目と、その実演に入ります。

2つ目の理由を、KEITOさんは、古い、AI時代に合っていない、と言い切ります。スライドには、人が操作する前提の設計と、AIが更新する前提の設計が並びます。

KEITOさん(動画の中で・17:56〜)

更新的な部分はね、なんとなくはできるんですけど、なんか安定しないしとすごくね、使いづらい。

WordPress でもAIで更新する道はあるものの、動きが安定せず使いづらい。セットアップもやりにくく、会社の一般の社員にAIで頼んでも難しい、という説明です。

EmDash の更新は、素人でも簡単で、安全に任せられ、権限の振り分けもできる、と続けます。大きな違いは、AIの口である MCP が最初から入っていること。MCP は、AIが外のサービスの道具を呼ぶための共通の口です。

実演では、Claude のデスクトップのコネクターから、大阪でAI勉強会(12月10日開催)のニュースを画像つきで投稿します。画像は Python で作った簡易な図です。

管理画面で本文・画像・投稿者を確かめ、手直しして公開し、サイトへの反映を見せて、最後に削除します。コネクターの設定は、読み取りは許可、書き込みと削除は承認が必要。

KEITOさん(動画の中で・25:37〜)

しかも公開しなくて下書きで止めるみたいなことももちろんできますので、かなり安心してね、AIに任せることができますっていう感じです。

AIが触るのは、サイト全体ではありません。EmDash の中のお知らせの部分だけです。人と同じように書き込んで公開し、そのあとで人の手でも直せる、とKEITOさんは話します。

私なら、更新の手はAIに渡して、人は何を許すかを決める側に回ります。手を動かす所はAIに、考える時間は人に残す。AIに委ねて、人は積み減らして生き直す。それを、サイトの更新で形にすると、こうなります。

承認が要る操作と要らない操作を、投稿の前に分けて見せています。何を許すかを先に決めてから動かす順番です。

04

保守を2つに分ける。更新は自社でAIに、守りは専門に

▲目次
一つの保守の箱が、日々の更新(自社でAI)と守り(専門に任せる)の二つに分かれる図解
図解: 保守を二つに分ける
動画キャプチャ: スライド 理由3 保守運用費を2つに分けて考え直す。コンテンツ更新・日々の運用と、セキュリティ面の担保の二つの箱(26:00頃)
動画キャプチャ: スライド 理由3 保守運用費を2つに分けて考え直す。コンテンツ更新・日々の運用と、セキュリティ面の担保の二つの箱(26:00頃)

制作会社に毎月出している保守の月額。その中に何が入っているか、分けて見たことはありますか?動画は、ここから乗り換える理由の3つ目に入ります。

KEITOさんは、制作会社への保守の月額を、2つに分けて考え直そうと話します。1つ目は、お知らせやブログの投稿、記事の直しといった日々の更新と運用。担当は、AIを軸にした自社です。

2つ目は、サーバーの強化、バックアップ、第三者による常時の監視といった、セキュリティの担保。こちらは、セキュリティの専門会社と連携した体制が受け持つ、とスライドに出ます。

KEITOさん(動画の中で・26:42〜)

このセキュリティ部分のですね、担保みたいなところはめちゃくちゃ必要かなと思いますね。

守りの担保は欠かせない、という念押しです。中身は、きちんと監視してもらうこと。不審なアクセスを知らせる仕組みや、何かあった時にすぐ切り替えられるページを用意する話も出ます。

KEITOさん(動画の中で・28:06〜)

更新作業自体はもう完全に自社でやり切りましょうと。

結論は、更新は自社でやり切り、守りだけをプロに任せる形。お金を出す先を、日々の更新ではなく、セキュリティに集めようという話です。

では、なぜ Cloudflare と EmDash なのか。KEITOさんは、PHP ではないこと、現場の人が更新しやすいこと、AIネイティブなこと、Cloudflare のセキュリティを挙げます。

スライドは、PHP を持たないかと、現場の人が更新しやすいかの2つの軸で、選び方を並べます。静的なサイトは、PHP が無い代わりに、更新のたびにファイルを直します。

WordPress は、更新のしやすさはそのまま。ただ、PHP とプラグインが残ります。Cloudflare と EmDash はその両方を満たす、とKEITOさんは話します。

保守の場面では、更新の手はAIに、守りは専門に渡します。そのうえで人の手元に残すのは、何を許すかを決める目です!

私の記事より(PHPとWordPressと1Passwordのセキュリティ、KEITOさんの動画15分を6章で整理・まとめ。確かめる、更新する、点検する、鍵を守る順番)

私が大事だと考えるのは、まず使っているかを外から確かめること。更新は、見える所と見えにくい所の両方に要ること。鍵はAIに読ませない形にして、ログインはお金に関わる所から固めること。

守りを専門に任せても、人の側の持ち物はなくなりません。外から確かめる目、見えにくい所の更新、鍵の置き場所、ログインの固め方。ここは任せきりにしない所です。

動画との違いは、順番です。私は、専門会社に任せる範囲を決める前に、いま挙げた4つを先に決めます。

05

EmDash の特徴と、移行ツールで移るもの・作り直すもの

▲目次
移る箱に投稿、画像、メニュー、作り直す箱にテーマ、機能を仕分け、中央に移行ツールの台車を置いた図解
図解: 移るもの、作り直すもの
動画キャプチャ: スライド 移るもの、作り直すもの。投稿やカテゴリなどが移り、テーマやショートコードは作り直す(40:40頃)
動画キャプチャ: スライド 移るもの、作り直すもの。投稿やカテゴリなどが移り、テーマやショートコードは作り直す(40:40頃)

引っ越しで、何が自動で移って、何を自分で作り直すのでしょうか?動画は、EmDash の紹介から、公式の移行ツールの実演へ進みます。

EmDash は Cloudflare が作った CMS。2026年4月に発表され、正式版は2026年9月28日、とスライドに出ます。本体は MIT ライセンスで公開されていて、商用でも使える、という説明です。

書き方は WordPress と同じで、管理画面から記事を書いて公開します。ログインはパスワードではなくパスキー。管理画面は日本語に対応していて、スライドには翻訳率 約82% と出ます。

KEITOさん(動画の中で・35:08〜)

基本的にはAIが触るのは用意してあげた投稿の枠だけですね。

AIが手を出せるのは、最初に用意した投稿の枠の中だけ、という話です。サイト全体のデザインや設定は人が決め、AIが代わりに書くのはニュース、お知らせ、ブログ記事。AI用のアカウントを下書きまでにする使い方もできます。

公式の移行ツールの流れはこうです。WordPress 側に EmDash Exporter というプラグインを入れ、画面に出たキーを、EmDash 側の「WordPressからインポート」に貼ってつなぎます。

移る物は、投稿、固定ページ、カテゴリとタグ、画像、メニュー、SEOのタイトルと説明、コメントなど。作り直す物は、テーマ、プラグインの機能、ショートコード、ページビルダーのレイアウトです。EmDash は PHP で動かないため、とスライドにあります。

KEITOさん(動画の中で・39:40〜)

画像に関してはですね、このインポーターじゃ取り込めないっぽいんですけど、ここはね、AIに任せればいけると思いますね。

事前の説明では、画像はこのツールだけでは取り込めないかもしれない、ただAIに任せればどうにかなる、という見込みでした。

KEITOさん(動画の中で・49:54〜)

メディアもインポートできるんですね。じゃあ、もう完璧に移動させることができるっぽいですね。

ところが実演では、メディアも取り込めました。事前の見込みが、画面の上で変わった所です。

見込みと結果が違った所を、そのまま見せてくれています。事前の説明を、実演の画面で確かめ直す流れです!

移る物と作り直す物を、先に自分のサイトで書き出してみてください。引っ越しの重さが、作業の前に見えてきます。

私はこの章を、手順ではなく、移る物と作り直す物の仕分け表として読みます。

06

デザインの作り直しとドメインの切り替え。怖い一手はどこか

▲目次
バックアップ、ネームサーバー、ドメイン転送、つなぐの四つの札が並び、ドメイン転送だけが朱色の枠で怖い一手と示された図解
図解: 怖い一手は、ドメインの転送
動画キャプチャ: Cloudflareの画面。ドメインはCloudflareによって保護されています、と表示され、DNSの設定が右に並ぶ(55:30頃)
動画キャプチャ: Cloudflareの画面。ドメインはCloudflareによって保護されています、と表示され、DNSの設定が右に並ぶ(55:30頃)

引っ越しでいちばん手が止まるのは、どこだと思いますか?ここからは、KEITOさんが実際にやった順に紹介します。触る前にバックアップを取ること。やり方がサービスごとに違うこと。この2点は先に添えておきます。

デザインは、WordPress のテーマのフォルダを FTP で手元に取り、Claude Code に渡して作り直させます。固定ページは静的なサイトに、ニュースとブログだけ動的に。管理画面はカタカナで人間ファーストに、という指示です。

KEITOさんは、自分の Claude Code はいろいろ学習させた特殊な状態だ、と話します。

ドメインは、2つの手順に分かれます。まず Xサーバー側で、ネームサーバーを Cloudflare に変えて、反映を確かめます。ネームサーバーは、ドメインの行き先を決める設定です。

KEITOさん(動画の中で・56:53〜)

怖いんすけど、怖いんですけど、このドメイン解約します。解約しないといけないんですよ、先に。

次は、ドメインそのものを Cloudflare に移す手順。その前に、Xサーバー側でドメインの解約申請が要ります。KEITOさんは、ここで怖さを口にします。

KEITOさん(動画の中で・57:13〜)

このレジストラロックってやつがね、設定されてるとね、移管できないので

レジストラロックは、ドメインを勝手に移されないための鍵。掛かったままでは移せない、という説明です。Xサーバーの場合は解約が要るようで、やり方はサービスごとに違う、という説明です。

移すには認証コードが要ります。それを Cloudflare に貼ります。そのあと、ドメインを Workers のサイトにつなぎ、管理画面は専用のアドレスへ。仮のアドレスから本番のドメインに切り替えて、完成です。

私の記事より(ChatGPTのブラウザ操作に任せる前に決める4つ|独自ドメインの設定を任せたLIVEで、最後の承認を人が行った理由・任せる前にAIへ伝える4つ)

取り返しのつかないことだけ気をつければ、あとは責任を持てる範囲での失敗なので、気にしなくてよい。たとえば、違うドメインに表示されてしまった、うまく反映されなかった、くらいなら取り返せます。

このドメインの切り替えで、取り返しのつかない一手はどれか。取り返せる失敗はどれか。私なら、手を動かす前にこの2つを分けておきます!

私なら、申請の前に、バックアップと戻し方を確かめます。

動画との違いは、怖さの扱い方です。動画は、怖さも見せたうえで進めます。私は、怖いと感じた所を、確かめる所のリストに変えます。

07

スマホの Claude から記事を公開する。断られたことも見る

▲目次
スマホから話しかけると、ブログ記事は公開でき、トップの見た目は錠前で断られる、二つに分かれる図解
図解: スマホから公開、見た目は断られる
動画キャプチャ: 管理画面のブログ一覧と、右に映るスマホのClaudeの画面。サンプル記事の作成を頼んだ場面(67:45頃)
動画キャプチャ: 管理画面のブログ一覧と、右に映るスマホのClaudeの画面。サンプル記事の作成を頼んだ場面(67:45頃)

外出先のスマホから、サイトを更新できたらどうでしょう?動画の最後は、EmDash を Claude につなぐところから始まります。

まず EmDash の設定を開きます。API トークンを作ります。権限はコンテンツとメディアの読み書きだけ。管理者のフルアクセスは付けません。そうKEITOさんは話します。

KEITOさん(動画の中で・62:41〜)

定期的にね、メンテナンスしていきたい人はですね、30日区切りでね、やってくと安心だと思います。

期限は無期限も選べます。ただ、30日区切りにしておけば、何かあっても被害が短く済む、という話です。

次に Claude Code に頼みます。MCP の URL を発行してもらいます。Claude の「カスタムコネクター」にその URL を貼り、EmDash にログインして許可すれば、接続は完了です。

KEITOさん(動画の中で・67:31〜)

これでスマホでいつでもどこでもAIにね、バーって話しかけるだけで記事の更新ができるような状態になりました。

スマホの Claude アプリから、サンプルのブログ記事を作って公開して、と頼みます。すると、ブログ記事が実際に公開されました。

KEITOさん(動画の中で・68:49〜)

できませんっていう風にね、言われました。だからこれならね、結構安心ですよね。

トップページのメインビジュアルの差し替えは、できません、と返されました。CMS で更新できる範囲を、ブログとニュースに絞っているためです。KEITOさんは、それをむしろ安心につながる点として受け止めます。

静的に作った部分は、Claude Code と Wrangler の担当。一般の社員は MCP でニュースとブログだけ、静的な部分は Claude Code を使える人、という役割の分け方が出ます。

私の記事より(AIマーケティングの自動化でも最後の確認は人が持つと、イケハヤさんの配信と私の運用で考えます・インスタは最初の設定だけで回る?私が手放さない味見)

OKを出すと、カルーセルは昼12時、リールは夜19時に予約されます。OKが来なければ、下書きのまま終わります。公開するかどうかの一押しだけは、私が持っています。

AI用のアカウントは下書きまでにできる、という前の章の話。公開の一押しを人が持つ話。この2つは同じ向きです。下書きで止まる道を残しておけば、AIに書かせる量を増やしても、怖さは増えないんですよね。

私なら、スマホから頼む時も、公開までAIに許すか、下書きで止めるかを先に決めます。

動画は公開まで進める実演です。私がいちばん買うのは、できないことが安心の線になっている所です!

COLUMN

▲目次

更新の手間はAIに、公開の一押しは私に

ひろくんが、更新はAI、守りは専門、一押しは私の三枚の札を紹介している図解。一押しは私だけが朱色の枠になっている
図解: 一押しは私が持つ

KEITOさんは、更新は自社でAIに、守りだけ専門に、と話します。ニュースを書いて、画像を添えて、投稿の枠に入れる。動画では、その手間をAIが引き受ける場面を、実際に見せてくれます。人の側は、出来上がった投稿を確かめるだけ。この場面を見て思い出したのが、私が10月5日に書いた魂磨きの記事の一節です。

私の記事より(ズボラな私がAIに任せる話を書いた魂磨きの記事・嫌いなことと後回しは、AIに任せる)

AIの役割を、私は「フローに入るための環境整備係」と考えています。ワクワクしないことを引き受けてくれる存在です。

サイトの更新の手間は、ワクワクしないことの側に入ります。それをAIが引き受けてくれる。環境を整える係として、心強い相棒です。でも、引き受けてもらうことと、手放すことは別物。手を動かす所は渡しても、サイトの持ち主であることまでは渡しません!

私なら、手間を渡したあとも、AIに何を許すかと、公開の一押しは手元に残します。読み取りは任せる。書き込みは確かめてから。公開は、私がOKを出した時だけ。そうやって線を引いた先で、浮いた時間を、何に夢中になるかに向ける。ここが本題です。

更新はAIに。守りは専門に。一押しは私に。この分け方にしておけば、手入れに追われる時間を、夢中になる時間に回せます!引っ越しを考えている方は、浮いた時間で、何に夢中になりたいですか?

AIの役割を、フローに入るための環境整備係として書いた回は、ズボラな私がAIに任せる話を書いた魂磨きの記事です。

分身AIについてもっと知りたい方は分身AI.comもチェックしてね!

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. EmDash とは何ですか?

A. EmDash(エムダッシュ)は、Cloudflare が作った CMS です。KEITOさんは、2026年9月28日に正式版が出て、MITライセンスで公開されていて商用でも使える、と話します。WordPress と同じように、管理画面から記事を書けます。詳しくは第5章。

Q. WordPress から引っ越すと、何が移って、何を作り直しますか?

A. スライドには、投稿・固定ページ・カテゴリ・画像・メニュー・SEOのタイトルと説明などが、公式の移行ツールで移ると出ます。テーマ、プラグインの機能、ショートコードは作り直しになります。EmDash が PHP で動かないためです。詳しくは第5章。

Q. AIにサイトを触らせるとき、どこまで任せられますか?

A. KEITOさんは、AIが触るのは用意した投稿の枠だけで、下書きで止めることもできる、と話します。実演では、読み取りは許可、書き込みと削除は承認が必要に設定していました。トップの見た目の差し替えは断られています。詳しくは第3章と第7章。

Q. ドメインの切り替えで、気をつけることは何ですか?

A. KEITOさんが実際にやった順は、ネームサーバーの変更のあとにドメインの転送です。Xサーバーでは、レジストラロックを外すために解約申請が要りました。やり方はサービスごとに違うので、バックアップを先に取るのが前提です。詳しくは第6章。

Q. AIで運用すれば、保守はいらなくなりますか?

A. KEITOさんは、AIで運用すれば日々の更新の保守はほぼ不要になる一方で、セキュリティの保守は残した方がいい、と話します。更新は自社でAIに、守りは専門に任せる分け方です。詳しくは第2章と第4章。

MATOME

まとめ

▲目次

KEITOさんの日本語の動画は、WordPress のサンプルサイトを EmDash へ引っ越す流れを、引っ越しの前と後、更新し続ける負担、AIが更新する前提の設計、保守を2つに分ける考え方、移行ツール、ドメインの切り替え、スマホの Claude からの更新、の7つの話で見せてくれました。

動画では、更新は自社でAIに、守りだけ専門に、と話します。私なら、守りを渡したあとも、外から確かめる目と、鍵の置き方と、ログインの固め方は人の側に残します。

自分のサイトが何で動いているかを、一行で言えるか。移る物と作り直す物を、自分のサイトで書き出せるか。取り返しのつかない一手と、取り返せる失敗を分けられるか。ここまで決めてから動けば、迷う所はぐっと減ります!

動画の最後では、スマホの Claude から記事を公開できた一方で、トップのメインビジュアルの差し替えは断られました。AIに触らせる範囲を最初に決めておくと、できないことがそのまま安心の線になるんですよね。

自分のサイトの更新のうち、AIに渡せる物と、人が一押しを持つ物は、どこで分かれていますか?

LINK

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

チャンネルKEITO【AI&WEB ch】
出演KEITOさん(語り手)
公開日2026年10月27日
長さ1時間12分15秒(日本語)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=kuRFAngTJsU

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