AIツール活用

ショート動画作りをClaude Opus 5.5に任せたら、ワンプロンプトで公開まで進んだ

2026年9月28日

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家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。

9月27日の夜、22時24分。私はAGI Cockpitのタスクに、ワンプロンプトを送りました。本当に1行だけです。

リール動画にして https://youtu.be/U3VgpOaHjCU

受け取ったのはAI秘書の凛ちゃんです。中身はClaude Opus 5.5。

翌朝の9時18分には、57秒の縦動画がYouTubeショートとTikTokに公開されていました。その間に私がしたのは、届いた質問に3回答えたことだけです。

3行でわかるポイント

  1. ひと言で、場面選びから字幕まで:7分41秒の動画から見どころを選び、タイトルと字幕を付けた縦動画が8分後に届きました
  2. 失敗もAIが自分で見つけた:書き出した動画を文字に起こし直して、つなぎ目で言葉が切れた4か所を直していました
  3. 最後のボタンだけは私:投稿は公開の手前で止まって確認が届き、「両方公開する」を選んだ1分後に公開されました
記事の全体図解。22時24分のひと言、8分後の102秒版、朝の57秒版とつなぎ目の修正、公開の手前の確認、9時18分の公開、ほかの人のOpus 5.5動画事例6選までの流れ
できあがった57秒のリール(YouTubeショート・AI氣道)

ショート動画の作り方をAIに丸投げ|Claude Opus 5.5にワンプロンプトで頼んだ

ショート動画の作り方をAIに丸投げした図解。「リール動画にして」のひと言で、見どころ探し・切る・縦に並べる・字幕・タイトル・投稿をAIが引き受ける

元にしたのは、AI氣道のYouTubeチャンネルにある7分41秒の動画です。AGI Cockpitを経営者向けに解説した回でした。

リールを1本作るって、やることが多いんです。見どころを探す。切る。縦の画面に並べ替える。字幕を入れる。タイトルを考えて、投稿先ごとに上げる。

私が送ったのは、冒頭の1行だけです。尺も、場面も、字幕の色も、投稿先も書いていません。で、ここから先は全部、AI秘書の凛ちゃんのほうで進みました。

Claude Opus 5.5の動画編集|8分後に102秒の縦動画が届いた

Claude Opus 5.5の動画編集の流れ。22時24分に受け取り、取り込み、文字起こし、書き出しを経て、22時32分に102秒の縦動画の確認が届く

作業の記録を見ると、流れはこうです。

時刻AIがしたこと
22時24分私のひと言を受け取る
22時28分元の動画と自動字幕を取り込む
22時30分動画の音声を、単語ごとの時刻つきで文字に起こす
22時31分縦動画を書き出す
22時32分私に確認を送る

選ばれた場面は5つでした。

  1. 冒頭の「直近30日で180本、1日6本」
  2. タスク427件の実数
  3. 深夜から朝の自動実行と、AI秘書の凛ちゃんの「AIが夜勤してる」
  4. スマホの3つのボタンで止まる安全装置
  5. 締めの「判断だけに集中するための道具」

画面は上から、タイトル、元の映像、大きい字幕の3段です。タイトルは「寝ている間に 1日6本の記事が出る」。字幕は話す人で色が分かれていて、私は白、AI秘書の凛ちゃんは水色でした。

細かいところでは、元の動画に焼き込まれていた字幕の帯を切り落としていました。そのままだと、字幕が上下に2重に出てしまうからです。

私が返事をしたのは、翌朝の8時42分です。

動画編集の自動化で、AIが自分でつなぎ目の失敗を見つけて直した

動画編集の自動化でAIが自分でつなぎ目の失敗を見つけて直す図解。「イフング」を「ブリーフィング」に直すなど4か所を修正

朝、私が選んだのは「60秒以内の短い版も作る」でした。3分後の8時45分に、57秒版が届きます。

この3分の中で、AIはほかにも1つ作業をしていました。書き出した57秒版の音声を文字に起こし直して、元の台本と突き合わせる作業です。

AIの報告によると、最初の書き出しはつなぎ目が4か所おかしかったんです。

  • 「ブリーフィング」の頭が切れて、「イフング」と聞こえた
  • 「起きたら」が「あら」になった
  • 次の場面の「5時45分に」が混ざった
  • 次の場面の「さっき」が混ざった

動画を切る位置は、前の言葉が終わってから0.1秒後。次の言葉が始まる0.05秒前で止める。こういう細かい調整をやり直して、4か所とも直した版が届いていました。

先に作った102秒版も同じ直し方で作り直して、同じURLに上書きされていました。

YouTubeショートとTikTokへの投稿も、AIは公開ボタンの手前で止まる

YouTubeショートとTikTokへの投稿準備を終えたAIが公開ボタンの手前で止まり、ひろくんが「両方公開する」を押す図解

9時1分、投稿先を伝えました。AI氣道のYouTubeショートと、私個人のTikTokです。ここでもAIが先に進めます。

まずYouTubeのタイトル。キーワードを決めて、20案から選んでいました。最初は製品名の「AGI Cockpit」を頭に置く案でしたが、検索で打たれる言葉として「ブログ自動化」に替えています。決まったタイトルは「ブログ自動化にAGI Cockpitを使ったら、寝ている間に記事が完成していた」。

次に、YouTubeへは非公開のままアップロード。TikTokは、投稿ボタンを押す手前まで入力を済ませていました。

TikTokでは、説明文の頭にファイル名の一部「reel6」が勝手に入っていました。これもAIが見つけて、消してから確認を送ってきています。

9時9分に確認が届きます。9時17分に私が「両方公開する」を選ぶ。9時18分には、YouTubeが公開になり、TikTokにも投稿されていました。

公開したあとも、AIは確かめています。YouTubeは公開状態とチャンネル名がAI氣道であること。TikTokは、公開ページに出ている説明文です。

面白いのは、このリールの中身そのものです。動画の中で、私はこう話しています。

判断がいる時は、AIの側からスマホに質問が届きます。公開・配信・削除みたいな取り返しのつかない操作は、必ずこの手前で止まる。だから安心して任せられる。

このリールを作って出すまでの流れが、その通りになっていました!

ワンプロンプトから公開まで、私がしたのは3回答えただけ

ワンプロンプトから公開までにひろくんがしたのは3回答えただけ。8時42分・9時1分・9時17分の3つの返事

最初のひと言から公開まで、私の手元で起きたことを並べます。

時刻私AI
22時24分「リール動画にして」と送る取り込み、文字起こし、102秒版を作る
8時42分「60秒以内の短い版も作る」を選ぶ57秒版を作り、つなぎ目4か所を直す
9時1分投稿先を伝えるタイトルを決め、公開の手前まで準備する
9時17分「両方公開する」を選ぶ公開して、公開ページを読み戻す

今回の肝は、ここです。ショート動画作りをClaude Opus 5.5に任せたら、ワンプロンプトで公開まで進んだ。そこまでの作業を、AIの側で運んでくれました。

場面選びも、字幕も、失敗の見つけ直しも、投稿の準備も、AIの側で終わっていました。私に戻ってきたのは、「どっちにする?」の3回だけです。

Claude Opus 5.5の動画作成事例6選|ほかの人のショート動画も、いい意味でやばい

Claude Opus 5.5の動画作成事例6選の図解。撮って渡すだけ、解説アニメ、1文で15分、コードで描いた3分の映像、寝ている間に12時間、作り直し

Claude Opus 5.5で動画を作ったほかの人の記録を、AI秘書の凛ちゃんに探してもらいました。日本から2つ、海外から4つ。どれも公開されている記事と投稿です。

元の投稿をそのまま埋め込んでいます。動画も一緒に見てください。

① 撮った素材を渡すだけで、フルテロップ入りのYouTube動画(しゅうへいさん)

しゅうへいさんは、撮ったままの素材をClaude Opus 5.5に渡して、YouTubeの本編を1本作っています。記事にある数字はこうです。

  • 「元素材は7分くらいあります」
  • 「本編の作業時間は、9分でした」
  • 「4分くらいにまとまって出てきました」
  • 「フルテロップが入っています」

頼み方も書かれています。ファイルのパスをコピーしてClaude Codeに貼り、「これをやってください」と送るだけ。すると「まず40秒の試作が出てきました」。カットの案も一緒に出てきて、「じゃあフルでお願いします」と頼んだら4分の本編ができた、という流れです。

ご本人が正直に書いている条件も、1つあります。「今回はまったく素のOpus 5.5ではありません」。YouTubeの編集をいろいろ学習させたスキルを入れた状態で頼んでいて、「最初の初期設定を入れておけばいけます」とのことでした。

参考になるのは、この順番です。いきなり完成品を作らせず、先に短い試作とカット案が出てくる。人はそれを見て、進めるかを決めるだけ。

私のリールも同じ順番でした。先に102秒版が届いて、それを見てから「60秒以内の短い版も作る」を選んでいます。撮るのは自分、編集は任せる。編集をお願いする人を探す前に、この形を1本試せます。

② 英語のプロンプトにひと言添えて、約2分10秒の解説アニメ(Zenn・shinya.haraさん)

shinya.haraさんは、動画生成AI向けに書いた英語のプロンプトを、そのままOpus 5.5に渡しています。添えたのは「アクセンチュアスタイルのアニメーション動画にして」のひと言。できあがったのは「コードで描いた約2分10秒の解説アニメーション動画」でした。

記事の中で、ご本人はこう書いています。

アニメーションの作り込みがかなり上がっていると感じました。

参考になるのは、渡す前の段取りです。いきなり「動画作って」と頼まず、先にChatGPTで設計図を作らせています。ショットごとに「開始時刻・カメラの動き・画面内の動作・次のショットへのつながり」を書かせる型です。記事には「これで『スライドを9枚切り替えるだけ』の映像になりにくくなり」とあります。

さらに、Opus 5.5は作り始める前にいくつか質問してきたそうです。

私のリールでも、この2つが起きていました。AIは音声を単語ごとの時刻つきで文字に起こして、そこから切る位置を決めています。そして判断がいるところでは、私に質問を送ってきました。時刻で組み立てて、迷うところは聞く。別々の2つの記録が、同じ動き方をしています。

③ 1文のプロンプトで、15分のモーショングラフィックス(Leon Abboudさん)

Leon Abboudさんの投稿は、こう始まります。「Okay, motion designers are 100% cooked.」。訳すと「モーションデザイナーは完全にお手上げだ」です。

続きの内容はこうです。Opus 5.5が高度なアニメーションを作れるとXで見かけたものの、最初は半信半疑だった。そこで1文のプロンプトを渡したら、15分で一発で仕上がった(one shot this in 15 minutes)。

参考になるのは、試し方の軽さです。半信半疑のまま、1文と15分で確かめています。私の「リール動画にして」も1行でした。まず1行で頼んでみて、出てきたものを見る。それで十分に判断できます。

④ 素材も画像生成も使わず、コードだけで3分の映像(Chubbyさん)

Chubbyさんが作ったのは、AIの歴史をたどる3分の映像です。論文「Attention is all you need」からAGIまでを描いています。

投稿にはこう書かれています。「No stock footage, no image or video generators: every frame is rendered from code.」。ストック映像も、画像や動画の生成AIも使っていない。すべてのフレームがコードから描かれている、という意味です。Claude Codeの中で、Claudeが100%コードで作ったとも書かれています。OfficeChaiの紹介では、コードは約7,400行です。

参考になるのは、元の素材がゼロでも作れる点です。私のリールは、手元の動画から場面を選んで切る仕事でした。Chubbyさんは、何もないところから絵を描く仕事。種類は違っても、頼み方はどちらも文章です。

⑤ 5分話して寝たら、朝に動画が届いていた(Donald Jewkesさん)

Donald Jewkesさんの投稿です。「I made this with one prompt using Opus 5.5」。Opus 5.5で、ワンプロンプトで作った、と書いています。

続きはこうです。「I spoke to my computer for 5mins, claude worked for 12 hours, and I woke up to this」。パソコンに5分話しかけて、Claudeが12時間働いて、起きたらこれができていた。OfficeChaiも、詳しいプロンプト1つと12時間で作られた、と紹介しています。

参考になるのは、人が寝ている間に進んだことです。私のリールも、22時24分に頼んで、102秒版は8分後に届いていました。私が返事をしたのは翌朝の8時42分。夜に頼んで、朝に見て決める。Donaldさんと同じ形です。

⑥ Instagramのローンチ動画を、Opus 5.5で作り直し(shivanshさん)

shivanshさんは、Instagram用に作ったローンチ動画をOpus 5.5で作り直して、「which one do you prefer?(どっちが好き?)」と2本を並べています。

OfficeChaiの紹介では、人が3日かけて作ったモーショングラフィックスの動画と、Opus 5.5が1時間で作った動画の比較です。

参考になるのは、ゼロから作るだけでなく、既にある動画の作り直しにも使える点です。投稿先がInstagramのリールでも、考え方は同じ。私がまとめているスキルでも、投稿先にInstagramのリールを1行で足せるようにしています。

6つの事例に共通すること:人は「頼む」と「選ぶ」だけ

並べてみます。

事例人がしたことAIが作ったものかかった時間
私のリール「リール動画にして」の1行と、3回の返事57秒のショート動画と投稿の準備102秒版まで8分
しゅうへいさん素材を渡して「これをやってください」フルテロップ入りの4分の動画本編の作業9分
shinya.haraさん英語のプロンプトとひと言約2分10秒の解説アニメ記事に記載なし
Leon Abboudさん1文のプロンプトモーショングラフィックス15分
Chubbyさん作りたい映像の説明コードで描いた3分の映像投稿に記載なし
Donald Jewkesさん5分話しかけた一晩で仕上がった動画12時間
shivanshさん既存の動画の作り直しを頼んだ作り直したローンチ動画1時間(OfficeChaiの紹介)

人がしたのは「頼む」ことと、出てきたものを見て「選ぶ」ことが中心です。場面選び、字幕、アニメーション、書き出しは、AIの側で進んでいます。

OfficeChaiは、こうした動画を10本まとめて紹介しています。西洋文明の歴史を描いた動画は、X上で12,000回以上シェアされたそうです(OfficeChaiのまとめ)。

Opus 5.5、すごいです。いい意味で、やばい!

AIでショート動画を作る手順|手元の長い動画で試す3ステップ

AIでショート動画を作る3ステップ。長い動画を1本選ぶ、「リール動画にして」と送る、質問に答えて最後のボタンは自分で押す

YouTubeやLIVEのアーカイブはあるのに、ショート動画に切り出す手が回っていない。ショート動画作りを1から覚える前に、1本だけ試してみてください。

  1. 手元の長い動画を1本選ぶ
  2. AIに、URLと「リール動画にして」だけを送る
  3. 途中で届く質問に答える。最後の公開ボタンだけは自分で押す

ただし、条件が1つあります。今回はAGI Cockpitの上で、AI秘書の凛ちゃんがYouTubeとTikTokに投稿できる状態になっていました。だから公開まで進めたんです。投稿の準備がない環境なら、まずは縦動画のファイルができるところまでになります。

この流れは今、繰り返し使える手順(スキル)にまとめているところです。投稿先は表で持つ形にして、Instagramのリールも後から1行足せるようにしています。

Claude Opus 5.5のショート動画作りでよくある質問

Q. 何を使ったんですか?

AGI Cockpitの上で動くAI秘書の凛ちゃんです。中身のモデルはClaude Opus 5.5。文字起こしはMacの中で動くWhisper(large-v3-turbo)、動画の書き出しはffmpegでした。

Q. 勝手に投稿されませんか?

公開や投稿の直前で止まって、確認が届きます。今回も「両方公開する」を選ぶまで、YouTubeは非公開、TikTokは投稿ボタンの手前のままでした。

Q. どれくらい時間がかかりましたか?

最初の102秒版は、ひと言から8分で届きました。57秒版は、私の返事から3分。公開は「両方公開する」を選んでから1分です。

まとめ|ショート動画作りはワンプロンプトでAIに任せられる

7分41秒の動画から57秒のリールを作って、YouTubeショートとTikTokに公開する。私が送ったのは「リール動画にして」のひと言と、3回の返事でした。ショート動画作りをClaude Opus 5.5に任せたら、ワンプロンプトで公開まで進んだ。これが今回の記録です。

AIは場面を選び、字幕を付け、自分の失敗を見つけて直し、公開ボタンの手前で待っていました。

最後のボタンを押すのは私です。そこまでを任せられる相手がいると、手元の長い動画が動き出します。

COLUMN

委ねるとは、終点まで引き取ってもらうこと

委ねるとは終点まで引き取ってもらうこと。AIが荷物をゴールの手前まで運び、ひろくんが最後のボタンを押す図解

AIに仕事を頼んでも、途中で何度も自分に戻ってくる。それだと、結局は自分が抱えたままです。

今回のリールで私に戻ってきたのは、選ぶ場面の3回だけでした。見どころ探しも、つなぎ目の直しも、投稿の準備も、AIの側で最後まで運ばれていました。

止まったのは、公開ボタンの手前だけ。任せたはずの仕事が確認待ちで止まらず、終点の手前まで届く。私が「委ねる」と呼んでいるのは、この形です。

分身AI.comに「Codexに5回却下されて気づいた、「賢いAI」より「委ねるAI」だった話」という記事があります。AIに何を任せて、どこで自分が決めるか。その分け方の話です。

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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成・画像制作にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。

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