GPTs研究会LIVE / 生成AIニュース
AI検索は同じ質問でも答えが全部違う|今週の生成AIニュースをプロが解説
2026年6月28日(日)GPTs研究会 × WACA コラボ朝LIVE / 出演:ただっち(多田啓二)×ひろくん(田中啓之)×積さん(積高之・WACA理事)×ジーニーさん(北平貴之)×友くん(田中友紀)
家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。今日は日曜あさのGPTs研究会×WACA(ウェブ解析士協会)のコラボLIVE。今週の生成AIニュースを、専門家5人でワーッと一気にまとめた回だよ。出演は、積さん(積高之・WACA理事)、ただっち(多田啓二)、ジーニーさん(北平貴之)、友くん(田中友紀)、そして私(ひろくん)。この5人が「今週これが一押し!」ってネタを1個ずつ持ち寄ってきました。これがね、毎回ほんと濃いんですよ。
今週の流れをひとことで言うと——「AIを“使う”から、AIと“一緒に仕事する”へ」。AI検索の答え方、ChatGPTの時短ワザ、Grokだけで動画を丸ごと作る話、AIスピーカーに3Dプリンター、そして介護現場のダッシュボードづくりまで。もう個人の作業だけじゃない。リサーチも、資料も、デザインも、現場の土台そのものに、AIがズブズブ入り始めてるんです。「アップデート多すぎて、結局今週なにが大事なの?」——そう思ってる人こそ、この30分のまとめが地図になるはず。
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📺 今日の出演者
- 積さん(積高之)……WACA(ウェブ解析士協会)理事・京都華頂大学准教授・上級ウェブ解析士。AI検索(LLMO)とウェブ運用の専門家。今回は富山のセミナーで実演した「AI検索対策」の最前線をシェア。
- ただっち(多田啓二)……「一人で頑張るみんなの親友」をコンセプトに、起業家・経営者の人生とビジネスを開くAI開花マーケター。今回はChatGPTの「@(アットマーク)」と「/(スラッシュ)」の時短ワザを紹介。
- ひろくん(田中啓之)……三方よしAI共創コンサルタント。「社長無人化計画」でAIに仕事を委ねる発信中。今回はGrokだけで動画を丸ごと作る実験を共有。
- ジーニーさん(北平貴之)……弱点逆転家・AIインストラクター。AIジャングルのローカルガイド。今回はAIスピーカーと3Dプリンター×AIという“現実世界”の話を担当。
- 友くん(田中友紀)……AIカイテキサポーター・元理学療法士。今回は介護イベントの現場で「あるある診断ダッシュボード」をAIで作った体験をシェア。
🍳 3行でわかる、この記事の要点
- AI検索(LLMO)は、同じ質問でも使うAI・プランによって答えが全部違う。SEOの「順位を上げる」発想は通用せず、自分で検索される目線で試すことが第一歩。
- ChatGPTの「@」と「/」、Grokだけで作る動画、AIスピーカー、3Dプリンター——AIが画面の中から“現実の作業”へ出てき始めている。
- 共通していたのは「思いついたものを、まずAIに作ってもらう」姿勢。完璧じゃなくても叩き台が一瞬で出る時代に、人間がやることは「止める設計」と「味見」。
🎬 LIVE配信アーカイブはこちら!(約28分・完全無料)
AI検索は同じ質問でも答えが全部違う ── 積さんのLLMO実演

トップバッターは、WACA理事の積さん。なんと前日、富山でセミナーをやってたそうで——その中身をホヤホヤのまま持ってきてくれました。テーマは「AIで検索されやすいウェブサイト運用」、いわゆるLLMO。今までのSEO(検索エンジン最適化)と、何がどう違うのか。積さんいわく、ポイントは「発見・理解・採用・行動」の4段階。なかでも“発見”と“行動”に重きを置くのがLLMOらしさ、なんだとか。これ、私は初めて聞く整理でね。SEOが「検索結果で上に出る」勝負だったのに対して、AI検索は「AIに見つけてもらって、そのまま動いてもらう」勝負。……うん、頭の中の地図が一枚、ガラッと書き換わった感じがしました。
積さん(02:52〜)「AIで検索されやすいウェブサイト運用、いわゆるLLMOの話を1回整理しようと思って。発見・理解・採用・行動という、発見と行動に結構重点を置いた施策が、SEOと違うところかなと詳しく説明しました」
面白かったのが、よくある“勘違い”を積さんがバッサリ斬ったところ。「AI検索対策って、特殊なタグ足したり、テキストやファイル追加したり……でしょ?」——みんなそう思ってる。でも積さん、実際に手を動かしてみて「実は、そういうことじゃなかった」って言うんですよ。へえ。で、SEOとの決定的な違いとして挙げたのが“順位”の考え方。SEOは固定の順位を上げる世界。でもAI検索は、毎回その場で最新情報を拾って答えを組み立ててる。だから「順位を上げる」って発想そのものが、もう当てはまらない。なるほどなあ、と膝を打ちました。

で、ここからが圧巻の実演パート。「中小企業向けのサイトを作る会社を、費用や運用支援の実績から選んで紹介して」——このまったく同じ質問を、ChatGPT(Pro)・Gemini・Grok・Perplexityの4つに、ポンポンと投げてみたんです。結果は……もう、面白いくらい全部バラバラ。しかも積さん、わざと「何を参照してるの?」って各AIに根拠まで吐かせてた。同じ問いなのに、結論の組み立ても、参照する情報源も、まるで違う。「どのAIで聞くか」で答えが変わる——それを、目の前でナマで見せてくれた瞬間でした。
積さん(04:30〜)「同じ問いでも、結論の組み立てと参照とが違う。プラス・フリー・ビジネス・プロ、この4つを入れてみると、これも結果が違った。普通みんなフリーを使って聞いておられるんですね。現地の方に聞くと、フリーとプラスでは、プロとは結果が違うんだと」
さらにさらに。今度は同じChatGPTでも「フリー・プラス・ビジネス・プロ」とプラン違いで試したら——これまた結果が変わったっていうから、もうびっくり。AI検索の世界では、「どのAIか」だけじゃなく「どのプランか」でも、自分の会社が紹介されるかどうかが変わってくるんです。料理でいうとね。同じ「おすすめの店、教えて」ってお願いでも、聞く相手(AI)や、その人がどれだけ事情通か(プラン)で、返ってくる答えがガラッと違う、みたいな。これを聞いて、私も友くんも思わず「いや、やってみないと分かんないわ」と前のめり。
ひろくん(06:03〜)「検索される目線で、自分でやってみるのは大事ですね。こんだけ違うもんなんですね」
友くん(06:18〜)「一回、無料版できちっとサーチしてから。そう、無料版でやってみるべきですね。いやぁ、学びでした。この視点はなかったですね」
「AI検索対策」って聞くと、つい「なんか特別なタグや裏ワザがあるんでしょ?」って身構えちゃう。でも積さんが見せてくれたのは、もっと地に足のついた話でした。自分で富山の現場に立って、いろんなAI・いろんなプランに同じ質問をぶつけて、その違いに自分が驚いてる。この「自分が検索される側になって確かめてみる」っていう姿勢そのものが、たぶん今日いちばんの中身だったんですよ。聞きながら私も、自分の名前と事業で同じことやったら、どんな顔ぶれで紹介されるんやろ——なんて、ぼんやり考えてました。LIVEの一発目から、こんなに手触りのあるナマの実演で始まるとは。完全に引き込まれちゃいました。
ChatGPTの「@」と「/」── ファイルを一瞬で呼び出す時短ワザ

お次はただっち。テーマは、ChatGPTの「@(アットマーク)」と「/(スラッシュ)」。知ってるようで、意外と使いこなせてない2つの機能なんですよね。@で「MyGPT」やアプリを呼び出す——これは私も知ってた。でも今回ただっちが「これ、発見だったわ」って紹介してくれたのは、もう一歩奥の使い方。なんと@を打つだけで、過去に自分がアップした画像やファイルを、いちいち探しに行かずにパッと呼び出せる、っていうんです。
ただっち(06:51〜)「告知画像とかをよく作るので、トモくんの写真をフォルダからアップロードしているんですね。で、アットマークで“トモくん”って入れたら、トモくん写真が出てきて。過去アップしたようなものをアットマークで呼び出せるんで、いちいち探しに行かなくても、ファイル名だけ覚えておけばかなり時短になるなと思いました」
カギは、ChatGPTの中に「ストレージ」っていう保管庫があること。設定の左下、自分のアイコンから「ストレージ」を開くと——あら、今までアップしたファイルが全部たまってる。ここに一度上げたものは、基本ぜんぶ@で呼び出せるってわけ。ただっちは「自分も1.58GBくらい使ってて、長年やってると余白なくなるから、たまの整理も要るかもね」って、画面を見せながら。これね、私もまさに「毎回おんなじ写真、入れ直してる気がする……」ってクチだったので、思わず声が出ちゃいました。あー、それ早く知りたかった。

ひろくん(08:31〜)「確かに、呼び出せるのいいかもしれないですね。めちゃくちゃ何回も同じ写真入れてる気がする。クラウドのドライブになってるんですね。これ、Gensparkのドライブ思い出します」
もう一個のワザが「/(スラッシュ)」。これは、ふだん使う機能が、スラッシュを押すだけでズラッと出てくるやつ。ただっちが特に推してたのが「プロジェクト機能」との合わせ技でね。ふつうのチャットで喋ってて「あ、これ絶対あとで使うやつだ」って会話を、@やスラッシュから一発で“プロジェクトに移動”できる。お気に入りのやり取りを、その場でサッと専用フォルダに片付けられる——そんな感覚です。地味だけど、効く。
ただっち(09:18〜)「スラッシュで、いろんな通常で使う機能がスラッシュボタンを押すだけで全部出てくる。特にプロジェクト機能を使っていて、普通のチャットで出てきて“これ使えるな”と思ったのを、アットマーク・スラッシュでプロジェクト移動できると、めちゃめちゃ便利だなと思ったので、ぜひ皆さん一回押してみてください」
料理でいうとね。@は「使い慣れた調味料がすぐ取れるスパイスラック」、スラッシュは「よく使う調理器具がパッと並ぶ引き出し」みたいなもん。どっちも、毎回いちいち棚の奥まで探しに行かなくていいから、作業のテンポがグッと上がる。いいなと思ったのは、ただっち本人が「ストレージってあったんだ、ここ見てなかったわ」って、画面を一緒にのぞき込みながら発見してたこと。ベテランでも、知らない小ワザってまだまだ眠ってるんだなあ。その素直な驚き方に、私もウンウンうなずいちゃいました。次の告知づくりで、さっそく押してみよ。
Grokだけで動画が丸ごと作れる ── 課金APIなしの叩き台づくり

3人目は、私の番。今週いちばんワクワクしたのが——X(旧Twitter)のAI「Grok(グロック)」だけで、動画が丸ごと作れそう、っていう発見。Grokってね、意外と表に出てこないんですよ。クロートというか、地味というか。でも何気に、すごいバージョンになってて。動画も作れる、日本語の音声も作れる、画像生成もできる、もちろんテキストもXのリサーチも全部。一個のAIに、いろんな機能がギュッと詰まってるんです。これがけっこう侮れない。
ひろくん(10:29〜)「GrokってXのAIで、意外とあんまり表に出てこないんですけど、何気にすごいバージョンっぽい方をしていて。まず動画が作れるし、日本語の音声も作れる、画像生成もできるし、もちろんテキストもできる、もちろんXのリサーチとかも全部できる」
で、さらに嬉しいのが、サブスク(月6000円くらい)を払うと「API」として外からも呼び出せること。つまりClaude Codeやエルメスみたいな他のAIから、Grokの機能をぶん回せるんです。今回私が試したのは、Codex経由で「ブログ記事渡すから、Grokだけで動画に編集して」ってお願いするやり方。3Dのクレイアニメ(粘土細工)みたいなテイストで、って注文したら——出てきましたよ、ちゃんとそれっぽいのが。画面共有で見せたら、みんな「おお」って身を乗り出してくれました。

その動画の中で流れてたメッセージがね。自分で作らせといて、ドキッとしたんです。「AIエージェントに仕事を任せたら、誰も読まないレポートを1日中作り続けてた。AIは動いてる、ログも流れてる、でも成果はゼロ。課金だけが増えていく。原因はコードじゃない、“止める設計”を」——。可愛らしいクレイアニメで、こんな本質的なこと、グサッと刺してくる。しかも、1コンテンツにつき1動画。「これは会社員さん向け」「これは子ども向け」って、テイストも言語も変えながら量産できちゃう。これは、面白い。
ひろくん(12:55〜)「課金がAPIでかからないので、どこまで制限リミットが来るかまだ分からないんですけど、それなりに日本語もちゃんと聞こえるし、文字もちゃんと出ていたので、意外と使えるなと。とりあえず叩き台を作るときにGrokを回しておくと、意外といいものができる」
ただっちや友くんからも「ナレーション、めっちゃしっかりしてますね」「日本語、上手だね」って驚きの声。私がいちばんいいなと思ってるのは、API課金がかからないから、気軽に“叩き台”を回せるとこ。完璧なやつを一発で作ろうとすると、人ってつい身構えちゃう。でもGrokなら「とりあえず一本、形にしてみて」って、ラフに頼める。料理でいえば、高い食材を使う前に、まず試作品をパッと作って味の方向だけ確かめる感じ。動画でも発信したいけど編集に時間がかかって……ってずっと足踏みしてた私には、これ、地味にデカい。ブログ1本ごとに動画を1本そえる——そんな実験、ちょっとやってみようかなと思ってます。
生成AI時代のAIスピーカー ──「もはやAIと呼べない」が変わる

ここからは、ジーニーさんの“現実世界×AI”2連発。まず1本目が、生成AI時代のAIスピーカーの話。Geminiを積んだGoogle Homeスピーカーの新型が、6月25日あたりにポンと出たばっかり。ジーニーさんのとこにはまだ届いてないらしいんだけど、「Yahooのポイントが余っててさ」って、思いきって1台ポチったそうです。なんで気になってるかというと——今までのAIスピーカーって、正直「もはやAIと呼べない」くらいシンプルだったんですよ。それが、生成AIを積むことで、一気に賢くなりそう。そりゃ気になる。
ジーニーさん(13:44〜)「Geminiのグーグルホームスピーカーは、新しいのが25日かな、出たとこ。まだ僕のところ届いてないんですけど。うちアレクサがずっと転がってたんですけど、“アレクサプラスが出るよ出るよ”って言って、日本は全然まだ落ちてこない感じなので」
いいなと思ったのが、ジーニーさんが「教室にも置いときたいんだよね」って言ってたこと。AIインストラクターとして教室をやってるので、生徒さんが実際に生成AIスピーカーに触れて、目で見て、声をかけられる——そんな環境を作りたいわけです。AIって、どうしても画面の中の文字のやり取りになりがち。でも、声で会話できるデバイスが部屋にポンとあると、子どももシニアも「ああ、AIってこういうことか」って肌で分かる。教育の現場にこそ、こういう“触れるAI”が効くんだろうなあ。うん、これは分かる。

ジーニーさん(14:25〜)「教室にも置いておくと、生徒さんが見えるので。昔のAIスピーカーが、もはやAIって呼べないような感じになってきたので、ちょっと試してみて、またレポートしたいなと思います」
AlexaやGoogle Homeが出たての頃って、「天気教えて」「音楽かけて」くらいしかできなくて、いつの間にか部屋の隅で転がってる……って人、多いんじゃないかな。はい、私もそのクチです。でも、そこに生成AIが乗っかると、雑談から相談、調べものまで、自然な会話でこなせるようになる。これはもう「古いガラケーがスマホになった」くらいのジャンプかもしれません。今までのAIスピーカーは、決まった命令にしか反応しない“ボタンの多いリモコン”。そこに、文脈を汲んで会話できる生成AIが入ると——まるで家の中に、話し相手が一人増えるような感覚になる。キーボードが苦手な人、画面を見るのがしんどい人にこそ、声で使えるAIは効くはず。料理でいえば、レシピ本を黙々と読むんじゃなくて、隣で「次どうする?」って相談しながら作れる相棒ができる、みたいな感じだよね。
ジーニーさんが「教室に置きたい」って言ってたのも、まさにそこなんですよ。生成AIスピーカーが一台あるだけで、生徒さんは「AIに話しかけたら、ちゃんと返ってくる」って体験を、その場で肌で感じられる。説明を100回聞くより、一回しゃべってみたほうが早い。たしかに。Alexa Plusの日本展開がなかなか来ない中で、Geminiを積んだGoogle Homeが先に手に入るなら——教育の現場での“最初の一歩”として、十分アリ。そういう判断なんだと思います。ジーニーさんが実機を試したレポートは、また朝LIVEでシェアしてくれるとのこと。いやー、今から楽しみ。声で使えるAIが当たり前になる未来、案外すぐそこまで来てるのかもしれません。
3Dプリンター×AIで現実世界へ ── フィジカルはまだ人間がサポート

ジーニーさんの2本目は、もっと“現実”にグッと踏み込んだ話。AIでモデリング(立体の設計)ができるようになったから、3Dプリンターで実際にモノを出力してみた——っていう実験です。今ね、多色刷り(マルチカラー)のプリンターが6万円くらい。本体だけなら2万6千円ほどで、3万円を切ってくる。しかもカメラまで付いてる。安っ。ChatGPTから設計データを作って、それを現実のモノにできる時代になったわけです。すごい。……ただ、出てきた結果は、ちょっと“残念”だったとか。
ジーニーさん(15:13〜)「実際にできたのが、結構残念な感じに出てきました。すごい黒色が混ざって。多色刷りをすると、そのプラスチックのケースに入っているゴミみたいなのが一箱出てくるんですよ。色が混ざらないように、黒を白で押し出して、っていう。これ、設計が悪いと思うんですけど」
多色刷りって、色を切り替えるたびに前の色を押し出さなきゃいけなくて、その分のプラスチックがゴミでドサッと出ちゃう。で、鳥居の置物を作ったら、手のあたりに黒がブワッと混ざっちゃったらしい。あらら。でね、ここでジーニーさんが言ってたことが、すごく本質的だったんですよ。AIが頭の中(デジタル)で完璧に設計できても、それを現実のモノにする“フィジカル”の工程では、まだまだ人間の手助けがいる、と。デジタルとフィジカルの境目に、今の限界がくっきり見える。なるほどなあ。

ジーニーさん(16:13〜)「フィジカルを使うとき、肉体的なものをAIが使うときには、まだまだ人間側でサポートしてあげなきゃいけないことがいっぱいある、という。夏休み、親子みたいな感じでやったら面白いかな」
そこに積さんが、鋭いコメントをスッと差し込んだんです。「元画像の影響で、後ろのシャドウ(影)の部分が反映されてる気がする。画像で見たら綺麗なシャドウも、実物にするとこうなってくる」と。つまりね。平面の画像なら気にならない影やぼかしが、立体にすると“余計な黒”として出てきちゃう。デジタルの見え方と、物理の出来上がりのズレ。これ、画像生成や動画でも通じる、AI時代のあるあるだなあと感じました。AIに「いい感じの画像つくって」って頼むと、画面の上ではキレイに見える。でも、それを現実のモノにした瞬間、影やぼかしっていう“画面では当たり前だった要素”が、思わぬノイズになって顔を出す。デジタルとフィジカルの間には、まだこういう小さな段差が、あちこちに転がってるんだなあ。
ちなみに、カラーで出力すると4時間。一色なら1時間以内で済むんだとか。多色刷りは、色を切り替えるたびに前の色をいったん押し出すぶん、時間もゴミも増える。「マルチカラー=便利!」だけじゃない、現場ならではのリアルな手間ですよね。それでも、その“残念な仕上がり”を、ジーニーさんは「手作り感があっていい」「夏休みの自由研究に親子でやったら面白いかも」って前向きに楽しんでた。そこがいいんだよなあ。価格が3万円を切ってきたことで、もう“一部のマニアのもの”じゃない。家庭でも気軽に試せる領域に、グッと入ってきてる。失敗すら楽しめる余白があるのが、現実世界でモノを作る醍醐味だよね。AIが“画面の外”に出てくると、こんなにテンション上がるんだ——その熱量が、画面越しにビシビシ伝わってきた回でした。
介護現場でAIダッシュボード ──「思いついたものを、まず作ってもらう」

トリは友くん。この日はなんと、東京・日本橋の介護イベント「レイフェス」の現場からの参加。デイサービス(ご高齢の方が通う施設)を運営する人や、利用者さんが集まるお祭りで、友くんは静岡の会社さんと一緒に出展してたそうです。そこでやったのが「介護現場あるある診断」って企画。来場者に“あるある”4項目へシールをペタペタ貼って投票してもらう、参加型のやつ。で、やってるうちに「途中経過が見えるダッシュボード、あったらよくない?」って話になって——その場で作り始めちゃった。これが今日のハイライトです。
友くん(18:24〜)「来場者様に、“あるある”この4つが結構あるんですよね。これにシールを貼って投票していただいて、というのをイベントの一環としてやっていて。途中で見えるダッシュボードあるといいよね、って話になったので、ちょっと作ろうということで」
最初は、スマホで写真をカシャッと撮って、アプリ版のGeminiで作ろうとした友くん。でもね。現実のシールの数と、AIが読み取った数字が、どうしても合わない。「それっぽいのはできた。けど、数字が違うんだよなあ」って壁にぶつかる。そこで「よし、Codexに行こう」って切り替えて、「こういうの作りたい」ってゴールを設定したら——ぐっと形になってきたそうです。それでも、写真からシールの“数”を正確に読み取るとこだけは、どうしてもうまくいかない。ここが、現場のリアルなんですよね。

友くん(20:09〜)「今、Claude Codeのダイナミックワークフロー、よくヒロくんが教えてくださっているもので、頑張って後ろで今、絶賛作り中。僕じゃ絶対わからないようなところを頑張って作ってくれていて。僕じゃ絶対に考えないUI設計をしてくれているので、思いついたものをとりあえずまずは作ってもらう、という体験をさせていただきました」
友くんが最後に言った「思いついたものを、とりあえずまず作ってもらう」——。この一言が、今日のLIVE全体を貫くキーワードだったなあ、と思うんです。ジーニーさんが「思いつきを現実のモノに」してたのと、まったく同じ姿勢でしょ。完璧な仕様書を書いてから動くんじゃなくて、「こういうの欲しい」ってゴールだけ決めて、まずAIに叩き台を作ってもらう。自分一人じゃ絶対思いつかないUI設計まで、AIがポンと提案してくれる。料理でいえば、レシピを完成させてから台所に立つんじゃなくて、「こんなの食べたい」とだけ伝えて、まず一皿作ってもらって、そこから味を整えていく感覚。シールの読み取り精度みたいな“最後の詰め”は、まだ人間の出番。でも、ゼロからイチを立ち上げるスピードは、もう別世界です。友くんの現場の挑戦は、まさに「AIと一緒に仕事を進める」のお手本。私が教えてるダイナミックワークフローが、介護の現場で実際に動いてる——これ、何よりうれしかったなあ。
まとめ ── AIは「使う」から「一緒に作る」へ。人間の出番は“止める設計”と“味見”
今回のコラボLIVEで一番感じたのは——AIがいよいよ、「画面の中の便利ツール」から「現実の仕事を一緒に進める相棒」へと、ヌッと出てきたな、ということ。積さんのAI検索(LLMO)は「同じ質問でもAI・プランで答えが全部違う」、まず自分で試す大切さを。ただっちの「@」と「/」は、日々の作業をじわっと軽くする時短ワザを。私のGrok動画は、課金を気にせず叩き台を量産できる新しい選択肢を。ジーニーさんのAIスピーカーと3Dプリンターは、AIが“現実世界”へ出てくる手応えと、まだ人間がサポートすべき境目を。そして友くんの介護ダッシュボードは、「思いついたものを、まず作ってもらう」っていう、これからの働き方そのものを。5人に共通してたのは、完璧を待たずに「まず作ってもらう」「まず試す」っていう軽やかさでした。で、叩き台が一瞬で出る時代だからこそ、人間がやることは「どこで止めるかの設計」と「最後の味見」。5人の話を並べてみて、改めてそう思いました。正直、私もこの30分を聞きながら「あれもAIに任せられそう」「お、これは止める設計が要るな」って、頭の中で自分の仕事を棚卸ししてた。完璧を待たずに、まず一つ叩き台を作ってもらう——その軽やかさ、私ももっと自分の現場に取り入れたいなあ。さらに濃い話は、毎週日曜7:30からのWACA「AIニューストピックス」本編(ZOOM)でも深掘りされてます。
よくある質問(FAQ)
- Q. AI検索対策(LLMO)は、まず何から始めればいいですか?
- A. 特殊なタグや裏ワザを足すことではなく、まず自分が「検索される側」になって試すことです。LIVEでは、同じ質問でもChatGPT・Gemini・Grok・Perplexityで答えが全部違い、さらに同じChatGPTでもプラン(フリー/プラス/プロ)で結果が変わると実演されました。無料版でいいので、自分の会社や名前で各AIに聞き比べてみるのが第一歩です。
- Q. ChatGPTの「@(アットマーク)」と「/(スラッシュ)」は何ができますか?
- A. 「@」は、過去にアップロードしたファイルや画像を、設定内の「ストレージ」から一発で呼び出せる機能です。ファイル名を覚えておけば探す手間が省けます。「/」は、よく使う機能を一覧で呼び出せるボタンで、会話を「プロジェクト」に移動する時短にも使えます。
- Q. Grokだけで動画を作るメリットは何ですか?
- A. LIVEでは、GrokがXのAIとして動画・日本語音声・画像・テキストを一つでこなせ、月6000円ほどのサブスクでAPIとして外部(Claude Code等)からも呼び出せると紹介されました。API課金が別途かからないため、完璧を目指さず「叩き台」を気軽に量産できるのが大きなメリットです。
- Q. AIで3Dプリンターや現場のツールを作るとき、注意点はありますか?
- A. AIはデジタル上の設計は得意ですが、3Dプリンターのような“現実世界(フィジカル)”の工程では、まだ人間のサポートが必要だとLIVEで語られました。介護現場のダッシュボードでも、写真からシールの数を正確に読み取る部分は難所に。完璧を待たず、まずゴールだけ決めてAIに叩き台を作ってもらい、最後の詰めは人間が行うのがおすすめです。
ひろくんコラム ──「まず作ってもらう」時代に、人間がやる仕事は“止める設計”と“味見”

今回のLIVE、ジーニーさんも友くんも、口をそろえて言ってたんですよ。「思いついたものを、まず作ってもらう」って。これね、私が「社長無人化計画」でAIにどんどん仕事を委ねていく中で、いちばん大事だと感じてることと、ピッタリ重なるんです。完璧な仕様書を書いてから動くんじゃない。ゴールだけ決めて、まず叩き台を出してもらう。料理でいえば、レシピを完成させてから台所に立つんじゃなくて、「こんな一皿が食べたい」とだけ伝えて、まず作ってもらう感覚だよね。
でもね。ここに、一つ落とし穴があるんです。私のGrok動画にも出てきたあのメッセージ——「AIは動いてる、ログも流れてる、でも成果はゼロ。課金だけが増えていく」。そう、AIに任せると、放っておけば永遠に何か作り続けちゃう。止まらない。だから人間がやるべきは「どこで止めるか」を決める“止める設計”なんですよ。実際、私もAIが「合格点を出すまで自分で書き直す」仕組みを作ったら、私の仕事は最後の味見だけになりました(AIが合格点を出すまで自分で書き直す仕組みを作ったら、私は味見だけで済むようになった話)。作るのはAI。止める基準と、最後のOKは人間。この役割分担が、これからの働き方の肝だと思ってます。
そしてもう一つ。「できました!」を鵜呑みにしないこと。これが大事。AIって、平気で「完成しました」って報告してくるんだけど——開いてみたら中身が真っ白、なんてこともザラ。AIは“出した”と“届いた”を混同するんですよね(AIが「できました!」と報告したのに開いたら真っ白だった話)。友くんのダッシュボードで「数字が一致しない」ってつまずいたのも、根っこは同じ。だからこそ、最後に人間が自分の目で“味見”する一手間は、AI時代になればなるほど、価値が上がっていく。AIに「まず作ってもらう」勇気と、「ちゃんと味見する」慎重さ。この両輪で、私もこれからAIと一緒に走っていきます。
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元理学療法士→AIカイテキサポーター。Genspark インダストリーアンバサダー。「AIと愛で世界をカイテキに変えていく」。今回、介護現場のAIダッシュボードづくりに挑戦した話をシェアしてくれた友くんの発信です。
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「思いついたものをまず作ってもらう」の手前にある、AIに渡す“観”を掘り下げた回。
3Dプリンターの“シャドウ問題”にも通じる、AI生成物を仕上げる人の目線の話。
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| 曜日 | 時間 | メインホスト | ゲスト | テーマ |
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| 月 | 7:00〜 | ひろくん | ただっち | AI最新ニュース・実験 |
| 月 | 13:00〜 | ひろくん | れんくん(戸野塚蓮) | AI経営術LIVE |
| 火 | 6:30〜 | ひろくん | 公ちゃん | 共感ストーリー×分身AI |
| 水 | 6:30〜 | ひろくん | 高崎さん・たくみくん | AI×開発・教育 |
| 木 | 7:00〜 | ただっち | ともみん | AI×デザイン |
| 金 | 7:00〜 | ただっち | 友くん | AIツール最前線 |
| 土 | 7:00〜 | ただっち | ゆきちゃん | AI×起業・発信 |
| 日 | 7:00〜 / 7:30〜 | WACAコラボ | ひろくん+仲間たち | 生成AI最新ニュースまとめ |
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