
GPTs研究会LIVE / 特別コラボ回(AI国王 × GPTs研究会)
AI国王と都道府県ガチャ|あなたの県が主役になる日
2026年7月22日(水)14:00〜 特別コラボLIVE / 出演:ひろくん × AI国王
家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。今日は特別コラボ回。AIで”国”を作っている男、AI国王さんをお迎えしました。
で、この人ね。見た目のインパクトだけの人じゃないんですよ。独立国家3年目、国民は全員AI。しかも国内では商標まで取得済み。そして何より——私がGPTs研究会の朝LIVEを始めたきっかけそのものが、AI国王さんとご一緒していた「朝5時の会」だったんです。恩人。
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📺 今日の出演者
- ひろくん(田中啓之)……3方よしAI共創コンサルタント兼おうちCEO。GPTs研究会・AI氣道を運営。今回はホストとして、AI国王さんの「国づくり」を根掘り葉掘り聞く役。
- AI国王(YMMD, Inc.)……AIで”国”を作る実践者。独立国家3年目・国民全員AI。「AIと人間のハーフ」を名乗り、国内外でAI普及活動。47都道府県プロジェクト「AI国王47(JAPAN 47 STORY)」を運営中。元ソーシャルゲーム会社で10年開発。
🍳 3行でわかる、この記事の要点
- AI国王さんの「JAPAN 47 STORY」は、ボタンを押すと47都道府県のどこかの物語が出てくる”都道府県ガチャ”。ChatGPTを作った会社のAI開発ツールで、たった2日で作ったのに、思わず触りたくなる出来。
- 5都道府県の合同AI研修、千葉県の職員25名向け講座、町長・首長の参加——自治体の現場に、もうAIが入り始めている。
- 海外富裕層が今いちばん求めているのは「何も触られていない日本の地方」。眠っている宝にAIでレバレッジをかける話から、推し県に投げ銭する未来まで話が広がった43分。タイトルどおり、あなたの県が主役になる回だった。
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「AIと人間のハーフ」独立国家3年目。AI国王って、結局なに?


2026年7月22日、水曜の14時。いつもの朝LIVEとは違う、特別コラボ枠でお届けした回です。画面の右側には、赤い王冠に朱色の法衣、肩には小さな白いロボット。宇宙を背景にした”国王”が座っている。初見の人はまず「なにこれ」って思うはず。私も最初はそうでした。
で、自己紹介がまた振り切ってるんですよ。
AI国王(1:23〜)「最新フィジカルAI国王と申します。AIと人間のハーフというたてつけで、今は国内外にAI普及活動をしております。独立国家を作って3年目、国民全員AIの国を作っております、AI国王と申します。最近商標が取れましたので、もう国内においては私のみが使える。よろしくお願い致します」
国民全員AIの国。3年目。しかも商標登録済み。ネタでやってるのかな、と思うでしょ。でもね、3年続けてるってところが本当に効いてくるんです。この日の対話の後半でも何度も出てくるんだけど、AI時代に価値が残るのは「いつからやっていたか」という時間の積み重ねだけ。王冠と法衣という振り切った見た目も、3年続けたから世界観になっている。そういう話になっていきます。
そして、私にとってAI国王さんは、ただのゲストじゃないんですよね。
ひろくん(1:49〜)「このGPTs研究会のライブを始めたきっかけが、まさにAI国王のおかげだったっていうのがあって、朝5時の会があって。僕が朝ごはん作るまでの間に30分ぐらい、そこで学んだことをシェアしようってね。シェアしたのが朝ライブの始まりだったんですけど」
改めて口に出すと、ここが原点だったんだなと思います。朝5時から集まるAIの会があったんです。そこで学んだことを、朝ごはんを作るまでの30分でシェアしよう——それが私の朝LIVEの原点。つまりGPTs研究会の朝LIVEは、AI国王さんの朝活から生えた枝なんですよ。ここ、自分でも改めて言葉にして「あ、そうだったな」と思いました。
この日の朝、私は自分が2024年に書いた毎朝5時の「AIモーニング」に見た、AIの国という物語という記事をわざわざ読み返していました。あの頃、朝5時に集まってAIの話をしていた場の熱をそのまま書き留めた記事です。読んで驚いたのが、当時AI国王さんが語っていた構想と、今この人がやっていることが、ほとんど地続きだったこと。2年前のメモが、そのまま今日の予告編になっていたわけです。「変わってない、ブレてないですよね」と口に出してしまったくらい。私も同じで、社長無人化計画は2024年からずっと言い続けている。2人とも、方向を変えずに積み重ねてきただけなんです。
当時の朝活に集まっていたメンバーは、今それぞれの場所で活躍しています。当時は正直かなりカオスでした。でもその「カオスだった時期」が、後から効いてくるんですよね。だからこの日のライブも、たぶん数年後に「あの時こんな話してたね」ってなる。そう思いながら配信してました。
都道府県ガチャ「JAPAN 47 STORY」——あなたの県の物語がボタンひとつで出てくる


ここから画面共有。今日のメインディッシュです。
AI国王(4:11〜)「今、日本ジャパン47プロジェクトってやり始めてまして、これ何かというと、公開もされているので、もしされる方いたら、ぜひここを押すとですね、各都道府県の中の一つの県の情報が公開されて、そこにアクセスできるという」
画面に出てきたのは、真っ黒な背景に日本地図。都道府県が黄色く光っていて、右上に「JAPAN 23/47 STORY」というカウンター。中央の王冠ボタンを押すと、カウントダウンが走って——「佐賀県 唐津市」「誰も知らない、朝焼けの秘密ルート」。次は「HOKKAIDO Shari Town」、その次は「KUMAMOTO Aso City」。まさに、都道府県ガチャ。
これがね、地味にすごく気持ちいいんですよ。押す→溜める→出る、のリズムが完全にゲームのそれ。自分の県が出た瞬間、その県が物語の主役に切り替わる感じがして、思わず声が出ました。この感覚は説明より1回押したほうが早いので、よかったらAI国王47(JAPAN 47 STORY)であなたの県も押してみてください。
ひろくん(5:30〜)「すごい綺麗だし見やすいし、なんか思わず触りたくなるようなゲームみたいな」
で、その理由がすぐ判明します。
AI国王(5:38〜)「私自身もともとゲーム会社に10年ほど、ソーシャルゲームを作っておりましたので、その時のノウハウをいろいろと入れながらですね、やっているという形でございます。このカウントダウンももともとなかったんですが、何回もやっていただけるようであればということで、ちょっと時間設定を入れて、このカウントダウンが出ないとこの国王が出てこないですし、あと隠れメニューみたいなのもいくつか用意されています」
ソシャゲ10年。そりゃ気持ちいいわけです。あのカウントダウン、最初は無かったのを「何回も押してもらうために」あとから足したっていうのが、もう完全にゲームデザイナーの発想なんですよね。しかもこのサイト、Codex(日本語で指示するとWebサイトを組み立ててくれる、ChatGPTを作った会社の開発ツール)の「サイト」機能でここ2日ぐらいで作ったって言うんだから、ちょっと待ってほしい。2日。
ガチャの中身も1種類じゃなくて、キャラが出るパターンと「折り紙」が出るパターンがある。折り紙を押すと海外向けの体験コンテンツだけが抽選されて、京都の金継ぎ体験の申し込みページに飛ぶ、長崎の牧場体験が出てくる——という具合。海外の体験コンテンツを提供している事業者さんとも組んでいて、たまたま巡り合わせが起きる設計になっています。スマホでも触れるようにUIを調整中、とのことでした。
私が面白いなと思ったのは、これって「地元を知っている人」も「知らない人」も両方楽しめる形になっていること。しかも言語化さえしておけば、そのまま英語に翻訳してインバウンドの人にも届く。自治体の現場でAIがどう使われ始めているかは、クマ対策も福祉もLINEで自作!AIで爆速アプリ開発した朝LIVEでも紹介しているんだけど、地方のコンテンツって、埋もれてるだけで中身がないわけじゃないんですよ。見つけてもらう入口の形が、これまで無かっただけ。ガチャという「遊びの入口」を用意した瞬間に、急に届き始める。この設計、素直にうまいなあと思いました。
5県合同AI研修、千葉県職員25名。自治体の現場はもう動いている


「これ、地方自治体とか地域の事業者さんとも連携していく感じなんですか?」と聞いたら、返ってきた答えが想像の3歩先でした。
AI国王(7:30〜)「もともと私も今AI国王祭りを全国でやっているのと、あと今日も千葉県でですね、自治体の方、職員の方25名ぐらい向けに、チラシを作ろうっていうAI講座をやったりとかしてますので、そういった全国向けのAI研修なんかもこの中に一部盛り込んだりだとかしていこうかなというところですね。だからあれですよ、その数日前、先週ぐらいですけど、5つの都道府県、山梨とか奈良とかを合同でAI研修させていただきまして」
この話が、今回いちばん現実味のある話でした。今日も千葉県で職員25名。先週は5つの都道府県が合同で。この格好で、です。しかもこの日の終盤(35:01〜)には、翌日この格好で参議院議会に行く予定だという話まで飛び出して、「入り口で止められる可能性ありますが」と本人が笑ってました。いや、行くんかい。しかも研修の中身が「チラシを作ろう」っていう、めちゃくちゃ具体的で手を動かす系なのがいいんですよね。AIの概論を1時間聞かされても職員さんは動けない。でも目の前でチラシが1枚できあがったら、明日から使える。これ、人に教える仕事をしている方には大きなヒントだと思っていて。教える内容を増やすより、その場で1個できあがる時間を作るほうが、相手はずっと動きます。山梨、奈良を含む5県が合同で最新のAI事情を聞く、なんてことが去年までは考えられなかったのに、もう普通に起きているわけです。
そこから出てきたのが「自治体対抗戦」という構想。どこの自治体がいちばんAIを使いこなしているか、日本全国を舞台に競わせたら面白いんじゃないか、と。実際、これまでのAI国王祭りには町長も何人か参加していて、その町長本人がAIを使いこなして自分でどんどん生成しているそうです。ここ、めちゃくちゃ大事だと思っていて。
ひろくん(14:07〜)「その本人がやっぱりAIを作ったり使うっていうのがすごい大事だと思って。いくらコンサルが綺麗めに作ったって、上手くその人の色とか魂とか、血肉が通わないというか。でも、その壁ってもう限りなく簡単になってきて、日本語で対話できればいいんだよみたいな話じゃないですか。だから、その場があれば、経験積めればできるっていう」
外注してピカピカのものを作ってもらうのは簡単。でも、その人の色や魂が乗っていないものって、結局伝わらないんですよね。かつては「じゃあ自分で作れるか」というと技術の壁があった。今は日本語で対話できればいい。壁がほぼ消えた。だから、あとは”場”があるかどうか。AI国王祭りみたいな場が全国にあるのって、そういう意味なんだと思います。
コメント欄も動いていて、鈴木さんから「横須賀市がAI導入した」という話が。確かに横須賀の名前はよく聞きます。日本って、どこか一つが突破口を開けた途端に、周りが黙っていられなくなる国なんですよね。静岡のどこかの市がうまくいったら、隣の市が絶対に真似する。国会にもAIの党が出てきて、レクチャーをやっているという発信も見かけるようになりました。1点突破さえできれば、あとは一気に広がる。「それが今始まりつつあるので、面白いタイミングかなとは個人的には思いますね」とAI国王さん。私も、まったく同じ感覚でいます。
海外富裕層が欲しいのは「何も作られていない日本」だった


「地方に眠ってる資産って、データとか情報とか、そこに住んでる職人さんとか、技術を持ってる方とか、伝統のある文化とか。ここが一番宝な気がするんですよね」——そう投げかけたら、返ってきたのが今日いちばん腹落ちした話でした。
AI国王(9:14〜)「最近の海外の富裕層の旅行トレンドが、日本の何も触られていない地方の特別な体験っていうのは、すごくブームになってまして。何も作られていないものの方が価値があるみたいな旅行が人気になってますので。しかも海外の方々ってその、誰も知らないところを知ってるんだぜ俺っていうところに価値を見出す方がいらっしゃるみたいなので、そういった宝探し感というかですね。そういったのをAIをこうやって活用すると、地方のものも英語翻訳もできて簡単に発信できますので」
ここ、聞いた瞬間に姿勢が変わりました。何も作られていないものの方が価値がある。これ、地方創生の議論でよく出る「まず何か作ろう」の真逆なんですよね。整備された観光地じゃなくて、誰も知らない場所を自分だけが知っているという体験。宝探し感。その”宝”は、もう地方に置いてある。足りなかったのは、それを見つけて言語化して、英語で発信する手間だけ。そこがAIで一気に安くなった、という話です。
この「地方の宝をどう世界に届けるか」というテーマは、地方の宝を世界へ届けるカギは、AIを使いこなす人との温度差だったでも扱ったところ。そこでもう一つ私が思い出したのが、Anthropic——Claude Codeの開発者が味噌を作っていたという話。発酵の文化とか日本の食文化って、AIの文化とすごく親和性が高いんじゃないかと感じることがあるんです。職人技術、伝統文化、そういうものを日本人自身がいちばん知らない。私も知らない。だから海外の人が来て「そんなことやってるんだ」と発見してくれて、それに触発されて日本人が動く——そういう順番、けっこうあると思うんですよね。
ひろくん(10:45〜)「そういった意味で47都道府県っていうこのユニークさとか、それがAIを通じて引き出されてくるっていうのは、僕なんか未来、明るい未来が描けるというか。今、日本が少子高齢化とか色々ありますけど。僕はだから、むしろお年寄りの方とか子供たちがAI触って活動し始めた時、結構すごいことできるんじゃないかなと思ったりとか」
少子高齢化って、だいたい暗い話としてセットで出てくる。でも私は逆で、お年寄りと子どもがAIを触り始めた瞬間がいちばん面白いと思っているんです。ビジネスだけじゃなくて、家庭でも十分に使える。うちも実際そうです。教育の現場もそう。ただ、そこでAI国王さんと一致したのが「役所や学校は縦割りで、どうしても既存の延長でしか動けない」という現実。だからこそ、自由に動ける民間のビジネスやローカルの現場で、先に事例を作ってしまうのがいい。そんな結論になりました。
この47都道府県プロジェクト、実はもう一段先があって。学校、自治体、企業——いろんな立場の人から「やりたいこと」の声を集めて、それをAI国王が聞いて、日本中の人と一緒にやってしまうという座組も動き始めているそうです。AI時代の特徴は、やりたいことをとことんやれること。声を集める仕組みそのものが、そのままプロジェクトになる。ここも、うまいなあと思いました。
画面に映っていた「AI国王47」の募集ページには、お題「私たちの1ヶ月の物語」で学校/自治体/企業の3部門、応募締切7月31日23:59、2026年8月1日結果発表——と書かれていました。「未来リーダーからの応募受付中」とのことなので、気になる方はAI国王47をのぞいてみてください。
踊るフィジカルAIと「AI国王バイト」。そして物語しか残らない


ここから話は急にハードウェアへ。フィジカルAIというのは、画面の中だけじゃなく、体を持って現実で動くAI——ようするにロボットのことです。AI国王さんの肩に乗っている白い小さなロボット、あれ、Amazonで普通に買えるやつなんだそうです。ネタバラシすると中身にAIは入ってない。それを4体買って、フィジカルAIのアイドルグループを組んで新曲も作れる、と。週末は北海道大学に行って、そこでフィジカルAIとAI国王の物語の北海道版が始まる。もう、話の展開が早い。
ひろくん(15:57〜)「でもロボットっていうかね、ものがやっぱり大事だと思った。インターフェースがすごい大事だなと思ってて。そういうハードウェアがあればAIとかに親しんで触ってくれたりとか、物があればそこに話しかけるとかね。お年寄りの方がボケ防止にAIと話すみたいな時も、画面と話すのはつまんないですけど、やっぱぬいぐるみとかね、その物体があるだけで全然違いますもんね」
そして画面に出てきたのが「AI国王バイト」の告知ページ。〈最新フィジカルAI国王があなたの職場に!!〉〈時給100万円(税抜)〜〉。工事現場、レストラン、オフィス——いろんな職場に国王とロボットが並んでいるビジュアルで、完全に振り切ってます。
AI国王(16:22〜)「あと僕最近、最新フィジカルAI国王が出たんですよ。めちゃくちゃ面白い。アルバイト始めたら、あれなんですよ、私自身が最先端のフィジカルAIですみたいな立て付けで。ローカルLLMはちょっと我が国の独自国家LLMですけど、脳みそ入ってますみたいな立て付けで、これをやってる中です」
ローカルLLMというのは、ネットにつながずに手元の機械の中だけで動くAIのこと。つまり「この体の中に脳みそが入っている」という設定です。自分自身がフィジカルAI。これまで登壇したイベントも全部「フィジカルAI国王のバイト」という立て付けにしてしまう。ここまで一貫していると、もはや世界観が強度を持ち始めるんですよね。私は「完璧な仕事ができるAIよりも、しょうがないなあってお世話しないといけないAIの方が愛されそう」という話をしたんですが、そこも意見が一致しました。人間臭さ、倫理観、愛されるAI——そろそろ来ると思う、と。
途中、テレパシーの話にもなりました。脳にチップを埋め込むと、これまで人間が見ていた可視光以外のものが見えるようになる。思考と思考が無線でつながる。頭で思ったことがそのまま相手に伝わる世界——攻殻機動隊の電脳ハックが、SFじゃなくなる日がもうすぐ来る。そしてAI国王さんが話してくれたエピソードが、いちばん刺さりました。以前の配信に遊びに来てくれた方に、脳の障害があってという話で、中学生になっても一度も話したことがないお子さんがいて、「何がしたいですか」と聞いたら「一回話してみたい」と答えられたそうです。脳に直接電気信号を送る技術が進めば、それが叶う。技術の話が、そこで一気に人の話になった瞬間でした。
AI国王(18:24〜)「歴史を残しとくの、例えば人間の皆さんもそうですけど、物語が好きというか、物語はAI時代どんなに変わっても消えないです。あと今おっしゃった、その、いつからやっていたかっていうところの大事さもあるので」
そう、ここに戻ってくるんです。時間だけはAIが作り出せない。どれだけ生成できる時代になっても、「いつからやっていたか」だけは後から生成できない。
ひろくん(23:49〜)「AIの時代ってそこしか残んないと思ってるんで、いくらでもパクれちゃうし、すぐ真似できちゃうし、コンテンツに価値ないんで。コンテキストというか、歴史というか、時間、爪痕みたいな。このライブとかも後で、たぶんすごい価値というか、跳ねた後に、あの時こんなことを話してたねってなってたよねみたいなことが」
コンテンツはいくらでもコピーできる。でもコンテキストは無理。爪痕は、その時その場にいた人にしか残せない。AI国王さんいわく、ある政治家に「我が国の総理大臣やってくれませんか」と打診して「いや、やらん」と断られたそうで、そういうエピソードすら資産になる。「言って断られた」という記録が、後から効いてくる。「どっかで炎上するだろうなと思いつつやってます」と笑っていたけど、初期に多少炎上気味に振り切るのって、実はすごく理にかなってるんだと思います。
推し県に投げ銭する未来。ふるさと納税のAI版という発想


終盤、話は一気に「じゃあ、どうやって盛り上げるか」へ。AI国王さんが投げてくれたのが、都道府県の全国大会という構想でした。日本には「全国大会」という文化が根づいていて、それぞれの地域に特殊性がある。だったら47都道府県が色を出しながら切磋琢磨する仕組みを、毎月なり3ヶ月に1回なり作って、勝ち上がったものを一気に全国に広げればいい。市民じゃなくて国王なので、そういう新しい概念をぶつけたい、と。
そこで私の頭に浮かんだのが、推し活でした。
ひろくん(32:53〜)「自分の思い出の県を応援する。ふるさと納税じゃないですけど、そこに推し活で投げ銭してって、AIのショップにトークン代を投げ銭できたりしたら。いきなり島根県で人口少ないけどめちゃくちゃ金持ちが推しまくって、すげーってなる。そしたら量ができるじゃないですか、推しの県にトークン代をどんどん投げ銭できるんだよね」
トークン代というのは、AIを動かすときにかかる燃料代のようなもの。暗号資産の話ではありません。ワールドカップを見ていて思ったんですけど、あれって代理戦争なんですよね。みんな仲良く、共に創る共創も大事なんだけど、ゲームとしての戦いがあるからDNA的に燃える。相手がいるから、倒すためにエネルギーが出てくる。それをAI空間の中でやったらどうなるか。しかも県って、みんな思い出があるじゃないですか。生まれた県、住んだ県、旅行で行った県。応援する理由が最初から全員にある。
AI国王(33:40〜)「おっしゃるとおり、参加型のコンテンツがこれから生き残るというか。見てるだけってやっぱハラハラするんですけど、やっぱ自分が参加する方がハラハラすると思う」
100円しか賭けてなくても、絶対に燃えるんですよ。競馬と一緒。自分が参加者になった瞬間に、結果が気になって仕方なくなる。見てるだけと、1円でも出した後とでは、まったく別のコンテンツになる。そしてAI国王さんが、この発想をきれいに社会実装の形に落としてくれました。今の地方は財政難に悩んでいるところもある。だったらこれは、ふるさと納税の変換版として成立するんじゃないか。座組みを整えて、一気に日本全国大会をやりたい、と。
ひろくん(34:40〜)「暇しててお金が余ってる金持ちって意外といるじゃないですか。だからそういう人たちが、そういったお金が余ってる人はどんどんそういった方に投じてゲームとして参加するけど、そのお金使って地方が課題解決できたり、いい人が輝いていくっていうのはすごい健全かなと思ってて。使い道として健全だと思います」
お金が余っている人が、ゲームとして楽しみながらお金を出す。そのお金で地方の課題が解決して、地元で頑張っている人が輝く。推し勝ちしている県はやたら強くて、スター選手が出たらそこにさらに人が集まる。職人さんがAIを使いこなして世界中から投げ銭が届く——そんな循環ができたら、これはもう相当健全なお金の流れだと思うんですよね。
最後にAI国王さんからお知らせ。「AI国王」で検索するとホームページに飛べて、無料版も有料版もコンテンツが揃っています。毎月1日は「AI国王の日」で、宇宙のどこかでAI国王祭りを開催中。これがもう20回目くらいになるそうです。次は熱海の老舗施設で「みんなで宿泊の未来を考える」ワクワク体験、参加無料、勝ったチームのリーダーには宿泊券プレゼント。9月は1年で地球を35周しているという大地フォックスさんを審査員に迎えて、世界平和のアイデアをみんなで考える回。しかも「手ぶらで来ていいですよ」「今日はみんなで手書きで書こうね」というスタイルだから、AIが苦手でも大丈夫。もう一つが経営者向けの「AI国王ラボ」で、AI研修ではなく、その先の産業革命を一緒に盛り上げていく場だそうです。
まとめ|この43分を、私はこう持ち帰った
AIで国を作る人の話、と聞くと遠い世界に聞こえます。でも43分ぶんの話を自分の手元に引き寄せてみると、残ったのは意外と地味な3つでした。
📌 私の手元に残った3つ
1つめ、ガチャは押してみないと分からない。「自分の県が主役になる」という感覚は、説明を読むより1回押したほうが早かったです。私は自分の地元が出るまで押していました。入口はAI国王47(JAPAN 47 STORY)です。
2つめ、宝は「まだ言葉になっていないもの」の側にある。観光名所ではなく、近所の職人さん、続いているお店、誰も記事にしていない習慣。今日の話でいう「何も作られていないもの」がそれでした。私はまず自分の周りの1つを書き出すところから始めます。
3つめ、足りていなかったのは宝ではなく手間のほうだった。見つけて、言葉にして、届ける。その手間がこれまで重すぎただけで、そこはもうAIが肩代わりしてくれます。
私にとっては、この記事そのものが3つめの実践です。43分の対話を言葉にして、AIと一緒に形にして、こうして出している。派手なことは何もしていません。それでも、続けた分だけ積み上がっていくというのが、今日いちばん腹落ちしたところでした。
- Q. AI国王ってどんな人ですか?
- A. AIで”国”を作っている実践者です。「AIと人間のハーフ」を名乗り、国民全員AIの独立国家を3年運営(国内では商標登録済み)。元ソーシャルゲーム会社で10年の開発経験があり、そのノウハウを活かして47都道府県プロジェクト「AI国王47(JAPAN 47 STORY)」を運営しています。自治体・企業向けのAI研修も全国で実施中です。
- Q. 「JAPAN 47 STORY」はどこで遊べますか?
- A. ai-king-game-japan.jun-ymmd.chatgpt.site で公開されています(配信日2026年7月22日時点の画面名称は「JAPAN 47 STORY」。サイトは随時更新されるため、名称や中身が変わっている場合があります)。中央のボタンを押すとカウントダウンが走り、47都道府県のどこかの物語が抽選で出てくる”都道府県ガチャ”。海外向けの体験コンテンツ(京都の金継ぎ体験、長崎の牧場体験など)が出るパターンや、隠れメニューも用意されています。
- Q. AI国王のイベントには誰でも参加できますか?
- A. 毎月1日が「AI国王の日」で、全国各地でAI国王祭りが開催されています。参加無料の回も多く、「手ぶらで来ていい」「みんなで手書きで書く」というスタイルなのでAI初心者でも大丈夫。経営者向けには「AI国王ラボ」というコミュニティもあります。詳細は「AI国王」で検索すると公式サイトに辿り着けます。
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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成・画像制作にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。
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今日いちばん自分の中に残ったのは、「時間だけはAIが作り出せない」という話でした。私、この日の朝に自分が2024年に書いた記事を読み返していて、そこに書き留めたAI国王さんの構想と、今この人がやっていることが、ほとんど地続きだったことに驚いたんです。2人とも、方向を変えずにただ積み重ねてきただけ。派手に見えるあの王冠も、3年続いたから世界観になった。1回きりのネタで終わっていたら、ここまでの説得力は出ていないはずなんですよね。
実は私、AI国王さんとの対話はこれが初めてじゃなくて。2024年の「AIの国という物語」もそうだし、以前じっくり語り合った時のことをAI時代を生き抜くのは「ニート力」?激変する世界で毎日を夢中に生きる方法という記事に書いています。あの時のテーマは「産業はそもそも人間向きじゃなかった」。人間って、機械の歯車みたいに働くようにはできていないんじゃないか、という話でした。今日の「やりたいことをとことんやるのが大事」という会話は、そのまま、あの時の続きです。2人の軸がまったくズレていない。これって、けっこうすごいことだと思います。
もう一つ、時間の話でどうしても思い出したことがあって。私は自分の過去の発言を全部AIに預けて、意味で検索できる状態にしているんです。その話は過去の自分と話せるようになった日——3916発言を意味で検索する仕組みに書きました。何年か前にLIVEで話した自分の一言が、忘れた頃にAIから返ってくる。今日みたいに「2年前と軸が変わってないね」と確認できるのも、記録が残っているからなんですよね。逆に言えば、残していない時間はどれだけ濃くても後から取り出せない。だから今日のこのライブも、こうやって記事にして残しておく。跳ねた後に「あの時こんなこと話してたね」って笑うために。
料理で言うと、これは出汁を取る作業なんだと思うんです。今日いきなり作れるのは炒め物まで。何年も継ぎ足した出汁の味は、どんなに腕のいい料理人でも今日からは作れない。AIはレシピを一瞬でコピーしてくれるけど、鍋の年季だけはコピーできないんですよね。だから私は、地味でも毎日鍋の火を守り続けようと思っています。あなたの県にも、たぶん誰かが何十年も守ってきた鍋があるはずで、それをAIで世界に見せにいく——今日の話は、ぜんぶそこにつながっていた気がします。