SNS投稿を認知・信頼・申込みの役割で作り分ける方法

マーケティング図解 第4回
家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。
SNSの投稿画面を開いて、今日も商品のお知らせを書く。伝えたいことを足すうちに、使い方の説明も申込みの案内も、一枚に詰まっていませんか。
そんなときは、書く前に役割を一つ決めてみます。知ってもらうのか。中身を確かめてもらうのか。それとも、申込み方を伝えるのか。
今回は、プロフィールの書き方を題材に、投稿文の作り分けを見ていきます。最後に自分の投稿を分類して、足りない役割の一枚を書いてみてください。
この記事で持ち帰ること
認知の投稿は、困りごとに小さな解決策を一つ。
信頼の投稿は、改善した箇所と、その理由を見せる。
申込みの投稿は、誰向けで何を受け取れ、どう申し込むかを書く。

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SNS投稿を認知・信頼・申込みの役割で作り分ける方法
以下の投稿文は、作り方を説明するための制作見本です。実在の顧客の声、成果実績、募集中の商品案内ではありません。
SNS投稿は、一枚ごとに主な役割を決める

認知は、知ってもらうこと。信頼は、仕事の中身を確かめてもらうこと。申込みは、受け取れる内容と次の行動を伝えることです。
どれも必要ですが、一枚に全部を盛り込むと、書くことも増えます。まず「この投稿を読んだ人に、何を一つ持ち帰ってほしいか」を決めるんです。
同じプロフィールの話でも、役割で変わる
認知:プロフィールの一行目に、誰を手伝う人なのかを書く。
信頼:プロフィールを直した前後と、そう直した理由を見せる。
申込み:プロフィールの添削を案内するなら、対象と返す内容、申込み方を書く。
これは、投稿を整理するための型です。読者全員が、認知から信頼、申込みへと同じ順番で進むわけではありません。知人の紹介で、先に申込み案内を見る人もいるでしょう。
だから、一本道に並べることより、必要な情報をそれぞれ用意する。どの投稿から読んでも、その一枚で言いたいことが分かる形にします。
認知の投稿は、困りごとへの小さな解決策を書く

初めて読む人に、会社の説明を全部覚えてもらおうとしなくて大丈夫。まずは、困っていることを一つ選びます。ここでは「プロフィールに何を書けばよいか分からない」です。
その場で試せるところまで、解決策を小さくします。プロフィール全体を完成させるのではなく、一行目から。
認知の投稿文・制作見本
プロフィールが肩書きだけになっていたら、一行目に「誰の、何を手伝うか」を書いてみてください。 たとえば「SNSサポート」なら、「発信を一人で担当する経営者へ。プロフィールの文章づくりを手伝います」。 いまの一行目を読み返して、手伝いたい相手が書かれているか確かめてみてください。

見本の中で渡したのは、一行目を点検する方法です。投稿を読んだ人が、まず自分で試せる。ここを着地点にしています。
自分の仕事で書くなら、よく尋ねられることを一つ選んでみてください。答えを大きく広げず、読んだあとにできる動作へ絞ります。
信頼の投稿は、改善前・改善後・理由を見せる

仕事の中身を確かめてもらう投稿では、どう直したかを見せます。「丁寧に対応します」と書くより、読者がその判断を確かめられる材料を置くんです。
改善前の文章を出す。直した文章を並べる。そして、変更の理由を書く。次の見本では、プロフィールの案内先まで具体的にしてみます。
信頼の投稿文・制作見本
プロフィール文を直す見本です。 改善前:「SNSサポート。お気軽にご相談ください」 改善後:「発信を一人で担当する経営者へ。プロフィールの文章づくりを手伝います。書き方の見本は固定投稿へ」 直したのは、相手と手伝う内容が分かるようにするためです。最後に、次に見てほしい場所も添えました。

ここで示したのは、文章の変更です。この見本で反応が増えた、売上が伸びたという結果は示していません。
実際の投稿にするなら、自分が直した文章や作業記録を使ってください。顧客のものなら、掲載できる範囲を本人に確かめます。固定投稿への案内を書くときも、そこに見本があるか確認してから。
実例がまだなければ、このように制作見本と書いて、自分で直す過程を見せられます。見本を顧客実績に見せる必要はありません。
申込みの投稿は、対象・受取内容・手順を書く

申込みを考えている人には、何を受け取れるかを伝えます。「詳しくはこちら」だけだと、自分向けなのか、どんな手順で頼むのかが分かりません。
ここでは、プロフィール添削を案内する場合の見本にします。実際の募集ではないので、申込みリンクは置いていません。
申込み案内の投稿文・制作見本
対象:自社の発信を一人で担当し、プロフィールの文章を見直したい経営者向けです。 受け取れるもの:送っていただいたプロフィールに、修正案と変更理由を文面で返す添削です。 申込み方:案内ページで料金・返却時期・対応範囲を確認し、申込みフォームへ進んでください。フォームには、いまのプロフィール文を記入します。

この形を使う前に、実際のサービスと照合してください。修正案を返すのか、面談で相談するのか。受け取れるものが違えば、案内の文章も変わります。
料金や返却時期は、決まっている内容を案内ページに書きます。申込み先のリンクを開いて、読者がその手順で進めるかも確かめてください。
案内って、背中を押す言葉だけではないんです。頼もうとした人が迷わないように、必要な情報をそろえることでもあります。
最近の投稿を分類して、足りない役割の一枚を作る

ここからは、自分の投稿で試すワークです。最近の投稿を手元に並べて、主な役割を一つずつ書き添えてみてください。
役割が重なったら、いちばん伝えたいことは何かを見ます。決めにくい投稿には「迷う」と書いておいて大丈夫。無理に箱へ押し込みません。
分類の見本
プロフィールの一行目を直すコツ → 認知 プロフィールの改善前後と理由 → 信頼 添削の対象と申込み方の案内 → 申込み
もし並んでいるのがお知らせばかりなら、小さな解決策を渡す投稿を足す。コツの紹介ばかりなら、実際に直した箇所と理由を見せる。必要だと判断した役割から、一枚だけ作ります。
そのまま使える記入欄
見直す投稿:____ 主な役割:認知/信頼/申込み/迷う 読者に持ち帰ってほしいこと:____ いま足りない役割と、その理由:____ 次に作る一枚で伝えること:____ 使える実例・見本:____ 投稿文:____
分類したら、投稿ごとに「誰に、何を一つ伝えるか」を声に出して読んでみます。一息で言えなければ、伝えたいことが重なっているかもしれません。コツの説明と募集案内が同居していたら、まずコツだけで一枚にする。募集は別の一枚にして、対象と受け取れるものを確かめます。
作った一枚には、選んだ役割をメモして残しておくと、あとで見直せます。反応の有無だけでなく、予定していた内容を伝えられたかを確かめるためです。役割を決めたメモと投稿文を並べれば、次に直す場所も探しやすくなります。
三つを同じ枚数にするワークではありません。足りない役割も、枚数だけでは決められないんです。申込みの案内はあるけれど、受取内容が書かれていない。そんな場合は、新しい投稿を増やす前に、その案内を直せます。
AIには投稿の分類を委ね、反応を見ながら直す

投稿を並べて分類するところは、AIにも手伝ってもらえます。人間は縦に掘る。AIは横に広げる。
ただ、AIに見えるのは渡した文章です。読者がどう感じたかまでは分かりません。分類の理由を出してもらい、自分の意図と照らし合わせます。
以下は、自分が最近書いたSNS投稿です。 [公開済みの投稿文を貼る] 各投稿の主な役割を「認知・信頼・申込み」で分類してください。 判断した箇所を引用し、迷うものは「迷う」と書いてください。 不足していそうな役割を、理由とともに挙げてください。 最後に、その役割を補う投稿のたたき台を一枚だけ作ってください。 実績・顧客の声・商品内容は作らないでください。 材料がない箇所は空欄にし、制作見本はそう明記してください。 投稿の比率や、効果を保証する数字は提案しないでください。
AIが作った文章は、提供できる内容と合っているかを見直します。顧客の個人情報や非公開の相談内容は、貼らずに進めてください。
書いたら、役割に合った反応も見てみます。小さな解決策なら、どこで迷ったという質問が来たか。改善例なら、どの変更に関心が寄せられたか。案内なら、申込み手順について同じ質問が続いていないか。
反応が少なければ、その理由はまだ分からないこともあります。文章が原因と決めつけず、届いた範囲や案内先も確かめながら見直します。
まずは、足りない一枚から。すべての投稿を購入へ直結させようとせず、その一枚が何を手伝うのかを決めて書いてみてください。