
SOUL POLISH
目立ちたい願いが、普通でありたいと思っていた子どもの私にもあった
2026.10.24 の魂磨きより
家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。
魂磨きの途中で、分身AIが出した案を読んで、私は「合ってる」と答えました。そのあとで、自分の答えの後ろに、一文を書き足しました。「一方で目立ちたい褒められたい思いもあった」。
魂磨きは、毎日の問いに答えて、自分の言葉を記録していく習慣です。案は、普通になれたら、人の目に気を張り続けなくていい毎日になる、と思い描いていた私を、言葉にしたものでした。目立たずにいたい、の一色の案です。
子どものころの私は、太っていて、人と違って目立つのが嫌でした。いつも他人の目を気にしていました。普通でありたいと思っていた子どもでした。嫌だった、というのは本当です。でも、その一色だけで話をまとめると、書き足した一文が行き場をなくします。
あなたはどうでしょうか。子どものころの自分を、「嫌だった」の一色で説明していないでしょうか。別の色もあるかもしれない、と自分に聞いてみませんか。
3行でわかるポイント
- 目立つのが嫌だった子どもの私の中に、目立ちたい、褒められたいという願いもあった
- 二つとも、人からどう見られるかに向いた気持ちで、同じ私の中にあった
- 子どものころの普通でありたかった気持ちの隣に、「一方で」と書いてみる小さな一歩

父のこと。「良くはないけれども、理解はできる」

父の暴力を、私は今、「良くはないけれども、理解はできる」と見ています。当時は全く理解できませんでした。
家族やビジネスをする中で、選択肢が生まれなくなってくる。そうなると、逃げ場所がなくなって、結果的に家族が目の前のことに当たってしまう。それは「人間として当たり前のこと」だと、今は思えます。ただし、そうした行動に出てしまったことが良くはない、という見方も、そのまま持っています。
35歳で自分が父親になった時、初めて「親ってすごいな」と思えました。親は、子どもがいっぱいいて、仕事もうまくいかなくて、行き場がなかったんだろう。あの暴力の裏にあった重圧が、ようやく見えました。
理解と許しを、良いか悪いかで分けて聞かれた時は、その分け方を直して答えました。「高次元のメタなところから見た時に、そのような機会も全て学びになり、感謝に変わる」。
感謝の中身は、自分が暴力を振るわないように学べたことです。暴力を受けた経験によって、体の痛みだけでなく、「心の痛みも理解できる」とも答えました。暴力を受けた子どものころ、体の痛みに加えていちばんつらかったことを聞かれました。
話したいのに、誰にも話したくなかった

体の痛みとは別に、私はストレスの行き場に悩んでいました。私が挙げたのは、「逃げ場がなくなり自分のストレスとどこにぶつけたらいいか悩んだ」ことでした。
そのころ、どんな時間を求めていたかも聞かれました。浮かんだのは、「誰かに話を聞いてもらったりする?」という一文です。疑問形のままの、短い一文でした。話を聞いてもらうことが、頭に浮かんだのです。
その時間について聞かれて、私は「話したいけど誰にも話したくないし言語化もできていなかった。」と答えました。話したい。でも、誰にも話したくない。その二つが、同時にありました。
誰にも話したくなかった理由として、出てきたのは、文ではなく三つの言葉でした。「恥ずかしい」「ちゃんとしなきゃ」「普通でありたい」。
いつ、誰に、どんな場面で話したくなかったのかは、言葉になっていません。並んだ言葉は、このあとの章にも出てきます。あなたにも、話したいのに話したくない、という時間はあったでしょうか。
「普通でありたい」の中身と、条件としての我慢

私が求めていた「普通」には、はっきりした中身がありました。求めていた姿は、「ちゃんと学校もいって勉強も我慢してやって食事も制限して普通体型で常識ある子ども」でした。
その姿の中の我慢を、私は自分で選んだものとは感じていませんでした。「ちゃんとしなきゃ」と同じ並びにあった、「普通でありたい」の中身です。普通でありたいと願ったのは、たしかに私です。といっても、その姿に含まれる我慢は、やりたいから選ぶものではありませんでした。
普通の子どもでいるための条件として、置いていたものです。「選んだ」というより、「そうでなければ」と思っていました。
では、普通になれたら、毎日はどう変わると思っていたのか。私は、人の目に気を張り続けなくていい毎日になると、思い描いていました。ちゃんと学校に行って、普通体型で常識ある子どもになれば、目立たずにすむ。恥ずかしいと思う場面も減る。
思い描いていたのは、何か楽しいことが増える毎日というより、目立つことや恥ずかしさが減る毎日でした。あなたが子どものころに背負った「ちゃんとしなきゃ」は、自分で選んだものでしたか。それとも、条件だったでしょうか。
太っていて、人と違って目立つのが嫌だった

子どものころの自分の体を、どう見ていたか。そう聞かれて、私はこう答えました。「太ってて嫌だった人と違って目立つし」。一つの答えの中に、嫌だったことが二つ入っていました。
一つは、太っていること。体のことです。もう一つは、人と違って目立つこと。人からどう見えるかのことです。
人と一緒にいる時と、一人の時で、違いはあったか。そう聞かれた私の答えは、「いつも他人の目を気にしていた」でした。これも、当時の話です。
7月の魂磨きにも、中学生の不登校のころの話がありました。「普通じゃなきゃ」と周りと比べてばかりだったこと。太っている自分が「おかしい」「変だ」と見られて、目立ったことです。
太っていること。人と違って目立つこと。いつも他人の目を気にしていたこと。ここまでの言葉だけを並べると、人の目を避けたい子どもの一色に見えます。
目立ちたい願いも、あった。「一方で」と書き足した

嫌だった気持ちと、目立ちたい願いは、同じ私の中に並んでいました。目立たずにいたい、の一色の案を読んだあとに、自分の答えの後ろへ足した一文が、これです。
一方で目立ちたい褒められたい思いもあった
「いつも他人の目を気にしていた」私も、目立ちたかった私も、同じ私です。二つとも、人からどう見られるかに向いた気持ちだったんですよね。太っていることで人の目に入るのは、避けたかった。でも、褒められる形でなら、見てほしかった。
二つの気持ちは、あのころの私の中で、ぶつかっていたと捉えています。「普通でありたい」と自分に我慢を課しながら、心のどこかでは、普通に埋もれたままでは嫌だと思っていた。そう見えています。
「嫌だった」の一色にまとめると、話はすっきりします。でも、すっきりした分だけ、この一文を取りこぼします。
その願いを、人に知られるのは恥ずかしい

目立ちたい願いを人に知られるのは、当時の私には恥ずかしいことでした。書き足した一文のあとで、当時どう感じられたかを聞かれた私の答えは、「恥ずかしい」でした。
願いはあった。でも、知られるのは恥ずかしい。その二つが、並んでいました。
「恥ずかしい」は、誰にも話したくなかった理由にも出ていた言葉です。同じ理由なのかは、まだ言葉になっていません。
最後に、その願いは当時の自分にどう映っていたかを聞かれました。私は、答えないまま、そこで終えました。あなたにも、人に知られるのは恥ずかしいけれど、たしかにあった願いはあるでしょうか。
二つを、一つに急いで整えない

二つの気持ちを、私は一つに急いで整えませんでした。「嫌だった」の一色に整えても、目立ちたかった、の一色に整えても、もう一方の気持ちを消すことになります。
案に「合ってる」と答えたあとで、足りない一行を、自分で足せました。答えることと、足りない一行を足すことは、両立しました。
小さな一歩を、一つ置いておきます。子どものころの、普通でありたかった気持ちを、一文だけ書いてみませんか。その隣に「一方で」と書いて、続きが出てくれば、書いてみてくださいね。出てこなければ、空白のままで大丈夫です。
書く時は、理由を足さなくて大丈夫です。浮かんだ言葉のまま、短くて大丈夫です。
問いも一つ、添えておきます。目立ちたい願いは、子どものころの自分に、どう映っていたでしょうか。答えは、急がなくて大丈夫です。
あなたの子どものころは、「嫌だった」の一色でしたか。それとも、別の色もありましたか。
よくある質問
Q1. 「目立つのは嫌」なのに「目立ちたい」と思うのは、矛盾していませんか?
私の場合、二つとも「人からどう見られるか」に向いた気持ちでした。太っていて人の目に入るのは、避けたかった。でも、褒められる形でなら、見てほしかった。矛盾というより、同じ方向を向いた二つが、同じ私の中にあった、という見え方です。
Q2. 目立ちたい願いを知られるのが恥ずかしい時、その願いは消した方がいいのでしょうか?
私の場合、願いを書き足したあとで、その願いを人に知られるのは当時どう感じられたかを聞かれました。私の答えは、「恥ずかしい」でした。書き足した一文と、恥ずかしいという答えは、この日の魂磨きに並んでいます。消すか残すかは、あなたが決めて大丈夫です。
Q3. 子どものころの我慢は、自分で選んだものでしたか?
私の場合、選んだというより、普通の子どもでいるための条件でした。普通でありたいと願ったのは、たしかに私です。でも、その姿に含まれる我慢は、やりたいから選ぶものではありませんでした。「ちゃんとしなきゃ」と同じ並びにあって、「そうでなければ」と思っていました。
Q4. 話したいのに誰にも話したくなかった気持ちは、どうやって言葉になりましたか?
私の場合、当時は言語化もできていませんでした。この日の魂磨きで、誰にも話したくなかった理由を聞かれて、出てきたのは、文ではなく言葉の並びでした。「恥ずかしい」「ちゃんとしなきゃ」「普通でありたい」。もしあなたにも言葉にならない気持ちがあるなら、説明しようとせず、浮かんだ言葉だけを書き出してみてはどうでしょうか。
Q5. AIが出した回答案に「合ってる」と答えたあと、足りない気持ちはどうしますか?
私の場合、案には「合ってる」と答えたうえで、案にない一行を自分で足しました。その一行が、「一方で」から始まる一文です。もしあなたも、案を読んで何かが足りないと感じたら、その一行を足してみてはどうでしょうか。
COLUMN
ひろくんコラム:ゲームの場面にもあった、人に見せたい気持ち

9月の魂磨きにも、人の目が出てくる場面がありました。ゲームの場面です。同じ日の答えには、「誰でもいい凄いと思われたい」という言葉もありました。
この日の魂磨きと並べると、似たところがあります。嫌だった気持ちの隣に、目立ちたい願いがありました。ゲームの場面では、何の隣に、何があったのでしょうか。
ここまでが私の考えです。このあとに引くのは、別の場面を書いた9月6日の魂磨きの記事の一節です。
私の記事より(景品はどうでもよかった。クリアしたかった。——屋上のメダルゲームから、今日の魂磨きへ・第3節)自分がクリアしたいという純粋な気持ちと見てる人にドヤ顔したい自分もいた
この一節では、クリアしたいという純粋な気持ちの隣に、見ている人にドヤ顔したい自分がいます。クリアしたい気持ちを消さずに、人に見せたい気持ちが並んでいます。この日に書き足した「一方で目立ちたい褒められたい思いもあった」と、並び方が似ています。
ただ、ゲームの場面を、この日の「恥ずかしい」の理由にはしません。別の日の、別の話です。あなたにも、自分のためにやっていたことの隣に、人に見せたい気持ちが並んでいた時はあったでしょうか。
まとめ
普通でありたいと思っていた子どもの私は、目立つのが嫌でした。その私の中に、目立ちたい、褒められたい願いもありました。
この日の魂磨きは、父を理解できるようになった話から、逃げ場のなさ、普通でありたい思い、人の目、目立ちたい願い、の順に進みました。順番に並んだだけで、一つが別の一つの原因だという話ではありません。
子どものころの、普通でありたかった気持ちを一文書いて、その隣に「一方で」と書いてみませんか。続きが出てこなければ、空白のままで大丈夫です。
参考リンク・一次資料一覧
- 2026年10月24日の魂磨きで私が残した言葉と、私が確認した捉え方。
- 私の体験と思いをまとめた記録の「父との経験」「普通でありたい思いと、目立ちたい願い」、7月と9月の魂磨きの記録。
- ContentOSの記録「父との関係と許し」「凸凹ありのままでいい」。
- 引用した自分の過去記事(2026年10月25日に実際のページを開いて確認):9月6日の魂磨きの記事。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
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