
タフティとは何かを全40レッスンの要約と書評で解説する
ヴァジム・ゼランド『タフティ・ザ・プリーステス』
家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。
考え事に飲まれたり、目の前の反応に引っ張られたり。そんな自分に気づいた時、どこへ意識を戻せばいいんでしょう? 今回読むのは、ヴァジム・ゼランドさんの『タフティ・ザ・プリーステス 世界が変わる現実創造のメソッド』です。
監訳は成瀬まゆみさん、訳はモリモト七海さん。SBクリエイティブの本です。辛口の巫女タフティが、読者に語りかける形で進みます。かなり独特です!
この書評で読むこと
最初は、自分と周囲を同時に見る「気づきの中心点」。そこから、未来のコマと意図の三つ編みへ進みます。
中盤の柱は、展開や他人を支配しようとせず、望む姿と自分のふるまいを組み直すことです。
後半は自己成長、思考フォーム、変化の確認。全40レッスンと巻末を、本の順番でたどります。
この本では、現実を映画と鏡にたとえます。その独自の世界観を、著者の主張として読みます。自分の意識を観察する練習と、思考が物理的な出来事を変えるという説明は、分けて考えたいんですよね。


タフティ・ザ・プリーステス 世界が変わる現実創造のメソッド
ヴァジム・ゼランド(成瀬まゆみ監訳・モリモト七海訳) 著
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タフティの入口|レッスン1〜4は「自分と現実」を同時に見る

はじめに登場するタフティは、時空を超えて会いに来た巫女を名乗ります。読者に渡すのは、自己取扱説明書。自分は何者なのか、という問いから始まります。
1|2つのスクリーン
本では、頭の中の考えや感情を内部スクリーン、周囲の出来事を外部スクリーンと呼びます。どちらか一方に意識を奪われた状態が、タフティのいう眠りです。夜の睡眠だけの話ではありません。
戻る先は、その中間です。考えている自分と、周りで起きていることを同時に観察する。その場所を、気づきの中心点と名づけます。
2|夢の中を自由に歩く
実は、次に勧めるのは、目覚めた状態で散歩する練習です。知らない人のいる店を歩き、挨拶をし、相手の反応を観察する。本は、その時の周囲の変化にも目を向けさせます。
合言葉は、自分を見て、現実を見る。景色だけを見て、自分が何をしているかを忘れないための言葉です!
自分を見て、現実を見る
ヴァジム・ゼランド『タフティ・ザ・プリーステス』レッスン2
3|「現実」へようこそ
散歩していても、何かに気を取られると中心点から離れます。本は、そのたびに映画の台本へ取り込まれる、と説明します。夢の中の登場人物と、生きている人の自己認識の違いも、ここで扱います。
映画や台本は、この本を貫く言葉です。自分で選んでいるつもりの反応も、習慣に引っ張られていないか。私は、その問いを手元に置いて読みます。
4|意識の向け先を観察する
でね、ずっと中心点に居続けることを目指す章ではないんです。何かが起きた時と、何かをする前。このきっかけで意識を戻す、新しい習慣をつくります。
外から呼ばれたら気づく。話しかける前に気づく。気づけなかった自分を責め続けるより、戻る機会を使う。繰り返しの練習です。
私の場合|頭の中の会話に気づいた時、見ている位置が変わる
2026年7月24日、自分の頭の働きを振り返った時の言葉があります。頭の中で妄想や会話が起きている。それに気づく意識がある、と答えました。
頭の中で続いている会話を、自分がゲームのプレイヤーとしてメタに俯瞰し、コントローラを握るという言葉でも表しました。気づくこと。これが切り替わりのきっかけです。
その振り返りでは、頭の会話を別の考えで納得させようとすることより、自分が身体の声を聞ける状態になることが大事だと言い直しています。進みたい合図は、ウズウズ、ウキウキ、ワクワク。今ここを味わい、感じ、夢中になる、と。
ここで使っていた左脳さん、右脳さんという呼び方の入口は、ネドじゅんさんの本です。医学的な脳の分類を語ったものではありません。タフティを実践して得た成果でもない。別の本を入口に、自分の感覚を言葉にした記録です。
それでも、考えの中にいる自分と、その考えを見ている自分を分ける入口は重なります。答えをさらに考え続ける前に、今どこに意識があるかを見る。その問いには、私の言葉で応じられます!
意図の三つ編みとは|レッスン5〜10で未来のコマを選ぶ

5|現実を構築する
本がいう現実は、今この瞬間の映画のコマです。過去と未来のさまざまな可能性は、永遠の保管庫にあると説明します。今のコマを押し変える代わりに、これから流す映画を選ぶ。これが本書の現実創造です。
あ、ここから話は、日常の注意の向け方を超えます。保管庫や映画の移動は、著者が提示する世界のモデルです。その前提ごと、受け取り方を考える必要があります。
6|意図の三つ編み
意図には、日々の行動を担う内部センターと、未来のコマに関わる外部センターがある。本はそう分けます。外部センターへの入口が、背中から斜めに伸びる、見えない意図の三つ編みです。
髪の毛そのものではありません。三つ編みの先に意識を向ける、という感覚の説明です。本は、それを幻肢のような感覚にたとえています。
7|三つ編みの使い方
本の手順では、気づきの中心点へ戻り、三つ編みを感じ、その感覚を保って望む未来を思い描きます。思考でも言葉でも映像でもよい、と。描いた後は感覚を手放し、ふだんの行動に戻ります。
最初の題材は、買い物や日々の用事などです。いきなり大きな願いで試すより、身近な場面で繰り返す構成になっています。
8|「自分で行動している」という幻想
自分の意思で動いている感覚さえ、台本の一部ではないか。タフティは、さらに問いを進めます。映画の登場人物は、自分が映画の中にいると知りません。読者との違いは、自分へ問いを向けられることだと説明します。
9|罠から逃れる方法
罠を知っただけでは抜けられない。本が挙げる障害は、慣れた反応と物の見方です。何かを待つ時、行動を意図する時、問題が起きた時を、コマ照射のきっかけにします。
待って不安を膨らませる時間を、望む場面を描く時間へ変える。タフティは、その習慣を繰り返し求めます!
10|再プログラミング
ドアを通るような、次に起こる小さな場面にも光を当てます。本の狙いは、受け身で現実を待つ習慣の組み替えです。小さな経験を重ね、可能だと思える範囲を変える、と説明します。
私はここで、想像したことと実際に起きたことを別々に見る姿勢も持ちたいです。願った後に起きた出来事だけで、三つ編みの働きが証明されたとは言えません。
タフティのアドバンテージ|レッスン11〜17は展開を握らない

11|変容
タフティは、受け身のカタツムリから、未来を照らすホタルへの変容を語ります。必要なのは、力みより集中です。筋肉を緊張させず、穏やかに未来のコマを描く。現実を強引につかまずに、訪れるにまかせるよう促します。
12|メタパワー
メタパワーは、現実の反対側から働く力として説明されます。鏡のこちら側にある物質へ働く力とは、別のものです。弱さや無気力という意味でもない。三つ編みは、その力を使う道具と位置づけられます。
13|フリをする
でね、この章のフリは、日々の役割を果たしながら、内側では目覚めていることです。眠ったフリをして映画の中を歩く、と本は表します。他人より優れていると誇示したり、暮らしの責任を投げたりする話にはしません。
14|プレゼンスを得る
プレゼンスとは、気づいた状態で存在すること。本は、現実を構築することと、台本を支配することを区別します。自分が描くのはゴールのコマです。そこへ至る細かな展開まで、決めようとしないのです。
他人を自分の望むとおりに動かそうとすることにも、タフティは釘を刺します。現実創造という題名から、何でも支配する話を想像すると、ここで向きが変わります!
15|アドバンテージ
計画と違うことが起きた時、その中の利点を探します。本が名づけるアドバンテージ・メソッドです。気づきの中心点に戻り、ここから何を得られるかを問い、見つかった利点を受け取ります。
何も思いつかなければ、状況をそのまま受け入れる、という手順も入っています。いやー、毎回きれいな答えを作る必要はないんですよね。
16|起きるにまかせる
望んだ未来へ進む途中で、予想外の展開が起きることもある。本は、それを自分の計画と違うだけで拒まないよう求めます。ただし、何でも許容したり、あらゆる人に身を委ねたりする意味ではない、とも説明しています。
17|台本
ここで台本という言葉を、現在の映画で行動を決めるプログラムとして掘り下げます。自分の意識に気づくことを忘れる、そのこと自体が台本に従っている証だとタフティは論じます。
台本の中で展開を争う代わりに、別の映画を選ぶ。前の章までの繰り返しを、現実の見方として定着させる章です。
私の場合|感謝に目を向けても、罪悪感は同時にあった
2026年9月21日に、前日の一日を振り返りました。暴飲暴食して罪悪感を感じた。でも、捉え方を変えると、贅沢できて満たされ、食べられることにも感謝していた。私はそう答えています。
そこで、最初の罪悪感はどう変わったかと問われ、言い直しました。「罪悪感も同時にあるよ。それはそれ。」。感謝へ入れ替わったわけではありません。
食べられたことへの感謝。食べ過ぎた罪悪感。別々のものが、同じ自分の中にあるんです。片方を良い言葉にすれば、片方が消える。そういう振り返りにはしていません。
さらに、失敗を良かったことへ言い換えるのかと問われた時の答えは、「言い換えないよ捉え直すだけ事実や感情はそのまま。」でした。善いと感じたのも、振り返ってからです。
本のアドバンテージを読む時、私が手放したくないのは、この順番です。まず、起きたことと感情がある。その事実を変えず、今どのように受け取るかを見る。本の方法を読んだからといって、当時から感謝だけで過ごせた話にはしません。
自分に利点を探す問いを向けることはできる。それと、悲しさや不快さを持ってはいけないことは別です。私には、この分け方がしっくりきます!
タフティと具体的な行動|レッスン18〜21は自分を育てる

18|創造主の輝き
本はここで、これから来る現実、主たる自分、現在のコマの自分を構築する、という行動の全体を示します。自己成長は、自分の核を捨てることではない。内にある輝きを放つことだと説明します。
正直、読み飛ばしたくないのは行動の話です。必要な所へ行き、言うべきことを言い、やるべきことをやるところまで求めていて、ソファで空想しているだけではないと、本にはっきり書かれています!
19|パワーからの指示
次は、自分で細かく作った筋書きへの執着です。本は、こう進むはずと決めつけるより、自分と周囲を観察し、流れからの誘いを感じ取るよう勧めます。デートの展開を自分の想像に合わせようとする例も出てきます。
20|流れに乗る
フォロー・メソッドは、何かをコントロールしようとした時に使います。自分を見て現実を見る。次の指示を感じ、あれば従う。答えがなければゴールを描き直し、流れへ戻るという方法です。
他の人には、その人の人生を生きてもらう。本は、その姿勢も求めます。自分の望む結果と、相手が選ぶ行動を、同じものにしないんです。
21|自分を超えたパワー
外的意図を、台本よりも大きく現実を動かすものとして説明します。三つ編みは、そのパワーへの接点です。自分の腕力で強制する力と、外から働く力を利用することの違いを、改めて示します。
ここも著者の世界観です。一方で、何もしない言い訳として使わないよう、本自体が注意しています。読者の行動をなくすための章ではありません!
タフティの鏡の原理|レッスン22〜27で「求める」を見直す

22|ペーパー人間
自分が何をしているかに気づかない存在を、本は紙の挿絵にたとえます。そこから話は、現実という鏡へ移ります。愛してほしい、助けてほしいと求める自分は、鏡の前でどんな姿をしているか、と問います。
23|映像を構築する
本が勧める最初の一歩は、受け取りたいものを自分から渡すことです。理解してほしければ理解する。関心を持ってほしければ関心を向ける。求めることを、相手へのふるまいへ変えます。
といっても、自分の愛を利用するだけの人からは離れるように、とも書きます。自分を削って与え続けることを、どこまでも求める章ではありません。
24|鏡とのコミュニケーション
本は、自分の現実を構築しても、他人の現実は構築できないと区別します。特定の相手を望みどおりに動かす未来を描くより、自分がどんな状態で生きたいかを中心に置きます。
相手の大切にしていることを尊重し、その人の自己実現を助ける。自分だけの利益から、相手の利益へも視線を向けます!
25|操る
偽の目標を与えたり、弱みを利用したりして、人の進路を変えようとすることが操作だと本は説明します。何かを押しつけられたと感じたら、誰がどう得をするのかを問う。この問いは、自分へも返せます。
後半では、望むものをすでに持つかのようにふるまう方法へ移ります。人をだます操作と、未来の自分の感覚を試すことを、本は分けています。
26|鏡への反射を構築する
これが、反射構築メソッドです。望む自分になったらどんな気持ちでどうふるまうかを思い描き、その状態を一時の気分で終わらせず、真剣に演じ続けていきます。現実という鏡は遅れて反応する、と本は説明します。
ただし、人間関係では誠実で、ありのままでいること。現実感覚を失わないこと。現在のコマで必要な行動をすることも、同じ章の条件です。
27|運命的なジレンマ
考えと行動が人生に影響し、人生の状況が考えと行動へ返る。その循環を、本は鏡の双方向性としてまとめます。ずっと目覚めていられないからこそ、役立つ習慣を身につけるよう促します。
求める、拒む、眠り込む。それぞれを、与える、受け入れる、気づくという習慣へ組み替える。前の章までの方法を、日々の反応へ落とす章です。
私の場合|未来を先に試すなら、臨場感がいる
2026年7月28日、私は、体感シミュレーションをAIでできるようにしたいと話しています。未来を説明してもらうだけでなく、自分が本気で試せる場として受け取りたいんです。
その時の言葉は、「AIシミュレーションは臨場感が必要。じゃないと自分が本気で試せない。」でした。見た目だけを飾る話にはしていません。
何を増やしたいのか。答えたのは、ワクワクすることをより安全に試せる選択肢、経験値、気づき、感性でした。未来の正解を一つ決めてもらうより、自分が試せる幅を広げたい。そう受け取っています。
本の反射構築は、望む自分の感覚を先に生きる方法です。私がAIに求めた臨場感とも、入口は重なります。頭の中に文字で並んだ理想と、その場にいる感覚では、自分の反応を確かめる手がかりが変わるからです。
ただ、これは7月に語った希望と条件です。シミュレーションによって未来が実現した、という実績にはしません。まして、宇宙の仕組みが証明された話でもない。試した時の自分の反応と、現実で起きたことを、それぞれ受け取るための考え方です。
で、私はここに、AIの使い道を考えます。自分が欲しい言葉を返させるだけで終えず、別の場面に置かれた自分が、何を選ぶかを見てみる。その選択を、自分へ返してくれる使い方です!
タフティの自己成長|レッスン28〜32は独自性を保って変わる

28|あなたは素晴らしい
美しさや成功や幸せを、他人の基準で測っていないか。本はその問いへ進みます。新しい現実を描き、その中の自分を生き、現在の行動でも育てる。総合散策メソッドの形が、ここで現れます。
29|あなたは完璧
本の完璧は、誰かの標準に隙なく合うこととは違います。自分の独自性と調和することです。核となる自分を保ちながら、資質を伸ばすよう促します。
自分の短所と闘うよりも、自分の長所を伸ばしたほうがいいのです。
ヴァジム・ゼランド『タフティ・ザ・プリーステス』レッスン29
この一文にも、条件があります。自分や他人に害を与える悪癖まで、そのままでよいとはしません。個性として受け取ることと、直す必要のある行動を、分けて書いています。
30|トリプル・アクション
欠けたものへ目を固定せず、自分も周りも利益を得られる目標を持ちながら、人生の目的が見えない時にも、自分を育てることへ向かうようタフティは促します。そうした動きを本は求めます。成長の途中で、目的も見えてくると説明します。
31|あなたの天才性
いやー、この章で、現実を構築する、主たる自分を構築する、現在の自分を構築する、という原則が具体的になります。未来を思い描くだけでなく、人へのメッセージや日々の習慣も組み替えます。
目標は大きく持つ一方、自分が本当に惹かれる道かも確かめる。本がいう天才性は、他人の経歴をなぞることではないんです!
32|フリをするテクニック
お手本の人から取り入れるのは、細部のコピーより雰囲気や状態です。望む自分ならどう感じるか。その感覚を持って生きる一方、今できることも積みます。
勉強、運動、食生活、生活習慣にも取り組む。本はそれを必須条件としています。プロ選手のフリをしただけで競技ができるわけではない、という例まである。行動を省く読み方は、ここで確かめ直せます。
思考フォームと思考マーカー|タフティのレッスン33〜36

33|思考フォーム
思考フォームは、望む自分の姿を言葉にした宣言です。仕事や家庭、自分の状態に合わせて作り、その言葉に合う行動もします。本では、未来を構築する手段として位置づけます。
この先には、身体の設計情報や老化についての独自の説明も登場します。私はそれを、医学的な効能として読者へ勧めません。願望の言語化と、身体がそのとおり変わるという主張は、別に検討することです。
34|思考マーカー
思考フォームが、望む姿の宣言だとすれば、思考マーカーは、実際に起きた変化の確認です。本は、変化を見つけた時に言葉にして定着させる、と説明します。
たとえば、できるようになったことを確かめる。まだ起きていないことと、起きたことを区別する。この違いは、用語を覚えるより大事だと私は考えます。
35|見逃さないでキャッチする
で、小さな進歩を見つけて味わう話へ進みます。本は、結果だけでなく、そのための手段が現れることにも目を向けさせます。思うように進まない時には、アドバンテージの見方へ戻ります。
あ、そうだ。開かないドアを叩き続けるなら、本当に自分の道かを問う、という注意もあります。続けることを、同じ方法への固執にしないための箇所です。
36|スイート・ハーモニー
本は、自分の状態と暮らしの雰囲気を、現実の天候にたとえます。気分、周囲への態度、喜びや親しみ。そうした調和をスイート・ハーモニーと呼びます。空の天気予報の話ではありません。
重要な出来事にも、うまくいけば良いし、違っても得られるものがあると構える。結果を重く握りすぎることを緩める方法として、説明されます。
タフティの終盤|レッスン37〜40と巻末を読む

37|三つ編みとエネルギーの流れ
三つ編みを感じにくい人へ、背中から伸びる矢などのイメージを補います。感覚には個人差があり、ただ想像する形でもよい、と説明します。上下のエネルギーの流れを重ねる方法も出てきます。
本は、合わなければ基本の方法で十分とも書いています。水や呼吸に関する説明も著者独自のものです。ここでは、身体の治療法としては扱いません。
38|過去世からの力
話は転生へ広がります。過去世で蓄積した力を取り戻す権利を宣言する、という方法です。命の意味は命そのもの、という存在の捉え方も語られます。
これは、著者の霊的な世界観の章です。過去世の存在や、宣言による効果を確認したという話にはしません。注意の練習に使える部分と、この前提を受け入れるかは別の問いです。
39|無限の中の無限
ここで、証拠はあるのかという問いを正面から扱います。タフティは読者自身の経験を求め、不可思議な出来事を間接的な材料として語ります。映画と鏡も、より複雑な現実を説明するモデルだと述べます。
本の中には、デジャヴュやマンデラ効果などの解釈もあります。ただ、モデルが体験にしっくりくることと、その仕組みが実証されることは同じではありません。私はここを分けて読みます。
40|終章
最後は、得た知識を使い、自分を忘れないように、と促します。同時に、周りを見下したり、無理に目覚めさせたりしないことも求めます。独特の辛口は、終わりまで続きます!
メソッド集・基本事項のまとめ・参考図書・監訳者あとがき
巻末では、目覚め、コマ照射、アドバンテージ、フォロー、映像構築、反射構築などの方法を引き直せます。用語を確かめる基本事項のまとめもあります。本文を飛ばす代用品というより、練習の時の索引です。
参考図書では『トランサーフィン』との関係が示されます。タフティを、より高度なテクニックとする説明です。成瀬さんのあとがきには、辛口な語りに戸惑いながらも、監訳中に方法を試したという感想が添えられています。
タフティを日常で読む実践編|返信の前に、今の自分を一度見る

本の入口から、今日試すことを一つ選ぶなら、返信する前の観察です。気づきの中心点を日常の場面で試す練習として、次の返信で、すぐ答えを書き始める前にいったん手を止めてみてください。
画面には、実際に何と書いてあるか。自分の頭には、どんな想像が浮かんだか。今、何を感じているか。この問いを、別々に見てみます。
そのうえで、次の会話をどんな状態にしたいかを一文にします。相手に特定の返事をさせる目標より、相手の事情を確かめてから答える、という自分の行動を選ぶ。それを返信に反映します。
返した後は、実際の反応を見ます。思い描いた場面と違っても、その違いまで受け取る。未来を描くことと、起きた事実を確かめることを、両方持つための小さな練習です!
タフティの要約を読んだ人から、よくある質問

Q. 意図の三つ編みは、実際の髪の毛ですか?
A. 本では、背中から斜めに伸びる見えないエネルギーとして説明されます。髪を編む方法ではありません。レッスン37は、感じ方には個人差があり、想像する形でもよいと補っています。
Q. 願っていれば、行動しなくていいのでしょうか?
A. 本は、現在のコマで必要な行動もするよう求めています。レッスン18や26、32には、その条件があります。未来を描く話だけを取り出すと、本の説明から行動の側が抜けます!
Q. 思考フォームと思考マーカーは、どう違いますか?
A. 思考フォームは望む自分の宣言で、思考マーカーは実際に現れた変化の確認です。本の用語としては、描く段階と、進歩を目にした段階で役割が違います。
Q. 他人を思いどおりに動かす方法ですか?
A. レッスン14や24では、他人の現実は構築できないと説明します。自分のふるまいを変えることと、相手の意思を支配することを区別しています。
Q. 本に書かれた現実の仕組みは、科学的に証明されていますか?
A. この書評では、実証された仕組みとは扱っていません。本の第39レッスンも、映画や鏡を現実のモデルとして説明します。私は、自分が体験をどう受け取ったか、その出来事が起きた仕組みを説明できるか、医療の効能があるかは、それぞれ別に考えています。
まとめ|タフティを読んで、選び直したいのは次のふるまい

本の流れは、意識を観察する入口から、望む未来を描き、他人や展開への支配を緩め、自分を育てる方へ進みます。意図の三つ編みだけで終わらない。その後に、鏡、人との関わり、行動、変化の確認が続く一冊です。
私は、頭の中の会話に気づくこと、感情を消さずに受け取り方を見ること、未来の場を先に試すことに、自分の言葉を重ねました。著者の宇宙観まで、体験で証明したことにはしません。
望む未来を一度描いたら、次の返信で何を選ぶか。相手の反応を変える前に、自分の意識とふるまいを見る。私がこの本から、日常へ持ち帰りたい問いはそこです!
コラム|未来を選びたい。でも、今の感情は消さない
2026年10月17日、兄妹との遊びを振り返り、もし妹の反応が想像と違ったらという問いに、私は冷めると答えました。実際の出来事を確定した話ではなく、仮定への答えです。

結果は結果。執着しない。けど感情は感情である。だけ。
出典:結果への執着を手放しても、感情は消さなくていい「『冷める』は執着ではない。結果は結果、感情は感情」の節。
この一文を、タフティの横に置いて読みました。未来を選ぶことに意識が向くと、今の自分も良い状態へ整え続けるべきだ、と受け取ってしまいそうです。でも、今感じていることは、そこにあります。
冷める気持ちがあっても、結果を握り直す必要はない。嬉しい時は、その嬉しさを味わっていい。私が大事にしたいのは、感情を成功の邪魔者として片づけないことです。
本の世界観を全部飲み込むより、自分の一文と並べ、どこが重なり、どこを区別したいかを確かめる。書評を書く意味も、そこにあると考えています。未来へ向ける意識と、今の気持ち。その両方を持ったまま、次の行動を選びたいです!
分身AIと過ごした最初の100日の記録は、分身AIと歩んだ100日の全まとめにあります。分身AIについては、分身AI.comにまとめています。
参考リンク
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この記事はAIツール(Codex)を活用して制作しています。構成・文章生成・画像制作にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。