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フォロワー数意味ないと言われる今、SNSで売れない原因を段ごとに探す

2026.10.14

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、おさるさんが2027年のマーケティングの変化を話した動画と、同じおさるさんのXの投稿2本を紹介するね。

投稿も動画も出しています。再生もいいねも付きます。なのに、問い合わせや申し込みは来ません。そんな経験はないでしょうか?

おさるさんは、AIで誰でも整った発信を作れるようになったと話します。お客さんは知らないから買わないのではなく、違いが分からないから決められません。投稿数と再生数だけを追うと、見られているのに売れない、とも言います。

おさるさん(動画の中で・0:37〜)

投稿数と再生数だけを追うと見られてるのに売れない状態になります。

おさるさんは、2時間以内が当たり前だったウェビナーを、4時間半に変えたと話します。視聴維持率は47%から48%で、ほとんど変わりませんでした。

個別相談の申し込み率は2.4%から4.0%へ。値段を発表した後の数字で、申し込んだ人はほぼ全員が買うため、実質は参加者の4%が買う確率です。約1.6倍とおさるさんは話し、理由は判断の材料を渡し切ったことだと言います。

この動画の4つの変化に、同じおさるさんのXの投稿2本を、章ごとに並べます。集客の導線の7つと、AIを触る前の土台の話です。

フォロワー数 意味ない、と言われる今、売れない原因は自分の発信のどの段で人が止まっているかにあると私は考えます。発見、試食、つながり、決断の4つの段で点検できます。最後の章には、私ならどこに何を置くかを書きます。

3行でわかるポイント

  1. フォロワー数意味ないと言われる今、おさるさんは、1本の発信から次の動画やプロフィール、商品へ進んだ人を見ると話し、投稿でもフォロワー数は追わないと書いています。ここが、売れない原因を探す最初の段です。(第1章へ)
  2. 入口は分かりやすく中身は深くし、見つけてもらう場所と会い続ける場所を分け、名前を付ける前に直してきた履歴を言葉にする、という流れです。(第2章へ)
  3. 私なら、AIで本数を増やす前に、自分の一次情報を、見つけてもらう場所と会い続ける場所に、届ける相手ごとに置き直します。(第6章へ)

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01

フォロワー数意味ないと言われる今、何の数字を見ればいいのか

▲目次
左はフォロワーという名簿に配る昔、右は1本ずつの動画から次の動画、プロフィール、商品へ進んだ人を見る今、を対比した図解
動画キャプチャ: AIが一人ひとりの視聴履歴・興味を見て、というテロップとAIの頭の図が出る場面(5:18頃)
動画キャプチャ: AIが一人ひとりの視聴履歴・興味を見て、というテロップとAIの頭の図が出る場面(5:18頃)

フォロワーが増えれば売れます。少し前まで、そう考える人は多かったでしょう。おさるさんの変化①は、その前提がくずれた話から始まりました。

以前のSNSは、フォローしてもらえれば次の投稿もある程度見てもらえました。だからフォロワーの数を大きくすることが集客の力になっていた、とおさるさんは話します。

今は、AIが1人ずつの視聴の履歴や興味を見て、フォローしていない人の投稿まで勧める時代。おさるさん自身も、普段見るものの9割以上はフォローしていない人のものだと言います。

おさるさん(動画の中で・5:50〜)

フォロワーより投稿動画単体で評価されるレコメンド時代になったんです

以前はフォロワーという名簿に配る感覚でした。今は、投稿や動画の1本ずつで評価されます。フォロワーは要らないのではなく、信用の目安にはなっても、毎回届く権利までは持てません。

見る数字を変えるのが、おさるさんの答えでした。1本の動画から来た人を追います。どこまで見て、次の動画やプロフィール、商品まで進んだかを見るんです。

おさるさん(動画の中で・6:23〜)

1本の動画から来た人がどこまで見て次の動画にも進みプロフィールや商品まで見たかを確認します。

動画では、以前の数え方を、フォロワー全体へまとめて届ける量だったと振り返ります。今は1本ずつの評価になりました。だから、1本で何をしてほしいかを先に決めます。次の動画、プロフィール、商品のどこへつなぐかも、一緒に置きます。

再生が数千回でも、最後まで見て問い合わせや購入をする人がいれば、その動画は強い。動画ではそう語られます。1本に1つの役割を持たせて、次へつなぐのが基本でした。

アカウント全体の数字と、投稿1本ずつの数字を分けて追うことを、おさるさんは勧めています。

おさるさん(動画の中で・7:26〜)

伸ばすべき投稿と売れる投稿が同じとは限らない

投稿1の言葉は、さらに短め。投稿では、フォロワー数は追わない、数字は登録率だけを毎週見る、と書いています。

マーケターおさる(@osaruproducer)の投稿(2026年8月2日・投稿を開く)

❶フォロワー数はもう追わない

(中略)

❼数字は登録率だけ毎週見る

動画は、次へ進んだ人を1本ずつ見る話でした。投稿はそこに、見る数字の名前と、見る間隔を足しています。

私の場合は、数字が気になります。だから、この話は他人事ではありません。

実践会に人が集まっていく時間について、私は、たくさん集客して数字が増えるのはゲームのようでワクワクすると言葉にしています。攻略できそうな余地がある、とも話しました。

LIVEの最中の視聴者数も、私には気になる数字。多いと嬉しくて、少ないとさみしいんです。本来は気にする必要はありません。でも数字が見えるので気になる、と言葉にしています。

同じ時間について、集客して喜んでもらえて、新しい気づきや学びもあって、アイデアを試したくなる、とも口にしてきました。

おさるさんの、フォロワーを追わないという話は、数字を見ない話ではありません。見る数字を、次へ進んだ人に変える話です。私の言葉にも、数字の楽しさと、その先で喜んでもらえたかが、同じ時間に並んでいます。

自分の発信で、増えている数字と、次へ進んだ人の数字は、同じでしょうか?2つを並べてみると、止まっている所が見えてきます。ここは、発信の最初の段、発見の段の点検です。

数字は見ます。でも発信の完了は、本数や数字ではなく、一人が自分の答えを見つけたかで決めます。

02

見る人と買う人で、話す深さをどう変えるのか

▲目次
上の薄い入口(題名や冒頭・分かりやすく)と、下の落とさない中身(判断の材料)を、二重に重ねて描いた階層の図解
動画キャプチャ: 実際に買った方に、購入した理由・購入前の不安を聞いてください、というテロップの場面(10:17頃)
動画キャプチャ: 実際に買った方に、購入した理由・購入前の不安を聞いてください、というテロップの場面(10:17頃)

再生数を取りに行くと、つい誰にでも分かる浅さにそろえたくなります。実は、そこに落とし穴がありました。おさるさんの変化②は、浅くそろえると売れなくなる理由の話です。

全部の発信を入口の浅さにすると、見られても売れません。見る人と買う人では、知りたい深さが違います。そこが理由だと、おさるさんは話します。

すでに売っている人が知りたいのは、発信と導線のどちらが悪いかを見分ける数字。導線は、動画を見た人がプロフィール、LINE、商品の説明へ進む道です。どこで止まるかで、直す所が変わります。

動画は見られているのにプロフィールへ進まない時は、動画の中で次を見る理由が伝わっていない、というのがおさるさんの見立てでした。

LINEには登録されるのに、商品の説明を見ない時があります。その時は、登録後の中身を見直します。止まる場所ごとに、手を入れる所も違うという話でした。

難しく話すとは、専門の言葉を増やすことではありません。お客さんの難しい問題から逃げないこと、とおさるさんは言います。

おさるさん(動画の中で・9:48〜)

入り口は分かりやすくする。でも中身のレベルは落とさない。

入口は分かりやすく、中身のレベルは落とさない二重の作り。冒頭のウェビナーも同じです。長さではなく、判断の材料を削らずに渡したから申し込みが増えた、と続けました。

おさるさん(動画の中で・10:11〜)

深い発信とは長く話すことではなく相手が判断できるところまで話すことです。

次に挙げるのは、実際に買った人へ、なぜ買ったのか、買う前に何が不安だったのかを聞くことでした。

おさるさん(動画の中で・10:49〜)

売れる人は実際に購入した少数の方へなぜ買ったのかを聞いています。

相手は、実際に買ってくれた少数の人です。買った理由と、買う前に不安だったことを聞きます。動画が勧めるのは、その小さな問いから深さを作ることでした。

順番は、先に買う人に必要な深さを作ること。その価値を壊さずに、題名や冒頭を分かりやすくする、とおさるさんは話します。

投稿1でも、リストを登録しただけの人と買った人で分け、買った人のリストにこそ一番時間をかける、と書いています。

マーケターおさる(@osaruproducer)の同じ投稿のもう1か所(2026年8月2日・投稿を開く)

❺購入者リストにこそ一番時間をかける

施主支給セミナーやメルマガで売っていた頃、私は、興味関心のある人をたくさん集め、自動のステップで教育して、ニーズとウォンツを高めてから、個別にセールスしていました。

失敗したのは、あまり相性の良くなさそうな人にも販売してしまったことです。お互いに損をすることになりました。

おさるさんの言う深さは、相手が判断できる所まで話すことでした。相性の良くなさそうな人にも売ってしまった私の失敗と、並べて読みたい話です。

入口の題名や冒頭は、分かりやすくしてかまいません。削らないのは、合うかどうかを決めるための材料の方です。

合わない人が離れるのは、失敗ではありません。合うかどうかを、相手が自分で決めた結果です。

自分の発信は、合う人が自分で合うと判断できる所まで話しているでしょうか?

ここは、発信の2つ目の段、試食の段の点検です。見つけてくれた人が中身を受け取り、合うかどうかを自分で判断する所に当たります。入口の分かりやすさと、判断の材料の深さが、同じ1本の中で両方要る段です。

見る人の数に合わせて中身を薄めず、合う人が自分で合うと判断できる所まで話します。

合わせにいくのではありません。ありのままを出した結果として噛み合う、その順番を私は選びます。

03

見つけてもらった人を、どこへ連れていけばいいのか

▲目次
初めて会う集客媒体から、会い続ける習慣媒体へ流れ、関係が切れたらゼロからに戻ることを示した流れの図解
動画キャプチャ: すでに知っている人との、という字幕で、習慣媒体の役割を話し始める場面(11:52頃)
動画キャプチャ: すでに知っている人との、という字幕で、習慣媒体の役割を話し始める場面(11:52頃)

1本の動画で見つけてもらえても、その人がそこで帰ってしまえば、次に会える保証はありません。見つけてもらった後の行き先。おさるさんの変化③が、その答えです。媒体に役割を分ける話でした。

おさるさんは、発信する場所を「集客媒体」と「習慣媒体」の2つに分けて考えていました。分けるのは、場所の役割です。

おさるさん(動画の中で・11:24〜)

集客媒体はまだ自分を知らない人へ見つけてもらう場所です。

集客媒体は、初めて会うための場所。YouTube、X、インスタのように、レコメンドや検索で新しい人へ届く発信のことだと話します。

習慣媒体は、一度知ってくれた人と、定期的に会い続ける場所です。メルマガ、オープンチャット、ストーリーズ、ライブ、音声配信が、その例に挙がっていました。

大事なのは、どのアプリを使うかではありません。その前に決めることがある、と動画は続けます。

おさるさん(動画の中で・11:53〜)

先に役割を決めることです。

新しい人に見つけてもらう役割と、知っている人との接触を習慣にする役割を、媒体ごとに先に決めておきます。レコメンドで一度届いても、次の投稿が同じ人に届くとは限りません。

おさるさん(動画の中で・12:04〜)

そこで関係が切れたらまたゼロから見つけてもらうしかありません。

だから、集客媒体だけで終わらせないことです。また受け取りたいと思った人が、次もつながれる場所まで来てくれる形です。おさるさんは、そう話していました。

投稿1では、おさるさんは、SNSは知ってもらう場所と割り切り、目的は全部リストに落とすことだと書いています。

マーケターおさる(@osaruproducer)の同じ投稿のさらに別の1か所(2026年8月2日・投稿を開く)

❷SNSは知ってもらう場所と割り切る

❸目的は全部、リストに落とすこと

投稿の言葉は、連れていく先を一つに絞ります。SNSで知ってもらった人の行き先は、リスト。

2026年10月9日のことです。AI氣道の登録の入口で、公式LINEとメールのどちらを先にするかを考えていました。その時、私はおさるさんのやり方をAIに調べてもらいました。

AIが読んだのは、おさるさんの他の動画10本で話された言葉です。その範囲で読み取った限りでは、AI氣道で試している形は、おさるさんのやり方とほぼ同じでした。

違いは1つだけ。LINEがそろわないとステップメールが始まらない所です。

記事から来た人は、メールが先。LINEから来た人は、LINEの中でメールも受け取ります。両方そろってから、ステップメールが始まる形です。

AIが読み取った限りでは、おさるさんは、いつも開いている入口は公式LINEを先にし、企画のときはメールを先にしていました。

2026年10月12日には、別の案への返事で、LPと公式LINEへの導線について、AIにこう返しています。ゴールはLPや公式LINEへのオプトインで、そのための導線のはずだが、そうなっていますか、と。

役割を先に決める、という動画の話は、入口をLINEとメールのどちらにするかを考える手がかりになります。AI氣道の形は、今も試している途中です。

自分の発信で、見つけてもらった人が次も会える場所は、どこにあるでしょうか?

ここで見ているのは、見つけてもらった人が、次も会える場所を持てるかどうか。発信の段で言えば、つながりの段にあたります。

見つけてもらった人は、この人の話をまた聞きたい、と思った所にいます。まだ買わないし、相談もしない段階。

その人に必要なのは、売り込みではありません。お店で言えば、ポイントカードだけもらって帰るような軽さで、つながりを持ち帰れる場所です。

私は、見つけてもらう場所では売らず、この人の話をまた聞きたいと思った人が、つながりだけ持って帰れる場所を先に用意します。

04

関係を続ける場所では、何を届ければいいのか

▲目次
同じ内容を、集客媒体は悩み・変化・結論、習慣媒体は判断の理由・背景、買う前は向いている人・向いていない人・買った後、の3つに分けて見せる分解の図解
動画キャプチャ: 集客媒体・習慣媒体では、という字幕の場面(13:12頃)
動画キャプチャ: 集客媒体・習慣媒体では、という字幕の場面(13:12頃)

会い続ける場所を作ったら、次は中身です。そこで何を届けるかを考えます。会える人が増えるほど、売り込みを増やしたくなる所。ここで、おさるさんは逆の向きを示します。

習慣媒体の役割は、売り込みを増やすことではありません。おさるさんの言う役割は、必要になるまで信頼を冷まさないことです。

商品が必要になる時期は、人によって違います。その時まで価値を届けていれば、必要になった時に思い出してもらえる、という話でした。ここまで作って初めて、SNSの再生が事業の資産になります。おさるさんは、そう言います。

そして、集客媒体と習慣媒体で、同じ内容をそのまま貼り直さないこと。

おさるさん(動画の中で・13:10〜)

集客媒体と習慣媒体では同じ内容をそのまま張り直さないでください。

集客媒体では、悩みや変化、分かりやすい結論を見せる、とおさるさんは話します。習慣媒体では、判断の理由を届けます。

おさるさん(動画の中で・13:19〜)

表では話しきれなかった背景まで届ける。

同じ事例を使っても、見せる所は同じではありません。買うかを考えている人には、向いている人と向いていない人、買った後にどう進むかまで見せます。

これから始める人には、集客媒体を1つ、習慣媒体を1つだけ決めることを、おさるさんは勧めていました。

投稿1でも、メールアドレスを必ず取ると書いています。

マーケターおさる(@osaruproducer)の同じ投稿の最後の1か所(2026年8月2日・投稿を開く)

❻メールアドレスは絶対に取る

会い続ける場所で何を届けるかの手前に、投稿の一行があります。届ける先として、メールアドレスを取っておくこと。

2026年7月11日、私は「パーソナライズメルマガが理想。無理でもRSSで機械的にブログ記事送るんじゃなく、作り込んでブログはリンクでカルピス原液いれたメルマガにしたい」と話しています。

2026年10月3日には、止まっていたメルマガのRSS自動配信を再開するかを聞かれました。私は、メルマガを別の形にしたい、パーソナライズメルマガに移したい、と答えました。

同じ内容を、そのまま貼り直さないこと。私も、RSSで機械的にブログ記事を送るのではなく、作り込んだメルマガにしたいと言葉にしています。パーソナライズメルマガへは、これから移したいと考えています。

続けて会う場所には、読む人から言葉が返ってくることもあります。私がブログとメルマガで伝えてきた中で、「いつもブログとメルマガ読んでます、共感しました」という言葉が届いたことがありました。

私はそれを、核心が一貫性と継続性を通して届いた証だと受け取っています。

自分の会い続ける場所に、表では話しきれなかった背景は、どれだけ載っているでしょうか?

届ける時に保ちたいのは、目的・意図・背景・相手です。同じ原液でも、相手の言葉と温度に置き直すと、届き方が変わります。

会い続ける場所で届けたいのは、売り込みより、表で話しきれなかった背景の方。それが、必要になった時に思い出してもらう理由になります。

会い続ける場所で最近届けたものを、いくつか思い出してみてください。売り込みの話と、表で話しきれなかった背景の話では、どちらが多かったでしょうか?

この点検は、つながりの段のなかでも、続けて会う場所で何を届けているかを見るものです。見るのは、届ける中身です。

私は、ブログをそのまま流さず、同じ原液を、届ける相手の言葉に置き直してから届けます。表面のテーマの横流しは、しません。

05

自分の方法に名前を付ける前に、何を言葉にするのか

▲目次
値段の比べ合い(動画の本数・サポートの期間・特典の数・値段)の前と、誰のどんな問題、順番、なぜその順番、何を直してきたのかを経て最後に名前が付く後を比べた前後の図解
動画キャプチャ: 固有の方法として成立するためには、の4つの問い(誰のどんな問題、順番、なぜその順番、実践して何を直してきたのか)が並ぶテロップの場面(16:53頃)
動画キャプチャ: 固有の方法として成立するためには、の4つの問い(誰のどんな問題、順番、なぜその順番、実践して何を直してきたのか)が並ぶテロップの場面(16:53頃)

情報も商品も、作りやすくなりました。似たサービスも増えています。違いが伝わらないと、最後は値段の比べ合い。おさるさんの変化④は、そこから抜ける話です。

違いが分からないと、お客さんは動画の本数やサポートの期間、特典の数、値段で比べます。最後は値段で選ぶしかない、とおさるさんは話しました。

抜ける方法の1つが、自分の方法に名前を付けることです。それは自分の名前を付けることではない、と言います。

おさるさん(動画の中で・15:15〜)

何度も実践してきた手順や判断を整理し、一言で思い出せる形にすることです。

大事なのは、名前と、考え方・順番・判断の基準との結びつき。呼び方は〇〇式やメソッド、ロードマップのように、中身に合わせて選ぶ、と話します。

名前があると、投稿が同じ方法の一部として積み上がっていきます。ただ、中身が同じまま名前だけ変えても、すぐに見抜かれる、とも続けました。

ちなみに、こんな話も出てきました。名前があると、お客さん同士の会話の中でも、その方法が名前で呼ばれるようになる、という話です。

固有の方法として成り立つには、4つが要ります。誰のどんな問題を解くのか。何をどの順番で進めるのか、なぜその順番なのか、実践して何を直してきたのかです。

おさるさん(動画の中で・16:53〜)

つまり名前をつけるのは最後なんですね。

順番で言えば、名前は後ろ。AIは世の中の情報をまとめて、分かりやすい教材まで作れます。でも、とおさるさんは続けました。

おさるさん(動画の中で・17:03〜)

でも自分がどこで失敗し、何を変えたのかという履歴までは作れません。

値段の比べ合いから抜けるのは、高く売るための小技ではありません。自分が選ばれる理由を作ることだ、と締めくくります。

投稿2でも、おさるさんは、まず手持ちの一次情報を全部テキストに書き出す、と書いています。AIが代わりに作れないものは決まっているから、という理由も添えていました。

マーケターおさる(@osaruproducer)の投稿(2026年7月28日・投稿を開く)

❶まず自分の一次情報を全部テキストに書き出す(過去の失敗、成功、悩んだこと全部)

(中略)

なぜかと言うと、AIが代わりに作れないものは決まってるからです

影響力も、人脈も、ブランドも、自分が実際に通ってきた経験も

動画で挙げる4つ目は、実践して何を直してきたか。投稿では、過去の失敗も成功も、悩んだことも全部テキストに書き出す、と書いています。

2026年10月13日、本の企画で、私はAIに頼みました。自分のカルピス原液や過去のブログ記事など、他の人との違いを生む一次情報が肝であることも伝えるように、という頼みです。

おさるさんの話では、AIは履歴までは作れません。本の企画で私がAIに伝えるよう頼んだのは、一次情報です。私には、それも履歴に近い話に見えます。

履歴は、成功だけでは足りません。どこで失敗し、何を変えたかまでが中身です。

自分の発信に、直してきた跡は、どれだけ残っているでしょうか?

この問いで見ているのは、決断の段。選ばれる理由が見える所に、直してきた跡が置かれているかを確かめます。名前だけが先にあっても、跡が見えなければ、合う人は選ぶ理由を持てないまま。

名前より先に、当時どう見えていて、なぜ見方が変わり、今どう見えるかを書き残します。それが名前の中身になります。

書き出しは、一度で終わりではありません。見方が変わるたびに、書き足します。

06

AIで発信が増える今、私ならどこに何を置くのか

▲目次
発見・試食・つながり・決断の4つの段に、1本ずつ・判断できる・会い続ける・直してきた履歴を重ね、AIの手伝いと人が決める所を色で分けた図解
動画キャプチャ: 1本の発信で見つけてもらう、購入者に必要な深さまで価値提供、関係を続ける、固有の方法で選ばれる、の4つが並ぶテロップの場面(18:31頃)
動画キャプチャ: 1本の発信で見つけてもらう、購入者に必要な深さまで価値提供、関係を続ける、固有の方法で選ばれる、の4つが並ぶテロップの場面(18:31頃)

ここで、4つの組み合わせ方に目を向けます。おさるさんは、冒頭近くでAIに触れ、少し進んだ所で、AIを使うのは前提だと言い切ります。締めくくりは、4つは1本だという話。

その言葉の続きを、動画から引きます。

おさるさん(動画の中で・3:47〜)

AIを使うことはもう前提です。

ただAIで投稿を増やすだけでは他の人も同じように増やせるので差はすぐになくなります。

投稿の数だけなら、他の人も同じだけ増やせます。だから差は残りません。空いた時間をお客さんの理解や発信の深さ、商品の手直しに回せば、AIでは作れない差が残る、と言います。

最後のまとめで、おさるさんは、4つを別々のSNSのテクニックとして覚えないでほしい、と頼んでいました。

おさるさん(動画の中で・17:30〜)

4つを別々のSNSテクニックとして覚えないでください。

1本の発信で見つけてもらいます。買う人に必要な深さまで届け、関係を続け、固有の方法で選ばれます。どこかが切れると、再生されても売上にはつながりません。

AIに任せるのは、企画や文章、画像、分析の手伝いです。誰に何を届け、どこまで深く話し、どんな方法で選ばれるかは、人が決める、とおさるさんは話します。

投稿2の書き出しは、多くの人がいきなりAIで発信を量産しようとする、という話でした。おさるさんなら、AIを触る前に土台から作ります。

マーケターおさる(@osaruproducer)の同じ投稿のもう1か所(2026年7月28日・投稿を開く)

多くの人は、いきなりAIで発信を量産しようとします

でも僕なら、AIを触る前に土台から作ります

土台とは、一次情報をAIに読み込ませて、自分の分身として使える状態のこと。増幅する元がゼロなら、何を掛けてもゼロのまま、と続けます。

マーケターおさる(@osaruproducer)の同じ投稿のさらに別の1か所(2026年7月28日・投稿を開く)

❷その一次情報をAIに読み込ませて、自分の分身として使える状態を作る

(中略)

でも、増幅する元がゼロなら、何を掛けてもゼロのままです

動画の、AIは前提で人が決めるという話と、投稿の、AIの前に土台という話を並べます。私には、同じ話の別の言い方に見えます。

2026年10月2日、私はAIに、このサイトは一次情報のカルピス(原液)を交えた情報の宝庫にしていく、と答えています。

同じ返事で、ペルソナごとにパッケージコンテンツを別サイトで作り、リパーパスして専門サイトでSEO、書籍化、LP、オプトへ、とも書いています。

10月7日には、AI診断をしてパーソナライズした診断、パーソナライズしたメルマガにしたい、と答えました。そこにつながるオプトで、LINEやステップを組む、とも返しています。

今試しているのは、AI氣道の入口の形。パーソナライズしたメルマガやAI診断は、これからつなげたい形です。

冒頭で挙げた4つの段を、私なら、「発見」「試食」「つながり」「決断」と呼び、発信をこの4つの段に分けて置きます。

この4つの段に、おさるさんの4つの変化を重ねます。重ねないままだと、人がどの段で止まっているのかが見えません。

段ごとに分けて見ると、人が止まっている所が1つずつ見えてきます。直すのは、全部ではなく、止まっている段から。

発見の段は、1本ずつ見つけてもらう所です。本数より、次へ進んだ人の動きを見ることにします。

試食の段は、AI氣道の記事。合う人が判断できる深さまで、中身を薄めません。

つながりの段は、LINEとメール、そして毎朝の朝LIVEです。ブログは、そのまま流しません。相手の言葉に置き直してから届けます。

決断の段には、何を置けばいいでしょうか?失敗して直してきた履歴が見えるようにします。

決断の最後の一押しは、テクニックではありません。この人も同じだった、ここから変われた、と感じられる話です。

AIは、この4つの段の中で、調べる、作り直す、相手ごとに置き直す道具です。誰に何をどこまで届けるかを決めるのは、AIではありません。私です。

投稿2の、自分の分身として使える状態という話に並べると、私の考えはこうです。分身AIに要るのは、表面の文体のまねではなく、一次情報と、そこから生まれた判断軸を読むことだと思っています。

私なら、AIで本数を増やす前に、一次情報を読み直し、それぞれの段で何を届けるかを自分で決めます。要約や整った物語で、穴を埋めません。

COLUMN

常連の質問が次の看板メニューになる店

集客媒体、習慣媒体、買ったあと、質問や成果、最初の発信が1本の輪でつながり、最後が最初に戻ることを示した循環の図解

おさるさんは、集客媒体で見つけてもらい、習慣媒体で理解と信頼を深め、買ったあともコミュニティやイベントで実践と成果を支える、と話します。流れはそこで終わりません。そこで生まれた質問や成果を、また最初の発信へ戻します。この循環ができると、毎回ゼロから人を集めなくてよくなる、とおさるさんは言います。見つけてもらう場所と、会い続ける場所と、買ったあとの場所が、一本の輪でつながるのです。

おさるさん(動画の中で・13:02〜)

そこで生まれた質問や成果をまた集客媒体の発信へ戻す。

この循環ができると毎回0から人を集める必要がなくなります。

たとえば、常連のお客さんの質問が、次の看板メニューになる店を思い浮かべてみてください。これはどうやって作るんですか、と聞かれた一皿を、店主が次の献立に加えるとします。その一皿に家で作れる手順を書き添え、聞いた人の好みにも寄せて出すのでしょう。献立表は、店主が一人で考えた料理だけでは埋まりません。新しいお客さんを呼ぶ料理を考え続けるより、食べた人の質問が次の一皿になります。質問した人は、その一皿を自分のために作られたと感じて、また来るでしょう。質問が献立を育てる店です。

届いた質問は、次の発信の献立表です。私なら、全員に同じ答えを配るより、響いた一人の質問から次の発信を作ります。料理なら、聞かれた一皿を次の献立に加えることです。発信なら、届いた質問への答えを次の投稿にすることにあたります。一皿が次の客の注文の入口になるように、質問から作った発信は、同じ所で迷う次の人の入口にもなります。一人のために作った答えは、同じところで止まっている別の人にも届きます。質問が届く輪を、切らずにつないでおきたいのです。最近届いた質問のうち、次の発信の一皿にできるものは、どれでしょうか?

私の記事より(SNS→ブログ送客の3つの黄金パターン——Organic Social +94%爆伸の再現戦略・2026年4月27日)

SNSは「気づきの入口」、ブログは「実装の本陣」、動画は「やってみたいの種火」。役割を分けて素材を回すだけで、流入は仕組みで増える。

役割を分けて素材を回す、という見方は、この輪にもそのまま重なります。届いた質問は、見つけてもらう場所でも、会い続ける場所でも、次の発信の素材になる。質問を場所ごとに置き直して回すと、輪は質問が届くたびに太くなる。

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FAQ

よくある質問

▲目次

Q. フォロワー数 意味ないと言われますが、フォロワーが多ければ、投稿は届くのですか?

A. おさるさんは、フォロワーは信用の目安にはなっても、届く権利までは持てない、と話します。投稿も動画も、1本ずつ評価されます。見るのは、その1本から来た人が次へ進んだかどうかです。詳しくは第1章。

Q. 深い発信とは、長く話すことですか?

A. 長く話すことではありません。おさるさんの答えは、相手が判断できる所まで話すことです。入口は分かりやすくしても、中身のレベルは落としません。詳しくは第2章。

Q. 集客媒体と習慣媒体は、どう違いますか?

A. 「集客媒体」は、まだ知らない人に見つけてもらう場所です。「習慣媒体」は、一度知ってくれた人と会い続ける場所です。おさるさんは、アプリより先に役割を決める、と話します。習慣媒体では同じ内容を貼り直さず、表で話しきれなかった背景まで届けます。詳しくは第3章と第4章。

Q. 自分の方法に名前を付ければ、選ばれるのですか?

A. おさるさんは、名前を付けるのは最後だ、と話します。先に要るのは、誰のどんな問題を解くか、どの順番で進めるか、なぜその順番か、実践して何を直してきたかです。どこで失敗し何を変えたかの履歴は、AIには作れません。詳しくは第5章。

Q. AIで投稿を増やせば、差は付きますか?

A. おさるさんは、AIで投稿を増やすだけでは、他の人も同じように増やせるので、差はすぐになくなると話します。投稿では、AIを触る前に、自分の一次情報を書き出して土台を作る、と書いています。詳しくは第6章。

MATOME

まとめ。SNSで売れない原因を、止まっている段ごとに探す

▲目次

おさるさんが2027年のマーケティングの4つの変化を話す動画と、同じおさるさんのXの投稿2本を並べて、章ごとに整理しました。

フォロワー数は意味ないと言われる今でも、私は数字が気になります。売れない原因を探す時に見たいのは、本数や再生の数より、その先で次へ進んでくれたか、喜んでもらえたか。

私が先に考えるのは、相手が判断できる所まで渡すことです。見つけてもらう場所では売らず、つながりだけ持って帰れる場所を先に用意します。

ブログをそのまま流さず、同じ原液を届ける相手の言葉に置き直すのが、私の考える届け方だ。メルマガも、その形へ移したいと考えています。

名前より先に書き残したいのは、どこで失敗し、何を直してきたか。見方が変わるたびに、そこへ書き足していきます。

AIで本数を増やす前に、一次情報を読み直します。発見、試食、つながり、決断のどの段に何を置くかは、自分で決めるところだ。

いま見られているのに売れないとしたら、自分の発信は、発見から決断までの4つの段のうち、どこで人が止まっているでしょうか?

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REF

参考リンク:この記事で取り上げた元

今回紹介した動画

題名2027年マーケティング変わりました
公開日2026年10月13日
長さ21分57秒(日本語)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=wRF0pUcbf0M

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