GPTs LABO MORNING LIVE
プロンプトの前に「観」がある
AIに渡せる“概念”と、あなたにしか語れない“物語”|公ちゃんと語る共感ストーリー×分身AI(GPTs研究会火曜あさLIVE)
2026年6月23日(火)朝6:30 LIVE
CAST
田中啓之(ひろくん)
3方よしAI共創コンサルタント・GPTs研究会主催
松下公子(公ちゃん)
元アナウンサー・STORYアナウンススクール代表
※毎週火曜あさは公ちゃんと“共感ストーリー×AIに魂を宿す”回
家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は毎週火曜あさ恒例、公ちゃん(松下公子)との“共感ストーリー×分身AI”回。テーマは「プロンプトの前に『観(かん)』がある」です。AIに指示(プロンプト)を書くより手前に、物事の捉え方=「観」がある。概念はAIが一瞬で出せるけれど、観念・信念・理念といった“あなたにしか語れない物語”は、人間が大切にしている原液なんだよね。Codexで作業をまるごと実行させる話から、グリルミーとループエンジニアリング、そして「使うAI」から「育てるAI」へ——AI時代だからこそ人間の“観”が効く、という1時間を、ありのままお届けします。
3行でわかるポイント
- プロンプトの前に「観」:概念はAIが一瞬で出せる。観念・信念・理念は人間の“原液”。だからまず捉え方を言語化する
- 毎回お願いを卒業:グリルミーで問いを引き出し、採点基準まで決めてループさせる。一発出しでほぼ完成する世界
- 使うAIから育てるAIへ:分身AIに魂を宿すと、自分らしさにメタ視点で気づける。AIを育てる=自分が育つ
最新AI情報満載!毎日無料朝LIVE実施中!GPTs研究会では、AIツールの最新活用法を毎朝シェアしています。AI初心者の方も、ぜひAI氣道.jp無料メルマガで朝LIVEブログを毎日チェックしてくださいね。
🎬 LIVE配信アーカイブはこちら!
📚 目次
「プロンプトの前に観がある」— AI界隈とそれ以外の“温度差”から始まった朝


火曜あさ6時半。GPTs研究会の朝LIVEは、毎週火曜が公ちゃん(松下公子)との“共感ストーリー”回です。元アナウンサーで、アナウンサーになりたい子たちの予備校「STORYアナウンススクール」の代表をしている公ちゃんと、私(ひろくん)が一緒に「AIに魂を宿す」というテーマで続けているシリーズ。今日のお題は「プロンプトの前に“観(かん)”がある」。AIに指示を書くこと自体より、その手前にある“物事の捉え方”が、これからの人間の価値になっていくよね、という本質の話です。
まず冒頭、二人で世間の温度感を確かめ合うところから始まりました。世の中はワールドカップで急に盛り上がっているのに、AIはどうも盛り上がっている人とそうでない人がくっきり分かれている。毎週のようにアップデートが来て「あれ出たね」「これすごいね」と言い合っているのは、実はかなり狭い世界なのかもしれない——私がそんな話を振ると、メディアの現場に近い公ちゃんからは、こんな実感が返ってきました。
公ちゃん
「やっぱり私の周りはアナウンサーの生徒とか先生たちが多いので、メディア業界は意外とアナログなんですよ。AIは確かに少し使ってます。書くこともやるので使ってはいるんですけど、“アップデート、何?”みたいな感じだと思います」
改めて聞くと、いまの現場をそのまま映していると感じます。これは経営者の世界でも同じで、60代・70代でもAIをすごく使いこなしている人がいる一方、若くてもあえて手を出さない人がいる。年齢ではなく“温度差”なんだ、という話に二人で頷きました。私の身近でも、今までAIの話なんてしなかった奥さんが、子どもの受験や旅行の相談でChatGPTを使い始めて、私とAIを交えた3人のチャットグループまでできている。会社員の友人の現場でも、急にChatGPTやCodexが本格導入され始めている。つまり、AI界隈の“異常な速さ”と、世の中の“ふつうの速さ”のギャップが、今いちばん面白いところなんです。
料理に例えると、AI界隈の人たちは毎日のように新しい厨房機器を試して「この圧力鍋すごい!」と盛り上がっている。でも街のほとんどの人は、いつもの鍋で十分おいしいごはんを作れているから、新しい機器の話にピンとこない。そのギャップを埋めるのは、新機能のスペック自慢ではなくて、「あなたの暮らしや仕事が、これでどう楽になるのか」という“捉え方”の翻訳です。だからこそ今日は、ツールの話の先にある「観」——プロンプトの前にある物事の捉え方——にじっくり踏み込んでいきました。
面白いのは、この差が「能力」の差ではなく「観」の差だということ。新しい道具の名前を知っているかどうかより、それを自分の暮らしや仕事のどこに効かせるかという捉え方のほうが、ずっと大きな差を生みます。AIに渡せる概念は、いまや誰でも一瞬で手に入る時代。だからこそ、その手前にある一人ひとりの観が、これからの本当の価値になっていく——そんな予感から、火曜あさの対話は静かに熱を帯びていきました。AIに何でも聞ける時代に、あえて「自分はどう捉えているか」を問い直す。そこに今日のテーマの肝があります。
ChatGPTは“レシピ”、Codexは“料理までやる” — 実行するAIの衝撃


本題の「観」に入る前に、公ちゃんからとても素直な質問が飛び込んできました。最近よく名前を聞く「Codex(コーデックス)」って、入れてはみたけど、ChatGPTと何が違うのか分からない、というのです。これは、まさに世の中の多くの人がモヤモヤしているところだと思います。
公ちゃん
「私もCodexって一応入れてみたんですけど、違いが分からなくて。すごい素朴な質問なんですけど、何が違うんですか?」
私も最初は同じところで引っかかったので、この質問はすごくよく分かると感じます。私はこれを、いつもの“料理のたとえ”で説明しました。ChatGPTは、相談すると「こうやるといいですよ」とアドバイスをくれる。エクセルの操作方法を聞けば「これをコピーすればできますよ」と教えてくれる。でも、実際に手を動かすのは自分です。一方でCodexは、教えてくれるだけでなく「じゃあ、それやっといて」と頼めば、エクセルを作ったり書き換えたり、パソコンの操作そのものを代わりにやってくれる。
ひろくん
「ChatGPTは、例えばレシピは作ってくれるけど、料理はしてくれないじゃないですか。Codexは料理までやってくれる、っていう感じですね。料理に例えるとですけど」
この話、自分でもいちばんしっくり来ていると感じます。さらにCodexは、パソコンの操作を“録画して見せる”と、その一連の作業を覚えて再現してくれる機能まで出てきています。調べてコピーして貼って、最後にメールを送る——そんな反復作業を一度やってみせれば、同じ手順を何度でも繰り返してくれる。普段やっている定型作業を、まるごと任せられる時代になってきたんですね。これはビジネスの現場に入れると、経費削減・時短・働き方改革、そして売上や収益にも直結します。私自身は仕事だけでなく家庭でも使っていて、血液検査の結果を見せて健康管理に役立てたり、「今日の特売品で、給食のメニューと被らない献立を考えて」なんてことにも使っています(もちろん、AIに何を渡すかは自分で判断するのが前提です)。
大事なのは、ここで「すごい機能だね」で終わらせないこと。ちょうど先週の金曜・土曜のLIVEで、実店舗の経営者であるソラさんとエビさんと一緒にCodexを触ったとき、同じツールでも三者三様、取り入れ方がまったく違ったんです。ツールは同じでも、「自分の現場のどこに効かせるか」という捉え方は人それぞれ。だからこそ、この後の「観」の話につながっていきます。なお、初心者向けにCodexをイチから扱う実践会は、来週あらためてやる予定です(今週はサッカー観戦と日程が重なってお休みでした)。
この「録画して見せると再現してくれる」新機能は、先週金曜・土曜のLIVEで実際に手を動かしながら紹介しました(詳しくはCodexのRecord & Replayを実演した回をどうぞ)。一度やってみせた手順をそのままなぞってくれるので、毎日の繰り返し作業がまるごと手から離れていく。レシピを教えてもらうだけでなく、料理そのものを任せられるようになった——そう言うと伝わるでしょうか。ここで大事なのは、同じCodexでも「自分の現場のどこに効かせるか」は人それぞれだということ。その違いを生むのが、次に話す「観」なんです。
「毎回お願いする作業」を卒業する — グリルミー×ループエンジニアリング


ここから今日の本題に入っていきます。昨日ただっちとのLIVEでも話したのが、「毎回お願いする作業を卒業しましょう」ということ。AIに何かを頼むと、出てきた成果物を見て「画像が文字化けしてる」「ぜんぜん自分の文体になってない」と気づき、また頼み直す。この往復を毎回くり返していると、こっちはチェックばかりで時間が終わってしまうし、正直けっこう疲れるんですよね。
その解決策が「グリルミー」と「ループエンジニアリング」です。やり方はこうです。まずAIのほうから自分に問いを出してもらう(これがグリルミー)。その問いに答えていくことで、目的・ゴール・「なぜこれをやりたいのか」、そして「どうだったら合格なのか」という採点基準まで決めていく。
ひろくん
「AIに問いを出してもらって、それに答えていくことで、目的・ゴール・なぜこれをやりたいのか、そしてどうだったら合格なのかっていう採点基準を決めるんです。そうするとその基準を満たすまで、AIが何回も何十回もやり直して、仕上げてからこっちに持ってきてくれる」
私はいま、この仕組みに毎日いちばん助けられていると感じます。採点基準を渡しておけば、AIは自分の中で試行錯誤をぜんぶやってくれて、合格点になってから持ってきてくれる。だから「一発出しなのに、もうほぼ完成してるじゃん」という状態になる。この“合格するまでループさせる”発想が、ループエンジニアリングです。私はこれを、ハンバーグでたとえました。
ひろくん
「毎回ガチャでうまくいったり外れたりじゃなくて、ハンバーグが中まで火が通って、ソースにとろみがあって、香りも良くて、食べた人が笑顔になる。そこまで分からないことを全部埋め切ってから設計書を作って、できてなかったらやり直しさせる。それをループさせるんです」
この話、いま聞いても胸が高鳴ると感じます。しかも、これが最大1000体のAIが同時に動いて行われる世界も出てきています。Claude Codeで「ウルトラコード」と打つと、ダイナミックワークフローという仕組みが動いて、指揮者役のAIが部下のAIたちを従えて、実行とチェックを繰り返しながら、最高品質を量産していく。ただし、ここで私が何度も強調したのは「だからこそ人間がやることは、意味を持たせること」だという点です。AIは“価値”は作れても、相手に“意味”を感じさせるのは難しい。だから人と人のコミュニケーションや、最後に意味を込める部分は人間がやる。AIに委ねる(丸投げ放置ではなく)一方で、自分の感性を磨くことが、ますます大事になっていきます。その“感性”の正体こそ、次の「観」の話です。
この流れは、昨日のLIVEでもじっくり語りました(grill-meで尋問し、Goalで自走させる仕組みの回)。私がいいなと思ったのは、AIに丸投げするのではなく、自分の目的や「どうだったら合格か」——つまり、あなたにしか語れない物語の部分——を先に言葉にしておくこと。そこさえ渡せば、あとはAIが合格するまで何度でも作り直してくれます。だから私たちは、毎回の修正という試行錯誤の往復から解放されて、「何を良しとするか」を見極める側に回れる。手を動かす人から、味を決める人へ。これもまた、AIに渡せる概念の先にある人間の役割なんですね。
概念・観念・信念・理念 — AIが出せる“概念”と、あなたにしか語れない“物語”


「観」の話は、6月17日に書いたブログ記事がベースになっています。これは、私がObsidian(オブシディアン)の使い方を習った10X講座の師匠・飯塚さんのYouTube動画から学んだ考え方。「観」とは、物事の“捉え方”のこと。そして、その捉え方は「概念・観念・信念・理念」という層に分けて考えられます。
ひろくん
「概念は、AIなら一瞬で出せるんです。でも観念・信念・理念は、その人とその人の捉え方なので、人間が大切にしたいところの“原液”なのかなと思っていて」
分かりやすいのが「ダイエット」の例です。概念は、客観的な説明そのもの。「ダイエットとは体重を減らすこと」——これは正しいけれど、人間的には“意味”が薄い。AIでも書ける情報だからです。ところが、ここに主観が乗ると景色が変わります。
ひろくん
「“ダイエットは体重を減らすこと”は概念で、価値はあるけど意味は薄い。でも“ダイエットって、自分の声を聞く練習だったんだ”って自分の言葉で言い換えると、それが観念。そこに意志が乗ると、信念や理念になっていくんです」
つまり、自分の言葉で言い換えたものが「観念」、そこに「頑張れば痩せる」のような意志が乗ったものが「信念」、さらに組織の判断軸になるような“在り方”まで昇華したものが「理念」。私で言えば「凸凹のまま夢中に生きる」がそれにあたります。主観と客観、そして意志があるか説明だけか——この違いが、概念と、観念・信念・理念を分けるんですね。AIが一瞬で出せるのは、あくまで客観的な「概念」まで。その人の物語が乗った観念・信念・理念こそ、あなたにしか語れない“原液”なんです。この話を受けて、公ちゃんがとても大事な指摘をくれました。
公ちゃん
「そもそも“ない”って思ってる人たちも、すごく多いと思うんです。自分には信念がないとか、理念がないとか。ですけど、気づいてなかったり、そこに目を向けてないだけの場合があるので、すごくもったいない。もし何もないって思ってる方がいたら、もう一回見つめ直して、掘り起こしていただきたいなと思いました」
「ない」のではなく「気づいていないだけ」。これは本当にその通りで、毎日まじめにやってきた人ほど、自分の中の原液に無自覚だったりします。だからこそ、それをどう掘り起こすか——そのヒントが、次の“本音”の話につながっていきました。
整理すると、AIに渡せる概念は客観的な説明そのもので、誰がアクセスしても同じ答えにたどり着きます。けれど観念・信念・理念は、主観と意志が乗った、あなたにしか語れない物語。同じ「ダイエット」という言葉でも、「体重を減らすこと」という概念と、「自分の声を聞く練習だったんだ」という観念とでは、相手の心へ届く深さがまるで違います。AIは前者を一瞬で量産できるけれど、後者はあなたの過去にしか眠っていない。だからこそ、自分の中の原液を言葉にしておくことが、これからの自分のいちばんの強みになっていく気がします。AIに渡せる概念と、あなたにしか語れない物語——この二つの違いを意識するだけで、同じ発信でも深さがまるで変わってきます。
本音は“リラックスした雑談”で出る — 自分自身に共感できているか


自分の原液——観念・信念・理念は、どうやって掘り起こせばいいのか。私は「自分でも気づいていないことが多いから、人と話したり、こうしてLIVEで喋っている時に、思わずポロッと出る本音にこそ自分が出る」と話しました。話すって、本当に大事なんですよね。これを受けて、インタビューのプロである公ちゃんが、現場の感覚を教えてくれました。
公ちゃん
「本音って、リラックスしてる時に出るものなんですよね。だから、みんなで喋ってワイワイやってる中で、ポロッと本音が出てくる、自分でも気づくっていうことがあるので、まずそうやって話していくのは本当に大事です」
公ちゃんは、プロのインタビュアーとして「迫って掘り起こす」こともするけれど、本音はやっぱり雑談のようなリラックスした場面で出る、と言います。そしてここから、今日いちばん刺さった一言が出てきました。
公ちゃん
「人を共感させる前に、自分自身に共感しているのかっていうのが、すごく大事だと思っているんです。人に話していく中で、“あれ、なんか辻褄が合わないな”とか、“いいこと言ってるなと思ってもしっくりこないな”っていうのは、やっぱり自分でわかるんですよ」
これは、AIとの付き合い方にもそのまま効く話です。AIと壁打ちして、それっぽい文章を作り上げたとしても、それを人に話してみると「本当に自分がそう感じているか」が分かる。AIの前に、まず人とコミュニケーションを取るのは自分自身なんだ、と公ちゃんは言います。私もここに深く共感しました。自分らしく生きるって、外に答えを求めても出てこない。
ひろくん
「自分らしく生きるって、外に求めても答えはなくて、自分の中にあるしかない。でも頭で考えても出てこないから、人と話したり、発信したりして、自己発見して気づくものなんですよ」
過去の経験には、宝物がいっぱい詰まっています。私がよく言う「脂肪は財宝」もそうで、自分の過去の経験にこそ宝物が詰まっている。だからブログを書く、声で発信する、このLIVEで話す——誰かに伝えるという行為を通じて、自分に伝わってくるものがある。グリルミーでAIに問われて答えていくのも、結局は同じ。問いに答えるうちに、自分の中にあった答えに気づいていくんですね。
これは、AIに「あなたにしか語れない物語」を渡していく作業とも地続きです。頭の中だけで考えていると、自分の本音や信念にはなかなか気づけない。でも、人に話したり、AIから問いを投げられて答えたりするうちに、「あ、自分はこう感じていたんだ」と腑に落ちる瞬間がやってきます。公ちゃんの言うとおり、人を動かす前に、まず自分が自分に共感できているか。その確かめ算として、雑談や対話、そしてこのLIVEのような「話す場」が効いてくる。私自身、こうして声に出して話しながら、自分でも気づいていなかった考えに出会わされることが、本当に多いんですよ。
「使うAI」から「育てるAI」へ — 分身AIに魂を宿す(+お知らせ)


では、掘り起こした「観」をどう使うのか。ここで分身AIの話につながります。自分の感(捉え方)を言語化し、共感ストーリー——生まれ育ち、価値観、なぜそれをやっているのか、どんな未来を描いているのか——をAIに入れていく。つまり「分身AIに魂を宿す」。そうやって育てた分身AIに仕事をさせると、面白いことが起きます。
ひろくん
「AIは“使うもの”という道具なんですけど、その一方で“育てていく”っていう発想でやっていく。使うから育てるへ、AIとの関係を変えていく。分身のAIを育てていくのが、自分の成長にもなるんです」
分身AIに仕事をさせて、それをメタの視点(一段上の視点)で眺めると、「なるほど、自分はこういう考え方でやっているんだな」「ここはちょっと違うな」と気づける。そこを修正していくと、自分の捉え方そのものがアップデートされていく。AIを育てているつもりが、自分が育っている。これからは、作る人の性能だけでなく、“採点する人”——何を良しとするかを決める人間の眼——の性能も問われます。AIが量産する時代に、最後に意味を持たせ、合否を決めるのは人間だからです。だからこそ、自分のAIを育ててAIに委ねていかないと、皮肉なことに「AIを使えば使うほど、なぜか忙しい」状態になってしまう。委ねられる分身AIを育てることが、ビジネスにも、家庭や暮らしのゆとりにも効いてくるんですね。
後半は、日本語の奥深さの話でも盛り上がりました。「コロちゃんはどこ?」という絵本で、動物たちが「いないぜー」「いないよー」「おらんぞー」と、同じ“いない”でも全部違う表現をする。でも英語版は全部「No」。日本語の表現力ってすごいよね、と。公ちゃんは「聞く」の違いも教えてくれました。
公ちゃん
「最初の“聞く”は、聞こうと思わなくても思わず聞いてしまう。小鳥のさえずりとか。耳へんの“聴く”は、自分から能動的に積極的に聴く。意味が少しずつ違うんですよ。日本ならではですよね」
空気を読む、行間を感じる——こうしたネイティブな感覚は、アメリカ発のAIにはなかなか再現できない。日本人はそこが得意だから、これからもっと次元の高いことができる気がする、と二人で話しました。【お知らせ】公ちゃんからは、新刊セミナー「最高値で選ばれる自分の作り方戦略」が6月28日(日)に名古屋で開催(定員50名・残席わずか)との案内が。さらに、自身の一番の強みであるアナウンサーのインタビュー力を、女子アナチームで提供し、採用に悩む経営者を助ける新事業を立ち上げる、という熱い予告もありました。
公ちゃん
「松下公子も一人で活動していると、なかなかやりきれないことがいっぱいあって。私が長くやってきた一番の強みってアナウンサーなんですけど、そのインタビューを、私のアナウンサーチームみんなでやっていきますよ、っていうのを事業として掲げていきます」
私からも、6月30日(月)20時から、ADPさんとのコラボでれんくんと一緒にClaude Codeの実践会(初心者向け・マーケティングの話)を無料開催する告知をしました。GPTs研究会はおかげさまで8700名、Claude Code・AIエージェント実践会も4400名を超えています。今日のLIVEのアーカイブと解説記事は、AI氣道のメルマガでお届けしているので、学んだこと・気づいたことをどんどんアウトプットして、恩送りで広げてもらえたら嬉しいです。AI時代だからこそ、人が大事。人から聞かれて、人に話すこと——その解像度の高さこそ、「観」を磨くいちばんの近道です。
よくある質問
Q. 「プロンプトの前に観がある」とは、どういう意味ですか?
「観(かん)」とは、物事の捉え方のことです。AIに指示(プロンプト)を書くより手前に、その人がどう世界を捉えているかという“観”がある、という話でした。ひろくんは、AIが一瞬で出せるのは客観的な「概念」までで、主観や意志が乗った「観念・信念・理念」こそ、その人にしか語れない“原液”だと話しています。だからまず、自分の捉え方を言語化することが出発点になります。
Q. グリルミーやループエンジニアリングは、何が便利なのですか?
グリルミーは、AIのほうから自分に問いを出してもらう手法です。その問いに答えながら、目的・ゴール・なぜやりたいのか・どうだったら合格かという採点基準まで決めます。ループエンジニアリングは、その採点基準を満たすまでAIに何度もやり直させる考え方。LIVEでは「一発出しなのに、ほぼ完成している」状態になると紹介されました。毎回お願いして直す往復が減るのが利点です。
Q. ChatGPTとCodexは、何が違うのですか?
LIVE内の料理のたとえが分かりやすいです。ChatGPTは「レシピは作ってくれるけど、料理はしてくれない」=相談やアドバイスをくれる存在。Codexは「料理までやってくれる」=パソコンの操作そのものを代わりに実行してくれる存在、と説明されました。さらにCodexは、操作を録画して見せると同じ作業を再現してくれる機能もあり、反復作業を任せやすいのが特徴です。
まとめ — AI時代だからこそ、人間の「観」が効く
今日の火曜あさは、公ちゃんと「プロンプトの前に“観”がある」というテーマで語り合いました。Codexが“料理までやる”実行AIになり、グリルミーとループエンジニアリングで「毎回お願いする作業」を卒業できる時代。だからこそ、AIが一瞬で出せる「概念」ではなく、その人にしか語れない「観念・信念・理念」という原液が、人間の価値になっていきます。言い換えれば、AIに渡せる概念と、あなたにしか語れない物語を切り分けて考える。そこから「観」は磨かれていくんだと、私はいま感じています。
そして、その原液は「ない」のではなく「気づいていないだけ」。本音はリラックスした雑談で出るし、人を共感させる前に、まず自分自身に共感できているかが大事。掘り起こした“観”を言語化して分身AIに魂を宿せば、AIを育てる=自分が育つというループが回り始めます。翌日の水曜あさは、高崎さんゲストの“AIマニアック回”。新ツール「アシュラ」の話をお届けする予定です。
CAST CTA
✨ 公ちゃん(松下公子)の共感ストーリー
元アナウンサー・STORYアナウンススクール代表。「1分で心をつかみ、3分でファンにさせる」ブランディングのプロ。共感ストーリー®で“選ばれる人・会社”をつくっています。Voicy「共感ストーリーRadio」は、耳が空いている時にぜひ。
COLUMN
AIに「結論」を渡すと、あなたが消える — “原液”を渡すという作法
今日の「観」の話を、私はずっと“カルピスの原液”という言葉で考えています。AIに、きれいに整った「結論」だけを渡すと、出てくるのはどこかで見たような、薄まった味になる。逆に、自分の生まれ育ちや、なぜそれをやっているのかという背景=原液を渡すと、そのAIは“あなたの味”で動き出す。概念ならAIが一瞬で出せるけれど、観念・信念・理念という原液は、あなたの過去にしか眠っていないんですよね。
これは私の分身AIの実験でも痛感したことで、情報を足せば足すほど“それっぽいけど誰の言葉でもない”文章になっていく瞬間がありました。その失敗と発見は「AIに結論を渡すな、原液を渡せ」という記事に書いています。そして、原液を渡し続けて分身AIを育てると、不思議と自分のほうが育っていく。転びながら学んだ100日の記録はこちらのまとめに残しました。公ちゃんが言う「人を共感させる前に、自分に共感できているか」と、まったく同じ場所を指している気がします。
👉 分身AIに“魂を宿す”話をもっと知りたい方は分身AI.comもチェックしてね!
関連記事
📺 この記事のLIVE配信情報
| 配信日 | 2026年6月23日(火)朝6:30〜 |
| テーマ | プロンプトの前に「観」がある/共感ストーリー×分身AI/概念と物語 |
| 出演者 | ひろくん(田中啓之)/公ちゃん(松下公子・STORYアナウンススクール代表) |
| チャンネル | @AIKIDO-GPTs(YouTube) |
LINE OPEN CHAT
Claude Code・AIエージェント実践会
4400人突破! インストールから自動化まで、仲間と一緒に実践しよう
LINEオープンチャットに参加する(無料)パスコード: 1111
🤖 AI生成コンテンツについて
この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成・画像制作にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。
AI氣道 — 三方よしのAI活用
家事と子育てのスキマで経営する、ひろくんのAIブログ
📺 毎朝無料LIVE配信中!見逃しても大丈夫、アーカイブも完全無料。
YouTubeチャンネル: @AIKIDO-GPTs
| 曜日 | 時間 | メインホスト | ゲスト | テーマ |
|---|---|---|---|---|
| 月 | 7:00〜 | ひろくん | ただっち | AI最新ニュース・実験 |
| 火 | 6:30〜 | ひろくん | 公ちゃん | 共感ストーリー×分身AI |
| 水 | 6:30〜 | ひろくん | 高崎さん・たくみくん | AI×開発・教育 |
| 木 | 7:00〜 | ただっち | ともみん | AI×デザイン |
| 金 | 8:00〜 | ひろくん | えびさん・渡辺空さん | まっちんぐー|凸凹を武器に |
| 土 | 7:00〜 | ただっち | ゆきちゃん | AI×起業・発信 |
| 日 | 7:00〜 / 8:00〜 | WACAコラボ | ひろくん+仲間たち | 生成AI最新ニュースまとめ |
🔥 火曜15:00〜 社長モテる化計画LIVEもやってるよ!





