WATCH REPORT

Claude Codeの環境設定は、スキルが少ない方がいいのか。5個未満の三上さんと、313本持つ私を比べた

2026.10.10

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、YouTubeチャンネル「みかみ【東大退学させられた男】」の動画『【脱初心者】AIツールを増やす前に、この環境を作ってください』を紹介するね。

AIの道具が増えるたびに、自分の仕事まで増えていませんか。Claude CodeやCodexを使い始めたら、次の道具を探す前に、作りたい物と今ある環境を並べてみる。減らす場所は、そこから見えてきます。

YouTubeチャンネル「みかみ【東大退学させられた男】」の「【脱初心者】AIツールを増やす前に、この環境を作ってください」は、2026年10月4日公開、34分51秒の動画です。アドネス株式会社の三上さんが、AIと働く環境を6つの層で説明しています。動画内の体験談や効果については、三上さんの発言として紹介します。

私はその話を順に聞きながら、6つの層を自分の環境で数え直します。スキル313本と、私が答えた問い7,613件。読み終えたら、自分の環境を書き込み、何を持ち続け、どこを減らすかを1つ決められる形にしたい。

SPEAKER

三上さん(アドネス株式会社)

AIと働く環境を、画面に図を作りながら説明する方。動画の中のAddness(アドネス)は、三上さんの会社のサービスです。質問する聞き手の声に答える形で進みます。

34分51秒、2026年10月4日の公開です。

この記事の軸は「持っている数と、毎回使う数と、自分に戻る回数は別。数えて、減らす場所を1つ決める」。

3行でわかるポイント

  1. 道具を足す前に、何を作るかを決める。三上さんの6つの層は、自分の環境を書き込む見取り図として使えます。(第1章へ、第3章へ)
  2. 私の環境はスキル313本。直近30日のClaudeの4アカウントの記録に出たのは76本でした。持っている総数と、使う数を分けて見ます。(第2章へ)
  3. 私ならこうする。AIが質問して止まれることに加え、判断が私に戻る回数も数える。減らす場所を1つ決め、AIに任せます。(第4章へ、第7章へ)

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01

環境設定は、道具を増やす前に美味しいご飯を作る

▲目次
右にご飯の茶碗、左に鍋と包丁があり、先にご飯を決める矢印が茶碗から道具へ向かう図解
動画キャプチャ: 料理の包丁や皿にこだわる話のたとえが出る場面(1:39頃)
動画キャプチャ: 料理の包丁や皿にこだわる話のたとえが出る場面(1:39頃)

新しいAIの道具を見る前に、「それで何を作る?」を決めたい。三上さんは、ギターの機材、料理の包丁と皿、サッカーのスパイクにたとえて話します。道具をそろえる楽しさと、欲しい結果を形にすること。その間を見直す話です。

三上さん(動画の中で・0:59〜)

AI好きなやつほど無駄なことしてるよっていうのは言いたい

三上さん(動画の中で・1:39〜)

だから結局ね、大事なのってやっぱり美味しいご飯を作ることなのよ

三上さん(動画の中で・2:41〜)

環境設定、環境作りはシンプルに。これ一番大事なことです

私なら、道具の話より先に、作りたい物を1つ決めます。

美味しいご飯を作ることが大事。そのとおりだと思います! 道具をそろえても、何を食べたいのかが決まっていなければ、次に欲しい道具を探し続けてしまう。

私が大切にしているのは、「AIに委ねて、人は積み減らして生き直す」ということです。環境を整えるほど、私が覚え、選び、確認することが増えるなら、その目的から離れていく。

10月6日の夜の振り返りで、私は「AGICockpitが遅くて腹立った。シンプルイズベストが一番だとよい気づき」と書きました。

愛用しているAGI Cockpitでも、遅ければ腹が立つ。私の足元にある話です。

三上さんはシンプルな環境づくりを話し、私は使っている環境を、作りたい物へ進めるかで見直します。道具の説明を読み続ける前に、完成したら何が手元にあるのか。そこを決めてから、必要な道具を選びたい。

→ 完成物をひとこと

3分だけ使って、AIに作ってほしい物を1つ書きます。「環境を整える」で終えず、記事、案内文、集計など、できあがった物が浮かぶ名前にする。道具選びは、そのあとです。1つ書けたら完了。浮かばない時は、そこで止めて道具には触れません。

02

Claude Codeのスキルは5個もない三上さんと、313本を数えた私

▲目次
奥の大きな棚にある313本と、手前の台にある直近30日に使った76本を点線で分けた図解
動画キャプチャ: 「俺スキルほぼない、多分5個もない」とテロップが出る場面(3:09頃)
動画キャプチャ: 「俺スキルほぼない、多分5個もない」とテロップが出る場面(3:09頃)

三上さんは、まずClaude CodeとCodexのデスクトップアプリを使えることを重視します。スキルも少ない。指示を書くファイル(CLAUDE.mdとAGENTS.md)は、「めっちゃ厳しく」作るそうです。一方、私の足元をAI秘書の凛ちゃんが、共通スキル置き場のSKILL.mdで数えると313本でした。ここは、持っている数と、実際に出てくる数を分けて見たい。

三上さん(動画の中で・3:09〜)

俺スキルほぼない。多分5個もない

三上さん(動画の中で・8:59〜)

この辺めっちゃ厳しく、この辺めっちゃ大事

私なら、毎回読む指示を短く厳しくし、必要な時に使うスキルは倉庫に置きます。

全部を捨てる必要はない。「分身AIに所有権を預ける」という持ち方です。セカンド冷蔵庫に置いておけば、自分の手元に抱え続けずに持っていられる。

9月の見直しでは、指示体系をゼロベースで見直し、CLAUDE.mdを痩せ版にして、ルールのファイル6本を退避しました。

起動時に読み込まれるトークンは、Claudeで58,175から30,086、まとめ役のタスクでは115,047から55,743へ。毎回読む量を減らした記録です。

今回、AI秘書が数えた数字はこうでした。

  • 全体のCLAUDE.mdは5,708文字。
  • 起動で読む指示全体は42本、73,832文字。
  • そのうちrulesは36本、45,764文字。

CLAUDE.mdだけを見ると短くても、毎回読む全体は別の量。ルール6本を退避した記録があり、今、数えると36本あります。

スキル313本のうち、直近30日のClaudeの4アカウントの会話記録で、読まれたか呼ばれたのは76本。出てこなかったのは237本でした。CodexとGrokの記録は含んでいません。

三上さんの「5個もない」と私の313本は、桁が違う。ただ、237本を不要と決める前に、毎回読む物と、必要な時に取り出す物を分けたい。数えて初めて、その話ができます。

→ 手元と倉庫を分ける

10分を目安に、毎回読む指示と、必要な時に使うスキルを別々に数えます。総数だけで減らす判断をせず、最近使った記録も横に書く。手元から減らす候補を1つ選びます。候補名が1つ書けたら完了で、削除まではしません。最近使った記録が見つからない物は、そのまま残して止めます。アカウントが1つなら、その記録だけで構いません。

03

6つの層を私の環境に書き込むと、本数が目立ったのは指示と記憶

▲目次
AI・モデル・指示と記憶・道具・作業場・状況の6つの箱のうち、指示と記憶だけが朱色で大きい図解
動画キャプチャ: 6つの層の図で、CLAUDE.mdとAGENTS.mdは厳しく作ると話す場面(8:59頃)
動画キャプチャ: 6つの層の図で、CLAUDE.mdとAGENTS.mdは厳しく作ると話す場面(8:59頃)

「6つの層」を覚えるだけでは、自分の環境は見えてこない。それぞれに、今使っている物を書き込むと点検に使えます。三上さんは、自動で処理を動かすフックをあまり使わず、定時で巡回する方法を話しています。

三上さん(動画の中で・6:11〜)

僕はあまりフックスとか使わないから、面倒くさいから

私なら、6つの層に今ある物を1つずつ書き込みます。

名前が似ているだけで同じ役目にしない。実際に何をしているかを見て、対応づけたい。整った説明だけでは、自分の環境の厚みまで分かりません。

AI秘書の凛ちゃんが数えた足元を、三上さんの図に当てはめると、こうなります。

  • ①仕事を進めるエージェント層。Claude・Codex・Grokの3つ。
  • ②考えるモデル層。仕事ごとに使い分け。
  • ③守る指示と覚える情報の層。CLAUDE.md、rules36本、記憶のトピックファイル986本。
  • ④外のサービスとつながる道具層。AIに任せるログインの台帳。
  • ⑤作業場層。メインの作業フォルダは1つ。
  • ⑥誰が何をしているかを持つステート層。AGI Cockpitのタスクの一覧と問いかけ。

三上さんの⑥は、三上さんの会社のサービスAddness。私の環境で近い役目はAGI Cockpitです。

空いた層はない。厚みを本数で見た時、目立ったのは③でした。

三上さんはフックをあまり使わず、私にはフックの登録が115件、実行する命令が130本あります。どちらも持っている数で、動いた回数を測った数ではありません。9月に入れたフックは2本。ただ、私は「指示1行で足りるか」を先に問い直しました。

私が自由に書いて答えた次の問いかけが、その言葉に触れている割合は、409件中86件、約21%でした。フックの門ではなく、問いかけを書く入口4か所へ同じ1行を足したら、翌日は219件中148件、約68%になりました。次に見る場所は、③に集まった指示と記憶です。

→ 6つの欄に書き込む

10分で、仕事を進めるAI、モデル、指示と記憶、つながる道具、作業場、今の状況を書く欄を作ります。それぞれに今ある物を記入。足りない所と、集まりすぎた所を見つけます。6つの欄に1つずつ書けたら完了。数えられない欄は「不明」と書いて止めます。

04

人に聞いたら止まって待つ。返信で再開する流れと、私に戻る回数

▲目次
止まったAIの箱に返信の封筒が届いて再開し、私に戻る封筒が机に積まれた図解
動画キャプチャ: AIが人に聞いたら止まって待ち、返信が来た瞬間に再開する説明の場面(12:25頃)
動画キャプチャ: AIが人に聞いたら止まって待ち、返信が来た瞬間に再開する説明の場面(12:25頃)

AIが人に質問したら、止まって待つ。返事が来たら再開する。三上さんは、ルールと記憶を読み、今の状況を取り、作った結果を状況へ戻す流れを話します。私はここに賛成です。同時に、自分へ戻る問いの数まで見たい。

三上さん(動画の中で・12:08〜)

ルールと記憶を読んでくれて、今の現状ステート層でデータを取ってきてくれて

三上さん(動画の中で・12:23〜)

人に聞いたら止まって待って

私なら、止まって待つ仕組みと、私へ戻る回数を一緒に数えます。

人がAIの行動を見て、気づきを返す。その往復は大事です。ただ、私が答え続けなければ仕事が進まない状態まで引き受けると、委ねたはずの仕事を持ち直すことになる。

私の環境では、AIが私に問いかけて止まり、私の返信で再開する流れが毎日動いています。

AI秘書の凛ちゃんが、8月18日からこの記事を書いた日までの、AIから私への問いかけの記録を数えました。答えが付いたのは8,827件。そのうち私が答えたのは7,613件です。答えずに閉じた記録は377件でした。止まる流れが動いた回数であり、同時に、私に戻った回数でもあります。

止まって待てる仕組みはある。ただ、私が7,613件に答えた、という数字も一緒に見たいんです。

以前、AGI Cockpitに載っていたタスク445件のうち、139件が確認待ちでした。動いていないと思った仕事が、私の返事を待っていたんです。

そこで、私が触る所はLIVEと味見と公開GOの3つだけ、と決めました。

三上さんの「止まって待つ」に賛成しつつ、私は止まる回数を減らす側に立ちます。私が決めなくていい問いは、AIが記録を読んで先へ進めてほしい。

→ 戻ってくる問いを数える

10分を目安に、最近の問いかけを見返します。自分の判断が必要だった問いと、AIが記録を読めば進められた問いを分ける。後者から1つ選び、次回はAIが判断できる材料を渡します。問いかけを2つに分けられたら完了。10件見ても分けられない時は、そこで止めます。

05

Orcaは「指令の見栄え」。入り口は1つに絞る

▲目次
見栄えの窓に朱色の斜線が入り、3本の仕事の道が1つの入り口の扉へ集まる図解
動画キャプチャ: Orcaは入り口の見栄えで、裏ではClaude Codeが動くと示す図の場面(17:20頃)
動画キャプチャ: Orcaは入り口の見栄えで、裏ではClaude Codeが動くと示す図の場面(17:20頃)

三上さんはOrcaを、裏でClaude Codeが動く「指令の見栄え」と評価し、入り口を少なくする考えを話します。私は入り口を絞ることに賛成。ただ、並べて確かめる画面が要るかは、その人が同時に進める仕事から考えたい。

三上さん(動画の中で・17:03〜)

Orcaってもう本当に、もう指令の見栄えだけのね。裏では別にClaude Codeが動いてる

三上さん(動画の中で・20:38〜)

Orcaがいいって言ってる奴らは3ヶ月でやめるよ

私なら、判断が自分に戻る場所で、入り口を比べます。

道具の名前だけで、いるか、いらないかを決めたくない。何を並べて見たいのか、何件の返事を待っているのか。自分の仕事をそのまま置いて考える。

私が毎日開く入り口は、AGI Cockpitです。そこにタスクの一覧と、私へ届く問いかけがある。

9月の記事では、Orcaの動画で語られた魅力を6つに整理し、「並べる・確かめる・閉じても消えない」と読みました。私が見たのは、その動画で紹介された使い方です。

第4章に書いた、445件のうち139件が確認待ちだった量を前にすると、どの仕事で私の判断を待っているかを見渡せることには意味がある。

三上さんは自分が開くのをClaude Codeだけにし、私はAGI Cockpitを入り口にしています。開く画面を絞る考えは同じでも、そこで確かめたい物は違う。

入り口が1つでも、その先で判断を何度も求められたら、私の仕事は増えます。画面の数と、私に戻る回数。両方を見て選びたい。

→ 開く画面を選ぶ

5分で、今の仕事を確かめるために開く画面を書き出します。どの画面で自分の判断を待っている仕事が分かるかを見る。入り口の候補を1つ選び、そこに何を集めたいかを決めます。画面の名前が1つ書けたら完了。見つからない時は、今日は新しい画面を作りません。

06

Obsidianは図鑑か。メモと今の状況は別の置き場に

▲目次
本棚のメモと、掲示板の今の状況を、朱色の点線で別の置き場に分けた図解
動画キャプチャ: Addnessで今のタスクの状況を確かめる画面の場面(26:15頃)
動画キャプチャ: Addnessで今のタスクの状況を確かめる画面の場面(26:15頃)

三上さんが欲しいのは、メモの量より、今の仕事がどうなっているかという状況です。Obsidianをメモとして見る話には、私は半分賛成。私の場合は、経験を残す物と、動いている仕事を確かめる物で、置く内容が違います。

三上さん(動画の中で・26:02〜)

そんなメモがいっぱい欲しいわけではない。今作業がどうなってるかの、その状況だけ教えてほしいだけなん

三上さん(動画の中で・26:11〜)

俺たちは仕事したいだけなん

私なら、経験を残すメモと、今の状況を別の置き場にします。

魂は渡す物ではなく、込めるもの。AIへ仕事を任せる時も、何を大切にし、なぜそう判断するのかを込めたい。そこには、自分の経験を言葉にした記録が要る。

私はObsidianの活用度を書いた記事で、「自分の経験、価値観、口癖は、全部文字にしてObsidianに蓄積してきました。分身AIの『魂』になる場所だからです」と書きました。

私にとってObsidianに置くのは、その判断の根っこです。

一方、今どの仕事が動いていて、どこで私の返事を待っているかは、AGI Cockpitのタスクの一覧と問いかけで確かめます。

三上さんは今の状況を重視し、私は状況に加えて、自分らしい判断につながる経験も持ち続けます。だから、同じ物を入れる場所として比べない。

メモが増えたことを喜ぶより、その記録が次の判断にどうつながるかを見たい。仕事の進み具合を知りたい時には一覧を開き、判断の理由を確かめたい時には経験の記録へ戻る。探す物を決めれば、開く場所も決まります。

→ 置く内容を決める

5分だけ使い、経験や価値観のメモと、仕事の進み具合を並べます。それぞれ何を確かめるための記録かを書いて、置き場を決める。今の状況を知るたびに、過去のメモ全体を読む形は減らします。置き場を2つ決めたら完了。決めきれない時は、今ある置き場を変えません。

07

環境は廃れない。作るのは30分、続けるのは減らす方

▲目次
砂時計の30分で組んだ棚と、続ける道の先で札をはさみで切り離して減らす図解
動画キャプチャ: スキルはほぼいらず、環境構築だけが30分でできるとテロップが出る場面(13:42頃)
動画キャプチャ: スキルはほぼいらず、環境構築だけが30分でできるとテロップが出る場面(13:42頃)

三上さんは、環境づくりは約30分で終わり、この環境設定は長く使えると話します。私は、作ったあとも減らす場所を見つけることを大事にしたい。最初の形ができても、今ある指示やスキルの数は、ときどき数え直します。

三上さん(動画の中で・13:42〜)

この環境構築自体は全然30分で終わる

三上さん(動画の中で・33:55〜)

この環境設定は廃れません。ずっと使えるはず

私なら、数えて、減らす場所を1つ決めて、AIに任せます。

委ねる目的は、効率化だけではありません。手放して生まれた余白で、自分がワクワクすることを味わいたい。環境の手入れが私の仕事を増やすなら、そこも見直す場所です。

9月にはCLAUDE.mdを痩せ版にし、ルールのファイル6本を退避しました。それでも今回、AI秘書の凛ちゃんが数えると、rules36本、スキル313本、フック115件がありました。

一度短くしたことと、今どれだけ持っているかは、別に確かめる必要がある。数字を並べると、それが見えます。

三上さんは約30分で作る環境を話し、私はその先で、持ち続ける物を選び直すことに目を向けます。減らす場所を決めるなら、毎回読む指示、最近使ったスキル、私へ戻る問いが手がかりになる。

今日決めるのは1つでいい。何を減らすか、その代わりにAIへ何を任せるか。数えるところから始めて、自分の余白へつなげます。

→ 減らす場所を1つ決める

10分を目安に、指示、スキル、自分への問いの数を並べます。減らしたい場所を1つ選び、守りたい働きも一緒に書く。AIに調べてもらう内容と、任せる判断を具体的に決めます。場所を1つと、守りたい働きを1行書けたら完了。この段階では、AIに調べてもらうだけで、減らす作業はしません。

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. スキルは少ない方がいいですか?

A. 私は、毎回使う物を絞り、必要な時に使う物を分けて持ちます。三上さんは「5個もない」と話していますが、私の環境は313本。直近30日のClaudeの4アカウントの記録に出たのは76本でした。出てこなかった237本も、数だけで不要とは決めません。何のために持つかを確かめたい。

Q. 6つの層は、どう使えばいいですか?

A. 仕事を進めるAI、モデル、指示と記憶、つながる道具、作業場、今の状況。この6つに、自分が使っている物を書き込みます。私は指示と記憶の層に、rules36本と記憶のトピックファイル986本がありました。図を覚えるより、自分の物を書き込む方が、次に点検する場所を決めやすいです。

Q. ステート層とは何ですか?

A. 誰が何をどこでしているか、今の状況を持つ場所です。三上さんはAddnessをこの役目で紹介しています。私の環境で近いのは、AGI Cockpitのタスクの一覧と問いかけ。経験や価値観を残すメモとは、確かめたい内容が違います。今どこで止まっているかを知るために開きます。

Q. Orcaは本当にいらないのでしょうか?

A. 三上さんは、裏でClaude Codeが動く「指令の見栄え」と評価しています。私は9月の記事で、動画の魅力を「並べる・確かめる・閉じても消えない」と読みました。選ぶ基準は、同時に進める仕事と確認待ちの量です。入り口を絞り、自分の判断が必要な場所を見渡せるかで考えます。

MATOME

まとめ。数えて、減らす場所を1つ決めて、AIに任せる

▲目次

道具を増やす前に、何を作るかを決める。三上さんの話に、私はここから賛成します。6つの層へ自分の環境を書き込むと、足りない所と、集まりすぎた所を見比べられる。

私の足元にはスキル313本があり、私が答えた問いかけは7,613件でした。持つ数と、自分へ戻る回数。両方を見たい。

数えて、減らす場所を1つ決めて、AIに任せる。委ねた先に、自分が味わう余白をつくります。

COLUMN

厨房の棚は、手元と倉庫に分けて持つ

ひろくんが手元の包丁の台を指さし、奥の倉庫の棚と帳面を並べた厨房の図解

厨房の棚にたとえるなら、毎日使う包丁は手元に数本、ほかは倉庫に置く。そんな持ち方を考えます。今日の料理を作る時に、使う物へすぐ手が届く配置です。倉庫にも道具はある。手元の棚が空いているからといって、持っている物まで失われるわけではない。厨房の棚を眺めると、今使う物を選ぶことと、ほかを持ち続けることは両立できる。AIの環境も、この距離で考えたい。手元に置く数と、倉庫に持っている数は、別々に数えていいんです。

全部を手元に置かないと不安になる私もいる。この料理を自分で完成させなければ、と結果を握り始めると、使うか分からない道具までそばに置きたくなる。私には、結果を自分で所有し、自分の手で完成させることへ執着して、手放せなくなる弱さがあります。今もその戦いの途中です。棚を狭くするだけでは、その気持ちは片づかない。何を守りたくて手元に置いているのか。そこまで見て、任せる内容を決めたいんです。手元に何本あれば安心できるのかを、先に決めておきます。

倉庫に置くなら、棚卸しは帳面に書く。何があり、どんな時に使う物なのかが分かれば、料理のたびに倉庫の棚を全部眺める必要はありません。帳面にも、今日の献立とは違う役目がある。献立は今作る物、棚卸しの帳面は持っている物を確かめるために開く。両方を一冊の同じページへ積み続けたら、今日使う包丁まで探すことになる。私なら、手元に置く物を選べるように、倉庫の中もAIが確かめられる形で持ちます。倉庫の帳面は、毎日読む物ではなく、迷った時に開く物です。

任せる時に込めたいのは、道具を全部使う指示より、どんな料理を作りたいのかという意図です。自分の判断の根っこを伝え、実行は任せる。途中で問いが来たら、答えたあと、その問いが次にも私へ戻る必要があるかを考えます。材料が足りなかったなら、次に使える記録へ。好みの境目が曖昧だったなら、判断の理由へ。返事のたびに、私が厨房へ戻って全てを作り直す形から離れたい。任せる相手が次を選べるようにしていきます。答えた回数を数えるのも、そのための手がかりです。

手元の棚に何を置くかは、作りたい料理が変われば選び直せる。決めた本数に自分を合わせ続ける必要もありません。今使う物を手元へ、ほかは倉庫へ。その分け方をAIと確かめながら、私はできあがった物を見て、自分の違和感を返したい。棚の管理を覚え続けるために委ねるのではない。空いた場所で次に何を作りたいか、その楽しさへ戻るためです。道具を持ち続けても、全てを私の手元に抱えなくていい。そういう厨房を育てていきたい。

任せる側の判断を書いた分身AI日記は、Codexに5回却下されて気づいた、「賢いAI」より「委ねるAI」だった話にあります。

分身AIについてもっと知りたい方は分身AI.comもチェックしてね!

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

タイトル【脱初心者】AIツールを増やす前に、この環境を作ってください
チャンネルみかみ【東大退学させられた男】
出演三上さん(アドネス株式会社)と、質問する聞き手
公開日2026年10月4日
長さ34分51秒
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=A65khoG3x1c

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