WATCH REPORT

SKILL.mdはAIに渡す作業マニュアル。河村風真さんが動画編集スキルの中身を公開した動画を見た

2026.10.23

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、AI動画編集のすゝめの河村風真さんが、Cut&SRTの裏側にあるスキルの中身と、自分でスキルを作る手順まで見せた動画を紹介します。2026年10月21日に公開された動画です。

動画編集やコンテンツ作りの作業を、AIに任せたい。スキルって言葉はよく聞くのに、中身がどうなっていて、自分でどう作るのかが見えない。通しで見る時間がなくても順に追いたい、そんな人に向けて書きました。

動画の長さは29分55秒。Cut&SRT の裏側のスキル、AIだけで編集を終えるスキル、スキルは作業のマニュアルという説明、リンクだけで作るPV風の動画、SKILL.md の構成、自分でスキルを作る手順の順に追います。

読み終えると、スキルの中身を動画の順にたどれます。スキルが、うまくいった手順を書き溜めるマニュアルとして見えてくるはず。で、動画の整理のあいだに、私の見方を挟んでいきます。

SPEAKER

AI動画編集のすゝめ / 河村風真さん

動画の話し手です。動画編集の作業をAIに任せる、スキルという作業マニュアルを、中身まで画面で見せながら説明します。

SPEAKER

聞き役の坂本さん

河村さんの話に相づちを入れ、驚いた所や分からない所を声に出す聞き役です。

3行でわかるポイント

  1. 動画は、Cut&SRT の裏側にあるプラグイン開発スキルと、Premiere を使わずAIだけで編集を終えるスキルを、画面で見せます。(第1章・第2章へ)
  2. スキルは作業のマニュアルという説明から、YouTube のリンクだけでPV風の動画を作るスキル、SKILL.md の構成までを順に追います。(第3章・第4章・第5章へ)
  3. 私なら、うまくいった手順を一つ選んで、まずスキルとして書き残すところから始めます。(第6章へ)

AIの「今」を毎日シェアしてる無料コミュニティやってます

GPTs研究会に参加する(無料・9,000名突破!)
01

Cut&SRTの裏側。プラグイン開発スキルは壁打ちから始まる

▲目次
図解 聞き取る、計画書を作る、作り出すの順に進むCut&SRTの裏側のスキル。湯気の立つつぼの水彩の絵で、通った道をそのまま通れることを表している
図解: Cut&SRTの裏側にあるスキル
Premiere ProのシーケンスにAI動画編集用のパネルが並び、右側にSRTファイルを作るボタンが映る動画の画面
動画キャプチャ: Premiere ProでCut&SRTのパネルを見せる場面(3:47頃)

プラグインって、使う側からは完成品しか見えませんよね。動画の本編は、すでに動いているプラグインの裏側の話から始まります。その裏で、どんなスキルが動いているのか?

動画は、本編の最初にいきなり種明かしから入ります!Premiere Pro で使う Cut&SRT を作るために、実はスキルを用意していたと河村さんが明かし、それを公開すると話します。最新版には大きな反響があった、とも添えます。

たとえは、秘伝のタレの紹介です。有名店のレシピを知れるようなもの、とも。

河村さん(動画 3:15〜)

だって秘伝のタレを紹介してるんですよ。

画面では、Premiere Pro の右側に Cut&SRT のパネルが出ます。並ぶのは、無音カット、テロップの作成と修正、デザイン、演出のショートカット。カットのタブで無音カットを実行すると、並べた素材の無音が自動で切られます。

坂本さんは、それを手にすれば自分でカスタマイズして作れる、という意味か、と確かめます。返ってきたのは、これ以外のプラグインも自分で作れる、という答え。

説明では、スキルの本体は SKILL.md という長い文書です。画面に出すと坂本さんが量に驚き、機能の多いプラグインを作るためのスキルだから長い、という答えが続きます。

スキルを発動すると、AI はまず質問してきます。何をしたいか、どんな物を作りたいか、結果どうなることを目指すか。これを壁打ちで聞く作りです。

続く工程は、Python や FFmpeg など必要な物を探し、そろったら計画書を作り、確認を受けてから作り出す流れ。Python や FFmpeg は聞いただけでは分からない、と坂本さんが笑う場面もあります。

河村さんは、この工程どおりにスキルが動くので、自分が通った道をそのまま歩ける、と言います。

河村さん(動画 6:14〜)

なので僕が作ってきたこの工程通りにこのスキルは動いてくれるんで皆さんも僕が通った道をそのまま通ることができる。

要らなかった手順や時間の無駄だった所はショートカットできる、と動画は続けます。中には、英語でまとまったノウハウ、やらない方が良かった点のルール、場面ごとの参照先(API パターン、UI ルール)も入っています。

渡し方にも区別があります。動画が渡すのは、スキルそのものではなく、スキルを導入するためのプロンプト。Codex や Claude Code に送ると導入が始まる、という説明です。

いやー、この章で一番大事なのは、渡しているのが完成した道具より、作り手が通った道の記録だという点です。秘伝のタレの中身って、結局は順番。

質問、必要な物探し、計画書、制作。この順は、人が仕事を引き受ける時の順と同じです。

最初に質問が来るので、頼む側が目的を言葉にする番。ここを飛ばして作り出すと、あとで戻れなくなるんですよね。

でね、作る前に計画書を挟む作りも大事。確認の場が一度できるので、任せる側に優しい作りです。

完成品だけを受け取っても、なぜその順なのかは見えません。道ごと受け取れるのが、スキルという形の強み!

逆に、AIがいきなり作り始める仕組みだと、頼む側の頭の中が整う前に手が動きます。それ、あとで直す手間が増えませんか?

完成品しか見えないプラグインの裏側を、通った道の記録として渡す。この章は、その渡し方を見る章でした。

02

Premiereを使わない、AIだけで編集を終えるスキル

▲目次
図解 Premiereを使わず、字幕テロップ、アイキャッチ、ポイントテロップまでAIだけで動画の編集を終える流れ。動画のコマとはさみの水彩の絵
図解: Premiere不要のフルAI編集
スーツ姿の男性が話し、画面にAI副業で人生を変える、マネタイズ裏攻略シークレット動画のテロップが重なる完成サンプル動画の画面
動画キャプチャ: 完成サンプル動画(テロップ入り)を見せる場面(10:10頃)

ここまでは、プラグインの裏側の話でした。次に動画が向かうのは、編集ソフトを開かないやり方です!編集を最後までAIだけで終えるって、どこまでできるのか?

動画は次に、AIだけで動画編集を終わらせる、フルAI動画編集スキルを紹介します。

河村さん(動画 8:49〜)

じゃ、続いてAIだけで動画編集を終わらせるフルAI動画編集スキルでございます。

説明では、以前の動画で解説してかなり反響があったスキルで、今回はその中身をどう作ったかを見せる、と河村さんが話します。Premiere を使わずにAIだけで完結するのか、と坂本さんが確かめると、答えは、そうです、の一言。

画面では、説明より先に完成品が流れます。実写の男性が話す解説動画の形のサンプルで、テロップが次々に出てきます。

スキルで作れるのは、アイキャッチが挟まったり、ポイントテロップが入ったりと、いろいろな演出の入った動画だ、という説明です。

河村さん(動画 10:18〜)

こんな感じでアイキャッチが挟まったりとか、こんな感じでポイントテロップが入ったりとかね、こういう感じの演出が色々こう入ってるのが作れるスキルになります。

反応は、クオリティが高い、カットもきれい、色も鮮やか、と坂本さんの言葉で続きます。

そのスキルの文書を画面に出すと、河村さんは全109行と話します。長い、と笑う声も入ります。

正直、この章の見どころは順番です。説明より先に、完成品。

先に完成品を見せて、そのあとで中身の文書を開く。この順は、見る側が出来を確かめてから手順を読める点で、親切な作りです!

見る側は、出来の水準を先に知れるんですよね。どこまでの物が出るのか分からないまま長い文書を読むのは、しんどいはず。

中身の話から入られると、読む側は完成形を頭の中で想像しながら聞くことになります。その想像がずれていたら、説明は入ってきませんよね。

先に出来を見せてもらえると、読む側は、これから読む文書の目的を持って読み始められます。

あ、あの長さそのものも、私は手順の細かさの表れとして読んでいます。短い指示で頼むより、細かい手順を持つほうが、同じ出来に近づくはず。

見る側の手間を、どこで減らすか?作る側の順番で、その答えが変わります。

完成品が先で、手順があとだと、中身を読む気になります!

03

スキルとは作業のマニュアル。誰が頼んでも同じ出来にする

▲目次
図解 同じ指示を出し、マニュアルを読ませると、誰が頼んでも同じ出来になるスキルのしくみ。開いた手順書としおりの水彩の絵
図解: スキルは作業のマニュアル
オフィスで河村風真さんが話し、画面の下に同じような出来栄えという大きなテロップが出る動画の画面
動画キャプチャ: 同じような出来栄えというテロップが出る場面(12:20頃)

スキルという言葉、最近よく耳にしますよね。でも、結局それは何を指すんでしょう?中身まで言える人は、案外少ないと思うんです。この章は、その答えを正面から開く回。

河村さんは、スキルを知らない人に向けて、ひとことで言うとマニュアルのようなもの、と解説します。

たとえ話は、会社の一場面。坂本さんが上司に、これやっといて、と言われても、やり方が分からないまま止まってしまいます。同じ指示を別の人が受ければ、できあがるのは別の物。会議の資料をまとめて、と頼んでも、違う資料が上がってきます。

説明では、会社の中でマニュアルさえ整えておけば、誰に頼んでも同じようなクオリティが出来上がる、と続きます。

河村さん(動画 11:51〜)

でもちゃんと会社内でマニュアルさえ整えておけば誰にお願いしても同じようなクオリティが出来上がると。

AIも、同じ構図です。動画の中身をまとめたスライドを別のセッションで頼むと、デザインも内容も違う物が出てくる、という話。スキルを渡せば、同じような出来にそろえられます。マニュアルができているので読むだけで進み、コストとスピードも良くなる、という説明でした。

中身として挙がるのは、動画編集とAI動画編集で積み上げてきたノウハウ。画面の例では、無音で確定した発話の終わりの後に2フレーム、次の発話の始まりの前に2フレームを残す、言い直しは映像と音声から削る、と並びます。

結論は、スキルを発動するだけで、再現性高く、コストも抑えて、早く編集を進められる、ということ。動画はそうまとめます。

河村さん(動画 13:19〜)

だからこそこのスキルを発動するだけで再現性高く、しかもコストも抑えて早く動画編集を進めることができるというものになっております。

文書には、サブエージェントには安いモデルの Sonnet を使う、といった指示も並びます。分からない言葉が続くと認めたうえで、試行錯誤する所はスキルの受け取りか全文を見ることで省ける、という説明です。

指摘の矛先は、X での発信。AIで動画編集を全部自動化できる、と話す人は、完成品しか見せず、それも冒頭の数分ぐらい。コストや速度、中身、受け取った人が再現できるのかも見えない、という指摘です。

河村さんは、自分はクリーンでやっていきたいので、このスキルを全てオープンにする、と話します。

河村さん(動画 14:29〜)

僕はクリーンでやっていきたいので、もうこのスキルをですね、も全てこうオープンにしてかつ配っちゃうと

正直、この章が動画の芯だと私は見ています。機能の話ではなく、人に渡すマニュアルの話。上司と部下の場面から入るので、AIに詳しくなくても筋を追えます。

私の手元にも、AIに頼んだ記録が1つあります。2026年9月28日、講座動画の名乗りの場面の画像について、次回から毎回固定で作ってください、とAIに頼みました。

私の記事より(MiniMax Codeがはみ出し文字を見逃す?ショート動画の量産で人が見る所・MiniMax Codeで1本目を作りながら型を残すの節)

私の場合は、2026年9月28日、講座動画の名乗りの場面の画像について、次回からここの部分の画像は毎回固定で作ってください、とAIに頼みました。

頼んだのは、画像を毎回同じ形で作ること。形を先に決めて渡して、出来をそろえます。この考え方が、動画のマニュアルの話と並ぶ所です。

でね、誰が頼んでも同じ出来にする手順書は、人にもAIにも効くと私は考えています。

マニュアルの良さは、頼む相手を選ばない所。上司が部下に渡しても、別のセッションのAIに渡しても、同じ紙を読めば同じ所から始められます。

逆に、手順が頭の中にしかないと、頼むたびに一から説明し直すことになりますよね。

同じ指示から別の物が出てくる時、指示の言葉を足していくより、手順を文書に書き残して渡すほうが早いんです。指示は、その場かぎり。手順書は、次の人にも次のAIにも残ります!

手順書は、書いた本人にとっても、次の自分への引き継ぎ。指示を重ねるのと、手順を一度書くのと、どちらを先にしますか?

だから、同じ作業がぶれると感じたら、その時点で手順を文書にして渡します!

04

YouTubeのリンクだけでPV・CM風動画を作るスキル

▲目次
図解 YouTubeのリンクを渡し、スキルを送ると、セミナー向けのPV・CM風動画ができる流れ。リンクと映写機の水彩の絵
図解: YouTubeリンクだけでPV・CM風動画
カウントダウン0:42と、本日の登壇者として河村風真さんと小林日向さんが紹介される、PV風デモの画面
動画キャプチャ: カウントダウンと登壇者紹介が出るPV風デモの場面(17:25頃)

ここまでは、編集の手順と、それを書き残す話でした。次に動画が見せるのは、素材をほとんど渡さずに作る動画。何を渡すと、どこまでできあがるのか?

動画は次に、PV や CM のような、クオリティの高い動画を作るスキルを紹介します。撮影も、After Effects での難しいエフェクトも、構成や台本を考えるのも大変。それをワンクリックで作れるスキルを用意した、と河村さんは話します。

完成品は、イベントの開始前に流す待機画面や、YouTube のプレミア公開のオープニングに使える動画。説明より先に、それが画面に流れます。

画面では、カウントダウンのタイマーが進み、背景ではサムネイルが動きます。自己紹介が出て、動画編集者という文字が並ぶ演出も入ります。

終盤では、タイマーが画面の中央へ移動し、サムネイルが横に並ぶ流れ。音楽やカウントの音もいい、と坂本さんは言います。

作り方は、スキルを送って、こんな感じで作って、と指示するだけ。素材をどれくらい送ったのかと聞かれ、YouTube のリンクだけ、と河村さんは答えます。

河村さん(動画 18:39〜)

これYouTubeリンクだけです。

反応は、驚きです。それだけでできるのかと坂本さんが聞き返すと、衝撃的で、これがフルAI、と返ってきます。

河村さん(動画 18:46〜)

いや、これ結構衝撃的だと思って。これがフルAIですからね。

いやー、渡したのはリンク1本!撮影の素材も、台本も、無しです。この章の芯は、そこ。

渡す素材が少ないほど、判断はスキルの側に入っている、と読んでいます。撮影の代わりに何を使うか。構成をどう組むか。どの演出を選ぶか。

そこまでをスキルが持っているから、頼む側は、何を作りたいかを一つ渡せば足ります。

リンク1本で始められるのは、頼む側の手間を思い切り減らした形。そのぶん、何を読み取り、どこを切り出し、どう並べるかは、スキルの文書が引き受けることになります。

で、ここは分けて考えたい所です。完成品を見て驚くことと、同じ素材で自分も同じ出来にできるかを確かめることは、別の話。

画面に映っているのは、出来上がった結果だけですよね?待機画面とオープニングの一本。その裏にどれだけの手順が詰まっているかは、画面だけでは分かりません。

中に何が書いてあれば、リンク1本からここまで組み上がるのか。気になるのは、そこなんです。リンクを渡すだけの軽い入口と、その裏にある手順の厚みは、セットで見たくなります。

入口が小さいほど、中の手順の厚みが問われます!

05

SKILL.mdの構成。名前と説明欄をAIが先に読む

▲目次
図解 SKILL.mdは、名前、説明欄、ルールと構成の順に並び、名前が最上部に置かれていることを倉庫の棚の札で表した水彩の絵
図解: SKILL.mdの構成
ClaudeCodeの画面に、スキルの構成を書いたreferences/structure.mdの中身が表示されている動画の画面
動画キャプチャ: スキルの構成の文書を見せる場面(22:30頃)

スキルの中身は、どんな順番で並んでいるのでしょうか?ここが見えると、スキルがぐっと身近になります。文書の先頭から、順に見ていきますね。

動画は、SKILL.mdだけでは終わりません。参考にしたい人向けのリファレンスと、動画を言語化したテキストファイルも全部公開している、と河村さんが話します。

取り上げるのは、チャンネルのPVを作るスキルです。構成は、一番上に名前。その下に説明欄(description)が置かれています。

説明欄には、YouTubeのチャンネルやコミュニティの紹介PV、予告編を、出演者の声と映像をつないで作る、とあります。チャンネルや参考動画のリンクを渡されてPVを頼まれた時に使う、という条件も並びます。

流れは、先に素材を調べ、軽い質問で構成と見た目を決めるところから。そこから発言選び、設計図、After Effects(なければFFmpeg)での書き出しまで進みます。

呼び出し方は、チャットにスラッシュを送り、続けて名前を入れる形です。受けたAIが何を指すのか分からないと困るので、文書の中に名前が入っています。

たとえは、倉庫から商品を取り出す時の製造番号。その下に説明欄があれば、AIは読んで、これをやればいいんだ、と分かります。人間と同じ、という話です。

河村さん(動画 20:58〜)

その下に説明欄があるのはこれが何のものなのかっていうのをAIが読むことで、あ、これをやればいいんだってのが分かるじゃないですか。

その先は、使う道具(Python・FFmpeg・Homebrew)、進め方、守るルール、質問の聞き方と構成、演出のパターンと続きます。守るルールには、勝手に作り始めない、が入ります。切り抜きで話の途中を使う時はフェードインとフェードアウトを入れる、書き出しの前に確認する、も並びます。

構成の知見には、冒頭は痛みから入り、苦しい所から逆転が始まる、という運びが入っています。演出のパターンは、サムネイルが横に並ぶ、急に自己紹介が出る、ブラックホールのような演出、などです。

河村さんは、知らないと言語化できない演出も全部この文書に入れてあるので、必要に合わせて使ってくれる、と言います。

河村さん(動画 23:13〜)

こういうのってこう知らないと言語化できないじゃないですか。でもそれも全部このMDに入れてるんで必要に合わせて使ってくれるし

Netflixの例も出てきます。オープニングなどで良いと思った演出は、覚えておいて、とスキルに足していけます。

でね、名前と説明欄が先頭にあるのは、AIが何をする文書かを先に知るための入口なんですよね。中身より先に、入口。

書き手の都合より、読み手のAIの順番に合わせた並び。ここ、めちゃ大事な所です!

私の手元にも、AIに読ませる指示の書き方を測った記録があります。2026年9月25日の計測で、指示書にやわらかく書いた読む指示は、4回の試しではどれも読まれませんでした。強めて、必ず読む、と書いたあと、新しく始めたAI2本とも読みました。

私の記事より(スキルの作りすぎとは、AIに覚えさせる手順を増やしすぎて、動きが重くなり直す手間も増えること・AIに使い捨てで作らせて棚から参照させる、第3の道の節)

2026年9月25日の計測です。指示書に、書く前に SKILL.md を読む、とやわらかく書いた1行は、4回の試しではどれも読まれませんでした。書き始める前に必ず読み、読まずに書かないと強めたあと、新しく始めたAI2本とも読みました。

同じ中身でも、どこまで強く書くかでAIの動きが変わりました。AIに読ませる書き方という点で、先頭の名前と説明欄を整える話と並びます。

AIが入口で何をする物かを決めるなら、説明欄の書き方が、使われるかどうかを分けます。

だから説明欄は、中身の要約ではなく、いつ使うかの合図として書く。これが私の考えです。

リンクを渡されてPVを頼まれたら、という条件。あれは、まさに合図の書き方ですよね?

スキルの入口は、名前と説明欄に集まります。説明欄には、中身の要約より先に、いつ呼ぶかの合図を書く。そこから始めます。

06

自分でスキルを作る手順。公式のSkill Creatorと育て方

▲目次
図解 まず頼んでみて、直して壁打ちし、うまくいったらスキルにする、自作スキルの育て方。石段を上る苗木の水彩の絵
図解: 自作スキルの育て方
Codexの画面でSkill CreatorのSKILL.mdが開かれ、名前と説明が先頭に書かれている動画の画面
動画キャプチャ: Codexでスキル作成のスキルを開く場面(25:00頃)

人からもらったスキルを使うだけで、いいのでしょうか?動画の最後は、自分で作る側に回る話です。作り方の順番まで、画面で見せてくれます。

動画は、自分でもスキルを作りたい人は多いはず、という話から入ります。そういう時に使えるスキルを、公式が用意している、という説明です。

画面では、Codexで@に続けてスキルと打つと、一番上にスキルクリエイター(Skill Creator)が出ます。スキルを作るためのスキルで、中身も見られます。

その中身は、全部英文。OpenAIが作ったのに日本語で書いていない、という小ネタで、坂本さんと笑い合う場面もあります。

構成は、スキル名、SKILL.md、その下にagents、scripts、references、assets。公式がすでに用意している構成をそのまま踏襲するだけで、適切なスキルを作れる、という説明です。

作り方は、まず自分でやりたいことを、AIに指示してやってみるところから。例は、After EffectsをAIで自動操作すること。1回目はうまくいかず、修正を伝えて、壁打ちを重ねます。

河村さんは、うまくいったタイミングでそれをスキルにする、と話します。マニュアルと同じで、壁にぶつかって解決したら、マニュアルに入れておく、という考え方です。

河村さん(動画 25:34〜)

うまくいったタイミングでそれをスキルにするんですよ。マニュアルと一緒ですよ。なんか壁にぶつかった、それを解決した。じゃマニュアルに入れとこうみたいな。

積み重ねの先には、増えていく手元のマニュアル。同じ手順で作ると、AIに何を指示しても、再現性高く作ってくれる、という流れです。

締めは、自分で学ぶことへの呼びかけ。河村さんは、人からもらったスキルやプラグインだけで運用せず、自分で学んでスキルを作り、ノウハウと知識を貯めてほしい、と言います。

河村さん(動画 26:58〜)

人からもらったスキルとか人からもらったプラグインだけで運用していくんじゃなくて、ちゃんと自分で学んでスキルを作っていく

動画は、動画編集を進めて得た悩みを解決するためにスキルを作っていく、と続きます。編集作業以外も効率化してほしい、という言葉で締めくくられます。

いやー、動画の締めくくりは、手順を足していく育て方の話でした。作って終わりではなく、育てて増やす。

あ、そうだ、私の手元のやり取りを1つ。2026年9月28日、リール動画の作り方について、AIに、これをスキル化したい、あとブログ化して、と頼みました。続けて返したのが、今あるスキルと違うじゃん、バリエーションでもたせて、の一言です。

AIがしたのは、長尺から縦ショートを作る今あるスキルに、リール型を足すことでした。

私の記事より(MiniMax Codeがはみ出し文字を見逃す?ショート動画の量産で人が見る所・手順をスキルにして、2本目はスキルを呼ぶだけで同じ型で始まるの節)

続けて返したのが、今あるスキルと違うじゃん、バリエーションでもたせて、という一言。投稿先もインスタ追加する場合もあるよ、と書き添えています。AIがしたのは、新しいスキルを増やさず、今ある、長尺から縦ショートを作るスキルに、リール型を足すこと。

新しいスキルを増やさず、今あるスキルに足す。うまくいった手順を、既存のマニュアルに入れておく。動画の育て方と、同じ向きの話です。

手順を新しい紙に書き足すのか、今ある手順書に足すのか?ここが分かれ道です。

動画の育て方は、今あるマニュアルに、壁にぶつかった所を足していく形でした。

手順書が増えるほど、探す手間も増えます。だから、足す場所を決めておくことが、育てる側の仕事になります!

壁にぶつかって解決した所は、その場で今ある手順書に一行足す。スキルを育てる芯は、この一行にあります!

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. この動画は、どんな内容ですか。

A. AI動画編集のすゝめの河村風真さんが、Cut&SRTの裏側にあるスキルの中身と、自分でスキルを作る手順まで画面で見せた、29分55秒の動画です。

Q. スキルとは何ですか。

A. AIに渡す作業のマニュアルです。誰が頼んでも、どのセッションでも、同じような出来にできる、と動画では説明されています。

Q. Cut&SRTの裏側にあるスキルは、どう動きますか。

A. 発動すると、AIが質問して目的を聞き、必要な物を探し、計画書を作ります。そのうえで確認を受けてから作り出す流れです。

Q. SKILL.mdには何が書かれていますか。

A. 一番上に名前、その下に説明欄があります。続いて、使う道具、進め方、守るルール、質問の聞き方と構成、演出のパターンが並びます。

Q. 自分でスキルを作るには、どうしますか。

A. まずAIに指示してやってみて、壁打ちでうまくいったタイミングでスキルにします。構成は、公式のスキルクリエイターのものを踏襲します。

MATOME

まとめ。スキルは、うまくいった手順を書き溜めるマニュアル

▲目次

動画は、Cut&SRTの裏側から始まります。Premiere不要のフルAI編集、スキルは作業のマニュアルという考え方、YouTubeのリンクだけで作るPV風の動画、SKILL.mdの構成、自分でスキルを作る手順へと進みました。

私が持ち帰ったのは、スキルはうまくいった手順を書き溜めるマニュアルだということ。入口の名前と説明欄が、使われるかどうかを分けること。そして、壁にぶつかって解決した所を、今ある手順書に足して育てることです。

もらったスキルを使うだけでも、自分で作るだけでもありません。まず使ってみて、足りない所を自分の手順に足していく。この見方で、スキルと長く付き合っていけます!

いまの仕事で、毎回ぶれる作業は、どれでしょうか?

COLUMN

足した工程は、耳と実測で確かめて手順書に戻す

図解 もらったスキルを試し、足して自分の手順書に育てる流れ。ひろくんの水彩の似顔絵と、芽の出る手順書の絵
図解: もらったスキルを自分の手順書に育てる

もらった型を、自分で足して育てていく途中で、手元に何が起きるのか。私の記録を1本引きますね。

私の記事より(動画編集をAIで任せたあと、外注との付き合い方をどう変えるか・動画編集をAIで回すと、編集代は月90円になるの節)

2026年10月4日に、朝LIVEの章切り抜きの仕組みへ、音量をそろえる工程と、間を詰めて1.2倍にする工程を入れました。9月30日の朝LIVEの第6章は、176.9秒から125.8秒になりました。そろえ具合は、耳ではなく数値で検品する形にしました。聞き比べは、人の耳で私がして、これでオッケー、と答えました。間を詰める量は、見込みの約10秒に対して実際は26.3秒でした。見込みを、そろえた後の音で測っていたためです。

目が止まるのは、間を詰める量の見込みが約10秒だったのに、実際は26.3秒だった所。原因は、その見込みを、そろえた後の音で測っていたことでした。正直、このずれを見つけたのは耳ではなく、数字を測り直したことだったんですよね。

では、聞き比べでオッケーが出たら、足した工程はそれで仕上がりなんでしょうか? 聞いた感じが合っていても、見込みを先に数字で置き、実際の数字と並べてみない限り、ずれは見えてきません。ずれが出たら、なぜずれたのかを探して、その原因を手順書の中の該当する工程へ書き戻します。もらった型を育てるとは、私にとってはこの確かめと書き戻しの往復のこと。

手順書に戻した工程は、次からは私が抱え込まずに、AIが同じ確かめ方で回していく手順になります。委ねる前に確かめて、確かめたことを手順に残す。AIに委ねて、人は積み減らして生き直す、という私の原点の言葉は、この順番の先にあります!

LINK

関連記事

REF

参考リンク

今回紹介した動画

チャンネルAI動画編集のすゝめ / 河村風真
出演AI動画編集のすゝめ / 河村風真さん、聞き役の坂本さん
公開日2026年10月21日
長さ29分55秒(日本語)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=abKHokJ1zAA

🎁 無料プレゼント

Aiport(ClaudeCode AIエージェント実践会)

ClaudeCodeでAI秘書+分身AI+AIカンパニーが無料で作れるキット&解説動画をプレゼント!

▶ 無料で入会してキットを受け取る

🤖 AI生成コンテンツについて

この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。

この記事が気に入ったら、シェアをお願いします

この記事で学んだことを誰かに教えて恩送りして学びを深めよう!

XLINEはてブ

関連記事