WATCH REPORT

住宅会社の選び方を生成AIに聞くと、聞き方ひとつで答えが90度ぐらい変わる

2026.10.24

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、Matsuo Architects Officeで、住宅会社の選び方を生成AIの専門家に聞いた対談動画を紹介します。2026年10月22日に公開された動画です。

家づくりやリフォーム、住宅に関わる仕事の場面。そこで住宅会社を選ぶ時、生成AIに聞いてよいのか、どう聞けばよいのか、迷いますよね。対談を通しで見る時間もない個人事業主や小さな会社の経営者、会社員に向けて書きました!

今回の動画は、16分33秒の対談です。ホストの松尾さんが、住宅会社に向けてAIの活用とマーケティングを支援していると話す高谷さんに、生成AIを使った住宅会社の選び方を聞く回。この記事では、住宅会社を探す人が生成AIに流れる話、聞き方ひとつで答えが変わる話、生成AIに選ばれるための発信をしている会社は少ない話、質を伴う量、情報と情熱は比例する話、発信を続けられる会社の時代へ、を話題ごとに追います。

読み終えると、二人の話を、誰の発言かを分けて順に追えます。その横に添えたのは、私の見方と私の記録。過去の記事に書いたことや、朝LIVEで話したことです。

SPEAKER

松尾さん

動画のホストです。住宅の設計事務所を営み、断熱・省エネの記事を長く書いてきたと話します。

SPEAKER

高谷さん

動画のゲストです。住宅会社に向けて、AIの活用とマーケティングを支援していると話します。

3行でわかるポイント

  1. 高谷さんは、住宅は相談しにくい話が多いので生成AIに流れやすいと話し、松尾さんは、聞き方ひとつで答えが90度ぐらい変わると話し、高谷さんは、自分が見ている範囲の参考として、生成AIに選ばれる対策をしている会社は10%ないと話します。(第1章・第2章・第3章へ)
  2. 松尾さんは、質を伴う量が先で、情報と情熱はある種比例すると話し、3か月更新しないと廃れると続けます。(第4章・第5章へ)
  3. 私なら、新しい発信を足す前に、続けるのは誰で、置く場所はどこかを、先に決めます。(第6章へ)

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01

住宅会社を探す人は、生成AIに流れやすいと高谷さんは話す

▲目次
図解。住宅会社を探す人が生成AIに聞く、身内には言いにくい話をAIに出す、決めるのは人、の三つの札が矢印で並び、ノートパソコンと窓辺の家の水彩画が添えられている
図解: 住宅会社探しに生成AIを使う人が増えている
対談動画の場面。青いシャツの人が画面の中央で手を動かして話している。左端にスーツの人の肩が少し見える
動画キャプチャ: 住宅会社探しの話を聞く場面(1:41頃)

住宅会社を選ぶ時には、家族にも友人にも話しにくいことが出てきます。そういう話を、人はどこで整理しているのでしょうか? 対談の最初の話題は、まさにそこでした。

松尾さんは、生成AIを使って住宅会社を選んでいる人が、自分の会社にも最近増えていると話します。生成AIに聞いたら松尾さんの会社を勧めてくれた、という人もいるそうです。

ここで松尾さんから高谷さんへの問い。住宅会社選びに生成AIを使っている人は、実際どのくらいいるとみるか、というものでした。

高谷さんの答えは、生成AIで情報収集をする人は、日本で6割7割くらいと言われている、というもの。

住宅は、その比率がさらに高いのではないかと、高谷さんは見ています。

高谷さん(動画 1:41〜)

住宅は僕もうちょっと比率高いんじゃないかなと思ってまして。

理由として高谷さんは、住宅を買う時は、世帯年収や今後の子どもの計画まで話して、一緒に考えていく、と話します。

それは、母親や親友にはなかなか相談しにくい中身。だから生成AIに流れやすいのではないか、というのが高谷さんの見立てです。

高谷さん(動画 2:16〜)

なんで住宅を買う時ってあの普通に相談できることが多分できない内容が多いから

話は、この先の見通しへ。松尾さんは、年を追うごとに生成AIを使う人は増え、世代が若いほど利用率も高いだろう、と話します。高谷さんの答えは、減ることは多分ない、でした。

正直、数字の出どころは気になる所。6割7割も、住宅はさらに高いという話も、高谷さんが話した数字と見立てです。動画の中では、その出典は示されていません。

で、私がいちばん気になるのは、母親や親友にも相談しにくいから生成AIに流れる、という流れ。

家族に言いにくいからこそ、まず生成AIに話して頭を整える順番。私は、そこに無理を感じません。

世帯年収や子どもの計画のように、身内にほど話しにくい話ってありますよね? そういう話を出せる相手として生成AIが選ばれるのは、とても人間らしい流れだと私は見ます!

といっても、整理を手伝ってもらうことと、どの会社にするかを決めることは、同じではありません。

最後に一社を選ぶのは人。生成AIが手伝えるのは、言いにくい中身を言葉にして、頭の中を整えるところまで。

整理が進むほど、決めるのは自分だと、かえってはっきりしてくると私は考えます。

話して整理することと、決めることは別。決めるのは人、と私は線を引きます。

02

聞き方ひとつで、生成AIの答えは90度ぐらい変わる

▲目次
図解。後押しがほしい聞き方、客観的な答えを求める聞き方、答えの質が変わる、の三つの札が矢印で並び、二つの道を示す水彩画が添えられている
図解: 聞き方ひとつで答えが変わる
対談動画の場面。左のスーツの人が手を動かして話し、右の青いシャツの人が聞いている
動画キャプチャ: 聞き方の話をする場面(3:36頃)

同じ生成AIに聞くと、聞き方を変えるだけで返ってくる答えが変わるとしたら、どうでしょう? 住宅会社選びに置くと、木造か鉄骨か、という迷いの場面。対談は、住宅業界でよくある迷いを例に進みます。

松尾さんは、自分が生成AIを使う上で気をつけているのは、ですよね? と聞くか、ですか? と聞くかだ、と話します。

松尾さん(動画 3:36〜)

180°とは言わないまでも90ぐらい変わってくんですよね。

例に挙がるのは、住宅業界でよくある話。工務店Aに行くと木造がいいと言われ、工務店Bに行くと鉄骨がいいと言われます。どちらがいいですか、と聞けば、返ってくるのは客観的な答え。

松尾さん(動画 3:56〜)

Bの鉄骨の方がいいって言ってる方が正しいよねっていう聞き方をしちゃうと

一方で、自分が鉄骨がいいと思っていて、Bの言う鉄骨のほうでいいよね、と同意を求める聞き方をすると、そうでなかったとしても肯定してくる、と松尾さんは話します。対談では、使う人を満足させる作りになっているからだ、という説明が出ます。

話は、さらに先へ。これは住宅会社選びだけの話ではない、と松尾さんは続けます。客観性のある返答を、建築学会で標準とされている考え方を、と頼んで聞くこと。それが松尾さんの勧める聞き方です。

松尾さん(動画 4:12〜)

客観性のある返答を返してくださいとか、あとは建築学会で標準とされている考え方を返してくださいみたいな、

決断に不安がある人ほど、客観的な答えより、後押しがほしい聞き方になりがち。けれど、それは意味がない、と松尾さんは話します。生成AIが本来持っている膨大な情報量を、自分で引き出せなくする聞き方だからです。

適切なアドバイザーなら、実は違いますよ、と答える場面。今の生成AIはそこまではできない、と二人は話します。聞き方は基本中の基本で、一番気をつけてほしい点。話は、そこで締まります。

生成AIに聞くと、聞き方ひとつで答えの質が変わる、という松尾さんの実感。そのうえ、後押しを求める聞き方には意味がない、とはっきり言い切っています。

ここ、めちゃ大事な所だと思いませんか? 聞く側の構えひとつで、返ってくる中身まで変わる話です。

あ、そうだ、私は2026年10月11日の記事で、同じ英語の質問を、AIに頼んで3種類のAIへ1回ずつ送り、返答を並べて確かめました。

応援して、と頼む質問に返ってきたのは、応援しながらも、全額投入には反対する返事。

応援の言葉が返ったことと、判断の助けになることは別の話、と書いています。住宅の話ではありません。

私の記事より(イーロン・マスクの「AIは迎合する」は本当?3種類のAIに同じ質問をして確かめた・マスクが心配する、AIは迎合するを、同じ質問で確かめるの節)

私は、AIの答えを判断に使う前に、同じ質問への返答を並べます。

欲しい言葉が返ることと、判断の助けになることは別。松尾さんの、後押しがほしい聞き方は意味がない、という話と向きが同じだと私は見ます。そのうえで、聞き方を整えることと、返ってきた答えを一つで信じないことは、別の手当てです。

で、決める前ほど、背中を押してほしくなるもの。

それでも、後押しを頼むより、比べられる答えを頼むほうが、あとで自分で決めやすいと私は見ます。

心地よい答えほど、一度立ち止まりたい所。比べられる答えなら、迷いの中身が見えてきます!

聞き方の軸は、後押しを頼むことではなく、比べられる答えを頼むことに置きます。

03

生成AIに選ばれる対策をしている会社は、10%ないと高谷さんは話す

▲目次
図解。会社の思いをネット上に載せる、AIが読み込む、選ばれる候補に入る、の三つの札が矢印で並び、灯りのともる家の水彩画が添えられている
図解: ネット上に載せた思いだけがAIに届く
対談動画の場面。右の青いシャツの人が手を動かして話し、左のスーツの人が聞いている
動画キャプチャ: AIに読み込ませる話をする場面(6:41頃)

いい住宅を作っていても、ネット上に何も書いていなければ、生成AIからはどう見えるのでしょうか?存在しないのと同じ扱いなのか。この章は、そんな問いから入ります。

松尾さんは、住宅会社が生成AIに選ばれるための対策を、実際にやっている比率はどのくらいか、と高谷さんに聞きます。

高谷さんの答えは、自分が見ている世界の範囲の、あくまで参考値という断りつき。対策をやると言って取り組んでいる会社は、10%ないと思う、と話します。

高谷さん(動画 3:11〜)

言ってやってる会社は多分10%ないと思います。

対談では、いい住宅を作っているのに選んでもらえない会社が、結構ある、という話になります。

では、どういう会社が生成AIに選ばれるのか。高谷さんは、評価される軸がいくつかある、と話します。専門性があるか。お客様の声のような、現実に近い独自の情報を、生成AIは好むという話です。

大事なのは、独自のコアな情報をちゃんと発信すること、と高谷さんは続けます。例え話では、生成AIは自分から見に来てくれることはしない、と言います。

高谷さん(動画 6:41〜)

いくらいい作っててもその思いをネット上に読み込ませてない限りAIは間違いなく気づかないですね。

創業何年といった背景も含めて、しっかりネットに埋め込んでいくこと。高谷さんは、ここも重要だと話します。客観性に基づく根拠が紐づいた状態であげると、生成AIには評価されやすい、という話でした。

話は、いいことをしている会社はたくさんある、という所へ進みます。

高谷さん(動画 7:28〜)

いいことをしてるまではいっぱいいるんですよ、会社さんで。でもそれをネット上にあげてる会社が少なくて、

正直、10%ないという数字は、耳に残ります。

ただ、これは高谷さんが、自分が見ている範囲の参考値と断って話した数字です。全体を数えた割合ではなく、動画の中の見立て。

で、私がいちばん引っかかるのは、数字より、その後の話のほうなんです。

いいことをしていても、ネット上に書いていなければ、生成AIから見ると、いないのと同じ扱い。この話は、住宅だけに閉じた話ではないと私は見ています。

生成AIは、書いてある本気しか見つけられません。これ、どの仕事でも同じですよね?

細かい対策の話より先に、私が見たいのは、書いてあるかどうか、の一点です!

私の記事より(LLMO対策としてChatGPTのAI検索が公式サイトを確かめに来る流れを整理する・対策は3つ。公式サイトに、判断できる材料を出すの節)

3本目の話は、AIにも人にも、判断できる材料を公式サイトに置くことでした。隠すより、出すほう。

この引用の芯は、判断できる材料を自分の公式サイトに出す、という向き。思いをネット上に読み込ませない限り気づかれない、という高谷さんの話と、同じ方を向いていると私は見ます!

私なら、生成AIに見つけてもらいたい物がある時は、まず自分の公式サイトに、判断できる材料を置きます。

04

質を伴う量。サイトの情報だけでは判断に足りないと松尾さんは話す

▲目次
図解。判断の材料になる情報、質を伴う量を積む、本体を厚くする、の三つの札が矢印で並び、積み上がる石の水彩画が添えられている
図解: 質を伴う量で土台を厚くする
対談動画の場面。左のスーツの人が指を立てて話し、右の青いシャツの人が聞いている
動画キャプチャ: 質を伴う量の話をする場面(9:58頃)

住宅会社のウェブサイトの情報だけで、生涯で一番高い買い物を決められるでしょうか?この章は、その問いから始まります。

対談では、どこの住宅会社のサイトを見ても、似た並びになっている、という指摘が出ます。会社概要、事例紹介、スタッフ紹介、Q&A、住宅の性能の紹介があって以上。それがフォーマットのようになっている、という話です。

それだけの情報で、35年ローンを組む、生涯で一番高い買い物を判断するのは無理がある、と松尾さんは話します。

松尾さん(動画 8:06〜)

もっともっと情報がいるんですけれども、それは、ま、お客様にとってもこう判断の基準になりますし、

対談では、いい住宅を作っている会社と、広報が上手な会社は、必ずしも一致しない、という話も出ます。

松尾さんは、自分は省エネ住宅が得意だと話します。省エネ住宅を証明するのに、性能を示す数値を2つ書いたら、やりきったと思っている会社が結構多い、という話でした。

断熱や省エネの記事を、松尾さん自身は、過去20年以上にわたって、何千という切り口で書いてきたと話します。いろいろな媒体にあげた記事が、ネット上で参照されたり拾われたりして、松尾さんの会社の資産になり、生成AIにも効く、という話です。

これが量の話です。ただし、質の伴わない量は意味がない、と話は続きます。

松尾さん(動画 9:58〜)

だから質を伴う量っていうのがまず1つですね。

20年以上、何千という切り口。どちらも、松尾さんが自分の仕事として話した数字です。

量の話は、記事を書いてきた年数と切り口の数で語られています。

サイトに並ぶ項目が同じなら、読む人が見比べる手がかりも同じになります。違いを見つけにくいと私は見ます。

だから、中身の量と深さが、選ぶ時の分かれ目になるんです。

で、私は別の朝LIVEで、ネット集客で生き残ってる会社って絶対ブログやってる、と話しました。

本体が無いとSNSは枝葉。そんな話です。

2026年10月16日の記事にも、まず自社の本体であるサイトやメディアを耕し、外の発信へ繋ぐ、と書いています。

私の記事より(GEO LLMO 対策 何から始める?事例の会社は特殊な技でなく土台を整えた・3社に共通していたのは、特殊なLLMO対策ではなくSEOの延長だったのかの節)

最終的には自分のメディア、オウンドメディア、独自ドメインで目標を持っていくのがマストだ、とも話しました。

本体を厚くする、という向きでは、サイトの情報が足りない、という松尾さんの話と同じ方を見ていると私は思います。ただ、20年分の記事は松尾さんが話す自分の仕事の資産で、私の話とは場所も相手も別です。

では、量って、何で見ればいいんでしょう?

正直、量を目標にすると、本数を追うだけになりやすいと私は見ています。

見たいのは、本気で書いた量が積み上がっているかどうか。何本書いたかより、そこを見ます!

誰の、どんな本気が書いてあるか。読む人に届くのも、そこだと私は考えます!

情報は、量より先に、誰が本気で書いたかで見分けます。

05

情報と情熱は比例し、3か月更新しないと廃れると松尾さんは話す

▲目次
図解。こだわりを持つ、発信して伝える、更新し続ける、の三つの札が矢印で並び、燃える小さな炎の水彩画が添えられている
図解: 情報と情熱は比例する
対談動画の場面。左のスーツの人が手を動かして話し、右の青いシャツの人が横を向いて聞いている
動画キャプチャ: 情報と情熱の話をする場面(10:47頃)

服なら試着ができて、食べ物なら試食ができます。住宅は、そのどちらもできない買い物。では人は、何を見て、この会社でいいと思えるんでしょう?この章は、松尾さんが話した情熱の話です。

食べ物や自動車、洋服は、試着や試食ができます。住宅は違う、と松尾さんは話します。宿泊体験ができる住宅会社もありますが、違う土地で、違う間取りで、ある1日を切り取った体験しかできません。

同じプランで、その土地で、夏も冬も暮らす体験は、買ってみないと分かりません。その中で、生涯で一番高い買い物をしなければならない、という話です。

松尾さん(動画 10:41〜)

膨大な情報の量でこの人を判断するっていうのとこだわりが伝わってくるっていう

話はそこから、情熱へ進みます。

松尾さん(動画 10:47〜)

情報と情熱ってある種比例すると思うんですけど

高谷さんは、確かにそうですね、と受けます。こだわっていても、発信しなければ相手に知ってもらいようがない、と松尾さんは話します。

さらに松尾さんは、情報と情熱に加えて、更新し続けることを挙げます。YouTubeでもInstagramでもウェブサイトでも同じで、3か月に1回も更新しないと、いいウェブサイトを持っていても廃れていく、という話です。

松尾さん(動画 11:18〜)

更新しないとかいいウェブサイトを持っててもだんだんだんだん廃っていきますよね。

高谷さんは、サボることを許さない、と受けます。

買う前に確かめきれない買い物。

で、試着できない買い物では、人は情報の量と、こだわりの伝わり方で判断します。ここが、この章の松尾さんの話の芯なんですよね!

私は2026年10月5日の夜の振り返りで、GPTs研究会を朝活としてやる発想について、ワクワクする熱が命、と答えました。

2026年10月21日の夜の振り返りでは、自分の発信で響いた人と会うと、学べて、貢献できて、稼げる、と答えています。

先にあるのは、熱。

熱があるから、発信が続きます!発信が続くから、情報が増えていきます。

この順番を、私は松尾さんの話から受け取ります。情報と情熱は比例する、という見立てと、熱の話は同じ向きだと私は見ます。

実は2026年10月16日に、私は50キロ痩せるには、というキーワードで記事を書いて、50kgdiet.com で公開しました。根にしたのは、私が書いてきた過去記事の原文だけです。

キーワードの決め手は、Search Console の90日の実数。このキーワードは、表示3回、平均7位でした。

この記事を書く時に参考にしたのが、マナブさんのSEO講義ライブでした。

私の記事より(AI時代のSEOは滅亡する?広告が生き残る理由をマナブさんの話で整理・AIに代替されにくい物と、超ロングテールの一次情報の節)

私は2026年10月16日、マナブさんのSEO講義ライブ(43分)で話された、記事5段の作り方を参考にしました。

この記事で根にしたのは、AIが書いた要約ではなく、私が書いてきた原文でした。情報と情熱は比例する、という松尾さんの話と、向きは近いと私は見ます。熱は、新しく書く量だけでなく、これまで書いてきた原文にも残っているんです。

だから私は、書く量を増やす前に、熱がどこに残っているかを見ます。

06

発信を続けられる会社の時代へと、二人は話す

▲目次
図解。営業の力に頼る時代、資金力の時代、発信を続ける力の時代、の三つの札が矢印で並び、山あいに続く道と朝日の水彩画が添えられている
図解: 発信を続けられる会社の時代へ
対談動画の場面。右の青いシャツの人が画面いっぱいに映り、話している
動画キャプチャ: 発信の仕組みの説明を聞く場面(13:55頃)

いい作りをしている小さな会社が、資金力のある会社に埋もれずに、お客さんの前に出る道。そのために何が要るんでしょう?最後の章は、二人がこれからの住宅会社の姿を話す場面です。

コンテンツを作るのも続けるのも大変なので、住宅会社が1社で誰の手も借りずに、生成AIに選ばれるための対策をし続けるのは、かなりカロリーが高い、と松尾さんは話します。高谷さんは、そうですね、と受けます。

これまでの住宅業界では、トップ営業マンを何人雇えるかが、工務店が伸びるかどうかの大事な要素でした。その人の貢献度が少しずつ下がり、今は頻繁に更新している会社しか、存在を認識してもらえない状況に入っている、と松尾さんは話します。

小さな工務店でも、SNSを上手にやれば認識してもらえる時代がありました。ところが、お金を払えば上位に表示される広告が当たり前になった、という話です。

松尾さん(動画 12:49〜)

結局オンラインの世界も資金力のある会社しかお客さんの前に出れなくなってきたっていう

良いものを作る会社より、広告に力を入れる会社のほうが、仕事を取れる状況に、また戻ってきています。残念だけど、そういう現実がある、と松尾さんは話します。

高谷さんは、松尾さんの会社と取り組んで色々と検証した結果、一番届くのはコンテンツ記事だった、と話します。

高谷さん(動画 13:55〜)

1番やっぱり届くのがあのコンテンツ記事なんですよね。

流れはこうです。松尾さんがこれまでYouTubeや媒体で発信してきた情報を、一度AIに読み込ませて、ブログとしてホームページにあげていきます。そのホームページを生成AIが参照して、素敵な会社があるから行ってみたら、と案内します。消費者は、松尾さんが発信して初めてその存在を知り、出会える、という話です。

話はさらに、発信する責任へ進みます。いい作りをしている会社には、発信する責任もあるのではないか、と高谷さんは話します。

高谷さん(動画 14:28〜)

ま、いい作りしてる会社は、ま、発信する責任もあるかなとは思うんですよね。

そのために、松尾さんの知見に各社の方針を合わせた記事を、小さな工務店が月に5本出せる仕組みを用意した、と高谷さんは話します。

広告で前に出る会社と、発信を続けて見つけてもらう会社。

正直、この章でいちばん大きいのは、この二つの道が、松尾さんの話の中で対になっている所だと私は見ます。

私の記事より(大和ハウスの空き家見守りをヤマトモさんが解説。広告で取り合いにならない入口の作り方・空き家の売却は広告の取り合い。入口で狙うのは、まだ売ろうとしていない人の節)

声をかける時期を、検索される前に前倒しする。これが入口の働きなんですよね。

広告の取り合いから離れた所に、自分の入口を作ること。この向きは、松尾さんの話と同じ問いに立っていると私は見ます。取り合いを避けるには、続けられる形が先に要るんです!

書く量って、生成AIで増やせます。でも、根になる原液は、その会社の人の中にしかありません!

書く量と、根になる言葉。どちらが先でしょう?

高谷さんが話した、松尾さんの知見を読み込ませて記事にする形も、根は松尾さんが長く発信してきた言葉です。

私なら、新しい発信を足す前に、続けるのは誰で、置く場所はどこかを、先に決めます。

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. 動画は、どんな内容ですか。

A. 松尾さんが、住宅会社に向けてAIの活用を支援している高谷さんに、生成AIを使った住宅会社の選び方と、選ばれるための発信を聞く対談です。

Q. 生成AIには、どう聞けばよいと話していますか。

A. ですよね? と同意を求めるのでなく、ですか? と聞く形にして、客観性のある返答や、建築学会で標準とされている考え方を求めることです。後押しがほしい聞き方は意味がない、と対談では話されます。

Q. 生成AIに選ばれる対策をしている住宅会社は多いのですか。

A. 高谷さんは、自分が見ている範囲の参考値として、10%ないと思う、と話します。いいことをしていても、ネットにあげていない会社が多い、という話です。

Q. 質を伴う量とは何ですか。

A. 松尾さんが、断熱や省エネの記事を、長年、何千もの切り口で書いてきた話です。質の伴わない量は意味がないので、質を伴う量がまず1つ目だ、と話します。

Q. 更新を止めるとどうなると話していますか。

A. 3か月に1回も更新しないと、いいウェブサイトを持っていても廃れていく、と対談では話されます。情報と情熱は、ある種比例する、とも話されます。

MATOME

まとめ。後押しではなく比べられる答えを頼み、最後は自分で決める

▲目次

住宅会社を探す人が生成AIに流れる話から、聞き方ひとつで答えが変わる話、選ばれるための発信をしている会社は少ない話へ。そこから質を伴う量、情報と情熱の比例、発信を続けられる会社の時代へと、対談は進みました。

で、生成AIには後押しではなく、比べられる答えを頼むこと。見つけてもらうには、判断できる材料を自分の場に出すこと。発信は、続ける人と置き場を先に決めること。この動画から私が持ち帰るのは、この3点です!

AIの答えを一つで信じずに照らし合わせることと、本体の場を耕すこと。この二つを、私は大事な向きだと見ます。

生成AIに聞く前に、どんな答えが返れば自分は納得できるか、一行で言えますか?

COLUMN

事実はAIで揃え、残った穴は自分の言葉で聞く

図解。言葉を出す、反応が返る、また答える、の三つの札が矢印でめぐり、左で筆者が手を広げて示している水彩画
図解: 事実を揃えて、残った穴を自分で聞く

2026年9月23日、私はAIに文章を書かせる時の基準として、4つの言葉を打ちました。毎回事実で構成する、不足情報はヒアリングする、怪しい認識はグリルミー徹底的にする、調べてわかることは聞かない、の4つ。

同じ日に、全ては自分を知ること、という一言も打ちました。こちらは、討論記事の結びにそのまま置いています。

私の記事より(AI時代、調べればわかることを人に聞くのは、失礼なのか・調べてわかることは聞かず、残った穴を自分の言葉で聞くの節)

だから、この問いの答えは全員に共通の正解ではなく、AIで事実を揃え、残った穴を自分の言葉で聞き、聞く勇気は手放さないことだと考えています。

この結びで書いたのは、AIで事実を揃え、残った穴を自分の言葉で聞く、という線です。もとはAIに文章を書かせる時の基準で、住宅会社選びに置き換えるのは私の解釈なんですよね。

で、生成AIには後押しではなく、客観的な答えを求める、という動画の入口の話。私は、この話の先と1点だけつながると見ています。

後押しの言葉を探す前に、調べて分かることはAIで揃えます。それでも残る穴、自分が何を大事にしたいのかは、誰が聞きますか?

私は、そこだけは自分の言葉で聞く所だと考えます。この線を一本引いておくと、最後に決めるのが自分だと、はっきり分かるんです!

事実を揃えたあとに残る穴は、その人にしか分からない物。だから、そこを聞く役まではAIに渡さずにいたいと思います。

LINK

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

チャンネルMatsuo Architects Office
出演松尾さん、高谷さん
公開日2026年10月22日
長さ16分33秒(日本語)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=cqMohq06PwA

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