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GitHub週間ランキングTOP10(2026年10月第4週)は、複数のAIエージェントを同時に動かす道具が上位でした

2026.10.25

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。

今回は、GitHub公式のTrending(週間)から、今週スターを多く集めた10本を紹介します。スターは、GitHubの「いいね」にあたる印です。毎週出しているシリーズの3本目になります。

今週の上位には、複数のAIエージェントを並べる道具、記憶をつなぐ道具、別の役に確かめさせる道具が並びました。英語のREADMEを読まなくても、自分の仕事に関係あるかが分かるように書きます。

GitHub週間ランキング10月第4週のTOP10を、並べる・記憶する・確かめる・勝手に変えさせないの流れに分けた全体図

テーマは「道具を足す前に、足す理由と、毎日自分が触るかを先に決める」。

3行でわかるポイント

  1. REAが2週続けて1位。増え方は先週の約3分の1でした(1位へ)
  2. 並べる・記憶をつなぐ・確かめる道具が上位に並んだ。Orca・ai-memory・Ruflo・security-audit-skillです(今週の流れへ)
  3. 10本のうち3本は、私の環境にもう入っていた。HyperFrames・Ruflo・Claude公式プラグイン集です(コラムへ)

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01

GitHub週間ランキング10月第4週のTOP10一覧。REAが2週続けて1位、新顔は6本

▲目次
今週増えたスターを横棒で並べた図。1位REAが2週続けて1位

まずは10本を一度に見てください。「今週のスター」は、この1週間で増えた数です。

順位名前今週のスター何をする物か
1morluto/rea+78,562AIエージェントに、アプリやプログラムの中身を調べさせる(リバースエンジニアリング)ためのMCP
2cloudflare/security-audit-skill+12,680AIエージェントを、プログラムの弱い所(脆弱性)を探す監査役にするスキル(Cloudflare製)
3stablyai/orca+9,828Claude Code・Codexなど複数のAIエージェントを、作業場所を分けて並べて動かし、1か所で見る道具
4Graphify-Labs/graphify+6,868プログラムや資料を「つながりの地図(ナレッジグラフ)」にして、AIがファイルを読み直さずに問い合わせられるようにする道具
5anomalyco/opencode+6,857オープンソースのAIコーディングエージェント(ターミナルとデスクトップアプリ)
6heygen-com/hyperframes+5,633HTMLで書いた画面を、毎回同じ結果のMP4動画にする枠組み(HeyGen製)
7Comfy-Org/ComfyUI+4,648部品(ノード)をつないで、画像・動画・音・3Dを作る生成AIの作業台
8akitaonrails/ai-memory+3,541Claude Code・Codexなど別々のAIエージェントの間で、作業の記憶と引き継ぎを共有する道具
9ruvnet/ruflo+3,241Claude Code・Codexの周りに、エージェントの組・記憶・見張りを足す「ハーネス」(旧名 Claude Flow)
10anthropics/claude-plugins-official+3,232Anthropicが管理する、Claude Code公式のプラグイン集

並べ方: GitHub公式 Trending(週間)を2026年10月25日10時9分(日本時間)に取得し、載った15件を「今週増えたスター」の多い順に並べて、上位10件を採りました。累計のスターとライセンスは、同じ日の10時10分にGitHubのAPIで取りました。

先週との違いです。1位のREAは、先週に続いて2週続けて1位。

HyperFramesは先週7位から6位へ上がりました。先々週の5位から数えて、3週続けてTOP10です。Claude公式プラグイン集は9位から10位で、2週続けてTOP10に入りました。

Rufloは、先週はTrending 14件中13番目で、TOP10の外でした。それが今週は9位です。

残りの6本は、今週の新顔です。security-audit-skill・Orca・Graphify・OpenCode・ComfyUI・ai-memoryの6本です。

先週の10本のうち7本は、今週のTrendingに名前がありません。VoiceStudio・ArtCraft・AnyPS5・Diagram Design・Ghidra・ai-job-search・scientific-agent-skillsです。

下の方は接戦でした! 8位から10位は3,000台で並び、9位と10位の差はたった9スターです。

あ、ちなみに11位以下も挙げておきます。CLI-Anything(+3,069)、knowledge-work-plugins(+2,631)、cursor/plugins(+1,729)、vllm(+1,371)、android/skills(+1,317)。cursor/pluginsは先々週10位、先週14番目、今週13番目でした。

並べてみると、10本中9本がAIエージェントのまわりの道具です。例外は7位のComfyUIだけでした。

参考動画: 同じ週のランキングを紹介したTikTok(@aipro_match_com「GitHub週間ランキング 10位→6位|10月第4週」・順位は投稿者の数え方です)

@aipro_match_com GitHub週間ランキング 10位→6位|10月第4週
02

1位 REA。2週続けて1位の、AIにプログラムの中身を調べさせるMCP

▲目次
1位REAが、AIエージェントにプログラムの中身を調べさせ、分かった事と分からなかった事を分けて返す図

1位はREA(Reverse Engineer Anything)です。今週+78,562、累計378,833。ライセンスはMITで、先週の記事にも書いた通り、作られたのは2026年4月14日です。先週も1位だったので、2週続けて1位になりました!

ただ、増え方は変わりました。先週は1週間で+229,268。今週は+78,562なので、先週の約3分の1です。

といっても、2位のsecurity-audit-skill(+12,680)と比べると、6倍を超えています。1位の座は、まだ揺らいでいません。

REAは、AIエージェントに、アプリやプログラムの中身を調べさせるためのMCPです。リバースエンジニアリングは、出来上がったプログラムから、中身や仕組みを調べ直すことです。MCPは、AIエージェントに外の道具をつなぐための、共通の差し込み口です。

“See a feature you like. Understand how it works, down to the binary level.”

気に入った機能を見つけたら、その仕組みを、プログラム本体の深さまで理解する。READMEの冒頭にある一文です。

頼み方の例も載っています。メモアプリの検索の仕組みを調べて、根拠を見せて、自分のプロジェクトに似た機能を作って、という頼み方です。ソースコードが無いアプリでも、調べる・説明する・根拠を見せる・作る、までをエージェントに頼めます。

調べる相手は、ネイティブのプログラム、JavaScriptやElectronのアプリ、.NET、Webサイトです。ネイティブの解析には、既存のHopper・Ghidra・IDAを使えます。解析は手元のパソコンで動き(Analysis runs locally)、結論ごとに根拠と限界がつきます。

先週の記事で、私はこの「根拠と限界」の所をこう書きました。

GitHub週間ランキングTOP10(2026年10月第3週)「1位 REA」の節より

AIに推測で埋めさせない。分かった事と、分からなかった事を分けて返す。

今週のREADMEでも、この形は同じでした。結論ごとに根拠と限界がつく。限界とは、分からなかった所のことです。

分かった事と分からなかった事が分かれて返ってくるから、使う側が次の手を決められます。中身を調べる道具だからこそ、推測で埋めない返し方が効いてきます。

入れる時の作りも慎重です。入れる前に、何が変わるかの一覧を見せ、承認してから入れます。既にある設定は、控えを取ってから書き換えます。

READMEには、入手先の注意もありました。公式は morluto/rea・rea.tools・npmの rea-agents だけ。似た名前のリポジトリや、写したREADMEは、公式の証明にならない、とあります。READMEがわざわざ書くくらい、入手先を確かめることが、入れる前の最初の一手になっています。

作者の@morlutoさんは10月21日に、次のv6.8でREAをずっと頑丈にする、とXに投稿していました。エージェントが使いやすく、調整でき、人の手なしに自分で立て直せることに力を入れる、という内容です。更新が速いので、READMEは最新の版に保つよう勧めています。

使ってよい範囲 先週の記事と同じDISCLAIMER.mdに、責任ある使い方が書かれています。対象は、自分が持っているソフトか、調べる許可があるソフトだけです。割れ・盗んだ鍵・ライセンスの回避は認めない、とはっきり書いてあります。

参考: morluto/rea のGitHubページ(2026年10月25日撮影)

morluto/rea のGitHubリポジトリのページ(2026年10月25日撮影)

Xでの投稿: @morluto(10月21日の投稿・投稿者の意見です)

03

2位 security-audit-skill。見つけた役と確かめる役を必ず分ける、Cloudflareの監査スキル

▲目次
2位security-audit-skillの、見つけた役と確かめる役を必ず分けて監査する流れの図

2位はsecurity-audit-skillです。Cloudflareが公開しています。今週+12,680、累計44,586。作られたのは2026年6月18日で、ライセンスはMITです。先週のTOP10には無い、今週の新顔です。

“A coding-agent skill for multi-phase security audits with independently verified, machine-readable findings.”

何段にも分けて安全の監査をする、コーディングエージェント向けのスキル。見つけた物は独立に確かめられ、機械が読める形で残る、という一言です。スキルは、AIに渡す手順書と道具をひとまとめにした物です。脆弱性は、プログラムの弱い所のことです。

実はこのスキル、Cloudflareが自社の脆弱性を見つける仕組みを育てる元になった物です。その仕組みは会社全体の多段のシステムに育ちました。このスキルは、1つのリポジトリ向けの出発点として公開されています。

段階は6つです。

  1. 下調べ。構成・信頼の境目・入力の口を architecture.md と coverage-ledger.json に書く
  2. 担当を分けて探す。互いに切り離した探し役に割り当て、漏れは批評役が探す
  3. 候補の検証。候補ごとに、新しい検証役が「それは違う」と崩しにかかる
  4. 結果を構造化。confirmed=確定、needs_validation=未確定、rejected=崩れた、の3つに分けて findings.json に書く
  5. 記録の独立検証。新しいエージェントが、最終の主張を確かめ直す
  6. 報告。REPORT.md などにまとめる

設計の原則に、こんな一文があります。

“The agent that checks a finding is never the agent that found it.”

見つけた役と確かめる役は、必ず別にする。重さは影響で決める。そして、複数回回すと見つかる数が増える、とも書いています。

Cloudflareの試験では、1回で見つかったのは、くり返し回した合計の約半分だったそうです! 1回で済ませると、半分を見落とす計算になります。

先週の記事で、公式プラグイン集の中のclaude-securityを紹介した時、私はこう書きました。

GitHub週間ランキングTOP10(2026年10月第3週)「9位 claude-plugins-official」の節より

私が面白いと思ったのは、疑う役がいることです。

今週の2位にも、疑う役がいます。しかも、段ごとに入れ替わります。見つけた役とは別の役が崩しにかかり、残った物を、さらに新しいエージェントが確かめ直す作りです!

私もAGI Cockpitで、同じ向きの線を引いています。公開・納品する物は、作ったAIとは別の系統のAIに確かめさせています。見つけた役と確かめる役を分ける、という原則は、私の運用と同じ方を向いています。

@jurbedさんは10月21日に、このスキルを強く勧める、とXに投稿していました。別のモデルで監査した物にも使うと、ずっと多くを見つける。どのエージェントの道具でも動き、モデルを選ばない、という内容です。

ただし、条件もあります。ツールを使えて、子エージェントを並べて動かせるモデルが要ります。対象のコードを動かす時は、外のネットにつながらず、書ける場所を限ったOSの隔離環境が必要です。無ければ、対象のコードは動かさずに「未確定」のまま残します。

使い方は、監査したいコードの場所で、エージェントに「security audit this codebase」と頼みます。AIが作った物を確かめる考え方は、npakaさんの解説を紹介した記事にもまとめました(確認の記事)。サーバーの安全チェックの話は、Claude SEO 2.5の記事に書いています。

入れ方(READMEより): npx skills add https://github.com/cloudflare/security-audit-skill --skill security-audit

参考: cloudflare/security-audit-skill のGitHubページ(2026年10月25日撮影)

cloudflare/security-audit-skill のGitHubリポジトリのページ(2026年10月25日撮影)

Xでの投稿: @jurbed(10月21日の投稿・投稿者の意見です)

04

3位 Orca。複数のAIエージェントを、作業場所を分けて並べて動かす

▲目次
3位Orcaが、1つの頼みを5つのエージェントに配り、別々の作業場所で並べて動かし、1か所で比べる図

3位はOrcaです。stablyaiが作っています。今週+9,828、累計104,972。作られたのは2026年3月17日で、ライセンスはMITです。今週の新顔です。

“The AI Orchestrator for 100x builders.”

READMEの見出しの一文です。オーケストレーターは、何人もの演奏者をまとめる指揮者のことです。Codex・Claude Code・OpenCodeなどを横に並べ、それぞれ別の作業場所で動かし、1か所で見ます。

作業場所の分け方は、git worktreeです。worktreeは、同じリポジトリを、別々の作業場所に分けて開く仕組みです。エージェントごとに作業場所が分かれるので、同じファイルを取り合わずに動かせます。

機能を並べます。

  • 1つの頼みを5つのエージェントに配り、それぞれ別のworktreeで動かして、結果を比べ、良い方を取り込む
  • AIが直した差分の行に、コメントを書いて返す
  • Claude・Codexの使用量と上限のリセットを表示し、アカウントを切り替える
  • スマホの相棒アプリ(iOS・Android)。エージェントが終わったら通知が来て、どこからでも次の指示を送れる
  • Orca CLI。エージェントがOrcaを操作できる

対応するのは、ターミナルで動くCLIのエージェントなら何でも。Claude Code・Codex・Grok・Cursor・OpenCode・Antigravity・Hermes Agentなど、30以上の名前が並んでいます。

5つに配って比べる、というのが面白い所です! 1つのAIに任せきるのではありません。同じ頼みを並べて走らせ、出てきた物から選ぶ形です。

並べることそのものは、抱え込みではない、と私は考えています。ワクワクする探求が何本並んでいても、それ自体は重荷になりません。重くなるのは、全部の結果を自分で所有して、自分の手で完成させなければ、と握りしめた時です。結果を握りしめなければ、成果の所有と完成は、信頼できる相手や分身AIへ委ねられます。

Orcaに5つのエージェントを並べても、5つの結果を全部自分で抱えたら、画面の数だけ荷物が増えます。並べる前に、どれを取り込むかの線を決めておく。その線があれば、並べることは抱え込みになりません。

@RoundtableSpaceさんは10月16日に、複数のAIコーディングエージェントを並べて動かせるGitHubのリポジトリ5つとして、Orca・ruflo・OpenHands・gstack・Hermes Agentを並べていました。今週9位のRufloも、この中に入っています。

匿名の利用データを集めることと、その止め方は、privacy & telemetry のページに書かれています。入れる前に、一度目を通しておく所です。エージェントに任せる範囲を先に決める話は、Dotの日程調整の記事にも書きました。

入れ方(READMEより): macOSは brew install --cask stablyai/orca/orca、または onorca.dev からダウンロード

参考: stablyai/orca のGitHubページ(2026年10月25日撮影)

stablyai/orca のGitHubリポジトリのページ(2026年10月25日撮影)

Xでの投稿: @RoundtableSpace(10月16日の投稿・投稿者の意見です)

05

4位 Graphify。プログラムと資料を「つながりの地図」にする

▲目次
4位Graphifyが、コード・文書・設定・PDFをつながりの地図にして、毎回読み直さずに聞けるようにする図

4位はGraphifyです。今週+6,868、累計134,481。作られたのは2026年4月3日で、ライセンスはApache-2.0です。今週の新顔です。

“Turn any codebase, with its docs, SQL schemas, configs, and PDFs, into a queryable knowledge graph.”

どんなプログラムでも、文書・データベースの設計・設定・PDFごと、問い合わせできるナレッジグラフにする。ナレッジグラフは、物と物のつながりを線で結んだ地図のことです。

使い方は、AIの道具の中で /graphify . と打ちます。プロジェクト全体(コード・文書・PDF・画像・動画)が地図になります。

AIは、ファイルをgrepで探し回る代わりに、その地図に問い合わせます。grepは、ファイルの中から文字を探す命令です。

コードの地図づくりは手元だけで動き、LLMを使いません。tree-sitterで構文を読み、READMEは “nothing leaves your machine”(何も手元から出ない)と書いています。文書・PDF・画像・動画は、使っているAIのモデルか、設定したAPIキーで読みます。

いいなと思ったのは、つながりに付く札です。線1本ごとに、元に書いてあった(EXTRACTED)か、Graphifyが推し量った(INFERRED)かの札がつきます。書いてあった事と、推し量った事が混ざらないんです!

ベクトル索引(意味の近さで探す仕組み)ではありません。出力は3つ。ブラウザで見る graph.html、要点の GRAPH_REPORT.md、全体の graph.json です。

委ねるAIの最低条件を、私は「わからないことは憶測しないできく。わかることは2度聞かない」と言っています。調べれば分かることは、AI自身が調べる。記憶の入れ直しを、人に返さない。調べても無い所だけを、憶測で埋めずに聞く。

Graphifyの地図は、「わかることは2度聞かない」を、ファイルの側で支える道具に見えます。毎回ファイルを読み直さずに、地図へ問い合わせる。そして札が、元にあった事と推し量った事を分けてくれる。憶測を、事実のように扱わないための札です。

私のAIの決まりには、Graphifyについての1項があります。選んだ入力だけを、手元の隔離した場所で、手で動かす。結果を正式な記憶へ自動で上げない、という1項です。今の私の環境に、Graphifyは入れていません。

入れる時の注意もあります。PyPIの公式の名前は graphifyy(yが2つ)です。ほかの graphify で始まる名前は無関係だと、READMEが注意しています。

@safishamsiiさんは10月23日に、私たちのオープンソースが、GitHubの累計スターの順位で OpenAI の codex と llama.cpp を抜いた、とXに投稿していました。

入れ方(READMEより): uv tool install graphifyy → graphify install

参考: Graphify-Labs/graphify のGitHubページ(2026年10月25日撮影)

Graphify-Labs/graphify のGitHubリポジトリのページ(2026年10月25日撮影)

Xでの投稿: @safishamsii(10月23日の投稿・投稿者の意見です)

06

5位 OpenCode。読むだけの役を持つ、オープンソースのコーディングエージェント

▲目次
5位OpenCodeの、何でもできるbuildの役と、読むだけで打つ前に聞くplanの役をTabで切り替える図

5位はOpenCodeです。今週+6,857、累計221,096。作られたのは2025年4月30日で、ライセンスはMITです。今週の新顔ですが、累計は10本の中でREAに次いで多い1本です。

“The open source coding agent.”

紹介は、この一言だけです。コーディングエージェントは、頼むとプログラムを書いたり直したりするAIのことです。ターミナルで動く形と、デスクトップアプリ(BETA・macOS・Windows・Linux)があります。

中には、2つのエージェントが入っています。

  • build(既定)。開発用に、全部できる
  • plan(読むだけ)。ファイルの編集は既定で断り、コマンドを打つ前に許可を聞く

Tabキーで切り替えます。ほかに、込み入った検索用の general という子エージェントもあります。

私が目を留めたのは plan です。READMEは、知らないコードを調べる時や、変更の計画を立てる時に向く、と書いています。

何でもできる役の横に、勝手に変えない役を最初から置いているんです! 手を動かす前に、まず読ませる。計画を見てから、buildに切り替える。この順番が、道具の作りに入っています。

AIに勝手に変えさせない。これは今週の10本を通して見えた流れでもあります。1位のREA、8位のai-memory、9位のRufloも、入れる前や動かす前に、何が変わるかを見せて聞く作りでした。

名前の扱いにも気を配っています。名前に opencode を使う別のプロジェクトには、「OpenCodeチームとは無関係」と書くよう、READMEが頼んでいます。

ほかの道具とのつながりも見えます。今週3位のOrca、8位のai-memory、4位のGraphifyの対応一覧に、どれもOpenCodeの名前がありました。OpenCodeは、それ自体が道具であり、ほかの道具がつなぐ先にもなっています。

OpenCode公式の@opencodeは10月17日に、セキュリティの侵害についての知らせをXに投稿していました。前夜、大規模な蒸留攻撃に関係する侵害があり、OpenCode Consoleの利用者の1.4%に影響した。影響した全員には、その朝メールで知らせた。メールが届いていない人は影響を受けていない。調査は続いていて、Anthropic・OpenAI・Googleと一緒に対処している、という内容です。

伸びている道具でも、こうした知らせは出ます。気になる道具は、READMEだけでなく、公式のXの知らせも合わせて見ておく。入れる前の判断の材料が増えます。

入れ方(READMEより): npm i -g @opencode/cli@latest または brew install anomalyco/tap/opencode-v2(macOS・Linux)

参考: anomalyco/opencode のGitHubページ(2026年10月25日撮影)

anomalyco/opencode のGitHubリポジトリのページ(2026年10月25日撮影)

Xでの投稿: @opencode(10月17日の投稿・投稿者の意見です)

07

6位 HyperFrames。3週続けてTOP10、HTMLから毎回同じ動画を作る

▲目次
6位HyperFramesが第2週5位・第3週7位・第4週6位と3週続けてTOP10に入り、HTMLから毎回同じMP4を作る図

6位はHyperFramesです。HeyGenが作っています。今週+5,633、累計71,496。ライセンスはApache-2.0です。先々週5位、先週7位、今週6位。3週続けてTOP10に入りました!

先週は+5,883で、累計67,291でした。1週間で増えた数は、先週とほぼ同じ水準です。順位も1つ上がっています。

“Write HTML. Render video. Built for agents.”

HTMLを書けば、動画になる。エージェントのために作った、という一言です。HTML・CSS・メディア・アニメから、毎回同じ結果のMP4を作ります。

毎回同じ結果、というのが大事な所です。同じHTMLを渡せば、同じ動画が出る。文字の位置も、色も、動きも、コードで決まります。

使い方は、Claude Code・Codex・Cursorなら npx hyperframes skills update を1回打ち、あとはエージェントに動画を頼みます。

READMEの頼み方の例はこうです。「/hyperframes で、フェードインするタイトル・背景の動画・控えめなBGMの10秒の商品紹介を作って」。言葉で頼むと、エージェントがHTMLを書き、動画にします。

スキルは7つ公開されています。核は /hyperframes・/hyperframes-cli・/hyperframes-registry・/media-use の4つです。

/hyperframes-registry には、約450の部品がそろっています! 場面転換・字幕・グラフ・地図・3Dなどです。部品を組み合わせれば、一から書かずに済む所が増えます。

Claude Codeでは、プラグインとしても入れられます。マーケットプレイスを足して、そこから入れる2段の形です。

私の環境にも、HyperFramesは入っています。npmの hyperframes 0.8.143 です。

そして10月22日に、動画の仕事では、文字・図・数字の画面を、先にコードのアニメ(Remotion か HyperFrames)で作る決まりを、私のAIの決まりに入れました。毎回同じ結果を出す、というHyperFramesの作りは、文字・図・数字の画面と相性がいい、と私は見ています。

@midudevさんは10月13日に、HTML・CSS・JSで動画を作るスキルとしてHyperFramesを紹介していました。アニメーションと編集画面つきで、オープンソース。Claude・Cursor・Codex・Geminiで動く、という内容です。

入れ方(READMEより): Claude Code は claude plugin marketplace add heygen-com/hyperframes → claude plugin install hyperframes@hyperframes

参考: heygen-com/hyperframes のGitHubページ(2026年10月25日撮影)

heygen-com/hyperframes のGitHubリポジトリのページ(2026年10月25日撮影)

Xでの投稿: @midudev(10月13日の投稿・投稿者の意見です)

08

7位 ComfyUI。部品をつないで作る、生成AIの作業台

▲目次
7位ComfyUIの、モデルを読む・指示の文・作る・保存の部品をつなぎ、画像・動画・音・3Dを作る図

7位はComfyUIです。今週+4,648、累計142,637。作られたのは2023年1月17日で、ライセンスはGPL-3.0です。今週の新顔ですが、作られた日は10本の中でいちばん古い1本です!

“The most powerful and modular diffusion model GUI, api and backend with a graph/nodes interface.”

拡散モデル(画像などを作る生成AIの一種)を扱う、画面・API・裏側の一式。それを、部品をつなぐグラフの形で使う、という一言です。

画面には、ノードと呼ぶ部品が並びます。部品を線でつなぐと、画像・動画・音・3D・文章の作業の流れになります。コードを書かずに組めて、組んだ流れは使い回せます。

作業の流れは、JSONで保存して読み込めます。さらに、作った画像から、その作業の流れと種(シード)を戻せます。シードは、生成の結果を決める数字です。

つまり、出来上がった1枚から、どう作ったかをたどれます。手順が画像の側に残る、という作りです。

手元のパソコン向けに最適化されているのも特徴です。READMEは、VRAM 4GBとメモリ8GBでも、大きなオープンモデルを動かせる、と書いています。VRAMは、画像処理用の部品(GPU)が持つメモリです。

外との通信も、自分で決められます。中核は、外に何もダウンロードしません(頼んだ時だけ)。--offline を付けると、外のAPIを呼ぶノードを止め、全部を手元に留められます。

対応はWindows・macOS・Linuxです。

今週の10本の中で、ComfyUIは唯一、AIエージェント専用の道具ではありません。ほかの9本は、Claude CodeやCodexのまわりの道具でした。ComfyUIは、人が画面で部品をつないで作る作業台です。

ただ、似ている所もあります。部品をつないだ流れをJSONで残す作りは、仕事の手順を形にして残す考え方です。エージェントのまわりの道具が、記憶や手順を残そうとしているのと、向きは近いと私は読みました。

ComfyUI公式の@ComfyUIは10月19日に、MOSS-Imageに対応したとXに投稿していました。@OpenMOSSが公開した重みの画像モデルで、5B(50億パラメータ)。読める文字を描け、配置を指示でき、見た目の質が高い。家庭のパソコンでも動くように対応した、という内容です。

推測: 新しいモデルへの対応が続いていることが、2023年からある道具が今週また上位に来た理由の1つかもしれません。

入れ方(READMEより): デスクトップアプリ(Windows・macOS)か、手動インストール(Windows・macOS・Linux)

参考: Comfy-Org/ComfyUI のGitHubページ(2026年10月25日撮影)

Comfy-Org/ComfyUI のGitHubリポジトリのページ(2026年10月25日撮影)

Xでの投稿: @ComfyUI(10月19日の投稿・投稿者の意見です)

09

8位 ai-memory。別々のAIエージェントの間で、記憶と引き継ぎを共有する

▲目次
8位ai-memoryが、Claude CodeからCodexへ、進んだ所・失敗した事・残った事を引き継ぐ図

8位はai-memoryです。akitaonrailsさんが作っています。今週+3,541、累計13,281。作られたのは2026年5月21日で、ライセンスはMITです。今週の新顔で、累計は10本の中でいちばん少ない1本です。

READMEの冒頭は、こう始まります。

“Long-term memory for AI coding agents. Quit Claude Code mid-task, start OpenAI Codex in the same directory, continue without re-explaining the architecture, the failed approaches, or the open questions.”

AIコーディングエージェントのための、長く続く記憶。Claude Codeを作業の途中でやめ、同じフォルダでCodexを始めても、作りの説明も、失敗したやり方も、残った問いも、言い直さずに続けられる。そういう一文です。

20を超えるエージェント(Claude Code・Codex・Cursor・Gemini CLI・OpenCode・Grokなど)が、1つの記憶を共有します。途中で別のエージェントに替えると、どこまで進んだか・何が失敗したか・何が残っているかの引き継ぎを受け取ります。引き継ぎには持ち主がいて、1回だけ受け取られます。

記憶の正本は、gitで管理するふつうの .md ファイルのwikiです。grepで探せて、Obsidianで開けて、手でも直せます。データベースは、その .md から作り直せる索引です。正本が、人が読める形で残っているんです!

作業は、頼まなくても自動で記録されます。既定ではLLMを1回も呼びません。記録・検索・引き継ぎは、APIキー無しで動きます。

記憶の古び方も設計されています。古い記憶は時間で薄れ、使った記憶は薄れにくい。消す時も、元はgitに残り、戻せます。自分で動かすサーバーに記憶を置けば、機械をまたいでも、チームでも共有できます。

入れる時は、setupで計画を見せてから聞きます。--plan を付けると、何も変えずに計画だけ見せます。元にした考えとして、Karpathyさんの LLM Wiki などが挙げられています。

私が思い描く理想のAIは、外付けの記録庫ではありません。「自分の体から生えたような。脳のシナプスとAIの記憶や記録がつながった」存在です。会話や記録が途切れて、はぐれても、同じ核心へ戻れる。そういう関係です。

ai-memoryの引き継ぎは、エージェントが替わっても、同じ作業の続きへ戻るための仕組みでした。記憶を、外付けの倉庫として足すのか。自分から生えた記憶として育てるのか。正本が .md で、手で直せて、使うほど残る、という作りは、後の方に近いと私は読みました。

作者の@AkitaOnRailsさんは10月23日に、AI-MEMORYがGitHubで1万スターを超えた、とXに投稿していました。前日に3.2を出し、すぐ不具合を直した3.2.2も出る。160人を超える協力者に感謝している、という内容です。

入れ方(READMEより・Linux・macOS): curl -fsSL https://github.com/akitaonrails/ai-memory/releases/latest/download/install.sh | sh → ai-memory setup

参考: akitaonrails/ai-memory のGitHubページ(2026年10月25日撮影)

akitaonrails/ai-memory のGitHubリポジトリのページ(2026年10月25日撮影)

Xでの投稿: @AkitaOnRails(10月23日の投稿・投稿者の意見です)

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9位 Ruflo。Claude CodeとCodexの周りに、組と記憶と見張りを足すハーネス

▲目次
9位Rufloの、モデルの周りにエージェントの組・記憶・見張り・ハーネスを重ねる図と、既定は読むだけの権限の目盛り

9位はRufloです。ruvnetが作っていて、旧名はClaude Flowです。今週+3,241、累計79,054。作られたのは2025年6月2日で、ライセンスはMITです。先週はTrending 14件中13番目(+2,117)でTOP10の外でしたが、今週は9位に入りました!

“An agent meta-harness for Claude Code and Codex.”

Claude CodeとCodexのための、エージェントのメタ・ハーネス。ハーネスは、AIのモデルの周りに付ける、道具・記憶・見張りの一式のことです。

READMEは “Agent = Model + Harness.” とも書いています。エージェントは、モデルとハーネスでできている。モデルが書き、ハーネスが道具・記憶・くり返し・隔離した実行場所・制御を渡して、実際に働けるようにする、という考え方です。

足す物は大きいです。100を超える専門エージェント、群れ(swarm)での連携、学ぶ記憶、機械をまたぐ連携、そして見張り。それを、Claude Code・Codexの周りに足します。

入れ方は2つあります。Claude Codeのプラグインとして入れるか、npx ruflo init で入れるか。後者は、98のエージェント・60以上のコマンド・30のスキル・MCPサーバー・hooksを一度に入れます。

「agent cockpit」と呼ぶ画面(/ruflo)もあります。作業の流れ・エージェント・モデル・トークンを見る画面です。

Claudeに画面を操作させる権限は、read・write・manage・full の4段から選びます。既定は「読むだけ+毎回聞く」。ネット・お金・壊す操作は、autoにしても確認が要ります。「Take back control」で止められます。

READMEの注意も、はっきりしています。mods(ruflo-mods)は自分のアカウントの権限で動き、隔離されていません。入れる前にコードを読むこと。READMEは、Claude Codeの道具の中で最初だと言うものではない、とも断っています。

私の環境にも、Rufloは入っています。npmの ruflo 3.56.1 です。

全部を一人で背負う「抱え込みOS」から、「委ねるOS」へ。この転換こそが、分身AIとAGI Cockpitの存在意義だと私は考えています。

私はAGI Cockpitで、複数のAIを並べて動かしています。Rufloの群れも、AIエージェントを組ませて仕事を分ける道具です。どちらも、委ねる先を増やす道具です。ただ、委ねる先が増えるほど、見張りの線が要ります。既定が「読むだけ+毎回聞く」で、取り戻すボタンまで付いている作りは、委ねても主導権を手放さないための作りだと私は読みました。

@Aykutucesさんは10月22日に、Claude Codeを1つのエージェントだけで使っているなら天井を見ていない、とXに投稿していました。Rufloは98のエージェントを群れで同時に動かし、並べ方(メッシュ・階層・適応)を選べる。気をつける所は1つで、modsは隔離されず自分の権限で動くので、入れる前にコードを読め、という内容です。

任せる範囲を先に決める話は、Dotの日程調整の記事にも書きました。

入れ方(READMEより): Claude Codeのプラグインは /plugin marketplace add ruvnet/ruflo → /plugin install ruflo-core@ruflo、または npx ruflo init

参考: ruvnet/ruflo のGitHubページ(2026年10月25日撮影)

ruvnet/ruflo のGitHubリポジトリのページ(2026年10月25日撮影)

Xでの投稿: @Aykutuces(10月22日の投稿・投稿者の意見です)

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10位 Claude公式プラグイン集。2週続けてTOP10、名前は変えられない札

▲目次
10位claude-plugins-officialの、内製とパートナー・コミュニティの棚と、変えられない名前nameと表示名displayNameの図

10位はClaude公式プラグイン集(claude-plugins-official)です。Anthropicが管理しています。今週+3,232、累計44,357。ライセンスはApache-2.0で、先週の記事にも書いた通り、作られたのは2025年11月20日です。先週は9位(+4,774・累計43,061)で、2週続けてTOP10に入りました。

9位のRufloとの差は、たった9スターです!

中は2つの棚です。/plugins は、Anthropicが作って保守する物。/external_plugins は、パートナーとコミュニティの物です。

先に、READMEの注意書きを書いておきます。先週と同じ文です。入れる・更新する・使う前に、そのプラグインを信頼できるか確かめる。Anthropicは、中のMCPサーバー・ファイル・ソフトを管理しておらず、意図どおり動くか、変わらないかを確かめられない。

公式の棚でも、中身の確かめは使う側に残る、ということです。

今週のREADMEには、新しく書かれていた事が2つありました。

1つ目は、名前の扱いです。プラグインの名前(name)は、変えられない札です。一度出した名前を変えると、入れている人の環境が plugin-not-found で壊れます。表示名を変えたい時は、displayName を使います。

名前は飾りではなく、つながりの鍵なんです! 札を変えると、その札で探しに来た所が全部見つからなくなる。だから、探すための名前と、見せるための名前を分けておく。そういう設計です。

2つ目は、SKILL.mdだけのリポジトリも載せられることです。plugin.json が無くても、strict: false と skills の一覧で束ねて載せられます。SKILL.mdは、スキルの中身を書いた手順書です。手順書だけを書いた人も、棚に並べやすくなります。

先週の記事では、この棚の中の claude-security を紹介しました。@rarandeyoさんは10月16日に、/plugin install claude-security@claude-plugins-official → /reload-plugins → /claude-security の3行でできる、とXに投稿していました。範囲はコードベース全体、重さはhigh。クリティカルとhighは直したほうがいい感じがした、とも書いています。

私の環境では、この集はマーケットプレイスとして登録済みです。その中の skill-creator を入れています。

スキルやプラグインを、毎日の仕事にどう組み込むか。その参考には、むっちょさんが毎日使う10個を紹介した記事が合います。

入れ方(READMEより): Claude Codeで /plugin install {plugin-name}@claude-plugins-official、または /plugin > Discover から探す

参考: anthropics/claude-plugins-official のGitHubページ(2026年10月25日撮影)

anthropics/claude-plugins-official のGitHubリポジトリのページ(2026年10月25日撮影)

Xでの投稿: @rarandeyo(10月16日の投稿・投稿者の意見です)

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10本から見える今週の流れ

▲目次
今週の流れを、自分という幹から伸びる、並べる・記憶する・確かめる・勝手に変えさせないの4本の枝で示した図

10本を並べると、今週の形が見えます。AIエージェント(Claude Code・Codexなど)の周りに、層が足された週でした。10本中9本がエージェントまわりの道具で、例外は7位のComfyUIだけです。

1つ目は、並べる・つなぐ。3本あります。3位Orca(並べて動かす)、8位ai-memory(記憶と引き継ぎをつなぐ)、9位Ruflo(周りに組と見張りを足す)です。

2つ目は、別の役が確かめる。2位security-audit-skillです。見つけた役と確かめる役を、必ず分けます。

3つ目は、勝手に変えさせない役。5位OpenCodeのplanです。読むだけで、コマンドを打つ前に許可を聞きます。

4つ目は、つながりと記憶。4位Graphify(コードと資料の地図)と、8位ai-memory(.md のwikiを正本にする記憶)です。

守りの書き方も目立ちました。手元で動くことをREADMEが書いているのは4本です。REA(解析は手元)、Graphify(コードの地図は手元・LLM無し)、ComfyUI(–offline)、ai-memory(既定はLLM無し)。

入れる前に何が変わるかを見せて聞く、と書いているのは3本です! REA(setupで変更の一覧→承認)、ai-memory(setupで計画→聞く・–plan)、Ruflo(既定は読むだけ+毎回聞く・modsは入れる前にコードを読む)。

先週の上位には、プログラムの中身を調べる道具や、声・画像・動画・図をAIに作らせる道具が並んでいました。今週は、作る道具そのものより、エージェントを動かす周りの層が前に出ています。

層が増えるほど、入れる前に確かめる所もはっきりします。足す理由を1行で言えるか。手元で動くか。入れる前に変更を見せるか。誰が確かめるか。

私はAIを、外から別の人格を貼り付ける物とは見ていません。私の言葉では「あくまで本人からAIを生やすイメージ。拡張装置。」です。

今週の層も、同じ目で見られます。並べる層は、私の手の数を延ばす。記憶の層は、私の覚えておく力を延ばす。確かめる層は、私の見る目を延ばす。外から重ねるだけなら、層の数だけ重くなります。自分から生やす道具として選べるかどうか。その目で見ると、今週のランキングは、自分のAIの仕組みを整える棚になります!

同じ週のAIの動きは、週刊GPTs研究会の記事にまとめています(週刊GPTs研究会 10月4週)。

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. このランキングは、どうやって並べていますか?

A. GitHub公式のTrending(週間)を2026年10月25日に取得し、載った15件を「今週増えたスター」の多い順に並べて、上位10件を採りました。累計のスターではなく、この1週間で増えた数で並べています。

Q. REAで、どんなソフトでも調べてよいのですか?

A. いいえ。REAのDISCLAIMER.mdは、自分が持っているソフトか、調べる許可があるソフトの解析のため、と書いています。割れ・盗んだ鍵・ライセンスの回避は認めない、とあります。

Q. 手元のパソコンで動くことをREADMEが書いているのは、どれですか?

A. REA(解析は手元)、Graphify(コードの地図は手元でLLMを使わない)、ComfyUI(–offlineで外のAPIを呼ぶノードを止められる)、ai-memory(既定はLLMを呼ばない)の4本です。

Q. 気になった道具を入れる前に、何を確かめればいいですか?

A. 先に、足す理由を1行で言えるかを確かめます。次にREADMEの注意書きです。手元で動くか、入れる前に変更を見せるか、誰が確かめるか。今週のREA・ai-memory・Rufloは、入れる前に変わる所を見せる作りでした。

COLUMN

道具を足す前に、足す理由と、毎日自分が触るかを決める

道具を足す前に、足す理由と引く日をそろえて決める、という図

ランキングを見ると、足したくなります。

今週の10本の多くは、エージェントの周りに層を足す道具でした。エージェントを並べる層もあれば、記憶や見張りを足す層もあります。どれも便利そうに見えます。

同じ週に、私は本質討論の記事を出しました。題は「AI時代、困ったら仕組みを足すのは、前進なのか」。そのコラムの結びに、こう書いています。

AI時代、困ったら仕組みを足すのは、前進なのか「ひろくんコラム」の結びより

足すか引くかではなく、理由と引く日がそろっているか。前進かどうかの分かれ目は、そこにありました!

足すか引くかで比べると、どちらにも理由が立ちます。分かれ目は、足す理由と、引く日がそろっているか。

今週の10本に当てはめるなら、入れる前に、足す理由を1行で言えるかです。言えない層は、足しても重さだけが残るかもしれません。

同じコラムの中ほどには、こうも書きました。

AI時代、困ったら仕組みを足すのは、前進なのか「ひろくんコラム」の中ほどより

毎日触れない仕組みは、壊れても気づけない。私はそう読みました。

層を足す道具ほど、ここが効いてきます。見張りの層を足しても、その見張りを自分が見なければ、壊れた時に分からない。記憶の層を足しても、その記憶を自分が開かなければ、古いまま残る。

だから、足す理由に加えて、毎日自分が触るかを先に決めておきたいんです。

今週の10本のうち3本は、私の環境にもう入っていました。AIに頼んで、手元の環境と照らした結果です。

  • 6位 HyperFrames(npmで 0.8.143)
  • 9位 Ruflo(npmで 3.56.1)
  • 10位 Claude公式プラグイン集(マーケットプレイスとして登録済み・その中の skill-creator を入れている)

入っている3本にも、同じ2つを問えます。足す理由を1行で言えるか。毎日自分が触るか。

HyperFramesは、使う場面を1行で言えます。動画の仕事では、文字・図・数字の画面を、先にコードのアニメで作る。10月22日に、私のAIの決まりに入れた事です。

4位のGraphifyは、入れていません。それでも、私のAIの決まりには扱い方の1項があります。選んだ入力だけを、手元の隔離した場所で、手で動かす。結果を正式な記憶へ自動で上げない。入れていない今も、どこまで任せてどこで止めるかの線は決まっている、という形です。

道具を足すこと自体は、前進にもなります。私もAGI Cockpitで複数のAIを並べて動かし、公開する物は、作ったAIとは別の系統のAIに確かめさせています。並べる層も、確かめる層も、私の仕組みに入っています。

だからこそ、足す前に2つを決めます。足す理由と、毎日自分が触るか。その2つをそろえてから見ると、毎週の10本が、自分のAIの仕組みを整える棚に変わります!

👉 分身AIのことは分身AI.comにまとめています。

MATOME

まとめ。並べる・記憶する・確かめる層が足された週

▲目次

今週のGitHub週間ランキングを、順に振り返ります。

1つ目。1位のREAは、2週続けて1位でした。増え方は先週の約3分の1でも、2位の6倍を超えています。調べてよいのは、自分が持っているか、許可があるソフトだけです(REAのDISCLAIMER.mdより)。

2つ目。エージェントの周りに、並べる・記憶する・確かめる・勝手に変えさせない層が足されました。Orca、ai-memory、Ruflo、security-audit-skill、OpenCodeのplanです。

3つ目。先週から続けて入ったのは、REA・HyperFrames・Claude公式プラグイン集の3本。先週TOP10の外だったRufloが9位に入り、新顔は6本でした。10本のうち3本は、私の環境にもう入っていました。

10本の中から気になる1本を選んだら、入れる前に確かめてみてください。足す理由を1行で言えるか。READMEの注意書きに、手元で動くか・入れる前に変更を見せるか・誰が確かめるかが、どう書いてあるか。

来週も、同じ並べ方で10本を紹介します。

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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。

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