WATCH REPORT

claude-obsidianで保存とwikiを続けるには、vaultとスキルを先に決める

2026.10.25

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、YouTube のチャンネル『Daniel Agrici』で、Daniel Agrici さんが claude-obsidian の v3 への更新を紹介した英語の動画を紹介するね。

AIに、自分の知識や仕事の記録を覚えさせたい。でも、置き場をどう作り、何を残し、どう続けるかが決まらない。そんな一人社長や、小さなチームで発信する人に向けて書きました。

Obsidian 用の AI second brain の新しい版(v3)を、claude-obsidian を作って保守している Daniel Agrici さんが画面を見せながら話す、約10分の英語の動画です。公開は2026年10月22日。引用ブロックの英文は動画に付いている英語の字幕のままで、和訳はその下の文で添えます。

話は6つ。動画の順に、ファイルとフォルダだけでできた second brain、更新と Andrej Karpathy さんの wiki 方式、15個のスキルのうち5つ、1〜3年後の自分のための保存、AI チームの置き場、そして保存していないなら機会損失という言い切りへと進みます。

この記事は、動画の主張を順に紹介したあと、8月に同じ OSS で確かめた検証と、別の場面で同じ問題を書いた私の記事を重ねる作り。読み終えると、何を残してどう続けるか、足す理由と引く日をどう決めるかを、自分で選べるようになります。

SPEAKER

Daniel Agrici さん

Daniel Agrici さんは、この動画の語り手です。

3行でわかるポイント

  1. Agrici さんは、claude-obsidian を、資料を入れるほど連携済みの wiki が育つ second brain として紹介し、/save で Obsidian のフォルダ(vault)に残せば1年後・2年後にも戻れる、と話します。(第4章へ)
  2. 動画の芯は、AIを使っていても保存せず、vault も作っていないなら機会損失になる、という Agrici さんの言い切りです。(第6章へ)
  3. 私なら、残す物は結果だけにせず理由まで残し、足す理由と引く日を先に決めておきます。(コラムへ)

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01

claude-obsidian はフォルダとファイルだけ。資料で wiki が育つ

▲目次
論文・記事・PDFの資料の束が、vaultのフォルダの中でつながり、出典へ戻れるwikiに育つ様子を描いた図解
図解: 資料を入れると、wikiが育つ
動画キャプチャ: ローカル SEO の vault を Obsidian のグラフ表示で見せる場面。中央の Claim Verification Flow から、多くのノートへ線が広がる(1:18頃)
動画キャプチャ: ローカル SEO の vault を Obsidian のグラフ表示で見せる場面。中央の Claim Verification Flow から、多くのノートへ線が広がる(1:18頃)

AIに覚えさせたい資料、今どこに置いていますか? 動画は、claude-obsidian が更新された、という一言から始まります。最初に語られるのは、そもそも何の道具か、という所。

claude-obsidian は、Claude Code のために作られた Obsidian 用の AI second brain です。Agrici さんによると、Obsidian はフォルダであり、ファイルであり、コミュニティでもある道具。

Daniel Agrici さん(動画の中で・0:33〜)

drop in sources and get a connected wiki that grows every time you use it.

資料を入れると、使うたびに育つ連携済みの wiki ができる、という意味です。入れる物は、論文・記事・PDF・docs・Markdown で、できれば Markdown。Claude がそれを読み、出典つきのリンクノートを書き、1つの知識グラフにまとめていきます。

例は、ローカル SEO 向けの vault(Obsidian で開くフォルダ)。関連する研究論文と実データ、Google のベストプラクティスを入れると、AI がそれをもとに second brain を作った、と画面のグラフで見せます。

Daniel Agrici さん(動画の中で・1:30〜)

this is just files, folders, Markdown files,

圧倒されなくていい、これはファイルとフォルダと Markdown のファイルにすぎない、という言葉です。グラフが大きく見えても、置かれているのは手元のファイル。

入れた資料が、出典つきのノートに変わる所。ここは、次に引く私の8月の検証と同じ、出典へ戻れるかを見る所です!

でも、私なら、入れるだけで育つ、とは言いません。何を入れて、何を残すか。その選ぶ所に、縦に掘る手間があるからです。

8月に同じ OSS を動かして確かめた話は、私の記事 claude-obsidian で七ファイルの vault を作って確かめた検証で整理しています。動かしたのは v3 より前の、8月の版。

私の記事より(Claude Code Second BrainをAgrici Danielさんが実演。20プロンプトより先に決めたい委ね方・your business has right now a voice)

私のミニVaultは七ファイルしかない。それでも、会社概要、目標、限定ルールの出どころを追えます。

8月の検証では、同じ OSS に私の仕事の実データを3件入れ、七ファイルの vault ができました。出典へ戻れることも確かめられたんです! ファイルとフォルダだけという動画の見え方と、重なる向き。

Agrici さんは、研究資料をたくさん入れて、ローカル SEO の second brain を育てる例を見せます。私は、少ない実データで、出どころを追えるかを先に確かめました。置き場がファイルとフォルダだという所は、どちらにも重なる点。

02

claude-obsidian v3 への更新と、Karpathy さんの wiki 方式

▲目次
動画の印象より、巻物の更新履歴を虫眼鏡で確かめることを、wiki方式の土台の上に示した図解
図解: 更新は、履歴で確かめる
動画キャプチャ: 個人の vault(Second Brain)のグラフ表示。左のフォルダ一覧に wiki・people・skills などが並び、色分けされたノートの点が広がる(2:30頃)
動画キャプチャ: 個人の vault(Second Brain)のグラフ表示。左のフォルダ一覧に wiki・people・skills などが並び、色分けされたノートの点が広がる(2:30頃)

更新と聞くと、何が変わったのかを先に知りたくなりませんか? 動画では、最新の版に上げられることと、README を新しくしたことが語られます。その先にあるのが、長期記憶の話。

README を新しくした、と Agrici さんは話します。土台にしているのは、Andrej Karpathy さんの wiki 方式。

Daniel Agrici さん(動画の中で・2:08〜)

and it’s a fantastic way of how you can have a long-term memory.

長期記憶を持つための素晴らしい方法だ、という言葉です。

例として、自分の second brain も見せます。自分のこと、SNS、YouTube、GitHub、Instagram、コミュニティの情報を資料として足し、全部を個人の vault でリンクして持つ形。何かを置く時は、エージェントがノートを確かめてくれる、と話します。

Daniel Agrici さん(動画の中で・3:25〜)

You can just host and put everything inside Obsidian, and your agent can easily help with that with this skill.

全部を Obsidian の中に置けて、スキルを使えばエージェントが手伝ってくれる、という意味です。比べている相手は、Zep のような別の記憶サービス。スキル無しでも動き、手元のコンピューターに残る、とも言います。

公式の更新履歴には、3.0.0(2026年10月21日)の中身が書かれています。書き込みを元に戻せる形にすること、点検と検索を毎回同じ結果にすること、ネットワークなしの評価、外部のサービスへ送るかどうかの明示的な制御、プラグイン名の変更。それらをまとめた強化版です。

3.0.1 は同じ日付で、プラグイン名を claude-obsidian に戻した版。2.x からの更新は、claude plugin marketplace update agricidaniel-claude-obsidian と claude plugin update claude-obsidian@agricidaniel-claude-obsidian の2コマンドで、そのあと Claude Code を再起動する、と書かれています。

新しい版の話を聞くと、変わった所から知りたくなります。でも、中身は動画の印象より、更新履歴に当たるほうが確か。ここは迷わず言い切れる所!

私なら、更新の中身は動画の印象で決めず、公式の更新履歴で確かめてから話します。期待を先に上げ過ぎず、中身をしっかり見たいんですよね。

私の仕事場にも、Andrej Karpathy さんの LLM Wiki の型を土台にした知識の置き場があります。設計したのは、2026年5月24日。

Agrici さんは、個人の vault に自分の情報を足しながら育てる形を見せます。私の置き場と重なるのは、土台にした Karpathy さんの考え方という出どころの所です!

03

15個のスキルのうち、作る・取り込む・聞く・残す・点検する5つ

▲目次
作る、取り込む、聞く、残す、点検するの五枚の札が矢印でつながり、点検するの札だけが朱色の枠になっている図解
図解: スキルは、流れで使う
動画キャプチャ: GitHub の claude-obsidian の README。Build and use the wiki の表に wiki・wiki-ingest・wiki-query・save・wiki-lint の5つのスキルが並ぶ(4:15頃)
動画キャプチャ: GitHub の claude-obsidian の README。Build and use the wiki の表に wiki・wiki-ingest・wiki-query・save・wiki-lint の5つのスキルが並ぶ(4:15頃)

スキルがたくさん並ぶと、最初にどれから触ればいいか迷いませんか? 動画で示される数は、全部で15。その中から、vault を作って使うための5つが順に紹介されます。

最初に伝えるのは、中にあるスキルの合計。そこには、wiki を作って使うための物がそろっている、と Agrici さんは話します。

Daniel Agrici さん(動画の中で・4:05〜)

We have a total of 15 skills inside.

中には全部で15のスキルがある、という一言です。/wiki は、新しい vault を作るか、今ある vault に合わせる物。/wiki-ingest は資料を取り込む物で、このフォルダを取り込んで、と頼む形でもよいと言います。

その次が、聞く /wiki-query と、残す /save。画面と話には、autoresearch・canvas・defuddle・wiki-fold・wiki-mode・wiki-retrieve・wiki-cli の名前も出てきます。README のスキル表は、作る・使う、広げる、参照の3つに分かれた作り。

Daniel Agrici さん(動画の中で・4:39〜)

Then of course /wiki-lint, which finds dead links, orphan pages, missing metadata and empty sections.

/wiki-lint は、vault の中のリンク切れ、孤立ページ、メタデータの欠け、空の節を見つけるスキルだと説明します。

作る、取り込む、聞く、残す。その4つと並んで、点検するスキルが最初からある所が大事です!

点検を流した時の話は、私の記事 claude-obsidian の点検でリンク切れ9箇所が見つかった検証で整理しています。

私の記事より(Claude Code Second BrainをAgrici Danielさんが実演。20プロンプトより先に決めたい委ね方・20 prompts and two days)

lintを流すと「issues_found: 9 / pages_scanned: 7」で、出典への内部リンクが9箇所dangling(未解決)だった。手作業で組んだ分の粗さが機械にちゃんと見つかります。

8月の検証で点検を流すと、出典への内部リンクが9箇所つながっていませんでした。手で組んだ所の粗さを、機械が拾った形。動画の /wiki-lint が探すリンク切れと、ちょうど重なる種類の物でした!

Agrici さんは、点検を5つのスキルの1つとして並べて話します。私の8月の検証で見えたのは、数で出たリンク切れと、組んだ vault の粗さ。

04

保存は、1年後や2年後に戻れる自分のために残す

▲目次
頼んだ時だけ保存し、vaultの棚に収め、あとから戻れることを三つの札でつないだ図解
図解: 保存は、戻れる自分のために
動画キャプチャ: README の Extend the workflow の表。autoresearch・canvas・defuddle・wiki-fold・wiki-mode・wiki-retrieve・wiki-cli が並び、上に save の行が見える(5:00頃)
動画キャプチャ: README の Extend the workflow の表。autoresearch・canvas・defuddle・wiki-fold・wiki-mode・wiki-retrieve・wiki-cli が並び、上に save の行が見える(5:00頃)

AIに調べ物を頼んで、読み終えたら閉じる。その文章を半年後に探した時、手元に残っていますか?動画のこの場面は、/save のスキルから話が始まります。保存の話は、ここから。

/save は、一番強力なスキルの1つ。Agrici さんはそう話します。実行するたびに、その中身が vault にメモリとして保存される、という説明です。

Daniel Agrici さん(動画の中で・4:23〜)

you have /save, and this is one of the most powerful ones, by the way, because anytime I run it, it saves as a memory to my vault.

実行するたびに、メモリとして vault に保存される。Agrici さんが強力だと話す理由は、ここにあります。保存した物は、Markdown の形のまま。

Daniel Agrici さん(動画の中で・4:31〜)

perhaps maybe one year from now or two years from now, I can always come back to it,

1年後でも2年後でも、そこへ戻って続きができる。話の中心は、この戻れることです。

話は調べ物へ進みます。エージェントが調べた文章は、フォルダか一時ファイルに入り、中身を知らないまま消されていく。Obsidian の流儀なら手元に残り、3年後でも何が起きたか分かる、と Agrici さんは言います。

公式の説明書には、/save は頼んだ時だけ動き、自動では動かさない、と書かれています。保存するのは、選んだ範囲だけ。確認つきの書き込み1回で済ませる作りです。

保存の値打ちは、溜めた量ではなく、あとで戻れること!頼んだ時だけ保存する形は、勝手に溜まらないぶん、私には扱いやすい作りです。

私なら、溜めた量ではなく、戻った時に自分の言葉と AI の言葉を見分けられる状態かを見ます。数字より、状態が変わったかどうか!

私の記事ClaudeとObsidianでセカンドブレインを9ヶ月運用して分かった壁で、運用の壁を整理しています。

私の記事より(ClaudeとObsidianでセカンドブレインは15分で作れる。でも9ヶ月運用して分かった本当の壁・壁1)

AIに「私の考えを要約して」と頼むと、私自身の生の言葉と、AIが以前勝手に膨らませた文章が混ざって返ってくるようになったんです。自分で言った覚えのない表現が、まるで自分の言葉のように出てくる。

最初の数ヶ月、全部を1つのフォルダに入れていた私は、AI に考えをまとめさせると、私の言葉と、AI が前に膨らませた文が混ざって返ってくる状態になりました。自分の発言なのか、すぐには見分けがつかない。

資産とまとめを分け、AI の生成物と生メモも分けました。

Agrici さんは、/save で残せば1年後・2年後に戻れると話します。私が先に見るのは、戻った先で自分の言葉と AI の言葉を見分けられるか。あとの自分のために残す点は、重なっています。

05

vault を、エージェントとスキルをリンクで結ぶ置き場にする

▲目次
vaultを中央に置き、エージェント・スキル・ワークフロー・テンプレート・チェックリストの五枚の札を線で結んだ図解
図解: 担当を、線で結ぶ置き場
動画キャプチャ: 動画制作の vault の AI Video Hub のホーム画面。Your video studio の見出しと、Nova と Atlas の役割のカードが並ぶ(6:35頃)
動画キャプチャ: 動画制作の vault の AI Video Hub のホーム画面。Your video studio の見出しと、Nova と Atlas の役割のカードが並ぶ(6:35頃)

同じ Obsidian でも、使い方は1つではありません。メモを溜める場所にも、仕事の担当を並べる場所にもなる。1つの vault に、担当まで並べたらどう見えるでしょう?動画は、ここで動画制作のハブを見せます。

同じプラグインと claude-obsidian で動画制作のハブを作った、と Agrici さんは見せます。画面にはダッシュボード。動画編集の AI チームが、そこに置かれています。

Daniel Agrici さん(動画の中で・6:45〜)

I have just created a bunch of agents, all of them responsible for each and every video editing part.

編集の各部分を受け持つエージェントを、いくつも作った。担当ごとに分けた形です。

エージェントごとに、必要なスキル、ブレイン、ワークフロー、テンプレート、チェックリスト、アプリとプラグインがつながります。画面には、AI チーム17、スキル139、ブレイン12、ワークフロー9、テンプレート27、と出ます。

Daniel Agrici さん(動画の中で・7:01〜)

So all of this is full-on set and interlinked in the current Obsidian vault.

そのすべてが、今の Obsidian の vault の中で、そろってリンクされている。Agrici さんはそう話します。

別の例は、マーケティング用のホーム画面。SEO・ブログ・広告の作業で、リンクされたエージェントを使います。1つのエージェントには、スキル・ブレイン・ワークフローと、協力するチームがつながる。Obsidian のこの使い方が最良で、美しさそのものだから、と話は締めくくられます。

ここで見えるのは、道具の数ではありません。役割とスキルが線でつながった、置き場の形。

担当を分けて名前を付けると、足りない物と重なっている物が、画面の上で見えてきます。どこに線が無いかも、ひと目で分かる。

06

保存していないなら機会損失。続けるには残す中身と習慣を先に決める

▲目次
保存しない場合と手元に残す場合を左右に並べ、下に残す中身と続ける形の二枚の札を置いた図解
図解: 残す中身と、続ける形を決める
動画キャプチャ: claude-obsidian の GitHub ページ。右側に Releases の Claude Obsidian v3.0.1 の Latest 表示と、スター数・フォーク数が並ぶ(9:08頃)
動画キャプチャ: claude-obsidian の GitHub ページ。右側に Releases の Claude Obsidian v3.0.1 の Latest 表示と、スター数・フォーク数が並ぶ(9:08頃)

動画の終わりは、強い言い切りから始まります。AI を使う人に向けた、保存の話。最後に vault を持つ意味をまとめて、動画を締めます。では、保存の習慣は、道具を入れるだけで決まるのでしょうか?

動画の終わりで、Agrici さんは今の AI の使い方に一言添えます。仕事を保存せず、vault も作っていないなら、取り逃しているものがある、という言い切りでした。

Daniel Agrici さん(動画の中で・8:18〜)

If you’re doing AI in the current date and you’re not saving, if really, the work or anything, and you’re not creating a vault, I mean, you are missing out, that’s for sure.

今の時代に AI を使いながら、仕事も何も保存せず、vault も作っていないなら、それは確実に「機会損失」だ、という意味です。

続けて、少なくとも情報は残せる、と話します。保存先は自分のコンピューターで、ローカルファースト。手元に残り、置きたい場所があれば置いてもよい、とも言います。

例に出すのは、Local SEO Brain でした。ローカル SEO の vault を作り、最近それを公開した、と Agrici さんは話します。地元の事業がその実践を使えるように、という狙いで、個人の用途にも使えると添えていました。

Daniel Agrici さん(動画の中で・9:03〜)

Claude Obsidian version 3.0.1 is there, and this is the latest so far.

最後は、claude-obsidian の 3.0.1 が出ていて、今の時点でこれが最新だ、という知らせです。行って更新して、試してみて、と続けます。

保存を始める理由としては、よく分かる言い切り!ただ、続けるには別の話が要ります。残す中身と、続ける形の話。

私なら、残す物は結果だけにせず、なぜそう判断したかの理由まで残します。

続けにくさは、私の記事9ヶ月運用で分かった、作った直後は熱心でも手が止まる習慣化の壁の中でも触れています。

私の記事より(ClaudeとObsidianでセカンドブレインは15分で作れる。でも9ヶ月運用して分かった本当の壁・壁3)

Vaultを作った直後は、みんな熱心にメモを取ります。でも3週間目くらいから、書く手が止まる。

同じ記事で私が書いたのは、作った直後の熱心さが、3週間目あたりで止まっていく流れでした。

保存しないことの損と、保存が続かない現実は、別の問題として並んでいます。

Agrici さんが話すのは、保存して手元に残す利点でした。私は、残す中身と続ける形を先に決めます!

COLUMN

▲目次

足す理由と、引く日を先に決める

ひろくんが、足す理由の山と引く日のカレンダーがつり合う天秤を紹介している図解。天秤の下には毎日触れる物のトレーがある
図解: 足す理由と、引く日を先に決める

動画と公式の説明書を並べると、スキルは15個あります。説明書には読み取り専用のエージェントが3つ、wiki-ingest・wiki-lint・verifier と書かれ、画面には AI チームまで並びます。見ていて楽しい見せ方!ただ、足した物は、あとで保守する物になります。私が10月25日に書いた記事の一節を引きます。

私の記事より(AI時代、困ったら仕組みを足すのは、前進なのか・討論カルーセルより:結び)

だから、この問いの答えは全員に共通の正解ではなく、足す理由を言えるかを確かめ、引く日を足す日とセットで決め、月に一度棚卸しをして、自分が毎日触れる数にとどめることだと考えています。

この問いに、全員に同じ正解はありません。引用した討論では、足す理由を言えるか、引く日を足す日と一緒に決めているか、毎日触れる数に収まっているか、の3つが挙がっていました。月に一度の棚卸しは、その答えを確かめ直す日。足すのと同じ重さで、引くことを決めておきます。

私なら、点検のスキルは残します。8月の検証で点検を流すと、出典への内部リンクが9箇所つながっていませんでした。手作業で組んだ分の粗さが、機械の点検で見えた形です。何を残して何を引くかを決める時、こういう点検が手がかりになります!

足していく見せ方の楽しさと、引く日を決める見方。どちらかを選ぶ話ではありません。私は、この両方を手元に持っておきたいと考えています。片方だけになった時に増えるのは、道具の数より保守の手間のほう。手元の AI に足してきた物のうち、足す理由を今も言える物は、どれですか?

コラムで触れた、仕組みを足す話の続きは、私が10月25日に書いた記事AI時代、困ったら仕組みを足すのは、前進なのかで詳しく書いています。

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FAQ

よくある質問

▲目次

Q. claude-obsidian とは何ですか?

A. Obsidian 用の AI second brain で、Claude Code のために作られています。Agrici さんは、資料を入れると連携済みの wiki ができ、使うほど育つと話します。詳しくは第1章。

Q. v3 では何が変わりましたか?

A. 動画では、更新したという知らせが中心です。公式の更新履歴では、3.0.0 で書き込みを元に戻せる形、点検と検索を毎回同じ結果にする作り、ネットワークなしの評価、外部送信の明示制御、名前の変更が入り、3.0.1 は同じ日付で名前を戻しました。更新は2コマンドです。詳しくは第2章。

Q. 15個のスキルのうち、まず何を使いますか?

A. Agrici さんが挙げる5つは、/wiki で作る、/wiki-ingest で取り込む、/wiki-query で聞く、/save で残す、/wiki-lint で点検する、の流れです。点検はリンク切れや孤立ページを見つけます。詳しくは第3章。

Q. /save は何を保存しますか?

A. Agrici さんは、実行するたびに vault にメモリとして保存され、1年後・2年後に戻れると話します。公式の説明書では、頼んだ時だけ、選んだ範囲だけを保存する作りです。詳しくは第4章。

MATOME

まとめ

▲目次

Daniel Agrici さんの英語の動画は、ファイルとフォルダだけの second brain、更新と Karpathy さんの wiki 方式、15個のスキルのうち5つ、1〜3年後の自分のための保存、AI チームの置き場、保存していないなら機会損失、の6つの話で、claude-obsidian の v3 を紹介する動画です。

動画は、保存して vault に溜めれば、あとで戻れると話します。私は、溜める前に、何を残すかと、なぜそう判断したかの理由まで残すかを決めます!

足す前に確かめるのは、足す理由を言えるかどうか。引く日は足す日とセットで決め、毎日触れる数にとどめます。スキルもエージェントも増やせる分、増やした物の保守が付いてきます。

動画の最後の言葉は、更新して試して、でした。試す前に、公式の更新履歴で何が変わったかを確かめるのが、私の順番です。

溜める物を決めるのは、道具ではなく自分です。手元の AI に覚えさせたい物のうち、1年後も戻りたい物と、足す理由を言えない物は、どこで分かれていますか?

LINK

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

チャンネルDaniel Agrici
出演Daniel Agrici さん(語り手)
公開日2026年10月22日
長さ9分33秒(英語)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=tgVUYC3l4UQ

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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。

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