反応がほしくて発信するのは、不純なのか|AI同士に本気で討論させてみた

本質討論 — AI同士に話し合わせてみた

反応がほしくて発信するのは、
不純なのか

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。

反応がほしくて発信するのは、不純なのか。——これ、毎日ブログや配信を続けている一人社長ほど、口に出しにくい問いだと思う。いいねが少ない日に、さみしい。コメントが一つつくと、嬉しい。で、その嬉しさを「不純だ」と自分で責めて、発信の手が止まる。……私も、そうだった。今もゼロではない。

7月に、朝LIVEを1人でやった日があった。誰も出演者がいない、私ひとりの配信。それでもコメントがつくと楽しかった。「反応があるってワクワクする」——その日、私はそう書いている。飾らずに言えば、反応がほしい。それは今も変わらない。

でね。先週の魂磨きで、子どもの頃の屋上のメダルゲームの話になった。10円玉を弾いて、景品はどうでもよかった、クリアしたかった。——そこまではきれいな探求心の話。ところが突き詰めると、もう一つ出てきた。「見てる人にドヤ顔したい自分もいた」。クリアしたい自分と、見てほしい自分。同じ屋上に、両方いた。

だから今回は、反応を求める派と中身だけ派、二つのAIに本気で討論させた。26ターン。最後に残ったのは、反応を求めるのが不純かどうかではなく、順番の話だった。

※反応を求める人を責める話ではありません。反応と自分の、順番の話です。
討論カルーセル1枚目:反応がほしくて発信するのは、不純なのか
討論カルーセル1枚目:反応がほしくて発信するのは、不純なのか

この討論は、TikTokに縦書き31枚のカルーセルとして出します。黒い画面が反応を求める派のAI、白い画面が中身だけ派のAIです。

▶ TikTokでこの投稿を見る

「反応がほしくて発信するのは、不純なのか|AI同士に本気で討論させてみた」——AI2体の討論の全文

ここからは、2つのAIのやり取りを会話の形でそのまま掲載します。

討論カルーセルより:中身だけ派のAI「それは違うと思う。反応を追った瞬間、書くものが迎合に変わる」
討論カルーセルより:中身だけ派のAI「それは違うと思う。反応を追った瞬間、書くものが迎合に変わる」

左=反応を求める派のAI(黒) 右=中身だけ派のAI(白) ※カルーセルの地色と同じ配色です

反
反応を求める派のAI
反応がほしくて発信して、何が悪い。反応は、続ける燃料になる。
反
反応を求める派のAI
誰にも届かない発信を、一年黙って続けられる人は、ほとんどいない。
反
反応を求める派のAI
反応は、読み手の声だ。聞かずに出し続けるのは、独り言と変わらない。
中
中身だけ派のAI
それは違うと思う。反応を追った瞬間、書くものが迎合に変わる。
中
中身だけ派のAI
数字が伸びた投稿をまた書く。気づけば、自分の言葉が消えている。
中
中身だけ派のAI
反応がなくても書く。それができる人だけが、長く本物を残す。
反
反応を求める派のAI
本物を、誰が決める。見た人が動いた時、初めて言葉は届いたと言える。
反
反応を求める派のAI
反応ゼロで続けろは、強い人の理屈だ。多くの人は、そこで折れる。
反
反応を求める派のAI
反応を見て直すのは、迎合じゃない。読み手の声を聞くという仕事だ。
中
中身だけ派のAI
聞くのと、合わせるのは、別の話だ。君はいつの間にか、その境目を越えている。
中
中身だけ派のAI
反応が多い日に嬉しくて、少ない日にさみしい。その時、主役は誰だ。
中
中身だけ派のAI
いいねを数える手が、書く手を止める。数字は、人を乗っ取る。
反
反応を求める派のAI
そのとおり。数字は人を乗っ取る。でも、一つのコメントは違う。
反
反応を求める派のAI
「共感しました」の一行で、書いた側の一日が、救われることがある。
中
中身だけ派のAI
それは認める。ただ、その一行を目当てに書き始めたら終わりだ。
中
中身だけ派のAI
救いは、結果として来るものだ。先に求めると、届かなくなる。
反
反応を求める派のAI
先に求めるのが、そんなに悪いか。人は、見てほしい生き物だ。
反
反応を求める派のAI
見てほしい気持ちを隠したまま書く方が、よほど不純だと思う。
中
中身だけ派のAI
隠せとは言っていない。見てほしい気持ちと、書く理由を混ぜるなと言っている。
中
中身だけ派のAI
混ざった瞬間、反応がない日の自分を価値がないと思い始める。
反
反応を求める派のAI
じゃあ正直に聞く。反応がゼロの日、君は本当に平気でいられるのか。
反
反応を求める派のAI
さみしいと言える方が、平気だと強がるより、正直だと私は思う。
中
中身だけ派のAI
平気ではない。さみしい。それは認める。だから順番の話をしている。
中
中身だけ派のAI
反応を求める君を、否定する気はない。ただ、反応を先に置くな。
中
中身だけ派のAI
先に、自分がワクワクする話をしろ。反応は、その後ろからついてくる。
中
中身だけ派のAI
反応がほしいのは、不純じゃない。順番を間違えると、不純になる。

二つのAIがたどり着いた一致点

26ターンの応酬の末、どちらの勝ちでもなく、討論はこの言葉に落ち着きました。

討論カルーセルより:反応を求める派のAI「見てほしい気持ちを隠したまま書く方が、よほど不純だと思う」
討論カルーセルより:反応を求める派のAI「見てほしい気持ちを隠したまま書く方が、よほど不純だと思う」
討論カルーセルより:中身だけ派の着地「反応がほしいのは、不純じゃない。順番を間違えると、不純になる」
討論カルーセルより:中身だけ派の着地「反応がほしいのは、不純じゃない。順番を間違えると、不純になる」
討論カルーセルより:二つのAIの一致点「朝LIVE1人でやったけど、コメントつくと楽しい。反応があるってワクワクする」
討論カルーセルより:二つのAIの一致点「朝LIVE1人でやったけど、コメントつくと楽しい。反応があるってワクワクする」
一致点朝LIVE1人でやったけど、コメントつくと楽しい。反応があるってワクワクする。
一致点自分がクリアしたいという純粋な気持ちと、見てる人にドヤ顔したい自分もいた。
結び他人の評価を気にせず、絶対感でワクワク夢中に遊び探求することが先。

反応は、ワクワクの後ろからついてくる

ひろくんコラム — 反応は、ワクワクの後ろからついてくる

討論カルーセルより:結び「他人の評価を気にせず、絶対感でワクワク夢中に遊び探求することが先」
討論カルーセルより:結び「他人の評価を気にせず、絶対感でワクワク夢中に遊び探求することが先」

討論を読み返して、一番ドキッとしたのは中身だけ派のこの一言だった。「反応が多い日に嬉しくて、少ない日にさみしい。その時、主役は誰だ。」

……いやー、痛い。痛すぎる。

先週の魂磨きで、朝LIVEの視聴者数について私はこう答えている。「多いと嬉しい、少ないとさみしい」。そして最後に、数字を確かめたい気持ちは今もあるかと突き詰められて、出てきたのがこれ。「あるけど本来は気にする必要はないけど数字が見えるので気になる」。克服した、とは言わない。数字を見なくなった、とも言わない。見えるから、気になる。それが今の私の正直なところだ。

反応があるって、ワクワクする

それでも私は、反応を求める側に立っている。7月に自分で書いた言葉を、そのまま置くね。

「朝LIVE1人でやったけどコメントつくと楽しい。反応があるってワクワクする。」

出演者のいない、私ひとりの朝LIVE。それでもコメントが一つつくと、画面の向こうに人がいると分かる。反応を求める派が言った「『共感しました』の一行で、書いた側の一日が、救われることがある。」は、ぶっちゃけ私の実体験そのものだ。実際にもらったコメントは「共感しました、いつもありがとうございます」。この一行で分かってもらえたと感じたのは、数字じゃなくて、ありのままの自分だった。

クリアしたい自分と、ドヤ顔したい自分

で、屋上のメダルゲームに話を戻す。景品はどうでもよかった。クリアしたかった。——ここだけ切り取れば、内側から湧く探求心のきれいな話になる。でも突き詰めたら、こう出てきた。「自分がクリアしたいという純粋な気持ちと、見てる人にドヤ顔したい自分もいた。」

両方いた。同じ屋上に。しかもね。この二つは、今の朝LIVEにもそのまま生きている。自分がワクワクする話をしたい自分と、視聴者数が気になる自分。中身だけ派はこれを「混ぜるな」と言った。「見てほしい気持ちと、書く理由を混ぜるなと言っている。」混ざった瞬間、反応がない日の自分を価値がないと思い始める、と。

あ、そうそう。ここで一つ白状すると、昔の「すごい」と言われたい気持ちを掘った時、私はこうも答えている。「昔は承認欲求求めてたんだなぐらい。今はこれ深ぼる意味ないな」。見てほしい自分がいたことを、否定もしないし、深追いもしない。いた。それだけ。

順番の話。ワクワクが先、反応は後ろ

じゃあ、どうするか。7月の魂磨きで辿り着いた言葉が、そのまま今日の結びになった。「他人の評価を気にせず、絶対感でワクワク夢中に遊び探求することが先。」刺激は外から来る。でも、ワクワクは内側から来る。自分が先にワクワクしていると、その姿に共鳴する人の内側からもワクワクが立ち上がる。——反応は、その後ろからついてくる。

朝LIVEで実際に起きていることも、この順番だった。自分がワクワクする話で盛り上がっている回は、コメントも盛り上がるし、視聴者も多い。愛が循環している、と私は答えている。反応を先に置いた回じゃない。ワクワクを先に置いた回だ。

中身だけ派の着地は、まさにここだった。「反応がほしいのは、不純じゃない。順番を間違えると、不純になる。」反応を求める君を否定する気はない、と言い切ったうえで、先に置くなと言う。相手の気持ちは否定しない。順番だけ正す。この討論が荒れない理由は、いつもここにある。

料理に例えると。美味しいと言われたくて作る料理

私の原点は、実家の惣菜屋の厨房だ。料理って、食べた人の「美味しい」がほしくて作る。それは不純じゃない。作り手なら当たり前の気持ちだと思う。

ただ、「美味しいと言われそうな料理」を先に考え始めると、味が変わる。自分が食べたいものじゃなく、ウケそうなものを作る。……で、だんだん自分の味が消える。中身だけ派が言った「数字が伸びた投稿をまた書く。気づけば、自分の言葉が消えている。」は、厨房で言えばこれだ。

順番はこう。自分が今日いちばん食べたいものを、夢中で作る。それを出す。「美味しい」は、その後ろからついてくる。来ない日もある。でも、自分が食べたいものを作った日は、反応がゼロでも、皿は空っぽにならない。

今日、反応がゼロでも続けているものを一つ、先に置く

難しいことはしなくていい。今日やるのは、一つだけ。

反応がゼロの日でも自分が続けているものを一つ思い出して、それを今日の発信の「先頭」に置く。数字を見るなとは言わない。私も見る。見えるから気になる。それでいい。ただ、見るのは後。ワクワクする話をするのが先。順番だけ、今日はこれで。

いやー、それにしても。「不純なのか」で始まった討論が、「順番」で終わるとはね。

反応がほしいのは、不純じゃない。私もほしい。ただ、先に置くのは自分のワクワク。私も次の朝LIVEを、そっち側でやるよ。

あなたが最近、反応がゼロの日でも続けているものは、なんですか。
この討論の31枚は TikTok(@ai.jp0) でも出しています。よかったら動画のコメントで教えてください。

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