WATCH REPORT

サーチコンソールの平均掲載順位が下がる理由は、順位の低い新しい検索語が平均に加わっただけのこともある

2026.10.21

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、ミエルカチャンネルの動画で、小丸広海さんがサーチコンソールの平均掲載順位と表示回数の数え方を解説した回を、下に埋め込んだ形で紹介します。

平均掲載順位が下がると、何か悪くなったのかと気になりますよね?実は、悪化とは限りません!新しく計測された低い順位の検索語が平均に加わるだけで、数字が下がることもある、と小丸さんは話します。

17分の動画で、小丸さんは、枠ごとの掲載順位、見られた時に数える表示回数、AIモードの分からない部分、平均掲載順位の落とし穴、一時的な順位変動を、検索結果の図とグラフで順に解説します。

表示回数は増えたのにクリックが伸びない。そんな画面を前に、動画を通しで見る時間がないサイトの運営者や、小さな会社の経営者に向けて書きました。

SPEAKER

小丸広海さん(解説)

動画の解説役で、株式会社Faber CompanyでSEOコンサルタントをしています。これまで850以上のWebサイトを分析してきた立場から、サーチコンソールの平均掲載順位と表示回数の数え方を、検索結果の画面を見せながら話します。

SPEAKER

聞き手(進行)

動画の聞き手で、小丸さんの隣に座って進行します。冒頭でテーマを紹介し、小丸さんの説明に相づちを打ちながら、分かりにくい点を質問していきます。

3行でわかるポイント

  1. 掲載順位は検索結果の枠ごとに1つ。表示回数は画面が開かれた時点で数え、もっと見るの中は押されるまで数えない、と小丸さんは話します。(第1章・第2章へ)
  2. AIモードの順位は、まだ分からない部分があります。平均掲載順位は、新しく計測された検索語が加わるだけで下がる、と話します。(第3章・第4章へ)
  3. 私なら、順位の数字だけで決めず、同じページ・同じ検索語で比べてから、検索画面を自分で開いて確かめます。(第5章へ)

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01

サーチコンソールの掲載順位は枠ごとに1つ。AIによる概要も関連する質問も同じ順位

▲目次
図解。AIによる概要、関連する質問、動画の枠の3つの枠が並び、どの枠の中のリンクも全部同じ順位になる、と示している
図解: 枠ごとに順位は1つ
動画の画面。検索結果の模擬画面で、AI Overviews、PAA、動画の3つの枠が赤く塗られ、赤い矢印で上から順にたどっている
動画キャプチャ: 検索結果の中の枠を、赤く塗って示した場面(3:55頃)
動画の画面。検索結果の各枠に順位が振られ、AIによる概要は1位、関連する質問は3位、動画の枠は6位と出ている
動画キャプチャ: 枠ごとに順位が振られた場面(5:02頃)

検索結果の上から3つ目に見えているページがあるとします。サーチコンソールでも、そのまま3位と出るでしょうか?画面で何番目に見えたかと、サーチコンソールの順位。この2つは、同じ物差しではありません。

動画は、今のGoogle検索の話から始まります。通常の検索結果に加えて、AIによる概要、他の人はこちらも検索、AIモードまで並ぶ画面。そのせいで、掲載順位が分かりづらくなりました。

平均掲載順位は癖のある仕様で、仕様そのものを理解できていない方が非常に多い。これが小丸さんの体感。

AIによる概要は、基本的に1位として数えられます。だから、1位なのにクリック率が低い状態が起きるんですよね。9位ぐらいにいたページが、AIによる概要に常に引用されて1位になる例も挙がります。

外のランキングチェックツールが使えなくなり、これまで見ていた順位が取れなくなった、と話は進みます。サーチコンソールはGoogleのものなので、影響なし。だから、サーチコンソールを使おう、という流れです。

ただし、仕様は複雑で、完全には把握できない部分もあります。今日の説明は小丸さんが分かっている範囲で、イレギュラーはご了承を、と先に断ってから本題へ。

公式のヘルプの考え方は、上から順番に数えること。パソコンでは右側のナレッジパネルは下の扱いで、スマホではナレッジパネルが上に来て1位になります。スポンサー枠は広告なので、順位の外。

検索結果の図では、AIによる概要・関連する質問・動画の枠が、ブロックごとのまとまりとして順位を持ちます。AIによる概要の中のリンクは、すべて1位。関連する質問は質問が4つほど並んでも全部同じで、例として3位です。

動画の枠も、3つ並んでいるのに全部6位!上から1つずつ数えるのではなく、まとまりで1つの順位です。

小丸広海さん(動画 3:47〜)

PAAも1、2、3、4、5つぐらいか4つぐらいか質問があるんですけど、ここもですね、この中に入ってるものは全部同じ3位ですかね。この動画の場合、これ6位か。これも3つ上から見ると3つ順位がついてそうなんですけど、これ全部6位みたいな考え方。なんでこうまとまりとして順位というのは取られる、ブロックごとのまとまり。

続いて、同じページが複数のリンクで出る場合。このときは、最上位の掲載順位が取られます。1位と3位にいても、平均の2位にはならず1位。

ただ、AIによる概要のリンクが時間帯によって出ない時は、3位として数えられます。そこで平均掲載順位がぶれる、と小丸さんは話します。

小丸広海さん(動画 5:31〜)

で、そうなった場合はですね、これもドキュメントに書いてありますが、基本的に最上位の掲載順位が取られる。1位と3位にいたら平均で2位になるわけじゃなくて、1位にいるんだったら1位なんですよ。

1位と3位を行き来するだけで、同じページの平均が動くんですよね。AIによる概要に出る時間帯と出ない時間帯が、1つの数字に混ざるからです。

つまり、サーチコンソールの順位は、画面で上から何番目に見えたか、の数字ではありません。どの枠にいたか、の記録。

いやー、同じ1位という名前なのが、ややこしい所ですよね。数え方を知らないまま、この1位を画面の一番上と言ってしまうと、事実でないことを事実のように語ることになります。数字は、どこからどう出たかを決めてから持ちたい所。

2026年10月5日の記録に、私が自分のサイトの数字を置き直した話が残っています。外のツールの見積もりで出した、37語だけ、という数を、サーチコンソールの実数で直しました。90日で5,005クリック、表示は多いのにクリック率が2%に届かないページが12!そこで、自サイトの数字はサーチコンソール、外の見立てはサーチコンソールに無いものだけ、と線を引いています。

AIによる概要の中の1位と、通常の検索結果の1位。同じ数字でも、いる枠は別物。

02

表示回数の数え方。画面が開かれた時点と、もっと見るが押された時点

▲目次
図解。画面が開かれると見えているリンクに表示回数が一つ付き、もっと見るの中は押されるまで数えられない、と示している
図解: 見られた時に数える
動画の画面。検索結果の画面の上に、大きく「表示回数 1」と出ている
動画キャプチャ: 表示回数が1と数えられる場面(6:08頃)

表示回数って、人の目に触れた回数だと思っていませんか?正直、名前だけ見るとそう読めてしまいますよね。動画が数え方の軸に置くのは、画面が開かれたかどうか。

検索結果を開いた時点で見えているリンクは、その時点で数えられます。もっと見るの中に隠れているリンクは、そうではありません。

小丸広海さん(動画 4:25〜)

「もっと見る」を押して、ユーザーの目が初めてそこに目についた時点で表示回数が1回、ランキングも1位っていうふうにレポートされるんで、そんなことはなかなかないんですけど、誰も押してないんだったらこれ1位っていうのはそこにあったとしてもカウントされません。これPeople Also Askも一緒です。

押されて、ユーザーの目に初めて入った時に、表示回数1回と順位が記録される仕組み。誰も押していなければ、そこにあっても数えられません。

関連する質問も同じ扱い。ただ最近は、答えがほぼAIによる概要になり、リンクが含まれることはほぼ無い、と小丸さんは話します。

表示回数には、逆向きの数え方もあります。検索結果の画面が開かれた時点で、その画面に出ているリンクは全部1回。

小丸広海さん(動画 5:57〜)

表示で言うと検索結果画面が開かれた時点でその検索結果画面に表示されてるリンクっていうのは全て表示回数1回になりますというのが例えばスマートフォンとかでもスクロールしてこないと1位から10位のものは見えないじゃないですか。大体見えるのってAI Overviewsの部分とか上段の部分ですよね。なんですけどユーザーの目についてないような8位とか9位の表示回数も1回って取ってるんです。

スマホでスクロールしないと見えない8位や9位も、表示回数は1回!人の目に触れていなくても、画面が開かれれば数えられる、という説明。

公式のヘルプにも、近い記載があります(2026年10月21日に私が確かめた範囲)。もっと見るをクリックしないと表示されないリンクは、クリックされるまで表示回数に含まれない、とあります。カルーセルも、スクロールして実際に表示されたものだけ。

この仕様の先に、表示されているのにクリックが1回もない、という落とし穴がある、と小丸さんは話します。

押されるまでゼロの「もっと見る」と、見られていなくても1回の8位・9位。同じ表示回数の中に、逆向きの2つが入っているんですよね。

名前は、人が見た数に聞こえます。中身は、画面が開かれた数に近いもの。でね、この2つを取り違えたまま、表示が多いのにクリックが無いページを見ると、中身の問題だと早合点しかねません。

2026年9月25日の記録に、私の集計の仕組みが、サーチコンソールのクリック数をPVと名乗って出していた、と残っています。押された回数に、ページが開かれた回数の名前が付いていた形。そこで、GA4のデータAPIを実装して、GA4から取る形に直しました!

表示回数も、名前より先に中身を見ておきたいんです。

表示が多いのにクリックが無いページ。その表示は、画面のどこに出ていた1回でしょう?

03

AIモードの掲載順位は、分かっていることと分からないことを分けて読む

▲目次
図解。公式のヘルプ、動画で見えた動き、まだ分からないことの3つの箱を並べ、分けて持つことを示している
図解: AIモードで分かっていること、分からないこと
動画の画面。Googleのヘルプのページで、AIによる概要の掲載順位は検索結果内で1つのみ、という行が赤い枠で囲まれている
動画キャプチャ: 公式のヘルプで、AIによる概要の順位の記載を示す場面(7:16頃)

AIモードの答えの中にリンクが出たら、そのリンクは全部1位として数えられるのでしょうか?AIによる概要と同じ扱いなら、話は早いんですよね。といっても、今いちばん見えにくいのが、まさにそこなんです。

小丸さんは、AIモードの掲載順位について、はっきりとは分からない、と話します。ここから先は、分かる所と分からない所を分けて進む章。

動画では、公式のヘルプの記載が紹介されます。AIによる概要は、枠の中のすべてのリンクに同じ順位。AIモードは、Google検索の検索結果ページの場合と同じ方法で計算される、という記載。この記載は、公式のヘルプのページでも読めます。

小丸広海さん(動画 6:51〜)

僕今までもですね、そのAI Overviewsと同じような仕様としてAIモードに出てくるリンク全部1で1位なのかなと思ってたんですけど、どうやらドキュメントとかをよくよく読んでみたりとかサーチコンソール見てるとそうじゃなさそうだよっていうような事もあります。

小丸さんがこれまで置いていたのは、AIによる概要と同じく全部1位という前提。枠ごとに1つなのか、文章とカルーセルを分けるのか、上から1位・2位・3位と数えるのかは、今の時点では分からない、と話します。

話は観察へ。サーチコンソールの検索語には、AIモードやAIによる概要に出るような検索語も混ざっています。

小丸広海さん(動画 9:03〜)

こういうような多分チャットでやってるようなクエリが両方とも、表示回数は1だったんです。表示回数は1だったんですけど5位と7位っていうのを見て、何かしらやっぱ順位はついてるのか全部1位ってことじゃなさそうな気はしていますので繰り返しになりますけどこの辺りも分かったらまた改めてどこかでお話しできればなと思います。

目に留まったのは、リンクを出して、教えてください、のようなチャット風の検索語です。表示回数はどちらも1。それなのに順位は5位と7位でした!そこから、全部1位ではなさそうだ、という見立てになります。

締めくくりは、分かったら改めて話します、という小丸さんの約束。

表示回数1で、5位と7位。この小さな数字2つが、全部1位という読み方を揺らしているんですね。分かっていることと分かっていないことの境目が、はっきり見える章。

動画では観察として、公式のヘルプには計算の仕方として出てくる話。私はこの2つを混ぜずに持ちます。

で、公式に書いてある範囲は、読めば分かることです。AIによる概要は同じ順位、AIモードは検索結果ページと同じ計算。ここは人に聞き直さず、自分の言葉で言い切れます。

分からないのは、その計算で実際に何位が付くのか、という所。ここは、分かるまで施策を決める材料には使いません。

AIモードで何位に出たか分からないまま、記事を直す順番を決めたら、どうなると思います?

正直、ここは空欄のままの方が、あとで直しやすいんですよね。憶測で空白を埋めないことは、私が数字を扱う時の決めごとです!

あ、公式の説明が増えたら、その時に書き足せば足ります。空けておいた所が、そのまま直す場所の目印。

私なら、分からない順位は分からないまま置いて、分かった所から決めます。

04

平均掲載順位の落とし穴。新しい検索語が入るだけで平均は下がる

▲目次
図解。狙いの検索語の順位は変わらないまま、順位の低い新しい検索語が1つ入ると平均の線が下がり、ページが悪くなったとは限らない、と示している
図解: 新しい検索語で平均が下がる
動画の画面。平均掲載順位9.2に下向きの矢印。クエリAは4位、Bは2位、Cは6位、新しくレポートされたクエリZは15位が赤い枠で囲まれている
動画キャプチャ: 新しい検索語が入って平均が下がる例の場面(10:36頃)
動画の画面。1頁目と2頁目の紙が並び、1頁目の脇でパソコンを見る人のイラストが描かれている
動画キャプチャ: 2ページ目まで開かれるかどうかの図の場面(11:43頃)
動画の画面。出演者2人が並び、テロップは「そうすると上位1〜2ページ目ぐらいしか実際に見る人がいなくなったから」。上に6つの章立てが出ている
動画キャプチャ: 1〜2ページ目しか見る人がいなくなった、と話す場面(12:50頃)

平均掲載順位が下がったら、それはページが悪くなった印なのでしょうか?グラフの向きだけでは、そこが見えないんですよね。小丸さんは、ここに落とし穴が3つあると話します。

1つ目は、フィルターをかけない平均掲載順位。数万から数十万の検索語の平均なので、ざっくりした値にしかなりません。KPIとして見るものではなく、ある程度フィルターをかけないと意味がない、という位置づけです。

2つ目は、スライドで見せる例。検索語Aは4位、Bは2位、Cは6位のまま。そこへ新しく計測された15位の検索語Zが入ると、平均は9.2まで引き下げられます!

小丸広海さん(動画 10:25〜)

全然狙ってるクエリは下がってないんだと思ったら実はですね、新しく計測されたクエリで、今まで計測されてこなかったクエリがちょっと低めの順位で、例えば15位です。これ15位ってあるのが新しく入ってきたら平均掲載順位って引き下げられるんですよ。でも本来何も悪いことじゃないじゃないですか。

狙っている検索語は1つも下がっていないのに、平均だけが落ちる形。リライトやブロックの追加で、ほかの検索語が拾われた結果のこともあり、実は悪いことではない、と小丸さんは話します。

3つ目は、2ページ目の話。13位など2ページ目に実際にいても、誰も2ページ目を開かなければ、記録されません。表示回数が0になることはなく、必ず1以上という数え方。

小丸広海さん(動画 11:19〜)

2ページ目を開いたらその順位っていうのはサーチコンソールに表示回数と一緒に平均掲載順位もレポートされるんです。クリックしたらクリックもレポートされるんです。ただこれがですね誰も2ページ目を開かなかったら実際に2ページ目にいたとしてもレポートされないんです。観測されて初めて存在するみたいな量子力学みたいな考え方になっちゃうんですけどそういうような仕様になってるんです。

観測されて初めて記録に残る仕組みを、小丸さんは物理の考え方にたとえます。実例は、2025年のnum=100のパラメータの廃止。1位から100位を1ページで出せる仕様だったので、ランキングチェックツールの取得が効かなくなりました。

その結果、実際に見られる1〜2ページ目だけが残り、平均掲載順位が上がった、という説明です。ただしこれは、小丸さんの会社が見ているSEO関連の上位サイトでの動きで、動いていないサイトもあった、との断りつき。

いやー、9.2という数字は、ページが悪くなった印とは限らなかったんですね。新しく何が入ってきたかで動く数字。サーチコンソールの平均掲載順位が下がる理由は、順位の低い新しい検索語が平均に加わっただけのこともある、ということです。動画は、フィルターなしの平均と、新しい検索語の話から入ります。2ページ目の話は、そのあと。

私は、記事の効き目を測る仕組みを作りました。施策の前後14日と28日を、同じページ・同じ検索語のクリック率で比べる形です。順位が2位以上動いた時は、判定不能として扱います。

でね、同じ日の記録には、見立てを数字で直した話も残っています。説明文が空の記事は、1,726本中1,722本!クリック率12%の記事も空だったので、空欄は原因ではありませんでした。

公開後7日以上更新されていない記事は、1,371本。ほとんど直されていない、という最初の見立ては誤りでした。

私の記事より(Claude SEOスキルで整えたサイトを3か月置いたあとの検索の数字を、本人の画面で追った動画を紹介した記事・別のサイトは3か月で35.9K。被リンクはGitHubの1本だけの節)

私なら、まず Search Console の検索クエリを開いて、上位の言葉のうち、自分のサイト名や商品名がいくつあるかを数えます。平均的な見方で穴を埋めず、その一次の事実から、自分の価値観で選ぶ。

検索語の一覧を開いて、上位の言葉のうち自分のサイト名や商品名がいくつあるかを数える動き。これは、平均という1つの数字をいったん脇に置いて、中に入っている検索語を1つずつ見ることです。

小丸さんの落とし穴は、どれも行き着く先が同じ。平均の数字だけでは見分けられず、中身の検索語を並べて初めて分かる話でした。

15位の検索語が1つ入っただけで悪化なんて、平均のグラフだけでは決めきれないんですよね。狙っていた4位・2位・6位は、1つも動いていないのに。

とはいえ、平均掲載順位が下がれば、目に入るのは確かです。見える数字は、気になる状態も一緒に持ったまま、KPIからは外して見ます。

平均掲載順位が下がった日、最初に開くのは、平均のグラフと検索語の一覧のどちらでしょう?

答えは一覧の方。サーチコンソールで検索語の一覧を開き、前の期間に無かった検索語と、その掲載順位から見ていきます。

05

一時的な順位変動。短時間だけ出た上位の読み方

▲目次
図解。数時間だけ出た上位の山形の線を、表示回数と並べて読み、最後は検索画面を自分で開いて確かめる流れを示している
図解: 一瞬だけの順位の読み方
動画の画面。上位のクエリの表で、googleの掲載順位5.0が赤い枠で囲まれ、その下にaiの掲載順位9.0が出ている
動画キャプチャ: googleとaiの掲載順位が並ぶ画面の場面(13:57頃)
動画の画面。googleの掲載順位5.0の下に、表示回数と掲載順位のグラフ。テロップは「1日 約20万回」
動画キャプチャ: 1日約20万回という計算を示す場面(15:04頃)

上位に出たはずなのに、クリックが増えない時があります。そんな時、まず何を見ますか?最後の章は、短い時間だけ出た上位の読み方と、動画のまとめ。順位とクリックが合わない時に確かめたい所が、ここに並びます。

ここから話は、一時的な順位変動へ。検索は生もの、と小丸さんは話します。日や人によって変わり、早ければほぼ1時間で消えることもある、と。

画面には、例のスライド。検索語 google の平均掲載順位が5.0、ai が9.0です。キーワードプランナーで調べた検索ボリュームは、Googleが600万、AIが150万だった、と説明します。

グラフでは、紫が表示回数、オレンジが平均掲載順位。一瞬だけ上位に出る動きで、線のついていない所は掲載されていない、という読み方です。

小丸さんの見立ては、サーチコンソールのプラットフォームプロパティにある、ミエルカチャンネルの動画の枠が、一時的に出たのではないか、というもの。

続いて計算です。月間600万回なら、1日で約20万回。山の頂点は約6万回!1日のうち数時間の表示だったと見当がつく、と話します。

小丸広海さん(動画 15:12〜)

なのでこの辺りの仕様っていうのもやっぱり単純に順位だけ見てるとうちのクエリすごい、ビッグクエリで上位表示してるなみたいなのがありますし、悪用する人もいるんですよね。うちSEOっていうクエリで1位になりましたって言って一瞬だけだったとかもあるんですけどこれ出そうと思えば出せちゃうんです。ただこれが継続してるわけではないんでこれは仕様として

SEOという検索語で、一瞬だけ1位!そう見せる人もいる、と小丸さん。出そうと思えば出せても、続いてはいないので、仕様として知っておいてほしい、という話です。

動画は、ここからまとめへ。クリック数が減っていないのに掲載順位が下がった時は、新しい検索語が平均を下げている可能性がある、と。ほかの理由もある、とも添えます。

順位が上がったのに、クリックが上がらない時は?1つは、ランキングチェックツールが効かなくなり、サーチコンソールのデータが正確になった可能性。もう1つは、AIによる概要に載って順位が押し上げられた可能性です。

小丸広海さん(動画 16:04〜)

あとそのビッグキーワード一般的に言うと目標としてるキーワードで上位掲載されたはずなのにクリック数が上がらない、で、よくよく見たら限定的にしか表示されてませんでしたよみたいなことってすごいたくさんあります。

目標のキーワードで上位のはずが、よく見ると限定的にしか表示されていなかった、というケースはたくさんある、と小丸さんは話します。

結びでは、仕様は複雑で完全には把握できず、イレギュラーもある、と繰り返します。コンサルでお客さんに説明すると、そういうことだったんですね、と言われる、とも。

カルーセルは、スワイプしないと見えない所も表示回数に数えられます。そのうえで、対策は定期的に検索画面を見ること。動画は、そう結びます。

最後に、動画がはっきり線を引いてくれました。順位の数字は、いつ、どれだけ表示された順位か、とセットで読むもの。

数時間だけの山も、一瞬の1位も、見られた時だけの順位なんですよね。ここ、読み飛ばしたくない所です。

実は、10月16日の記録に、私が50kgdiet.com の記事で狙うキーワードを、サーチコンソールの90日の数字で決めた、と残っています。50キロ痩せるには、という検索語は、表示3回・平均7位でした!

でね、この平均7位は、3回出た時の位置の平均。7位にいる、とは言い切れないんですよね。

順位は、表示回数とクリックと並べて読みます。表示が少ないうちは、その順位だけで次の手を決めません。

順位が上がったのにクリックが増えない時は、どうするか?検索画面を自分で開いて確かめます。

といっても、動画の一瞬の上位も、私の平均7位も、順位だけでは中身が見えない数字。

私なら、順位だけで決めずに、表示とクリックを並べて、最後は検索画面を自分の目で開いて確かめます。

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. 動画は、サーチコンソールの何を解説していますか。

A. 平均掲載順位と表示回数の数え方です。枠ごとの順位、見られた時に数える表示回数、AIモードの順位、平均掲載順位の落とし穴、一時的な順位変動を、小丸さんが順に話します。

Q. AIによる概要に出るリンクは、何位になりますか。

A. 枠の中のすべてのリンクに同じ順位が付き、基本的に1位として数えられる、と小丸さんは話します。公式のヘルプにも、同じ趣旨の記載があります。

Q. もっと見るの中のリンクは、表示回数に数えられますか。

A. 押されて、ユーザーの目に初めて入った時点で、表示回数1回と順位が記録されます。誰も押さなければ、数えられません。公式のヘルプにも、クリックされるまで表示回数に含まれないとあります。

Q. 平均掲載順位が下がったら、順位が悪くなったのですか。

A. そうとは限りません。新しく計測された低い順位の検索語が入ると、平均が引き下げられる、と小丸さんは話します。ほかの理由もあります。

Q. AIモードの掲載順位は、どう数えられていますか。

A. 公式のヘルプには、検索結果ページと同じ方法で計算されるとあります。ただ、小丸さんは、現時点ではっきり分からない部分がある、と話します。

MATOME

まとめ。順位の数え方を知って、同じページ・同じ検索語で比べて、検索画面を見に行く

▲目次

動画の筋道は、枠ごとに順位が1つ、表示回数は見られた時、AIモードには分からない所がある、平均掲載順位の落とし穴、一時的な変動、の順でした。

この動画から私が持ち帰ったのは3つ!どの枠の順位かを確かめて読むこと。数字の名前と中身をそろえること。順位を、表示とクリックと並べて読むこと。

で、いちばんうなずいたのは、動画の最後の、定期的に検索画面を見る、という一言です。数字は目盛り。画面の向こうの様子は、自分の目で見に行きます。

平均掲載順位が動いた時、その中に、新しい検索語は入っていませんか?

COLUMN

数字は目盛り、検索画面の向こうは自分の目で見る

図解。ひろくんが、数字は目盛り、鍋の中を見る、次の一手を選ぶ、の3つの札を手で示している
図解: 数字は目盛り、鍋の中は自分の目で

動画の結びは、定期的に検索画面を見る、という一言です。数え方を知ったあとにも、数字の外に残るものがあります。私は、魂磨きの記事の集客は攻略できるゲームか?自由に試す楽しさと、結果をみて嬉しい気持ちで、数字の仕事にも、画面の外に鍋がある、と書いています。

私の記事より(集客の数字を、点数の表ではなく攻略する盤面として眺める見方を、魂磨きの答えから整理した記事・ひろくんコラムの、数字は目盛りの段落の節)

数字の仕事にも、画面の外に鍋があります。数字が示すのは目盛り。届いた人の反応や、数字の向こうの空気は、鍋の中です。

動画では、平均掲載順位の1位が、AIによる概要の枠の中の1位ということもある、と話されていました。表示回数は検索結果の画面が開かれた数で、新しい検索語が入るだけで平均が下がることもあります。どの話も、検索画面を開けばその場で確かめられます。

私の記事より(集客の数字を、点数の表ではなく攻略する盤面として眺める見方を、魂磨きの答えから整理した記事・ひろくんコラムの、次の一手の段落の節)

つまみだけを見て次の手を決めると、味を見ないまま塩を足すことになりかねません。目盛りと鍋の中の両方を見て、次の一手を選ぶ。

画面を開いた時に私が見る所は、上にAIによる概要の枠が出ているかと、自分のページがどの枠のあとに並ぶか、です!それを自分の目で見ることが、鍋の中を見ることに当たると考えています。

平均掲載順位が動いた時、その理由をどこから探しますか?私は、数え方の仕様を疑う前に、検索画面を一度開いてみたいと考えています。数字が動いた理由が、画面の並びにそのまま出ていることもあるんじゃないかな、と思うんです。

目盛りの読み方と、鍋の中を見る目。私が置いておきたいのは、この2つを並べて持つことです。

LINK

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

チャンネルSEO・AI検索対策ならミエルカチャンネル
出演小丸広海さん(解説)、聞き手(進行)
公開日2026年10月20日
長さ17分57秒(日本語)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=8QSqZSgnVBc

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