WATCH REPORT

Grokを使ったX運用の使い方を、富田さんが解説。投稿の企画から、追い質問とGeminiの併用まで

2026.10.28

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、WebマーケティングTVで、講師の富田さんが、聞き手の岩野さんと司会の方に、Grokを使ったX運用を事例と使い方で解説した動画を紹介するね。

Xの運用にAIを使うと伸びる、と聞きます。でも、Grokで何ができて、どこまで任せ、何を手元に残すのかが分からない。長い動画を最後まで見る時間も取れない。そんな方に向けて書きました!

紹介するのは、WebマーケティングTVの約26分の日本語の動画。講師の富田さんが、聞き手の岩野さんと司会の方に、Grokを使ったX運用を事例と使い方で解説します。引用ブロックは動画に付いている自動の字幕のままで、数字は出演者の発言かスライドの値です。ブロックやグロックはGrok、キスは精度、年数は点数、23回は2〜3回のこと。

話は6つ。前半は、Xの生の声から投稿を作る話、採用とAIの下書きの話、4つの事例。後半は、AIもサボるので追い質問とGeminiで精度を上げる話、バズの構造分析・自アカウントの診断・炎上チェック、他業界のネタをAIに広げてもらう話です。

この記事では、動画の話を順に紹介して、そのあとに、私の見方を重ねます。読み終えると、Grokでできることと、AIに広げてもらう所・人が選んで確かめる所を、分けて考えられます!

SPEAKER

富田さん(講師)

岩野さん(聞き手)

このほかに、司会の方も出演しています。

3行でわかるポイント

  1. GrokはXの中のデータを使えるので、良い声と悪い声を吸い上げて、投稿と企画に使える、と富田さんは話します。(第1章へ)
  2. AIは初回で手を抜くので、追い質問を2〜3回して、Geminiにも読み込ませてからGrokに戻すと精度が上がる、と富田さんは話します。(第4章へ)
  3. 私なら、Xの声を集める所はAIに広げてもらい、選ぶ・言葉にする・確かめる所を手元に残します。(第6章へ)

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出典: Grok活用でX運用を爆跳ねさせる方法(WebマーケティングTV【StockSun株式会社】)

01

GrokでXの中の生の声を吸い上げ、投稿と企画に使う

▲目次
Xの生の声をGrokで吸い上げ、企画と投稿に使い、元の投稿で確認する四枚の札が矢印でつながる図解
図解: 声を吸い上げて企画に
動画キャプチャ: 冒頭の場面。話し手が机に向かって話し、テロップでGrokの活用でより当たる確度が上がった、と出ている(0:10頃)
動画キャプチャ: 冒頭の場面。話し手が机に向かって話し、テロップでGrokの活用でより当たる確度が上がった、と出ている(0:10頃)

Xの投稿は、何を材料に作っていますか?動画は、Grokを使ったX運用の話から始まります。入口は、Xの中にある生の声。

まず司会の方が、今回のテーマを紹介します。Xに搭載されたGrokを使うと、ビジネスにどうインパクトを出せるのか。それを、講師の富田さんが事例を交えて話す回です。

富田さんによると、GrokはXの中のデータを使えるので、濃く深いデータまで調べて分析できます。話の軸は2つ。サービスのグロースと、経営者などがSNSで採用することです。

富田さん(動画の中で・1:40〜)

ディープリサーチとかを活用していくとそのブランドだったりサービスに対してどういう良い声があって悪い声があるのかっていうものを吸い上げた上でま企画に使っていくっていうことができるので割とXの中のまま生の声を活用しながら投稿を作ることができるので

支援先のアパレルやインテリアなどでは、Grokのディープリサーチで、ブランドへの良い声と悪い声を吸い上げています。その声を企画に回し、Xの生の声から投稿を作る流れ。

富田さん(動画の中で・1:59〜)

100万インプレッション以上伸びたりで結果的にやっぱ売上につがっていくっていうようなことがブロック活用してからより当たる角度が上がってきたなっていう印象があります。

その結果、投稿が100万インプレッション以上伸びて、売上につながった、と富田さんは話します。Grokを使ってから、当たる角度が上がった印象がある、とも。

これまでのやり方も、あわせて使う前提。競合や類似業態でうまくいっている投稿を参考にする方法です。

AIが吸い上げた声は、企画の入口。元の投稿に戻って、前後の文脈まで読むのは人です。

声の主が誰で、どんな流れの中で書いたのか。私なら、そこはAIに任せず、元の投稿まで読みにいきます!

Hermes AgentとGrok Botやdotsの違いを整理した記事の一節です。

私の記事より(Hermes Agentとは何か、Grok Botやdotsとの違いをハーネスから整理・チャットに統一され、指示を覚えて自分で育つHermes Agent)

私は X を読む仕事を、普段 Hermes の x_search でやっています。Grok の有料プランで動く道具です。AIに頼んで @karpathy さんの投稿を取ると、20件が本文全文・日付・URL つきで返りました。

私がXを読むのは、普段から Hermes の x_search。Grok の有料プランの上で動く道具です。

AIに頼んで投稿を取った時は、20件。本文全文と日付とURLが付いて返りました。URLがあるので、元の投稿に戻って読めるんですよね。

動画の話は、声を吸い上げたあとの投稿づくりと、その数字まで進みます。私の手元の話は、投稿を集めて元の投稿に戻れる所まで。

集めるのはAI、読んで選ぶのは私!

02

採用でもXは見られている。AIの下書きは最後に自分で直す

▲目次
社名検索と人柄が見える、の見られる側から、AIの下書きと最後は自分で直す、の作る側へ矢印が向かう図解
図解: 下書きは最後に自分で
動画キャプチャ: 動画の中で映された、1日密着の動画のサムネイル。下のテロップに、1日密着みたいな動画を出しているので、と出ている(3:25頃)
動画キャプチャ: 動画の中で映された、1日密着の動画のサムネイル。下のテロップに、1日密着みたいな動画を出しているので、と出ている(3:25頃)

気になる会社を調べる時、Xも開きますか?動画は、採用のSNSの話に移ります。ここで出るのは、会社の人柄の見え方。

就活生の7〜8割はSNSで企業を知り、気になった会社をXやInstagramで社名検索する人も7割ほど。割合の出どころは動画でも示されず、富田さんは、そう言われています、と話します。

富田さん(動画の中で・2:50〜)

やっぱX上でアカウントを投稿していくだったり、自分たちのこと知ってもらうためにやっぱポストをするっていうの結構重要になってきているので

会社を知ってもらう入口は、求人や広告で作れます。最後の裏取りになるのは、どんな社長や社員がどんな発信をしているか。Instagramだけでなく、X上にも人柄が分かる投稿を出すことが大事になる、という話です。

岩野さん(動画の中で・3:24〜)

僕あんまX更新してないんですけど、X上でも僕の名前検索して見てきてくれる人だったりとか

岩野さんは、自社の1日密着の動画を見てから面談に来る人がいる、と話します。Xはあまり更新していないのに、名前を検索して見に来る人もいるそうです。

話は、人柄が分かる発信があるかどうかの差は大きい、と続きます。自分に合う会社かを最後に見極める場所として、Xが見られている、という流れ。

岩野さんは、AIに下書きを出してもらうのは当然として、最後は自分で直す、と話します。BtoBなので、既存のお客さん向けの表現に気を使うそうです。

人柄が伝わるかどうかは、AIの文でも、最後に自分の言葉が残っているかで決まります。魂は渡さず、込めるもの。

私は2026年8月7日から、ほぼ毎朝、賛否が割れる問いを選んで、AI2体に賛成と反対で討論させています。その討論を投稿とブログにして出す形。

私がやったのは、議題を選ぶことと、最後に自分っぽいかを味見すること。二つのAIの一致点と結びには、AIが作った言葉を使わず、私が実際に言った言葉だけを入れると決めています。

次は、AIに討論させて最後の言葉は自分で持つ話を書いた、評議会の記事の一節です。

私の記事より(Claude Codeのサブエージェントで評議会を作り、自分の案を酷評させるNate Herkさんの方法・討論の最後の言葉は、自分の言葉で持つ)

討論を形にするのがAIでも、結びに残るのは私が自分の口で言った言葉なんです。

形にするのはAIでも、結びに残るのは自分の口で言った言葉。ここは手元から離しません。

岩野さんは、最後に自分で直す形。私の場合は、結びに入れる言葉を先に決めておく形です。向きは同じで、手を入れる場所が違います。

AIに書かせても、最後の一言は自分の言葉で!

03

事例は4つ。広告文28パターン、声を40に分類、分析は10分に、コラボ投稿

▲目次
広告文28案、声を40分類、分析が10分に、コラボ投稿の四枚のカードが二段に並ぶ図解
図解: 四つの事例
動画キャプチャ: 事例のスライド。Grokで今の話題を掴み、広告の投稿文を約4分で28パターン作る流れと、その結果の説明が並ぶ(5:45頃)
動画キャプチャ: 事例のスライド。Grokで今の話題を掴み、広告の投稿文を約4分で28パターン作る流れと、その結果の説明が並ぶ(5:45頃)

Grokは、Xの運用の外でも使えるのでしょうか?動画では、事例が4つ挙がります。数字はどれも、出演者の発言かスライドの値。

富田さんは、Xの運用だけでなく、広告にも使えると話します。事例①のスライドの題は、博報堂DY ONE と X Corp. Japan の事例。動画では、このスライドを使って説明が進みます。Grokで今の話題を調べ、自社ツールに7項目ほど入力して、約4分で広告の投稿文を28パターン作った、という例。

富田さん(動画の中で・5:48〜)

4分で28パターン作ってもらって、実際にそれを広告の投稿文、ま、生成した結果実際にAIの投稿文の評価の方が人間が作ったものよりも年数が高かったというところで

AIが作った投稿文のほうが、人間が作った物より評価が高かったそうです。スライドには、AIの評価がライターの平均を上回った、と出ます。数を出す仕事ではGrokも強い、という話。

事例②は、Xの声の分類。声を40のまとまりに分け、文脈ごとに整理し、Grokで人物像も分析して企画に使いました。題材は麻辣湯(マーラータン)で、接客、店の清潔さ、味など、どの文脈で刺さっているかを分けています。

事例③は、分析の時短。スライドには、人を増やさずに対応175%増、分析は1時間が10分、と出ます。

富田さん(動画の中で・7:26〜)

それこそアナリティクスのデータインポートしてそのままブロックに投げたらもう分析結果が出てその内容を元に運用してくみたいなことが一定できるようになったので

Xのアナリティクスのデータを取り込んで、そのままGrokへ。分析結果が出て、それをもとに運用できるようになった、という話です。

事例④は、コラボ商品。マクドナルドの新商品のティザーのように、発売の前後で他社がどう盛り上げているかをGrokで分析しました。そのあと出したコラボ投稿は100万インプレッション以上で、Grokを使う前と後でかなり変わった、という例。

人間が自分で見に行って調べることもできる、と富田さんは続けます。そのうえで、AIをうまく使って自分たちの考えを載せると、成果につなげやすい、という見方。

事例とは別に、岩野さんが挙げるのは、B2BでXをうまく使うアカウントを探す場面です。AIでWebマーケティング業界に絞り、1投稿あたりフォロワー数の5倍以上のいいねがあるアカウントを洗い出す流れ。寝ている間にAIに調べさせられる、という使い方です。

04

AIもサボる。追い質問で60点を90点にし、Geminiにも読ませる

▲目次
初回60点、追い質問、別のAIへ、Grokに戻す、90点の五段の階段を上がる図解
図解: 追い質問で磨く
動画キャプチャ: スライド。初回は60点、追い質問で90点にする、という見出しの下に、深掘り、裏取り、再実行の行が並ぶ(10:30頃)
動画キャプチャ: スライド。初回は60点、追い質問で90点にする、という見出しの下に、深掘り、裏取り、再実行の行が並ぶ(10:30頃)

AIが最初に返した答えで、満足していませんか?一発でそれらしい案が出ると、そこで手が止まりがち。富田さんは、そこから先の聞き方を話します。

富田さんは、プロンプトそのものもGrokで作れる、と話します。最初に、最高のプロンプトを作るための質問を2個ください、と頼みます。それだけで、返る中身がだいぶ変わるという話。

富田さん(動画の中で・10:22〜)

AIもサボるんですよ。やっぱやっぱり60点ぐらいの回しかしてこないのでそこに対してやっぱ追い質問をしていって、ま、23回やっぱ深っていくと90点ぐらいになっていったりするので

AIも手を抜く、というのが富田さんの見立てです。初回は60点ぐらいで、追い質問を2〜3回重ねると90点ぐらいまで上がります。スライドの題も同じ向きで、深掘り、裏取り、再実行が並びます。

富田さん(動画の中で・10:40〜)

グロックで出したもの1回ジェミニに読み込ませてもう1回グロック戻すみたいなことするともっとキスが良くなったりもするので

次の手は、別のAIを挟むことです。Grokで出した物を一度Geminiに読み込ませ、改めてGrokに戻します。そうすると精度がさらに上がる、と富田さんは話します。

話は、InstagramやTikTokでの検証にも及びます。1つのAIで企画を作るより、複数のAIを合わせたほうが精度が高いと実証できた、という内容です。Xの企画でも、Grokで作り、GeminiやChatGPTで広げてからGrokに戻します。

一発でそれなりの企画が出ると、満足しがちです。時短できた分を1往復、2往復の深掘りに回すと、精度は大きく変わる、と富田さんは続けます。岩野さんは、優秀なA君1人より、B君も連れて意見を戦わせるほうが良さそうだ、と受けます。

方向の違いの話。GrokはXの中が見えます。ほかのAIはGoogle上の情報なども参照するので、別の向きの答えが出てきます。スライドの下には「AIの結果は参考値、最終判断は人」とあります。

AIの手抜きは、やり切らないこと。調べ尽くし、手を尽くして仕上げ切るところまで、AIにやらせたいんですよね。

追い質問も、別のAIに見せるのも、やり切らせるための手。

別のAIに点検させる理由を整理した記事の一節です。

私の記事より(別のAIに点検させる理由を、イケハヤさんが会員登録の例で話します・会員登録を1つのAIだけで出すのが怖いのは、どんな時か)

私なら、公開する物だけ、作ったAIとは別の系統のAIに1回見せてから出します。完了より、品質を先に見たいんです。

同じ記事には、6月19日の朝LIVEの話も載せました。一つのAIにやらせないのがコツ、拾ってきた記事が信頼できるかを別のAIにチェックさせるやり方、と話した日です。

ChatGPTが考えたことを、ClaudeやGeminiにも確認させるやり方も書いています。9月15日には、公開や納品をする物は、作ったAIとは別の系統のAIに見てもらうと決めました。

動画は、GrokとGeminiを往復させて精度を上げます。私は、公開する物だけを、別の系統のAIに1回見せます。違いは、往復の回数より、出す前に別の目を入れる置き方。

1回目の答えは、下書き。やり切らせるのは、聞く側の仕事です!

05

使い方は、バズの構造分析と自アカウントの診断と毎朝8時の炎上チェック

▲目次
バズの構造分析、自アカウント診断、炎上チェックの三本の柱を、上限を前提に、の土台が支える図解
図解: Grokの使い方
動画キャプチャ: スライド。毎朝8時のブリーフをGrokに任せる、という見出しの下に、上限を前提に設計する、を含む行が並ぶ(16:50頃)
動画キャプチャ: スライド。毎朝8時のブリーフをGrokに任せる、という見出しの下に、上限を前提に設計する、を含む行が並ぶ(16:50頃)

動画は、Grokの使い方を絞って話します。課金の形は、Xのプレミアムで使う形と、Grok単体のアプリの2通り。単体のアプリは、個人で動画を作る人が多い、という話も出ます。

最初は、バズ投稿の構造分析。バズった投稿をただ出させるのではなく、なぜバズったのかを出させます。その答えにも、なぜ伸びたのかを重ねて深掘る話です。

富田さん(動画の中で・13:50〜)

実際になんかバズってる投稿をただ出してとかだけじゃなくてなんでバズってるのかみたいなところを出してもらってそこに対してもまたさらになんでこれが伸びたのかっていうのも多分なぜなぜで深掘っていくとより詳細なものが出てきて

深掘ると、同じジャンルで伸ばすための条件が、構造として見えてきます。その条件を掛け合わせて企画する流れ。スライドには、ジャンルを指定して上位10本を抽出し、共通パターンを言語化させる、と出ます。

次は、自分のアカウントの診断です。Xの中にデータがあるので、ポストごとの伸びやエンゲージメントを点数にし、改善の手を聞けます。成長しているアカウントと比べることもできる、と富田さんは話します。

最後は、炎上やネガティブな意見の検知。Xは匿名性が高く、ほかのSNSでは表に出ない本音が出やすい場所です。

富田さん(動画の中で・15:45〜)

いわゆるネガティブ意見っていうものもしっかりX上だと詰めることができるので、それ踏まえた上でじゃ自分たちのサービスをどう改善していくのかっていうところだったり

拾った本音は、サービスを直す種になります。良かった声も分類すれば、LPを磨く強みの材料に。岩野さんは、自分が炎上しても気づけないかもしれない、と話します。

富田さんは、Grokに頼めば、毎朝8時に社名や社長名で炎上しているポストを共有してもらえる、と話します。スライドの題は「毎朝8時のブリーフ」。手順の横に、上限を前提に設計する、という行が並びます。

毎朝の自動は、決まった量の中で動きます。届いたAIの出力は、人が見て、感じて、味見してから使います。

Grok BotでXの言及分析をする方法を解説した記事の一節です。

私の記事より(Grok BotでXの言及分析をする方法をあやみさんが解説。調べてまとめるのはボットに任せ、連絡するかどうかは人が決めて、引用は元の投稿で確かめる・Xの見張りを定期にする前に。回す回数は、1回分の中身を確かめてから増やす)

週の枠は、リセットから約15時間でなくなりました。明細では、自動で回していたX検索3回が、投稿756件と人17件を集めていた。

週の枠とは、そのAIを1週間で使える量の上限のこと。同じ記事に、設定の前に1回分を見て、使える中身だと分かってから定期にする、とも書いています。

これはGrok Botで測った数字です。XのGrokとは別の道具の話。

動画の毎朝8時の話も、スライドにある、上限を前提に設計する、という行とつながっています。

定期にする前に、まず1回分を味見!

06

他業界のネタはAIに広げてもらい、選んで言葉にするのは人

▲目次
他業界のネタをAIが広げ、人が選び、言葉にして、確かめる流れを左右に分けた図解
図解: 広げるのはAI、選ぶのは人
動画キャプチャ: 話し手のアップ。テロップに、〇〇さんがやっていたやつね、と出ている(23:28頃)
動画キャプチャ: 話し手のアップ。テロップに、〇〇さんがやっていたやつね、と出ている(23:28頃)

AIで、自分の業界の外のネタまで見ていますか?動画の最後の質疑で、AIのおかげで思いついた投稿はあるか、という問いが出ます。富田さんの答えは、自分の強さの話から始まります。

富田さんは、SNSをほぼ毎日見ているので、基本はAIより強い、と話します。だいたいこうなる、という見当は、全部頭の中から出てきます。

ただ、クライアントは、ずっとSNSだけを見ているわけにはいきません。だから企画の引き出しをAIで広げます。これとこれを掛け合わせる、という思いつかない組み合わせをAIが出す場面がある、と話は続きます。

富田さん(動画の中で・23:17〜)

やっぱ同業真似して同業で伸びたことをやるってもうユーザーからしてもどこどこさんやってたやつねてなっちゃうんですね。

企業がやりがちなのは、同業しか見ないこと。同業を真似ると、ユーザーには、どこかの会社がやっていたものに見えてしまう、という指摘です。

富田さん(動画の中で・23:37〜)

AI活用する時は結構もう同業界のことはもう大体分かってるんでじゃなくて他業界のものをこの業界で転用できるんだったらどんなことができるかみたいなのを結構AI活用することが多かったりしますね。

業界をずらして持ってくれば、自分たちの業界の物になり、伸びやすくなります。そこで、他業界の物をこの業界へ転用する案を、AIで出すことが多い、と富田さんは話します。

横に広げるのはAI、選んで言葉にするのは人。私の中で、ずっと変わらない線引き!

AIが広げた情報から選んで伝える編集力の話を整理した記事に、私の判断軸は、人間は縦に掘り、AIは横に広げる、と書きました。

情報を広げる速さでは、人はAIにかないません。

私の記事より(AI時代に仕事がなくなる不安への答えを、鴨頭嘉人さんの講義から整理する・選ぶだけでは足りず、選んだ後に伝えるのが編集力)

AIが横に広げた情報の中から選び、自分の言葉で伝えるところは、人が縦に掘る持ち場。

選ぶ、伝える。そこに私は、確かめる、を足します!

富田さんが頼るのは、SNSを毎日見ている自分の目。私は、広げる速さをAIに任せ、選ぶ、伝える、確かめるを手元に残します!

COLUMN

▲目次

最初の答えのあとに、これで全部かと聞き直す

ひろくんが、最初の答えを受け取り、あってると認めたあとに、これで全部かと首をかしげて聞き直す、二コマの図解
図解: 全部かと聞き直す

富田さんは、AIは初回で手を抜き、追い質問を重ねると90点ぐらいになる、と話します。では、AIに聞き直す前に、答えを受け取った私の側は何を聞けばいいのか?その手がかりになるのが、8月29日の魂磨きで、私が分身AIに返した言葉。分身AIの答えを一度認めたあとに、問いの立て方のほうへ目を向けた場面です。次の引用は、その日のやり取りの一節です。

私の記事より(知恵は数えられない。分身AIに「4つだけじゃないよ」と言った日・型に閉じかけた分身AIに、「4つだけじゃないよ」と言った日)

「回答じゃなく問いについて違和感。4つだけじゃないよ」

分身AIが挙げた4つが、軸ブレなくつながっていること自体は、私はあっていると認めました。引っかかったのは、その4つで全部と決めて、固定の枠にしようとした次の問いの立て方。答えの中身ではなく、問いの立て方のほうに違和感があって、4つだけではない、と返したんですよね。同じ記事のコラムに、私が読む人へ向けて書いた一文も、あわせて引きます。

私の記事より(知恵は数えられない。分身AIに「4つだけじゃないよ」と言った日・ひろくんコラム)

数え終えて安心するんじゃなくて、「あってる」と認められた直後にこそ、「これで全部か」ともう一度自分に聞いてみませんか。

AIの答えでも自分の答えでも、あっていると認められた直後は、そこで話を閉じて安心しやすい場面。その直後にこそ、これで全部か、と自分にも一度聞き直す価値があります!動画の追い質問は、AIの答えをさらに深掘りするために、AIに向けて聞くものです。この聞き直しは、答えを受け取った自分の側に向けて、自分で聞くもの。

AIの最初の答えは、まずあっていると認めたうえで、これで全部かと一度聞き直す。AIには追い質問を重ねて深掘りし、自分にも同じ問いを向ける。認めることと聞き直すことは、両方とも手元に残せます!みなさんは、AIの最初の答えを受け取った直後に、自分にも聞き直すための問いを1つ、持っていますか?

分身AIが4つに閉じた問いに、違和感を返した話は、8月30日に公開した魂磨きの記事、知恵は数えられない。分身AIに「4つだけじゃないよ」と言った日にくわしく書いています。

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. Grok を使うと、X運用で何ができますか?

A. 富田さんは、GrokはXの中のデータを使えると話します。良い声と悪い声を吸い上げて、企画と投稿に使う流れ。分析や広告文の量産を含む4つの事例も挙がります。詳しくは第1章と第3章。

Q. 就活生はXで企業を調べますか?

A. 富田さんは、就活生の7〜8割がSNSで企業を知り、気になると7割ほどがXやInstagramで社名を検索すると言われている、と話します。数字は伝聞としての紹介。投稿で人柄が伝わることが、裏取りになるという話です。詳しくは第2章。

Q. AIの答えの精度を上げるには、どうしますか?

A. 初回の答えは60点ぐらいで、追い質問を2〜3回すると90点ぐらいになる、と富田さんは話します。Grokで出した物をGeminiに読み込ませ、Grokに戻すと精度が上がるという方法も紹介されます。複数のAIで企画する形。詳しくは第4章。

Q. 毎朝8時の炎上チェックとは何ですか?

A. Grokに頼んで、毎朝8時に、社名や社長名などで炎上しているポストがあれば共有してもらう使い方です。富田さんが挙げる使い方の1つ。スライドには、上限を前提に設計する、という行も出ます。詳しくは第5章。

MATOME

まとめ

▲目次

WebマーケティングTVの動画で、講師の富田さんは、Grokを使ったX運用を、生の声から投稿を作る話、採用で見られる人柄、4つの事例、追い質問とGeminiへの読み込み、使い方の整理、他業界のネタの転用の6つの話で解説しました。

Grokは、Xの中の声を吸い上げて投稿と企画に使える、と富田さんは話します。私の場合は、Xを読む仕事をHermesのx_searchに頼んでいます。返ってくる投稿には、本文と日付とURLが付いています。

AIの最初の答えは、60点ぐらい。追い質問と、別のAIへの読み込みで精度を上げる、と富田さんは続けます。私なら、公開する物だけ、作ったAIとは別の系統のAIに1回見せてから出します!

AIが形にしても、結びに残すのは私が実際に言った言葉。毎朝の自動のチェックも、1回分の中身を味見してから定期にします。案を広げる速さはAIに借りて、どれを選び、どう言うかは手元に置きます!

声を集めること、案の数を増やすこと、他業界のネタを探すこと。みなさんのXの運用では、AIに広げてもらう所と手元に残す所は、どこで分かれていますか?

LINK

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

チャンネルWebマーケティングTV【StockSun株式会社】
出演富田さん(講師)・岩野さん(聞き手)
公開日2026年10月27日
長さ26分00秒(日本語)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=HnCcBh31kmc

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