WATCH REPORT

Mac mini 自動化が進まない理由を、5台運用した三森一輝さんの動画で解説

2026.10.19

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、YouTube のチャンネル 三森一輝 / AI自動化組織構築中 で、三森一輝さんが、Mac mini を5台運用して分かったことを語った動画を紹介します。

Mac mini 自動化が進まない理由を、5台運用した三森一輝さんの動画から整理しました。AIに止まらず働いてもらう形を作りたい。そんな個人事業主や、小さな会社の経営者に向けて書きました。動画を通しで見る時間がない人にも届けたい記事です。

動画の長さは約18分。三森一輝さんが、Mac miniを5台買ったのにまず何もできなかった話から始めます。そこから、時刻を起点にした自動化、1パーツずつ組む考え方、メモリーと体制、最後に人がやること、アカウントの使い分けまでを、歩きながら話していきます。

読み終えると、動画の筋道を順番に追えます。自動化が止まった時に、どこを見ればよいかもつかめるはず。私ならこう見る、という判断も、あわせて書きました。

SPEAKER

三森一輝さん

このチャンネルを運営し、動画に一人で出演して話します。チャンネルの紹介文では、AI と AI 駆動開発、IT 企業の社長の日常を発信している、と書かれています。この動画では、Mac mini を5台買ってから、自動化がうまくいかなかったこと、時刻を起点に動かす考え方、体制の作り方を、歩きながら話します。

3行でわかるポイント

  1. 三森さんは、Mac miniを5台買ったものの、OpenClawではまず何もできなかったと話します。時刻を起点にすれば、止めずに動かせるという話です。(第1章・第2章へ)
  2. ドカンと一気に自動化はできません。1パーツずつ組んで、人の手が残る所を決める。メモリーにも目を配り、役割を分けるという話です。(第3章・第4章へ)
  3. 私なら、台数を増やす前に、時刻の起点と、ボールを終点まで持つ担当を決めます。そのうえで、人に残す仕事を、簡単な確認と人に会うことに絞ります。(第5章・第6章へ)

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01

Mac miniを買っても、OpenClawでは何もできなかった

▲目次
Mac miniを買っても動かなかった話の図解。左にMac mini、中央に朱色の枠でOpenClaw、右に途中で止まる、と矢印で並べ、下に終点まで持つ担当、と添えている
図解: 買っても、作業が途中で止まった
動画の画面。川沿いを歩きながら話す男性に、OpenClaw は動かなかった、というテロップと、その5台購入してから、という字幕が出ている場面
動画キャプチャ: OpenClawが動かなかった、と話す場面(3:25頃)

Mac miniを買ったのに、部屋の隅で持て余していませんか? 自動化のために置いた機械が、静かに座ったまま。動画はそんな場面から始まります。

三森さんは、OpenClawが流行っていた頃に、Mac miniを一気に5台買ったと話します。その後はMac miniが買えない状況になった、とも言います。

三森さん(動画の中で・0:02〜)

ぶっちゃけた話何もできませんでした。

OpenClawでいろいろ試した結果について、三森さんは何もできなかったと振り返ります。1対1の会話なら動きます。ただ、任せた作業は途中で止まってしまう。

三森さん(動画の中で・4:04〜)

1対1の単一の会話であれば動くんですけど作業が途中で止まってしまうみたいなことが起きたので

そこで、指示役のAIを作って、AI同士に指示を出させる形も試しました。それもうまくいかず、諦めたそうです。

Mac mini自体は、2〜3ヶ月ほど放置していたかもしれないという話です。見ている人の中にも、買ったのに持て余している人がいるのでは、と呼びかけます。

それでも、Mac miniは最大限使えます。そう伝えたいというのが、この動画の出発点です。

買ったのに動かない時、まず疑いたくなるのは機械のほうです。でも私が先に見るのは、仕事のボールの持ち主。

AIが途中で止まる時は、止まった仕事を誰が終点まで運ぶのかが決まっていないことがよくあります。返事は返ってくるのに、続きを拾う担当がいません。AIの数を増やしても、全部が途中で止まってしまったら、続きは誰が拾うのでしょう?

返事が返ってくることと、仕事が終わることは別です。会話が続いていても、最後の一手を誰も打っていなければ、仕事は途中のまま止まります。

Mac miniを置いただけでは、仕事は動き出しません。何をきっかけに動くのか、止まったら誰が拾うのか。そこを決めて、初めて回り始めます。買った日がいちばん期待が大きくて、そこから先は地味な設計の仕事になります。

三森さんの動画は、機械をどう使いこなすかの話です。任せる前に、静かに壊れる失敗を整理したのがClaude Managed Agentsで毎朝の自動化を任せる前に、静かに壊れる失敗を整理した記事です。

持ち主は1人。台数より先に、そこを決めます。私なら、機械を増やす前に、止まった仕事のボールを終点まで持つ担当を決めます。

02

Mac mini 自動化は、時刻を起点にして止めない

▲目次
時刻を起点に動かす図解。左の灰色のカードに人の命令で動く、右の朱色の枠のカードに決めた時刻で動く、と並べ、右のカードの下に起きている場所、スリープしない、の札を添えている
図解: 人の命令と、決めた時刻の二つの起点
動画の画面。川沿いを歩きながら話す男性に、MacBook はスリープで止まる、というテロップと、スリープで止まる、という字幕が出ている場面
動画キャプチャ: MacBookはスリープで止まる、と話す場面(6:15頃)

AIに任せた仕事は、何をきっかけに動き出すのでしょう? 動画の2つ目の話は、その起点についてです。

三森さんの今のやり方は、自分の作業をClaudeに入れ、壁打ちしながら自動化する形です。動かすのは、Mac miniそのものです。

三森さん(動画の中で・5:34〜)

何かを起点に、えっと、動くっていうのが自動化のあの、大前提根本なんですけど

話によると、起点は2つです。人が命令したら動くのは当然のこと。二つ目の起点が時間で、たとえば17時になったらこの作業をやって、と決めておきます。

Mac miniなら常に起動しておけるので、時間の軸さえ設定しておけば動く。動画はそう続けます。

三森さん(動画の中で・6:09〜)

MacBookでもね、できるってやついるんですけどできません。

MacBookでもできる、と言う人もいます。でも三森さんは、できないと言います。何回やってもできなかったそうです。

理由はスリープ。作業が止まってしまい、開きっぱなしにしていても止まります。24時間動かすAIをMacBookで作るのは難しい、という見立てです。

起点は、人の命令と時刻の2つ。時刻の起点があるから、人が見ていない間も仕事が進みます。

人が命令する起点は、人が席にいる間しか使えません。時刻の起点は、人がいない夜にも使えます。人が頼む仕事と、時刻で始まる仕事。この2つに分けて並べるだけで、自動化の地図ができます。

起点が決まっていない自動化は、結局、私が声をかけ続ける仕事になります。声をかけるたびに、私の手が止まってしまいます。

私は、自宅のパソコンをつけっぱなしにして、AIを24時間365日動かしています。朝何時になったらこれをやって、と決めた時刻に自動で動かす、オートランという機能も使っています。

2026年10月19日に確かめると、母艦のMacはスリープしない設定になっていました。オートランの登録は記録上401本で、いま有効なのは138本。

私がやるのは、何かあった時の確認を、スマホでポチポチ進めることです。毎日の作業が進んでいく様子も、スマホから見えます。

時刻の起点は、決めた作業を決めた時刻に始めるだけの、地味な約束です。地味だからこそ、毎日続けられます。

もう一つ大事なのが、眠らない場所です。スリープで止まる場所では、時刻の起点があっても、約束の時刻に誰もいません。

三森さんの話は、機械をどこに置くかについてです。私の場面は、置いた機械の上で時刻どおりに動かす仕組みと、確認の入口の話。

機械の置き場と、その上で動く仕組み。使い方はAGI Cockpitの使い方を、最初のタスクから定期実行の機能まで解説した記事に書きました。私なら、機械の種類より先に、時刻を起点にして、眠らずに動ける場所を用意します。

03

ドカンと自動化は無理。1パーツずつ組み、人の手が残る所を決める

▲目次
1パーツずつ組む図解。左に作業を見える化する、中央の朱色の枠に1パーツずつ自動化する、右に人の手が残る所、と矢印で並べ、下にドカンとは入れない、と添えている
図解: 見える化して、1パーツずつ組む
動画の画面。紺色の背景のスライドに、本質は作業の切り分け、人が動く所は必ず残る、と書かれた場面
動画キャプチャ: 本質は作業の切り分け、というスライド(9:40頃)

AIを入れたら、仕事が一気に自動で回ると思って、ツールを入れたところで手が止まっていませんか?ここからは、自動化の組み立て方の話です。

三森さんは、AIをドカンと入れればドカンと自動化できる、という想像を、まず無理だと断言します。話は、期待を打ち消すところから始まります。

三森さん(動画の中で・7:31〜)

AIでドガンって入れたらドガンって自動化できますみたいなのを、ま、想像される方いたりするんですけど、これまず無理です。

やり方は地道です。自分の作業を見える形にして明確にし、AIでできそうな所をつかむ。そこから1個ずつワークフローを組み、AIと壁打ちして自動化を作っていきます。

話は、この動画そのものも自動化の例だと続きます。撮った動画を入れるだけで、あとは編集まで進む。投稿のあとは、話した内容が note にも載る流れです。

三森さん(動画の中で・8:59〜)

皆さんのやってる作業そんな単純じゃないですよね、きっと。

ただ、実際の作業はそう単純ではありません。この時はこう、この時はこう、と指示を重ねるほど時間がかかります。だから1パーツずつ組み立てる、という順番になります。

本質は、作業の切り分け。そのうえで、人の手でしか動かせない所がどうしても残る、と三森さんは続けます。

三森さん(動画の中で・10:23〜)

絶対人が動かないといけないとこってあるんです。

この動画も、三森さんが撮らないと起動しません。編集とサムネイルは自動化済みで、撮る所が人の手に残っている、という話です。

人の手が残る所を、先に決めておく。そうすると自動化は、途中で止まりにくくなります。では、私の場合、人の手はどこに残ったのか?

2026年10月7日の朝LIVEで、AIが書ける量に人間の確認が追いつかない、と私は話しました。ブログは1日24本まで書ける設定にもできるのに、当時は2時間に1本にしていたんです。

理由は単純で、私がそんなにチェックしたくなかったから。確認は、簡単で分かりやすいチェックだけに絞っていました。

確認をゼロにしたわけではありません。簡単にして、減らす。それが、その時の私の落としどころでした。

確認が簡単なら、私は迷わず進められます。迷う時間が減るほど、確認は続きます。

三森さんの人の手は、撮ること。私の場合の人の手は、確認のボタンを押すこと。中身は違っても、人に残す所を先に決める向きは並んでいます。

スマホで仕事を進める話は、スマホでAIを使えば、手ぶらで一日旅をしても仕事が止まらない、という朝LIVEの記事に書きました。AIに任せる量が増えるほど、人に残す所を最初に決めておかないと、確認が続かなくなります。私なら、確認はゼロにせず、簡単なチェックに絞って、人の手が残る所を先に決めます。続けられる形にしておくことが、自動化の土台になると考えています。

04

Mac miniはメモリーが一番。低スペックの5台は役割を分ける

▲目次
体制の図解。左に会長から社長、副社長、社員へ仕事が下りる階段、右の朱色の枠のカードにメモリーが一番、低スペックは止まる、と並べ、下に台数の前に止まった原因、と添えている
図解: 役割を分ける体制と、メモリー
動画の画面。公園で話す男性に、Mac mini はメモリーが一番、というテロップが出ている場面
動画キャプチャ: Mac miniはメモリーが一番、と話す場面(11:05頃)

1台あれば、うまくいく。そう思って、手元のパソコン1台で全部を回そうとしていませんか?ここからは、台数と体制の話に進みます。

三森さんは、MacBook 1台でうまくいくと思う人もいる、と前置きします。そのうえで、それは無理だと言い切ります。

三森さん(動画の中で・10:55〜)

1台やればなんとかなるんじゃねっていう思う方いらっしゃると思うんですけど、これね無理ですね。

話は、メモリーへ進みます。三森さんが買ったのは、いちばん低スペックの Mac mini です。5台を急いで買った当時は、メモリーの大きいモデルを選べる状況ではなかった、と振り返ります。今思うと、いちばん大事なのはメモリー。大きいモデルを積んでおけば、1台で完結して、いろいろ動かせて、とても楽になる、という話です。

体制にも呼び名があります。会長が三森さん自身で、社長が MacBook のAI。その下に副社長と社員がいる形で、一応の体制は組んである、と説明します。

三森さん(動画の中で・12:00〜)

会長社長、副社長、社員みたいな形で、え、一応体制構築はしてるような状況になっていて

動きとしては、社長から副社長、社員へとタスクを振っていきます。Mac mini は5台持っていて、運用しているのは3台。用途は動画編集とコーディングです。

この日の前日には、指揮役の MacBook Pro がメモリー不足で動きが遅くなりました。そのせいで Mac mini に作業を渡せなかった、と三森さんは振り返ります。

AIを何台も同時に動かすと止まります。だから、メモリーもストレージも大きい方がよい。動画はこの章を、そう締めくくります。

三森さんの前日の場面は、まさにメモリー不足が原因でした。私も、止まった時は、まず原因を数字で確かめるところから入ります。

2026年8月、AGI Cockpitが、8日間で27回落ちたことがありました。私が毎日使っているAIの作業の管理画面です。AIに調べてもらうと、全部が同じ型の落ち方でした。

AGI Cockpitの内部の処理に使えるメモリ領域は、上限が約4.1GBで、使っていたのは約1.5GB。空きがあるのに、一度の大きな確保が失敗して落ちていたんです。

最初にAIが出した説明は、上限の75%まで使っていて心配だ、というもの。これはまちがいで、2回目で直りました。ちなみに、私の母艦のMacはメモリが128GBあります(2026年10月19日に確かめました)。

三森さんは、メモリー不足を実際に体感しています。私の場合は、AGI Cockpit が落ちた原因を調べると、メモリの空きがあるのに、一度に大きく確保しようとして失敗する型でした。

どちらも、止まった原因をつかんでから手を打つ。向きは、そこで重なります。私なら、メモリや台数を足す前に、止まった原因を数字で確かめます。

05

最後に人がやるのは、人に会いに行くこと

▲目次
最後は人に会いに行く図解。左の灰色のカードに自動化、右の朱色の枠のカードに人に会いに行く、と並べ、右のカードの脇に二つの湯のみとおひつの絵、下に繰り返し会うと絆が深まる、と添えている
図解: 自動化の先に、人に会いに行く
動画の画面。男性が額に手を当て、人は人に会いに行く、というテロップと、何をやると思う?という字幕が出ている場面
動画キャプチャ: 人は人に会いに行く、と話す場面(14:20頃)

機械が増えて、AIが作業を引き取ってくれるようになったら、最後に人の手元には何が残るのか。自動化の話を追ってきた動画は、終盤でこの問いに戻ってきます。

三森さんは、根本の問題として、最終的に人は何をやるのかと問いかけます。見ている人にも、何をやると思いますか、と聞いていました。

三森さん(動画の中で・14:21〜)

もう私はね、人に会いに行くしかないと思ってます。

この日は、お客さんに会いに出かける日。前日は Mac mini の構築と、自動化の流れの構築をして、面白く、学びが多かった、と言います。切り抜き動画で、社長の仕事は人と会うことだ、という発言を見たそうで、今は人と会うこと以外は無価値だと思っている、と話します。

機械に任せる所が増えるほど、最後に人に残る仕事は、会うこと。リアルで人と人が触れ合って、同じ釜の飯を食うことで、絆が生まれる、と私は考えています。

機械が増えるほど、人に残る仕事は減ります。減った分で何をするのかを先に決めておかないと、空いた時間はまた画面を見る時間に変わります。

人間関係が深まると、何が起きるのでしょう?お互いに心の扉が開いて、より深いコミュニケーションができるんです。

それは、AIにはできない関係づくり。何度も繰り返し会ったり、お酒の席で、お互いの個人的なことを知り合ったりして、絆は少しずつ深まっていきます。

AIが返してくれるのは、作業の結果までです。人と人の信頼はどうでしょう?会って話して、同じ時間を過ごす中で育つものだと思います。

人に会う予定は、機械の側からは動かせません。会うと決めるのは、いつも人の側です。会う相手はお客さんだけとは限りませんが、誰に会うかを決める所は、最後まで人に残ります。

三森さんが言う人に会うは、お客さんに会いに行くこと。私の人に会うは、繰り返し会って、絆を作ることです。向きは、同じ方に並んでいるんですよね。

私なら、人に会う目的を、AIにはできない関係づくりに置きます。

06

6アカウントの使い分けと、新しいモデルを追いすぎない選択

▲目次
アカウントの使い分けの図解。左にアカウントを使い分ける、中央の朱色の枠に期限が近い順に使う、右に新しいモデルを追いすぎない、と矢印で並べ、下に選択と集中、と添えている
図解: 期限が近い順に使い、モデルは追いすぎない
動画の画面。話す男性に、6アカウントを使い分け、というテロップと、6台をどの割合で、という字幕が出ている場面
動画キャプチャ: 6アカウントを使い分ける、と話す場面(15:40頃)

AIを毎日使う量が増えると、次に気になるのは上限です。アカウントを何個か持っていても、使う順番が決まっていないと、余った枠はそのまま消えていきます。限られた量を、どこから使うのか?

三森さんは、Claude のアカウントを6つ持っています。6つをどの割合で使っているか、そもそも6つが必要か、が見えていなかった、と話します。

そこで決めたのが、週次のリミットが遠いものは使わず、近いもので容量が余っているものから使う、という振り分け。Mac の上で、それを実行できたそうです。

三森さん(動画の中で・15:58〜)

容量が余っててリミットが近いものをどんどんどんどんここで使っていく

こうした工夫を重ねていけば、AIを使う負担を下げながら進められるのでは、と三森さんは話していました。話は最後に、新しいことに追われすぎない方がいい、という所へ進みます。

三森さん(動画の中で・17:55〜)

選択と集中なんで。

新しいモデルが出ても、買えなくていいと言います。Claude か ChatGPT のどちらかで、自動化を進められる形を整えてほしい、という話でした。

アカウントの振り分けと、新しいモデルを追いすぎない選択。2つは別々の話に見えて、根っこは同じです。限られた量を、どこに使うのか?私は、ここを毎回人が考えなくていい形にしたいんです。

私は2026年7月に、上限が来る前にAIのアカウントを自動で切り替え、止まったタスクを自動で再開する仕組みを、AIに作ってもらいました。ところが見つかったのは、使われないままリセットで消えていく枠。そこで、週のリセットが近いアカウントから先に使い切る形へ直しました。

7月10日から10月17日までの記録で、切り替えは19,691回。全部のアカウントを使い切った時が、387回ありました(2026年10月19日に集計)。

この387回は、失敗の数ではありません。用意した枠を、全部のアカウントで使い切った時の回数です。

三森さんの話は、Mac の上で振り分ける形です。私は、切り替えを自動にして、期限が近い順に使い切る形にしました。向きは、同じ方を向いています。

限られた量を使い切るには、先に数えるところから始まります。どのアカウントが、いつ、どれだけ余っているのか。見えていないものは、使い切れません。

新しいモデルが出るたびに乗り換えると、仕組みの方が毎回作り直しになります。道具が替わっても残る仕組みを、先に持っておく。追いすぎない、の中身はそこだと思っています。

新しいモデルを追う話は、モデルが毎週替わった9月を振り返った、月刊GPTs研究会 2026年9月号にまとめました。モデルが替わっても、仕組みの方は残ります。私なら、週の期限が近い順に使い切る形を仕組みにして、新しいモデルは追いすぎません。

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. Mac mini を買ったのに、OpenClaw で何もできなかったのはなぜですか。

A. 三森さんによると、1対1の会話なら動くものの、作業が途中で止まってしまったそうです。指示役のAIを作ってAI同士に指示させる形も試しましたが、うまくいかずに諦めた、という話でした。

Q. 自動化の大前提は何ですか。

A. 何かを起点に動くことです。起点は、人の命令と時間の2つ。決めた時刻になったらこの作業、と設定しておけば、常時起動の Mac mini が動く、という話です。

Q. MacBook でも自動化できますか。

A. 三森さんは、できない、と話します。スリープモードになると作業が止まり、開きっぱなしでも止まってしまう。24時間動かすAIを MacBook で作るのは難しい、という見立てでした。

Q. AIでドカンと自動化できますか。

A. できない、という話です。自分の作業を可視化して、AIでできそうな所を見つけ、1パーツずつ組んでいく。本質は作業の切り分けで、人が動く所を先に決めておくことです。

Q. Mac mini は、何を一番見ればよいですか。

A. メモリーです。三森さんは、いちばん低スペックの Mac mini を5台買い、会長・社長・副社長・社員の形で役割を分けて運用しています。今思うと、メモリーの大きいモデルなら1台で完結できて楽になるそうです。AIを何台も同時に動かすと止まるので、メモリーもストレージも大きい方がよい、という話でした。

MATOME

まとめ。自動化は、時刻の起点と、人に残る仕事を決めること

▲目次

Mac mini 自動化が進まない理由を、5台運用した三森一輝さんの話で見てきました。動画は、Mac mini を買っても動かなかった話から始まり、時刻を起点にする自動化、1パーツずつ組む進め方、メモリーと体制、人に会いに行くこと、アカウントの使い分けへと進みました。

この動画から私が持ち帰ったのは、台数を増やす前に決めておくことです。ボールを終点まで持つ担当と、時刻の起点。人に残る仕事は、簡単な確認と、人に会うことに絞れると考えています。

機械をどれだけ動かしても残るのは、人が決める所。

自動化を始めるとして、最初に決めておきたい人の手は何ですか?

COLUMN

台数を増やす前に、人に戻る量を判断だけにする

判断だけが戻る場所の図解。左にひろくんが笑顔で、流れていく作業の札を指さしている。右の判断待ちの箱に、判断だけ戻る、と書いた朱色の札が届いている
図解: 台数の前に、人に戻る量を判断だけにする

AIに作業を任せても、進み具合を見に行く手間は、私の手元に残ります。厨房で例えると、料理人を増やすほど、味見を待つ皿がずらりと並んで、どれが私の番なのか分からなくなる感じです。2026年9月30日、私が毎日使っているAIの管理画面、AGI Cockpitの一覧には、終わっていないタスクが130件並んでいました。直近6時間に動いたのは35件で、判断待ちはそのうちの数件でした。

35件の中から数件を探すのは、それだけで一仕事です。私がAIに委ねたいのは、作業だけではありません。成果か、本当に必要な判断だけを返してほしい。進み具合を思い出して見に行った瞬間、管理のボールは私の手に戻ってきます。皿を探して厨房を歩き回る時間は、料理を作る時間ではないんですよね。料理人の数より、皿の行き先が決まっていないことの方が、ずっと効いてきます。本当は、私の手元には判断の皿だけが届けばいいはずなのに。

判断待ちのまま止まっていたタスクが、214件あった時期もあります。9月30日とは、別の時期の話です。1件2件なら、すぐ目につきました。それなのに、数が増えるほど、逆に見えなくなりました。並んだ皿の数が多すぎると、どれが冷めかけているのかも分かりません。忙しく回っているように見える厨房ほど、止まった皿に気づきにくいのかな、と今は思います。この怖さが、次に作った場所の出発点です。

だから、探しに行くのをやめました。判断待ちの方から目に入る場所を、AIに作ってもらったんです。私がしたのは、頼む・挿す・見る・一言返すの4つ。コードもコマンドも、私は1行も書いていません。機械をたくさん動かす話と、人に戻ってくる量を判断だけにする話は、別の話です。台数を増やす前に、戻ってくる皿の方を減らすこと。私なら、先にそちらを決めます。

その場所の作り方は、Stream Deckで、AIタスクの進み具合の確認と切り替えをする、AGI Cockpit連携の記事に書きました。数が増えて見えなくなる怖さは、判断待ちが積み上がって見えなくなる怖さを書いた、分身AI日記のDAY159に残しています。分身AIのことをまとめた入口は、分身AI.com(トップ)です。

LINK

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

チャンネル三森一輝 / AI自動化組織構築中
出演三森一輝さん
公開日2026年10月1日
長さ18分22秒(日本語)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=_tDkQD9Fh0s

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