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AIに仕事を奪われたのは誰のせいなのか、Webライターの炎上投稿から構造を整理する

2026.10.20

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、YouTube のチャンネル まだブログやってないの?│ABCオンライン の動画で、ヒトデさんとなかじさんが、AIに仕事を奪われたと投稿したWebライターの話を本気で考える回を紹介します。

AIに仕事を奪われた、という投稿が炎上したのを見ました?奪われたのは誰のせいなのか。自分は何を変えればいいのか。そこが整理できないまま、動画を通しで見る時間も取れずにいる人へ。文章やメディアの仕事をする個人事業主や、小さな会社の経営者に向けた記事です。

実は、この話を27分かけて掘り下げた動画があるんです!ヒトデさんとなかじさんが、AIに仕事を奪われたと投稿したWebライターの話を題材に話します。奪ったのはAIなのか、ゲームが変わったとは何が変わったのか、ライターはどう進むのか。ブログのオワコン論との共通点、二極化と現状維持まで、話は動画の順に進みます。書き手の事情は分からない、と断ったうえでの話し合いです。

読み終えると、二人の主張を動画の順に追えます。出てくる数字は、どれも二人の発言です。その横に、私ならどうするかを添えます。

SPEAKER

ヒトデさん(司会役)

動画の司会役で、バズったツイートを紹介します。ブログの発信を長く続けてきた立場から、反応や現状維持について話します。

SPEAKER

なかじさん

もう一人の出演者です。ウェブライターの仕事の変化と、ライターが進む方向について、具体的に話します。

3行でわかるポイント

  1. ヒトデさんは、バズった投稿への反応を紹介します。なかじさんは、奪ったのはAIというより、AIを使う人や、早く安く良いものを書く人だと見ています。(第1章・第2章へ)
  2. ライターが進む方向は、AIを使いこなす、専門性を高める、文章力。ブログのオワコン論と対策は同じで、一次情報と責任が残る、と二人は話します。(第3章・第4章へ)
  3. 私なら、奪われたと言う前に、自分が深く知っている分野を見直して、AIを使う側に回り、自分を更新し続けます。(第4章・第5章へ)

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01

AIに仕事を奪われたのは誰のせいなのか。奪ったのは、AIか、AIを使う人か

▲目次
「奪ったのは誰か」の図解。「AIに奪われた」「AIを使う人に奪われた」「早く安く良い人に奪われる」の三つの札が矢印で並び、下の帯に「主語が大きすぎる」
図解: 奪ったのは誰か
動画の字幕「そのAIが仕事を奪ってるみたいな、それはさすがに主語がでかすぎると思います」
動画キャプチャ: 主語が大きすぎると話す場面(5:56頃)

ヒトデさんが紹介する投稿には、6年で約2,500本、月45万円ほどが15万円、という数字が並びます。正直、私がいちばん引っかかったのは、減った額より6年という長さのほう。6年続いた仕事が、半年で一気に動いたことになるんですよね。いったい何が変わったのでしょう?

投稿したのは、6年で約2,500本の記事を書いてきたフリーランスのWebライター。半年前まで月45万円ほどあった収入が、15万円に。AIができるから、という理由で切られた、とヒトデさんは紹介します。

いやー、この落ち方を前にすると、本人が悪い、と一言で片付ける気にはなれません。片付けた瞬間、仕事の頼まれ方の何が変わったのかが見えなくなるんです。

投稿は、AIは危機か、それともチャンスか、と問いかける内容です。インプレッションは約120万件ほど、とヒトデさんは話します。

反応は、同情より書き手を責める声のほうが多かったそうです。量産型のライターではないか、という見方まで出ています。

ただ、実際にどんな記事かは分からない、とヒトデさんは断っています。そのうえで、月45万円が15万円になるのは死活問題、と受け止めていました。

周りから見れば45万円は羨ましく、今も15万円は稼げている、という見方も紹介されます。Xだから反応が攻撃的になるのでは、という見立ても一緒に。

で、ここは押さえておきたい所です。仕事の中身が分からないまま、書き手に何が足りなかったのかは決められません。広く読まれたことと、事情が分かったことは別の話ですよね。

ヒトデさん(動画 4:15〜)

AI を使ってる人に奪われただけじゃねっていうのが結構伸びていて

引用で一番伸びたのは、AIに奪われたというより、AIを使っている人に奪われたのでは、という反応です。AIを使いこなす人と使えない人のバトル、という見方に共感が集まっている、とヒトデさんは紹介します。

あ、ここで話の向きが変わります!犯人探しより、仕事が誰に移ったかを見る声。いちばん共感を集めたのは、そっちだったんです。

なかじさん(動画 5:20〜)

ま、要は仕事をしてるところで自分よりも早くて安くていいものをかける人がいたら当然その人に奪われるっていうのは当たり前の話じゃないですか?

なかじさんの整理は、さらに手前から始まります。仕事をしている場で、自分より早く、安く、いいものを書ける人がいれば、仕事はその人に移っていくもの。AIがなくても同じことは起き、フリーランスはそういう働き方だ、と話します。

AIが仕事を奪ったという言い方は、主語が大きすぎる、となかじさん。価値の高くない仕事から取られていき、誰にでもできる、の基準が上がっている、と続けます。

主語が大きすぎる、という一言。私がいちばん考え込んだのは、ここです!AIのせい、で話を閉じると、頼む側が誰に、どんな理由で任せるようになったのかが見えなくなります。

では、頼む側は何で選んでいるのでしょう?早さ、安さ、出来上がりの質。この物差しは、AIが出てくる前から頼む側が持っていたものなんですよね。

AIは魔法ではありませんし、勝手に仕事を取りに行く生き物でもありません。同じ物差しの上で差を広げるには、一つの分野を縦に掘る努力が要ります。

といっても、この書き手の仕事が実際に誰へ移ったのかは、動画でも分からないまま。だから私は、書き手を責めることも、かばうこともしません。

見直したいのは、自分が仕事を頼まれる理由のほう。縦に掘った所が、自分にあるかどうか。ここです!

02

ゲームが変わった、という話。幅広くそれっぽく書くだけでは、AIに勝てない

▲目次
「ゲームが変わった」の図解。「ゲームが変わった」「幅広くそれっぽく書く」「一つの分野に絞る」の三つの札と将棋の駒の水彩画。下の帯に「ただ書くだけでは勝てない」
図解: ゲームが変わったという話
動画の字幕「だからこれが何でもいいんですけど」
動画キャプチャ: 一つの分野に絞る話の場面(11:01頃)

ゲームが変わった、というなかじさんの言葉。この章の軸は、ここです。では、何が、どう変わったのでしょう?二人の話を追っていくと、書くだけの仕事の値段が動いた、という所に行き着きます。

なかじさんは、ゲームが変わってきたのにやり方をアップデートしないのは、かなり厳しい、と話します。最初から核心に踏み込む言い方です。

なかじさん(動画 6:53〜)

わけで、なんかその言ったらゲームが変わってきてるのにやり方が変わ、アップデートしていかないっていうのはかなりきついよなと思いますよね。

6年前はAIが無く、4年前にAIの文章生成が登場。今はAIのエージェントが、キーワードだけで100記事を一気に作る時代、となかじさんは振り返ります。

でね、この100記事を一気に、という所には息をのみます!書く量で比べる限り、人がAIと並ぶ理由はほとんど残りません。

4年前から分かっていたはず、というのがなかじさんの見方。AIを使えるウェブライターになるのはマスト、とまで言い切っています。

なかじさん(動画 7:47〜)

AI を使えるウェブライターになるなんていうのはマストだって気づいてもいいんじゃないかなと思いますけどね。

ここでヒトデさんが、フリーランスの側から一言。付加価値を探し続けるのがフリーランスで、取材して書くライターの一次情報は、むしろ価値が上がっている、という整理です。

書く量では並べなくても、取材した一次情報には値段が付く、という話。めちゃ大事な分かれ目ですよね!

AIなら、ほったらかしで10〜15分。数十円や百円ほどで記事が出る、という例まで挙がります。ただ書いて納品するだけでは、人に高い報酬を払う理由が無い、という見方です。

投稿した書き手が何でも書いていたのでは、というのは勝手な憶測、と断ったうえでの話です。そういう書き方の人がウェブライターの9割ほど、とも語られます。

幅広い知識をそれっぽい文章で書くのは、AIと戦って勝てない仕事。一つのカテゴリーに絞って書き続けていたら、たぶん今は切られていない、となかじさんは見ています。例に挙がったのは、人事や転職です。

なかじさん(動画 10:50〜)

1 つのカテゴリーに絞ってとか特定のカテゴリーに絞って書き続けるみたいなことをしたら多分今切られてないんですよね。

専門性があれば、AIが書いた記事の抜けにも気づけるし、そこへAIも使えれば最強、となかじさんは続けます。分野の知識とAIが、ここで一つにつながる形です。

正直、ゲームが変わった、が指しているのは、書くだけの仕事の値段が崩れたこと、と私は見ています。幅広く浅く、それっぽく書く仕事は、AIの持ち場になっています。

AIは横に広げる役で、人間は縦に掘る役。私の中で、ずっと変わらない分け方です。

では、人が持つ所はどこでしょう?人事や転職のように、一つに絞った分野です。その分野を深く知っている人だけが、AIの記事のどこが抜けているかに気づけます。

面白いのは、専門性の役目の変わり方です!自分で全部書くための力から、AIが書いた物を確かめるための力へ。

縦に掘った知識があってはじめて、AIの速さを安心して使えるんです。同じAIを使っても、確かめる目のある人とない人とでは、届く物が変わってきますよ。

私なら、幅広く浅い仕事はAIに渡して、自分は一つの分野を深く掘ります。

03

ライターはどうするか。AIを使いこなす・専門性・文章力

▲目次
「ライターが進む方向」の図解。「AIを使いこなす」「専門性を高める」「文章力を磨く」の三つの札と、三つに分かれる道の水彩画。下の帯に「AIを触らないのが一番よくない」
図解: ライターが進む方向
動画の字幕「ライターとして残りたいんだったら」
動画キャプチャ: ライターとして残る方向を話す場面(14:25頃)

奪われた側の話のあと、動画はこれからの進み方へ移ります。AIを使うことと、専門性を持つこと。この二本、別々の道として語られるのでしょうか?

なかじさんが挙げる方向は、AIを使いこなす、専門性を高める、文章力の並びです。専門性の例には、薬機法のようなリーガル領域。

文章力があれば、AIならこう書く、では負けない記事に何が要るか、まで考えられる、と話は続きます。クライアントに素材を聞く交渉や取材も、同じ向きの話でした。

一次情報は、目的ではなく手段。素材を取りに行くのは、AIに負けない記事を書くため、という整理です。

いちばん良くないのは、AIをほとんど触ったことがない人と、仕事を取られるのが嫌で触る気になれない人。この両方を、なかじさんははっきり挙げます。

なかじさん(動画 13:36〜)

あとAI に仕事奪われるの嫌だから自分も触りたくないみたいな。多分このパターンがめちゃくちゃ良くない。

逃げ続ければ、流されるだけ。使わない道を選ぶとしても、AIのことは深く知っておく必要がある、と言葉は続きます。

企業側から届くのは、AIを使って記事を書いてほしい、という注文。AIを知らなければ切り返せず、話は、安く書けます、で終わってしまいます。だから自分はAIを使えないとダメ、というのがなかじさんの見方でした。

正直、この章の芯はここ。並んだ方向の手前に置かれているのは、まずAIを触ることなんです!

知らないままだと、返せるのは値段の話だけ。企業とのやり取りで、その流れがはっきり見えましたよね。

で、専門性も文章力も、AIを触った上に乗るもの。触らずに専門性だけ磨くのは、古いOSのまま上にアプリを積むのに近いと、私は考えています。

書く作業は、AIに任せます。自分が移るのは、何を頼み、どう確かめるかの側。

専門性は、AIを使わない言い訳じゃありません。使いこなすための土台なんです!

たとえば薬機法のような領域。AIの文で引っかかる言い回しに気づけるのは、その決まりを知っている人ですよね。

触ってもいない物の抜けに、気づけると思います?

文章力も同じ向き。AIの書き方を知っているからこそ、その先に何を足すかが決められます。素材を聞く交渉や取材も、触って足りない所が見えてから、狙いがはっきりしてきますよ。

私の記事より(AI活用の成功率は扱う分野の専門知識で決まるという動画から、任せ方を整理した記事・よくある質問の節)

対象分野を理解し、何を頼み、どう確かめるかに自分の知識を使えます。

これは、私が以前書いた、AIと専門知識についての一文。分野を分かっている人は、その知識を、何を頼み、どう確かめるかに使えます。だから専門性を持つ人ほど、頼む側に回った時の差が大きく出るんです!

どこを任せて、どこを自分で持つか。その線は、AIを知ったあとでしか引けません。

私なら、触りたくないと感じた所から先に、使ってみて確かめます。

04

ブログのオワコン論と対策は同じ。一次情報と、責任を取ること

▲目次
「AIに出せない価値」の図解。「一次情報を取る」「誰が言うかを積む」「責任を取る」の三つの札と、開いたノート・書類の束・印鑑の水彩画。下の帯に「最後の責任は人が持つ」
図解: AIに出せない価値
動画の字幕「やっぱそれを知ろうと思ったら」
動画キャプチャ: AIを知る必要を話す場面(17:49頃)

ライターの話を聞いていると、どこかで聞いた形に重なってきます。ブログはAIでオワコンになるのか、という話。下請けで書く人と、自分のメディアで書く人で、打つ手は変わるのでしょうか?

ヒトデさんは、ブログがAIでオワコンになるかという話と、ライターの対策は同じだと言います。違いは、下請けでやるか、自分のメディアでやるか、だけ。

差になるのは、一次情報と、誰が言っているか。ヒトデさんが普段から話している見方です。検索がAI検索に移る中で、ブロガーも苦しんでいる、という様子にも触れていました。

解決策として並ぶのは、AIを使いこなすこと、AIにはできないライティング、一次情報を取ってくること。AIのコンテンツが溢れるほど、この領域ならこの人、と言える人は希少になる、という見立てでした。

例えに出てくるのが、同じ文章を、フォロワー1万人の人事系アカウントと、フォロワー100人のアカウントが書く場面。受け取られ方が違う、という話でした。

なかじさん(動画 17:31〜)

なんかそれって結局AI には出せない価値だと思うんで、その企業側からしたら例えば頼む理由になると思うんですよね。

AIで書いても、このアカウントの人が書いている、と言えること。そこにAIには出せない価値があって、企業から見れば頼む理由になる、となかじさんは話します。

ヒトデさん(動画 17:58〜)

AIにできないことの1 つとしてあの責任を取るっていうことがあるので

AIに任せられないものとして、ヒトデさんが挙げるのは責任です。AIが生成したのでしょうがない、は企業相手には通じない、という話。分野に精通し、薬機法も分かり、責任を持てる人に価値がある、という整理でした。

いやー、並べるとはっきりしますね!AIに出せない価値として動画が挙げたのは、一次情報、誰が言うか、そして責任。

中でも責任は、私の手元にある記録と、まっすぐ重なるところです。

私は以前、登壇でこう話しました。現場の生の一次情報と、最終的にアウトプットするところは人間があるので、その中間は全部AIがやってもいいのかなと思います、と。

出てきた結果は、目視して判断して、責任をもって発信しなきゃだめ、とも話しています。

入口は、現場の一次情報。出口は、目で見て判断するところ。どちらも人が持つ分け方です。

でね、2026年9月22日。私の名前で出す応募文944字のうち、9か所をAIが創作していました。

私は、捏造をやめるよう、AIに指摘しました。同じ日で3回目の失敗。

だから対策を、正本を読む、から、出典のない文を書かない、に変えたんです。

出典は3種類だけ!一次情報のファイル、私が実際に言った言葉、検証できる実測値です。

どれにも当たらない文、たとえば動機や感想、体験、自己評価、意向は、AIが書かずに私に聞く決まりにしました。

動画が話す責任は、頼む企業の側から見た価値。私の手元に残っている責任の形は、出す前に1文ずつ出典を付けて洗う作業です。

企業相手に通らない言い訳、自分相手なら通ると思います?自分の名前で出す文なら、まず自分自身が、その言い訳を受け取れない1人なんです!

残すのは、出典に遡れる文だけ。そのうえで出して、出した後に何かあれば、受け止めるのも私です。責任は、出す前の確認と、出した後の対応の両方にあるんですよね。

05

ライターの二極化は加速します。現状維持は衰退

▲目次
「二極化の中で見る所」の図解。「二極化が進む」「現状維持は衰退」「AIを使う側に回る」の三つの札と、階段を上る芽の水彩画。下の帯に「常にレベルアップ」
図解: 二極化の中で見る所
動画の字幕「そうだからAIによって強制的に戻されてる昔に」
動画キャプチャ: 強制的に昔に戻されていると話す場面(22:54頃)

仕事を奪われたのは誰のせいか。実は動画は、その問いのさらに先まで進むんです。これから広がる差の話。差が開くのは、AIを使うかどうかの所なのか、それとも別の所なのか?

二極化はウェブライターに限らず加速していく、というのがなかじさんの見立て。以前は、少し文章が上手なだけで仕事が成り立っていました。そこがAIで置き換わった、という整理ですね。

なかじさん(動画 19:35〜)

そういう意味では、えっと、ウェブライターの数自体が減るんで、だからちゃんとそのちゃんとしたウェブライター、力のあるウェブライターっていうのはもっと価値が高まっていくかなとは思いますよね。

ヒトデさんは、AIを一切使わずに書くことを売りにする書き手のグループが出てくるかも、と話します。対して、なかじさんの前提は、使えるようになったうえで、使う・使わないは自由、というもの。

話は、フリーランスの数にも広がります。10〜20年前より数は激増し、全体のスキルは下がった、という見方です。本来のフリーランスは、文章、条件交渉、営業、コミュニケーションまでこなせるプロ。それが難しいなら会社員という働き方もある、と続きます。

なかじさん(動画 22:55〜)

AIによって強制的に戻されてる昔に。

現状維持は衰退。ヒトデさんが、よく口にする言葉です。月20万円稼げたからこのままでいい、と続けていると、収益は落ちていく、という話でした。

ヒトデさん(動画 23:05〜)

現状維持は衰退ってすごく言うじゃないですか?

一方で、危機感を持って新しいことを取り入れ、AIを使うようになった人は、最悪でも現状維持。むしろ上がっている人もいる、とヒトデさんは話します。

なかじさん(動画 23:59〜)

だから正確に言うと現状維持でそのまま現状維持することって難しいっていうかできないんですよね。

AIに限らず、常にレベルアップ、スキルアップ。今いちばん分かりやすいのは、AIを使う側に回ること、と二人は話します。フリーランスはスキルアップを自分で考えにくい、という指摘も。会社なら、上司や周りの立場を見れば分かる、という対比つきでした。

動画が最後に置くまとめは、一次情報に触れる、誰が言っているかを積み上げる、専門性を強化する、の並びです。

いやー、二極化の話で私がいちばん引っかかったのは、差が開く場所です。AIを使うかどうかは、入口の話。

差は、使ったうえで何を持っているか。そこに移っていると、私は考えています!同じAIに同じ頼み方をすれば、返ってくる文章も似てきますよね。

実は2026年10月13日、私はAIに仕事を頼む時に、こう指示しました。自分の原液や過去のブログ記事のような、他の人との違いを生む一次情報が肝だ、ということも伝えるように、と。

自分の原液や過去のブログ記事は、私の側にしか無い物。渡さなければ、AIの手元には届かないんですよね。

でね、使う側に回った人どうしでも、何を渡すかで出てくる物は分かれるんです。

私の記事より(SEOは古いと言われても、増えた数字と増えなかった数字を同じ28日で並べて見た記事・仕込みの数と、席に着くお客様の数は別の帳面につけるの節)

手を動かした感触より、席の数のほうが正直です。

席の数は、お店でいえば、お客様が席に着く数。記事なら、読者や登録の数にあたる例えです。

現状維持は衰退、と考える時も、私は手を動かした手応えではなく、届いた数で今の位置を見ます。手応えだけで、今の位置は本当に分かるでしょうか?

動画は二極化を、書き手の価値の差として話します。私が見ている差の元は、その一歩手前。自分の一次情報を、AIに渡せる形で持っているかどうか。

渡す物が無ければ、AIの出力にも、その人ならではの中身は入りません。AIを使う側に回って、一次情報を渡す。ここがつながるんです!

現状を守るより、使う側に回って自分を更新し続けること。私は、そっちを選びます!

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. 動画で紹介された投稿は、どんな内容ですか。

A. ヒトデさんが紹介するのは、6年で約2,500本の記事を書いてきたWebライターの投稿です。月45万円ほどあった収入が15万円になり、AIができるから、という理由で仕事を切られた、という内容。書き手の事情は分からない、と動画も断ったうえで話しています。

Q. 動画は、仕事を奪ったのはAIだと言っていますか。

A. AIに奪われたというより、AIを使う人や、早く安く良いものを書ける人に仕事が移った、という見方が中心です。AIが奪った、では主語が大きすぎる、となかじさんは話します。

Q. ライターは、これからどうすればいいと話されていますか。

A. AIを使いこなす、専門性を高める、文章力を磨く、の方向が挙がります。いちばん良くないのは、AIを触らずに避け続けること、となかじさんは話します。

Q. AIに出せない価値は、何だと話されていますか。

A. 一次情報、誰が言っているか、責任を取ること、が挙がります。AIが生成したのでしょうがない、は企業相手には通用しない、という話です。

Q. 現状維持は、なぜ衰退だと話されていますか。

A. 力のあるライターの価値が高まる一方で、全体の足切りラインが上がるからです。危機感を持ってAIを使う人は、最悪でも現状維持になる、とヒトデさんは話します。

MATOME

まとめ。誰のせいかを探す前に、縦に掘る所と出典に遡れる文を持つ

▲目次

動画は、投稿への反応から、奪ったのは誰か、ゲームの変化、ライターの進む方向、ブログのオワコン論との共通点、二極化と現状維持へと進みました。

この動画から私が持ち帰ったのは、誰のせいかより、何が動いたかを見ることです。幅広く浅い仕事はAIに渡して、一つの分野を縦に掘ること。触りたくない所から先に使ってみること。

AIが出した文は、出典に遡れる文だけを残して責任を取ること。責任は、出す前の確かめと、出した後の対応の両方で持つものですよね。そして、使う側に回って自分を更新し続けること!

正直、書く作業がAIに移っても、何を渡し、何を出すかを決めるのは私の側。私の運用でも、間の作業はAIに任せて、入口の一次情報と出口の責任は、最後に私が持ちます。動画の二人の話とも、同じ向きで読めますよ。

仕事の中で、AIに渡せる幅広い作業と、自分が縦に掘る所は、今、分かれていますか?

COLUMN

ひとつに絞るのは、機会を捨てることなのか

「絞るのは責任を持つこと」の図解。「仮に絞る」「反応を見る」「絞り直す」の三つの札が矢印で並び、最後の札に的と矢。左にひろくん
図解: 絞るのは、届ける相手に責任を持つこと

動画の第2章の、一つの分野に絞って書き続ける話。AI同士の討論から、客層を絞るのは届ける相手に責任を持つことだと整理したAI討論の記事でも、慎重派が言った、身内だけで盛り上がる場は外から入りにくく、閉じた場所になっていく、という怖さが、そのまま残っていると書きました。

私の記事より(AI同士の討論から、客層を絞るのは届ける相手に責任を持つことだと整理したAI討論の記事・ひろくんコラムの、結びの一つ前の段落の節)

仮で絞って絞り直せば、縁を切らずに深く届く、と証明されたわけではありません。

絞り直せば縁を切らずに済む、と証明されたわけではありません。そう記事にも書きました。その記事には、まず一番近い相手を仮に決め、見せる範囲は開いたまま、反応を見て絞り直していくことだと書いています。

私の記事より(AI同士の討論から、客層を絞るのは届ける相手に責任を持つことだと整理したAI討論の記事・ひろくんコラムの、最後の段落の節)

AIに議論してもらうのは、答えをもらうためではなく、自分の答えの輪郭を見るためです。

でね、絞る前に要るのは、分野選びより、自分を知ることなんです。誰に一番届けたいのか、自分の何を開いて渡せるのか。AIに議論してもらうのも、答えを受け取るためではなく、その輪郭を自分の目で見るためです。

分野の名前より先に、一番届けたいひとりを仮に置いておくこと。客層を絞るのは、届ける相手に責任を持つことです。私の記事には、そう書きました! 絞る線を縁を切る線としてではなく、届ける相手を決める線として引けたら、怖さの中身も変わってきませんか?

LINK

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

チャンネルまだブログやってないの?│ABCオンライン
出演ヒトデさん(司会役)、なかじさん
公開日2026年9月30日
長さ27分9秒(日本語)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=IxyGJ9dmNzU

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