WATCH REPORT

案件が取れる名刺の使い分け、交流会で相手に合わせて渡す4種類の考え方

2026.10.21

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、YouTube のチャンネル マーケティング侍の非常識なビジネス学 の動画で、りゅう先生がアメリカのビジネスカードを研究する博士と、案件が取れる名刺4種類の使い分けを話す回を紹介します。

交流会に出て、名刺も渡しています。なのに、案件にはなかなかつながらないんですよね。何を変えればいいのか、整理がつかないまま。動画を通しで見る時間もない、個人事業主や小さな会社の経営者に向けて書きました。

でね、今回の動画は17分。案件が取れる名刺は4種類ある、と出演者は話します。ユーティリティカード、伝統・様式美の名刺、親しみ型、データカード。それぞれの目的と例を、動画の順に紹介します。

読み終えたときに手元に残るのは、4種類の目的と、場面ごとの使い分け。動画の順に追える形にしました!

SPEAKER

りゅう先生(ホスト役)

動画のホスト役です。交流会で名刺を渡しても案件につながらない経営者の悩みを受けて、名刺を変えた方がいい理由と4種類の使い分けを話します。

SPEAKER

アメリカのビジネスカードを研究する博士

アメリカのマーケティングやビジネスカードを研究している立場で出演します。名刺の4種類と、それぞれの目的を具体例つきで説明します。

3行でわかるポイント

  1. 名刺の仕事は連絡先を渡すことではなく、会話を始め、覚えてもらい、信頼を作って次の行動につなぐことで、栓抜きや定規のように使い道のあるユーティリティカードもその1つ、と動画は話します。(第1章・第2章へ)
  2. 伝統・様式美の名刺は渡すこと自体が儀式で3秒で信頼を作り、親しみ型は裏面で自分のことを伝えて人物を覚えてもらう、と動画は話します。(第3章・第4章へ)
  3. 私なら、4種類を全部そろえるより、会う相手に合う1枚を渡します。表は信頼の形にして、裏には、なぜこの仕事をしているかの一行を書きます。(第4章・第5章へ)

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01

案件が取れる名刺は4種類必要。仕事は、会話を始めて記憶させ信頼につなぐこと

▲目次
「名刺の仕事は三つ」の図解。「会話を始める」「記憶させる」「信頼を作る」の三つの枠が矢印で並び、机の上の名刺入れと四枚の名刺の水彩画。下の帯に「場面で使い分ける」
図解: 名刺の仕事は三つ
動画の画面。ホワイトボードに「最強の名刺 客がとれる TOP4」と書かれ、左にパンダの面の人、右に白衣の人が立つ。上部に「場面に合わせて4種類を使い分ける」の帯、字幕に「現代はQRがあるので」
動画キャプチャ: 名刺の仕事を話す場面(2:36頃)

交流会で名刺を渡したのに、そのあとが続かないまま。どこを変えればいいのかも、見えてきません。その原因、実は名刺の側にあるとしたら?動画は、そこから話を始めます!

動画の冒頭は、知り合いの経営者の悩みです。いろんな会社との交流に、交流会への参加。それでも集客につながらず、原因も分からない、という話でした。

りゅう先生の答えは、名刺を変えること。以前の動画で名刺の作り方を扱ったら、交流会や社長どうしの会話で案件が取れた、と話します。

案件が取れる名刺と、そうでない名刺は、はっきり分かれます。名刺は奥が深く、シンプルな最強の営業ツール。そこで、アメリカのビジネスカードを研究している博士を呼んだ、という導入です。

題は、案件が取れる名刺トップ4。最強は1つに絞れと言われるものの、場面によって最強度が違うので4種類に分けた、と動画は説明します。

動画の出演者(動画 2:10〜)

結論から言うと、皆さん名刺4種類必要です。

たとえ話はゲームでした。最初から最後まで、勇者の剣1本でクリアできるのか?場面ごとに武器は変わり、名刺も同じ、という整理です。

大前提は、名刺の仕事が連絡先を渡すことではない、という点。いまはQRで連絡先は渡せます。名刺に任せるのは、話のきっかけを作り、覚えてもらい、信頼を育てて次の一歩へ進めること、と動画は続けます。

動画の出演者(動画 2:36〜)

名刺の仕事は、会話を始める、記憶させる、信頼を作って次の行動につなぐことが目的です。

紹介の順は、ユーティリティカード、伝統・様式美の名刺、親しみ型、データカードの4種類。

つまり、名刺の役目が入れ替わっているんですよね。連絡先を渡す紙から、会話と記憶と信頼の入口へ。

正直、ここが今回の肝だと思います。名刺の話なのに、主役は紙の情報じゃない、というのが面白いところ。

私の見方はこうです。名刺は、入口の役目。入口は軽くていいんです!

名刺1枚で自分を全部語ろうとすると、入口が重くなります。重い入口に、相手は入ってきてくれるでしょうか?

初対面で経歴を全部渡されても、受け取る側は困りますよね。まずは、名前と顔と、ひと言の印象から。

勇者の剣のたとえに戻ると、剣1本で全部の場面をクリアしようとすれば、どこかで苦しくなります。武器を持ち替えるように、名刺も場面ごとに持ち替えるんです。その発想なら、入口を軽く保てるんですよね。

4種類に分けるのは、入口の形を相手に合わせて変えるためだと、私は見ています!

といっても、4種類を全部そろえることにまで、私が賛成しているわけではありません。種類を増やすこと自体が目的になったら、それは別の話。

軽く渡せる入口にして、奥の深い話は顔を合わせてから。名刺の置き場所は、そのくらいでいいと思っています。

02

ユーティリティカード。使い道のある名刺は、捨てられない

▲目次
「使い道のある名刺」の図解。「仕事と機能を一致させる」「使い道がある」「捨てられない」の三つの札と、栓抜き・定規・種の水彩画。下の帯に「名刺自体に価値がある」
図解: 使い道のある名刺
動画の画面。ホワイトボードの前で白衣の人が話し、字幕に「ツアーが終わった人にしかくれない」と出る。ボードには「付加価値型」「仕事と機能一貫」の文字が見える
動画キャプチャ: 使い道のある名刺の例を話す場面(3:48頃)

名刺なのに、ちゃんと使い道がある1枚。受け取った人が、思わず手元に置いておきたくなる名刺の話です。そんな名刺、もらったことあります?ここからが、その1つ目です!

1つ目は、ユーティリティカード。名刺自体に使い道がある付加価値型で、仕事と機能が一貫しています。捨てられない名刺の代名詞、と動画は紹介します。

例として画面に出るのが、鋼鉄製の栓抜き型の名刺。ビールのボトルの栓を抜けます。ある会社のビールのツアーを終えた人にだけ渡る非売品、と画面で説明されます。

ほかにも、定規やメジャーの形、ギターのピックの形、コースター型、しおり型。中に種が入っていて、植えると植物が生える名刺も出てきます。

心理学系の交渉の仕事をしている人の名刺は、詐欺師を見抜くチートシートになっている、という例も出ます。カード自体が武器になる、という話。2026年のShopifyも使えるビジネスカードを紹介している、と動画は言います。

動画の出演者(動画 6:18〜)

原則は、仕事と機能を一致させるわけですよ。

基本の考え方は、仕事と名刺の機能をそろえること。建築屋さんなら定規、酒屋さんなら栓抜き、園芸系なら種、と動画は例を挙げます。

動画の出演者(動画 6:59〜)

変な名刺作ったらいいわけじゃなくて、名刺自体が使い道がある。

コンサルの仕事の例もあります。QRコードの先に、相手の状況を確かめる道具を置く形。集客やブランディングに困っている会社に向けたもの、と説明されます。

以前の名刺は、契約書や書類が全部入ったカード型のUSBメモリ。クレジットカードそっくりの名刺の例も出てきます。

結びは、付加価値型の強さ。自分の会社と噛み合った瞬間に、お客様がそのカードを欲しがって殺到し、それ自体が話題になってビジネスに直結する、と動画は締めくくります。

動画の出演者(動画 8:50〜)

それ自体がバズったりとかするんで、ビジネスに直結しますね。

栓抜きも定規も種も、持たせたいのは物そのものじゃないんですよね。仕事とつながる使い道。

で、私が見る境目は1つだけです。名刺の使い道が、その人の仕事と噛み合っているかどうか。

噛み合っていれば、名刺は相手の手元に残ります。使うたびに、仕事の顔がふっと浮かぶ名刺。

相手の引き出しに入るか、ゴミ箱に行くか。分かれ目は、そこです。

逆に、噛み合っていない変わった名刺はどうでしょう?目立ちたいだけの押しつけに見えてしまいます。相手の記憶に残るのが、奇抜さだけになってしまうんですよね。

いやー、ここははっきりさせておきたい所です!奇抜さそのものが目的ではない、という動画の言葉にも頷きます。

バズるかどうかは、あくまで結果。狙って作るものではないと思います。

私なら、噛み合わない奇抜さは足しません。選ぶのは、自分の仕事と噛み合う道具だけ。

03

伝統・様式美の名刺。渡すこと自体が、信頼を作る儀式

▲目次
「伝統・様式美の名刺」の図解。「会社名とロゴ」「両手で渡す」「3秒で信頼」の三つの札と、名刺を差し出す両手の水彩画。下の帯に「渡すこと自体が儀式」
図解: 伝統・様式美の名刺
動画の画面。パンダの面の人が名刺を渡す手つきで話し、字幕に「お互いが信頼できる形の儀式を一回踏む」と出る。ボードには「データカード」「付加価値型」「伝統」の文字が見える
動画キャプチャ: 名刺交換が儀式だと話す場面(9:24頃)

2つ目は、いちばん普通の名刺。で、ここで少し引っかかりませんか?普通の名刺なのに、なぜ案件が取れる4種類に入るのか。動画は、そこにもきちんと理由を置いていたんですよね!

2つ目は、伝統・様式美スタイルの、一般的な普通の名刺です。目的は、この人はちゃんとした人だ、と相手に3秒以内で分かってもらうこと、と動画は話します。

BtoBや金融系、法人営業なら、まず必要。動画はそう整理していて、画面にも、BtoBで必須、3秒で信頼を作る、と章ラベルが並びます。

動画の出演者(動画 9:00〜)

この人ちゃんとした人だっていうのを、3秒以内に理解させる目的がある。

名刺は、渡した瞬間に商談を生む物ではなく、渡すこと自体が儀式。名刺を出して、いただきます、よろしくお願いします、と交わすから、その後の営業が進みやすくなる、という説明です。

動画の出演者(動画 9:09〜)

これを渡すこと自体がビジネスにつながるわけじゃなくて、渡すこと自体が儀式なの。

動画の画面にも、お互いが信頼できる形の儀式を一回踏む、と出ます。神社でお参りの作法をするようなもの。そんな例えも、動画では話されます。

その儀式の場で、いきなり付加価値型のカードが出てきたら、何ですか、と返されてしまいます。だから厚紙で、余白があって、会社名とロゴマークを正確に入れた一枚。それを両手で渡す、と動画は言います。

金融・士業・法人営業・高額のBtoBなら、持っていなければいけない名刺。そうでなければ要らないけれど、やる予定があるなら一応作っておいた方がいい、という整理でした。

この名刺の役目は、目立つことではありません。疑われないこと。2つ目の名刺の芯は、ここにあると思います。

派手さで覚えてもらう前に、まず、ちゃんとした相手だと思ってもらうこと。ここが崩れると、どんな工夫も空回りしますよね。

3秒以内、という数字は動画の話です。まず信頼の形を守る、という考えには、私も頷きます。

正直、名刺交換の挨拶って、古い形式に見えませんか?でも、その儀式は飛ばしません。形があるから、相手は安心して次の話を聞けるんですよね。中身の話をする前の、地ならし。

順番は、信頼が先、面白さは後。初めて会う法人の相手に、いきなり変わった名刺を出す勝負はしません。最初に、変わった人、と思われたら、その先の話が届きにくくなりますから。

面白い一枚の出番は、信頼の儀式を一回踏んだあと。そこからなら、変わった名刺も、話の種として生きてきます!遊び心は、信頼の上に置くもの。

儀式を省くのは、近道に見えて遠回り。名刺1枚の受け渡しで、この人なら話を聞いても大丈夫、と相手が思えること。その安心が先にあって、はじめて中身の話が届くんです。

初対面の最初の一手は、疑われない形から。それが、私の順番です。

04

親しみ型の名刺。裏面の一言で、人物を覚えてもらう

▲目次
「親しみ型の名刺」の図解。「表は名前と肩書き」「裏に自分のこと」「会話の種」の三つの札と、名刺の表裏の水彩画。下の帯に「人物を覚えてもらう」
図解: 親しみ型の名刺
動画の画面。ホワイトボードに「親しみ型 パーソナルカード 人物を覚えてもらう」と「伝統 様式美」の文字が書かれ、下に赤い帯の字幕「親しみ型 パーソナルカード」
動画キャプチャ: 人物を覚えてもらう名刺を話す場面(10:00頃)

交流会で名刺をもらったのに、あとで顔と名前が結びつかないこと、ありませんか?でね、3つ目は、そこに効く名刺なんです!人物を覚えてもらうための一枚。

3つ目は、親しみ型の名刺、パーソナルカードです。動画では、目的はストレートで、名刺を渡した本人を覚えてもらうこと、と説明されます。

例は、表が名前と肩書き、裏がパーソナルデータ。出身、好きなこと、趣味、自分が仕事をしている理由が並び、どれも話の種を増やすためのもの、と動画は説明します。

動画の出演者(動画 10:03〜)

私という人物を覚えてもらうのが大事ですね。

相手が、そうなんですね、私も好きなんですよ、と話し始めれば、会話のスタート。そこから自分の仕事に話を持っていける、話のキッカケを作るカード、という位置づけです。

出演者の一人は、知人の名刺の話もします。建築の人が使う、パンフレットサイズの三つ折りの名刺。会社の理念と自分のことが入った、ごちゃ混ぜのハイブリッド型だったそうです。

名刺の話は、写真入りの一枚へ。営業職や、水商売のような仕事の人が、自分の写真入りの名刺を持っているイメージがある、とも話されます。

動画の出演者(動画 11:29〜)

後でさ、顔と名前が一致しないっていうのは結構あるからね。

後から顔と名前が結びつかないことは結構ある、という前提の話。だから、顔と名前さえ覚えておいてほしい場合は、パーソナルカード型がいい、というのが動画の整理でした。

裏面に書くのは、会話の種になる自分。表が肩書きを伝える面なら、裏は人柄の入口なんですよね。そこで相手の手が止まれば、話は自然に転がります。

仕事の話は、相手が聞きたくなってからでも間に合います。その前に、この人と話してみたい、と思ってもらうための一枚。売り込みより、まず顔と名前。

いやー、4種類の中で、私の感覚にいちばん近いのはこの型です。肩書きより先に、人を覚えてもらう名刺。順番として、私もこちらを取ります!

2026年10月20日、私はリアル会でAIを使わないWORKを体験しました。面白くて、刺激的な時間。

その夜の振り返りで、私は、人と場の力でわき出るものがある、と答えました。

私の記事より(共感ストーリーで選ばれる理由は自分の経験とその時の感情にあると、公ちゃんと読み合わせた朝LIVEの記事・選ばれる理由は自分の経験とその時の感情にあるの節)

選ばれる理由は、自分の経験とその時の感情にあります。語れないと選ばれない、という話でした。

引用した一文のとおり、選ばれる理由は、自分の経験とその時の感情にあります。では、名刺の裏面には何を書くか?出身や趣味は、会話のきっかけとして十分に働きます。

それでも、選ばれる理由に近いのは、なぜこの仕事をしているか、のほう。その一行は、自分の経験と、その時の感情から書きます。飾らない方が届く所。

肩書きだけでは届かない部分。そこに、本人の顔が出るんですよね。盛った一言は、話が深まったところで続かなくなりますから。

親しみ型の名刺が働くのは、人が集まる場で、相手に自分を覚えてもらう場面です。その一枚に、会話のきっかけになる自分の一行があれば、話は始まりやすくなります!

裏面に書くのは、本当にあった事実だけ。ここは外しません。

05

データカードとハイブリッド。4種類を持ち、相手に合わせる

▲目次
「データカードとハイブリッド」の図解。「ターゲットと実績」「お客様の声」「QRの先」の三つの札と、三つ折りの名刺の水彩画。下の帯に「4種類を持ち、相手に合わせる」
図解: データカードとハイブリッド
動画の画面。上部に章ラベル「データカード型 渡した瞬間セールスが始まる」、ホワイトボードに4種類の名刺の名前、字幕に「ターゲット・解決する問題 実績・ビフォーアフター」
動画キャプチャ: データカード型の中身を話す場面(11:48頃)

最後の4つ目は、渡した瞬間にセールスが始まる名刺。ここまでの3種類と並べると、誰にどれを渡すかで迷いそうですよね? 動画は、その迷いにも答えを出しています!

4つ目は、データカード。ミニLPとも呼ばれます。出演者の一人は、過去にりゅう先生もやった三つ折り型の営業名刺だと説明します。

中身は、LPと同じ並び。ターゲット、解決する問題、実績、ビフォーアフター、お客様の声、QR、コール・トゥ・アクションまで全部入る、と動画では説明されます。渡した瞬間からセールスが始まる、営業にとても強いカードという紹介です。

動画の出演者(動画 11:59〜)

答えは、この4つ全部持っておいて、お客さんに合わせて渡すか、ハイブリッド型を使ってもいいかなと思います。

では、4種類のうち何を持てばいいのか? 動画の答えは、全部を手元に置いて、お客さんに合わせて渡す形です。ハイブリッド型を使ってもいい、とも話されます。

動画の出演者(動画 12:06〜)

ハイブリッド型だと、例えば表は伝統的なシンプルなカードなんですけど、裏はパーソナルプラスQRで、QR先がデータがある。

ハイブリッド型の例は、表が伝統的でシンプルなカード。裏にパーソナルな情報とQRを載せ、QRの先にデータを置きます。ユーティリティ型だけは特殊で組み合わせられないものの、使える場面があれば確実に覚えられる、という話。

話はさらに、名刺のコール・トゥ・アクションを決めることに進みます。QRの先でこれができます、のように、次にしてほしい行動を決めておく、という意味。

博士は、過去に名刺を4枚持っていった例を話します。名刺交換のあと、4枚あるのでどれか1つ取ってください、と選んでもらい、残りの3枚は渡さないやり方。選ばれた1枚で、その人がどういうタイプの人かが分かる、という説明です。

ニューロマーケティングをやっていたので、4種類の使い方や、相手の反応の変わり方を話せる、とも博士は語ります。

4種類のどれが好きでしたか、と聞かれた場面では、カードを回すとスプーンとフォークが出てくる名刺、という発想が話に出ます。名刺なのにご飯が食べられる、というアイデアです。

そのあとに挙がる、一番面白かったという例は、携帯通信の会社の話。社長から社員まで、全員の名刺にSIMカードが入っていて、いつでも乗り換えられる、というものです。

動画の出演者(動画 14:21〜)

そういうのが要するに付加価値型のカードですね。付加価値カードは強いですね。

締めくくりは、付加価値型の強さ。伝統型や親しみ型は最初に作るので作りやすく、付加価値型はちょっと手を加えれば今作れる、と動画は話します。最後に付加価値型を考えながら作れば、交流会で一発逆転があると思う、という画面の言葉で話が締まります。

1枚の最強を探すより、相手に合わせた出し分け。ユーティリティから始まった4種類の話は、最後にそこへ着地しているんですよね。

ハイブリッド型は、表で信頼の形を守り、裏で人柄を見せる作りです。4種類の役目を、1枚の両面に分けて持たせる考え方なんだと思います。

4枚から1枚を選んでもらう博士の例も、相手を先に見るやり方ですよね。どれを手に取るかで、その人の関心が先に見えてきます。

カードを回すとスプーンとフォークが出てくる名刺という発想は、渡したあとの話の種になりますよね。名刺なのにご飯が食べられると聞けば、相手の質問がひとつ増えます。

SIMカードの名刺も、仕事と機能がそのまま一致している一枚。第2章の原則が、ここでも生きています。

正直、私が立ち止まるのは、渡した瞬間からセールスが始まる、という所です。そこに、私は順番を1つ足したいんですよね。

まずは、聞くこと。相手の課題を聞いて、自分に解ける課題だと分かってから、資料としてデータカードを渡す並びにしたいんです!

4種類のどれを渡すかより先に、見たいのは相手のほうです!パーパスが合う人、波長が合う人、話しているだけでワクワクする人には、深い話へ進める1枚を渡したいですね。

選ぶなら、ハイブリッド型に近い形かな。表は信頼の形にして、裏には、自分がこの仕事をしている理由を書きたいです。

データカードは、会話で相手の課題を聞いたあとに選ぶ一枚。最初の一枚で、ターゲットから実績まで全部を語り切らなくていいと思うんです。

データカードを持たない、という話ではありません。渡す順番を、相手との会話のあとに置くだけです。

私なら、4種類を全部そろえるより、会う相手に合う1枚を渡します!

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. 動画で紹介される名刺は、何種類ですか。

A. 動画では4種類と話します。ユーティリティカード、伝統・様式美の名刺、親しみ型、データカードの順に、目的と例を添えて紹介されます。

Q. 動画は、名刺の仕事を何だと話していますか。

A. 連絡先を渡すことではない、と動画は話します。名刺の仕事は、会話を始める、記憶させる、信頼を作って次の行動につなぐことだと説明されます。

Q. ユーティリティカードとは、どんな名刺ですか。

A. 名刺自体に使い道がある、付加価値型の名刺です。栓抜きや定規のように、仕事と機能を一致させることが原則だと、動画は話します。

Q. 伝統・様式美の名刺は、どんな場面で必要ですか。

A. BtoBや金融、法人営業などの場面です。渡すこと自体が儀式で、3秒以内にちゃんとした人だと理解させる、と動画は話します。

Q. 4種類の名刺は、どう使い分けると話されていますか。

A. 4種類を全部持って、お客さんに合わせて渡すか、ハイブリッド型を使う、と話します。ハイブリッド型は、表が伝統的なカード、裏がパーソナルとQRという形です。

MATOME

まとめ。名刺は入口。会う相手に合う1枚と、自分の理由を書く裏面を持つ

▲目次

動画の筋道は、名刺の仕事から始まります。会話を始めて記憶させ、信頼につなぐこと。そのうえで、ユーティリティ、伝統・様式美、親しみ型、データカードとハイブリッドの順に、4種類が紹介されます。

でね、この動画から持ち帰ったのは、名刺を軽く渡せる入口にすること、自分の仕事と噛み合う道具だけを選ぶこと、初対面は疑われない形を先に置くことです。裏面には、自分がこの仕事をしている理由を書いて、4種類を全部持つより、会う相手に合う1枚を渡したいんですよね!

で、次に名刺を作る時の私の順番は、聞くのが先、売るのは後。名刺は、その会話の最初の一手です!

次に渡す名刺には、会話の種になる一行が、ありますか?

COLUMN

名刺は、売るためではなく、聞く会話を始めるために渡す

「聞くのは先、売るのは後」の図解。「相手の話を聞く」「解ける課題を選ぶ」「あとで売る」の三つの札が矢印で並び、最後の札に名刺の水彩画。左にひろくん
図解: 売り込む前に聞く順番

動画のデータカードの、渡した瞬間からセールスが始まる、という話を聞きながら、ふと思い出したことがあります。以前、AI同士の討論から、売り込む前に課題を預かる順番を整理した魂磨きの記事で書いた、聞くのが先で売るのは後、という順番のことなんです!

私の記事より(売り込む前に課題を預かるのは遠回りなのかを、AI同士の討論から整理した記事・ひろくんコラムの、結びの一つ前の段落の節)

私が言葉にしてきたのは、ここまでです。預かる順番にすれば売れる、と証明されたわけではありません。

正直、預かる順番なら売れる、とは今も言い切れないままです。それでも、名刺は売るための紙ではなく、相手の話を聞く会話を始めるための入口。売れるかどうかの答えが出ていなくても、名刺をどう使うかの選び方だけは、手放さずにいたいと思っています。

私の記事より(売り込む前に課題を預かるのは遠回りなのかを、AI同士の討論から整理した記事・ひろくんコラムの、結びの段落の節)

聞くのは先、売るのは後。解ける課題だけを選ぶ。この二つだけは、外さずにいたいです。

聞くのは先、売るのは後、という二つの言葉は、名刺を渡す場面にもそのまま重なります。名刺を渡したら、先に聞くのは、相手がいま仕事で困っていること。それが自分に解ける課題かどうかを見てから、資料はそのあとで、必要な分だけ渡します。

でね、そう考えると、名刺の表に何を書くかより、裏面に何を置くかの見え方が変わってくるんですよね。売り込みの一行より、相手に聞いてみたい一行が裏面にあれば、受け取った側はその一行に答える形で話し始められます。そんな裏面の名刺って、どう思います?

名刺を渡すのは、売り込むためではなく、相手の話を聞き始めるためです。売る話はそのあと、という順番を、これからも自分の手元に置いておきたいです!

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

チャンネルマーケティング侍の非常識なビジネス学
出演りゅう先生(ホスト役)、アメリカのビジネスカードを研究する博士
公開日2026年10月21日
長さ17分21秒(日本語)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=2yko_IqbQQs

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