WATCH REPORT

YouTubeキャラクターとは、発信者の人柄と話し方のこと。同じ内容でも視聴者はそこで選ぶ

2026.10.19

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、YouTube のチャンネル YouTube集客チャンネル(株式会社EAVAL)で、かのさんが、YouTubeはテーマではなくキャラクターで差がつくと話した約19分の動画を紹介します。

YouTube で同じテーマの発信者が増え、自分の動画が埋もれて伸びないと感じている人へ。顔を出さずに続けている人や、AIで台本や企画が作れるようになって、何を自分の側に残すか迷う人にも向けて、YouTube キャラクターの話をまとめました。

かのさんが一人で、YouTube はキャラクターで差がつく、と語る動画。キャラクターは、発信者の人柄と話し方、見せ方のことです。話は、内容では差がつきにくいこと、出し方は顔、声、AIの順、先に再生数で次にファン、そして雰囲気と人と世界観へと進みます。

通しで見る時間がなくても、読み終えると動画の流れを順に追えます。

SPEAKER

かのさん

YouTube のチャンネル YouTube集客チャンネル(株式会社EAVAL)の動画で話している人です。この動画では、ひとりで、YouTubeはテーマではなくキャラクターで差が付く、という考えを話します。

3行でわかるポイント

  1. かのさんは、YouTube はまだ成長するメディアで、差がつくのはテーマではなくキャラクターだと話し、内容では差がつかず、視聴者は誰の話か、一次情報かで選ぶ、と続けます。(第1章・第2章・第3章・第4章へ)
  2. かのさんは、キャラクターの出し方を顔、声、AI の順に整理し、意識している発信者は9割以上いない、ポジションは有限で早い者勝ち、と話し、雰囲気と人と世界観で結びます。(第5章・第6章・第7章へ)
  3. 私なら、その人らしさの目印を、体験が憶測も捏造もない事実であることに置きます。(まとめへ)

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01

YouTubeはまだ伸びる。差がつくのはテーマではなく、人柄と話し方のキャラクター

▲目次
同じ内容の話から、話し方が好きと見せ方が好きの二つの札を通り、視聴者が選ぶへ進み、内容より、その人で選ばれる、と結ぶ水彩の図解
図解: 同じ話でも、人柄で選ばれる
かのさんが動画の中で話している場面。画面の左上に、YouTubeはまだまだ成長するメディア、の見出しが出て、左に伸びる棒グラフと笑顔の人、右に下がる折れ線と困った顔の人のアイコンが並ぶ
動画キャプチャ: YouTubeはまだまだ成長するメディア(0:30頃)

YouTube は終わった、と言われるようになって久しいです。それでも自分の動画が伸びないとき、原因はどこにあるのでしょうか?動画の冒頭は、その答えを1つに絞って始まります。

かのさんは、YouTube は終わりと言われ始めて6年、今もオワコンにはなっていない、と話します。3年前にも、2年前にも、同じことが言われていました。

かの(動画の中で・0:21〜)

YouTubeはオワコンどころかまだまだ成長していくメディアです。

今の YouTube は、テレビを超えるようなメディア。そのうえで、まだ育っていく場だと続けます。競合の再生数は増えるのに自分は伸びない、登録者が増えない、と感じる人に向けた話です。

原因は、埋もれていく戦い方。YouTube という場そのものの問題とは見ていません。そういうチャンネルが伸びなくなっているだけ、というのがかのさんの見立てです。

競合に勝てず伸びないのは、自分のジャンルで同じようなテーマの発信者が多く、飽和して競合が強いから。多くの人はそう思いがちですが、全く違う、というのが動画の答えです。

話の核心は、YouTube はテーマでは飽和しない、という考えです。差がつくのはキャラクター。

例は芸能人。何百人もいる芸能人は、キャラクターで差別化されています。キャンプや旅行やグルメの違いは、決め手ではないそうです。動画では、視聴者が選ぶ決め手は話し方や見せ方だと続きます。

かの(動画の中で・1:21〜)

この人とこの人言ってる内容は違うけどこの人のこの話し方がとかこの人のこういうところが好きでとか、この人の見せ方が好きで選んでいるんです。

YouTube キャラクターは、発信者の人柄と話し方、見せ方のこと。専門の言い方では属人性、平たく言えば、その人らしさです。

私は毎朝、LIVEを続けてきました。そのLIVEが明日から一旦お休みになる、という日の配信で、私はこう話していました。50キロダイエットしたこと、ヒロくんと呼んでほしいこと、家事と子育ての隙間でAIの仕事をしていること。私は、自分からそう名乗っていました。

この日、私は、毎朝続けてきたライブが明日からお休みになると思うと、自分としても結構新鮮、と話していました。良い機会にして、また自分を整えていきたい、とも話していました。ライブのおかげで本当にたくさん学べたので、一旦休止しても、視聴する側から新しい視界を見られるかな、と。

かのさんが話すのは、キャラクター、つまりその人らしさの話です。

02

内容では差がつかない。視聴者は誰の話か、一次情報かで選ぶ

▲目次
左の内容や情報は差が付きにくい、右の誰の話かは自分の経験と一次情報で選ばれる、と対比する水彩の図解
図解: 内容は同じになる。選ぶ決め手は誰の話か
かのさんが両手を組んで話している場面。右側の壁に、信頼できる人か、実績があるか、一次情報なのか、の三行のテロップが出ている
動画キャプチャ: 信頼できる人か、実績があるか、一次情報なのか(2:15頃)

情報系や役に立つ系の発信は、内容だけでは差がつきにくいもの。では、視聴者は何を見て選んでいるのでしょうか?

かのさんは、情報系や役に立つ系の動画は、他で見た内容を自分のチャンネルでも話せる、と話します。だから、内容や情報そのものでは差がつきにくい、という話です。

かの(動画の中で・1:43〜)

基本的に話す内容や情報自体では差がつきにくいんです。みんな同じようなことを話しちゃうので。

みんな同じようなことを話してしまうのも、理由の1つです。後から始めたチャンネルは、大きなチャンネルで話している内容を参考にして動画を作ることがあるので、中身で差がつきにくい、という話です。

視聴者が選ぶのは、誰の話が本当か、信頼できるか。そこで選んだチャンネルに、そのまま定着していきます。判断の軸は、その人が信頼できそうか、実績があるか、です。

次の物差しは、一次情報かどうか。賢い視聴者ほど、そこを見ていると話します。ハウツー系、ビジネス系、解説系、情報系で大事なのは、人としての信頼性。エンタメ系は、なおさらだそうです。

賢い視聴者は、この人の話はどこから出ているのか、実際にやった人の話なのか、を見ている、という整理です。

かのさんのチャンネルは、他のチャンネルさんやXでは話されていないようなことも、よく話しているそうです。ここ半年以内の、伸ばした人はこれをやっている、という生の最新情報から伝えているため。

かのさん自身は、自分が実際に経験したこと、自分のもとでチャンネルを伸ばしている生徒さんや講師の情報とノウハウ、ここ半年以内の YouTube の最新情報だけを話している、と説明します。

2026年8月6日のことです。完璧な最初の1本から次の100本へ、絶対に失ってはいけないものは何か、と聞かれました。私の答えは、なぜ?とその判断軸、価値観、紐づく体験ストーリー。

その価値が一番強くなった体験は、と聞かれて答えたのは、分身AIを作って自己紹介やブログを書かせた時に、捏造や憶測を見たことでした。消されたと感じたのは、想いや愛や魂です。

ただ、ものすごく幅広く情報を得ていて、YouTube にかなり詳しい一部の人は、その違いに気づきます。そうでない人にとっては、その人が言っていること、この場合ならかのさん自身が信頼できるかどうか、という目線になります。

一次情報で選ばれるという、かのさんの話と、私が体験を大事にするところは、向きが重なります。

03

YouTube キャラクターは100も200もあり、同じ話でも視聴者は割れる

▲目次
一つの同じ話から、キャラクターA、B、Cの三つに分かれ、見る人が割れて被らない、と示す水彩の図解
図解: 同じ話でも、視聴者は割れる
かのさんが話している場面。画面の下に、キャラクターは多数あり、被ることなく飽和しない、のテロップが出ている
動画キャプチャ: キャラクターは多数あり、被ることなく飽和しない(5:15頃)

情報系の話に続いて、エンタメ系はなおさら、キャラクターが面白いかどうかで見られます。では、そのキャラクターの数は、どれくらいあるのでしょうか? 10や20で足りる話なのか。

かのさんは、エンタメ系はなおさら、キャラクターが面白いかどうかで決まる、と話します。顔出しなしでも、画面に映るキャラクターの魅力で、再生数が変わってくるという話です。

かの(動画の中で・3:38〜)

キャラって面白いのが10種類とか20種類だけじゃないんです100とか200もしくはそれ以上あるんですよ。

かのさんは、キャラクターは10種類や20種類ではない、と言います。100も200も、それ以上もあるので、同じ顔ぶれが並ぶ世界ではありません。

例は芸能人。数百人いても、キャラクターが被っている人は、なかなか思いつきません。

ここで、問いかけが入ります。同じ内容でも、かのさん以外の人が話していたら、ちょっと違うかもと思いませんか、と。キャラクターは千差万別で大量にあるので、ちゃんと作っていれば被ることはない、という流れです。だから基本的には飽和しません。

内容が同じでも、かのさんのチャンネルに行く人と、超スパルタ系のキャラクターの人のチャンネルに行く人は別々。見る人が割れて、被らない、と話します。

かの(動画の中で・4:05〜)

話してる内容が一緒だったとしてもこっちのチャンネルに行く人と僕のチャンネルに行く人って割れるんです。被らないんですよ。

話は、見ている側の目線に移ります。自分のジャンルで、キャラクターがガチガチにできている発信者を思い浮かべると、20人も出てこないはずだ、と続けます。

この考え方まで押さえているチャンネルは、上位の中の上位。多くの人は、テーマや企画、中身で需要が分かれると思っている、という指摘です。

例はキャンプ系です。自分がキャンプ系に入った時、似たキャラクターの人がすでに再生数とファンを取っていたら、そこが本当の競合になり、勝てません。

似たキャラクターがいなければ、話は変わります。視聴者が求めているもの、つまり情報か、癒しかを押さえれば伸びる、というのがかのさんの見立てです。どんなキャラクターなら受け入れてもらえるか、好きになってもらえるかを知っているから伸びる、という理屈です。

では、どこを見ればいいのか? かのさんは、似たキャラクターがいるかどうかで競合を見ます。内容が同じでも、話す人が違えば、届く相手も別の人。テーマから人へ、見る場所を移す話です。

04

キャラクターの出し方は、顔、声、AIの順に考える

▲目次
顔を出す、声を出す、AIで作る、の順に上がる三段の階段で、AIは使い方に注意、と添えた水彩の図解
図解: 顔、声、AIの順に出し方を考える
かのさんの周りに、動画の再生画面、マイク、AIの頭のアイコンの三つが並ぶ場面。見出しは、キャラクターの出し方は簡単
動画キャプチャ: キャラクターの出し方は簡単(6:45頃)

キャラクターの出し方は難しくない、と動画は言い切ります。顔を出せる人なら、それで済む話。では、顔を出さない人には、どんな順があるのでしょうか?

かのさんは、キャラクターの出し方は簡単だ、と話します。世界に同じ人はいないので、顔を出せば、それだけで個性が出るという理屈です。友達や家族の中に、個性がない人はほとんどいない、という例えも添えます。

かの(動画の中で・6:16〜)

顔出しで行けるよっていう人はこうやって顔出しをして動画を出していけば実はそれだけで個性は出ます。

顔を出さないなら、差をつけるのは声。声も出したくないなら、AIで作ります。順番は、顔、声、AI。

AIは自由度が高い一方で、使い方を誤ると、収益化の審査に通らない、剥奪される、という報告も多いので注意が要る、と話します。断言できる根拠は、出会ってきた人の数。チャンネルに本気で取り組む人、視聴者、登録者が何十万人というトッププレイヤーと、オンラインでもリアルでも会ってきた経験です。

かのさんは、キャラクターを作っているチャンネルには、顔出しがあってもなくてもファンがついている、と話します。会うと、会えてよかった、と言ってくれる人たち。例えは、一番好きなチャンネルの人とカフェで隣になったら握手する、という場面。

顔、声、AIの順は、出す物の順というより、自分の側に何を残すかの順として読めます。顔出しなしで続けている人にとっては、ここからが本題。

私が YouTube に上げているショートは、実写のアバターを載せない縦動画です。YouTube に上げる時は、合成メディアありを申告する設定で固定しています。

私の動画の声は、ElevenLabs で作った自分のクローン声で、モデルは v4 Turbo です。2026年10月7日にも、本を紹介する動画の声を、ElevenLabs の私の声で作ると選びました。

かのさんは、顔、声、AIの順に出し方を並べます。私が作らせているショートは顔を載せない縦動画で、本を紹介する動画の声は、ElevenLabs で作った私の声です。

AIで作った動画は、YouTube に上げる時に申告する設定にしています。開示の置き場所は、AIで作った動画の開示をどこに置くかを整理した記事に書きました。

声をどう直すかは、ElevenLabs V4の日本語の声を動画で聴いて直す所を考えた記事で読めます。顔を出さない台本と作り方は、顔出しなしのYouTuberの台本と作り方を整理した記事に書きました。

05

9割以上は意識していない。ショートと横動画の使い分け

▲目次
左のショートは再生を取りやすい、右の横動画は稼ぎやすい、下に5分以上見られる場はYouTubeだけ、と示す水彩の図解
図解: ショートと横動画の使い分け
かのさんの左上にYouTubeの再生ボタンのアイコンが出ている場面。見出しは、長時間見れるプラットフォームは横動画だけ
動画キャプチャ: 長時間見れるプラットフォームは横動画だけ(10:45頃)

キャラクターを意識して出しているチャンネルは、まだほとんどありません。動画はそう言ってから、YouTube の使い方の話へ進みます。では、ショートと横動画は、どう使い分けるのでしょうか?

かのさんは、キャラクターを意識して出しているチャンネルは9割以上ない、と話します。

かの(動画の中で・8:36〜)

YouTubeでここ意識してチャンネル出していらっしゃるところも本当に90%以上ないです。

だから YouTube は、まだ競争が少ない場所。顔出しの有無もジャンルも問わず、ここで勝ち筋を見つけたチャンネルから上に行く、という話です。

収益化の基準が厳しくなったというニュースも、この点を押さえてファンが集まれば楽に超えられる、というのがかのさんの主張です。

かのさんは、4年目の視聴者さんが今も見てくれている、と話します。広告収益を狙う人にも、集客に使いたい人にも、信頼と継続が圧倒的に大事だと話します。

競争が少なくないのは、キャラクターが多すぎて飽和しつつある、ゲーム実況や VTuber などの一部のジャンルだけです。

かの(動画の中で・10:33〜)

今の世の中で5分以上の尺で動画を見れるプラットフォームが実質YouTube一択っていうのも大きいです。

ショート、リール、TikTok と横動画の違いは、1再生の重み。再生数は短い動画のほうが横動画の約10倍取りやすい。

一方で、両方を本気でやると、広告収益は横動画のほうが出やすい、と話します。

AIで制作が楽になり、横動画1本に3年前は40時間かかっていた人が、20時間、10時間に減ったという報告が多いそうです。

では、本数が増えた今は、難しくなったのでしょうか?AIで量産に移る人が増え、低質なコンテンツも増えた一方で、競合が弱いところも出てきたので、難しくなってはいない、と話します。

私のAI氣道チャンネルの再生を、動画の種類で分けて見ます。まず、ショートです。直近4週間(9月20日から10月17日)は90,476回、視聴時間は8,485分でした。その前の4週間(8月23日から9月19日)は55,131回、4,467分です。

次に、ライブ配信です。直近4週間が7,479回、7,666分。その前の4週間は2,804回、6,781分でした。

最後は、オンデマンド動画です。直近4週間が10,397回、3,783分。その前の4週間は2,100回、1,587分です。

動画の物差しは、再生数のショートと、広告収益の横動画です。私の数字では、再生はショートが大きく、視聴時間はショートとライブが近い値でした。入口の数と、見られた長さは、別の物差しです。

録音1本から発信を増やす手順は、録音1本から発信4つを作る手順を書いた記事に書きました。YouTubeの変更については、YouTubeの2027年の変更を別の動画から整理した記事でも、別の動画から整理しました。

06

ポジションは有限で早い者勝ち。先に再生数、次にファン

▲目次
上に四つの登録欄が並び、下に、先に再生数を伸ばし、次にファンにする、の二段の流れを示す水彩の図解
図解: 先に再生数、次にファン
かのさんを囲んで、人の集まりを示すアイコンが四つ並ぶ場面。見出しは、ポジション取りが重大な鍵
動画キャプチャ: ポジション取りが重大な鍵(13:15頃)

視聴者の頭の中の登録欄に入れるのは、ごく一部だけ。動画は、ここから場所取りの話に入ります。では、その場所を取る順番は、どうなるのでしょうか?

かのさんは、横動画は尺が長い分、記憶に残りやすいと話します。視聴者の頭の中の登録欄に自分がいる割合を増やすと、リピーターとファンが増える、と続けます。

かの(動画の中で・13:17〜)

この脳内のポジションって有限なんですよね。

登録欄に100個のチャンネルがあっても、毎日全部を見る人はいません。見るのは、10個から20個ほどだそうです。だから頭の中の場所は限られていて、早い者勝ちになる、という話です。

順番は2つ。まず、アルゴリズムを攻略して、再生数とチャンネル自体を伸ばします。次に、視聴者の頭の中に自分を入れて、ファン化を強めます。

では、ファンになってもらえると、何が変わるのか?その分野と言えばこの人、という状態になれば、季節が過ぎても、翌年に戻ってきてくれると話します。

ここでのファンは、登録しているだけの人ではありません。会いに来てくれる大ファンまで含めた話です。

記憶してもらう、という話は、割合の例えで進みます。脳の中の一部をYouTubeが占めているとしたら、その中で自分がいる割合を、1%、2%と増やしていく、という説明です。

一度得た信頼は、そう簡単に失われない、とも話します。

ファンになってもらうと、キャンプで困ったことがあれば、あのチャンネルを見るようになります。とりあえずキャンプ系の動画が見たい時も、まずそこを見ます。そういう存在になるイメージです。

ファンが増えると、その分野でのポジションが確立して、常に再生回数を保てる、と話します。ここで強調するのは、数字を取ってファン化を強める、という順番です。

これは、将来的に伸びるチャンネルの話ではなく、今から始めても右肩上がりで伸びるやり方だ、と話します。動画の企画が当たった時だけ伸びるのではない、という違いです。

かのさんのチャンネルは、企画が当たらなくても再生数が入り、伸び続ける作りだそうです。登録者も広告収益も比例して増え、会いに来てくれる大ファンも増えていくとのこと。

最後は、会いに来てくれる大ファンも増える、として、安心してキャラクターを作り、ファンを増やし、チャンネルをやってみてください、と呼びかけます。

07

雰囲気と人と世界観を作る。求められるのはその人らしさ

▲目次
左のAIで作れる内容、企画、台本と、右のその人らしさの雰囲気、人、世界観を対比する水彩の図解
図解: 作れる物と、作れない物
かのさんが両手を広げて話している場面。画面の下に、どうしたら信頼してもらえるのか、信頼してもらえる人になれるか、のテロップが出ている
動画キャプチャ: どうしたら信頼してもらえるのか、信頼してもらえる人になれるか(16:15頃)

動画の最後は、埋もれないキャラクターづくりの要点と、AIが進んだ先に何が残るかの話です。台本も企画も、整えやすくなった時代。視聴者が最後に求めるものは、何でしょうか?

話はポイントへ進みます。このチャンネルの雰囲気が好き、この人のこういうところが好き、この世界観が好き。視聴者が好きになる理由を、そう並べます。

かの(動画の中で・16:03〜)

この雰囲気、人、世界観、ここを作っていくことです。

かのさん自身は、動画の中で話すことをどうしたら信頼してもらえるか、信頼してもらえる人になれるかを考えています。撮影する部屋の色や物の置き方まで考えるそうです。

話は、そうやって考えていくと、あの人ね、と覚えてもらえるようになる、と続きます。覚えてもらい、好きになってもらい、再生数が伸び続ける流れです。

動画は、埋もれないキャラクター作りの手順を5つ挙げます。1つ目は、平均の再生数が高いチャンネルをリストアップすること。2つ目は、そのジャンルの個性を取り出すこと。3つ目は、自分の個性を取り出すことです。

4つ目は、自分の個性とジャンルの個性が合致している強みを見つけること。5つ目は、その強みを動画の中に極端に入れていくことです。

動画のまとめは、あまり伸びないテーマだと思うけれど大事な話で、これから差がつく、というものです。話の内容や企画、台本は、AIでいかようにもできてしまいます。

かの(動画の中で・18:30〜)

やっぱりYouTubeの視聴者さんが求めているのはその人らしさ。

かのさんは、その人が何を考え、どう感じ、これまで何をやってきて、どんなノウハウや面白い言葉があるのか、そこが視聴者の求めているものだと結びます。

台本も企画もAIで作れる今、残るのは、その人が何を経験し、何を考えてきたかです。テーマでも台本でもなく、人。では、その人らしさは、どこから出てくるのでしょうか?

2026年8月6日、完成した自己紹介や記事に想い・愛・魂が残っているかを何で見るか、と聞かれました。私の答えは、自分の体験やストーリーが憶測も捏造もない事実であること、感覚が今にフィットしていること、私っぽいこと。完成した時に最後に自分へ問う一言は、これは私が語って違和感がないか、です。

2026年10月15日には、昔は人の目を今より気にしていた頃と比べて、今はどうかと聞かれました。答えは、より経験も積んで、人の目を気にするより自分をありのまま行動できるようになった、でした。思い浮かぶ経験は、LIVEで自由気ままに話してきた場数。LIVEで自分らしく話せていると感じるのは、ワクワク夢中に思いついた言葉を出す時と、コメントで反応に答える時です。詳しくは、LIVEで自由に話してきた経験と、人の目の気にしかたの変化を書いた記事に書きました。

かのさんは、雰囲気、人、世界観を作る、と言います。私の答えは、事実のまま出して、自分の感覚で確かめること。向きは違っても、求められるのはその人らしさ、というところで重なります。

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. キャラクターとは、何ですか。

A. かのさんの言うキャラクターは、発信者の人柄と話し方、見せ方のことです。専門の言い方では属人性で、平たく言えば、その人らしさです。

Q. 内容では差がつかないのは、なぜですか。

A. 情報系の内容は、他で見た話を自分のチャンネルでも話せるからです。かのさんは、視聴者は誰の話が信頼できるか、一次情報かどうかで選ぶ、と話します。

Q. 顔出しなしでも、キャラクターは出せますか。

A. 出せます。顔、声、AIの順に考え、顔を出さないなら声で差をつけ、声も出さないならAIで作ります。AIは使い方を誤ると収益化の審査に通らない報告も多く、注意が要るそうです。

Q. ショートと横動画は、どちらがよいですか。

A. かのさんは、ショートは再生数を取りやすく、両方を本気でやると広告収益は横動画のほうが出やすい、と話します。2つは役目が違う、という整理です。

Q. ポジションは、どう取りますか。

A. 視聴者の頭の中の登録欄は有限で、早い者勝ちです。まずアルゴリズムを攻略して再生数とチャンネルを伸ばし、次にファン化を強める、という順番です。

MATOME

まとめ。差がつくのはテーマではなくキャラクター。選ばれるのはその人らしさ

▲目次

動画の筋道は、YouTubeはまだ伸びる、内容では差がつかない、キャラクターは100も200もある、顔・声・AIの順、9割以上は意識していない、ポジションは有限、雰囲気と人と世界観、の順でした。

この記事で私が置いたのは、2026年8月6日と10月15日の私の答えと、直近4週間の数字です。

動画の手順の1つ目と2つ目を、目安10分でやってみてください。自分のジャンルで平均の再生数が高いチャンネルを3つ挙げ、そのジャンルの個性を1行書きます。3つ挙げて1行書けたら、そこまでです。

COLUMN

再生数の段階か、ファンの段階か。数字で見分けた、私のチャンネルの今

ひろくんが机で、ノートPCの画面を指さしながら、三枚の付箋に書いた三つの目印を見せている水彩のイラスト。付箋は、ショートの割合、登録チャンネルの画面、登録者の増え方
図解: 数字で、再生数の段階とファンの段階を見分ける

かのさんは、伸ばす順番は2つだと話しました。先に再生数を取り、次にファンを作ります。ここで確かめたいのは、自分のチャンネルは今どちらの段階にいるのか、です。そこで、YouTubeの分析画面で見られる数字を、見分けの目印にしました。どれも、同じ長さの4週間を2つ並べるだけで出せます。使ったのは、AI氣道チャンネルの直近4週間(9月20日から10月17日)と、その前の4週間(8月23日から9月19日)です。

1つ目は、再生のうち、ショートから来た割合です。直近4週間は、再生108,749回のうちショートが80,826回で、約74%でした。その前の4週間は、再生60,035回のうちショートが51,254回で、約85%です。割合は下がっていますが、ショートの再生は29,572回増えていて、中心がショートである形は変わっていません。ショートは、まだ私を知らない人に見つけてもらう入口です。この割合が大きいほど、再生数を取る段階の色が濃いと見ます。

2つ目は、登録チャンネルの画面から見られた回数です。これは、すでに登録してくれた人が、新しい動画を見に来た回数と読めます。ファンの段階に入っているかどうかが、いちばん先にここに出ます。前の4週間は2,868回、直近は13,950回で、約4.9倍でした。ショートの約1.6倍より速く増えています。再生全体に占める割合は、前の4週間が約5%、直近が約13%です。まだ小さな数字ですが、いま動きが速いのはこちらです。

3つ目は、再生1,000回あたりの、登録者の純増です。純増は、増えた人から減った人を引いた数です。前の4週間は32人で、再生1,000回あたり0.53人。直近は64人で、0.59人でした。再生は約1.8倍になったのに、再生あたりの登録はほぼ同じです。見に来る人は増えましたが、見た人が登録してファンになる割合は、まだ動いていません。自分のチャンネルで出すなら、同じ期間の登録者の純増を、再生回数を1,000で割った数で割ります。

並べてみた私の読みは、再生数の段階の終わりで、ファンの段階の入口にいる、です。登録済みの人が見に来る動きは出てきました。見た人が登録に変わる割合は動いていません。かのさんの言う順番の、2つ目に進むところにいます。数字は、2026年10月18日にYouTubeの計測(YouTube Analytics)から取りました。数字の出どころを複数の記録で突き合わせる話は、分身AIが勝手に私の言葉を創作した日の分身AI日記のDAY59。この日記は、3つの出どころで突き合わせて、分身AIの創作を仕組みで止めた話に書きました。

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LINK

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

チャンネルYouTube集客チャンネル -株式会社EAVAL-
出演かのさん
公開日2026年10月1日
長さ19分12秒(日本語)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=OXGAx1C5Fls

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